作家でごはん!鍛練場
西山鷹志

春夏秋冬物語

春夏秋冬それぞれの季節に人々は色々な行事があり、季節を楽しむ人もいれば、また人との出会いと別れもある。なかには春夏秋冬がある国は日本だけかと思っている人も意外と多いようだ。ところが逆に春夏秋冬がない国の方が圧倒的に少ないのだ。ただ時期がオーストラリアのように日本とは真逆で八月前後が冬で二月前後が夏である。それは良いとして此処に若い三人の女性が体験した春夏秋冬の物語があった。

いま日本は夏を迎えていた。夏と言えば海、佐々木愛は友人達と海水浴に来ていた。
愛を含めた三人は会社の同僚で入社時から仲が良い。しかし三人とも恋人が居ないのが悩みだった。しかも二十台後半となれば尚更だった。
こうなったらこの機会に良い出会いに巡り合えるようにと三人は冗談交じりに話していた。同僚の一人は宮本里佳子、積極的で三人の中ではリーダー的存在だ。もう一人は吉本香奈、性格はきついが三人の中では一番明るい。佐々木愛は控えめなタイプであり真面目派。
その性格が水着にも表れていた。愛は少し照れ屋で水着になる事態勇気が必要だった。その結果選んだのはホルターネックといって下はスカートのような感じで極めて清潔感がある水着だった。里佳子と香奈は大胆なビキニで三角ビキニと言われ特徴は極めて水着の面積が狭く男を挑発するつもりだろうか?
三人はひと泳ぎした後、パラソルを広げカキ氷を食べている時だった。
「こんにちは、涼しそうですね。僕らはこれからスイカ割しようとしている所です。どうです、一緒に参加しませんか」
相手は二十代後半だろうか、年齢的には同年代みたいだ。見た目は遊び好きの男に見えた。その誘いに三人は顔を見合わせてヒソヒソと話した。
「あれナンパよ。どうする?」
「いいんじゃない、こっちは三人だよ油断しなければ大丈夫じゃない」
と里佳子はチャンス到来とばかり乗り気になっている。それに賛同するように香奈もその気でいる。こうなれば愛だけ反対する訳には行かない。脈があるとみた男は追い打ちを掛ける。
「どうです。他にビールや食べ物もありますよ」
愛は調子の良い男だなぁと思っていた。ちょっと心配もあったが里佳子と香奈は最初からそれが目的かのように二つ返事でスイカ割り、に参加すると言い出した。もはや愛だけ行かないと言えない状況に渋々と言うより心配性だが友人と一緒ならと賛成した。

相手の男達も三人、人数的には三対三、彼等は同じく三人組に合わせていたのかもしれない。もはや合コンみたいな感じでスイカ割りが始まった。勿論ゲーム式で目隠しをして一回転しスイカを割るというゲームだ。警戒心はあったものの、その後は彼等が用意していたビールや生ハムに酒のつまみなどをご馳走になった。すっかり仲良くなった六人は夕暮れまで遊んだ。夜は都内に戻りカラオケに行こうと誘われたが流石にそこは遠慮したが、互いに名前を名乗り、それぞれメール交換して別れる事になった。
愛は心配していたより感じの良い三人組だと思った。あのあと強引にカラオケに誘う事もしないし以外に紳士的な所があると感じた。翌日会社の昼休み時間、愛と里佳子と香奈三人は社内食堂で、昨日の感想を語り合った。
「ねぇねぇ私は吉野くんがいいなぁ、愛と香奈は誰に決める?」
里佳子は吉野という男に目を付けたようだ。他の二人に断りなしに付き合う相手を宣言している。
「ずるいよ里佳子。私も吉野くんがいいと思ったのに。もう仕方ない原口くんで我慢するか」
香奈は仕方ないと言って自分の相手を宣言した。少し奥手の愛は乗り遅れた格好になった。残されたのは橋本くんしか居ない。橋本くんが残された三人の中では比較的おとなしいタイプだ。愛も奥手の方だから相性の良い相手かも知れない。しかし橋本くんが良かったなんて喜ぶ訳には行かない。残り物の橋本さんでいいわと返事をした。もっとも本人が聞いたら残り物で悪かったなというだろう。
早速男どもからそれぞれのメールが届いた。こちらが選んだ相手を里佳子が報告していたからだろう。男達はそれで構わないよとの返事だ。こうしてそれぞれの相手が割り当てられた。互い指名した相手らメールが届いたのだ。妙な交際がそれぞれスタートした。

