作家でごはん!鍛練場
774

幻想物語(仮)【 #1】

この世界には能力者と呼ばれる人間たちが存在する。能力者は❝能力❞と呼ばれている特別な力を持った人間たちのことを指す。今から千年以上前に突然現れて魔族と人間の混血の子孫だとか神様が与えた力だとか様々な噂が飛び交っている。ただ、そこまで数がいるわけじゃない。人間全体のうちのほんの一握りなのだが、それでもこの世界で確かな地位を築いている。それは何故か。理由はいたって単純、この世界が魔王に支配されているからである。能力者以外はどこにでもいるような魔物にさえ太刀打ちできない。それ故に能力者はこの世界の人類にとって唯一の希望なのだ。そんな世界で私は目を覚ます。まだ視界が霞んでいるが右隣にある窓から光が溢れているのが分かった。
「ん…ああ、ここは」
「良かった起きたのね、あなた森の中で倒れ込んでいたのよ?体に異常はないかしら?」
薄紫色の長髪の美しい女性が私の左隣で優しく微笑んでいる。
「大丈夫です。あの…えっと助けてくれてありがとうございます…あの…名前を教えてもらえないでしょうか」
「もしかしてあなたあまり人とは話さないのかしら?そんなに緊張しなくてもいいのよ?私は魔法使いのワズン、よろしくね」
「はい、よろしくお願いします。」
ワズン、聞き覚えのある名前だ。もしかして、と試しに私は訪ねてみることにする。
「この前結成された…魔王討伐部隊の方ですか?」
「あら、知っていたのね」
魔王討伐部隊、❝部隊❞と名前に入っているが実際には勇者と呼ばれているリーダーを中心とした3~5人程度のいわゆる勇者パーティというやつである。となるとこの人、ワズンさんの仲間は…
「ただい…あれ、もう起きてたんだ」
「こいつは遊び人のルクルド、色々とふざけてるから相手にしなくていいわ」
「僕は至って真面目なんだけど?ま、いっか♪改めましてはじめまして、僕はルクルド、よろしくね」
ルクルドさん、知ってはいたがかなりマイペースな人である。すると次の瞬間だった。彼は突然こちらへととてつもない速度で近づき、見極めるようにこちらを見つめてきた。だが…
「あ痛!」
バシッと明らかに痛そうな音が鳴り響く。ワズンさんが叩いたわけなのだが魔法使いが叩いた音にしては大きすぎた気もする。とはいっても他に周りに誰かがいるわけでもないのだが…魔法使いってなんだろう。
「なんというか、ごめんなさいね。」
ワズンさんが謝ってきたが別にワズンさんは悪いことはしていないし、それにあの目は恐らく私の実力を確かめたのだろう。厳密にいえばあのときのルクルドさんの速度についてこれるのかを試された。
「いえ、全然大丈夫です」
ただ、ルクルドさんは…と彼がいたであろう場所に視線を向けたが
「居ないし」
私の気持ちをワズンさんが代弁してくれた。この感じだと勇者にあたるメンバーに私のことを報告しに行ったといったところだろうか。私がそう結論付けていると…
「悪い、ちょっと遅くなった」
恐らく勇者なのだろう。にしても…
「帰ってきてすぐで悪いんだけど、ルクルド連れ戻してくるわね」
「あいつ、またどっかに行ったのか…」
❝また❞ということはもう既に何回もこれを繰り返しているということなのだろう。マイペースなのは知っていたが…ここまですごいとは思っていなかった。……悪い意味で。
「折角2人きりなわけだし、自己紹介するか。俺はアクト、アクト・ブレーブだ。」
「よろしくお願いします…」
一瞬、不思議そうに見てきたので何かやらかしてしまったのだろうか。 …これから何を言われるのだろう。私が不安に駆られていると
「俺たちは魔王討伐部隊、それも俺は勇者だがこんなのはただの二つ名だ…故に敬語なんて使わなくてもいいんだぞ?」
「へ?」
想定外の言葉に思わず驚いてしまった。
「いいんです…いいの?」
「ははっ、まだその様子じゃ敬語が完全に外れるのにはもう少し時間が掛かりそうだな。」
恥ずかしい。でも少し楽しい…かも?



「今戻ったわ」
「戻されました」
「そうだったんですね、ちょっと意外…かも?あっえっとおかえりなさい…あ」
「今、敬語言った」
「なんか…想像の数倍距離が縮まってて正直驚いたわ」
ワズンさんからしたら私はついさっきまで敬語を使って話していたのだからこの反応は当然だろう。すると僅かの沈黙を挟んで次の瞬間、場の雰囲気が一気に真面目になった。
「なぁ、お前、俺たちの仲間にならないか?」
嬉しい、それに…。私は微笑んでその問いに返事をする。
「もし、アクトさんがそれでいいのなら…私は入れてほしい…私、多分だけど役に立てるから」
「駄目よ」
「どうしてだ?」
「あまりにも危険すぎる…それにこの子は森で倒れていたのよ?まだ体調だって万全じゃないし、申し訳ないけどあの森のモンスターは正直、そこまで強くないわ、だから…」
「そっかぁ、なら…」
次のルクルドさんの一言はあまりにも衝撃的すぎるものなのであった。

