作家でごはん!鍛練場
綾紀

苦い

「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」

帰り道、今朝降ったばかりの新雪をじっと見つめていたら友達に、雪食べたことある?なんて聞かれた。
だから答えたのに、友達は嫌そうな顔をした。

「あっそう。けど雪って不衛生じゃない?よく食べられるね」
これまた嫌そうな顔をして言ってきた。
でも、友達が求めている答えが分かっていて
私はわざとそう言ったのだからお互い様か。



朝、友達に会い一言目が「今日寒くない?」
になり、もう二ヶ月。やっと雪がはらはらと降り始めた。辺りを見渡すと雪化粧とまではいかないが世界は白く色づいている。
綺麗だとは思うが、雪に良い思い出なんてない。
だっておじいちゃんは雪の降る日に倒れた。


階段から落ちたのだ。
なぜその日、階段に登ったのかなんて分からない。2階は物置になっていて鍵は閉めて、おばあちゃんが持っていたから。けど家族は不思議になんて思っていなかった。
おじいちゃんは認知症だった。

病院のある町から少し離れた私の住む村、しかも夜は遅く、その日は大雪警報もでていたのだ。すぐに救急車なんか来るはずもない。
「ゔっー!!!ゔー!!」
とまるで赤ちゃんみたいに騒ぐおじいちゃん。
階段から流れ落ちる赤はまるで血みたいだ、と私はどこか他人事のようだった。
その後確か母に「どいて!」と大声で言われたことまでは覚えている。
その後気づいたら翌朝だった。



そこからおじいちゃんはもういない。



数日後、病院に見舞いに行くとおじいちゃんは眠っていた。その姿を見て思わず母に「これ、だれ?」と聞いてしまったのはしょうがないと思う。
「…痩せちゃってるよね、一日中ずっと寝てるの。私が来ても起きてくれない、あとね、たぶん分かってないんだと思う、私のこと。」
と無表情でつぶやく母が何を考えているのかなんて口に出さなくても分かっていた。

おじいちゃんは認知症だ、けれど少なくとも私たちの顔は分かっていた。
最近は母とよく間違えられていたけど。
急に本当にこの人は私のおじいちゃんなのかという疑問があふれだし思わず逃げるように病室から出ようとすると後ろから母の
「おばあちゃんに無理させないでね!」という声が聞こえきた。

うるさい!分かってるよ…
と小さく呟き
消毒の匂いが追いかけてくるから、
そう言い訳しておばあちゃんの車へ、走った。






しばらくぼーっとそんなことを思い出していたせいで友だちの話を聞き逃してしまった。怒りながら「話聞いてる!?」なんて言ってくる。
というか私なんでそんなこと思い出したんだろ、もう2年も経ってるのに。

雪が少し降り始め、積もる雪を踏みしめるようにザクザクと道を歩く。

甘かったはずだった。だって、ふわふわしてて、冷たくて、 おいしかった。



「雪は天然の砂糖菓子なんだ。」


ふいに、あの時雪を夢中で食べる私を見て笑ったおじいちゃんの言葉が脳裏に浮かんだ。

恐る恐る下に積もる純白を口に含んでみる。
けれどそれは
苦くてじゃりじゃりする、雪だった。

苦い

執筆の狙い

作者 綾紀
s56.196.189.202.fls.vectant.ne.jp

所属している班(文学班)の班員にこの話を読んでもらったところ「つまらない」と言われてしまい色々な方のアドバイス等をいただきたく投稿しました。

テーマは雪の思い出です。

コメント

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

拝読しました。

テーマである「雪の思い出」は踏まえることができていると思います。
おじいちゃんを喜ばせるために主人公は雪を食べてみせたのですね。
それであれば、回想として触れるのではなく、もう少し文章量を増やして
丁寧に書いてみてはいかがでしょう。

