作家でごはん!鍛練場
えんがわ

シャーピン

 駅前の平時なら車が行き交う大通りは閉鎖され、代わりにごちゃごちゃと詰め込まれるは人、人、人。その左と右。両サイドに居並ぶ100を超える屋台たち。今日の天気予報は降水率40パーセント。正午過ぎまで雨が降り続いていた。それでも大変な賑わいだ。
 僕は人混みが苦手だ。休日に映画館に人が沢山いるのは嫌だから、仕事は平日が休みのカレー屋を選んだし。宴会とかパーティとか気が滅入るので、友人も少ない。それは余り関係ないか。結婚もしていない。うーん。恋人もいない。それはもっと関係ない。
 いや、わかってる。そんな冗談が下手なくせに、なんとなくいい加減に言ったりしちゃってるのが、たぶん真剣な友人が少ない本当の原因。
 そんな僕が七月十四日は日曜のゴールデンタイムの駅のまんまえ、普段でさえありえないシチュエーションに、浴衣の女子中学生やらカップルやら酒の入った神輿の担ぎ手やらが集う祭りの最高潮に混じってるのは何故か。それは手をつないでいる七才のガキんちょ、いやいやオネエサマの大切なお子様、「タックン」のせい、ああああ、おかげ様なのである。

 うちの姉の旦那がどうにもこうにも市役所の公務員で、お嫁になる時は「玉の輿」なんてはやしたものだが、繊細なる地方公務員とのこと、胃に穴を開けてしまい入院。姉は姉で仕事もあるし、家事もあるし、付き添いもあるし、てんてこまい。休日はぐったりで、まいってしまった。おまけに夏風邪。
 それが「タックン」がずっと楽しみにしていた夏祭りとバッテングしたものだから、さあ大変、ここは愛しの弟の出番ということになる。
「タックン、楽しみにしてたの。お祭り。ライダーのおめん買うんだって。わたあめ買うんだって。ねえ、タックン、はじめてなのよ、こんな大きなお祭りに出かけるの。いや、これまでは町のちっちゃなお祭りには行ったけどさ。だから楽しみにしちゃって。ほんとにいいこでいたのよ。朝寝坊もしなくなったし、おこづかいも今月はカード買うの我慢してくれたし」
 タックン自慢が始まった。そこまで愛してるなら、風邪を押しのけて行けばとふつうなら思うところだが、その姉の声がいがいがに荒れて時折せきこんだりするので、そうは言えない。
「あっ、お祭りではお金使いすぎないでね。1000円まで。えっと、何時もの貯金から500円、お祭り用のお小遣いで500円、合わせて1000円。お金って、散財する癖ができるとあとが大変だから。旦那だって若いころはパチンコ屋に開店から夜まで入り浸って」
 ああ、僕が子供を連れていくことはもう既定路線なのな。相変わらず、強引だな、姉よ。
「あんたにもお駄賃あげるわよ。大人なりのね。プレイステーションVRって知ってる? そうVR元年の。ゴーグルをつけるとね、画面が、シマシマの熱帯魚がもう、飛び出すみたいにそこにあるの。凄いわよ。そのゴーグルだけあげる」
 ぶいあーる元年。少し前に話題になった。確かにテレビゲームとは遠ざかっている自分でもちょっとプレイしたい。自分の中の何かにも元年が来るかもしれない。姉は僕のことをよくわかっている。少し楽しみになってきた。

   *

 それにしてもオメンか。僕はウルトラマンの、確かウルトラマンタロウ、そんなマイナーな名前だって憶えてる。その仮面を親父を泣き落として買ってもらった覚えがある。そしたら姉も、「わたしも、わたしも」と僕よりもベソをかいてセーラームーンの、セーラーなんちゃらのオメンを買ってもらったっけ。僕もその夏はそれを毎日のようにかぶって遊んだが、姉は姉で被るのではなく一年くらいインテリア、よくわかないが宝物を飾るように机の上に置いていたっけ。姉はそんな話をタックンにしたのだろうか。まっ、わざわざ聞かないけど。

   *

 タックンのあくびは神輿がデパートの前を通ると、立ち消えた。茶髪のあんちゃんから、ゴリラっぽいおっさんまで暑苦しく担ぐは、ところどころがライトアップされた大神輿。カバよりも大きな金きらに飾られた神輿が、夜の街の人混みを、熱を分けるかのように練り渡っていく。それでも自分にはやっぱりしょぼさとかは感じるけれど、タックンにはディズニーのエレクトロパレードなのだろう。なんて、自分は去年の冬にディズニーランドに一人で行って、寒空の中で一人で待って、それでも感動したのだから、なんとなくわかる。だけど、タックン、ここには僕がついている。
「凄いな、でっかいな」
 なんて手に力を込めて呼びかける。
「うん、おっきい」
「うん、そうだな」
「ナンビャクマンエンするのかな」
 ははは。
「五百万円くらいするんじゃないかな」
 思いついたままの出鱈目。
「うわー」
 それを信じるあたりがお子様だ。

   *

「言っとくけど、使っていいのは1000円までだよ」
「知ってるよ。1000円もだよね」
 意外な反応だ。祭りの相場を知らない。焼きソバとワタあめを買ったらそれで無くなってしまうくらいの額だとは、わからないのだろう。たぶん、ライダーのオメンを買ってしまったら、残りではそのワタあめも買えないだろうことも。
「そうだよ、1000円もだよ、太っ腹だろ?」
 でも、1000円って確かに自分の子供のころは大金だった。昔は今よりも随分となんというかお金の価値が高かった気がするが。それを除いても、確かに小銭じゃなくて、お札一枚はとてつもなく重たいものがあった。
「1000円も出すんだから、100円でも、1円でもオーバーしたらいけないよ。ゴチになります、だよ」
 うーん、子供はこのテレビ番組を知ってるのか。とぼけた反応からは伺えない。そのうえ、思いついたかのように
「じゃあ、おじさんも1000円までね! みんなびょーどー、じゆう、へいわ」
 姉譲りか、実に世知辛い提案までしてくる。大人の余裕で、泣く泣く飲んであげた。