愛は橋本雄介からメールを貰い悪い気はしなかった。一度目は宜しくと返信を返したに過ぎない。そして二度目、今度一緒に食事に行きませんか。勿論三人ずつグループでという意味でなく二人で食事という意味だ。愛は二度目で誘いに乗るなんて軽いと思われると思い『その内にねと』上手く交わした。そして四度目流石に誘いに乗らないと不味いと思い誘いに乗った。指定された場所は銀座にある店だった。普通は若い人なら渋谷か六本木、或いは新宿周辺かと思ったのに銀座とは驚いた。そして指定された夜七時に向かった場所はなんとインド料理の店だった。橋本はすでに店の前で待っていた。
「ごめんね、勝手に店を決めてしまって」
「いいえ、銀座というから少し驚きましたけど」
「さあ中に入りましょう。一応下調べしてあるので。きっと佐々木さんも気にいって頂けるかと思います」
中に入ってみると二十人も入ればいっぱいになる程の店だが一見和風を思わせる落ち着いた店だ。

「この店はタンドール料理(インドで使われる粘土で作られた土釜のオーブン)が売りらしいですが、日本人には馴染みのナンを色んなスパイス味のソースを付けて食べるものや、他にも焼き鳥のようなものなど気軽な食物ですよ」
そう説明してくれてもインド料理は初めてだ。二人はナン料理と焼き鳥のような物を頼んだ。飲み物はワインにした。
「銀座と言えば最低二万円以上する店が多いですが、ここは高くても一万円前後に収まるし、気軽な店だと思いますよ」
なかなか話の分かる男だ。高級店に誘われれば、こっちも気になる。また安ければケチ臭い男だと思われる。その点では妥当な店を選んだようだ。
ナンは流石に本場の味というか、ナンに付けるスパイスはカレーや他に三種類のものがついていた。本場と言っても此処は日本人に合うように作っているようだ。勿論、インド人がくればお国の味に合わせた物を出すらしい。
予想以上に美味しく愛は満足した。橋本が言った通り二人一万二千円で収まった。銀座にはこんな店もあるのだと初めて知った。銀座といえば高級店のイメージがある。そんなイメージが寝強く若い人は六本木や渋谷が圧倒的な人気が高い。でも愛は銀座も悪くないと思った。支払いは橋本が誘ったから全部出すと言ったのだが愛もそう行きませんと割り勘を申しでたのだが、此処は僕を立ててください、と言われれば強引に割り勘という訳にも行かない。ともあれ最初のデートは橋本の紳士的な振る舞いで好感が持てた。それから銀座をブラブラしてから別れた。

それから三日後、愛たち三人はデートの報告会を開いた。場所は三人で良く行くカラオケだ。二杯ほどビールを飲んで一曲ずつ唄って、順番に印象を話し合うというものだ。普通はなんでデートの内容まで話し必要があるのかと思うのだが、今回ばかりはナンパされるのを承知で海水浴に行ったのだ。相手はナンパしたつもりだろうが、こっちが逆にナンパしたと思っている。だから収穫した獲物は報告しなくてはならない? まぁ仲良し三人組ならでは遊び心だろう。
なんと待ってましたぁと最初に手を上げたのが宮本里佳子だった。
「吉野くんって積極的なんだよ。初日のデートだと言うのに四軒くらい飲み歩いてさぁ、あれはね。私を酔わせて、なんかとしょうと目論んでいたんじゃないの。しかし彼は知らなかったのね。私は酒豪で社内でも有名でしょ。笑っちゃうわよ。彼の方がグロッキーになって私が送っていったのよ」
「それでどうなったの?」
「だってどうもこうも半分意識が飛んでいるんじゃぁしょうがないじゃん」
「なぁんだ。自慢にもなりわしないじゃない」
そう言う吉本香奈は得意げに話し始めた。
「原くんって意外とシャイで驚いたわよ。最初は何処に連れて行くと思ったら喫茶店よ。今どき信じられる? 原口くんって何でもゲコだって。まぁそれは仕方ないにしても次に行ったのはカラオケ。それが意外と歌が上手いのよねぇ。驚いたわ」
「なにそれ? 食事はしなかったの」
「結局、カラオケで食べ物を頼んでね。私も唄うのが好きだから意気投合して楽しかったわ」
「ずいぶんと安上がりなデートね。大丈夫?」
 そう言って里佳子と愛は顔を見合わせ吹き出してしまつた。
「なにそれ、高校生のデートじゃあるまいし。まぁ香奈がそれで良いなら好きにすれば」
 今度は里佳子と香奈が次は貴女の番よ、とばかりに愛に眼を向けた。
「やはりそう来るか。言わなきゃ駄目?」
「当たり前でしょう。人の恋愛話聞いて逃げる気? こうなったらキッチリ聞かせて貰うわ。それとも言えない訳でもあるの。まさか初日からホテルに行ったんじゃないわよね」
「な! 何を言っているの。そんな事をする訳ないじゃん」
「あれ無気になって怪しいなぁ」
「もうからかわないでよ。橋本さんは見た通り三人の中で一番おとなしいでしょ。待ち合わせたのは銀座の一丁目よ。そこで食事する事になったの」
「へぇ銀座なら結構高いんじゃない」
「私もそう思ったの。でも入った店はインド料理の店よ」
「あら以外ね。愛ってインド料理食べた事あるの」
「ないわよ。知っているのはインドカレーくらいのものよ」
「じゃ何を食べたの?」
「ナンって知っているよね。でもパン屋さんで売っているナンと違って美味しかったわよ。あとカイバルミックスグリルとかいう盛り合わせの料理。下手なステーキ料理よりよっぽど美味いわよ」
「へぇ三人の中で一番リッチじゃないのよ。で、食事のあとホテルへ直行?」
「もうどうしてそこに持って行くのよ。その後は銀座を歩いて帰って来たわよ」
それぞれ三人の報告会は終わった。愛は自分が一番良いデートしたと思った。橋本とはこれからも上手く行きそうな気がして来た。

