作家でごはん!鍛練場
パイングミ

質量保存のおとうと

 ぺちん、と間の抜けた音が鳴り響くと、弟のマコトが縮んでいた。
 だいたい頭一つ分だから、20cmを少しオーバーしたぐらい。全身が一回り縮んだと言った方がきっと正確で、「どうせすぐ身長が伸びるんだから、大きめの服にしときなさい」と母が買ってきたトレーナーが、かなりだぶついていた。それでもすぐ気づかなかったのは、マコトがソファに埋もれながらゲームをしていたせい。水鉄砲に入ったインクを放出して陣地を塗り合うやつで、ちょっと目がチカチカするけれどキャラクターは可愛い。私が通っている高校でも人気で、男子がゲーム機をこっそり持ち込んでよく対戦をしていた。
 私はゲームがあまり得意ではないから、基本的には見る専門。その日もマコトのプレイ動画を一通り眺めた後、それに飽きてスマホで面白そうなTikTok動画を漁っていた。だから、半分になったその瞬間は目の当たりにしていない。ぺちんも、最初はテレビから流れてくるゲーム音だとばかり思っていた。
 マコト自身も縮んだことに気づいていないみたいで、
「たまにはお姉ちゃんもゲームしない?」
 と、呑気な様子でコントローラーを私に向かって差しだしてきた。
 袖口から覗く五本の指はまだ少年特有の肉付きの良さが残っていて、ヤマネパン屋で売っているグローブ型のクリームパンを想像させる。この美味しそうな指が、これからずっと縮んだり萎んだりするのは悲しいな。お相撲さんぐらい食べさせれば、成長速度が縮むスピードを上回るかな。だとしたら毎日ケーキでも買ってきて無理矢理マコトの口に放り込もうかな。
 そんなことを考えながらプレイしていたせいで、あっという間に負けてしまった。


 私の身の回りで縮んでしまった人は、これまで三人いる。
 一人は幼稚園の年長で一緒だったミカちゃん。小学校は別々になってしまったから、その後どうなったのかは分からない。もう一人は、近所のスーパーで働いていた長島さん。当時、小学生だった私と同じぐらいの身長でレジを打っているところまでは見たけれど、その後すぐ辞めてしまったらしい。
 三人目は私の祖母。会うたびに縮み続けていき、手の平に乗る大きさになった初夏の朝に、喉頭がんで亡くなった。当たり前だけど骨格自体が縮んでおり、火葬炉から出てきたそれは焼いたサンマを汚く食べた跡みたいだった。崩さないよう苦労して骨壺に入れたせいで、箸を持つ指がふるふると痙攣してしまったこと。それが祖母に関する最後の記憶になった。
 だから私は、順調に(?)最後まで縮んだ顛末を知らない。消滅して「0」になるのか。それともミジンコほどの大きさになったとしても「1」であり続けるのか。周りの大人たちに聞いても誰も教えてくれなかった。

 仕方が無いので、インターネットで【縮んだ人 最後】と検索してみる。しかし関係ない記事やサイトが大量にヒットするだけで、面倒になってすぐに諦めた。高校の同級生でオカルト好きな洋子は、「真実に辿り着かせないために、何者かが大量のフェイクニュースを流してるのよ」と、陰謀論であることをこっそり教えてくれた。なんて返事をすれば良いか分からなかったので、とりあえずへらへら笑っておいた。
 クリックしたサイトの多くは偽の情報で溢れていたが、いくつか興味深い内容もあった。例えば、「数字を0で割ることは数学界ではタブーとされている」という記事。試しにスマホの計算機で「5÷0=」と入力してみると、確かに「エラー」と表示される。そのことに感心してしまったせいか、自分が何を調べているかの記憶だけがするりと抜け落ちてしまった。その後も何度か検索してみたが、結果はいつも同じだった。


 マコトが縮んだことが判明すると、母は服の整理を始めた。誰も使っていない和室の押し入れからは、収納ケースに収納ケースが収納されていたのかと思うほど、幾つもの収納ケースが出てきた。中身はマコトがかつて着ていた服だった。
「ウチの家系は代々なりやすいからね」
「なりやすいって、縮むこと?」
「そう、だからマコトの服は全部とっといてあるわよ。もちろんカスミの服もね」
 母なら最期にどうなるかを知っているのかな? そう思い尋ねてみる。
「お祖母ちゃんは結局、病死だったしね。その前は何代も昔のご先祖様だからちょっと分からないかな」
 埃の匂いが染み込んだ服を収納ケースから取り出しながら、母は首を横に振る。ケースに貼っていたラベルシールを見ると【マコト 小学三年生】と書かれていた。
「ねぇカスミ、このズボンの染み覚えてる?」
「それマコトのでしょ? なんだっけ……」
「やだ、あれだけ大騒ぎしたのに覚えてないの。あなたがマコトのズボンにぶどうジュースを零したんでしょ」
「そうだっけ?」
 必死に記憶の底を攫ってみるが、何も感触がない。母を見ると呆れた表情を浮かべている。
「マコトが大泣きして大変だったのよ。お姉ちゃんの癖にあなたは全然謝らないし」
「それは若気の至りだね」
「なに他人事みたいに言ってるのよ。泣かせた罰として服を出すのを手伝いなさい」
「そんな昔のことを今さら持ち出されてもさ」
「分かったわよ。手伝ってくれたら、後で松月堂の苺大福買ってきてあげるから」
 そう言うと母は、大量の服をこちらに投げよこした。

 服を整理し始めたこと以外、母の態度はいつもと変わらない。なんだか拍子抜けした気分だ。
「お祖母ちゃんが縮んだから慣れているの?」
 と尋ねてみる。
「それもあるかもしれないね。あの時は看病もしてお祖母ちゃんの家まで通っていたからね。受け入れるしかなかったのよ。でもどうして急にそんなことを?」
「なんかマコトが縮んだのに、ぜんぜん落ち着いているから」
「なるほどね。でも、あなただって新型コロナの時は大騒ぎしていたのに、最近はさっぱりじゃない」
「でもそれとこれとは……」
「私が言いたいのは、人の感情は長続きしないってこと。特に負の感情はね。あなたも縮むことにすぐに慣れるわよ」
「そんなもんかな」
「そんなもんよ。それに私たちはみんな必ずこの世から消えるわけだしね。マコトとそう変わらないわよ」
 お喋りをしながらも母の手が止まることはない。山のようにあった服をあっと言う間に分別していく。
「あらポケットが破れているわ。裁縫道具どこに閉まったかしら」
 見ると、マコトのお気に入りだったPコートの右ポケットがだらりと垂れている。ふいに童謡の『ふしぎなポケット』を思い出した。
 ポケットを叩くとビスケットは増える。不思議なポケットなのだから、きっと純粋に増えると考えるのが一般的なのだろう。でも、割れたという可能性も捨てきれないのではないか。じゃないと納得できない。もしそんな不思議なポケットがあるならば、マコトが縮んだ分を増やして欲しい。それが実現するなら、手が真っ赤になるまで叩いてあげるのに。
 隣にいる母はご機嫌な様子で、鼻歌を歌いながらほつれたポケットを直していた。曲名は言うまでもないだろう。


 マコトの変化は父に少し影響を及ぼした。一つは、残業を一切しなくなったこと。十八時半には判を押したように帰宅して、家族みんなで夕食をとるようになった。たまには友達と遊びに行きたいから、月に数回ぐらいは残業してくれても良いのになと思う。
 そしてもう一つは、多肉植物を育てるようになったこと。サボテンとかアロエみたいなのは辛うじて分かるが、それ以外は未知の生命体だった。
「これが月美人だろ、これがチワワエンシス、この白い毛がふさふさしているのがモシニアナムな。他にも、数珠星やクリスマス・キャロルなんかも可愛いぞ……」
 嬉しそうに語る父には申し訳ないが、全くといって良いほど興味が湧かない。母もマコトも私と同じ気持ちのようで、サンルームはほどなく父しか寄り付かなくなった。みるみる多肉植物に侵略されていく。
「そんなに買って、お金は大丈夫なの?」
「なんだ、カスミは知らないのか? 多肉植物はいくらでも増やすことができるんだぞ」
 そう言うと父は、葉挿しや挿し木、株分けのやり方を実践してくれた。
「でも、なんで急に多肉植物を育てようと思ったの?」
 父は腕を組んで少し考える。そして、神経衰弱ゲームの残り4枚のカードを捲るような慎重さで、一つひとつの言葉を紡ぎだした。

