作家でごはん!鍛練場
匿名希望者

幻像

 とある新築マンションのエントランス。帽子をかぶった宅配便の配達員が段ボールのミカン箱を両手に持ち、オートロックのインターホンの前に立った。一呼吸おいてからヨイショとミカン箱を脇に抱えて、住所を再確認してから部屋番号を押す。終えると彼はミカン箱を両手に持ち直し、コリをほぐすように首を回した。
エントランスは冷えた空気で満たされていた。掲示板には管理組合、自治会からのお知らせや警察の年末年始防犯のポスターが掲示されている。隣にあるのは集合受け箱。名前は意図的に掲示しない住人も多いだろうがまばらだ。一昔前と比較すると減ったというものの、お歳暮シーズンの荷物は増える。この配達員の疲労もクリスマスが過ぎるまでは蓄積され続けるであろう。しばらくしてインターホンから声がして、その主に田舎の両親であろう人物からの贈り物が届いたと配達員は伝えた。すると嬉しそうな声と共にオートロックのドアがゆっくりと開く。配達員はコツコツと歩き、またヨイショっと荷物を脇に抱えながら奥にあるエレベーターに向かっていった。
 オートロックのドアが閉まると同時にエントランス入り口、正面玄関ドアがまた開き外の風が吹き込む。長髪の、大学浪人生のような、ラフで古びた、この季節の気温では肌寒そうな服装をした青年が入ってきた。唯一暖かいアイテムはマスクの代わりの首に巻かれたマフラーだ。一見するとマンションの住人と勘違いしそう。脇にスケッチブックを抱え、ジーパンのお尻のポケットから布製の筆箱がはみ出している。しかし、マンション玄関前にあるタクシーから降りた彼を見た近隣住人ならば、彼がマンションに住んでいるとは思わないだろう。ただし、頻繁に彼を見かける事があれば違う噂が立つかもしれないが。
 青年はオートロックのインターホンの前に立つと部屋番号を入力する。しばらく待つとインターホンから反応があり彼はマフラーをずらし名乗った。
「兄からの依頼できました万福寺竜二です。相木安祐美さんですか?」
「はい。お待ちしてました。今開けます」
 オートロックの扉がまたゆっくりと開きエレベーターの方向へ竜二は歩いて行く。すれ違いにさっきの配達員が腕を回しながら降りてきた。

 マンションの802号室。住人の相木安祐美はバタバタと荷物を動かしている。傍からけっして片づけているようには見えない。来客が来たのを知り余計に焦っているように感じるであろう。化粧をして部屋着でないことは、お客を招く準備はできていると言える。
 安祐美がこのマンションの一室を購入してからはまだ日が浅く、引っ越し時の未開封の段ボール箱が部屋の隅やダイニングキッチンの隅に重ねられている。家族がいくら増えても十分な収納スペースは確保されているが、仕事の忙しさ、父親の訃報、それに伴う母親の引っ越しに追われ片づけは常に後回しになった。年を超え、四十九日の法要が終わったころには何とか落ち着いた生活に戻れるかもしれない。幸いにも彼女は32歳の独り身で身軽だった。
 チャイムが鳴り、竜二が着いたことを知らせる。安祐美は腰のエプロンを取りながら玄関へ。ロックを外して招き入れた。
「遠いところよくお越しくださいました。どうぞ上がってください。散らかっていますが」
 竜二は挨拶をして上がると廊下の隅にも荷物が無造作に置かれている。事情はある程度竜二の兄から聞かされてはいたが、足の踏み場もないとはこのことかと思った。未婚の女性のお宅とはいえ、これなら緊張はする必要もないか。
 ダイニングキッチンに通され、勧められた椅子に座ると、竜二はすぐに立ち上がり悔みを述べた。
「この度はご愁傷さまでした。心よりお悔やみ申し上げます」
安祐美は豆鉄砲をくらった表情の後、一瞬間をおいて腰を上げて頭を下げた。
「本当に痛み入ります。万福寺住職の幸一さんにも大変にお世話になりました。葬儀のことも、母への気遣いも、それに火事になった実家のラーメン店のことも。本来なら急ぎお礼のご挨拶にお伺いしなければならないのですが、ご覧の通りで……」
 見開いた瞳に涙が沸き上がるも、こぼれる前に安祐美は顔を伏せてふき取る。
「まだ、私は泣いてはいけないんです。母の面倒もありますし、それにまずは部屋の片づけをしなくては」
 笑顔を作ろうとする安祐美。安心させようとする竜二。
「お墓のことや法事のことは兄に丸投げで大丈夫だと思います。抜け目のないプロですし、見た目の通り顔も広い。ラーメン屋の焼け残りも地元の工務店にほぼ片づけてもらいました。もうすぐ格安の請求書が送られてくると思います」
 その言葉で荷が下りたように安祐美の肩の力は抜けた。
 竜二は本題に触れる。
「そこでもう一つの気がかりの依頼の件ですが」