で、雪がふる。
おじいちゃんを喜ばせるために雪を食べたことを思い出す。
友達を喜ばせるために雪を食べてみる。
バカにされる。
味はやはり苦い。

友達には馬鹿にされたけど、
おじいちゃんは私のことを笑ってくれた。

みたいに回想するラストはいかがでしょうか。

作品を読ませていただきありがとうございました。

アン・カルネ
KD106154136074.au-net.ne.jp

そうですかあ、つまらないと言われてしまいましたか…。
人の心は難しいですね。
この作品、私には良かったです。
お涙頂戴に走っている感じもなく素直な心情が綴られている感じで良かったです。
読んでいて映像も浮かびましたし、せつないなって思いました。
認知症を在宅介護。物置には鍵をかけている。おばあちゃんに無理させないでね。
表情を失くしてしまう母親の心情。そういうところからこの家族の日常に何となく察せられるものがありますし。
家に要介護の人がいるって本当に大変ですよね。
おじいちゃんが階段から落ちた様子、記憶が飛んでいるところに、この子の受けたショックの深さも察せられます。そして病室から逃げ出す心境も。いずれ死にゆく人への本能的な畏れってあると思うんですよ、若いから猶更。
「雪は天然の砂糖菓子なんだ。」ここにおじいちゃんとの優しさに包まれた思い出も感じさせられ、そのおじいちゃんの“今”との対比に胸が痛いよね、と思わされました。
砂糖菓子のような雪が苦いものに変わる。そこにこの少女が身をもって知った人生があるように思えました。
まだまだ少女盛りの真ん中にいる友人との対比にもぐっとくるものがありました。
語り手の少女は同世代の子達より、少しだけ心のひだが増え、自分中心の子供の時間にさよならし始めているのでしょう。そんな思いを馳せさせてくれて、味わい深いなって思いました。

夜の雨
ai224082.d.west.v6connect.net

「苦い」読みました。

御作は短いわりに話をひねりすぎだと思います。
ストレートに書いたほうがよいのでは。
テーマは「雪の思い出です」。
なので「女の子と祖父との思い出」が「雪と絡んでいる」を中心にして構成すればよいと思います。
どうするかというと時系列に話を展開して、内容をわかりよくする。
ラストで主人公の女の子が今朝降った新雪の雪を食べて「甘くて、おいしい!」という。
友達は驚くが、読み手は「女の子が祖父との思い出がある」ので、納得します。

なので、冒頭は主人公が子供時代に祖父と庭に積もった雪を見て和気あいあいと話をしている場面から始めるとよいのでは。祖父のほかにも家族やペット(犬や猫)を登場させておいてもよい(主人公にとって、平和な時代)。このエピソードのなかで「雪は天然の砂糖菓子なんだ。」と祖父が言って、「おいしそうに食べる」エピソードを挿入しておく。
そして主人公も祖父を見習って雪を食べ「おじいちゃん、おいしくないよ、この雪。どこが砂糖菓子なのよ!」と仏頂面する主人公と、笑いながら対応する祖父を描いておく。
●ちなみにラストで雪を食べる場面では「甘くて、おいしい!」という。
けっして、「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」とは、言わないように(笑)。
祖父との美しい思い出がぶち壊しになるので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
構成はこんな感じです。

冒頭
主人公と祖父との雪の思い出。(過去)。
この冒頭の場面をしっかりと描く。

学校の教室で授業が終わったにもかかわらず、窓際の主人公が雪が積もっている校庭を見ている。(上の過去を思い出しているという設定です)。
黒板には『テーマは雪の思い出です。』と書かれている。つまり宿題です。
この宿題にひっかけて、主人公が祖父とのことを雪がらみで思い出したということです。
再びーー。
祖父が痴ほう症で怪我をするエピソードなど。
病室に見舞いとかの顛末。
「●●ちゃん、なにをぼんやりしているの?」と、友達に声を掛けられて我に返り、一緒に帰る。
「宿題の『雪の思い出』って、小学生時代に家族でスキーに行ったことを書こうかな」とか、友達は言っている。
「●●ちゃんは何を書くの?」で、
ラストの雪のエピソード。唐突に雪を食べて「甘くて、おいしい!」という。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
流れ的には、上のようにするとわかりよくなると思います。
五感を使った情景描写を使うと効果的です。

それでは頑張ってください。


お疲れさまです。

綾紀
118-106-127-143.area2b.commufa.jp

>神楽堂さん、コメントありがとうございます!