   *

 小雨が降る夜の薄暗い道。その両サイドにぼうっと屋台の光のライン。
 高校の名前を背中にプリントした女子高生の五人組。青に花の浮かぶ浴衣。それが人混みにぶつからないようにかばいながら歩く彼氏。フランクフルトをかじりながら歩く子供。すれ違い際に友達にハイタッチする中学生。そんな光景が、それよりも沢山の光景が通り過ぎた。
 随分と歩いた。屋台の隅から隅まで、片道二十分はある人混みを往復した。人混みで歩みはスローなので足は疲れないが、心はわいわいと使ってしまう。高揚感はあって、少し楽しいが、それでも、もう一往復となると、ためらいが生まれた。
 時代というものか。何十もある屋台にはオメン屋が一つもなかった。アンパンマンやら不細工な女の子用のオメンまで、あんちゃんの後ろにずらりと並ぶあのシーンは、もう過去のものになってしまったのか。
 タックンもゲソ焼きにもタコ焼きにもオコノミ焼きにも目をくれないで探したが、見つからなかった。それでも声を弾ませていろいろと僕に尋ねながら、祭りというものを楽しんでいるようだ。
「ねー、ガーリックシュリンプってなに?」
 確かにそんな店があった。でも、何を売っているかは、目は泳ぎ、通り過ぎた。「ハワイ名物」とか謎ワードだけが残っていた。
「ガーリックね、ニンニクのことだよな。ガーリック、にんにくの漬け物は、流石に祭りじゃないか」
「なに? ラッキョウヅケみたいなの?」
「ガーリックライス、きっとニンニクを焼いたものだ」
 確かめに、引き返そうにも、人の群れは流れを作っていて、その逆を行くように、縫って歩くのは、幼児連れには厳しい。
 確かに心の疲れには、タックンがあれこれとふらふらして、その背の低さに見失わないように気を使ったのもあるだろう。ただ、会話自体は仕事のカレー屋でのような親切という名の神経を使うものではなく、楽に素で自然に出来てしまう。それは子供だからだろうか、いや、血のつながりというものがあるのだろうか。そんなものあまり信じてなかったけど。

   *

 オメン本命、超第一志望だったタックンはまだ1円も使っていない。僕が何かを買うと見せびらかしてしまうようで、だから僕も1円も使ってない。
 歩いただけ、とも言える。
 それでもタックンは屋台の群れから第二候補を見つけたらしく、屋台探索二周目はそこへとまず向かった。
 だけど、それがオメン屋ヨロシク、クジ屋だった。なんだか凄そうなモデルガンがずらずらと後ろの棚に並んでいるのには苦笑いだ。五百円出してスカのBB弾みたいな弾のパッケージを掴まされるのは目に見えている。弾だけあって、それを撃つ本体の銃がない。そんな生き方はあまりに虚しい。僕でもそうなりたくない。それに当たったら当たったで幼児に攻撃性の高いおもちゃをとか、あとがうるさそうだ。姉ならきっとウルサイ。
 必死に説得して、ようやく諦めさせる。

   *

 タックンが祭りで選んだのは、神戸牛ビーフ800円だった。縁日価格の祭りでもお高めの値段だ。
 なんでも「クロゲワギュウ」を食べるのが夢だったそうな。姉が良く言っていたそうだ。
「あなたの給料じゃ、フォアグラも黒毛和牛も」
 子供にはちょっと大きすぎるくらいのサイズの串に肉がどででんと貫かれている。煙がもうもうと立ち込めた先の、黒っぽい焼き目に、微妙な高級感がある気がする。きっとアルゼンチンの牛なんだろうけど。
「うわっ、にくの味。やきにくよりずっとぶあつい」
「そっかそっか」
「でも、ちょっと、かたい」
「そりゃ、調理が悪いんだよ。ふだんタマゴチャーハンを作ってるようなお兄さんが焼いてんだもん。僕はカレー屋だけど、きっとやわやわに作れると思うよ。くろげわぎゅうってのはね、高級なだけに、作り方も高級で」
 ごめん、名も知らぬ屋台のあんちゃん。子供にジューシーな夢を見続けさせるためだ。すまん。

 僕は前から決めていたチョコバナナを買うことにした。じゃんけんで勝つともう一本もらえるってやつだ。でも、屋台のおねーさんは異様なくらいにじゃんけんが強い。並んでいる中学生も小学生も浴衣美人も、呆気なく負けた。じゃんけんマスターだ。
 僕はタックンに大声で呼びかける。
「勝ったら、戦勝祝いにチョコバナナ一本おごるよ」
「本当?」
 じゃんけんがはじまる。グーかチョキか迷って、どちらでもないパーに決めていた。自信をもってぶつけたパーはそのまま勝利を掴んだ。
「やった! おじちゃん強い!」
「おねーさん、ありがとな」
 こぶりのバナナの黄色を覆いつくした茶のチョコレート。けばけばしい蛍光色にも似たトッピングのチップがかかったそれを、二本いただいた。
 おねーさんはタックンに「ばいばーい」とちょっと高い声。
 おねーさんはわざと負けたのだろうし、僕は勝つために子供を山車に使った、それもおねーさんは折り込み済みで負けてくれたのだろう。
 そんな大人な駆け引きは、まだ幼児には早いのだよ、タックン。

   *

 タックンが最期に選んだ店は、ちょっと変わっていた。僕も今まで見たことない種類の食べ物で、それでも似たようなものが三件もあった。久しぶりの大きな祭りだったから知らなかっただけで、スタンダードなのだろうか。不思議な名前。
 シャーピン。なにか漢字も横にふってあった。餅なんたら。
 顔まで中華のおっさんが、うどんのような生地、小麦粉を感じさせるが、ぷるぷるとしている。それをぷよぷよみたいにおっきな団子状に掴んで、片手でミンチ状の肉を取って、その中に流れるように包み込む。そのまま熱せられた鉄板の上に置く。じょじょに丸い球体は、お好み焼きのような、それよりは一回り小さな円盤状にへっこむ。ヘラで更に楕円に伸ばして、そしたら、ひっくり返す。その屋台の布カバーには「肉汁がとびでる! どっきり!」と書いてあった。
 そして「400円」とも。
 タックンの小遣いは1000円。800円の牛串を買った今、200円だけ残っている。足りない。圧倒的に足りない。ゲソ焼きだって買えないだろう。買えるのは塩ふりキュウリ。キュウリが一本まるごと串にささっている。それにしたって祭りの熱気をおさめるにはショボい。
「ねー、半分だけって出来ない? 半分な代わりに、200円で」
 なんて無茶な。
「ねー、おじさん、聞いてきて。できないかな……」
 いや、無理だって。だけど、タックンは諦めない。
「ボクね、たこ焼きだって、お好み焼きだって知ってるよ。トルコのケバブだって知ってる」
「へぇ」
 なんかショボい博識っぷりに少し苦笑い。
「でも、これ見たことないよ。シャー」
 そうして後ろの屋台へと背伸びする。見慣れぬ文字を確認している。
「シャーピン」
 そうだな。僕は笑っとかなきゃ。
「いかにも中華って名前だよね。ショウロンポウみたいな。おじさんも初めて見るよ」
「えっ! おじさんもはじめて?」
「ああ」
「そーなんだー、すごい、シャーピン」
 思いっきりセリフに感嘆がこもっている。
「うん。そうだな。ワリカンって知ってる?」
「ワリカン?」
「二人でお金を出し合って買うの。おじさんも買いたくなったからさ。二人で出し合って、なんと合計800円になる。二つ買って、それぞれはぐはぐして帰ろう」

   *

 タックンはさすがに疲れたらしく、立ち止まることが多くなった。前から歩みが遅くなったとは思っていたが、それに今まで気づかないでいた自分が恥ずかしい。「はいよっ」と背中でおぶって、大通りから外れ、脇道に入る。光がぐっと弱まり、曇り空に薄暗い。それでもぽつぽつと人が行き交う。