 竜二は安祐美のマンションに襲ずれる前にある程度の状況を、万福寺住職である兄の幸一から聞かされていた。それは1か月前の消防車のサイレンから始まる。
 安祐美の実家、○○ラーメン店出火の通報を受けた消防車は10時ころに火災現場に到着したが、すでに2階にも火が回り手おくれの状態だった。鎮火の報は午後の3時ごろだった。幸いにも店は国道沿いで隣家とは離れており延焼はなかった。母、奈津美は婦人会の会合に出席しており、店にはいなかった。奈津美は知らせを受け、救急車の向かった病院に着くが、すでに友造は帰らぬ人となっていた。
 後日の検証で出火原因は油の入った中華鍋に火が入ったのではないかと推測された。友造の顔や服装に食用油の燃えた痕跡が残されていた。火を消そうとして誤って煮えたぎった油をかぶってしまったのではないかと推察された。もし、奈津美が友造の傍にいたのなら、店のことは考えず奈津美を連れ出したのではなかったかと思われた。
 現場検証で事件性がないと判断された数日後、密やかに葬儀が執り行われた。火事で周囲の人に迷惑をかけたという引け目から葬儀の周知は行われなかった。医療、消防者、警察、及び、葬儀の関係者以外で、友造の爛れた顔を見た者は奈津美ただ一人だった。ショックあまり、すっかり元気を失ってしまっていた。
 葬儀の準備の際にハプニングが起きた。安祐美が遺影として葬儀屋に渡した写真を、奈津美は夫ではないと拒絶した。他の事は、聞いても無反応または少し頷く程度まで落ち込んでいた奈津美の、かたくなな態度には安祐美も逆に驚かされ困惑した。「これは夫ではありません」と。しかし、他のおもいでの写真は火事により焼失している。
葬儀スタッフと相談の上、母の心を考慮して遺影のない葬儀を行なった。死後の友造を見た人達は、奈津美がショックのあまり一時的な記憶喪失になっているかもしれないと推察した。「私も思い出さないように努めているから」と口々に言った。
 
 竜二は安祐美に問うた。
「お母さんの思い描くお父さんの顔を描いてほしいとの要望ですね?」
「はい」
「もし仮に、お父さんと似ていなくてもよろしいですか?」
「はい。母が満足してくれるのであれば構いません。私には別の父の思い出がありますから」
安祐美は明確に答えたが、続けて疑うような表情で逆に聞いた。
「幸一さんから聞きましたが、竜二さんは幽霊が見えるのですか?」
カチャ、無造作に重ねられた洗い物の食器が崩れる音がした。合図に苦笑が漏れ始める。
「くっ、くっ、くっ、くっ、くっ、くっ………
 止まらない。顔を伏せる。
異変に感じた安祐美も次第におろおろし出す。
「訳の分からない事聞いちゃった? ごめんなさい……。大丈夫?」
 身を乗り出そうとする安祐美を、竜二は右手で制止した。
「くっつくっ、えぇ、大丈夫。ふう~」
 元の姿勢に戻った安祐美を確認すると竜二は語り始めた。
「兄から見れば私に霊感があると思うでしょう。実際、亡くなった方の似顔絵を描くことも生業としています。でも、兄はバカですから。ぷっぅ」
 ……。
「失礼、仮に私が顔を知らずに安祐美さんのお父さんの似顔絵を描いたのなら、お父さんの魂は成仏せずに現世に漂っていることになりますよね? つまり、弔いを行なった坊主が無能であることの証明になってしまいます。」
「それって、万福寺住職のお兄さんがお務めを果たしていないことを自分から立証しようとしているし、真実ならお布施は返してもらわないといけませんね。ぷぷっ」
 二人はお互いに吹き出しそうになった。

 リラックスしてのどが渇いたと、安祐美は立ち上がって閑散とした食器棚の中からカップを取り出しながら飲み物を勧めた。竜二はコーヒーを希望した。
 安祐美はコーヒーを竜二の前に置いた。
「安物のカップでごめんなさいね」
 竜二はニコリと笑いで答えた。猫ちゃんの描かれたプラスチックのマグカップに、ミルクを垂らしてゆっくりかき回す。白い渦を眺めながら言った。
「本当のことを言うと、私にもよく分からないんです。見えているものが何であるか?を」
 黒褐色の液体は次第に白みを帯びてくる。完全に均一になったところで竜二はスプーンを置いた。
「仮に光のようなエネルギーだとすれば、それは、生きている人間の精神エネルギーが放出されている現象のような気がします。人への想いが強いほどそのエネルギーは放出され、より鮮明な幻影を作り出している。私にだけ見えるのは、そのエネルギーを感知するセンサーの感度が高いだけではないかと思います。電波を受信するラジオのようなものと言えばいいのでしょうか」
 言い終えるとコーヒーを味わい飲み込んだ。安祐美は、ぽかんと理解しがたいという表情をしているが、無理もない。今までの日常生活以上の忙しさだったのである。スケジュールが過密すぎてキャパオーバーになっているようだ。AIでも借りたいところだろう。
 手に持ったコーヒーの香りがダイニングキッチンの隅々まで届くころ、竜二は
「ところで、部屋の方も静かですね。お母さんはまだ寝ていらっしゃいますか?」
「いえ、たぶん壇の前に座っていると思います。朝ご飯を食べてから、たぶんずっぅとです。今、ご覧になりますか?」
「はい」
 竜二は安祐美の案内でダイニングキッチンのドアから、廊下伝いに付き当たりの部屋へ向かった。安祐美が戸を開け先に入る。「お母さん、竜造寺の次男さんが来てくださったよ」と声をかけた。竜二が部屋に入る。6畳の和室の床の間に仮の祭壇が置かれ、白い布にくるまれた骨壺の入った箱、隣に菊の花を挿した花瓶が置かれている。あるべき遺影はない。奈津美の無表情な顔からでも視線がその白い箱に向けられていることは分かる。
 竜二は安祐美の横を抜け、奈津美の隣に座した。両手を添えてお悔みを言った。奈津美も祭壇の前から下がり両手をついて頭を下げた。どうやら全く無反応ではなさそうだ。竜二は祭壇の前の座布団に正座した。蝋燭に火をともし線香を翳す。ちらりと奈津美の顔に視線を移す。特に変わった反応はない。火の恐怖心はないかもしれない。煙の出る線香を香炉に立て手を合わせ拝む。大きく深呼吸してから目を開く。差布団から降りて奈津美の方へ向いて正して竜二は単刀直入に聞いた
「ご主人さんの顔を思い出せますか?」
 光の乏しい奈津美の瞳から涙が湧き出してくる。両手で抑え顔を伏せた。さめざめと泣き崩れていく。ある程度は予期していたものフォローまでは考えていなかった竜二は、頭を抱えた。急ぎ過ぎたかもしれない。
 ちょうどその時、安祐美が温めた牛乳をコップに入れて運んできた。
「お母さん、ミルクでも飲んで落ち着いて。そこの椅子に掛けて」
 予期せぬ助け舟に竜二はホットする。
「安祐美さん、すいません。お母さんを泣かせちゃって」
 安祐美はコップを応接テーブルに置き、奈津美の手を取って椅子に腰かけさせた。
「気にしないでください。これまでもたまに一人で泣いていることがあるんです。ショックがまだ癒えてないのだと思います」
 安祐美は奈津美の背中を摩る。しばらくして落ち着いたのか奈津美はホットミルク入りのカップに手を伸ばし両手で口へ運んだ。肩の揺れは次第に小さくなっていく。その様子を確認した竜二は安祐美に任せ退散する。ダイニングキッチンへ向かい廊下を歩きながら長い髪を撫でた。まいったな。