「カスミは、アポトーシスって言葉を知っているかい?」
「アポ…………なにそれ?」
「アポトーシス。分かりやすく言うと、細胞の自殺って意味かな」
「自殺? 細胞が? なんで?」
「お父さんも詳しくは分からないんだけれどさ。例えば、生まれる前の赤ちゃんの手って、最初はご飯をよそうしゃもじみたいな形をしているんだって。そして、指の隙間にあたる細胞だけが死んでいき、徐々に指の形になるみたいだよ」
「それが細胞の自殺なの?」
「そう、他にも強い紫外線で修復不可能になった皮膚細胞は、自ら死を選ぶのだとか。カスミも夏の部活で練習すればよく皮膚が剥けるだろ。あれもそうなんだって」
「それに人間は健康体でも一日数千個のがん細胞が生まれるらしく、それらは身体に被害を出さないよう自ら死を選ぶらしいぞ」
 父の言葉はアメーバみたいな輪郭の曖昧さを含んでいて、ちっとも耳に馴染んでこない。それはきっと本かなにかで急に仕入れた知識だからだと思う。慌てて勉強したのだろう。
 でも、父の言いたいことは何となく理解できた。マコトが縮むこともアポトーシスの一種と考えられるのではないのだろうか。マコトという一個体を守るため、本能に組み込まれたプログラムなのではないか。ただそれを理解することと、納得することはぜんぜん違う。どう考えても、細胞たちの反逆にしか思えない。
「でさ、お父さんが多肉植物を育てる理由は結局なんなの?」
「あぁそうだったな……上手く言葉にはできないのだけれど、アポトーシスへの復讐ってのが一番近いかな」
 その点は正直、良く分からなかった。そのことを正直に伝えたら、「お父さんも分かってないから大丈夫」と言われた。なら大丈夫なんだろう。そう思いこれ以上追及することは止めておいた。


 マコトは雨が降ると膨らんだ。ほんの少しだから、私たちは気がつかない。
「絶対大きくなったから、絶対だから」
「誰も嘘だなんて言ってないじゃん」
「でもお姉ちゃん、信じてないよね。目をみれば分かるんだから」
「エスパーかよ」
 マコトが珍しく譲らないのでメジャーで測ってみたら、確かに7mmだけ身長が伸びていた。私の7mmと彼の7mmはきっと違う。
「でも不思議だね。お風呂に入っても顔を洗っても膨らみはしないのに、なんで雨限定なんだろ」
「ボクにも分からないけれど、雨が降る前には身体が少しだけ疼くんだ」
「成長痛みたいなもん?」
「痛みというより、痒みの方が強いかな。全身がもぞもぞして色んな箇所を両手で掻いてみたくなるんだけれど、痒みの核心は絶対に見つからない感じ」
「うわぁ、なんか辛そう」
「でもこの痒みにはきっと理由があるはずだから、実際に掻いたりはしないんだ」
 どうだと言わんばかりにマコトは胸を張り、ふむぅと鼻の穴を拡げた。というかマコトって、こんな考え方をする子だっけ? どうやら身体が縮んだことは、マコトの精神にも影響を及ぼしているらしい。
 特に感じるのは、宿題がまだなのにやったとか、私のアイスをこっそり食べたのに知らんふりするとか、ちょっとした嘘を言わなくなったこと。怒ることもだいぶ少なくなった。一般的に負とされている感情が身体の収縮と共に減少し、それ以外の感情の純度が上がった感じ。
 成長や進化と言い張ることもできるし、これまでの彼が喪失したとも考察できる。もちろんそれは良い悪いの判断ではきっとなくて、周りの人間は無責任に解釈すればよいだけ。今いるマコトが真実なのだから、そのことに大した価値はない。
 感情が自殺することも、アポトーシスの一種なのだろうか。

 膨らんだことを嬉しそうに語るマコトを見ていると、ずっと昔にお祭りで買った玩具を思い出す。それは水の中に入れると膨らむ特殊な樹脂で作られたフィギュアで、ゴムの塊みたいにびよびよ伸びた。
 大きさは親指ぐらいで、恐竜やヒトデやイルカ、カブトムシの形をしている。私が選んだのは亀。理由は特になくて、あえて言えば他のフィギュアより多少は精巧な造りだったから。お祭りが持つお手頃な高揚感が無ければ、きっと見向きもしなかっただろう。
「どれくらい大きくなるのかな?」
 浴衣の袖を引っ張りながら、マコトが尋ねてくる。
「良く分からないけれど、二~三倍ぐらいじゃないかな」
「なんだ残念。お風呂にずっと入れてたらボクと同じぐらいまで成長するかと思った」
「そんな大きくなられても困るでしょ。気持ち悪いし」
「ロマンが無いなあ、お姉ちゃんは」
 マコトは上目遣いで買って欲しそうな表情を浮かべている。仕方が無いので財布から百円玉を出し、展示台に寝そべっている亀を指さした。屋台のおじさんが手渡してくれたそれは濡れていないはずなのに少し粘り気があって、じゃれるように手にまとわりついてくる。
 結局、その亀は私の想像以上に成長した。ずっと水に浸かるよう500mlのペットボトルに入れて置いたところ、最終的には身動きができないぐらいにまで膨らんだ。マコトは毎日水を取り替えて甲斐甲斐しくお世話をしていた。亀の原型を失うほどぶよぶよになったその姿は水死体みたいで、お世辞にも可愛いとは言えなかった。
 そういえばいつの間にか私たちの前から消えてしまった亀は、どこで何をしているのだろう。井伏鱒二の『山椒魚』みたいに、ペットボトルの住処から抜け出せないでいるのだろうか。それとも、沼か海にでも辿り着いているのだろうか。後者であることを願うばかりだ。
 雨が本格的に勢いを増す。天然パーマ気味の毛先がくるりと跳ねるのは嫌だけれど、もう少し長く降り続いて欲しい。でもそれを口にするのは照れくさいから、マコトと一緒にてるてる坊主を沢山作って逆さに吊るすことにした。湿った空気の奥に潜む夏の予感を、私たちは少しだけ憎む。


 マコトはますます縮んでいく。ぺちん、の回数や時期に法則性はなくて、私たちの意識が日常に溶け込んだことを見計らってやって来る。だから、縮む瞬間を見た者は誰もいない。
 マコトのご飯茶碗はいつしかお猪口になり、しょうゆ皿におかずを盛るようになった。唐揚げやら卵焼きやらを細かく刻むために、母のエプロンの前ポケットにはキッチンバサミが常備されている。
「そろそろ、おままごと用の食器セットを買おうかしら」
「あらやだ、ピンクばかりで男の子用が少ないわね」
「木製の食器は可愛くてステキだけれど、お値段は可愛くないわ」
 母は独り言ちながら、玩具の通販サイトを眺めている。なんだか楽しそうなのは気のせいか。ちなみにマコト専用のテーブルと椅子は、DIYが趣味の父が器用に作ってくれた。
 中学校に登校するのが大変だという理由で、マコトは自宅学習に切り替わった。学校も認めてくれたらしく、国から支給された小型のタブレットを弟は物珍しそうに眺めている。
「もし学校に通いたいなら私が連れて行こうか。鞄の中に入っていれば、寝てても登校できるしさ」
「それはいい考えだね。でも、高校行く前に中学校に寄るとか、お姉ちゃんが大変でしょ」
「早起きは嫌いじゃないから大丈夫」
「それに、これ以上小さくなると鞄の中は危険だよ。ノートやお弁当箱に潰されて圧死すると思う」
「じゃあ制服のポケットなら?」
「お姉ちゃん自転車通学でしょ。きっと振動が凄くて、ポケットの中で吐いちゃうんじゃないかな」
「駄目かぁ」
 学校に行けなくなったマコトは、日々の大半を机に向かって過ごした。タブレットには、中学校の教科書以外にも様々な書籍・図鑑・専門書がダウンロードされていたので、飽きることはないらしい。暇さえあればゲーム機を触っていた頃の弟が好きだったが、その姿を思い出すことはもうできない。

「お姉ちゃん、質量保存の法則って知ってる?」
 ある日、私の部屋に入ってきたマコトが、興奮した様子で尋ねてきた。今はもうドアノブの高さには届かないから、猫の出入り用の小さな扉からやってくる。リフォーム工事の費用は国から補助金が出たらしい。
「いきなりどした? たしか質量はみんな一緒……的なやつでしょ」
「三十点。中学校の理科で習ったじゃん」
 落胆の表情を浮かべながら、「今日この箇所を勉強したんだけれど……」とタブレットを見せてくれる。
 そこには『物質はその状態が変化しても、総質量が保存される』『化学変化が起きる場合、その前後では組み合わせが変わっても、原子の総数や種類は変化しない』と書かれていた。
「つまりどういうこと?」
「お姉ちゃんは鈍いなあ。ボクが縮んだとしても、質量は変わらないってことだよ」
 勉強のし過ぎでおかしくなってしまったのだろうか。私が醸す怪訝な様子をかぎ取ったマコトは、赤味が残る頬を膨らませる。
「つまり、縮んだ分のボクの欠片は、この世界のどこかで生きているんじゃないかってこと」
 なるほど、それで質量保存の法則なんだ。縮むという状態変化が起きても、マコトという一個体の質量は同じ。マコトが「マコ」になるわけでも、「タケシ」になるわけでもない。
「マコトの欠片たちはどこ行ったんだろ」
「それはボクにも分からない。でも、世界中に散らばっていて欲しいな」
 アンダルシア地方の小さな村の路地裏、ゴビ砂漠を横断する列車の二等席、一年中霧に覆われている森林の奥底。世界中にマコトが息づいているのは、悪くない想像だった。かつて父が話してくれたアポなんちゃら――細胞の自殺という考え方よりはずっと好きだ。それが事実かどうかは些細なこと。父が多肉植物を育て始めた理由が少しだけ理解できた。
「質量保存の弟か……。その考え方は素敵だね」
「でしょ」
 ふむぅと鼻を膨らませるその様子は長年見てきたマコトそのもので、やっぱり変わってないじゃんと嬉しくなった。