それから三ヶ月が過ぎた。しかしその頃にはもう、報告会は行われなかった。遊びじゃなく恋人同士になっていればプラベートの事だから、話したくない事も出でくるだろうと言い出したのが里佳子だった。どうも最近の里佳子は元気がない、最近は彼の自慢話もすることがなくなっていた。それと同時にメッキリと口数が減った。
「里佳子なにかあったの」
香奈と愛は問い詰めた。すると遠い空を見つめながら囁いた。
「夏に咲いた恋は実らないと言うけど本当ね」
「なにそれ? えっじゃ別れたの。なんで何があったの」
「今は秋でしょう。紅葉は美しいけどやがて美しい葉も枯れて散って行くのよ」
「馬鹿を言わないでよ。里佳子が枯れ葉だと言われたの、許せない今から行って取っちめてやろうか」
香奈は怒ったが止めてと言われれば何も言えなくなった。里佳子の恋は秋に早々と散った。一番先に選んだ相手なのに。あんな強気の里佳子も凹むことがあるのかと驚いた。
愛はアパートに帰って里佳子の言った言葉が引っ掛かっていた。夏に咲いた恋は実らない。本当なのだろうか。愛と橋本は順調に交際を進めて今では共に恋人同士と認めている中だった。

そして冬に入り間もなく師走を迎える時期に入っていた時だ。今度は香奈が告白した。別れ話しを切り出されたと言って泣いている。可哀想に香奈はよほど惚れ込んでいたようで慰めるのが大変だった。今度は香奈の恋は冬の寒風の冬空に砕け散った。
そうなって来ると残るは佐々木愛一人だけ。愛にしてみれば人ごとじゃない。(夏に咲いた恋は実らない)これは母からも聞いた言葉だ。なんでも母は夏に恋して三度とも実らなかったそうだ。その母の言葉が嫌でも頭に残っている。その通り里佳子と香奈は結局実らなかった。今度は愛の番なのか。しかし愛と橋本は益々愛が深まっていった。
やがて季節は年を超えて三月に入った。橋本はとても優しくデートするにしてもまず愛の行きたい所を聞く、料理にしても愛が好む店に行く。やはり最初に行ったインド料理店が一番のお気に入りだった。春になる良く流れる曲がある。キャンデーズの春一番だ。愛もこの歌が好きだった。もう四十五年近く前の歌でも、あの爽やかな歌が人々の心に春を呼び込むのだろう。里佳子と香奈には申し訳ないが私には夏の恋は実らないは無縁のようだった。

そして今日も銀座で愛と橋本が待ち合わせの日だった。何故か今日に限って待ち合わせの時間になっても橋本雄介の姿はない。どうしたろうと思っていたら道路の反対側に慌てて走って来たのだろうか少し息を切らしている。彼は愛に気づいて手を振った。愛も笑顔で手を振る。やがて横断歩道の信号が青に変わった。橋本は真っ先に駆け出した。その時だった。黄信号で交差点に入ったのだろうかトラックが交差点を強引に走り抜けようとしたのだろう。橋本が真っ先に走り出したため一人だけ事故に巻き込まれた。ドーンと鈍い音が響き橋本が数メートル吹き飛ばされた。周辺は騒然となった。愛は茫然と立ち尽くす。誰かが救急車だと大声で叫ぶ。愛は夢中で走った橋本の元へ、しかし頭から血が出ている。顔は真っ青になっていたが愛に気づいたのか弱々しい声で「ごめん遅れてしまって」