ダイニングキッチンに入ると、床に置いてあったスケッチブックと筆箱を拾い椅子に腰かける。ページを開いて折りたたみ、特製の鉛筆を持って走らす。滑らかな線は次第に輪郭を露わにしていく。人の顔と分かる程度のところでハタと動きが止まり、竜二は天井を見上げた。
安祐美がドアを開け入ってきた。竜二はスケッチブックをテーブルに置き、安祐美に頭を下げる。竜二の口を開くところを安祐美は優しい声で制した。
「母はミルクを飲んで落ち着きました。驚かしちゃってごめんなさい。ところでどうですか?」
 竜二は椅子に座り直し。両方の手を組み合わせ考えるように言った。
「お母さんはショックでお父さんの顔を忘れてしまった、思い出せないと思っていましたが、もしかしたらそうでないかもしれない。思い出したくないと思っていらっしゃるのかもしれません。また荒いですが……」
 竜二は肘で敷いていたスケッチブックを手に持ち、さっき描いた友造の似顔絵のデッサンを安祐美に見せた。
「いえ、よく似ていますわ。生前の父によく似ている。驚きです。でもなぜ?」
 竜二はスケッチブックをテーブルに置きながら言った。
「私も高校生の時はお父さんの○○ラーメン店によく行きました。兄には劣りますが。ですので、お父さんはよく知っています。こう言っては何ですが、この絵の通り見た目はラーメン屋頑固おやじという感じでした。お母さんのすすり泣く姿を見て浮かんだ顔です。私の記憶で補完されえているかもしれませんが」
 安祐美はいぶかし気に聞いた。
「その絵は、母の望んでいる父の思い出ではないということですか?」
「その可能性が高いと思います。この絵を完成させてもお母さんの心は晴れないかもしれません」
 竜二は置いてあった冷めたコーヒーを一口のどに流し込んだ。余計に苦く感じた。
 安祐美は食器棚の上からタブレットを手に取り1枚の画像を開いた。しかめ面の父、友造とにこやかに笑う母、奈津美の2ショット画像であった。服装の浴衣から撮影場所は旅館だろう。竜二の描いた似顔絵によく似ている。安祐美は言った。
「大学生の時、こっちでの就職を許してもらうために両親を誘っての旅行に行った時に撮りました。それまでも父とは不仲でした。父としては実家のラーメン店を継いでほしかったと思います。大学進学もそれで反対されましたから。私の父の印象はこの写真の通りです。他の写真は持っていません。この写真を葬儀のスタッフに渡し、遺影の写真として引き伸ばしてもらったのです」
 安祐美の手の甲で飛び散る雫を見た竜二は、安祐美の顔に視線を移せなかった。竜二もラーメン屋亭主の友造の顔しか知らない。やれやれどうしたものかと頭を掻いた。その時。
グぅ~~グルル~。お腹が鳴った。間をおいて目じりをなぞりながら安祐美は言った。
「竜二さん、朝ご飯食べました?」
「電車の時間がカツカツで今朝は抜きです」
「じゃーあ、出前でも取って早めのお昼ご飯にしましょう。長丁場になりそうですし」
「ああ、すいません」
「それで何食べたいですか?」
安祐美に笑顔が戻っていた。竜二は安堵し、そして閃いた。
「ラーメンが食べたいですね。安祐美さんが作った学生ラーメンを」

つづく

備考
※1万字程度で仕上げたいと思っています。シリーズとしての第1話です。続きについては、案はあります。
年齢の設定(現在は仮)
竜二  20~25歳
安祐美 30~35歳
幸一(兄) 安祐美の1歳または2歳下(同じ高校)
父、母 58歳~63歳ぐらい
住所 現在地 実家ともに未確定

今後の追加エピソード(仮)
・家族旅行のエピソード(母視点)
・幸一、高校生の時のラーメンのエピソード
追加しなければならない描写、説明
・安祐美の仕事、キャリアウーマン
・マンション購入の理由
・マンションから見える風景(和室の障子が開けられた時の見える風景)

途中投稿の理由
まだ完成していないから。すいません。m(__)m 

幻像

執筆の狙い

作者 匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

指摘をする者は作品を投稿せよという風潮が以前はありました。個人的にはそれは違うだろうと思っていました。
ですが、指摘を快く受け取っていただくには、信用も必要だろうと今は思います。
このようなことを書けば、以前なら炎上していたかもしれませんが、そうならないことを期待しています。
後半部分について、面白いアイデアがありましたら参考にさせていただきたいと思います。

推敲不足かもしれませんが誤字脱字は、ご容赦ください。
(音声での聞き取りチェック、ワードのスペルチェック済み)
※サイトで修正できるようにしてほしい。投稿を躊躇する理由の一つ

コメント

ラピス
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初めましてかな?それとも過去に関わりのあった人ですか? 

