一番星に憧れて 第一章
第一章 嘘
設定
名前 桜 真優
年齢 一歳→四歳→五歳
その他 片目に六芒星の形をした白星を宿す(のちに両目)
転生者
一歳
真優は愛されていました。ですが彼女の弟は愛されていませんでした。理由はオッドアイだからです。弟は両親に化け物だと罵られていました。真優は止めたいと思いましたがまだ体が小さかったので止められませんでした。
四歳
今日も弟は両親に殴られ、蹴られます。それを止めようと真優が近づくとすぐにやめて真優の方に来ます。頭を撫で、見なくていいと両親が言います。その度に真優は子供らしい無邪気な笑顔で両親を弟から遠ざけます。弟はご飯も与えてもらえません。だから、いつも裏でこっそり自分の分を弟にもあげていました。ですが今日はそれが見つかってしまいます。両親は何をしているのか、と真優を責めます。そこで真優の堪忍袋の緒が切れ、弟を庇います。その行動が両親の逆鱗に触れたのでしょう。その日から真優もターゲットになります。ですが乱暴に扱ってきたのは母親のみでした。でも父親は止めませんでした。
五歳
母親がいない日、真優は父親に部屋に呼び出されていました。ですが怖がっておりませんでした。その理由は「イイことをしよう」と言われていたからです。真優はそういうことには疎く、ただ遊ぶだけだと思っております。約束の時間になり、部屋に入ります。入った後、鍵をかけられました。暗い部屋に2人きり。その後のことはよく覚えていません。ただ気持ち悪かった、いやだったのは覚えています。その後、自室に戻る許可が出され、自室に戻ります。ただただ口が気持ち悪くて何度も吐きました。やがて吐き気が落ち着くと、ふと家に居たくないと思います。だからみんなを起こさないようにこっそり外に出ます。
いつもの公園につき、古い木のベンチに座り、星空を見上げます。そうしていると心が浄化されていくような気がしました。しばらくそうしていると夜空に輝く一番星のようにキラキラした女の子が話しかけてきました。
女の子「ねえ!こんなとこで何してるの?」
にこっとキラキラした完璧な笑顔で聞きます。
真優「へ?だ、だれ…?」
アイ「私?私は星野アイ!キミは?」
真優「桜、真優…」
アイ「真優ちゃんかぁ〜!いい名前だね!それで?どうしてこんな時間に外にいるの?」
真優はなぜかこの人には話してもいいと思い、先ほどあったことを話します。
アイ「そっか…」
真優「どうしよう。もうあの人たちのこと親だっておもえない…家に居たくないし、でも弟がいるから出て行けないの…辛い。子供は本来なら親のこと愛せるはずなのに…どうして私は愛せないの…?」
アイ「…ねえ!私が愛し方、教えてあげよっか?」
真優「へ?アイちゃん、愛し方しってるの?教えて!」
アイ「うん。それはね……嘘をつくの!」
真優「え?嘘?」
アイ「そう!愛せなくっても愛してるって嘘を吐き続けるの!嘘はとびっきりの愛なんだよ?」
普通の人はこんなこと突然言われたら引くかもしれない。けれど私はおかしいから。この言葉がどんな慰めよりも輝いて見えた。
真優「嘘…!」
真優の瞳の白星がきらりと光る。
アイ「どう?嘘、ついてみる?」
真優「うん!教えてくれてありがとう!アイちゃん!」
アイ「いいえ!この後時間ある?ちょっと話さない?」
真優「話す!」
あれから星野アイとわかれて、帰ってきた。そして静かに自室に行く。自室につき、真優は考える。嘘に必要なものは何か。一番に浮かんできたものは笑顔。真優はまず笑顔の練習をすることにした。鏡を見てにこっと笑う。そこからミリ単位で調節する。そうして完璧な笑顔を作る。そうしているうちに朝になっていた。真優は急いで下に降り、元気におはよー!と挨拶をする。みんなが固まる。どうしたの?と完璧な笑顔で問う。反応はない。そのまま朝ごはんを食べ、保育園に行き、家に帰って自室にこもる。しばらくして、ノックの音が聞こえた。
弟「姉さん、入ってもいい?」
真優「どうぞ〜!」
真優「どうしたの?」
にこっと笑顔で聞く。
弟「いや、なんかすごい笑顔だったから…何かあったのかなって思って…」
真優「心配してくれたの?でも大丈夫!何にもないよ!」
にこっと笑って嘘をつく。
弟「ほんとう?ならいいや。じゃあ。」
真優「バイバーイ!」
弟が出て行った後、真優は星野アイについて調べる。昨日星野アイからアイドルグループのセンターをやっていることを教えてもらった。星野アイを分析して、取り入れる。それを繰り返しているうちに一年という月日が流れた。とあるニュースが流れてくる。星野アイが自宅でストーカーに刺され亡くなったこと。真優は少し驚いたがすぐにこれが代償かと思った。
それでも真優は嘘を吐き続ける。たとえ、いつか代償が訪れるとしてもーー
これで第一章は終わりです!どうでしょうか?
執筆の狙い
自分の文章力がどれだけなのか知りたいです。バッドエンド系で、推しの子の二次創作です。(星野アイしか出てきません)転生者設定は賢さに理由をつけるためです。あまり出てきません。小学生が書いているので至らない点があるかもしれません。ご了承ください。