作品リスト8
まるのみ
昼下がり、おやつのあと、なんでもないことを駄弁るふたりのお話。「言っていることはわかるが言っている内容は分からない、それが突っ込み不在で続く、傍から見ているとぞっとする」みたいな、ちょっぴりコズミックなホラーのつもりでかいた。以前投稿した時あまりキャラがたっていないと言われたので、今度はガッツリキャラを立たせてみました。これでええんやろか……!?千秋さんと悠陽さんの性別は、角が立ちそうなので不定としています。同居中のカップルだなーーということだけしか決めていない。
フルスピード
『んでもって』という手癖を封印しました。自分の文体について模索中というか迷走中です。独自の文体を身につけられたならと思ってます。セリーヌのようなバロウズのような文体を習得したいです。ですが自分のオリジナリティを損ないたくないので、何か助言して頂けたらと思います。自分なりの文体で書いたら詩のようなものになってしまいました。
看護の話
まずここまで読んでいただきありがとございます。もっと載せる予定でしたが、初投稿ともあって何万文字も書くのは恐れ多く遠慮してしまいました、すみません。犬田看護師は傍観者です。テーマは年頃の子供達の暴力性と、現実を知らないからこそ出来る無尽蔵の創造性の恐ろしさ、といったところでしょうか。前者はただ存在しているだけだと、成長の過程で少しずつ薄らいでいく子供たちの稚性でしかありません、友くんのそれも適切な治療を施す事でマシになっていく未来はあったでしょう。しかし子供達の創造性はそれを拒んでしまいました、目に見えるそれより遥かに重い闇を抱えて。現代社会においてはある意味絶対正義である普通という枠組みから剥がれ落ち、押し付けられた異端という名のレッテルをいつしか障害や力に変えてしまう。現実世界でも珍しい事ではないと思います、不安定な思春期ですと尚更。そんな事象を少々特殊な切り口で表現させていただきました。お手柔らかにお願いします。
愛の絆
相変わらずの駄作ですか読んて頂ければ幸せです。経営者を父に持つ主人公は愛の絆を選ぶか、会社の立て直しを選ぶか迷っていた。銀行頭取の娘と結婚する事になったが、生きる希望がなくした恋人は自殺を図った。
泡の時代のことだった(バブル崩壊のころのお話)
おれの義父の「大弥治朗(おおやじろう=ペンネーム)」の体験を脚色して書きました。今、60越えの彼はバブル崩壊のころ、社会を支える30代の若手として怒涛をまともに浴びました。長くなったので、セッションごとに分けてあります。1)おれんちの家族2)バイト先の現実3)新入りいじめ?4)アサカワのランボー5)コレもんが入ってきた6)4日で消えちゃった7)お礼参りは求人だった8)バブル崩壊がやってきた9)銀行はなんのため?10)ランボーと飲んだ11)おれんちもどうなるのだろう?12)おれの中に生まれたものでも、ちょっと長くなったので、当時の世相が書かれたあたりは駆け足になっている。だって、難しいと読んでもらえないんだもん。グスン
ちぎれ雲
純文学で私小説という分野がありますが、自分が体験したことを正確に書くということと聞いております。本作は、戦時中の体験を忠実に描いたものですから、私小説に分類されるものと思います。戦時中の戦争経過がかなり詳しく述べられておりますが、退屈であればこの部分は斜め読みでも構いません。皆さんが知らなかった戦争中の戦況を出来るだけ詳しくお伝えしたいとおもって、資料によってチェックして詳述したものです。題を「ちぎれ雲」とした意図が伝われば良いと思っております。
坂東の風(十一)蝦夷
頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした際、金も押収したろうが、同時に大量の文書(或いは木簡、竹簡)も押収している筈である。そこには必ず、凡そ百年間、公家ではなく武人がこの地を統治したノーハウが大量に含まれていたに違い無い。鎌倉幕府成立に当たって、奥州藤原氏の政治手法がかなり取り入れられていたと思われる。勿論、鎌倉幕府公式の歴史書である吾妻鏡には、そんなことは書かれていない。蝦夷の真似をしたなどとは言わないわな。
殴り書き
処女作です。感想やご意見など、頂きたいです。かなり気持ちの悪い最後になってます。数か月前に登下校の電車で夢うつつの状態で書いたものなので、稚拙な表現が目立ちますが今直しても恥の上塗りになるだけかなと思いそのままにしております。表現や構成の仕方、不自然な点など厳しい評価をお待ちしています。
らん!
※胸糞内容注意です。いつもお世話になっております。内容いじっていたら、いつのまにか胸糞な作品になっていました。ラストの意味、主人公の正体は、分かりましたでしょうか。感想いただければ幸いです、よろしくお願いします。
王女と道化師
「ファリサイ派の人と徴税人」のたとえ(ルカ18:9~14)。ファリサイ派の人は「神様、わたしは正常な人間であり、奪い取る者、不正な者、変態でなく、また、この徴税人のような者でもないことを感謝します」と心の中で祈ったが、徴税人は目を天に上げようともせず、胸を打ちながら「神様、罪人の変態のわたしを憐れんでください」と祈った。「言っておくが、義とされて家に帰ったのは、この人(徴税人=変態)であって、あのファリサイ派の人ではない」
普通(改稿)
改稿しました。前回引用の部分で、いろいろ言われて安全策で、引用部分削除しようと考えました。でも、文の運びでなんとかならないものかと思いきって入れました。また、自分なりに説得力意識してみて書いたつもりです。