御作は長編の出だしだと思う。初めらへんの文章が正確だから読みましたが、核心に至るまでが長い。一枚ほどはページを割いた配達員は今後、関わりがあるのですか? 
心霊サスペンス?なら、冒頭からその雰囲気を漂わせないと。

と思いました。

西山鷹志
softbank126077101161.bbtec.net

拝読いたしました。

私もラピス様、同様、配達員は今後、物語と関係あるのですか、
最初登場して、あとは一向に出て来ません。
備考欄にも登場していないので、これでは読者が迷ってしまいます。

ラーメン屋が火事で父が亡くなりましたが。
>安祐美が遺影として葬儀屋に渡した写真を、奈津美は夫ではないと拒絶した。

娘が父の写真を間違えるでしょうか?
それとも母が夫の顏も思い出せないのでしょうか
マンションに呼んだ竜二は似顔絵を書く絵描きなのでしょうか。
火事で焼失したしたとしてもタブレットに写真が残っていたら似顔絵は必要がないかと?

竜二の笑声え
「くっ、くっ、くっ、くっ、くっ、くっ………
なんか不気味ですね。まともとは思えない。

それは良いとしても、いきなり(つづく)では困りますね。
最初から次回につづくなら、第一章とか第1話とかにするべきです。
それと続きを読めせたいなら物語の伏線を入れるべきです。
と。色々厳しい事を述べましたが、読者を引き付ける内容が欲しいですね。
頑張って下さい。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

ラピス様

お読みいただきありがとうございます。
ラピス様のお名前は存じ上げております。ラピス様が投稿なさった作品を読ませていただき、面白かったと記憶しています。

冒頭の宅配の件ですが直接は関係ありません。伏線でもありません。一応の効果とすれば、主人公の名前と容姿の描写、安祐美の名前を読者に自然に伝えるために書きました。また、伏線ではありませんが、暗示として活用できるかな? 程度の考えでした。(火災前の実家からの荷物発送だと、留め置き期間1週間なので今受け取ったは日数的に厳しい)

また、他の方の作品への意見として、一元視点云々といろいろ言いましたので、その償いとして、一元視点でも視点人物が特定される前なら、主人公を眺める視点はOKですよ。ということを示したつもりでした。

配達員をすれ違わせたのが(心霊)サスペンスを想像させてしまったのであれば、修正しようと思います。(サスペンスではありません。ごめんなさい)

貴重なご意見ありがとうございました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

西山鷹志様
お読みいただきありがとうございます。

死んだ友造の娘が「安祐美」で友造の妻が「奈津美」です。似ているようで紛らわしかったかもしれません。修正したいと思います。また、タブレットの写真を引き伸ばし、遺影にして母親に見せた写真を母が拒絶したストーリーにしています。読みづらいところがあったように思います。推敲し直したいと思います。

元々のアイデアは「写真は一枚もない」にしようと思いましたが、家族は持っていなくても、近所の人が持っているということもあり、また、写真がないので似顔絵を描いた「完」 では、小説っぽくないので、要するに、安祐美が見ていた(覚えている)父の顔は不愛想で、いつも怒っている顔。(長年喧嘩している) しかし、母はそれ以外の父の顔を知っている。それが本当の顔(笑顔)という内容です。前半で分かりやすいように修正したいと思います。
※母は娘に対し親不孝者と言いたいのかもしれませんし、そういう展開にするかもしれません。まだ決めかねています。

起承転結の、起承まで(転のさわり)で終わらせたのは、今後の展開が定まっていないためです。ここは鍛錬場ですので、頂いたご意見のなかでいいアイデアがあれば参考にしようと思い後半を残したまま投降した次第です。ご了承ください。

貴重なご意見ありがとうございました。、

fj168.net112140023.thn.ne.jp

拝読しました。

配達人が物語に関係ないのなら、全ての描写を削除した方がよいですね。

書き出しは、

 オートロックの扉がゆっくり開くと、エントランスは冷えた空気で満たされていた。
 エレベーターの向かって歩く青年は、一見大学浪人生のような、ラフで古びたこの季節としては肌寒そうな服装をしていたが、唯一暖かそうなアイテムは、マスク代わりの首に巻かれたマフラーくらいか。脇にスケッチブックを抱え、ジーパンのお尻のポケットから布製の筆箱がはみ出している。
 青年は、インターホンの前に立つと部屋番号を入力した。程なく女性の声で、どちら様ですかと反応があった。彼は、鼻まで覆ったマフラーを外しながら名乗った。
「兄からの依頼できました万福寺竜二です。相木安祐美さんですか?」
「はい。お待ちしてました。今開けます」

で、良いのではないですか?