続く

幻想物語(仮)【 #1】

執筆の狙い

作者 774
27.net182020002.t-com.ne.jp

この幻想物語(題名は仮決め)は私が初めて書く物語になります。主人公の名前がまだ未登場なのですが、これは名前がないのでナナシと後々名付けられます。尚他3人の名前にはしっかりとした意図があります。なので名前は全て(ナナシも含めて)適当ではありません。個人的にはナナシという名前を早めに登場させようかともおもったのですがどのタイミングが適切か分からず#2or3で登場予定ですが、やっぱり#1で登場させた方がいいですか。初心者なのでアドバイスを沢山もらえると嬉しいです。#1では読者に何となく「魔王を倒すお話なのかな」と思わせることと世界観(:地)、登場人物(:人)、世界の情勢(魔王が支配していること:天)の紹介が目的となります。よろしくお願いします。

コメント

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

#1のみの掲載ということもあり、評価しにくいかもしれませんが以下のデータも参考にして評価して頂けると嬉しいです。
・完結までは大体120話程度を想定
・3人の名前は鳩座の恒星の名前が由来
・題名は10話程度作成してから作る予定
 (幻想物語ではなくなる可能性は85%)
・主人公は女性❝モチーフ❞です。
・主人公に性別はありません。
 (100~110話辺りで判明する)
・主人公は人間ではありません。
 (100~110話辺りで判明する)
・アクトは勇者、ワズンは魔法使いで
 能力者ではありますが普通に人間です。
よろしくお願いします。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

読ませていただきました。
おもしろそうです。

では、私なりの意見を述べていきます。
冒頭
>この世界には能力者と呼ばれる人間たちが存在する。
この地の文は、読者に向かって述べている、という解釈でよろしいですか?
というのも、この世界で能力者がいるのが当たり前であれば、わざわざそれをこの世界の人向かって言う必要がないからです。
能力者という存在がない世界の人(つまり、我々読者)向けにこの説明がある、ということですよね?
読者によって好みは様々なので、この書き方はいいとも悪いとも断じることはできないわけですが、私の好みで言わせてもらえば、ちょっと冷めます。
地の文の視点が、現実世界だからです。
ファンタジー作品は、やはりその世界に入って読みたいんですよね。
この世界では能力者が存在し、それが少数派という設定なのであれば、
登場人物に、能力者に対する羨望のセリフなどを言われればいいのです。
ファンタジーはその設定の紹介が説明文のようになりがちです。
それが長く続くと、読者は「離脱」します。
なので、説明調にならないように世界を説明しないといけないわけです。
作者が設定した世界は具体的な事件やセリフを通じて徐々に読者に下ろしていくようにするといいです。
なにせ、読者の頭にはこの物語についての予備知識はまったくないですから。

一方、登場人物については、それぞれの人物の具体的行動で示しているので、とてもわかり易いです。
高速で移動できるキャラ、ということはよく分かりました。

主人公は人間ではなく、性別もないということで、この先の展開が楽しみです。

執筆の狙いについて
>#1では読者に何となく「魔王を倒すお話なのかな」と思わせることと世界観(:地)、登場人物(:人)、世界の情勢(魔王が支配していること:天)の紹介が目的

よく分かりました。
第1話としては、ねらいは達成できているように思いました。

あと、些細な点の指摘になって申し訳ないですが……

… は必ず偶数個で使用します。
(例)
>「ん…ああ、ここは」

「ん……ああ、ここは」

? や ! のあとは1マス空けます。
(例)
>あなた森の中で倒れ込んでいたのよ?体に異常はないかしら?

あなた森の中で倒れ込んでいたのよ? 体に異常はないかしら?

作品を読ませていただきありがとうございました。
続きを楽しみにしております。

774
om126034040121.18.openmobile.ne.jp

神楽堂樣
コメントありがとうございます。

>この世界には能力者と呼ばれる人間たちが存在する。
この地の文は、読者に向かって述べている、という解釈でよろしいですか?

確かにファンジーの世界に
入ろうとしている読者は
冷めてしまうかもしれません。
ただ問題なのは
宿屋の管理人さん以外の
一般人が登場するのが
少なくとも5話以降であること、
そして能力者は言うほど
羨ましがられていないことです。
つまり、能力者に対する羨望を
描きにくいです。
冒頭で描かれたように
魔族と人間の混血の子孫だ
という噂もあるので
人間はどっちかっていうと
魔王を倒すために
能力者を利用してるだけですね。
(これも5話辺りでさらに
 具体的に描かれる予定です。)
となるとあの地の文をもっと
簡潔にする……それとも
また別の表し方を考えたほうが良い
のでしょうか??
ご意見を頂けると嬉しいです。


「…」は必ず偶数個で使用
?や!の後は1マス空ける

修正しておこうと思います。
とても勉強になりました。
「」の中身が?や!で終わる場合も
「〜? 」とするのでしょうか?
それとも「〜!」で良いのでしょうか?
そこも教えて頂けると嬉しいです。

774
om126034044098.18.openmobile.ne.jp

先程のコメント、
誤りがあったため訂正します。
冒頭の地の文の中で
能力者が地位を築いている
となっていますが
コメントではあまり
羨ましがられていない
となっています。
能力者が地位を築いている
の文章のすぐ後に
人間は魔物に太刀打ちできない
となっていますが要は
「今まで嫌悪してたけど
魔物強いし勝てないから
全部任せたわよろしく〜」
という状態になります。
こうなったのが
つい最近なので
まだ羨ましいと考える
人がいないんですね。
誤解を招くような表現、
大変失礼致しました。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>774さん

