作家でごはん!鍛練場
小次郎

息の檻

 直美が溜息を、ふと、ついた。隣の席に座っている男子生徒が、溜息をつくなんて品がないと、罵った。直美にとって、溜息は、メンタルを整えるための手段。といっても、たいていの人は、溜息に酷い嫌悪感を覚えるようで、どうも攻撃と映るらしい。その感覚がよくわからない。
 直美が、何も言わないでいると、その男子生徒は、勢いづいたのか、直美の机を蹴った。最近、いろんなハラスメントあるなと思う。溜息はフキハラといった。でも、なんだろう。こうやって、一つずつ、ハラスメントやら、禁止事項を増やすと、息苦しくならないだろうか?

 中学の時、直美が学校に行けなくなったのは、このハラスメントの多さのせいだった。ロジハラと、言われた時、ロジックで話すのをやめた。エモハラと言われた時、感情を込めて、話すのをやめた。そうしている内に、意思を自分で決定することも出来なくなった。
 ロジックも、エモーションも、溜息すらも駄目、でも、平然としているではないか。机を蹴ることは。

息の檻

執筆の狙い

作者 小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

えと、いろいろ思うことがあり、書きました。小説の体はなしていませんが、テーマ的な事は伝わりますか?

コメント

夜の雨
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小次郎さんの「息の檻」について。

たしかにこれはひどいな、と思う。
ため息をついたところで、周囲の者を攻撃しているわけではないので、机を蹴る事はない。
こちらの方がよっぽど問題だと思う。

ロジハラとエモハラについて。
こちらの方がため息よりも相手に不快感を与えると思いますが、これは節度の問題かなと。
まあ、嫌われるというか避けられるとは思うが、机を蹴る行為は暴力に関係してくるので、こちらの方がやばいと思います。

ちなみにロジハラやエモハラをするので、相手は頭に来ている、すなわち主人公は嫌われている。そこに「ため息」をつくので、ブチ切れるのでは。
要するに一つだけと違い、主人公には複数の嫌われる要素があるから、机を蹴られるという暴力を受けるのではありませんかね。

ということで主人公にも、かなりな問題点があるのでは。

ちなみに御作を読んでいて、私も不愉快になりましたので、こういった解決までを描かない不快な内容のテーマは描かないほうがよいかも。

逆に言うと、作品にインパクトはあります。

小次郎
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夜の雨さん。
お読みいただきありがとうございます。
小説の体をなしていない、詩のようなものに。
丁寧なコメント、ありがとうございます。
溜息って、フキハラ(不機嫌ハラスメント)っていうらしいですよ。
でも、不機嫌じゃなくても、溜息はあるし、不機嫌でも、意図的に溜息つくことないですからね、僕は。
溜息つくだけで、罵る人に、もの申すってことで書いたんです。
机蹴られたこともないし、不登校も経験ありませんが、なんらかの、メッセージ性いれるために、罵るのはおかしくない?
では、成立しないんで、物語が。
このよになりました。
因みに、僕は、ロジカルOKです。
エモーションは、苦手。

みんな、それぞれ、容認していること、非容認なこと違うわけで。
その辺が、人間関係の難しいところかもしれませんね。

昔から、各々、容認していること、非容認、違いますが、SNSでは、こういうのは駄目だとか、分断現象が加速しているようです。
怖いことですね。

通りすがり
119-173-128-2.rev.home.ne.jp

コメント欄でのやりとりに興味を惹かれて、拝読いたしました。

机を蹴る側にも、家庭や友人と色々ありそうですよね。
双方、そして周りをじっくりと掘り起こし、書き込んでいったら、
明るい内容にはならないでしょうけれど、青春期の側面をしっかり描いた良い作品に
なるのではと思いました。
十代は衝動的なものですが、成人しても、言われたら即座に言い返す、後先考えずに言う、
やる、そうせずにはいられない性向、経験値をそれなり積んでも変わらない人、いますよね。
変わる、変われない、変える気ない、生育環境かなと思ったりします。
短いのに提示が多い作品に感じました。

towitter(X)をまとめたtogetterを見ていると、(あるある)(言えてる言えてる)
同士で集まって、他の方は他の方でどーぞ、って感じはありますね。
でも、「~って〇〇じゃない?」と質問してくる人が、答えよりも、
答えによって味方か敵か判じるのが目的、とか、かつての腑に落ちない体験が
みごとに氷解したり、集合知によって、トラウマがいささか軽くなったりで、
ホント、ネット、SNSは怖くもあるが、ありがたい。

偏差値45
KD059132065239.au-net.ne.jp

>テーマ的な事は伝わりますか?