「雄介さん!! しっかりしていま救急車が来るから」
「ああ、そうか僕は轢かれたのか。どうりで体中痛いような気がする」
「駄目よしっかりして!」
「ごめん、もしかしたら駄目かもしれない……」
「何を言っているの? 駄目! 死んでは駄目よ。私を一人ぼっちにしないで!」
だが雄介はもう声が出ない。やがて救急車が到着した。救命士が脈を診る。そしてAEDを装着し電源を入れる。橋本の体は大きくバウンドするしかし反応がない。それから十数分が過ぎた。救命士は顔を横に振る。愛は慌てて聞いた。
「どうなったのですか」
「残念ですが……脈がとても弱く難しい状況です」
「そっそんなぁ、お願いします。助けて下さい。助けて下さい」
愛は泣きながら救命士に縋りついた。しかし無理なものは無理なのだ。愛は人目もはばからずその場で泣きじゃくった。橋本は救急車に愛もお願い一緒に載せて貰った。そして病院に到着した。病院に着くとすぐに手術が始まった。もはや愛がする事といった無事を祈り待ちしかない。一人では耐え切れず香奈に電話入れた。
「愛……どうしたの? 自分から電話しておいて何も言わないなんて。もう話がないなら切るわよ。忙しいんだから……なに? 泣いているの。一体どうしたと言うのよ」
「里香、あのね。雄介さんが、雄介さんが」
「あら橋本さんからいつの間に雄介さんになったの。でどうしたの? 落ち着いて意味分かんないよ」
「交通事故に合ったの。今手術中だけど意識がなく危険な状態だって」
「まぁ大変、それで里佳子には電話した。まだ? じゃ連絡取って二人で行くわ。いい、落ち着いてよ。待っていて、すぐ行くから」
雄介の両親が病院からの連絡を受け駆けつけたようだ。慌てて手術室の近くにある待合に現れた。愛は雄介の両親だとすぐわかった。なんと言って挨拶して良いか迷ったが、ありのままに伝えるしかない。両親はどうやら愛の事を知っていたらしい。笑顔はなかったが愛の手を取って「祈りましょう」と言ってくれた。本来なら「雄介さんとおつき合いさせて頂いております」と挨拶するべきだが。
それから三十分ほどして二人は病院に駆けつけた。まだ手術中と赤いランプが付いたままだ。それから二時間が過ぎランプは消えた。
 手術を終えた医師たちが出てくる。真っ先に駆け寄ったのは橋本の両親だ。
「先生、雄介は助かるのでしょうか」
 医師は深刻な顔で応えた。笑顔ひとつ浮かべることもなく。両親や愛は先生の言葉を待った。
「取り敢えず手術は成功したと言って置きましょう。ただ脳への衝撃が大きく意識が戻るかどうかも分かりません。最悪の場合植物人間になる可能性も秘めています」
医者は生きている事態奇跡だと言っている。ともあれ生きてさえいてくれれば、その祈るしかなかった。それから一ヶ月が過ぎた。愛は時間が許し限り病室に通い続けた。しかし未だ意識がないままだ。やるせない日々が続く。正月は二人で初詣に行って願掛けしょうと言ったのに。雄介は未だに病院のベッドに寝ている。そして四月に入り桜の花が咲きやがて五月椿の花が咲くころ、雄介の母から電話が入った。
「もしもし愛さん。雄介の母ですが。たった今ね、雄介が目を覚まして。それで第一声が(愛さんは何処)と言ったのよ。だから意識がすっかりしているそうよ。早く行ってあげて」
愛はその時、仕事が終わり帰宅途中だった。思わずしゃがみこみ泣いた。周りの人は驚き愛を見る。愛は慌ててなんでもありませんと笑みを見せ病院に向かって走り出した。病室に飛び込むと徹の両親が待っていた。
「雄介、来たわよ。貴方の大切な人が」
真っ先に雄介を見た。眠り続けた雄介がベッドで笑っていた。
「雄介さん……お帰りなさい。本当に良かった。生きて生還してくれたのね」
「うん、デートに行けなかったけど。毎日のようにお見舞いに来てくれたんだって」
「うん、でも正直辛かった。もう目が覚めないのではと」
「僕はあの事故の瞬間から時が止まっていたんだね。長い夢の世界を彷徨っていて、もしかしたら愛さんも夢の中の人かと思ったりもしたよ。でも現にこうして再会出来て嬉しいよ」
「ほら聞いた事がある。夏に咲いた恋は実らないって。私の友達と雄介さんの、友達二人とも実らなかったでしょう。私達はそんな事がないと言い聞かせていたけど。今度こそ信じていいよね」
「そんなジンクスってあるの? そうさ僕は生き返ったもの。これも愛さんの、祈りがあったからだよ。僕達は決して散る事はないよ」
そして二ヶ月後、雄介は退院した。快気祝いに雄介の友人二人と愛の友人である里佳子と香奈も参加したが、別れた二組はなんだか気まずそうだが喧嘩別れした訳でもなく友人として付き合いが続くそうだ。雄介の入院で毎日見舞いに駆けつけた愛と雄介の両親も急接近した。雄介を献身的に支え励ます愛を、両親は彼女なら雄介を幸せにしてくれる人はいないと、愛に惚れ込んだ。こうして二人は婚約した。

♪もうすぐ春ですねぇ。恋をして見ませんか♪ 春になると今もラジオからそんな曲が流れて来る。そしてまた夏がやって来た。里佳子と香奈はまた海水浴に行き彼氏を探しそうだ。もちろん愛は参加しなかった。その代わりきっと良い人をつかまえてと励ました。二人は夏の恋は実らないなんてジンクスは関係ないようだ。

春夏秋冬物語

執筆の狙い

作者 西山鷹志
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20代後半の三人の女は海水浴場で知り合った三人の男達と交際する事になった。
友達の一人が(夏に咲いた恋は実らない)そんな話をした。
愛の母も夏に恋したが三度も実らなかったそうだ。
愛はそんなはジンクスよと信じなかったが……
そして三人の恋の行方は?