 春になったので、マコトと桜を見に行くことにした。まだ少し肌寒いから厚手のブルゾンを羽織り、胸ポケットにマコトを入れた。振動を感じさせないよう、クッション代わりの綿を全体に敷き詰める。
「どう? 苦しくない?」
「うん平気。快適だよ」
 マコトを驚かせないよう、声のボリュームを抑える。縮んだその身には普段の話し声も騒音に聞こえるらしい。マコトの声だけを拾う集音器が国から届いたが、なんとなくまだ開封していない。
 近所の公園までは徒歩で向かうことにした。一歩一歩を噛みしめるように歩くのは随分久しぶりな気がする。塀の上で香箱座りをしている野良猫はちっとも動く様子が無い。風は右から左に穏やかに吹いている。路地裏を選んで通っているため、時折聞こえる車のクラクションは遠い国の出来事のようだった。
 穴場の公園ということもあり、私たちの他に花見客は数組だけ。しかも乱痴気騒ぎをしている人たちは誰もいない。みんなお行儀よくビールや料理を胃の中に放りこんでいた。なんだか私たちまで神聖な儀式に参加している気持ちになる。
「空いててラッキーだね」
「ボクの普段の行いが良いからね」
 公園の南口にある桜の下で、私たちはブルーシートを拡げた。鞄の中から取り出したお弁当とステンレスボトルは、まだほんのり温かい。つなぎを減らした肉肉しいハンバーグ、砂糖たっぷりのスクランブルエッグ、アンチョビ入りの大人なポテトサラダ、ピリ辛の中華風きんぴらごぼう、野菜を細かく砕いた黄金色のコンソメスープ……マコトの好物が二人のお腹を満たす。母から借りたキッチンバサミは大いに役立った。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「なに?」
「今日はありがとね」
「なによ急に改まって。変な子」
「ちょっと言ってみただけだよ。なんでもない」
「ならいいけどさ。それよりもデザートも食べるでしょ」
「もちろん」
 ひとひらの花びらが不規則な軌道を描き、コンソメスープの上にゆっくり舞い降りた。

 お腹が満たされた私たちは、行きよりも時間をかけて帰ることにした。二人とも大好きなお笑い番組がマンネリになっていることとか。気になっている異性と仲良くなるためにはどうすれば良いかとか。お母さんの裁縫の腕がメキメキ上がっていることとか。マコトとのおしゃべりは止まらなかった。時間が止まればよいのに。そう思い歩調をわざと緩めると、マコトが急に笑い出した。
「お姉ちゃんさ、なんだかゴジラみたい」
「ゴジラ?」
「そう、ボク目線で見るとゴジラぐらいの大きさだし、歩き方もノシノシだし。ゴジラに乗れるなんて、きっとボクしかできない経験だよね」
 なるほど。確かに縮んだことがない私には無理なことだ。楽しそうに笑うマコトを見ていると、初めて縮んでみたい気持ちが湧いた。それにしても、姉を恐竜呼ばわりするのはちょっと酷い。
「ゴジラは恐竜じゃなくて怪獣だよ」
「どっちでもいいじゃん。あんたは細かいね」
「どっちでもよくない」
「分かった分かった。じゃあ帰ったら一緒にゴジラの映画でも見ようか」
 確か登録している動画配信サイトにあったかな? スマホで確認するためにマコトから目線を外した。
 その瞬間、ぺちん、の音が胸ポケットで弾けた。

質量保存のおとうと

執筆の狙い

作者 パイングミ
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ぺちん、という音と共に縮んでしまう弟の話です。理系っぽい要素も少し入っていますが、根が文系の人間なので難しいことは書いてません(書けません)。お見苦しい点もあるかと思いますが、読んで頂けると嬉しいです。約8700字になります。

コメント

飼い猫ちゃりりん
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パイングミ様
素晴らしい作品です。
正直、あまりの素晴らしさに、「令和なんちゃら」なんてアホらしい作品を書いている自分が恥ずかしくなりました。

まず大胆に踏み込んだ発想がいい。
そしてその大胆な発想を美しい文体で、哀愁を感じさせるまでの芸術作品に仕上げている。

「人間が縮む? そんなことあるわけないやろ。阿呆か!」という当然の批判を完璧に遮断する美しい作品だと思います。
これほどの作品を読んだのは久しぶりです。勉強になりました。

クレヨン
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 パイングミさん、拝読しました。

 心情を詩的に描写することでできあがる、レンズ越しに現実を見ているような文章がよかったと思います。サイエンスファンタジーとも呼べそうなジャンルの物語だったと思います。

 ラストの消える瞬間は、わかっていたこととはいえ心が揺れる瞬間でした。

 

ぷりも
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拝読しました。
体が小さくなるとか大きくなるとかいう話はよくありますが、私は常々その質量保存の法則はどうなっているのだろうと疑問に思っていました。(ストIIのダルシムも体重がある程度変えられるという設定に疑問を感じていました)
御作はその減った分がどうなったかは謎としつつも、どこかに形を変えて存在するはずと言及しているところが良かったと思います。
マコトが元々大きめの服を着ていたという設定はちょっと疑問でした。サイズが合わなくなってきていたトレーナーが今ではダブついているとした方が、マコトが縮んだことを表現できるような気がしました。
あと、雨の前に膨らむという部分は結局謎のままというのがモヤモヤしました。
一番気になったのは、どんどん体が小さくなるマコトが、そこに一切の恐怖を感じていないこと。また、どうやら縮む原因は血筋にあるらしいと聞いたカスミも、明日は我が身という思考にならないところに疑問がありました。
ストーリーの発想は面白いと思いました。

パイングミ
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飼い猫ちゃりりんさま

お読みいただきありがとうございます。また過分なお言葉、とても嬉しいです!

>「人間が縮む? そんなことあるわけないやろ。阿呆か!」
この指摘は覚悟していた部分だったので、そう言って頂けると救われた気がします。

先日もコメントしましたが、「令和救世主伝説」面白かったですよ。ジェットコースターみたいなスピード感のある展開は素晴らしかったです。また次作も楽しみに待っています。ありがとうございました。

パイングミ
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クレヨンさま

お読みいただきありがとうございました。

>心情を詩的に描写することでできあがる、レンズ越しに現実を見ているような文章がよかったと思います

「~だ」「~だった」の比率も若干多めにして、主人公の距離感を少し遠めにしてみました。それが功を奏したかは分かりませんが、「レンズ越しに~」とコメントを頂けたのは、とても嬉しいです。

>サイエンスファンタジーとも呼べそうなジャンルの物語だったと思います。

SF(フィクションも含む)作品はほとんど読んだことがなくて、今作がそうかどうか自信が無かったので、執筆の狙いには書きませんでした(理系うんぬんでお茶を濁した感じです)。でも、今回アポトーシスとかいろいろ調べてみると面白くて小説のネタになりそうだなと思いました。理系の苦手意識が少し克服できた感じです。

後ほどクレヨンさんの作品も読まさせて頂きますね。感想ありがとうございました。

パイングミ
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ぷりもさま

前作に続いてお読みいただき、ありがとうございます。


>一番気になったのは、どんどん体が小さくなるマコトが、そこに一切の恐怖を感じていないこと。カスミも~

鋭いご指摘、ありがとうございます。ここは書くべきかどうか、正直悩みました。ただ今作のテーマとして「人間の生物としてのしたたかさ(適応能力)」みたいなことを描きたくて、「縮む、を受け入れている世界」を舞台にしました。作中でも少し言及していますが、私たちが新型コロナにすっかり慣れきったことと、本質は同じなのじゃないかなと。だからそこの苦悩的なことは、(ゼロではありませんが)あまり描かないようにしました。ただ、ぷりもさんの意見も充分理解できるので、ここはまだ迷っています。

>雨の前に膨らむという部分は結局謎のままというのがモヤモヤしました。

そうですね、「縮むこと」も「膨らむこと」も作中では結局謎のままにしています。縮む方はアポトーシスと質量保存で言及していますが、正解は書いていません(事実かどうかは些細なこと。として結論付けました)。理由としては、作品の方向性としてそこに答えを出すのは何か違うのかな…と思ったからです。これはあくまで私の感覚的な部分なので、上手く説明できなくてすみません。

>マコトが元々大きめの服を着ていたという設定はちょっと疑問でした。

これは仰る通りですね。私の母親が「どうせすぐ大きくなるんだから」とワンサイズ上の体操服を買ってくるような人だったので、それに引っ張られました。ここは修正したいと思います。

参考になるご意見、ありがとうございました。ぷりもさんの作品もちょこちょこ読んでいる最中です。読み終わたら感想を書かせていただきます。

飼い猫ちゃりりん
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パイングミ様
もし敢えて、あえてですよ。この素晴らしい作品を無理にでも指摘するなら、題名だと思います。
『質量保存のおとうと』
題名は作品の暖簾(のれん)であり、非常に重要なパーツです。
『質量保存のおとうと』
内容との微妙なズレを感じます。
『人間失格』
内容とピッタリ一緒で痛快です。
ならどうすればいい?
うーん。飼い猫もいつも題名に悩んでいます。