個人的に推察をすれば「人間関係」ですね。
人間関係によって、その場が天国にも地獄にも変化します。
同じセリフであっても、親しい人と嫌いな人では意味が変わります。
同じ行動であっても、親しい人と嫌いな人では意味が変わります。
ハラスメントと解釈するか否か。それは「人間関係」に起因することが多い気がしますね。

ぷーでる
pl19249.ag2525.nttpc.ne.jp

中途半端なポエムかな?
でも、最初からポエムとして書かれた小説みたいなのは
実際にあるんだよね。

なかには、最初、ポエムが前書きになっていて
そこから本格的な小説になっていく本を読んだ事もあります。

ハラスメントっていうか、人格障害っぽいな~と思いました。
現代の人間関係の難しさっていうかなんというか。

机を蹴るという行為は、幼児が前の席を蹴とばす行為にも似て
幼稚であり、精神的に成長してない現れかと。

人を困らせる行動は、被害に遭う人に問題があるからだと言う人もいますが
実は、理由などないのではと思っています。

あるとすれば、何をしても怖くない人だからというのが
理由の様な気もするわけです。

ヤンキーの様なにーちゃん相手なら、どうするのかと
気になるところです。

そういえば、最近はやりのぶつかりおじさんは、
小さい女性や、弱そうな男性ばかり標的にしてぶつかるそうですね。
やっている事は、小学生と変わらない気がします。

小次郎
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通りすがりさん。
お読みいただきありがとうございます。

>双方、そして周りをじっくりと掘り起こし、書き込んでいったら、
明るい内容にはならないでしょうけれど、青春期の側面をしっかり描いた良い作品に
なるのではと思いました。
十代は衝動的なものですが、成人しても、言われたら即座に言い返す、後先考えずに言う、

この物語を、僕が、本格的に書くとしたら青春ものではなく、もっと違うものになりますね。

一つの案としては、ハラスメントの種類が多くなっていき、「リヴハラ」だと、大国の首相が最終的に言い、生きていることじたいがいろいろ、ハラスメントだからってことで、核兵器のボタンを押し、戦争が起こって、人類が滅亡する話とかになります。

>十代は衝動的なものですが、成人しても、言われたら即座に言い返す、後先考えずに言う、
やる、そうせずにはいられない性向、経験値をそれなり積んでも変わらない人、いますよね。

うーむ、「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ」

こんな、言葉があります。言葉で撃つのでも、嫌がらせにしろ、ある程度の覚悟は必要かなって思っています、僕は。

だから、撃って来る相手には、それなりに対応は変えますかね。

最低でも、専守防衛ぐらいは許されるかもです。

でも、専守防衛でも、文句言う人は文句言うよなって、思っています。

そのへん、どうなのかなって思っています。

SNSの世界は、確かに便利、でも、トラブルもいっぱいですよね。

小次郎
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偏差値45さん。
お読みいただきsりがとうございます。

確かに、と思いました。

「誰が」何を言い、何をするか。

でも、僕はそこに一つ加えていて、「誰にしろ」一線は超えるのは望ましくないと考えています。

小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

ぷーでるさん。
お読みいただきありがとうございます。

なんでもありは、よくないですよね。机、蹴るとか。

でも「なんでもハラスメント」って、言葉が生まれているように、いろんなことに、「ハラスメント」だから、制裁しようってことになったら、おかしくなると思っています。

さきほど「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ」と書いていますから、矛盾を感じられるかもしれませんが。

小次郎
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ところで。
下記小説は、面白いんでしょうか?
読んだことないですが。AIの考察です。