感想への返信、ありがとうございます。
①について
地の文については、ファンタジーにおける一般論に近い感じで書きました。
この作品の冒頭に関しては、作者様の事情が分かりましたので、別の表し方にする必要はないと思います。

②について
疑問符や感嘆符については、かぎで終わる場合、空けません。
(例)
「魔王討伐部隊の方ですか?」

これでOKです。

作品の冒頭ということで、私も先を知らずに感想を書いてしまっていて申し訳ございません。
続編、楽しみにしております。

774
om126034044156.18.openmobile.ne.jp

神楽堂樣
返信ありがとうございました。
とても分かりやすく勉強になりました。
続編がいつになるかはまだ未定ですが
来月中にはここで投稿しようと
思っています。
本当にありがとうございました。

夜の雨
ai224168.d.west.v6connect.net

「 幻想物語(仮)【 #1】」読みました。

「#1」で冒頭部分という事になりますが。
作者さんは作品全体の構想は作っていますか?
つまり「起承転結」で、ラストまでのイメージはありますか。
全体のイメージと、あと原稿用紙何枚ぐらいの作品にするかとか。
それにより、構成が違ってきます。

「起承転結」これが、構成の基本で、ふつうのドラマ(小説)は「起1、承1、承2、承3、承4、承5、承6、承7、承8、転1、結1」こんな感じです。
この一つ一つがエピソードになっていて一つが原稿用紙10枚だとすると上の構成だと原稿用紙110枚の作品になるわけです。
「#1」が原稿用紙5枚だと55枚ということです。
エピソードが増えれば増えるほど話は複雑になります。
もちろん一つのエピソードの長短はあるわけで、起1「#1」が5枚だとしても承1「#2」が10枚でも15枚でもかまいません。
ひとつのエピソードが長くなれば、その章のエピソードはじっくりと物語を魅せる部分だという事になります。
大事なところでは長くなります。

どちらにしても一度ラストまで書いてみて、あとで読み直して、全体のバランスを見たほうがよいですね。

作者さんが面白いと思った小説やら映画などの構成などがどうなっているのかなどを注意深く観察すると勉強になります。

現状の御作だと。
森で「何かしらの原因」で倒れていた「ななし」の主人公は、「魔王討伐部隊」の仲間に助けられたという感じです。わかりやすくいうと、「勇者パーティ」に助けられた。

その森というのがモンスターがいるところなのですが、「あまり強くないモンスター」しかいないようで、そこで倒れていたということは、その強くないモンスターにすらやられた可能性があるという事になります。

A>「そっかぁ、なら…」
A>次のルクルドさんの一言はあまりにも衝撃的すぎるものなのであった。
ところが、このAの展開だと、なにやら秘密というか問題がありそうです。
このあたりが次に続く面白いネタかもしれないですね。

で、話を面白くするには実はこの「ななし」は「魔王」の息子であるとか。
つまり主人公は「勇者パーティ」の天敵である「魔王」の息子でどうしてモンスターのいる森で倒れていたかというと、「勇者パーティ」に潜り込むのが目的であったとか。
それで勇者パーティの連中に悟られないように、一時的に記憶を消していたとか。
だから名前を憶えていない。
この息子ですが、魔王の父のことを嫌っているという設定にしてもよいし、父のことが好きで認めてもらいたくて勇者パーティに潜り込み、寝首を取るという考えを持っていても面白いかも。
まあ、こういった設定にする場合は、どうして勇者パーティが森を通ることがわかっていたのかとかの伏線みたいなものはいりますが。
虫とか蝙蝠とか、そのほか魔法とか使い情報を取り入れたとか。
勇者にしろ仲間にしろ、また敵方にしても人間的なドラマを仕込んでおくと物語に奥行きが出ます。

●冒頭部分の説明ですが、これは主人公の「ななし」がしてますよね。
これをやると主人公が冒頭部分で世界に起きている問題のいろいろを知っているという設定になります。
ふつうは、長老とか、勇者とかが知っていて、戦いののろしを上げるという事になりそうですが。

冒頭部分を読んだだけですが、御作のような魔法とか魔王とか勇者とか摩訶不思議な幻想世界のお話は「五感」にこだわって描くと臨場感が出ると思います。
>五感とは、視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚のことです<
これらの描写を使って、幻想的な雰囲気が出る世界にする。

それでは頑張ってください。

お疲れさまでした。

夜の雨
ai224168.d.west.v6connect.net

コメントに目を通しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・完結までは大体120話程度を想定
・3人の名前は鳩座の恒星の名前が由来
・題名は10話程度作成してから作る予定
 (幻想物語ではなくなる可能性は85%)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど、全体像はできているようですね。
完結まで120話程度となるとかなりな物語になりますね。
(幻想物語ではなくなる可能性は85%)という事ですが、冒頭に描かれている世界では「幻想物語」みたいです。
残りの85%違う世界になるようで、それのほうが面白いかも。
勇者とか魔王とか冒険で幻想世界というのは、かなり書かれていますからね。