夜の雨
ai227163.d.west.v6connect.net

「質量保存のおとうと」読みました。

なんか図書館の本棚にある文学作品を読んでいるみたいです。
>ぺちん、と間の抜けた音が鳴り響くと、弟のマコトが縮んでいた。<
から始まる物語なのですが、この「縮む人間」が世間で結構いて、それが社会に溶け込んでいるという設定になっています。
主人公の「姉」の一人称で物語は展開されていきますが、社会ですでに容認されている現象なので、大騒ぎするでもなくて、母もあまり慌てない。
父も普通に子供が大人になって家から出ていくときのような対応を取っている。
もちろん、そこには父やら母の子供を想う日常があるわけですが。
そして主人公の姉も弟のマコトに対しての不思議な愛情と好奇心に満ちた生活をしている。

とっても不思議な物語で図書館の本棚にある文学作品レベルなのだと思うので、もしどこかの文学賞とかの規定にあっていたら、応募する手もアリかなと思いました。
面白いだけではなくて、社会のなかで家族が不思議な現象に巻き込まれたら、主人公のように感じるのかもしれないと思ったりしましたが、それって愛情がある証なのだろうと。

まさに家族の物語であり、姉から見た弟のふしぎな物語でした。

ちなみに下記の「間の抜けた音」のところを「シリアスな音」ほか、別の音にすると、そのあとの御作の物語は、ぜんぜん違ったものになるのだろうなぁと思いました。
 >ぺちん、と間の抜けた音が鳴り響くと、弟のマコトが縮んでいた。<


お疲れさまでした。

浮離
KD111239169009.au-net.ne.jp

個人的には、違和感しかないです。
作品そのものも、それに対する感想も合わせて。


余計なことばかり考えすぎみたいに感じさせられました。

これって、読み手には関係のない話だから勘違いしないで受け止めてみて欲しいんですけど、書き手にとってこの作品、”ジャンル”って問われたら一先ずはどう答えますか?

っていうか、答えられますか。

作品は必ず”ジャンル”で明確に分類できるべきものではない、だとか馬鹿みたいな揚げ足取りたがる話してるつもりはないので勘違いしないでくださいね。

単純に、性格として曖昧でユルすぎる気がしました個人的には。
おそらく書き手にはその自覚がないでしょうし、あったならこういう書き振りには普通はならないはずだよなあ、っていう一読書愛好家の端くれから見た印象ってことですね。
所詮素人の嗜みですから、

>素晴らしい作品

って素人による賞賛に甘んじても全然問題ないこととは思うんですけど、素晴らしく感じさせられてばっかでもない読者もいることも知って欲しいですし、少しも悪意なんてないつもりでお伝えしているので勘違いしないで欲しいんです。


>大胆に踏み込んだ発想

らしいんですけど、扱いきれなくてバラけてばかりに見えなくもない現状に、書き手は自覚ないですか。
褒められて気持ちいいまま饒舌隠しきれませんか。

>レンズ越しに現実を見ているような文章

場面単位での時制もままならない有り様をプリズムよろしく虚飾を奢る趣味なんて持ち合わせない読者もいるので悪しからず。

>ラストの消える瞬間は、わかっていたこととはいえ心が揺れる瞬間でした。

消えてなくなったら心揺さぶられますか。
そういうの脊髄反射、他人事って世間では言わなくもない気がします。
このお話、語り手誰でしたっけ。

>減った分がどうなったかは謎としつつ
>明日は我が身という思考にならないところに疑問

一体何を読んでいるつもりなのか、一読者としてシンプルに謎。



質量保存の法則もアポトーシスも結構なんですけど、そんなあれこれにかこつけて暗示したがる”したたかさ”って、その狙い確かですか。
家族って、人類の桁で均されて語られて然るべきものですか。
個人的にはそうは扱えそうにない、っていう一読者、創作者としての違和感の話です。

わからないならいいですし、適当としか思えない言い草に気を良くしていたいならそれでもいいんですけど、所詮バラけてるってことわかって欲しい気がするんですよね。
これってあたしの押し付けでも嫌がらせでも因縁つけてるでもなんでもなくて、単純に滑稽にばかり見えがちなはずなのってあんまり良くないなって。


いいですか?
客観的に読んでください。

書き出しの最初の章、いつの話ですか?
どこの場面で、語り手から見ていつの話?
書き手はわかってるつもりで描いてるんだと思うんですけど、文章が下手なのかわかってないだけなのか知らないですけど、ねじれてないですか? 時制も情報も全部。
ちなみにあたしはこの書き出しのせいでとっくに信用して読み進めることやめました。


現在、語り手は高校生。
”縮んじゃう”エピソードは彼女にとってだけでも幼稚園、小学生、そして現在って、そんな社会的にもとっくに既往症たる事態について、どうして今更

>【縮んだ人 最後】と検索してみる。

って、どんなしたたかさなんですか。
個人的にはただの世間ずれした年頃の時差ボケ的無関心くらいにしか感じさせられません。
なにしろ、”国”として対応が図られるほどの伝播期間もあっての”奇病”ですよ、その現象的規模に対して、逐一反応がバグって見えるのあたしだけですか。

>それもあるかもしれないね。あの時は看病もしてお祖母ちゃんの家まで通っていたからね。受け入れるしかなかったのよ。

それが母として、弟くんに巡らせる感情として作為に足るつもりなら、”したたかさ”の意味も、お話の閉じそのものも、褒めそやす上等な読者の皆さんの見立てとはほぼ真逆の意図として解釈されて然るべく仕込まれたもののように個人的には受け止められる気がするんですけど、作者の意にそぐわないことを言っていたならすみません。

浮離
KD111239169009.au-net.ne.jp

いちいちケチつけたらキリがないので簡単にお伝えします。

このお話の肝って、何。

”ぺちん”が肝なら、安部公房よろしくナンセンス奇妙譚
”質量保存の法則”が肝なら、観察偏重のサイコパス姉による変態独白、弟が消え失せるレアな瞬間を見逃して狂おしく嘆かないなんて嘘だと思う。
”アポトーシス”が肝なら、”雨の日”の謎をうやむやにできるはずがない、そんな弟想いの姉による家族愛猛爆さながらの清々しさで閉じる解明譚。


これって、ただの例えばっていう”設計”だとか、書き手として想定して然るべき感覚的”アウトライン”だとか、考えなくても当たり前に踏み外すわけなんてない”感度”の話だと思うんですよ。
伝わらなければいいんですけど、ずっと読みながら至らなさが目に余ってずっと気持ちが悪かったですし、いちいち”書く”っていう意図に対する認識みたいなものがはっきりと疑わしい印象を受けたものなんです。

上に挙げた”設計”だとかって例えって、つまりどういうことかわかりますか?
必然として表現に適うべく心得るものだと思うし、それが意図できないなら”裏切る”ってことこそ叶わないはずなんですよね。

このサイトの読み手の大半はザルだと思うし、単純な見映えにすぐ騙されるし、ディテールっぽさをそれとして鵜呑みにして腰が引けるばっか。
この作品が掲載されたときからとっくに嫌な予感がしていたんですけど、よりにもよって馬鹿猫です最高。
すぐにぶっ潰して晒し者にしてやろうと思ってたんですけど、雑魚はインパクトに欠けるのでそんな馬鹿にどんな人が後乗りするのか待ってたんです。

まったく気の毒なことでした。
被害を被った気がしているならすみませんでした。

個人的には、ボロい程度と恥晒したまま気付かずにいるより余程マシなはずなのでむしろ感謝してもらいたいくらいのつもりで手間割いてます。


書き手が企んで思い描いた”作為”っていう挑戦はわかりますよ。
これは悪口でも馬鹿にしているのでもなくて、単純にその未熟さ、アタマばっかでいじり倒してまともに仕立てられると思うな下手くそ、っていう愛の鞭です。

立派な挑戦だと思いますよ。
でも全然、器から溢れてちっとも扱える準備できてないことわかって欲しいと思いました。
誰がそんな偉そうなこと言えるんだって、腹を立てる馬鹿があとを絶たないんですけど、むしろそう感じる時点で感性ない証でしかないし普通並にもまともに読めないこと白状してるだけだから自覚して恥じろ、って言いたいです。



いいですか?
これってかなり基礎的な、当たり前のこと言ってるだけのはずなんですよね。
あたしが何者でも偉ぶってるでも感じ悪いでもなんでもなくてただの当たり前、このサイトがバカほどレベル低いだけだから。


言い方きつかったならすみません。
ムカついて捨てハン化けて伝言板でキチガイ晒すなら勝手にどうぞです。



単なる是正にご協力強要ですみませんでした。

パイングミ
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飼い猫ちゃりりんさま

再訪ありがとうございます。

>この素晴らしい作品を無理にでも指摘するなら、題名だと思います。

そうですよね~。タイトルとか登場人物の名前を付けるのが、とても苦手です。ゲームで主人公の名前を決めるのに30分迷ったあげく、結局デフォルトの名前で始めちゃうタイプです。

>『人間失格』内容とピッタリ一緒で痛快です。

ほんと言い得て妙です。私も良いタイトルがないがちょっと考えてみたいと思います。ありがとうございました!