 焦げ目のついた白いお焼きのような色形の、それでも一回り大きなシャーピンが、藁色の包み紙に収まっている。そこからはみ出させて、クレープのようにがじがじと直に口にする。シャーピンは宣伝通り飛び出すほどに肉汁たっぷりってわけではなかった。味としては小麦の皮に豚ひき肉、ぎょうざに近い。だけど分厚く、ふわふわの皮が温かく柔らかく肉を包んで、優しい感覚がした。
 タックンは「おいしい、クロゲワギュウよりも」しか言わなかったから、その感覚がわかったかはわからない。
 だけど、祭りのオメン屋は消えてしまったけど、僕のそれのように甘く、少し湿り気を帯びた思い出として残ったら嬉しい。もう背中で眠ってしまったのか、まだ起きているのかわからないけど、タックンにぽつぽつと姉との昔話をしながら夜道を帰っていく。

シャーピン

執筆の狙い

作者 えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

シャーピンのような作品を目指しました。……シャーピンって知ってます?

コメント

しまるこ
133.106.248.30

これはそっくりそのまま私に言える言葉だと思うのですが。えんがわさんは、自分だけの景色が見えており、純粋に自分の中から湧き出してきた物語を綴れる方だと思います。だから、特に不足とか、ダメとか言うところもなく、これはこれで完成されていて、外からどうこう言えるところではないと思うのですが。

強いていうなら、ぜんぜん違う部分に舵を切っていかなきゃダメってところではないですかね。えんがわさんの個人的な恋愛や仕事のエピソードだったり、また違う角度のえんがわさんが読みたいという私の気持ちから出たものですが。

これはこれで需要があると思います。絵本にしてみたり、挿絵などがあっても映えると思います。この物語をハンドバッグの中に入れて、病院の待合室とかで取り出して読みたいという層はいると思います。

えんがわ
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しまるこさん

こんばんわん。
自分の書きたいものを書いたり、書いていて楽しいかどうかで、やっているので、こういう寸評というかお言葉は、力になります。絵が付いたら……という言葉も、今やっていることからはとても嬉しい。

>強いていうなら、ぜんぜん違う部分に舵を切っていかなきゃダメってところではないですかね。えんがわさんの個人的な恋愛や仕事のエピソードだったり、また違う角度のえんがわさんが読みたいという私の気持ちから出たものですが。

これには悩んだのですが、あまり実現できないような。
良くわからないですけど。
たぶん、しまるこさんは自分の作風にマンネリ感や閉塞感を覚えて、そうご指摘したのかもしれませんが。
マンネリと言われても書きたいものを書き続ける気がします。

なかなか難しいですね。新境地とか読者のニーズとか。でもそういうので踊れるほど、自分の足腰は元気じゃない。とほほん。

夜の雨
ai192123.d.west.v6connect.net

「シャーピン」読みました。

夏祭りに七歳の甥と二人で行くことになった主人公の顛末が書かれていました。
姉夫婦がチョイ病で息子のタックンが楽しみにしていた祭りに連れていけなくなったので「おじさん」がという流れです。
まあ、おじさんといっても若そうですが。
プレイステーションのVRのゴーグルをくれるという約束で。
ゴーグルだけもらっても役に立ちそうにないですが。

タックンと祭りに行くにあたり「ライダーのおめん買うんだって」と姉が言っているように、彼は楽しみにしているようですが。
そのタックンの具体的(おめんがほしい)なエピソードがありません。
祭りでは、人ごみの中「おめん」を探しても露店では売っていない。
話は、1000円使ってもよい、ということで金銭感覚のトレーニングも兼ねているようですが。
結局、ほかのモノを買うことになりますが、それが「神戸牛ビーフ800円」だったり、そしてタイトルにもなっている『シャーピン』でした。
最初タイトルを見たとき、理解できなかったのですが、動画サイトで屋台のシャーピンを見たのでイメージが湧きました。うまそうです(笑)。
御作の文章でもだいたいのイメージはできますが、具の説明は詳しく書いておいたほうがおいしさは伝わるかも。
それにしても7歳の子供が「神戸牛ビーフ800円」や『シャーピン400円』を選びますかね。
1000円あれば「おめん」が売っていなかったとしても、ほかに子供が喜びそうな品物がありそうですが。

どうも、主人公視点で食べ物を選んだのではないかと思いますが。わかりやすくいうと「作者のえんがわさん視点」で「神戸牛ビーフやシャーピン」食べたいなぁと。
たしかに祭りの屋台でシャーピンを作って売っている現場を見ていると「おいしそうで、食べてみたいと思いました」。

作品全体では祭りにまつわる主人公の思い出のエピソードを交えて、当日のチョコバナナのエピソードも含めて、話としてはまとめようと努力はしていると感じました。

今まで私が読んでいるえんがわさんの「のほほん」とした作風とはちょいと違うという感じです。
これは現実に近づけようとしたので、いつもの味付けとは違う世界になったのかなと。

それではまた楽しませてください。


お疲れさまでした。

えんがわ
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夜の雨さん

こんばんわんこそばー。
うーん。
子供は上手く立体的に描けなかったかなぁ・・・
なんというかモデルは自分の子供時代で、その時から祭りの高級肉とかに憧れてたものですが、それにしてももっと説得力がないとリアルに迫らないし、現代社会の子供らしい子供というのが、どういうものか自分でも良くわかっていない。イメージするしかない。そこらへんもうちょっと書けたらいいです。ある程度ニュースとかで流行りすたりは追っているんですが、肉声にはふれてないからなー。そこは勉強したい。

シャーピンはマイナーですか。ある程度知っている人はいるだろうと、せめぎ合うところを攻めたのですが、もっと親切丁寧に描写しないと何が何だかわからないかも。
しまるこさんがビジュアルがあったら的な感じで言ったのも、シャーピンの作る場面、食べる場面だったのかな。
実際に作っているところを見ると、本当に不思議な感じに作られて、音も相まって、食べたくなってきますよ。行列に並ぶのもまたいい。そこらへんが屋台飯の良いところですよね。
これを書いたのはシャーピンを作っているところを見て、猛烈にインスピレーションが湧いたからなんですが、これを十分に形にする力が自分にはなかった。やはり力不足でした。ここが伝われば、タックンがシャーピンを選ぶところも不自然にはならないと思うんだ。

今回は現実的というか社会的なのかな。お金勘定やら、もう無くなってしまったお面屋やら、世知辛い要素も入っていて、そこらへんが上手く機能して後味になればいいのですが。まだまだです。
「のほほん」「またーり」「しみじみ」「じわり」
いろいろ感じたものが伝わるように、文章を使いこなしたいです。