またの投稿たのしみにしています。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

夜の雨様
コメントありがとうございます。
夜の雨様のおっしゃるとおり
既に最終話まで構想自体はできています。
冒頭部の狙いについても合っています。
ただやや伝わりにくいようなので
もしかしたら多少の変更を加えるかも
しれないです。この物語は
勇者たちが魔王を倒すことが
題材ではありますがそれだけだと
あまりオリジナリティ的なものが
感じられなくなってしまいます。
そこを人間関係や怒涛の展開
(どちらもまだ描かれていない
80話以降から従来のパターンから
いい意味で外れていくことを
想定しています。ナナシが
弱いモンスターしかいないはずの
森で倒れていたのも冒頭部分の語り手が
ナナシなのもおっしゃるとおり
関係しています。)でカバーする
ことを考えています。
それと「五感」にこだわって書く、
意識してみようかと思います。
ちなみにですがこの物語は
昔私が物語の構成の仕方を
微塵も知らない状態で書いた
「幻想物語」をリメイクした作品です。
このサイトに投稿したりした
わけではないのですが実はこの
「リメイク作品である」ということさえ
知っていればこの段階で
考察できる幅が広がるんです。
沢山考察もしてくださっているので
それも踏まえて読んでみると
何かに気付ける……かもしれません。
(といっても#1で気付くのは至難の業
であることに変わりないですが)
改めてコメントありがとうございました。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

先程のコメントへの付け足しです。
本来、読者はリメイク作品だなんてことは
知らないわけですがこの地点で先述した
何かに気付くにはこのヒントが無いと
ほぼ絶対に無理です。むしろ、
ヒント無しで分かる人がいたら
もはやその人は神の次元です。
私とは完全に住む世界が違います。
また、この情報は正直あまり気にせず
読んだ方が読みやすいと思います。
なので今このコメントを
読んでいる方はその情報を忘れて
読むことをおすすめします。

偏差値45
KD106180000195.au-net.ne.jp

うーん、これはあまり計算されていない小説という感じかな。
「思い付きで書いた」みたいな内容です。

冒頭の能力者の説明は良いとしても、
その後の会話文でまったく触れていない。
従って冒頭で説明する必要性を感じない。
そのぶん、
主人公の自己紹介の内容や状況説明で始めた方が親切のような気がしましたね。
で、会話の内容が挨拶程度しかないので、これは面白いとはとても言えない。

次々と新たなキャラクターが登場するわりには、印象に残るものがない。
小さなエピソードを放り込んで物語を進展させた方が良いでしょうね。

774
om126034047013.18.openmobile.ne.jp

偏差値45様
コメントありがとうございます。

確かに冒頭部分についてあまり触れられておらず、加えて会話内容が挨拶程度ではありますね……。冒頭部分については別の方からもコメントをいただいているのでアドバイスを参考にして色々と試してみようかと思います。また、有名な漫画作品(鬼滅やフリーレン)などだと1話で物語が一気に進展することが多い気がします。この始まり方だと確かに味気ないかもしれません。物語全体の構図は既にできているのであとはこの1話に何を入れて何を省くのかが重要なわけですがその取捨選択の大切さを改めて感じることができる。コメントでした。例えば主人公が森で倒れる前のことが少しだけ描かれる……とかでも面白いかもしれません。試してみます。あとはワズンが使用している魔法も能力の一部なのですが読者はそれを知らないわけなのでセリフの内容などを工夫して冒頭部分に意味をもたせる、もしくはあえて第2話の冒頭部に持ってくるというのも考えています。とても勉強になりました。ありがとうございます。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

物語の全体像が見えていないのでは
ないかという意見を多数いただいて
いるため、この物語の大まかな
ながれを説明します。今後もここで
掲載していくつもりであるため
重要箇所は「〇〇」にして
伏せていたり、抽象的に
説明していたりしますが実際には
かなり細かく決まっています。
ー起ー
ストーリーライン①
シークエンス一覧
ナナシがアクトたちと出会う
・ナナシの目覚め
・アクト、ワズン、ルクルドと出会う
・パーティ加入のために〇〇する
(※この辺りからナナシ
 呼びが定着し始めていく。)
・〇〇後半部
・ナナシを含めた4人旅がスタート

ー承ー
ストーリーライン②
シークエンス一覧
・魔物の群れに奇襲されるも
 返り討ちにする
(ここで名前がナナシで確定する
ただこの地点で既に定着
しきってしまっていますが……)
・最寄りの村に到着する
 ここで食料等を調達する
(いわゆる完全日常回ってやつです)
・〇〇に行くための
 裏ルートを進む
・〇〇に辿り着く
・〇〇を支配している〇〇に
 関する調査等を行う
・ナナシが突然消える
 ワズンが〇〇の居場所に気付く
・アクト、ワズン、ルクルドの3人に
 ナナシが合流し、〇〇との
 本格的な戦闘が始まる
・〇〇との戦闘
・〇〇に勝利する
 〇〇の過去回想前半部
・〇〇の過去回想後半部
 〇〇の髪飾りをナナシが貰う
・〇〇についてナナシが
 夜に宿で考える

ストーリーライン③
シークエンス一覧
・次の国へと歩みを進める
 〇〇がなくなっていることに
 ナナシが気付く
・〇〇に辿り着く
 禁忌合成術に関する書物を入手
 魔族による襲撃を受ける
・〇〇と遭遇する
 地下迷宮に落とされる
・地下迷宮攻略
・地下迷宮脱出
 ナナシが〇〇を見つける
・〇〇と再び遭遇する
 〇〇は〇〇をみて動揺する
・〇〇との戦闘
・ルクルドの活躍で〇〇に勝利する
 〇〇が〇〇を〇〇しないように
 訴えかける
 〇〇、ルクルド、ワズン過去前半部
・〇〇、ルクルド、ワズン過去中盤
・〇〇、ルクルド、ワズン過去後半部
・〇〇と〇〇たちが戦う
 結局〇〇は〇〇をしない
・〇〇も含めた〇〇で食事をする
 〇〇から出ることを決意
・〇〇から出る
・〇〇と別れる
 ナナシが〇〇を感じ始める