パイングミ
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夜の雨さま

前作に続きお読みいただき、ありがとうございました。お褒めいただきとても恐縮です。

>社会ですでに容認されている現象なので、大騒ぎするでもなくて、母もあまり慌てない。

そうですね。以前していた仕事でご高齢の農家さんと関わる機会があったのですが、みなさん病気や死をけっこう受け入れているんですね。ブラックジョークもばんばん言うし。もちろん一人の時は不安になるのかもしれませんが、なんか強くて素敵でそれが凄く印象的でした。そうした体験(&アフターコロナもです)から、受け入れている世界観を描きたいと思いました。

>ちなみに下記の「間の抜けた音」のところを「シリアスな音」ほか、別の音にすると、そのあとの御作の物語は、ぜんぜん違ったものになるのだろうなぁと思いました。

たしかに、オノマトペ一つで物語が変わるって奥深いですね。個人的にはオノマトペを結構使う方なので、これからも意識したいと思います。

感想ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

パイングミ
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浮離さま

愛の鞭ありがとうございました。キツイ言い方とかは別に気にしてないです。むしろ腹立つほどの作品を読んでいただいた点、そしてここまでご指摘いただいた点、嬉しく思います。正直、私は鈍い書き手・読み手ですので、浮離さんの言っている意味はまだ半分も理解できていないと思います。なので、時間をかけて消化します。

>書き手にとってこの作品、”ジャンル”って問われたら一先ずはどう答えますか?

ジャンルとは、純文学とかSFとかミステリーとかのお話でしょうか(違っていたらごめんなさい)。 一応、純文学のつもりでは書いてます。書けているかはさておいてですが。

テーマは、ぷりもさんの返信にも書きましたが、「人間の適応能力(したたかさ・たくましさ)」です。動機は、あれだけ大騒ぎしていたコロナにも私たちはすっかり慣れてしまい、なんだか日常に溶け込んでしまっている。つまり「コロナ2020」ではなく、「コロナ2024(もしくは2030ぐらい)」を描きたくて、縮むを題材に今作を書きました。

>”国”として対応が図られるほどの伝播期間もあっての”奇病”ですよ、その現象的規模に対して、逐一反応がバグって見えるのあたしだけですか。

ここは完全に私の筆力(描写)不足でした。またコロナの例で恐縮ですが、発生源などを含め一般の国民って、本当の真実はなかなか知りようが無くて、末期を含め大事な部分は国が隠してる(縮むが発生した家族などには口止めしている)みたいな風に描きたかったのです。ただ今の描写では伝わりませんね。また、カスミが高校生になって検索するところも、確かにありえないですね。

>家族って、人類の桁で均されて語られて然るべきものですか。

ここは凄くハッとしました。上記の姉の行動を含め、私が書きたかったテーマと人称・設定がそもそもアンバランスだったのかもしれません(一家族の話にするのでなかったのかも)。もちろん、上手に料理する方もいるのでしょうが、今の私には無理でした。

>それが母として、弟くんに巡らせる感情として作為に足るつもりなら~

すみません。ここと冒頭の時制の箇所ですが、まだ理解できていないのでもう少し考えてみます。

>このお話の肝って、何。

浮離さんのおっしゃる「肝」がどの意味かは分かりませんが、「重要な部分」「核」という認識で返答したいと思います。「ぺちん」「質量保存の法則」「アポトーシス」は、私の中では「縮む」ことに対するマテリアルであって、これらは肝ではないと思っています。繰り返しになりますが、縮むことに対する謎を明かすなどではなく、伝えたいのは「コロナ2024」になります。ただ、それを分かっているのは作者だけですし、そのテーマだとしても…という書き方でした。

なお、「”質量保存の法則”が肝=観察偏重のサイコパス姉による変態独白」ですが、ここのロジックが私にはちょっと分かりませんでした。でも、そのお話も面白そうですね。今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」みたいで。

>書き手が企んで思い描いた”作為”っていう挑戦はわかりますよ。
>立派な挑戦だと思いますよ。でも全然、器から溢れてちっとも扱える準備できてないことわかって欲しいと思いました。

そうですね。これに尽きると思います。これまでは波打ち際でバシャバシャと小説ごっこをしていたんだと自覚しました。少しでも深く潜れるよう挑戦し続けたいと思います。本当にありがとうございました。

夜の雨
ai249078.d.west.v6connect.net

再訪です。

「縮ゆく人間」の奇病で「コロナ2030」とかの世界というお話でもちろん御作を書いてもそれはそれで面白いとは思いますが、それをやると背景部分の書き込みが相当多くなる。
御作の場合はそういった物語ではありません。
弟のマコトが奇病をわずらい、その弟に姉として付き添うなかで感情をゆさぶられるハートフルなお話です。
したがいまして国家レベルのことやら「縮ゆく人間」の奇病の部分まではあまり詳しく書く必要はないと思います。
国がどうたらというような部分は書く必要はないのではと思いますが。


●癌(体内のすべての癌)をわずらって亡くなる人は日本では、年間何人ぐらいいるのでしょうか。
ということで、AIで調べてみると。

>日本において、年間でがんにより亡くなる人々の数は以下の通りです。<

2021年: 男性は約222,467人、女性は約159,038人で、合計で381,505人ががんで亡くなりました。
2009~2011年にがんと診断された人々の5年相対生存率は、男女計で64.1%(男性は62.0%、女性は66.9%)です。
日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、2019年のデータに基づくと、男性は65.5%(2人に1人)、女性は51.2%(2人に1人)です。
これらの統計は、がんの罹患数や死亡数、生存率を示しており、がんに対する意識と予防活動の重要性を強調しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上に示したように癌で亡くなる日本人はかなりおります。
もし、御作の奇病の設定を癌に置き換えた場合、国家レベルの話を描く必要はあるのかという事になります。
つまり御作の「縮ゆく人間」はそれ自体が題材ではなくて、主人公の姉とやっかいな奇病で体が縮みゆく弟とのコミュニケーションのお話です。
奇病の原因を詳しく書いて国の対策がどうたらというのであれば、現在起きている癌という病をわずらった患者と家族の話なども国家レベルで書く必要が出てきます。

御作は、主人公の姉とやっかいな奇病で体が縮みゆく弟とのコミュニケーションのお話です。

「縮ゆく人間」の背景部分とかその対策を国がどうしているのかとかを書くと、それはそれで面白いことは間違いないのですが、話が別物になります。


お疲れさまでした。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

拝読しました。

やはりパイングミさんの文体には独特の世界観が漂っていますね。このなんとも言えないふわふわした雰囲気が私は好きですよ。

物語は「TWILIGHT ZONE」に出てきそうな非現実なのですが、そんなことをも受け入れてしまう登場人物の一見読者からしたら狂気な世界感が日常化されて行く様は、正に三年前のコロナ禍の非現実な騒動を徐々に受け入れながら、未知との共存をはかるに至った過程をも彷彿とさせます。
人間の体が縮むというのは、人口爆発で今後起こりうる問題(食料難など)を回避する為の人類のひとつの進化の過程なのかな。とも読めました。

飼い猫ちゃりりん
sp1-72-8-43.msc.spmode.ne.jp

パイングミ様
ほんと皆さん、しっかり読み込んで、いいコメントをしてくれてますね。
もちろん、厳しい意見を言ってくれた浮離さんも素晴らしいと思います。
それにくらべ、馬鹿猫は……
「素晴らしい作品だ!」って言うばっかで、作者のためになる具体的な意見を少しも言っていない。苦笑

飼い猫は、美味いラーメンを食べたとき「うまい!」としか言わない困った客なんです。
店主からしたら「もうちょっと言うことないの?」ってなります。
馬鹿猫はラーメンに理論理屈を介在させない。味方、嗅覚、歯応え……感性のみが頼りなんです。

白痴の馬鹿猫は、良い芸術作品は人間の理解を超えた存在だとの畏怖を感じているのです。
当然その人間には作者も含まれます。
馬鹿猫は芸術作品は、「偶然生まれた無意味で無価値な存在」でいい、いやそうあって欲しいと思っています。
「お前、そんな消極的姿勢で書いているのか!」
「いや……めっちゃポジティブ、究極的ポジティブだと思うんだけどにゃ……」
なかなか理解されない。苦笑

芸術作品は作るものではなく、生まれるもの。つまり「赤ちゃん」。
母親が「赤ちゃん」を理解しているとは限らない。最近の母性は病んでいるし、母性よりも、医学や科学が尊重される狂気。
「赤ちゃん」に平気でコロワク(社会毒)を打ち込む母親。
思いやりワクチン」だから、赤ちゃんのためになると思ったら大間違い。
善良な読者の意見は「思いやりワクチン」みたいなもんだと思います。
パイングミ様が産んだ「赤ちゃん」に、注射して良いかどうか、慎重に判断した方が良いでしょう。

パイングミ
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夜の雨さま

再訪ありがとうございます。

>「縮ゆく人間」の奇病で「コロナ2030」とかの世界というお話でもちろん御作を書いてもそれはそれで面白いとは思いますが、それをやると背景部分の書き込みが相当多くなる。

そうですね。今作とは別に「縮む」という病気を軸に一本書くといった意味合いです。川上弘美さんの「おおきな鳥にさらわれないように」みたいに、架空の国・設定色を強めた上で人間の順応性を描こうかなと。今作の修正は時間を置いてするつもりですが、夜の雨さんのおっしゃる通り幹の部分は大切にしたいと思います。

尚、今作にも「フェイクニュースを流した(実は陰謀論ではないのかも)」「大人は誰も教えてくれない」など、実は国が色々やっているのでは…みたいな要素は若干入れています。もう少し情報の開示方法は考えますが、修正時も塩梅としては裏設定ぐらいを検討しています。