コメント

茅場義彦
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読みました。読みやすい。いいね

ひねりはないかなあでも 素敵です

しまるこ
133.106.53.185

西山さんの作品は、リーダビリティに関してはいちばん優れていると思います。最後までストレスなく読ませるというのは、このサイトじゃ他にいないかもしれませんね。宝くじの話だったかな? あれがいちばん面白かったような気がします。以前のタレントさんが総理大臣になる話だったかな? あんなスケールが大きい話をよく作れるもんだなぁと思って、驚嘆して読ませてもらいました。精神が大きくないと、ああいったことはできないでしょう。破綻しているという意見もありましたが、重箱の隅を突くような穿った読み方をしなければ、楽しめると思います。私は楽しませていただきました。それら二作品に比べると、今作は物足りないかもしれません。しかし出版されるというだけあって、レベチであることは確かです。

その上で、あえて苦言を呈するのであれば(笑)、これは私もそうですけれども、20代の人たちの物語を書こうとすると、どうしても古くなってしまうところでしょうか。今の20代の人たちの物語を、そのままの空気感を漂わせることは、どうやったって腕の良い作家でもできることではないと思うけれども、それでも古く感じてしまうから、題材は別のものの方がよろしいかな、と感じました。

大丘先生の筆致と似たものを感じました。たくさん作品を書かれてきて、洗練されているためか、無駄のない描写、全体的なテンポや文章の配置とかがですね。見習いたいと思いました。一番見習いたいのは、スケールの大きな作品を描けるところですね。

西山鷹志
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茅場義彦さま

お読みいただきありがとうございます。


>読みました。読みやすい。いいね

内容が単純ですからね(笑)

>ひねりはないかなあでも 素敵です

そうなんですよ。あるとすれば彼が交通事故で入院したことくらい。
自分でも何かが足りないと思ってました。
ありがとうございました。

西山鷹志
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しまるこ様

お読みいただきありがとうございます。


>西山さんの作品は、リーダビリティに関してはいちばん優れていると思います。

いやいやそんなに褒めて頂くと有頂天になってしまいますよ。

>宝くじの話だったかな? あれがいちばん面白かったような気がします。

良くご存知で。これは長編小説で、この作家でごはんでは部分的にしか載せませんでした。
カクヨムには全部載せています。
この主人公のキャラは特別で身長198センチ体重98キロと大きいこと。
お人よしですが、怒るとゴリラ如く暴れ手が付けられない人物設定です。
そんな男が日本でも有名な社長令嬢と交際するも、父が激怒も……(笑)

それに比べ今回はシンプルで若い世代を対象に描きました。

>20代の人たちの物語を書こうとすると、どうしても古くなってしまうところでしょうか。

私も若くないので若い世代を描くのは無理があるかも知れませんね。

おかげさまで7月15日に文芸社より発売になります。
タイトルは『警察官』他短編集です。その説は宜しくお願い致します(笑)
買ってくれるとしたら、やはり警察官の人かなぁ(笑)
本屋は限られいますがヤフーショッピングとアマゾンでも発売されます。
目標50冊ですね(笑)

ありがとうございました。

夜の雨
ai203245.d.west.v6connect.net

「春夏秋冬物語」読みました。

三人の二十代女性の話し、とりわけ「佐々木愛」の物語が描かれているわけですが、夏に始まった恋は実らないというような流れになっていましたが、愛の付き合った「橋本雄介」は相性がよかったのか、年が明けての三月でなお付き合いが深まっていました。
このままストレートなのかと思っていると、後半に雄介がデート当日に愛の目の前で交通事故に遭うというやばい事態に。

>そして四月に入り桜の花が咲きやがて五月椿の花が咲くころ、雄介の母から電話が入った。<
ということなので、二か月ちかくのあいだ意識不明だった状態から目覚めた、ということです。
後遺症がなければよいのですが。
話の流れはよくわかりました。