ストーリーライン④
シークエンス一覧
・森を抜ける前半部
・森を抜ける中盤部
・森を抜ける後半部
・〇〇に到着する
 ワズンとナナシの意向で
 〇〇を探索することになる
・〇〇を探索前半部
・〇〇を探索後半部
・〇〇に潜んでいた魔物と戦闘
・〇〇に勝利して最寄りの村へ
・村から南下して〇〇へ行く
・〇〇で攻撃を受ける
 〇〇に逃げ込む
・〇〇で休息
・〇〇の噂を聞く
・〇〇を探す
・ワズンが〇〇と遭遇するも〇〇
・〇〇の正体に気付く
・〇〇と戦闘前半部
・〇〇と戦闘後半部
・〇〇に勝利
 〇〇の過去前半部
・〇〇の過去後半部
 〇〇へ一言
・〇〇を滅する前半部
・〇〇を滅する中盤部
・〇〇を滅する後半部
・〇〇から聞いた〇〇の
 居場所を確認する

ストーリーライン⑤
シークエンス一覧
・先に〇〇に向かう
・〇〇に寄る
 〇〇と〇〇を購入する
・王国に久しぶりに戻る
 〇〇と会う
・休息をとる
・〇〇へ向かう
 宿屋にも久しぶりに泊まる
・森に到着する
 〇〇を探す
・〇〇に会う
 ナナシが動揺する
・〇〇を見つける
・〇〇の〇〇を見つける
 〇〇と戦闘
 ナナシ、アクト、ワズン、〇〇は
 先に進む
・〇〇が〇〇
 ナナシが先に進む
・ナナシ単体で〇〇と戦闘
 追い詰められる
・〇〇に気付き強くなるも
 劣勢が続く
・〇〇VSルクルド 決着
・〇〇〇〇との戦闘に
 勝利する
・ナナシが〇〇のときに
 〇〇〇〇〇〇で〇〇
・〇〇との戦闘
・〇〇に勝利する
 〇〇の過去前半部
・〇〇の過去中盤部
・〇〇の過去後半部
 ナナシが〇〇を得る
 〇〇を逃す
・〇〇について考える

ストーリーライン⑥
シークエンス一覧
・魔王城手前に到着
 魔王城へ向かう
・魔王城に到着
 魔族による攻撃を受ける
・魔王城を探索する前半部
・魔王城を探索する後半部
 〇〇と再会する
・〇〇と戦闘する前半部
・〇〇と戦闘する中盤部
・〇〇と戦闘する後半部
・〇〇に勝利する
 〇〇の〇〇
・魔王〇〇にと戦闘
・魔王〇〇に勝利
 〇〇による〇〇
・ナナシの過去前半部
・ナナシの過去中盤部
・ナナシの過去後半部
 〇〇と戦闘前半部
・〇〇と戦闘後半部
・〇〇と〇〇
・〇〇がきたため〇〇は
 〇〇を使い〇〇に〇〇

ー転ー
ストーリーライン⑦
シークエンス一覧
・〇〇が〇〇に〇〇
 〇〇を安定化
 〇〇が違和感に気付く
 〇〇が〇〇に〇〇
・〇〇が〇〇と戦う前半部
・〇〇たちの〇〇が描かれる
・〇〇が〇〇と戦う後半部
・〇〇が〇〇を〇〇〇〇
 その方法を〇〇が〇〇する
・〇〇との最終決戦①
・〇〇との最終決戦②
・〇〇との最終決戦③
 〇〇の〇〇

ー結ー
ストーリーライン⑧
・〇〇に勝利した後の〇〇
 〇〇に勝利しても〇〇が
 〇〇がなかったことについて
・〇〇たちの〇〇と〇〇
 〇〇たちの幸せ
 〇〇の〇〇作り
・〇〇の〇〇
 〇〇による〇〇

この合計102話に加えて
日常回を15話程度描く予定です。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

もうこれを見ている人なんていないかも
しれませんが……コメントの内容をもとに
#2まで作成した為、近いうちに投稿する
と思います。また、#1も内容を大きく変更
(ストーリー自体は変わらないですが)
したので#1~2、それともしかしたら
#3までまとめて投稿すると思います。
#3をどうするかは実際はまだ
検討中です。また、その投稿を行った
地点でこの投稿にコメントを残します。
加えてそれ以降の返信は行いません。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

現地点での予定
3/3コメントがあった場合も
すぐに返信できなくなる可能性あり
3/9投稿予告
(投稿ができなくなった場合も
この日に報告させていただきます。)
3/10投稿予定日
コメント返信の完全終了
よろしくお願いします。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

拝読しました。

初心者さんとおっしゃいますが、一つお伺いしたいことがあります。この作品はラノベのような若い人向きか、それとも大人向け(一般文芸)のファンタジーなのか、どの年齢層を対象とした作品か?です。