癌のデータもわざわざお調べいただき、本当に恐縮です。良い作品を作れるよう努力しますので、これからもご指導よろしくお願いします。

パイングミ
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凪さま

お読みいただきありがとうございました。

>パイングミさんの文体には独特の世界観が漂っていますね

好きと言っていただきありがとうございます。これからも精進したいと思います。

>物語は「TWILIGHT ZONE」

恥ずかしながら見たことがなかったので調べたら、リメイク版がU-NEXTにありました。スピルバーグも監督をしているみたいなので、三連休に見てみたいと思います。面白そうですね。

>人間の体が縮むというのは、人口爆発で今後起こりうる問題(食料難など)を回避する為の人類のひとつの進化の過程なのかな

食料が乏しかった氷河期の人類は、身体を小さくすることで絶滅から身を守った、みたいな話があるようですね。詳しくは分からないのですが、突然変異の遺伝子ができたとか。そう考えると、案外起こりうる未来の進化なのかもしれません。って、なんだか都市伝説の番組みたいになってしまいました。

改めて今作もお読みいただきありがとうございました。

パイングミ
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飼い猫ちゃりりんさま

>ほんと皆さん、しっかり読み込んで、いいコメントをしてくれてますね。

みなさんとても真摯にアドバイスしていただけるので、とても嬉しいです。

>飼い猫は、美味いラーメンを食べたとき「うまい!」としか言わない困った客なんです。

いえいえ、「うまい!」も立派なコメントですし、励みになっていますよ。私は弱い人間なので、その言葉が無ければ書き続けるかは自信がないです(もちろん、価値が無いのに無理に褒めてくれとは言いませんが)。

>良い芸術作品は人間の理解を超えた存在だとの畏怖を感じているのです。
>馬鹿猫は芸術作品は、「偶然生まれた無意味で無価値な存在」でいい、いやそうあって欲しいと思っています。

これは深いですね。そういう考え方・物事の捉え方があることを知れて、とても参考になりました。

>パイングミ様が産んだ「赤ちゃん」に、注射して良いかどうか、慎重に判断した方が良いでしょう。

今作をまだ書き終えて日が浅いので、恐らく私自身も客観視はできていない無い部分があると思います。なので、暫く寝かせてからブラッシュアップはする予定です。その時に、どの情報を取捨選択するか、はたまたしないのか。その点はしっかり判断したいと思いますね。

色々とご心配いただき、本当にありがとうございました。

浮離
KD111239169236.au-net.ne.jp

あたしなりにかなり噛み砕いてお伝えしたつもりだったんですけど、あんまり伝わっていないというか聞く耳すらないらしく、自分ばかりを言い逃れるためだけに必要なゲージュツだとかなんとかぺらっぺらなこと言い腐って恥ずかしげもなくいられる馬鹿と含めて

>どの情報を取捨選択するか、はたまたしないのか。その点はしっかり判断したいと思いますね。

だとか、言い草だけでも腹黒さ丸出しなのって馬鹿猫の魂胆と大して変わらないことちゃんと自覚したほうがいいと思うんですよね。
そういう建前で言い逃れられるつもりなんだかマナーのつもりかキレイゴトか、そんなもん知らないですし勝手にしたらいいと思うんですけど、そんな鈍な態度を自分に許してるからいつまで経っても備わるものも備わらないってことも覚悟しておけって当たり前に思うんですよね個人的には。


これってまったくのお節介として、この書き手ばっかに言ってもとっくに意味ないらしいのでこれ見てくれてる人たち、創作者たち全員にお伝えするつもりで言っておきます。


どうしてあたしが”ジャンル何?” って最初に聞いたのか。
ペチンなのか質量保存の法則なのかアポトーシスなのかって”設計”だとか大袈裟な例えを示したのか。

そうして書き手は、

>一応、純文学のつもりでは書いてます。

ってさ?
あるいは、あたしが言う”肝”について、

>「肝」がどの意味かは分かりませんが、「重要な部分」「核」という認識で返答したいと思います。「ぺちん」「質量保存の法則」「アポトーシス」は、私の中では「縮む」ことに対するマテリアルであって、これらは肝ではないと思っています。繰り返しになりますが、縮むことに対する謎を明かすなどではなく、伝えたいのは「コロナ2024」になります。

ときたわけなんです。


あのですね、鶏が先か卵が先かはわかんないんですけど、こと”小説”するにあたっては個人的には”読み”が先にあって当たり前って思って疑いのないところなんですよね。
文章って、どうやって読むの?
書くことだけが”創造”なの? ”創作”なの?
ここにいる人たちのほとんどが”ザル”って言うのはそういうこと、作ることばっかに知恵使って、読むことにはまったく”創造”働かないとんまばっかなんですよ入り口からの問題として。

どうしてあたしは人と違った攻撃性をもって読書して感想という形で言語化して爆撃仕掛けられるのか。

簡単ですよ、”創作”っていう当たり前の倫理に照らしながら基礎的な条件塗りつぶしてその未熟さくらい当たり前に拾えるからですよ。
”読書が要求するもの”から欠落するその”物足りなさ”に当たり前に敏感だからです。
そういう”油断”を見逃さない、それを見逃して”創作”を言い腐るその人間性の甘さや”嘘臭さ”がダサくて大っ嫌いだからです。

ゲージュツ?
ろくに読めもしない下手くそが恥ずかしげもなく言い逃れることばっか何言ってんだろ恥ずかし

ってこれ、当たり前の感性だと思うしそんなもんにヘラヘラとおべっかにもならないことでかかずらわるお前らまじで馬鹿だから。
粘着独り言馬鹿に自らヘラヘラと感想書きに出向いてみすみす自分の作品機会腐らせてんの、ものすごく馬鹿っぽいってことくらいさっさと気付けって思うんですよ。
どんなお行儀のつもりかよくっそダサ、ってそういうのあたしは常に馬鹿にするものなんです遠慮なく。



>一応、純文学のつもりでは書いてます。


純文学って、つまり何。

そんなことはこんなサイトでも定期で取り沙汰されるものなんですけど、ここの人たちはほぼ全員馬鹿なので”ジャンル”として切り分ける向きの話しか出来ないんですよね、善悪とか右左とか美味い不味いみたいな了見において切り分けないと”正論”に足らないらしく馬鹿げたこと言い腐る馬鹿こそ後を絶たないのでこっちこそあくび止まんないわけなんです。

自覚しろ、って言ってるんですよ。
書いてんの、誰のつもりなの馬鹿なんじゃないのって。


あたしは”純文学”って、書き手が思う”テーマ”に対する”執着”の丈、つまり”キモさ”のことだと思ってるんですよね。

>余計なことばかり考えすぎみたいに感じさせられました。

って感想の初っ端に言ったんですけど、書き手がすっかり読み逃していることはもちろん知ってますし、なるほど伝わるはずもないよなっていうその”読力”の低さをあたしは疑いなく了解するものなんです。


ぺちん
質量保存の法則
アポトーシス

わかりますか?
どうしてそんなにいくつもネタが必要になっちゃう建前で”純文学”とか言えちゃうの? って言ってるんです。
あたしにはその認識そのものがものすごく気持ちが悪くて。
しかも書き手なりには、

>これらは肝ではないと思っています。繰り返しになりますが、縮むことに対する謎を明かすなどではなく、伝えたいのは「コロナ2024」になります。

ときたものなんです。
あたしに言わせれば、本末転倒も甚だしいってただそればっか。
だってそれってエンタメじゃん、大丈夫ですか? って。


いいですか?
あたしが”設計”っていう建前で例えた三つのやつ、あれって全部”純文学”のことですよ。
どれか一個で十分に書き切れて当たり前っていう”設計”のこと言ってるんです。
”ぺちん”ならそればっかで書き切れる動機に突き動かされるものが”純文学”のはずで、書き手っていう然るべき”欲求”のはずなんですよ。

舐めやがってって、あたしははっきり言ってものすごくムカついてます。

浮離
KD111239169236.au-net.ne.jp

わかりますか?
これって手前味噌でも自惚れでもなんでもないです。
あなたのこの作品と、あたしのやつ、読み比べてください。
わからないかもしれないけど、あなたの情報量の多さとあたしの多さは意味が違うんですよ。

あたしのは、 ”執着”する”キモさ” なんですよ。
時制はおろか、場面すら何一つ動いてないけど、あなたには自分の書き振りと同じ動機のように見えるのかもしれない”情報量の多さ”で一つのお話を書き切る、あんな夥しい目に余るような言い草でしか表現し得ないその”純度”にあたしは常にこだわるしそういう”無駄さ”でしか表現できない”純度”にしかあたしは惹かれない、っていうことを散々自分にばっか押し付けんの。

そういうのを書きたいの。


いいですか?
あなたの情報量の多さは”巧みさ”でも”素晴らしい”でもなんでもなくて、書こうとする自分自身ばっかに必要だった”言い訳”の数なんですよ。
あたしにははっきりと、そう見えるってこと。

>アタマばっかでいじり倒してまともに仕立てられると思うな下手くそ

って、はっきり言ってますから。
だけど、言い訳したいんでしょ?


>それが母として、弟くんに巡らせる感情として作為に足るつもりなら~

すみません。ここと冒頭の時制の箇所ですが、まだ理解できていないのでもう少し考えてみます。


わかりますか?
わかるわけないよなって、その返信だけであたしにはわかるってこと。
そんな話の閉じ方してんじゃん、ってことです。


コロナに慣れちゃった”したたかさ”ですか?
本気で言ってますか?