>「取り敢えず手術は成功したと言って置きましょう。ただ脳への衝撃が大きく意識が戻るかどうかも分かりません。最悪の場合植物人間になる可能性も秘めています」<
と、医者が言っているので、愛に「二人の関係に迷いがある」とかにすれば「物語としては深くなるかも」と思いましたが。
脳に障害とかが残れば、結婚しても二人のあいだがうまく行くのかむつかしいですからね。
雄介やその両親はよいとして、愛の両親はもしこの二人が結婚という事になったとして、長い人生が心配ではないかと思います。
愛が懐妊していたとしても話は複雑になりますね。

まあ、短編なのであまり物語の設定を掘り下げるとまとまらなくなりますが。

現状の御作だと、今回の設定やら構成でうまくまとまりました。
登場人物のキャラクターとかもよかったのではないかと。
ハッピーエンドにふさわしい世界観の描き方で、楽しく読めました。


お疲れさまでした。

中小路昌宏
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 読みました。

 いやあ、西山さんにはスランプと言うものは無いのですか?
 いつもいつも、休まず、連続投稿されているのに驚かされます。
この作品も、三人の方が言われているように分かり易い、読みやすい、好感が持てる作品です。入力ミスは、今回も、少しはありましたが気になるほどでは無かったと思います。

西山鷹志
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夜の雨さま

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回はシンプルに描きました。
海水浴に行ったのはナンパが目的、思惑通りにナンパして来たが
この三人組も待ってましたと言う感じ。

愛はこの中でも奥手で二人に引っ張られるようなタイプ。
この二人が居なければ雄介との交際もなかったか二人には感謝しかない。
ところが積極的な二人は別れる羽目に。
とまぁ若い人の感情を出すのは厳しいですね(笑)
皆さんが仰られるように一捻りが足りなかったですね。

最悪の場合植物人間? それも入れると良かったのですが
暗い話になるので止めました(笑)
ありがとうございました。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>西山鷹志さん

読ませていただきました。
夏の恋は続かない。
けれども、この物語の二人は続いた。
それがこの物語のテーマですよね。

まず、全体を通しての感想ですが、文章があまり洗練されていません。
説明調であり、だらだらしています。

あと、この作品は第三者視点ですかね?
登場人物が複数いるので、それぞれの物語を書くためにこうしているのかな? と思いながら読んでいったのですが、後半はほとんどが愛の物語になっていますね。
であれば、始めから主人公を愛に設定して、愛の一人称視点で書いた方がよかったのでは?

地の文の
>特徴は極めて水着の面積が狭く男を挑発するつもりだろうか?

これ、誰がこう思っているのですか?
語り手は何者ですか?

同じく、地の文で
>相手の男達も三人、人数的には三対三、彼等は同じく三人組に合わせていたのかもしれない。

かもしれない、と仮説を立てているのは誰ですか?

地の文であれこれ意見を言ったり仮説を立てたりするのであれば、いっそのこと、愛がそう思っているように書いた方がすっきりすると思います。


さて、この物語の主題である、夏の恋は実らないということについてですが、
他の二人が別れた理由が明確ではありません。
そもそも、夏の恋が実らないのはジンクスではなくて、ちゃんと理由があります。
そこをきちんと書かないと。

夏の恋は実らない理由
・夏は開放的な気持ちになっていて恋にも積極的な気持ちになるが、秋になると夏ほど開放的な気持ちにはなれないため、目が覚めてくる。あのときは魅力的に見えていたのに、冷静になるとたいして魅力的な相手ではなかった。
・夏休みは時間的余裕があり、よって恋もできるが、休みが終わると仕事が忙しくなり、恋のことを考える余裕がなくなる。
・夏は海で水着になるなど、見た目として性的な刺激があるが、秋からは服を着込むので、性的な刺激が減る上に、内面が見えだすので相手に幻滅して冷める。
・リゾート地での出会いは遠距離になることが多く、秋にはリゾート地には行かなくなるので自然消滅となる。

他にもいろいろありますが、他の二人が別れた理由はもっと明確にし、主人公だけはそのような状況を超えられるなにか説得力のある要素があったとなれば、物語になると思いました。
その要素が「交通事故」というのは、ちょっと……

あとですね、待ち合わせ場所に行く途中で交通事故に遭うという状況、
よく考えてみてください。
当事者たちはどう思うのかを。

毎日の通勤途中で交通事故に遭うのは違います。
彼は待ち合わせをしたから事故に遭ったのです。

愛はこう思うのでは?
「私がここで待ち合わせしようと提案したから彼が事故に遭ってしまった」
「今日デートをすることにしたから彼は事故に遭ってしまった」
つまり、交通事故自体の責任はないにも関わらず、そういう運命にしてしまったことへの罪悪感が出てくると思います。
デートしたいなんて言わなければよかった
もっと別の場所で待ち合わせすればよかった
いろんな後悔が出てくると思うのですけど。
もし、西山鷹志さんが大切な人と待ち合わせして、その人が来る途中で事故に遭ったら、どう思いますか?
西山鷹志さんに罪はなくても、申し訳ない気持ちになりませんか?
あるいは、後悔しませんか?
自分がこうしていればこんなことは起きなかった、みたいに考えませんか?