文章量やっぱり増やしたほうがいいですよね...
ですが違う方には回想シーンが長すぎるのでは?と言われてしまい、どうしようか迷っています。

綾紀
118-106-127-143.area2b.commufa.jp

>アン・カルネさん、コメントありがとうございます!

「砂糖菓子のような雪が苦いものに変わる」
そこをどうにかこうにか伝えようと書いていたのでそう感じていただいて本当に嬉しいです!

綾紀
118-106-127-143.area2b.commufa.jp

>夜の海さん、コメントありがとうございます!

御作は短いわりに話をひねりすぎだと思います

そうですよね、少し話を詰め込み過ぎました。
アドバイスしていただいた構成で内容は変えずもう一度書き直してみたいと思います!

偏差値45
KD106180001140.au-net.ne.jp

うーん。あまり記憶に残らない感じですね。
たぶん、明日になればすっかり忘れている。
きっと、取るに足らない会話だからだろうか。
階段から落ちた祖父のエピソードを軽く扱っている。
本来ならば深刻な事柄にもかかわらず他人事だからだろうか。
いずれにせよ、読者に刺さる内容にしたいところですね。

それと……。

>「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」
帰り道、今朝降ったばかりの新雪をじっと見つめていたら友達に、雪食べたことある?なんて聞かれた。

冒頭の文章。手順前後のような気がする。
もっと簡単に言えば、自然の流れになっていない。
それゆえに理解が遅くなるので不快に感じるかな。
これは個人的にちょっとした問題かな。

そんな感じですね。

綾紀
118-106-127-143.area2b.commufa.jp

偏差値45さん、コメントありがとうございます!

冒頭の文章。手順前後のような気がする。

→これに関しては「態と」そうしています、違和感を感じさせて印象付けたかったので。
ですが技巧も足らず文章が分かりづらくなり、ただ読者が不快に感じるのでは意味がないですよね....

取るに足らない会話だからだろうか

→そう感じていただいて嬉しいです!それを狙って書いたので、ですがそれが「つまらない」原因だといういことが分かりました。とても反省です。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

拝読しました。

申し訳ありませんが、面白さは伝わりませんでした。
疑問に思うのは、作者さんは、この作品に「どこ様な面白さ」を込められたのでしょうか? それによっては、表現力不足なのか、構成力不足なのか、それとも、面白い感覚が読者とずれているのか、が原因になると考えます。

とあるシーンを美しく詳細に描写しても、それのみで小説の面白さを表現しているとは言えないのではないでしょうか。読者が小説に求めているものは「自分にはないもの」だと思います。

エンタメ小説なら、知らない世界の冒険とか、素敵な異性との恋愛とか、謎解きとか。
エンタメ小説の基本的な要件
・起承転結
・魅力ある登場人物
・主人公が能動的に動くこと。(試練・努力・発想)

文学、純文学の基本的な要件
・主人公の心の変化を描く
・常識にとらわれない。あえて逆に考える。心を掘り下げる。

>>甘かったはずだった。だって、ふわふわしてて、冷たくて、 おいしかった。
なぜ甘く感じた思いであるのかと考えてみる。
>>苦くてじゃりじゃりする、雪だった。
私には子供の頃食べた記憶がありますが、苦いという記憶はありませんが……。「じゃりじゃり」は前の日に降った雪のように私は感じます。それはさておき。
苦いと感じたのはなぜか?
「雪は苦い」が常識ならば、今の主人公は平常心で、甘いと思たお爺さんがまだ元気な頃が特別だったということになりますが、それを描かないのはなぜでしょうか。
「雪は天然の砂糖菓子なんだ。」だけが、お爺さんとの記憶ではないはずです。