慣れてなんかいないですよ、ありふれちゃっただけで、国の言い草にまんまと乗せられてブスブスブスブスお注射して死んだり暮らしもままならなくなっちゃった馬鹿な人たち怒ってるじゃないですか全部国の責任だってすり替えてこれっぽっちも考えることしなかった自分の責任には蓋して賠償請求声高に謳ってるじゃないですかどこまでも甘ったれたくてさ。

”したたかさ”って、そういうことなの?
随分すかした物言いの母さん、いよいよ消え失せたらしい弟つかまえて清々しく見送って許容できるらしい老成した語り手。

はあ? って。

意味わかんないですか。
”純文学”って言い張るつもりなら、”はあ?”とするべきものとして許容されて然るべき”書き方”はあるはずって言ってるんです。

>上に挙げた”設計”だとかって例えって、つまりどういうことかわかりますか?
必然として表現に適うべく心得るものだと思うし、それが意図できないなら”裏切る”ってことこそ叶わないはずなんですよね。

もちろん伝わっていないと思うんですけど、上の引用はそういうことを言ってるつもり。
あなたの筆致はあなたが意図するものについてその前提には立てていないはず、っていうことを言ってんの。


あたしは、あなたのあたしからの感想に対する返信を読んで、このままこれを改稿しても何にも意味ないだろうな、って感じさせられてます。

その根拠を、有り様を見て居た堪れずお伝えしてます。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

~2020.04.11 手記より~

不気味な影が曲がり角で待ち構えている。世界は繰り返しまた過去を味わう。息が詰まりそうな記憶がフラッシュバックして、不条理な恐怖に胸が締め付けられる。

――我は死神なり、世界の破壊者なり――

楽園は終わった。
魔法の薬もない。

「コンテイジョン / 感染」と題された映画の世界が現実となり、パンデミックは人々の生活を一変させてしまった。いまや世界は、この目に見えぬ脅威により何が起きてもおかしくない状況を認知しはじめ、恐怖との共生さえ模索する。

最近 アメリカ国防総省が、未確認飛行物体の映像を正式に公表しているが、「インデペンデンス・デイ」も近いのか……笑
ふとそんな、非現実なことを考えてしまう。

非現実的な日常の中で。

《参考音源》
アクセプト
「fast as a shark」
https://youtu.be/7TN6sBZ3y1s

・・・

あの頃さぁ、スペイン風邪になぞられて『このまま世界はどうなっちゃうのかな』なんて、みんなが思っていたんじゃねえの。
で、今はどうよ?
この物語には、そんな非日常の感覚が徐々に麻痺していくような世界観があるんだよね(個人的感想)。
それを読ませてもらっただけで俺は良かったよ。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

>不気味な影が曲がり角で待ち構えている。

こいつも載せとこうか
《参考画像》
キリコ
「通りの神秘と憂愁」
https://www.artpedia.asia/melancholy-and-mystery-of-a-street/

パイングミ
flh2-221-171-44-160.tky.mesh.ad.jp

浮離さま

ムカつきながらも居たたまれず返信いただき、ありがとうございます。先日述べた通り鈍い書き手・読み手なので浮離さんのおっしゃることが理解できない部分が多々あります。だから分からない場合は分からないと言いますし、自分がこういう意図で書いた箇所は説明しました。もちろん、納得したご指摘は受け入れているつもりです。それを言い訳と言われるならもう言い訳のしようがありませんね。ごめんなさいと謝るか、納得できなくても従順に全て飲みこむしかありません(あと、腹黒い人間だとは自分でも思うので、そこは否定しません)。

>あたしは”純文学”って、書き手が思う”テーマ”に対する”執着”の丈、つまり”キモさ”のことだと思ってるんですよね
>あたしが”設計”っていう建前で例えた三つのやつ、あれって全部”純文学”のことですよ。
どれか一個で十分に書き切れて当たり前っていう”設計”のこと言ってるんです。
”ぺちん”ならそればっかで書き切れる動機に突き動かされるものが”純文学”のはずで、書き手っていう然るべき”欲求”のはずなんですよ。

半分はそう思いますし、半分は違うと思います。1を膨らませて10にする小説もあれば、1を積み重ねて10にする小説もあるのではないでしょうか。例えば、芥川賞をとった高山羽根子さんの『首里の馬』は、「私設郷土資料館の整理ボランティア」「リモートでクイズを出題するバイト」「庭に迷い込んだ在来馬に乗る」などの要素が絡み合って進んでいきます。一つひとつが充分に深掘りできるネタですが、そこへの執着は感じられずその身軽さが魅力でした(私が読めていないだけかもしれませんが)。「思っているんですよ」と断りが一応ありますが、一方的にカテゴライズされるような窮屈な物ではないと私は考えます(だからダメと言われるなら仕方ありません)。ただここであなたと文芸論・創作論をするつもりはないので、これで終わりにさせていただきます。尚、「1を積み重ねようとして崩れ落ちて0になっているぞ(意図に対する筆致)」という意味でしたら納得ですし精進します。

>”純文学”って言い張るつもりなら~

いえ、聞かれたからそう答えたのであって、別に言い張ってはないですよ。正直そこのカテゴライズにはあまりこだわりはないので、取り消させていただきます。また、取り消しさせて頂く理由はもう一つあって、浮離さんの小説を先ほど読んだからです。純度や密度はなんとなく凄いとは思いましたが、鈍い私には半分も読みとること感じとることができませんでしたので面白い云々の前に友達の付き添いできた見知らぬ外国のロックバンドを最前列で聞かされているような気分でした。これは私が読むことに創造が働かないのであり、他の読める方は違うのでしょうね。なので私は書き手としても読み手としても純文学に向き合う資格がないと痛感された次第でありこれからはエンタメ作品を投稿したいと思います。

感情的な返信になってしまい、大変申し訳ございません。ただ私は浮離さんの全方位にまき散らす攻撃性が苦手でありしんどくて疲れます(ご指摘は納得できる部分も多いです)。その軟弱な姿勢はつまるところ木を見て森を見ずになっているかもしれませんが、少なくとも私がこの場所に求めるアプローチとは違うのでこれで失礼させていただきます。もちろん、前回・今回含め納得いただいたご指摘はしっかり今後の糧にさせていただきます。方角は間違っているしスピードは遅いですが一歩ずつ歩んでいくつもりです。後、私のコメント欄で他の方へ攻撃するのはやめてくださいね。色々とご無礼なことを言ってしまい、申し訳ありません。

パイングミ
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凪さま

再訪ありがとうございました。この手記は凪さんが書かれた物でしょうか? 「恐怖との共生さえ模索する」の部分がすごく響きました。私は東北出身なので3.11も経験していますが、あの時は色々やることがあってそこまで恐怖は感じなかった気がします。断水していた友達にお風呂を貸したり、知り合いの農家さんのためにガソリンを届けたり、支援物資整理のボランティアをしたり。不謹慎かもしれませんが、非日常感を少し楽しめたきらいさえあります。

ただ、2020年の4月頃は真綿で首を締められるような息苦しさでしたね。ちょうど仕事も全部キャンセルになって、友人とも直接会える機会が無くなって、街もゴーストタウンみたいになって。今思うと凄く不思議な期間でした。

また、参考音源・参考画像もありがとうございます。先日紹介いただいた映画と言い、凪さんの博識ぶりには数多が下がります。また色々と教えてくださいね。ありがとうございました。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

>この手記は凪さんが書かれた物でしょうか?

パイングミさんはエブリスタでも書いているのですよね。私も掌編や詩を投稿してますよ。
こいつは「黙示録」という作品をちょっちいじったものです。機会があったら、向こうで読んでみてくださいな 笑

飼い猫ちゃりりん
123-1-73-29.area1b.commufa.jp

パイングミ様というより、飼い猫のことが嫌いなんです。
飼い猫は、結構忖度無しでもの言うからです。
例えばこんなふうに。
浮離さんの作品に情報量が少ない原因は、舞台が「四畳半の部屋」だからでしょ。浮離さんの作品はどれもそう。四畳半独特の臭いがする。窓を開けて外の空気に触れて、作品世界を広げた方がいい。そうすれば必然的に情報量が増えて、作者は苦労することになるけど作品の質は上がる。
例えばこのパイングミ様の作品には独特な世界観があり、弟と姉が紡ぐ悲しくも美しい情緒がある。
これは情報量が適切であるからでもある。夜の雨様が既に説明しているので繰り返しては言わない。
情報量は多ければいいわけじゃないけど少なけれ良いわけでもない。絶妙なバランスと調和が大切。
とにかく、浮離さんはもっと情報量を増やした方がいいよ。四畳半に籠っていては成長は無い。浮世離れじゃダメじゃね。以上

なお、飼い猫の悪口はどれだけ言ってもらっても結構ですが、パイングミ様に八つ当たりするのはやめて下さい。

フェラメール
softbank060106207087.bbtec.net

弟の一部が世界中に散らばっているというところに“愛”を感じました。
色々な試み、頑張って下さい。
それから、一定の効果を出すために、もっと悪巧みをして欲しいな。
誠実に悪巧みをして欲しい。もっと悪くならないと。

浮離
KD111239168184.au-net.ne.jp

はいはい、わかります。

しめしめみたいな白状なんかしなくてもはなから嗅ぎつけて虫唾走ってるんですから大丈夫ですよ。
ことなかれ主義のダメ上司とかが呟きがちなやつですよね、ってそんなことくらい承知してますから。