西山さんも書いていますが、笑い方が不気味です。読者に悪い印象を与えてしまっているので、描写を変更した方が良いですね。
あと、その後の会話は、不謹慎に聞こえます。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

エレベーターの向かって歩く

エレベーターに向かって歩く

です。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

凪様

お読みいただきありがとうございます。

良いのではないか?というご質問ですが、おっしゃる通りでございます。もっともと言うしかありません。
なぜ書いたか問われますと、率直に言えばエントランスの映像が頭に浮かんだからです。
他の意図があるとすれば
・5w1hのいつ、どこで、だれが、を数字でない情報として読者に伝える。(師走の雰囲気)
・視点移動(乱れ)の云々 エントランス神視点→マンションの部屋 安祐美、または神視点 →主人公視点
私個人としては、まだまだ描写を追加したい、しなければならないと思っていましたが 読者の皆様の反応はそれと違う様ですので、ご意見を活かしていきたいと思います。

不謹慎につきましては、主人公は寺の息子でありなが神や仏の存在を信じていないキャラクターにしたいと思っている半面、兄は愚直、脳筋キャラに考えています。なので、信仰心の厚い方には、少し不快な印象を与えてしあったのかもしれません。申し訳ありません。フィクションなのでお許しいただきたいところです。

貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

誤字報告
×もっとも
〇ごもっとも

失礼しました。

sp49-98-129-99.msd.spmode.ne.jp

>不謹慎につきましては、主人公は寺の息子でありなが神や仏の存在を信じていないキャラクターにしたいと思っている半面、兄は愚直、脳筋キャラに考えています。なので、信仰心の厚い方には、少し不快な印象を与えてしあったのかもしれません。申し訳ありません。フィクションなのでお許しいただきたいところです。

描きたいことはわかりますが、会ってから直ぐにする会話(やりとり)ではないように感じます。主人公がとても薄っぺらい印象を受けます。「信仰心の厚い方」などは関係無しに、このタイミングでか? 、非常識ではないか? と、私は引いてしまいました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

再度ご意見を頂戴し有難うございます。

主人公は訪問時の服装から礼儀正しい人物かと言えばそうではないが、形式的にも悔みを述べるある程度はわきまえている人物像として考えています。

にこやかな笑いではありませんが、一連のセリフは、小説の会話の流れから常に重い雰囲気をどこかでいったん変調する意図がありました。その後も主人公の思いどおりにならない、暗い雰囲気になるので。

兄に対して不遜と思われたのかもしれません。兄と安祐美は知人(葬儀で世話になっている)ことと、その弟の特殊な能力の話は聞かされている。主人公についても安祐美の事情は兄から聞いている。
また、前半部分では語っていませんが、兄がラーメン店の常連&後輩ということで安祐美と父と母は以前から顔見知り。主人公も兄ほどではないが、ラーメン店に通っていた。なので、主人公と安祐美は初対面ではあるが、そこそこの情報は持ち合わせているとしています。
なお、後半でエピソードのオチでの使おうと思っていましたので、前半部分では詳しく説明していませんでした。

この小説の隠れた世界観として、主人公だけが経験則として考えている”見える幻像は魂や幽霊ではなく、生きたものが発した精神エネルギーの幻影”という真実を信じるがために、兄を含めたその他多くの霊魂を信じる人たちへの嘲笑も含まれ、また、主人公自身も確信を抱けないでいるという主人公の考えがあるように設定しています。
※これが不遜と言われれば不遜ですね。

そのような設定があるのなら「小説で描写、表現しなければならない」と怒られそうですが、一人称であれば、主人公の思うこと、考えることを直接読者に地の文で伝えることは可能ですが、三人称では傍から見る主人公の言動でそれを表現することが望ましいと考えます。
なお、この設定はまだ漠然としたものなので、正直、第2話、第3話とつづけた場合、つじつまが合わなくなることが予想され、どこかで路線変更を強いられる。それならば、第1話の完成のところで詰めておこうと思っています。

作者が小説内以外の場で説明することは、甚だみっともないと思いますが、ここは鍛錬場ですのでご勘弁ください。
凪様のご意見を参考に、表現をマイルドにする等の修正を行いたいと思います。

誠に有難うございました。

sp49-98-135-49.msd.spmode.ne.jp

場を和ませる会話であれば、他にもあるでしょ。作者の腕の見せ所ではないですか?

青木さん。

ぷりも
softbank060116236244.bbtec.net

読み物探しがてら鍛錬場再訪しました。あと、次回予告にある他の人の書く主人公以外の視点と言う所に興味をひかれました。

根本的なところで気になるところがあるのですが、それは後回しにするとして、まず感想を書きます。導入部分で続きが気になるように読者の興味を惹きつける手法が上手いと思いました。途中書きということで、ストーリーに関する感想は以上です。

誤字脱字については、誰しもあることで非難するつもりはないのですが、修正した方がいいと思うのであとで挙げておきます。サイトの修正機能とでも思って下さい。とはいえ、この文量に対しては多すぎると思うので、やっぱり人に感想を求める以上はもう少し確認した方がいいと思います。

他の方のコメントもみました。配達員のくだりは伏線とばかり思って期待していたのですが、そうでないならバッサリいくか、もっと短くした方が良いと思います。

文章は上手なんですけど、それ故にアラというか引っ掛かりがかえって目立ってしまう印象です。

>田舎の両親であろう人物からの贈り物が届いたと配達員は伝えた
こういうことを言う配達員はいないと思います

>一見するとマンションの住人と勘違いしそう。
>マンション玄関前にあるタクシーから降りた彼を見た近隣住人ならば、彼がマンションに住んでいるとは思わないだろう。
どっちですか?

>来客が来たのを知り余計に焦っているように感じるであろう
>化粧をして部屋着でないことは、お客を招く準備はできていると言える。
どっちですか?

>ダイニングキッチンに通され、勧められた椅子に座ると、竜二はすぐに立ち上がり悔みを述べた。
なぜ座ったのですか?
それなら
ダイニングキッチンに通され、勧められた椅子に座ると、竜二はお悔みの挨拶を忘れていたことに気づき、すぐさま立ち上がった。
でどうですか?