コロナと共存する道を選ぶようになり、また「祭り」とか「屋台」とか使えるようになって嬉しいです。
ありがとうございました。

えんがわ
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>しまるこさん

はい。あちらの返信を受け取りました。
自分は小説をアスキーアート化したりしますが、絵を描けたら漫画化したいよねーって思いながら書いてます。
そういうのもあって、一般的な小説よりも主人公や人物の容姿とかの描写が少なかったりするのかな。
絵の勉強しようかな。なんかご紹介したようなほんわかした水彩画に憧れるんだよな。

かなり生意気というか、不快に思われても仕方がない返答をしてしまい、嘘をつかないで書きたいのでこうなってしまい、何か変に気を使わせてしまいすいませんですー。

でも、なんとなくですけど、作品を読んで改めて、しまるこさんとは作風というよりも、書いているスタンスが似ているなという気がー。逝こう、あの空へ(完

浮離
KD111239171188.au-net.ne.jp

>シャーピンのような作品を目指しました。


って、つまりはてめえ勝手なことばっかの馬鹿のぼせた馬鹿男のお話ってことなのかと。

のらりくらりとどうでもいい自分のことばかり、預かった子どもには嘘と出まかせと偽物と馬鹿大人の思い上がりばかり授けて残りの小遣い巻き上げてシャーピン美味いとかどこまでクズかと。


子どもを出汁に”いいお話”を安直に気取っても所詮透ける書き手の人間性、ってこと当たり前に読み取れない読み手は馬鹿ですよ。
世界レベルでマクロに照らすと、こういう精神性って人身売買とか小児性愛にかまける一部の変態大人たちと根本一緒だと思うんですよ。

一体なにを食い物にしたつもりかと。

雰囲気ばっか下卑た手口ばかりで気取りたがるしか脳も性もないこの書き手があたしは以前からずっと嫌いなんですけど、そういう当たり前の話も出来ずに野放しでやり過ごせる鈍鈍しいここの読み手どもも大っ嫌いなんです。


あたしがタックンの親ならこんな怠けてつまらないやる気のない男に我が子なんて預けたくないですよ鎮痛剤解熱剤でアタマふらふらでも一緒にわたあめ食ってやる。
連れ歩くだけが精一杯の能らしくなに一つ子どもの楽しみも思いやれない自分ばっかの馬鹿男ののらりくらりとしただけの自分語りに一体どんな共感を思いつけというのか、これっぽっちもわからないし率直に馬鹿だと思う。


思い上がりも大概にしろって思う。



馬鹿なんじゃないの

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

浮離さんへ
(ほかの人は読む必要はありません、またほかの人がこのコメントを利用し詰まらない喧嘩をすることも望みません)


とんまな自分だって「クズ」「馬鹿」「変態大人」と言われれば、傷つきますよ。でもそういう「お前、バカやん、うんこたれー」的な罵倒は、瞬間的な傷はありますけど、ちょっとすると治ります。でも一応傷ついたことは書いておきますし、このノリの言葉遣いを使えば他の人も不必要に傷つけるんじゃないのかなというのも書いておきます。慣れというのは恐ろしいですね。そういう言葉が自然に出てくるんでしょうね。
わざわざ自分の作品を読んでコメントを書いてくれた愛すべき人たちまでも馬鹿にするという態度は自分には不愉快で。各々の持っている自由な視点で読んでこそ、読書の楽しみもあるし、作家と読み手のそれぞれの実りがある、という考えの自分には相容れないものですが。特に他者の読みを批判する視点が、自分とは違う、自分のように読むべきということに終始していそうで、とてもそういうのは傲慢というか、社会での軋轢ってこういうのがあるから生まれるんじゃないって気もします。でも浮離さんはそれほどの影響力がないとも思ってるので、そこまで気にしていません。

ここまで読んで他者に寛容なふりをして浮離さんには不寛容という、ダブスタという批判が来るような気がするのですが、それはあると思います。個人的に嫌いな人には厳しいです。


そしてここからが肝心なのですが、自分は浮離さんの価値観とは離れすぎていて全く接していて得るものがない。浮離さんの言う文章の良さというものを自分は全く目指していない。浮離さんの創作スタンス、創作姿勢に全く共感していない。浮離さんの私事、わたくし話、またこの作家でごはん内での活動に全く関心がない。
どちらかというと、悪目立ちしているので、ちょっと五月蠅いハエのような、なんというか喫茶店で所かまわず大声でクレーマーを言い続けるおばさんのようなウザさは感じることはあるのですが、基本的にそれゆえにかかわりたくない。

だから自分は浮離さんと全くかかわるつもりもないし、かかわるだけ損だと思っているので、
今後、自分の文章の感想欄にはコメントしないととても嬉しいです。
また自分から浮離さんを話題にすることも、浮離さんの小説にコメントを書くことも今後一切しません。

博識な浮離さんならお分かりだと思うのですが、繰り返します。


もう自分にかかわらないでください。
ここも含め、自分の文章欄にはコメントを書かないでください。
少なくとも自分はかかわりを絶ちます。


かかわりたくないのに長文必死だなと自分でも思うのですが、ここまで言っとかないと伝わらないと思うし、今後言う労力をかけるつもりもないので、このようなお粗末なものになりました。

と言っても聞く人でないのも、今までの行動でうっすらわかるのですが。
それがここで積み重ねてきたあなたの信頼性の無さというものです。

それでは。

通りすがり
119-173-128-20.rev.home.ne.jp

えんがわサマ。こんばんわいん~♪

いま、シャーピンって検索しました。美味しそうですね。
人当たりはよくて、そつなくやっているけれど、
本当は微妙に人間嫌いだったり、好き嫌いが実は激しい、
みたいな人が、思いがけず子守役に任じられて、
不器用ながら、譲歩したり、自分のしたいほうに誘導したり、
(ともあれ一日、お疲れさまでした)という感じがよく出ていると思いました。
タックンへの気持ちも少し変わるよね、タックンがいずれ一番の理解者、
大親友になったりして、なんて。

もし、ずらっと屋台が並んでるところで、思いがけぬ出会いや
再会があったり、ちょっと事件が起きたら、どうなるのかなと
もし、お気が向いたら、リライトも期待しております。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>通りすがりさん

どうもこんにちわんわんおー♪

シャーピンを見たのってコロナ前で、これから屋台のブームになるかなーって思ったら、お祭りの自粛でちょっと悲しい思い出があります。今度こそシャーピンブーム来ないかな。通りすがりさんにも食べてほしいですよ。少しずつ何時ものシーン、それは少し変わっていても、あの時から続いているシーンが続くといいなと思います。

うん。僕とタックンの間の何かが微妙に変わるのが伝わればなと思っていたので、そう感じていただいて嬉しいな。
こういうのは「僕」が不良だというのが一つの定番だと思うのですが、不良にはなり切れませんでした。人間臭く書けたらいいよねー。不器用な人の愛情とか染みますよな。なかなかそういうところまで行けない。