”どうせ私は腹黒です承知してます”

それって要するに”自分こそ常に品性上等”ってクソ腹隠し切れない時代遅れのクズの言い草でしょ。
裏顔で自惚れておくびにも出さない所詮性悪がしめしめと他人見下すために必要な言い草なんでしょ、クセみたいなコツも隠し続けてばっかじゃ苦しいですか。

はいはい、って頷いとけば丸く収まる、ってそっと馬鹿にさせておいて欲しかったんですよね、そうすればすべては穏便に収まるものと。
勝手に犠牲者ヅラしてさ、斜陽とか気取っちゃってさ?
よくやってるよ、俺。みたいな。

邪魔しちゃって申し訳なかったですね。
あまりにも地雷感半端なかったので、要らぬ親切いなし切れませんでした。
攻撃的な馬鹿って嫌ですよねすみませんでした。


賢いんですね、常識を憚らないなんて立派なことだ。
つかれる、だとか赤の他人に何様かよとも思うけど。




我が身可愛さって、不思議ですよね。
褒めて欲しいっばっかに馬鹿の言い草の方がまだマシとか馬鹿なんじゃないの。


絶対、損したからね。





今後一切ほっといてあげます。
安心してください。



おつかれです

金木犀
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パイングミ様……。
作品はカクヨムで読ませていただきましたが、僕も素直に面白いと感じました。

ぺちんというコミカルな音をここまで読者を緊張させるギミックに変えることができるのかと、本当にうまいと感じました。

執筆お疲れ様でした。

……ここからは、私個人が気になっている質問をさせていただきます。お答えにならなくてよいです。

浮離さんの感想はあなたにとって感想欄を汚すものだったでしょうか?

素直に感じたことを話していただければ幸いです。

パイングミ
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凪さま

>パイングミさんはエブリスタでも書いているのですよね。私も掌編や詩を投稿してますよ。

そうなんですね! 今フォローしてきました。他の作品も読まさせていただきたいと思います。

パイングミ
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飼い猫ちゃりりんさま

私もだいぶ嫌われているみたいなので大丈夫です。もちろん浮離さんがご指摘になって参考になった部分も多いので、そこはしっかり受け止めたいと思います。色々とお気遣いありがとうございました。

パイングミ
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フェラメールさま

お読みいただきありがとうございました。

>色々な試み、頑張って下さい。
それから、一定の効果を出すために、もっと悪巧みをして欲しいな。
誠実に悪巧みをして欲しい。もっと悪くならないと。

悪だくみは今作だけでなく書き手としての向き合い方も含めてだと思いますので、これからも精進します。ありがとうございました。

パイングミ
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浮離さま

再訪ありがとうございます。おつかれさまでした。

パイングミ
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金木犀さま

感想ありがとうございます。カクヨムの方で他作品も読んでいただき嬉しいです。金木犀さんの作品(ごはんに投稿したもの)も読んではいたのですが、なんか迷惑をかけるかなと思いコメントはしませんでした。

>浮離さんの感想はあなたにとって感想欄を汚すものだったでしょうか?

正直に言えば、半分半分といったところでしょうか。ご指摘に納得いく部分、参考になった部分は多々あります。ただ、「私はこう思います」「それはまだ消化しきれていないので宿題にさせてください」といった返信に対し、言い訳と決めつけされてしまったら、こちらからはもう何も言えないのかなと(最後には言ってしまいましたが)。

あと、単純に他の方のコメントを引用して「読めない」だの言う必要性はないと思います。レベル・感性などここには色々な書き手・読み手がいるわけで、作品への感想も人それぞれです。浮離さん的には私たちのそうしたレベルの低さ・鈍感さが許せないのかもしれませんが、そんな卑怯なことをしなくても充分に読めて感想を書けるわけであって、そこに関してはハッキリと“汚すもの”だと認識しています。

答えになっていますでしょうか? 別に私は作品の全てを褒めろと言っているわけではありませんし、厳しい指摘も納得すれば受け入れます。ただ上記で説明した通り、これ以上は議論を重ねて得るものがあるか分かりません。なので、失礼ながらああいった書き方にはなりました。

私はあまり文学論・創作論であったり、作家でごはん(感想欄)のあるべき姿みたいなのは、論じたくありません。なので、金木犀さん的に納得いく返信になっていない際は、どうかご容赦ください。長文失礼しました。

金木犀
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いえ、誠実な返信だと感じました。

お答えいただきましてありがとうございました。

飼い猫ちゃりりん
123-1-74-108.area1b.commufa.jp

金木犀様。
そこは、自分はこう考えると答えるところじゃないですか。それが誠実な返信だと思いますよ。横からすみません。

金木犀
116-91-69-85.east.xps.vectant.ne.jp

 作者様、失礼します。
 飼い猫様のご指摘を踏まえて再訪させていただきました。
 
 私の質問の意図について。
 パイングミさんが浮離さんの感想をどう思っているか、それは感想欄を汚す行為と認識したかどうかを知りたかったのが主な理由です。
 人それぞれ感じ方は違うので、一概に「感想欄を汚す」とはならないような気がしたのです。
 もしやパイングミさんはそうは思っていない可能性もあるかもしれないと思いました。
 あと、少し人を挟むことで、浮離さんも冷静にパイングミさんの意見を受け止められるかもしれないと思ったからでもあります。
 他の人からあれこれ言われるより、今回の出来事を当事者がどう思ったかを改めて聞く事で、改善すべき事を明確にすることも可能ではないか、と思いました。
 なのでまずはパイングミさんはどう思っているのかを確認させていただきたかったのです。

 で、

・作者が受け止めたことや納得がいかなかったことを「言い訳」と受け取られたこと。
・他者の感想を引き合いにだし、否定したこと。

 この部分を、パイングミさんは「感想欄を汚す行為」と認識していらっしゃるのがわかりました。

 私個人としては「他者の感想と自分が抱いた感想を比較」することは大事なことだと思っております。そうしないと「感性は人それぞれ」として落ち着いてしまい、「感性を磨く」までは至らないような気がするからです。
 また一概に「読めない」と指摘する事が「卑怯」なことだとは思いません。
 ただし、「読めない」と指摘するとき「自分が読めていない可能性がある」ことは踏まえるべきでしょう。一方的にマウントをとるためには使うべきではないとは思います。
 そうでないならより踏み込んだ『意見交換』はできるかもしれません。
 パイングミさんのように「他者の感想を引き合いにだす」ことを否定的に見る人もいますので、そうした意見交換をする場合は相手と状況と段階をふまえてすべきことかもしれません。

 以上です。
 お騒がせしました。

飼い猫ちゃりりん
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金木犀様。ありがとうございました。飼い猫が言うのも変か?

ついでなので、多くの読者が勘違い(あくまで飼い猫主観)していると思われることを言っておきます。

「ぺちん!で身が縮まる病気。あり得んし!」
「もし、あり得たとしたら、社会大混乱で、家族だって、あんなに落ち着いた雰囲気でいられるわけないだろ!」
「違和感満載だわ!」

上記の意見は全くその通りだけど、分かってないな……、と言うか、大きな欠落を感じる。それは理性的な人が陥る罠でもある。

この作品には逆流がある。
「その異様な世界」を前提として、人間の生き様を描くことで「ある世界観」を描いている。どこか印象派の絵画にも似た光を放つ。
クレヨン様が言ったプリズム論もたぶんそのことだろう。光を屈折させることで世界を描く。(クレヨン様はたぶん絵に詳しいと勝手に猫は想像する。だからクレヨン?)
問題は、違和感満載な世界を前提として、ある特殊なプリズムの光に包まれた世界を描いて、なんの意味がある? なんの価値がある? 壮大な無意味じゃん! と言う理性的な人々の意見。
飼い猫の答え。
「うん。無意味だよ。無価値だよ。だから良いんだよ」
芸術作品は、「偶然生まれた無意味で無価値な存在」でいい。いやそうあるべきなんだと、飼い猫はずっと言ってきた。理性的読者には分からない理論だろうと諦めるしかないが。

浮離
KD111239168157.au-net.ne.jp

ばあか

おまえが元凶だってあたしは言ってんの
口先ばっかの見苦しさをあたしは当たり前に見過ごせないだけクソつまんなすぎて

そんなたかがくそゴミクズに穏便気取る自惚れたこの書き手も場への誤解と悪影響を助長するまぬけとしてあたしははっきり嫌うだけですよ



おまえら馬鹿すぎが勝手なことばっか言ってんなってことです。

BOSS
pw126186044086.7.panda-world.ne.jp

飼い猫の頭おかしい。

パイングミ
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金木犀さま
飼い猫ちゃりりんさま

まとめての返信になり失礼します。
先日の感想にも書きましたが、私はあまり感想欄あり方にはついては議論したくありません。なので詳細は書きませんが、色々な考え方がいることは大変勉強になりました。

追伸
もしかしたら「消化できていない」と書いたのは言葉足らずだったかもしれません。私的には「そもそも理解がまだ追いついていないので消化不足」といった意味で書きましたが、「納得できない・腹に落ちていないので消化不足」と伝わったのかもしれません。その点は反省材料です。

しばらくは他の方の作品を読んで勉強したいと思います。ありがとうございました。

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