ラノベ向きなら冒頭の説明は字数が多すぎる気がします。大人向けの小説なら三人称一元視点で書いた方が良いように思います。ただし
私も基本的にラノベは読まないのでよく分かりませんが、なろう小説の代名詞「異世界転生」も、年月の経過から20代以上に読者層がスライドしているようと聞きましたので、定かではありません。
ですが、一般的に言われることは「冒頭で死体を転がせ」という、読者の興味を引くシーン。例えばバトルシーンを冒頭に持ってくるという構成です。この場合、多分、時点移動のしやすい三人称一元視点の方が書きやすいのえはないかと思います。

以下詳しく
>>そんな世界で私は目を覚ます。
この言葉だけを見ると、異世界転生ものかと思いました。

>>~~まだ視界が霞んでいるが右隣にある窓から光が溢れているのが分かった。
「ん…ああ、ここは」(と私はつぶやいた)
「良かった起きたのね、あなた森の中で倒れ込んでいたのよ?体に異常はないかしら?」(という声が聞こえた。)
薄紫色の長髪の美しい女性が私の左隣で優しく微笑んでいる。
「大丈夫です。あの…
・丁寧に地の文を書くとすると、()書きに、~~と言った。~~と思った。などの伝達節を書きます。この伝達節がないと、読者はどの人物が喋ったのか分からない場合があります。一人称の場合は台詞の後に~~は言った。私は言った。と書く場合が多いように思います。
ただし、この書き方も台詞を読み終えるまでは誰が話しているか分かりません。(特に台詞が長い場合問題)
特に”ここは”が、誰かに聞いているのか、独り言なのか分かりづらいです。
※”ここは”のすぐにワズンが返答しているので、彼女は主人公を注視していたことになるが、声を聴いて振り向くならワンテンポ遅れる。
 
>>~~まだ視界が霞んでいるが右隣にある窓から光が溢れているのが分かった。
(主人公はつぶやいた)
「ん…ああ、ここは」
(ベッドのの脇から優しい声が聞こえた)
「良かった起きたのね、あなた森の中で倒れ込んでいたのよ?体に異常はないかしら?」
薄紫色の長髪の美しい女性が私の左隣で優しく微笑んでいる。
(主人公は私は答えた。 
「大丈夫です。あの…
台詞の前に○○は言った。と付ける作品もあります。この場合、誰の台詞か事前に解るため、3人以上の会話でも分かりやすいです。

 ぼーと、見覚えのない霞んだ天井が見える。
「ん…ああ、ここはどこだろう」
 視線を動かすと、右隣にある窓から光が溢れているのが分かった。
「……起きたのね」
 光の反対方向から優しげな声が聞こえた。顔を声の方を向けると、隣椅子に腰かけた薄紫色の長髪の美しい女性が、優しく微笑んでいる。
「良かった。あなた森の中で倒れ込んでいたのよ?体に異常はないかしら?」
 私は上半身を起こし手体のあちこちを摩った。どこも痛くない。
「大丈夫だと思います。あの~~
・これは伝達節を書きませんが、地の文でこれから台詞を発する人物の描写を挿入することで、カメラを向けて誰が喋るかを読者に伝えます。なお、「……起きたのね」の前に描写がないのは、突然聞こえ、誰か分からないを意味します。

とりあえず以上です。
頑張ってください。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

誤字報告

×視線を動かすと、右隣にある窓から光が溢れているのが分かった。
〇視線を動かすと、右隣にある窓から光が溢れている。

×時点移動のしやすい三人称一元視点の方が書きやすいのえはないかと思います。
〇時点移動のしやすい三人称一元視点の方が書きやすいのではないかと思います。

失礼しました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

度々誤字報告です
×顔を声の方を向けると、
〇顔を声の方へ向けると、

なお、伝達節のない例文は三人称一元視点で書いたつもりです。
失礼しました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

更に誤字報告

×なお、伝達節のない例文は三人称一元視点で書いたつもりです。

一人称でした。(一元視点)(;^ω^)
失礼しました。

774
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匿名希望者様
コメントありがとうございました。
①年齢層
若い人向けです。冒頭部分は
後述しますが修正を行っています。
②冒頭部分について
今度投稿する予定の#1~2
(もしかしたら#3~4も)をまとめたやつの
中で修正を既にしています。
③三人称一元視点にするかどうか
考えてみます。
④「ここは……」について
確かに「ここは……」

774
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大変失礼しました。
打ち途中のものを誤って送って
しまいました。すぐに訂正したものを
送ります。申し訳ありませんでした。

774
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匿名希望者様
コメントありがとうございました。
①年齢層
若い人向けです。冒頭部分は
後述しますが修正を行っています。
②冒頭部分について
今度投稿する予定の#1~2
(もしかしたら#3~4も)をまとめたやつの
中で修正を既にしています。
③三人称一元視点にするかどうか
考えてみます。
④「ここは……」について
確かに「ここは……」が独り言なのか
ワズンに話しかけているのか少し
分かりにくいですね。修正します。
⑤伝達文について
恐らく伝達文は控えてセリフの前後で
そのキャラクターの動きを描く
(カメラを向ける)パターンにすると
思います。
⑥誤字報告について
丁寧にありがとうございました。

改めて先程は大変失礼しました。
そしてコメントありがとうございました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

再訪します。

③三人称一元視点にするかどうか
考えてみます。

一人称で良いと思います。ご自身で書きやすい人称で書けばよいと思います。
初心者なら一人称の方が書きやすいと思います。主人公になりきって書けばよいですからです。
ただし、戦闘シーンの敵の動きで、背後から襲ってきた様子等、主人公から見えないものは書けないという制約がありますので、動き回る様なシーンでは神視点に近い三人称一元視点の方が書きやすいと思います。
全体としては一人称の方が書きやすいと思います。