今年の夏、祭りが本格的に再開して本当に安心して人混みを楽しめたら、なにか夏祭りのああいう雰囲気のものを短編でもいいから書きたいです。書けなくても楽しみたいです。

なんか急に日差しが激しく、蒸し暑くなりました。お身体には気を付けて。

通りすがり
119-173-128-20.rev.home.ne.jp

えんがわサマ。早速のレスありがとうかりんとう♪
コロナ騒動もだんだん過去になってきて、ご家族連れや
十代の仲良しどうしが酔い止め薬とか買ってるのを見ると、
「いってらっしゃい、楽しんでね」という気持ちになりますね。
時々、人ごみにもまれたくなる気持ち、あれ、何なんでしょうね(笑)。
みんな、楽しそうにしていると、いい人が発動して「シャッター押しましょうか、
せっかくなら全員で写るほうが」なんて声掛けしちゃったりね。
喜んでいただけたけど、出しゃばり? とカビキラーのCMよろしく、
自己嫌悪っぽくなってしまったり(笑)、やっぱり、すこし離れて、
建物の上のほうから見ていたいなと思ったり。

不器用な人、寡黙な人の行動、いいセリフ、難しいですよ。
主人公、お姉さん夫婦、タックンとかとか、熟成させてみていただきたいと
思いました。挑む意義があると思います。
機能不全家庭について、鋭いブログを読んで大ショックを受けたことがあったのですが、
親が「~に連れて行ってやる」と口約束して、果たした気になって、子どもは
がっかり。そんな事ばかりの家庭では、約束とか、ルールとかすべてが軽くなる。
自分の存在さえついつい軽んじてしまうので、なんか芯がないというか、
ヘラヘラしているような印象を持たれて、内面はけっこう傷だらけなのに、
「こたえない奴」「鈍感な人」と思われて、いっそう痛い目に遭う、
そんな悪循環を考察なさっていました。そんなキャラが、甥っ子と
ちょっとずつ仲良くなって、本気でケンカしたり、痛い所をズバッと突かれて、
怒ったり、気づきになったり、できるのでは?
上達していて、新しい壁が現れたって感じ? と自分は思いましたぬきうどん。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>通りすがりさん

コロナは決して通り過ぎたわけではなく、冬になると医療機関とか大変になりそうですが、悲観するだけじゃなく共存しようとする人のたくましさは好きです。忘れ去ろうとする何かの力学は少し苦手です。
それでも、たぶん学校とかマスクは外せない人もいるんでしょうけど、なんかねー、あの時みたいな日々を楽しんで―な気持ちになります。今日はカフェのテラスで美味しい野菜と鳥の蜂蜜焼きランチとコーヒー飲みました。空気も美味しくて心安らぎました。ママ友が楽しそうにテラスでタバコ吸ってた。「てぶくろを買いに」というキツネの親子の絵本があった。そういう日々が続くといいです。なかなか続かないんですけど。


>新しい壁

今考えていることをざっと整理するのも含めて、ここに書きます。
これからの課題は「距離感」にある気がします。
人の内面と、その行動や言葉の間の、距離の揺らぎ。嘘ついたり、自分を表せなかったり、素直になれたり、変わろうとしたり。そういうものを自然と書けるようになれば。うーん。今の自分には遠いところにあるんですけど。

それと人と人との距離。人間と書いて人と人の間。
そういうのが近づいたり離れたり、つながったり傷ついたり、人によって違う一面を見せたり。

たぶん、そういう、もう一段階、複雑なところでの人物造形というか、文章を書いている間に揺らぐ人物というのが必要な気がします。
いやー、書いてて、かなり大きな壁だぞとは思うのですが。見えただけでも良いじゃん。

>不器用な人、寡黙な人の行動
>ちょっとずつ仲良くなって、本気でケンカしたり、痛い所をズバッと突かれて、
怒ったり、気づきになったり

そういうのがこんなんに繋がればいいですね。

さよなら鍋焼きうどん。
かなり雑談めいてしまい、すいません。これぐらいでどうか。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

読ませていただきました。
シャーピンってなんだろう?
検索してみました。
【餡餅】
肉と野菜の餡を小麦粉で出来た生地で包み平たく伸ばし油で焼いた餅。日本においては縁日の屋台で登場する。
by WIKI

知らなかったです。
機会があれば一度、食べてみたいと思いました。

始めはシャーペンの誤字かと思っていましたが^^;
食べ物だと分かったところで本文を読み進めていきます。

息子に与えるお小遣いの徹底の細かさとか、リアリティがあっておもしろいです。
お礼が、VRのゴーグルだけってのも笑いましたwww
本体はあるのかな?w

オメン
漢字を使えば「お面」
しかし、あえてカタカナで「オメン」
こういった表記の工夫も味があっていいですね。

主人公がひそかに、お一人様ディズニーしていた過去が書かれていて、
そこにツッコミ入れたいと思いながらも話は進んでいきますw

1000円の価値を語るタックン。
こういったところに、お姉さんの子育ての結果が反映されているのもおもしろいです。

>姉譲りか、実に世知辛い提案までしてくる。大人の余裕で、泣く泣く飲んであげた。

その場面が想像できて、ニヤニヤしてしまいますw

射的の屋台の場面

>弾だけあって、それを撃つ本体の銃がない。そんな生き方はあまりに虚しい。僕でもそうなりたくない。

こういうユーモアのある表現、大好きです。
そして、主人公はVRのゴーグルだけもらうんですよねw

>「クロゲワギュウ」を食べるのが夢

一瞬、なんだこの食べ物は? と思わせるこのカタカナ表記w
黒毛和牛と書けば高級感あるのに、
カタカナにするだけで一気にゲテモノ感アップwww
いやいや、子供から見たら、黒毛和牛は「クロゲワギュウ」ですよね^^

すべてタックンのペースに振り回されるのかと思いきや、
おねーさんとのジャンケンのシーンで、主人公の中では一矢報いているのもおもしろいです。

>200円だけ残っている。足りない。圧倒的に足りない。ゲソ焼きだって買えないだろう。買えるのは塩ふりキュウリ。キュウリが一本まるごと串にささっている。それにしたって祭りの熱気をおさめるにはショボい。

塩ふりキュウリwww
この文もなかなかにおもしろいですね( ღ'ᴗ'ღ )

200円くらい出してあげるよ、とは言わず、
「割り勘」という提案で見事、シャーピンを買ってあげる展開もお見事!
タックンにはやはり、この方法がいいですよね。

なぜ、「クロゲワギュウ」よりも「シャーピン」の方がおいしく感じられたのか。
それは読者としては想像するしかないわけですが、
本来、200円不足していて買えなかったはずのものを食べることができた
ということでおいしく感じられたのか、
はたまた、ただ単にタックンの好みがシャーピン寄りだっただけなのか、
しかし、この物語で大切なのは、
なぜタックンがシャーピンをおいしく感じたのか、よりも

>僕のそれのように甘く、少し湿り気を帯びた思い出として残ったら嬉しい。

という、思い出のあり方とシャーピンとを重ねるオチにもっていったことに意味があるのかもしれませんね。

さてさて、物語全体を通しての感想ですが、

>シャーピンのような作品を目指しました。

う~ん……
シャーピンが最近になって屋台の定番になったメニューで、
肉と野菜の餡を小麦粉で出来た生地で包み平たく伸ばし油で焼いた餅とのことですが、
そのような作品かと問われれば、違うかな。