>>「あっそう。けど雪って不衛生じゃない?よく食べられるね」
常識だと思いますが、常識が身についていない小さい子供の頃なら物珍しさから、よくあるシュチエーションのような気がします。
多少食べたからと言って、腹痛になる訳でも病気になる訳でもないと思いますが、発言をした友達がどうこうでなく、
>>私はわざとそう言ったのだからお互い様か。
と、表現した理由を掘り下げて描く必要があるように思います。

話は変わりますが、作者さんは葬式に立ち会ったとこはありますか?
癌など闘病生活を経てなくなった人は、痩せこけて面影がないですが、ぽっくり逝った人は、寝ているだけではないかと感じます。
もし葬式を経験されているのなら、その時の気持ちを思い出しながら、人の死についての小説を書いてみてはと思います。

「ローマは一日にして成らず」これだけ書ければ大したものだと思います。
頑張ってください。

追伸
純文学や公募を目指すのなら、空白改行(一行開け)は場面転換以外では使わないほうが良いと思います。
ルールを守ってわかりやすい「場面転換」を書こう!【小説・ライトノベル創作テクニック】
https://www.youtube.com/watch?v=xFFqhlubmwE&t=92s
わかつきひかるの小説道場

綾紀
s56.196.189.202.fls.vectant.ne.jp

>匿名希望者さん、コメントありがとうございます!


表現力不足なのか、構成力不足なのか、それとも、面白い感覚が読者とずれているのか、が原因になると考えます。

→構成力不足、表現不足、全てにおいてまだまだ足らないのだと思います。アドバイスありがとうございます!

話は変わりますが、作者さんは葬式に立ち会ったとこはありますか?
癌など闘病生活を経てなくなった人は、痩せこけて面影がないですが、ぽっくり逝った人は、寝ているだけではないかと感じます。
もし葬式を経験されているのなら、その時の気持ちを思い出しながら、人の死についての小説を書いてみてはと思います。

→これについてですがこの「苦い」は私自身の体験でそれを思い出し、脚色して描きました。
よく覚えています。
祖父は認知症で暴れてしまっていたため、
鎮静剤をうたれ、ほとんど目もあかなくなり、ご飯も少ししか食べれず、私が誰かも分からなくなり、最後は別人のようにやせ細っていました。

小説の書き方、もう一度見直したいと思います。URLまで貼ってくださり、ありがとうございました!

浅緑
119-170-238-65.rev.home.ne.jp

こんにちは。初めまして。
『苦くてじゃりじゃりする、雪』という文が冒頭と結末で呼応していて、そのあいだの展開も起伏がしっかりあってとても上手と感じました。
ひとつ気になったのは短編の長さでありながらメインのストーリーが回想というかたちで語られている点でしょうか。
すべて現在として時系列に沿って物語が進むかたちにするとしっくりときてすっと読み進めることができるのではないでしょうか。それだけでもずいぶん変わるのではとおもいます。
あるいはもっと踏みこんで申せば、おもいきって、病院生活のおじいちゃんを見舞う場面を冒頭に持ってきて、母親との会話も交えておじいちゃんの様子を描写しつつ、結末では病室の窓の向こうに雪が降りはじめるという一場面でまとめるとおもしろそうだなと感じました。
少しでもご参考になりましたらさいわいです。

浅緑
119-170-238-65.rev.home.ne.jp

上記コメントにて最後のほうで「おじいちゃんを見舞う場面を」という箇所は
「雪の日に見舞う場面」と書くつもりで肝心の「雪の日に」が抜けていました。
たいへん失礼いたしました。よろしくお願いいたします。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

あなたにしか書けない文章だと思いますよ。
友達との距離感、おじいちゃんの病へのどうしようもない自分の立場、それぞれにリアリティがありますし、安易に解決させたふりをしていないところが好きです。

口当たりのいい文章を書こうとするのではなく、賛否両論でもいいから自分を見つめたものを書き続けたら?
と思ったりしました。

浮離
KD111239168039.au-net.ne.jp

あのですね。

この上の人みたいな、なんかいいこと言ってるふうなこと言ってるだけでその実クソの役にも立たないことで救われるたがるのはそれこそ死ぬ一歩前くらいのタイミングでも遅くないと思うんですよ。
「つまんない」って言われて不甲斐ない気がしてしまったのなら、打ち返すだけの工夫に挑めなくてなにが面白くなるんですか?