〇神視点に近い三人称一元視点とは?「持論です(;^ω^)」
・風景描写と主人公心理描写を一文にせず、分ける方がよいと思う。(カメラの向きを意識する)

 公園のベンチに座っている美しい女性を一目見て、主人公は即座に恋に落ちてしまった。彼女は大きなおっぱおをして~~(主人公はおっぱい星人)
 公園のベンチに美しい女性が座っている。彼女は大きなおっぱいで~~。そばを通りかかった主人公は彼女を一目見て即座に恋に落ちてしまった。(語り手はおっぱい星人。主人公もおっぱい星人)、
・地の文は客観的事実を書く。
・主人公の独白(心の中の独り言や主人公の思考)は、”()”カッコまたは”――”ダッシュ2つを使う。
三人称一元視点は一人称より視野が広い(と解釈されている)ので、まあ、最初は厳密でなくてもよいと思います。
※厳密にいえば、どちらも一元視点なので視野は同じ。

なお、一人称小説の”私”を”彼・彼女”に変えただけで三人称一元視点小説になるという説もありますが、私は違うと思います。それは、一人称小説の地の文が必ずしも『客観的』とは言えないからです。
三人称に近い上記のようなスタイルの一人称であれば、人称を変え、誰か伝わらないところは主語を追加するだけで三人称化できると思います。(ただし、硬い文体になる)
説明が下手で分かりにくくてすいません。

まあ、最初は作者さんが書きやすいように書けばよいと思います。(完成させることがより重要)
頑張ってください。

774
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匿名希望者様
改めてコメントありがとうございました。
質問なのですがGoogle先生によると
「三人称一元視点とはその時登場している1人のキャラクターの視点で物語が進むという形式のことを指します」
とのことらしいのですがこの場合、
主人公⇒脇役⇒脇役B⇒主人公⇒脇役B
的な度々主人公に視点が戻るというのは
(つまり時々一人称になるということ)
アリなんでしょうか?
それともナシなんでしょうか?
教えて頂けると嬉しいです。

774
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お知らせ①
明日の15:26を持ちまして
この幻想物語(仮)【#1】に対する
返信等の頻度が大幅に落ちる可能性が
あります。もうしばらくは
返信はあと一週間以内のものは
ほぼ必ずしますがすぐに
返信されない場合があると
ご確認の上でしていただけると幸いです。

お知らせ②
筆者がコメント返信をする際に
1話と表記していましたがこれを
#1という表記に今後変更します。
1話⇒#1
あんまり大きな変化じゃないので
気にしないでください。

お知らせ③
前に#1~3までまとめて出すと
言いましたが#3は確定、
#4~5も出すか検討中になりました。
最近、ネタの神様がよく降臨してくださる
ので作成スピードが上がっています。
(理屈は知りません。)
#4~5については未確定ですが
楽しみにしていただけると嬉しいです。

774
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訂正
お知らせ①の「もうしばらくは」は
要らないです。大変失礼致しました。

774
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〘割と大事なお知らせと注意〙
今まで幻想物語(仮)と題名が
仮決めだったこの物語ですが
「名無しの戯言」
で決定となりました。それに伴い
#1~3まとめて投稿する際に題名が
幻想物語(仮)ではなく名無しの戯言に
なっていますのでご注意ください。
また、#1の内容もこことは大きく異なる
(#1は#2の内容へと変更されている)ので
その点についてもご注意ください。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

再訪します。

>>主人公⇒脇役⇒脇役B⇒主人公⇒脇役B的な度々主人公に視点が戻るというのは(つまり時々一人称になるということ)アリなんでしょうか? それともナシなんでしょうか? 教えて頂けると嬉しいです。

視点の解釈は人によって少しづつ異なります。
小説で視点を固定する理由は『理解しやすく読みやすいから』『主人公に感情移入しやすいから』です。つまり視点移動を行う場合は、これら以上のメリットがないと行う理由にはなりません。『書きやすいから』『同じ設定を使ってもう一話書きたいから』といった、作者さんのメリットならば、鍛錬の意味も含めやめた方がよいと思います。

三人称で書かれている小説に一人称を入れることはタブーです。主人公A男とヒロインB美の話なのに、突然「私」が登場すると、「私」が主人公で「A男」が脇役で、「B美」がA男の彼女と、短期的にも思い違いをして読者は混乱する恐れがあります。
一部の三人称小説に突然「私」が出ることはありますが、主人公の独白の場面で、伝達節の主人公は~~~と思った。という伝達節を省いた表現ではないかと思います。「走れメロス」「1Q84」にありますが、まあ、それはそれ。

一人称で多視点とは、一話づつ主人公が違う意味だと思いますがどうでしょうか。
主人公と脇役が同じストーリーで同じシーンにいる話を、主人公視点の話、脇役視点の話と、2話にすることはお勧めしません。同じストーリーなら同じ結末で、結末を知っている読者は改めて脇役視点は読まない人の方が多いと思います。

主人公のいないシーンばかりの話を、エピソードとして別に書くのであれば、一人称でもありだと思います。ただし、主人公以外の登場人物は、主人公と違う性格、違う考え方、違うしゃべり方なので、技術的に難しい気がします。
なので、別々に行動する、二人主人公とか、サブ主人公がいるような冒険話ならば、最初から三人称一元視点で書いた方がよいと思います。地の文は語り手は第3者なので、文体は統一できます。

