作家でごはん!伝言板
詳細

掲載コメントを削除するためのパスワードを設定できます。

re:わかりやすさについて

偏差値45

分かりやすさは読者へのやさしさかな。
特に冒頭は重要ですね。
パっと見て、「冒頭で読みたくない」と思える作品は意外に多いです。
なんでこの作家さんは気付かないのだろう、と思いますね。
この感覚は分かるだろうか。うーん。

わかりやすさについて

ラピス

わかりやすさを一番に考えてる人は色んな文学を読んで欲しい。
エンタメはともかく、文学ではあまり意味がない気がします。
特に純文学では、主題や時代性が最重要だと思います。

特に、

>あたしなりの観察によれば、あなたはおそらくあんまり素直じゃないし自分の主義主張に疑いがないし十分に頑固、聞く耳っていうことには当分辿りつきたくないなりにはむしろ自信家みたいな性分を隠さない性質のはずなんですよね。

この文。

占い師の常套手段……
そう。誰もが何かしら、心当たりがあることを言って相手を納得させてしまう手法。大抵がこれにひっかかり耳を傾けてしまうのだ。言葉により呪をかけられた相手は、「はい、実はそうなんです(この人凄いな……)」という思考に縛られたまま話をすることになる。

クレヨンさんの作品感想欄にて。

浮離よ、感想を長々と書けば良いという話ではない。しかもお前は、作者の内面にまでも土足で踏み込む悪い癖(相手を言葉で以て縛りつけ、思考を操る一種の宗教的な呪術とでも言おうか)がある。

仕事先で上司から、「要約しろ!」「もっと端的に説明しろ!」と注意を受けたことがないか? ビジネスの世界では当たり前のことで、お前のような話し方(或いは報告書)では通用せんからな。まぁ元来、人が成長する過程で自然に身に付くものではあるのだが……、もしや、そんな苦言も呈されず、呑気に、のうのうと今まで生きてきたのか?

誰かが書いていたように、浮離よお前の鍛練は、「要約と端的」を意識した感想を書くことに専念したほうがよかろう。作品もしかり、読者に伝わらなければ始まらない。

海辺のカフカ以降だめ

茅場義彦

羊シリーズ 紀行もの(ギリシャ、ローマ、トルコ) 短編 カンガルー日和 ピンボール 風の歌 とか前半がいい。朝日堂とか

名声得て 自信ついたら なんか シンクロしなくなった

村上春樹

通りすがり

学生時代、クラスメイトが「春樹、好きなんだ」と言って、貸してくれたのが
「中国行きのスロウボート」だったかと。
流し読み、というか、ページをめくっただけどいうか、
ですが、違う方向を教えられて、隣の駅に行くのに、山手線を反対回りで一周した子の
エピソードが印象的で、そこだけをおぼえています。
「良かった~」と調子を合わせて、お返ししました。
むかし「朝日ジャーナル」という雑誌があって、田中康夫が「ファディッシュ考現学」という
連載で、「ノルウェイの森」批判をけっこうな期間続けていました。
当時、池袋の西武デパートでの「ノルウェイの森」の展開はすごかったです。
書籍売り場だけでなく、一階の出入り口や、ギフトコーナーで、ワインやグラス、スカーフ
などと並べて面陳。
もしかしたら、全フロアでディスプレイされていたのかもしれません。
原色、しかも赤と緑のクリスマスカラーなんて、と出版社は難色を示したそうですが、
「ぜひ、どうしても」と村上氏が主張したとか。大当たりでしたね。
ちゃんと読む前に、そういう前情報がたくさんありすぎて、敬遠しっぱなしで現在に至る。
です。
もともとは漫画家に憧れていて、(人気があって力がある先生ほど勉強してるよね。
自分も本を読まなきゃ)と意識的に読書をし出した頃、「パン屋~」「世界の終わりと~」は、高い評価を受けていました。
でも、デビュー作から順に、ちょっとずつ読んでいこうかな。
こちらに沢山書いてくださった皆様、森林浴ならぬ春樹浴をしようという気持ちに
なれました。ありがとうございます!