所詮傲慢なだけ面倒臭がりなだけの馬鹿な大人が自分のためにだけ言いたがる馬鹿な言い草に惑わされないこと。
下手くその自分らしさなんて、ただの下手くそでしかないから。

興味深く楽しむ気合いも持てないならやめること。
馬鹿な大人と同じ轍わざわざ踏みたがることないでしょう。
あたしは厳しい大人なので、言い草ばっかで気取りにもならない馬鹿な大人が大嫌いなのであなたに適切なアレルギー反応を呼び起こしてあげます。


>もう少し文章量を増やして丁寧に書いてみてはいかがでしょう。

っておかしなこと言ってる人いるんですけど、これ以上ダラダラ書いてなに書かせるつもりですか。
偏差値以下みたいなこと平気で言う恥知らずの言い草が腑に落ちるならダラダラと好きなだけ書いてみたらいいんですけど、現状の編集力でなにができるつもりなんだかちっともわからないですし、傍目でも気の毒見せつけられる外野の反応も少しは察したほうがいいんじゃないですか。


>「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」

>→これに関しては「態と」そうしています、違和感を感じさせて印象付けたかったので。


“違和感“ってことなら、思いつくところ違うんじゃないですか。
その後、自分がどんなふうに書いたものか自覚ありますか?

>帰り道、今朝降ったばかりの新雪をじっと見つめていたら友達に、雪食べたことある?なんて聞かれた。

わかりますか?
同じ情報、どれだけ必要?
ただの情報どころか、“テーマ“なんでしょそれって。
何回言うつもりなの。
“テーマ“って、なに。


「じゃりじゃり。にげえし」

あたしだったら、このくらいすっぱ抜いて書くと思うんですよ。
“雪“っていちいち、セリフとして要りますか。
個人的にはそういう些細な観察一つで、“ああ。この書き手は地の文やセリフそれぞれに企む役割や効果みたいな意識ちっともわかってねえな“とかね、普通にわかっちゃうんですよ。
バレちゃうの。
つまんないんですよ、そういう下手さっていうものはまったく平等に。


「じゃりじゃり。にげえし」

意味わかんないじゃないですか? そればっかじゃ。
だから、“読みたくなる“ っていう読書の必然みたいなこと、それを企む面白さみたいな基本的なことから全然わかってないんですよ書き手は。
そんなことも指摘して学ばせてくれない文学班なんて価値ないからさっさと辞めて意識的な読書に努めたほうがマシなんじゃないですか。
このサイトの馬鹿っぽさ、っていうか書き手にこの度寄せられた数々の感想? かなにかよくわからないこれっぽっちも役に立たないあれこれとよく似てますよ。

書くことと書かなくてもいいこと、その効果や必要性を当たり前に察して意識的に組み立てることができないうちは、徒に文字数稼ぎたがったって無駄文字ばっかでクソつまんなくて読み手に嫌われるばっかがオチなんですよ。

だって、現状ですでに読んでいてものすごくまどろっこしい。


ムカつきますか?
もちろんムカつかせるつもりでやっているのでそれでいいです。
それでもわかる気がするなら、同じような観察のみだけでもいいから全文を注意深く意識しながら読み返してみてくださいよ。
同じような失敗というか、不認識っていうただの下手くその有り様があちこちに転がってますから。




“面白い“って、どういうことだと思う?