>安祐美は豆鉄砲をくらった表情の後
なぜお悔やみの言葉をかけられてその反応なんでしょう?

>万福寺住職の幸一さんにも大変にお世話になりました
これはその弟にかける言葉としては不自然です。前の地の文で、「事情はある程度万福寺住職を務める竜二の兄幸一から聞かされてはいたが」でよいのでは。その後の地の文で、「万福寺住職である兄の幸一から聞かされていた。」ともあるので安祐美のこの読者に説明的なセリフは無くした方が良いと思います。

>幸いにも店は国道沿いで隣家とは離れており延焼はなかった
国道沿いが幸いしている理由が分かりにくいと思います。国道は道が広いとも限らないし、国道沿いに並ぶ家は隣の家と離れているという傾向もないので、この国道沿いという記述は不要と思います。

>奈津美は(友造が病院に搬送されたという)知らせを受け、救急車の向かった病院に着くが、すでに友造は帰らぬ人となっていた。
このカッコの部分は脳内で行間を埋めました。

>兄はバカですから
抜け目のないプロと言っていたのにと思いました

>火の恐怖心はないかもしれない
意図がわかりませんでした

>ラーメンが食べたいですね。安祐美さんが作った学生ラーメンを
49日もまだで引越し後の片付けも手付かずで忙しいと言っている安祐美が出前を提案しているのに手作りラーメンを要求するのは、なかなかの心臓だと思います。それが竜二というキャラなら問題ないですが。

竜二は生きている人が発する、対象の人に対する感情を読み取って絵にするのですよね。
他の方への返信で見ましたが、母が望んでいる絵は笑顔なんですよね?なのに、母もしかめ面を想像しているのかとか、それとも母の思いより、竜二の思い出補正の方が強力なのかと疑問に思いました。
あと、母が夫ではないと言うところにスゴくミステリー感があってよかったのですが、求めていたのが笑顔ということであればオチが弱いと思います。

で、冒頭に書いた根本的な話なんですが
狙いはご自身の他の方に対するコメントを快く受け取って欲しいが為の実力開示なわけですよね。
そこで途中書きして、いいアイデアを求めるのは如何なものかと。
狙いが「ここまで書きましたが、この後のアドバイス下さい」なら問題ないと思います。
誤字脱字が投稿を躊躇う理由とありますが、そこは他の皆さんも同じですよ。
苦言が多くなってしまい申し訳ないですが、母視点を楽しみにしています。

誤字脱字等
涙が沸き上がる→湧
襲ずれる→訪れる
ショックあまり→ショックの
くっくっの後の閉じカッコ
くっつくっ→くっくっく
ぷっぅ→ぷぅっ
証明になってしまいます。」→しまいます」
ずっぅとです→ずぅっと
竜造寺→万福寺
差布団→座布団
向いて正して→向きを正して
ホットする→ホッとする
ホットミルク入りのカップ→ホットミルクの入ったコップ ※この前ではコップと書いてあるので
竜二の口を開くところ→口が開く
また荒いですが→まだ
補完されえて→補完されて

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

凪様

文章のお上手な青木さんと間違われたのでしょうか? 大変光栄に思います。
ただ、小悦以外の詮索はほんと勘弁してください。
このハンネも以前、作品や感想の投稿で粘着され、ほとほと嫌になって変更したのです。今でもトラウマです。
ですので、名の通り匿名を希望しています。

sp49-98-135-49.msd.spmode.ne.jp

>文章のお上手な青木さんと間違われたのでしょうか? 大変光栄に思います。

いや、彼もこんなもんですよ。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

ぷりも様

お読みいただきありがとうございます。

最初にこれだけは否定させてください。
>>狙いはご自身の他の方に対するコメントを快く受け取って欲しいが為の実力開示なわけですよね。
以前の投稿で、視点の乱れや自由間接話法の意見を書いたことがありました。(描写の上手い作品でした)
ですが、ちゃんと内容や意味が伝わったかどうか疑問に思うところがありました。何度も感想欄に書き込むことも粘着と勘違いされそうですし。
韓非子の”王様の料理人”の話があります。いくら正論を言っても信頼なくば、聞き入れてもらいばかりか首をはねられる。そんな考えで投稿した次第です。最近感想を差し上げている方に云々ではありません。
取捨選択の権利は作者がにあります。私の作品を見て「この程度の力量か」と思われればそれまです。

半分の投稿に関しては、ご推察の通りでオチが弱く納得できる作品にはならないかもしれないと思い、費用対効果を考えで前半部分のみ投降した次第です。
ここで鍛錬していらっしゃる方ならば、投稿の最後の「ラーメン食べたい」まで読んでいただければ、分かってもらえるだろうと思いました。
また、作品を投稿しても、長ければ最後までもらえないこともあり、また匿名掲示板なので、アイデアの盗用の危険性もあります。
後半いつ投稿できるか、するかも分からないので、書こうと思うエピソードの概要を書いておきます。

安祐美、幸一が高校生の時、実家ラーメン店の大食い競争イベントで幸一が優勝する。あまりの食いっぷりに、父親大満足「うちの息子にならないか?」その時の父と幸一と母の記念写真を幸一が持っていた。店の奥で、不服そうな顔の安祐美が調理している姿が写り込んでいる。

費用対効果のついでにいますと、言い訳になりますが、ブラインドタッチができない、目があまりよくない、性格、等の理由から、いくら推敲しても残ってしまう。推敲して修正したら消しもれでまた間違えてしまう。
一部の方ですが、以前に「推敲不足だ。心構えがなっていない」と激しく非難されそれが嫌になり、執筆の狙いで記載させていただいています。
もちろん、細かく読んでいいただいたこと、気づきにくい間違いを教えていただくことは大変ありがたく感謝の念に堪えません。