主人公が毎日、お見舞いに行く動機は何ですか?
好きだから、だけではないですよね?
お見舞いに行くことで、罪悪感を軽減しているのではないですか?

夏の恋なのに続いた理由が、待ち合わせで彼が交通事故に遭ったら
という結末は、読者に響くでしょうか?

デートの待ち合わせで事故に遭ったとなれば、デートの待ち合わせが二人にとってトラウマになりませんか?
退院後の二人の交際、デートの待ち合わせはどうなりましたか?
デート = 交通事故
となれば、かえって気まずくなって、別れることにはなりませんか?
そのあたり、読者が納得できる展開で書いてほしかったです。

と、いろいろ書いてしまいましたが、作品を読ませていただきありがとうございました。

西山鷹志
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中小路さん、いつもありがとうございます。

昨日は珍しく9時に寝てしまいしまた。
私は野球好きで、昨日の巨人戦、12安打も打って2点のみ
もやもやして居るうちに終わってしまいしまた。
巨人が負けて大谷がホームランを打たないとスポーツ新聞も楽しめません(笑)

>いやあ、西山さんにはスランプと言うものは無いのですか?

そんな事ないですよ。でも2週間あれば1作くらい満足じゃなくて書けます。
今回もイマイチと思い掲載しました(笑)納得の行く作品を作りたいです。

現在構想中の小説は特殊モーターの開発を手がけたが資金が足らず大手の役員に融資を
頼み完成するが特許権を奪われてしまった。
このモーターは車に搭載すれば蓄電器は不要、一度モーターが動けば自ら電気を作る
永遠に走りれる。まさにノーベル賞もの。特許権を取れば数千億から数兆円の価値がある。
その特許権を取りもどす為に、ある謎の女の力を借りて立ち向かう……
と、まぁ未完成ですが、是非中小路さんの力を借りたいですね(笑)

ありがとうございました。

西山鷹志
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神楽堂さま

お読みいただきありがとうございます。
またご指摘ありがとうございます。
分かってますが、突っ込みどころ満載の駄作です。

>始めから主人公を愛に設定して、愛の一人称視点で書いた方がよかったのでは?

確かに愛を主人公に愛の視点で描けば分かりやすなったと思います。
春夏秋冬物語タイトルが不味かったですね。最初からこの三人に視点に書きました。
その割には愛の話の独壇場、他の二人の馴れ初めが疎かになりました。

このまま愛と雄介の交際が上手く行き、めでたしめでたしでは物上がりも何もないと思い
交通事故を加えてみました。
神楽堂さまの仰るとおり疑問どころが満載となりました。
まだまだ未熟ですが、今後とも宜しくご指導ください。
ありがとうございました。

浮離
KD111239170071.au-net.ne.jp

あたしにイジられないことをこれ幸いらしくダラダラと趣味を過ごす人も少なくないんですけど、この人ってその典型なんですよね。
もうわかりきってるから気にならないし読まないんですけど、一面の悲惨さも悲惨さなりにまあとんでない有り様のはずなので、たまには刺激くれてあげたいつもりでお邪魔するものなんです。


>リーダビリティ

って言ってる人いるんですけど、それってつまりどんなことを指して言ったものなのか個人的にはちっともわからないんですね。


>春夏秋冬それぞれの季節に人々は色々な行事があり、季節を楽しむ人もいれば、また人との出会いと別れもある。なかには春夏秋冬がある国は日本だけかと思っている人も意外と多いようだ。ところが逆に春夏秋冬がない国の方が圧倒的に少ないのだ。ただ時期がオーストラリアのように日本とは真逆で八月前後が冬で二月前後が夏である。それは良いとして此処に若い三人の女性が体験した春夏秋冬の物語があった。


書き出しなんですけど、相変わらずとして個人的にはとっくにアウトだと思うんです。
たぶんこの書き手って、アタマの中ですら読み返すことに不精なんだと思うんですね。
”音読”って、アタマの中だって普通に出来ますから。
感度が物足りない感じの人たちにもわかりやすく伝わるようにお伝えするなら例えば、

”春夏秋冬”ってのっけから何度読ませるつもりなの。

ってことですよね。
わかりますかくそ馬鹿下手くそな諸君ども。


同じ観察においてでも、そういう編集馬鹿っぷりが散見されるはずなんですね。
普通程度でも書ける人なら、当たり前に観察して呆れるところだと思うんです。



>春夏秋冬それぞれの季節に人々は色々な行事があり、

少しだけレベル上げたお話しますよ?
ちゃんと着いてきてくださいね。

この一文の違和感って、わかりますか?
わかんないから放置できるんだし答えてくれなくていいです。

>色々な行事があり、

これって、どこに掛かってくると思いますか?
わかりますよね?
”季節”なのか、”人々”なのか。
どうでもいい気がしてしまうかもしれないんですけど、文章っていうのはそういう”構造”をいちいち意識して設計することのはずなんですよね。