物語として“面白い“ってことならこんなこと書くだけ無駄だからすぐにやめること。
転生でも俺すげでもくだらないこと“面白い“こと好きなだけ書いたらいいです。

この手のことを書く上で“面白い“を確かめたいつもりなら、まずは極力まで言葉を削ってみる。
“詩“に落とし込めるくらいのつもりで言葉減らして磨くような観察や興味がないと、この手の話っていうのは“読む“っていう行為そのものに潤う“面白さ“みたいなことって絶対に見つけられないと思うんですよ。
それって、読者に対してってこと。
読者なんて所詮性悪の好き勝手なんだから、そんなもんに当たり前しないだけの自分ばっかの“根拠“っていうのを絶対に鍛えるべきだと思うんですよ。
読めない馬鹿を馬鹿と見限って打ち返せるだけの“根拠“を自分ばっかにはちゃんとくれてやんないとさつまんないでしょ。


>「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」

書き手は基本的なことがまだまだ見えていないし、知った風な見栄ばっかはいち早く手に入れたいんだし、だからこういう書き方の水準で“態と“なんて居直れる気がしちゃうんですよ、許してもらえるうちはそれでもいいんだしさっさと成長すればいいだけのことなんだけど。
あたしも口語体とかものすごく意識するし、だからこそこのセリフの“死んだみ“みたいなことすぐわかるんですよ。
単純に、ダサいでしょ。

>「じゃりじゃり。にげえし」

とりあえずそんな書き方をしたんですけど、あたしは実際そんな程度だと思ってるんですよ、JSだろうがJCだろうが、

>雪食べたことある?

くらいのくだらん会話に割けるコストなんて、とっくに先回りして省略するそんな感じくらいでしかないでしょ、強がり化かして下品に見られたいんだしそういうつまんなそう丸出しみたいなフィッティングのつもり。

書き手にとってはそうじゃなくても、例えばあたしっていう書き手はこの手のお話をもてなす立場としてそういうことをちゃんと楽しんで設計して決定して当たり前っていうダイナミクスを逃したくないと思うんですよ当たり前に。


つまんない、なんて言ってくれた人はまだ正確にその理由を伝えられなかっただけなんだろうし、所詮お互い様だと思ってさっさと追い越して先を走ったらいいでしょ。
わかってないだけどころか知らないだけのことを、

>賛否両論でもいいから自分を見つめたものを書き続けたら?

なんて、所詮他人事丸出しみたいな言い草ばっかで自分気取らせることしか思いつけない馬鹿でくだらない大人の言い草真に受けたがるのは若かろうが粋がよかろうが所詮ただの文盲がやらかす馬鹿鈍感でしかないから。


あたしは面倒臭がりのくせに格好だけはつけたい馬鹿な大人が大嫌いなだけですし、信じられないならそういうくだらない馬鹿大人どもの言い草鵜呑みにして気が済むまで気持ちよくなってたらいいです知らないだけ知りたくないだけ嘘でもいいから褒められていたいだけの下手くそのままとして。

浮離
KD111239168039.au-net.ne.jp

>そんなもんに当たり前しないだけの自分 ✖️


そんなもんに当たり負けしないだけの自分 ○




ですね。
大事なとこだからな。

綾紀
s56.196.189.202.fls.vectant.ne.jp

浅緑さん、コメントありがとうございます!時系列分かりにくいすか、とても参考になります!

綾紀
s56.196.189.202.fls.vectant.ne.jp

縁川さん、コメントありがとうございます!
リアリティがあると言っていただけて嬉しいです!

綾紀
s56.196.189.202.fls.vectant.ne.jp

浮離さん!!コメントありがとうございます!

コメントを読ませていただいて「たしかに!」という言葉しかで出来ませんでした!



傍目でも気の毒見せつけられる外野の反応も少しは察したほうがいいんじゃないですか。

→そうですね!私もこんな面白くない小説は自分からなんて読もうとしません。皆さんの意見どんどんとり入れます!






意味わかんないじゃないですか? そればっかじゃ。
だから、“読みたくなる“ っていう読書の必然みたいなこと、それを企む面白さみたいな基本的なことから全然わかってないんですよ書き手は。
そんなことも指摘して学ばせてくれない文学班なんて価値ないからさっさと辞めて意識的な読書に努めたほうがマシなんじゃないですか。

→はい!もうその通りすぎてぐうの音もでません笑!私の文だと情報量がおおすぎて読む気もしませんよね!それに比べて浮離さんの、「じゃりじゃり。にげえし」を読むと、え?ってなって続きが気になります!!私のがなぜ面白くないのか、よく分かりました!あと、文学班ですが、辞めると色々困ることがあるのでそこについてはまだ所属していきたいと思います。