コミカルなやり取りの作品から、シャーピンのような感じ、という連想には至りませんでした。
あと、オメンへのこだわりが前半で熱く語られていましたが、
>祭りのオメン屋は消えてしまったけど、
であっさり片付けられてしまっているのは、物足りなく感じました。
いやいや、オメンへのこだわりが消えるくらいにタックンとのやり取りに意味があったのだ
という読み方もできそうではありますが^^;

物語の大半はおもしろく書けているのですが
オチは読者が納得できるものなのか、ラストは余韻が残るものなのか、
という点で、私としては引っかかりを感じました。
ラスト、お姉さんの昔話を語るのは、なんだかんだで姉思いなのは分かりましたが、ひねりが弱いな、と。
例えば、姉の悪口を散々書いておいて、ほろっと最後にこう書くのであれば、やっぱり姉さんのこと、好きなんだね、とタックンのエピソードと共に読者もほっこりしたエンディングを迎えられたかも知れません。
主人公が姉さんのことをどう思っているのか、なんとなくは伝わってくるんですけど、もっと踏み込んでいいのかな、と思いました。

いろいろ書いてしまいましたが、とても楽しく読むことができる作品でした。
読ませていただきありがとうございました。

西山鷹志
softbank126077101161.bbtec.net

拝読いたしました。

シャーピン初めて聞きました。
食べ物なんですね。
写真で見た限りお好み焼きの小型といったに良いのかな。
一度食べてみたいですね。ロシアにはピロシキがあり似ていますね。
屋台が100台とは凄い数ですね。
大きな祭とか縁日は多くでますが、今年浅草浅草寺に行きました。
昔はお好み焼き500円が相場でしが今は700円、物価高とし言え高くなりました。

タックンは7歳 小学1-2年生くいですかね。
お小遣い1000円、そんなものですかね。
可愛い子が縁日に行くのだから本当はいくらでも出してあげたいでしょう
しかしこれも教育、お金の大事さを教えるのも親の教育。

ほのぼのとした作品堪能て来ました。

偏差値45
KD106180000025.au-net.ne.jp

お祭りを通してのグルメ小説という感じがしましたね。

>焼きソバとワタあめ
>フランクフルト
>ガーリックシュリンプ
>チョコバナナ
>シャーピン

この場合、食べたいか? と言えば、そうでもないかな。
あえて言えば、知りたい。
上記の品目の内、下段三行は食べたことないですね。
で、ガーリックシュリンプとチョコバナナはそれなりに想像は出来るけど。
シャーピンはまったく分からない。
それがこの小説のキモのような気がしましたね。

とはいえ、そんなに美味しくはない気がしますね。
美味しいものって既に流通しているし、有名になっているから。
ケパブも最初こそ美味しかったけど。
食べ慣れてしまうと、そんなに食べる気がしませんからね。
おそらく世の中には美味しいものが多過ぎるのでしょうね。

しかし、初めて目にするものは気になるものです。それがシャーピン。
シェーペンではありません。

そう言えば……。
先だってドラゴンフルーツが近所のスーパーで半額で売っていました。
あれは魅力的でしたね。僕はドラゴンフルーツを知らなかったし、そのカタチが素晴らしい。
まるで『ワンピース』の悪魔の実みたいでした。
それが、な、なんと299円の半額で手に入る。
「そりゃ、買いますよ」
冷蔵庫で冷やして美味しくいただきましたよ。
半分に割ると、ピンク色の果肉と黒いツブが見えます。
今までに食べたことがない味でした。あっさりとした甘さがあります。

とはいえ、毎日食べたいか? と言えば、いいえ、かな。
人間は絶えず、新しいものに興味があるのかもしれない。そんな気がしますね。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>神楽堂さん

おこんばんわ。

シャーピン、マイナーだなー。知っている人もう少しいると思ってたけど、これならもっと詳しく描写すればよかったのかな。

>そして、主人公はVRのゴーグルだけもらうんですよねw

気付く人は少ないと思ったんですけど、プレステVRゴーグルはプレイステーション本体が無いと起動しないというw
最後に後日談でオチにしてくすりとさせるのも考えたのですが、なんか蛇足気味だったので。隠し味程度にふくませました。
気付いてくれてありがとう。こういうネタの入れ方、好きなんです。

>オチは読者が納得できるものなのか、ラストは余韻が残るものなのか、
>という点で、私としては引っかかりを感じました。

ですよねー。今読み返しても余韻は思ったよりも少なめでした。コミカルに通り過ぎる感じ。
それでも良いかなとも思うのですが、もっと人の情が滲んだ方が、味わいが出ただろな。

>主人公が姉さんのことをどう思っているのか、なんとなくは伝わってくるんですけど、もっと踏み込んでいいのかな、と思いました。

姉はもっとエピソードを入れた方が良かったな。
姉と主人公が昔の祭りを練り歩くシーンとか回想に入れれば、昔と今の祭りの対比にもなったし、奥行きが出たかな。
もしくは、思いきってオチは姉を出さずに、タックンに焦点を絞り続けた方が、ピントがずれなかったかも。

今回、一番反省したいのは「家族」というものを書けなかったことです。
というか祭りの屋台練り歩きに注力しすぎて、それほど力点を置けなかったのが実情な気がします。
構想段階で浅かったんでしょー。にゃー。

ありがとでしたー。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>西山鷹志さん

毎度どもー。

シャーピンの味は、自分の食べたものは肉まんや餃子に近かったです。皮が特徴的ですが、中身は意外と普通かも。おやきに近いとも言われてますねー。

浅草浅草寺、外国人いっぱいでしたでしょー? ずっと前行ったんですが、中国人韓国人っぽい人がわちゃわちゃしてました。おみくじやったんですが、凶でした。なんか凶の割合が多いらしいですね。西山さん、おみくじしたなら何だったんだろうな。

最近どんどん物価が高くなってるから、作中の価格よりも一回りいい値段するかも。自分のいるところは地方だからなー。

お金を強調したのは、ある程度現実的に俗世的な感じも出したかったんです。
ふわふわとした非日常が祭りですけど、なんか重しを作らないと、ふわふわしすぎてしまうかなって。
「お祭り、幻想的で楽しかったー。シャーピン美味しかったー」って話の方が、ドラマチックかもしれませんけど。
なんかこれは、こう書いてしまった。


本を出すなんて夢がありますよん。リアルで形のある紙の書籍を手に取ったら、感動するんだろうなー。夢あるよなー。なんかそこまで小説に賭けれるのが羨ましいなー。あー。いーなー。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>偏差値45さん

こんばんにゃん。夜風が気持ちえーですねー。

>グルメ小説
ですよねー。ジャンル分けするとしたらそうなると思います。人間ドラマという感じではにゃい。

チョコバナナ、美味しいですよ。
子供の食べ物という感じで買うの抵抗あるかもしれませんが、チョコとバナナって基本相性いいですから。バナナに砂糖まぶすだけでも美味しいし。おすすめですよ。一度食べた方がいいっすよ。珍しいところではベトナム料理屋とかでの揚げバナナも美味しい。

祭りフードは、祭りの雰囲気も込みで、なんか花火の音とか匂いとか、シャーピンだったら目の前で作られていく不思議な工程とか、そういうの込みで美味しいんだと思うんです。屋台飯というか。

ケパブは、それなりの味がするんですけど、ちょっと割高ですよね。けっこうお値段するんだよな。


>先だってドラゴンフルーツが近所のスーパーで半額で売っていました。

ドラゴンフルーツは、なんかライチ的というか南国テイストですよね。産地も似ているのかもしれませんけど。
あのビジュアル、そそりますよね。夏とか涼し気でいい!