かえるくん東京を救う 溜息の扱われ方 考察
村上春樹の短編小説『かえるくん、東京を救う』における「溜息」の扱われ方には、複数の解釈が考えられます。作品の持つ幻想性や、登場人物の内面と現実世界との関係性に着目すると、溜息は物語の展開において重要な役割を果たしています。
考察のポイント
1. 溜息を「武器」として使うことの意味
非現実性と内面の力: 物語の中で、みみずくんが「溜息」を武器として使うという設定は、非常に非現実的です。これは、物理的な力ではなく、登場人物の内面的な感情や精神的なエネルギーが現実世界に影響を与えるという、村上作品の特徴的なテーマを象徴していると考えられます。
負の感情の具現化: 溜息は一般的に、疲労、諦め、絶望といった負の感情を伴います。みみずくんの溜息が、世界を破壊するほどの力を持つという設定は、人間の心に潜む負の感情が増幅され、現実世界に甚大な被害をもたらす可能性を示唆していると解釈できます。
2. かえるくんとみみずくんの「溜息」の対比
かえるくんの「非溜息」: かえるくんが、みみずくんの溜息に対抗するために、溜息をつかないという戦術をとることは、負の感情や破壊的な衝動から距離を置くことを意味します。これは、現実離れした状況であっても、理性や純粋な精神性を保とうとする姿勢の表れと考えられます。
善と悪の葛藤の象徴: かえるくんとみみずくんの戦いは、単なる善と悪の対決ではなく、人間(片桐)の内面に存在する「善」の側面(かえるくん)と「悪」の側面(みみずくん)の葛藤を象徴しています。みみずくんの溜息は、片桐自身の心に巣食う負の感情の具現化と見ることができます。
3. 結末と溜息の関係性
溜息がもたらした「勝利」と「敗北」: 最終的に東京は壊滅を免れますが、かえるくんとみみずくんは相打ちとなり、かえるくんは片桐の意識下から消えていきます。これは、戦いには明確な勝利がなく、一方を完全に打ち負かすことはできないという結末を示唆しています。負の感情(みみずくんの溜息)を完全に消し去ることはできないが、それに対抗する力(かえるくん)によって、最悪の事態は避けられる、という現実的な見方を示しているのかもしれません。
曖昧な結末と余韻: 溜息をめぐる戦いの後、片桐は昏睡状態に陥り、物語は現実と非現実の境界線が曖昧なまま終わります。溜息がもたらした出来事が現実だったのか、片桐の精神世界でのできごとだったのかは明言されません。これにより、読者は溜息の持つ意味や、人間の心に潜む力について、深く考えさせられる余韻が残されます。

通りすがり
119-173-128-2.rev.home.ne.jp

そういうタイトルの小説もあるとは知りませんでした。

上京したての頃、ファンなんだと言うクラスメイトに、
「中国行きのスロウボート」だったかな。
間違えて、遠回りの路線を教えてしまって、泣かれる話。
ふと思い出しました。
村上春樹というと(やれやれ)と溜息のイメージがあります。
ちゃんとデビューから追ってみようと思いつつ、幾星霜……。

「モラル・ハラスメント」という本には、ターゲットに、
あらかさまに呆れたという顔をする、目くばせして苦笑をする、
話をさえぎる、そっぽを向く、溜息をつく、とかありました。
体験して、思い当たると、(あるある)事例の山でした。

学校が舞台だからと青春小説とは限らないし、小次郎さんが
書きたいことが、前より少しくらいは分かったような気になれて、嬉しいです。
別のところのコメントで、作品をじっくり読んで、鋭いコメントを下さる方と
知り合ったとあったので、ものすごいプラス作用になっているなと感じ、
ますます楽しみです。

通りすがり
119-173-128-2.rev.home.ne.jp

あー、ハンパなエラーを。クラスメイトに貸していただいた本、です。

小次郎
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通りすがり様。
お読みいただきありがとうございます。

>別のところのコメントで、作品をじっくり読んで、鋭いコメントを下さる方と
知り合ったとあったので、ものすごいプラス作用になっているなと感じ、
ますます楽しみです。

鋭い、コメントというか、文章の指導をしてくれます。
この物語は、指導してくれる前に、ここに投稿いたしました。

現在、来年の「ガガガ文庫」の公募に向けて、執筆を挑戦している物語があります。
うまく、内容がまとまれば、いいんですけど。まとまらないかもしれませんね。
完成させることが、もしも、出来たら、僕が書いた物語の中では、一番長くなるでしょうね。

僕は、ここには、あまり来ないと思いますが、またきたら、物語を読んでいただければ嬉しく思います。

通りすがり
119-173-128-2.rev.home.ne.jp

またの投稿、楽しみにしております。
ガガガ、も楽しみです。朗報を期待!