書くことと書かなくてもいいこと、その効果や必要性を当たり前に察して意識的に組み立てることができないうちは、徒に文字数稼ぎたがったって無駄文字ばっかでクソつまんなくて読み手に嫌われるばっかがオチなんですよ。

だって、現状ですでに読んでいてものすごくまどろっこしい。


ムカつきますか?
もちろんムカつかせるつもりでやっているのでそれでいいです。
それでもわかる気がするなら、同じような観察のみだけでもいいから全文を注意深く意識しながら読み返してみてくださいよ。
同じような失敗というか、不認識っていうただの下手くその有り様があちこちに転がってますから。

→いえ、全くムカつきません笑!この文を書いた私を止めさせたいくらいです!!私自身も読んでいて違和感がすごい、けれど分からない、と思っていたのですが、「書くことと書かなくてもいいこと、その効果や必要性を当たり前に察して意識的に組み立てることができないうちは、徒に文字数稼ぎたがったって無駄文字ばっかでクソつまんなくて」
そう!これだったんですー!!読んでいて面白くもないし、「まどろっこしい」!!めちゃくちゃ納得しました!





>「苦くてじゃりじゃりする、雪って。」

>→これに関しては「態と」そうしています、違和感を感じさせて印象付けたかったので。


“違和感“ってことなら、思いつくところ違うんじゃないですか。
その後、自分がどんなふうに書いたものか自覚ありますか?

>帰り道、今朝降ったばかりの新雪をじっと見つめていたら友達に、雪食べたことある?なんて聞かれた。

わかりますか?
同じ情報、どれだけ必要?
ただの情報どころか、“テーマ“なんでしょそれって。
何回言うつもりなの。
“テーマ“って、なに。

書き方の水準で“態と“なんて居直れる気がしちゃうんですよ、許してもらえるうちはそれでもいいんだしさっさと成長すればいいだけのことなんだけど。


→これに関してはですね、もうお恥ずかしいかぎりというか、最近初めて知った言葉を使いたかっただけという「馬鹿の一つ覚え」なんですが、もう本当にお恥ずかしいかぎりです!!あの時そうコメントした私を止めさせたい!!
あともうひとつ、たしかに私「雪雪」書きまくってますね!指摘していただいて気づけました!ありがとうございます!




>「じゃりじゃり。にげえし」

とりあえずそんな書き方をしたんですけど、あたしは実際そんな程度だと思ってるんですよ、JSだろうがJCだろうが、

>雪食べたことある?

くらいのくだらん会話に割けるコストなんて、とっくに先回りして省略するそんな感じくらいでしかないでしょ、強がり化かして下品に見られたいんだしそういうつまんなそう丸出しみたいなフィッティングのつもり。

書き手にとってはそうじゃなくても、例えばあたしっていう書き手はこの手のお話をもてなす立場としてそういうことをちゃんと楽しんで設計して決定して当たり前っていうダイナミクスを逃したくないと思うんですよ当たり前に。


→そうですよね!私も友達と会話する時、こんな懇切丁寧に言いません!省力化なるほどです!





あたしは面倒臭がりのくせに格好だけはつけたい馬鹿な大人が大嫌いなだけですし、信じられないならそういうくだらない馬鹿大人どもの言い草鵜呑みにして気が済むまで気持ちよくなってたらいいです知らないだけ知りたくないだけ嘘でもいいから褒められていたいだけの下手くそのままとして。


→下手くそのままいたくはないので、まずは浮離さんにいただいた「意識的な読書」から初めてみたいと思います!

上記の私が言っていることが、もし浮離さんが言いたかったことと違うようでしたらまたコメントいただけたら幸いです!

ラピス
sp49-104-36-168.msf.spmode.ne.jp

文学的な主題を抱えながら、まとまっていないのは空行の多すぎるせいだけではないはず。
ですが、原因の一つではあると思います。
空行に逃げてはいけません。
自分に対面し、話の中のじいちゃんに対面し、文章を綴りましょう。

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

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