個人的にびっくりしたのが、マグロのフライ。マグロと言ったら生という印象があったのですが、意外と鶏肉っぽい味でヘルシーな感じがして良かったです。揚げ物ですけど。

そんな感じで、いろんな食べ物が生まれてますよね。

台湾混ぜそばとか、勝浦たんたん麺とか。ローカルフード一杯だし。
抹茶カフェラテとか、メジャーなのにもふれてないなー。

財布に負担にならない程度に、色んな味を楽しみたいです。
体験もそうだと思うんですが、新しいものにふれるワクワク感は忘れたくないな。そういうのが、今回のシャーピンみたいに、ネタの素になるかもしれないし。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>えんがわさん

再訪失礼いたします。
この物語の主人公は小児性愛者ではないか
という指摘があるのを見て、果たしてそうだろうか?
と思い、再読いたしました。

で、作者様に質問したいのですが
(とはいっても、この作品、アップされてから日数が経っているので、私のコメントをえんがわさんが見てくれているのか心配ではありますが^^;)

主人公がじゃぶじゃぶとお金を使うのではなくて、1000円縛りを忠実に守る、という設定にした狙いについてです。
姉のセリフに

>おこづかいも今月はカード買うの我慢してくれたし

とあるので、金銭的なしつけにはこだわりがある、ということですよね?

>「あっ、お祭りではお金使いすぎないでね。1000円まで。(中略)お金って、散財する癖ができるとあとが大変だから。旦那だって若いころはパチンコ屋に開店から夜まで入り浸って」

ここまで釘を差されているから、主人公は1000円ルールを厳密に守った、という認識でよろしいでしょうか?

>「ねー、半分だけって出来ない? 半分な代わりに、200円で」
> なんて無茶な。
>「ねー、おじさん、聞いてきて。できないかな……」
> いや、無理だって。だけど、タックンは諦めない。

400円のシャーピンを食べてみたいけど、お金が200円足りない。
タックンは母のしつけがあるので、主人公にお金出してとねだるわけではなく、あくまで自分の手持ちのお金で買おうとしている。
ここで、主人公が200円をぽんとタックンにあげて、これで買いな、とすることもできたかもしれない。
けど、そうせずに、あえて「割り勘」を提案した。

これは、子供を利用したのではなくて、「姉のしつけ」と「タックンのこだわり」、その両方を満たすための主人公なりの機転、そういう物語だと私は読み取りました。
この解釈で合っていますか?

この物語、もし、主人公が姉のいいつけを無視して、じゃぶじゃぶお金を出して、1000円以上買い物させていたら台無しだと思うのですが、他の読者様はどう思いますか?

1000円縛りをどうくぐり抜けるか、そこに意味があるように私は思いました。

なんで私がこんな感想を書くかというと、この物語を読んで、主人公が小児性愛者であるという感想をもった人がいるみたいで、
タックンが欲しがるものを全部買ってあげたほうがいい、なんて意見があるようなんですが、それって、物語としてどうなんでしょうね?
姉のキャラ、タックンのキャラが台無しになるような気がします。

>「あっ、お祭りではお金使いすぎないでね。1000円まで。(中略)お金って、散財する癖ができるとあとが大変だから。旦那だって若いころはパチンコ屋に開店から夜まで入り浸って」

>「1000円も出すんだから、100円でも、1円でもオーバーしたらいけないよ。ゴチになります、だよ」
> うーん、子供はこのテレビ番組を知ってるのか。とぼけた反応からは伺えない。そのうえ、思いついたかのように
>「じゃあ、おじさんも1000円までね! みんなびょーどー、じゆう、へいわ」
> 姉譲りか、実に世知辛い提案までしてくる。大人の余裕で、泣く泣く飲んであげた。

タックンはちゃんと親の言いつけを守る上に、主人公にまで1000円縛りを要求する。このキャラがおもしろいと思います。
で、それを泣く泣く飲む主人公、というのも想像するとおもしろい。

このキャラのタックン、及びその母(つまりは姉)がいてこその物語で、ここでタックンが望むものを全部買ってあげるという流れには私はならないと思います。
そうしてしまったら作品として台無しだし、おもしろくない。

で、生真面目に姉の言いつけどおりにルールを守る主人公、
生真面目にタックンの出した条件も飲む主人公、
そんなん関係なく自由にカネを使いたい、と主人公は思ったことでしょうが、
あえてここはその縛りに応じている。
こういうところで主人公のキャラが出ているんだろうな、と私は思いました。


で、ですね……

この物語を読んで、主人公が小児性愛者だ、なんていう感想をもつ人がいるということに私は驚いたのですが、世の中、いろんな人がいるので、そういう感想を抱く人がいるかもしれない。
ただ、この少人数しか書き込まないサイトで、2人もいるのだろうか???

ここから先は、作者様に対してではなく、私が個人的に感じたことを書きます。
この物語を読んで、主人公に腹を立てる読者、絶対にいないとは言いませんが、あまり、一般的な感想ではないと思います。
この作品を読んで不快感をもつ人って、私の憶測ではありますが、不遇な子供時代を送った人なのかな? と。
好きなものを買ってもらえず、大人に支配されて、不本意な制限の下で生きてきた人が、自分自身のトラウマをこの作品にぶつけて感想欄や伝言板で荒れているのかな?
なんて私なりに想像してみました。
それが「偶然」この小さいサイトで2人同時に現れるというのが、私の感覚としては不自然だな、と思いました。
つまりは、◯◯さんと◯◯◯◯◯◯さんは同一人物なのではないか、と思った次第です。
話がそれてしまいました^^;
再訪、失礼いたしました。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

追記します^^;
人ととして、親として
姉や主人公の行動が正しいかどうかは、ここでは問題にしていません。
小説の中の登場人物は、常に正しく行動するわけではないと私は思っています。
小説の組み立てというか、狙いというか、キャラ設定というか、そういう話のつもりです。