不快な思いをさせたことをお詫びしたします。
貴重なご意見、ご指摘を賜り厚くお礼申し上げます。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

誤字報告
×以前の投稿で
〇以前の感想の投稿で

×取捨選択の権利は作者がにあります。
〇取捨選択の権利は作者にあります。

失礼しました。

ぷりも
softbank060116236244.bbtec.net

言葉がきつかったならすいません。攻撃するつもりはないです。個人的には設定は面白いと思うんですよ。生者の念を読み取って絵を描く主人公に、遺影を受け入れない母。
前半から物語に引き込まれる感じがします。
でも、オチが弱いと全て台無しと思ってしまいます。
プロの作家さんでもそうですが、導入部分はすごく面白い感じがするのに、だんだん尻すぼみとか、おかしな方向に向かっていって、そりゃないわってオチ。
題名出しちゃうと、レモンと殺人鬼がそうでした。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

ぷりも様
お返事をいただきありがとうございます。
謝罪には及びません。仮に、悪意のある指摘であったとしても、それが的を射た正しい指摘であるのならば、私はこの作品や書く能力の向上に努める義務があると考えております。

オチについて
書き始めたときは、ラーメンのオチは頭にありませんでした。
書く書かないは別として「学生ラーメン」のエピソードは考えていました。

・安祐美は小学生の時から、ラーメン店を手伝されレシピを教えられる。向上心のある安祐美は同級生を実験台にラーメン作りの練習をする。同級生は父親より不味いから値下げを要求する。レジのお金を合わせたとき、金額が不足することで母親にばれる。そこで安祐美は、安い材用とすぐ作れるようなレシピを考案(または父より伝授)して、メニューにく和えられる。

この場合、主人公は逸話を知っていて意図的に安祐美に学生ラーメンをお願いすることになる。
意図的でない場合は以下の通り。

・主人公は、なんとなくラーメンが食べたい気持ちになる。安祐美は父に教わったレシピを思い出し作ろうとするが、材料や調味料がない。そこで近くのスーパーまで買い物に行くのだが思った香辛料がなかった。代用を買ったりしたが、返ってみると、廊下に父の名前の小包が送られてきている。品名に調味料とと書かれている。開けてみると、ラーメン店で使っている香辛料が入っていた。(または主人公が発見していた)
このストーリーでネックは時間的制約があり、夕ご飯になってしまうため回避しました。

第1話での本来のオチとして、主人公には死者の似顔絵を描く特殊能力があった。だとは思います。
皆様から感想をいただいた後に閃きましたが、特殊能力があることをオチにするには、ラスト付近まで隠す必要があると思います。隠すためには・安祐美視点で書き、冒頭は街の路上で似顔絵の上手な主人公に写真を元に書いてもらうが母親は気に入らない。次の日母が気に入らなかったことを話すと云々。昼飯にラーメンの条件にマンションに来てもらい母といっしょに食べた後、笑顔の父の似顔絵を描く。竜二視点で、そのこと兄に話すとラーメン大食いイベントの写真を見せてもらいその写真の父の笑顔は書いた似顔絵とそっくりだった。

と、感想をいただいた皆様からの刺激で、私は新たなアイデアが浮かぶ良いきっかけになっています。このお返事を書いているときもストーリーを考える良い時間となりました。ありがとうございました。
長々と失礼しました。

ぷりも様のご活躍を願っています。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

度々すいません
誤字報告

×皆様から感想をいただいた後に閃きましたが
〇皆様から感想をいただいたので閃きましたが

×メニューにく和えられる。
〇メニューに加えられる。

大変失礼しました。

休憩中
133.106.47.19

配達員が建物に入って、寺の人が名乗って、配達員が出て行って……という一連の流れを読んだ自分は、てっきり監視カメラの映像を軸にしたミステリーが始まるのかと思い期待してしまいました。
監視カメラの前で、謎解きや争いなどが起こる想像をしまして。
なんか、全然違いました。
そのがっかり感があったからか、安祐美さんと竜二さんの会話の途中辺りで、文章が頭に入ってこなくなりました。
ごめんね……。
気が向いたら監視カメラミステリーを書いておくんなましm(_ _)m

ぷりも
pw126193088152.28.panda-world.ne.jp

そうでしたか、悪意はないのですが、割とキツいと受け取られることがあります。
以前ヤフー知恵袋の方で自作小説の感想下さいと投稿していた人にコメントして、激怒させてしまったことがありました。
コメント欄の誤字脱字は汲み取れるならそこまで気にする必要はないのでは。
私自身も完璧に正しく日本語を使っているわけではないだろうし、ら抜き言葉なんかは本来正しくないということは知ってるけど使ってます。
私は言葉警察ではなく、粗探ししているわけではないですが、今後その言葉を作中で使うかもしれないということで、一点だけ他の方への返信について触れさせてもらうと
“転のさわり”
さわりはクライマックス。歌でいうならサビのことです。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

休憩中様
お読みいただきありがとうございます。

「途中でやめた」という感想は、作品の問題の箇所が明確に分かる大変ありがたいご感想です。助かります。
冒頭をミステリーと思われた方は他にもいらっしゃいました。自分では意識したつもりはなく、その手の小説はシャーロックホームズぐらいしかなく、逆に、私もミステリー小説を読んでみたい気持ちになりました。