三人称一元視点であれば、一話内で、そのシーンに視点者となる主人公がいない場合は、重要度の高い登場人物が視点者となります。(三人称多視点)

 主人公はヒロインと旅人の宿でイチャイチャしていた。居場所のない脇役は気を利かせて夜の街へと出かけた。
 街の通りはカップルの若者達で賑わっていた。脇役はムシャクシャした。俺だけ仲間外れかよ、と脇役は思った。向かった先は古びた看板のパブだった。あらあらしくドアを開けて脇役は店内に入った。~~

まとめ
・一人称小説の視点移動は、移動ごとに地の文(の雰囲気)が変わる(はずな)ので、一話内ではまずない。
・別の話としての視点移動はある(かもしれない)が、これも地の文がそれぞれのキャラに合わせた語りになる(はずな)ので技術的に難しいと思う。
・三人称一元視点であれば、1シーンより大きい単位で視点者を変更可能。基本、主人公のいないシーンで次に重要度の高いキャラが視点者となる。(厳密には視点の乱れになる可能性あり)
・基本的に視点変更があると読者は冷める。冷静になる。読者を感情移入させたいのなら主人公視点に固定した方が望ましいと思う。
・三人称小説の場合、登場人物がいない等で読者が視点者を認識できない冒頭は、視点者が登場し認識されるまで神視点。なので、主人公登場後すぐに主人公の描写を行う方がよいと思う。

私が書いたことはあくまでも持論です。なので参考程度でお願いします。
頑張ってください。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

追伸
冒険もので、全編一人称だけど、バトルシーンだけ三人称という形は、もしかしてありかもしれませんが、なろうサイト等でもう試されているのでは? と思います。

774
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匿名希望者様
改めてコメントありがとうございます。
この物語はストーリーライン
2つ目の後半部分、4つ目の中盤部分、
6つ目の後半部分、7つ目の前半部分、
2~6つ目で登場するボスキャラの
回想シーンでそれぞれ1~2話程度だけ
主人公がいなくなるシーンがあります。
そのシーンでは一時的に神様視点、
または三人称一元視点にして
それ以外は主人公視点で固定する……
という形にしようかと思います。
これについてもアドバイス等が
あればお願いします。
バトルシーンについては
確かに神様視点や三人称一元視点の方が
描きやすそうではありますが
その場合、視点移動がかなり
激しくなることが予想されるので
一旦は主人公視点で描いてみようかと
思います。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

お知らせ①
21分後からはコメントを
見る頻度が減ることが予想されます。
すぐに返信ができなくなりますが
もう一週間の間のコメントは
どこかのタイミングで必ず
返信いたします。
お知らせ②
#4の投稿もほぼほぼ確定したので
お知らせ致します。
21分後に再び予定を含めたコメントを
投稿致しますので詳しくは
その時に確認して頂けると幸いです。

774
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まず、現地点での予定をお伝えします。
3/3(今日)
返信スピードが落ちる可能性アリ
3/5 #4完成予定
3/7 #5完成予定
3/9投稿予告
(投稿ができなくなった場合も
この日に報告させていただきます。)
3/10 #1~5投稿予定日
コメント返信の完全終了報告
※これらはあくまで予定であり、
 特に#5が投稿できなくなったり
 #6が投稿できるようになったり
 というのは全然あり得る
 ということだけご承知ください。
上記の通り今後は返信スピードが
やや落ちる可能性があります。
ただし、3/10の15:25までの
コメントはどこかのタイミングで
必ず返信を行います。
改めてここまでにコメント、アドバイスを
してくださった神楽堂様、夜の雨様、
偏差値45様、匿名希望者様、
本当にありがとうございました。

774
27.net182020002.t-com.ne.jp

先程のコメントは15:25投稿予定
だったのですが諸都合で少し早めに
投稿しました。大変失礼致しました。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>774さん

ご丁寧にご自身の状況を説明していますが、そのようなことをしなくても大丈夫ですよ。
このサイトでは、作品は一度投稿したら、2週間の間隔を空けるというルールになっております。
以下、公式からの引用↓

>ひとりの作者につき、2週間に1投稿のみ可能です。2週間以内の再投稿は禁止とし、抵触した作品は掲載を停止することがあります。
https://sakka.org/training/guide


この作品の投稿日が

2024-02-25

ですので、2週間の間隔を空けるとなると、
774さんが次に作品を投稿できる日は、
「 3月10日以降 」となります。


それまでの間は、進捗状況の報告はここまで丁寧にしなくてもよいかなと思います。
もちろん、3月10日を大きく過ぎても、サイトのルールとしては何も問題ありません。
ご自身のペースでゆっくりと創作を楽しんでほしいと思っております。

なんだか、さしでがましいことを書いてしまいましたが、
そして、私が言うことではなかったかも知れませんが、
そういうルールですのでよろしくお願いします。

774
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ご指摘ありがとうございます。
3/12が3/10になっていました。
完全にミスです。
これはこのサイトのルールに
関わるものなので大変失礼致しました。
ルール自体は把握していますので
この物語の投稿から2週間が
経過するまではちゃんと投稿はしません。
また、裏事情で予告していた内容より
かなり多く投稿する可能性もあります。
(反対に減る可能性も正直ある)
その関係でしばらくコメントへの
反応が少し短くなるかもしれません。
大変ご迷惑をお掛けしまし

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

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