浮離
KD111239171188.au-net.ne.jp

おまえは馬鹿なんだから、捻じ曲げたことで自ら文盲白状すんの追い打ちかけてんじゃないのみっともない
せっかく鎮火してホッとしてるえんがわのだっさい気持ち察してあげなよどんな放火魔だっつうの馬鹿なんじゃないの
所詮てめえのことばっかだから道理も察しも悪いし迷惑仕出かすんですよおまえみたいのは


この作文は、はっきり下手くそでしょ語り手人格クソしか書けてないでしょなに言ってんの馬鹿なんじゃないの

子どもを都合で引きまわしたような有り様ばっかでしかないヘッタクソな書きぶりが、てめえの趣味ばっかで子どもら弄ぶ小児性愛の気持ち悪い変態大人どもの魂胆と変わらない狡さ思い付かせますよねちっとも共感できませんよ大丈夫ですかいつも見かけるなりの見苦しい本性そのまま透けてないですか性分として落ちぶれてるっぽくないですか馬鹿のクソ深読みに救われるばっかとか恥ずかしくないんですか、って言ってんのまったく当たり前でしかない感性として

おまえは他人のことより、読めない上での下手くそばら撒き続けてる自分の見苦しさをよほど自覚してくださいよ
いつだって馬鹿げたことばっか言って回る有り様見てるとイライラするんですよ実際
どんな感性してんのまじで


文字そのまましか認識できない単純思考に小説なんて向いてないから諦めた方がいいんですよ
それってあんたたちのことだから

浮離
KD111239171188.au-net.ne.jp

馬鹿の思考って、自分の願望ばっか軸にして回るんでしょ
だからあったまおかしいことばっか考えるんですよ言い腐れるんですよ恥ずかしげもなく


おまえらみたいのからしたら、あたしのこと支持する人間がいること信じられないでしょう不愉快なんでしょうけど、このサイトって見えるだけの“多数派“の方が圧倒的にアタマおかしいやつばっかってこと、勘違いしたらダメですよ?
味方欲しがる一人じゃ心細いばっかのおまえらみたいな腰の引けた感性であたしのこと理解しようとしてもダメなんですよ胆力の桁が違うので
ケチくさいのバレるだけなんですよ、そういう恥も知らず願望ばっかでもの言えるみっともなさっていうのは

あたし以外の、目に付くやつが片っ端からあたしを目の敵にするのって、つまりそういうことなんですよ?
そんなこともわかんないですか?

おまえらは、普通じゃないんですよ。
あたしはそれをおまえらに遠慮なく言えるだけで、言えないでいるだけの人となにも変わらない当たり前の感性を詳らかに明らかにしてるだけですから勘違いすんな

おまえらがどうして下手くそなのかって、それって答え簡単なんですよ
人としての感性がどこか欠落してるからなんですよ。
だから文章としても欠落が出てくるし、むしろその欠落が明らかになるのが文章で、“小説“ってことなの


わかりますか?

おまえらがあたしのこと目に余るのは、当たり前のことなんですよ
だって、そもそも受け止められる器がないんだから
理解できる感性が身についてないんだから

残念ですけど、諦めてください
おまえがいちいち書き込みたくなったらしいこと、徹頭徹尾頓珍漢でしかないんですよかなりヤバい感じなんですよわかりますか?
大丈夫ですか?
ちゃんと、恥ずかしいって心の底から自覚してください迷惑なので

無理に決まってるんですけど、見せしめとしてお伝えしておきますよ


おまえらまとめてさっさと伝言板に落ちぶれてくださいわかりやすく整理したいので
非効率なんですよおまえらみたいのがうろうろすんの

偏差値45
KD106180000025.au-net.ne.jp

再訪失礼します。
神楽堂様。

>他の読者様はどう思いますか?
お答えします。

>この物語の主人公は小児性愛者ではないか

解釈は人それぞれ自由ですが、
そのように設定する意味がまったくないので、
小児性愛者ではないですね。

>もし、主人公が姉のいいつけを無視して、じゃぶじゃぶお金を出して、1000円以上買い物させていたら台無しだと思うのですが、

ちょっとだけオーバーするくらいならいいと思いますけど。
じゃぶじゃぶはあり得ないですね。
大人の僕でさえ、1000円ぐらいまでの予算にしますね。
やはり、子供には我慢をするということを覚えることも大事ですよね。

金木犀
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ワイも小児性愛は関係ないとは思ったかな。

浮離
KD111239171188.au-net.ne.jp

意味わかんないで適当なこと言うのやめてもらっていいですか

伝言板の馬鹿となにが違うつもりなんですか

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

>神楽堂さん

こんにちわん。
タックンは7歳ということで、小学1年生で、小遣いが500円くらいだとしたら、1000円くらいが何というかうーんって感じでつけたんですが。夕食を食べてきたorおごってもらったかどうかは、別に書かなくても良いし、そりゃひもじい思いをさせて祭りを連れまわす話に思われたら、もうなんだろなー、それは仕方がない。

もっとざっくばらんに言うと、自分の子供時代も小学生から幼稚園の間はそれくらいだったかなーと、自分の過去と照らし合わせたものですが、物価が違うので低めになっているかも。

あとは好みのところで、無制限にお金を考えないで祭りを楽しむふわふわしたお話よりも、お金という制限があることで少しの緊張感と推理の余地のある話にしようという、構成上の都合でそうなったところもあります。


>人ととして、親として
>姉や主人公の行動が正しいかどうかは、ここでは問題にしていません。

あっ。はい。主人公は最初の方で社会性がないことを書いていると思うのですが、そんなに良い人じゃないし、素晴らしいモラルの話を書きたかったわけではないです。主人公がタックンとの接点を通して「ちょっとだけ」成長する感じ? 子供だけじゃなくて大人も、なんか交流して変わってくる感じが出ればよかったのですが。その「ちょっとだけ」が上手く書ききれなかったなという反省はあります。

個人的にダメな大人が子供と遊ぶような「菊次郎の夏」とか、ああいう作品が好きなんだよー。
でも、そんな傑作、ここで例に出すのもおこがましいにゃ。

こんなんでいいっすか。だめっすか。二度も読んでいただき、ありがとでしたー。


>偏差値45さん

どうもこんにちわーん。

祭りの非日常を、めいいっぱい子供に夢として見せるのも、アリかなーとも思うのですが。
祭りという地域のイベントを通して、社会の経験(お金の使い方やお金以外の楽しみ方)を積むのも、一つの方法だと思うんです。

偏差値さんはけっこうお金に厳しい方だなーという印象があります。
山田うどんとか。


たぶん「小児性愛者」という大げさな言葉が独り歩きしているだけで、たぶん「主人公の性格がひねくれていて共感しにくい、とか気に食わない」とか「一般良識やモラルに欠けているのに、良い話として纏めようとしている」とか、そういう指摘なら当たっているかはどうかとして、話として広がる気がします。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>えんがわさん

ご丁寧に返信ありがとうございます。
『菊次郎の夏』、私も好きですよ。
確かに、あの作品のような雰囲気、少しありますね。
作者としての考えを聞けてよかったです。
ありがとうございました。

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