作品リスト7
他所ゆきの樹々
百枚程度。たしか八年ほど前に書いたものです。「あれもしかしてこれは、小説が書けたのではないか」と思い、はじめて身近な何人かに読んでもらったら意外に好評で、しかし賞にはかすりもしませんでした。「小説を書けるなんてすごいね」というあの褒め言葉を想起するといまでも赤面します。一旦こうしたルーツを読まれて客観として向き合うべきでは、との思いから上げさせていただきました。しかし良くも悪くもとても一人では読み通せそうにありません。(自己羞恥でお酒が進み過ぎて寝てしまう)そこで宜しければどうか、忌憚のないご意見を頂けましたら幸いです。また読まれるための運動の一環としてnoteをはじめてみましたのでURLを張っておきます。(飽き性なので、すぐ止めてしまったら申し訳ない)
遠距離恋愛
友人の実話を捻って作った恋愛小説です。男性目線で書いたのですが、まだ続きを書くか悩んでいます。ここまで読んで、先が気になる内容になっているか、文法なども含めてご指摘頂けると幸いです。作中、麻衣と亮太がフセンとして登場しますが、後に再登場させる予定です。
問徒が三人
物語入門の書籍を読みましたが起承転結の意味が難しくて分かりません。僕のこの作品に起承転結があるならばどこですか?また、起承転結で欠いているとこはどこですか?また起承転結には順番があるのですか?この作品を通して教えていただければ幸いです。そして良い点、悪い点の視点からのご指導ご鞭撻のほど、お願いします。
イマジナリーフレンド
久しぶりに書きました。これ以上ないくらい短編です。私も小5までいたな〜と考えながら。まだ居なくなって2年ですが、やっぱり寂しいなと感じます。私の友達も、いっぱい楽しんで欲しいですね。
遺書
長編小説の一部を投稿させて頂きました。その小説は、一度滅びた日本が舞台です。投稿の文章は詩みたいですが、人為的に大災害を引き起こした主犯格が書いたFacebookの一節という設定です。思い付くまま書いただけですので、特に創作上の狙いや挑戦みたいなものはありません。しいて言えば、現代の閉塞感や先行きの不透明感を表現したかったのかもしれません。このような背景の文章なので、読んで不快な思いをした人がいたら申し訳ありません。最近、時間を見つけてこの小説に少し手を加えたいと思うようになりました。その前に何かアドバイスを頂けたらと思い、投稿しました。
愛子と鬼二
愛は平和ではない。愛は戦いである。武器のかわりが誠実であるだけで、それは地上における、もっともはげしい、きびしい、自らを捨ててかからねばならない戦いである。我が子よ。このことを覚えておきなさい。(ネール元インド首相の娘への手紙)
いじめに加担した時の話
話しても理解してもらえないし、書いても読んでもらえないし。読んでもらってそれが伝わって、それでどうすんのって話でもあると思う。人から聞いた話をもとにちょっとした息抜き程度に書いたものです。あと、こういう話にちゃんとした返事が期待できる場が他に見当たらないというのも投稿理由です。ひとりでじっと悩んで考えて一本素晴らしい作品を書いて世に問う、みたいなことができたらそれが一番いいと思うんですけど、自分にはちょっと荷が重いし、見ての通り凡凡の凡(あるいはそれ以下)なので、こういう風にして欲を満たしているわけですね。皆さん頑張ってください。お好きなように感想を残していただけると、嬉しいです。
情緒不安定な太陽
何年も前に載せたものを大幅に改行し、読点も付けて読みやすくなるよう改稿しました。金魚屋新人賞一次通過作品ですが、群像新人賞は通過できませんでした。自分なりの文体を模索して書いたので、どの作家にも似てないと良いんですが。ちなみにスランプじゃない時に書きました。今はスランプから完全に抜け出せていなくて長文が書けなくて苦しんでるんですが、もし良かったら、自分はこうやってスランプを抜け出したといった体験談を書いて頂けると助かります。やっぱり書くことから離れてみるのがいいのかな、というのが自分がたどり着いた答えですが、他に提案があれば嬉しいです。
茶飲み友達
この小説は、昔「銀の雫」という小さな文芸賞の最終に残ったものですが、再婚は無料の家政婦を得る男の好都合なことであろうということで受賞は逸しました。この作品に官能場面をくわえて書きなおしました。
坂東の風(十二)貞盛児肝を取る
陸奥への出発を前にして、千常が朝鳥に与えた密命とは何か?今回は、将門追討に際しての秘密と平貞盛の晩年の苦悩を描いています。【今昔物語】には、人格が変わってしまった晩年の貞盛が描かれています。原因は何なのかと誰でも考えますよね。この回では、『坂東の風』のストーリーに合わせて私なりの結論を出しています。