読者が勝手に捉えることを書き手がそのつもりで野放しにできるつもりなら、それって単純に”下手くそ”の意欲のなさでしかないんですよ。
ただの言い訳なの。
下手くそってそういうことだから。

ザルなんですよ、文章を構成する感度やセンスそのものが。




 春夏秋冬。

 それぞれに様々な行事があり、楽しみや希望、出会いや別れなど人生のあらゆる場面に、季節はそれぞれの彩りを添える。
 際立つ季節の移ろいは日本ならではのものと思われがちだが、実際には多くの国々にそれは存在する。地球の公転軌道における地軸のズレの影響によって北半球と南半球では、季節はまるで宿命の如く逆転するのだ。

 これはそんな地球の片隅で、若い三人の女性が体験した春夏秋冬の物語だ。




とってつけみたいな改編で申し訳ないんですけど、あなたのただのザルみたいな書き方じゃなくて、”文意”として重複しても許容される表現の妥当性や、書き出しとしての役割、つまりはこの後始まる物語の枕的な示唆も忍ばせた文脈なんかも意図してみたんですよね。
とはいえ本編はまるきり読む気がしないし読んでないので、これってただの基本的な話のつもり。


この前も指摘する都合、勝手に改編して指摘した結果ただの鸚鵡返ししかできない不機嫌隠せなかった下手くそいたんですけど、ああいうのってダメなんですよね。
言い返すなら、それなりの理由を言語化して自分なりの根拠を示せないなら、ただの逃げ口上負け犬口上って思われんの当たり前じゃないですか。

情けないですよね、ただ褒めて欲しいだけの創作欲求なんてショボさは。


たかが趣味でもあまりにもダラダラ書き逃して満足してるだけだから、いつまでも下手だしだらしない文章のままなんですよ。
あたしの言ってる意味だってどこまで通じるものなのかそんな理解力こそ絶望的なことも承知してるんですけど、それにしてもいつまで経ってもなんの役にも立たないお為ごかしたやりとりばっかに拘泥して下手くそ晒し続けてる自分の有り様もう少し自覚したほうがいいと思うんですよね。
鬱陶しいんですよ実際。


わかりますか?
これってただの”書き方”の話だけじゃないんですよ。

どうしてあたしは”宿命”なんて言葉をわざわざ忍ばせたと思う?
下手くそなのわかってるからこのお話の内容なんて知らないですよ、だからこれはわかりやすさとして例えとしての投入ってことなんですよねわかりますか?

どうしてそんなお節介が必要と思ったのかって、ちゃんと自覚してくださいよ?


>それは良いとして


って、あなたは書いたんですよ。

わかりますか?
じゃあこの書き出しって、なんの意味があんの? って普通に思うじゃないですか。
自分がなに書いてるつもりかわかってんの?
まじで馬鹿かと思う。

>”春夏秋冬”ってのっけから何度読ませるつもりなの。

って、ただ書き方の下手くそのこと言ってるばっかじゃないんですよ。
あなたの動機としての鈍感さ理由のなさ理解のなさそういうまぬけさこそ自覚させたくて言ってんの。


イライラするんですよ。
鈍いにも程がすぎて下手くそすぎて。

えんがわ
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バブル期の匂いがします。
こういう昭和の空気というのは、良くも悪くも特徴だと思います。こういうのが好きな人もいますし、自分は嫌いじゃないですよ。

一波乱があって乗り越えてハッピーになる。という様式が、ラベルが貼られたように提示されてしまうので、予定調和のようなそういう印象はあります。物語でスリルにしようとする部分で、はらはらしない。

それと春夏秋冬なので、夏以外の季節の描写をもう少し丹念に描いて時の移り変わりを見せてもいいかも。

といっても、安心して読める、という、安定感というか、読み味の心地よさ、実家にいるような安心感は、この作品の持ち味だと思います。
元気づけられたいという時に読んだら、100%その効果を仰げることでしょー。

西山鷹志
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えんがわ様

返信遅れて申し訳ございません。

>一波乱があって乗り越えてハッピーになる。という様式が、ラベルが貼られたように提示されてしまうので、予定調和のようなそういう印象はあります。

今回はこれといった波乱もなくすんなり終わりました。
最近の若い人は交際するにしても別れるにしても傷つくのが少ない。
昭和なら恋愛にのめり込むでしょうが、これも時代に流れ。
別に結婚しなくても生きて行ける。これが少子高齢化社会に影響を及ぼしてますね(笑)

>それと春夏秋冬なので、夏以外の季節の描写をもう少し丹念に描いて時の移り変わりを見せてもいいかも。

ですね春夏秋冬といって置きながら季節感がありませんでした。
ありがとうございました。

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