枝豆
210.157.200.137

小次郎さん。拝読させていただきました。

現代社会もとい仮想世界であるSNSでも、何でもかんでも炎上してしまう世界で大変息苦しいなと思うこともしばしばあります。
言論の自由と謳いながら、ある側面で意見すれば、別の側面から非難されるのはある意味の多様性なのかなと。

些細なことなのですが、句読点がほんの少しだけ多いような気がしました。
でもそれに難癖つけるのも、もしかしたら直美の生き方に文句をつけてるみたいなのかなと思ったり。

小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

枝豆さん。
お読みいただきありがとうございます。

たぶん、だんだん、規制が強い社会になると予感しています。
何かを言う自由、不快を述べる自由、ありますから、それによって規制されていくでしょうね。

難癖というか、ここで、指摘がなかったり、感想がなかったら逆に寂しいですよ。
句点はたぶん、大丈夫かと。でも、読点は、再読すると、多いなと。
ありがとうございます、感想活かします。

ところで、余談です。先日、ボイスチャットで愛について、語っている人がいました。
愛は、自分で選択して、自分で決めることと述べていたので、自己決定なんですねと、こちらが言ったら、僕の愛を否定するんですね、侮辱と受け取りましたと、返されて、難しい人だなと、思いました。

別に、否定も侮辱もしていないんですが、受け取り方がこうも偏屈だと、やっていけない。
ネットでも、リアルでも、やりにくい人いるなと、しみじみ思いました。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

溜め息をするということは、呼吸をすること、息をすること、生きること自体をがんじがらめになってるようで嫌だよなーとか思うな。
セクハラからはじまりカスハラと、どんどん言葉で縛られていく嫌な感じ。言葉の後ろ盾を受けて、何も考えないでいろんなものを攻撃する嫌な感じ。とか感じたけど。
でも、実際の自分のリアルな生活でこんなことないなー。まだ情で動いている気がするけど。現実ってそんなに生きづらいものになりました?

小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

>現実ってそんなに生きづらいものになりました?

生きづらいかな、僕にはです。具体的には、僕は溜息実際つく癖があり、それで注意されたり、まだ注意はましですが、過剰な反応されたりしますよ。

マルハラってご存じですか?

句点の〇を書くだけで、文句言う人もいる。

倒置法使うだけで、おかしいと言う人も。

どうなんだろうなと。

縛り厳しいなと感じています。

でも、僕も観察者の視点を持っていますから、言っていないだけで、いろいろ不快だと感じていることもあるんですよ。

抑えている、という表現が適切でしょうか。

これは、おかしいと思っても、いちいち言わない。

そんなこと、あるあるですかね。

でも、批判するときも、もちろんありますよ!!!

お互いの、寛容と非寛容の匙加減が大事かもです。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>生きづらいかな、僕にはです。具体的には、僕は溜息実際つく癖があり、それで注意されたり、まだ注意はましですが、過剰な反応されたりしますよ。

うへー、それはキツイな。ため息で注意されますかー。それはその人の前で何百とためいきをついているとかじゃないなら、もうそれこそくらーくなっちゃう世の中じゃないですか。自分はネットで言われているほど世の中って暗くないんじゃないかなぁって思ってたんですが、どうも自分の周りの世間ってほどほどに温いというか幸せ環境なんだろうな。
ほんとごめんなさい。デリカシーの無い言葉を使ってしまい。

そういう葛藤を言葉で表現しようという人は自分は好きです。
なかなかコミュニケーションが難しい時代になってますもんね。
ときどきは肩の力ぬいてくだされば。

小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

えんがわさん。
お読みいただきありがとうございます。

肩の力抜きますね。
ありがとうございます。

大河とせきがはらあ!
M106073079225.v4.enabler.ne.jp

 それでも、ありがとおございましたあ。

小次郎
180-147-152-145f1.hyg1.eonet.ne.jp

大河とせきがはらあ!さん。
お読みいただきありがとうございます。
小説執筆精進していきます。

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