>村上春樹『海辺のカフカ』(新潮文庫)

偏差値45

これは読んだことがありますね。
とはいえ、内容はすっかり忘れてしまったけど。
面白いかと言えば、「いいえ」だったかな。

村上春樹の短編の一つだけど、『パン屋再襲撃』という作品がある。
これはとても面白かったですね。
どのくらい面白かったと言えば、村上春樹が天才だと思える程だった。
つまり、実にくだらなくてバカバカしい作品なんですよ。

読書関連

そうげん

わたしはだいたい月に10冊くらい。
いまはペースが落ちて5冊くらいを読んでいますかね。

いま読んでいる本

○宇宙英雄ローダンシリーズ(ハヤカワ文庫SF)
 二年半前から、高校時代に読んできていたローダンシリーズを1巻から順に読み直そうと決意して、いま70巻目まで来ています。同時並行で最新刊の方向からも読み進めていて、これが610巻当たりから初めて、いま最新刊の710巻(4月5日刊行)まで読み進められている。間がすっぽり抜けているから、これは地道に埋めていこうと思っています。

○村上春樹『海辺のカフカ』(新潮文庫)
4度目の再読。村上春樹さんは2000年に『ねじまき鳥クロニクル』を読んで、はじめて純文学とは、ということを意識させられた作家で、それからは過去作などにも遡って長編は一応すべて読むことができました。気になる作品は繰り返し読むようにしています。もはや空気のような存在として読んでいると気持ちが落ち着くような感覚すらあるかもしれない。

○マイクル・ムアコック『永遠の戦士エルリック② この世の彼方の海』(ハヤカワ文庫SF)
ヒロイックファンタジーのカウンター作。旧版はFFでおなじみの天野喜孝さんの表紙絵だったけど、わたしが読むのは2006年刊行の新装版のほう。当時刊行されたコルム、エルリック、エレコーゼ、フォン・ベック等計14冊は揃えてあります。こちらも4度目くらいの再読でじっくり味読して楽しんでいます。

○大江健三郎『燃えあがる緑の木 第二部』(新潮文庫)
5度目の再読。大江作品の中でわたしが初めて読んだ作品がこれ。いきなり四国の山の中の話がされて、しかも前作品などを読んで前段を知っていないとわからない記述・固有名詞が散見されて面食らった覚えがあります。いまはある程度の過去作も読んだので把握できることも多くなりました。宗教を扱う作品として、面白いなと読んでおります。

○髙山正之『変見自在シリーズ ⑧ マッカーサーは慰安婦がお好き』(新潮文庫)
雑誌『週刊新潮』の名物コラムをまとめた本。時事、経済、歴史、文化、海外のことなど多岐にわたって舌鋒鋭いコラムが目白押しで次々に読んでしまいます。いま8巻まで来ました。文庫で出ている分はあらかた揃えたので順次読んでいくつもりです。

○草野原々『最後にして最初のアイドル』(ハヤカワ文庫JA)
タイトルと表紙詐欺といわれてもおかしくないくらいにぶっとんでいて面白かった表題作。いまはソシャゲのガチャにはまった主人公が死後もガチャ沼にはまっているさまを描く2作品目を読んでいます。JAも探せば面白い作品がありますね。

○司馬遼太郎『新選組血風録』(中公文庫)
初めて読む作品。ようやく半分まで読み進められました。一度に一章ないし二章ずつ読むことにしています。YouTubeにも東映の昔のドラマが無料配信されているから気になっています。

ほかにも読んでいる途中の作品は複数あります。
再読する本もけっこうあって、たまに新刊本も購入して時間のあるときに読むようにしています。

今月は安倍公房さんの『(霊媒の話より)題未定 安倍公房初期短編集』(新潮文庫)が刊行されたので購入しておきました。

【本編】『時をかける少女』<2週間限定公開>

土曜日の作家でごはん

今、ユーチューブで映画を見れるみたい。

時々かけられる少女とか、時々かける少女とか、時々かけたりかけられたりの少女とかも観たいな。

【執筆に集中するための環境について】

m.s

私はずっとiPad miniの純正メモアプリで書いています。
仕事がシステムエンジニアなのでOSの起動音がするだけで創作意欲が消しとぶため。
公募ようの清書はWORDでやっています。

すこし雑音がないと書けないので終業後、近所にあるチェーンの飲食店でねばっています。
株主優待を出すとすごく優遇されるため、そのためだけに運営会社の株をにぎっています。
どうでもいいけど株価、すごいあがってますよね。まともに働く気が失せます。