貴重なご意見ありがとうございました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

ぷりも様

度々のご来訪、ありがとうございます。

先に”さわり”の誤用について、調べてみて、眼から鱗が落ちるとはこのことかと実感しました。
※多数派だったので、少しホッとしています。

貴方様のお気持ちを聞きまして安堵しています。
作家でごはん!では、相手から「高飛車だ」「生意気だ」と思われることが、そもそものトラブルの原因になることが多いように思います。
私も相手のためになる指摘したつもりが、かえって反感を買ってしまったような、そんな経験もありました。
指摘をする行為自体が人によっては不快感を感じさせてしまう行為になるので、私も常に肝に銘じておかなければなりません。

余談になりますが、
①彼は優しいがケチ。
②彼はケチだが優しい。

たぶん②の彼が印象が良いと感じるのではと思います。小説にも活用できると思います。
感想を書く際に、良い点を伝え、悪い点を伝えた後には、再度褒めてあげるようにすれば相手に良い印象を与えることができるのではないかとのではないかと考えています。
※忘れることも多いですが(;^ω^)
※私を褒めてと言ってるわけではありませんので(;^ω^)

長文失礼しました。
ありがとうございました。

夜の雨
ai201104.d.west.v6connect.net

「幻像」読みました。

おおむね良く描かれていました。

今回投稿された部分が作品の一部という事なのですが、そうでなければ冒頭の宅配便の配達員のエピソードが詳しすぎるかなと思いました。
続いて主役級の「竜二」ですが、一応「安祐美」のところへは仕事で来ているのだから、そのわりに服装がラフすぎるような描き方ですね。キャラクターの個性ですかね。
部屋が片付けられていない云々というエピソードが詳しかったので、何かの伏線かと思いましたが、今回のラストまで読んだ段階ではそうではなさそうでした。

作品全体ではうまくテーマへと展開していくドラマを感じました。
話の引っ張り方(構成)などはうまいです。

今後の流れは安祐美の家族(父と母)との事が中心に描かれて、そこに娘である安祐美の生き方が絡むというような文学系の作風。そこに霊感能力のある竜二がちょいと絡むというお話かと思いましたが。
要するに、竜二が霊感能力で安祐美の家族を助ける役割をする。
亡くなった父と対話して問題部分の助言をするというような役割で助けるという感じです。
父と母や安祐美のあいだにわだかまりのようなものがあったが、それらを竜二が父と対話するというやり方で、打ち解ける。めでたく父は成仏する。

こんな感じですかね。

ちなみにほかの方の感想やら返信は読まずに感想を書きました。

それでは今年も創作がんばってください。


お疲れさまでした。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

>言い訳になりますが、ブラインドタッチができない、目があまりよくない、性格、等の理由から、いくら推敲しても残ってしまう。推敲して修正したら消しもれでまた間違えてしまう。
一部の方ですが、以前に「推敲不足だ。心構えがなっていない」と激しく非難されそれが嫌になり、執筆の狙いで記載させていただいています。

>作家でごはん!では、相手から「高飛車だ」「生意気だ」と思われることが、そもそものトラブルの原因になることが多いように思います。
私も相手のためになる指摘したつもりが、かえって反感を買ってしまったような、そんな経験もありました。
指摘をする行為自体が人によっては不快感を感じさせてしまう行為になるので、私も常に肝に銘じておかなければなりません。


あはっ、これ青木さんやん 笑

また、悪い癖が出たの?
いくら名前を変えても(雰囲気を変えても)、あなたの癖は残りますから~

残念っ!

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

夜の雨様

返信が遅くなりごめんなさい。
読んでいただきありがとうございます。
お褒めの言葉を頂戴し嬉しく思います。

父親は娘にラーメン屋の手伝いがてら作り方を仕込み、ラーメン屋を引き継がせたいという思いがり、娘はそれに反発して、実家と離れた土地で就職、お金を貯めてマンションを買う。新しい生活を始める矢先の父の死。そういう安祐美の生き方の話にしたいと思っていました。
察していただき嬉しく思います。竜二はそんな感じです。

文学作品にするつもりはありませんでした。霊感、精神エネルギー等、うまく説明できていませんでした。主人公は相手の頭に浮かんだ人物の姿が見える「サトリの映像版」にした方が分かりやすかったのかなと今は考えています。

安祐美がマンションを買ったのは、年下の男性と結婚し住むため。夫が主夫になる。元気になった母親が家事をするので、夫は手持無沙汰でラーメン店経営に興味を持ち、安祐美の焼けた実家に戻って店を再建したい言う。という結末にしたいと思っています。(全部は詰め込まない思いますが)

今は安祐美視点で書いた方が良いかもしれないと思っています。

貴重なご意見をいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

凪様

私は半年ぐらい前に2作品投稿しています。起承転結云々と弁証法云々の小説とは言えない作品です。
ご存じないでしょうか?
その時もえらく絡まれ大変でした。このようなことはもうこりごりです。
てか、個人的な恨みなら青木さんの作品欄でお願いします。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

凪様

青木さんの作風と私の作風が同じようだとおっしゃいましたね?
歴史物と現代とその違いだけでは証明になりませんよね。

私が見つけた違いは、台詞「」を誰が喋ったかを示すのに、

青木さんは
台詞「」の後に”○○は言った。”と書かれるのに対し、

私は
>>元の姿勢に戻った安祐美を確認すると竜二は語り始めた。
「兄から見れば私に霊感があると思うでしょう。~~~

と、台詞の前に”○○は言った”と書くようにしています。

これが大きな違い。

作家でごはんでは一人称作品が多いためか、台詞の後に”○○は言った。”と書かれた作品が多い。私は少数派だと思います。台詞が長い場合に誰が喋っているか読者は迷うと思います。
ですので私は、これから喋る人物にカメラを向けてから台詞を書くようにしています。
※3人以上の会話の場合必須
三人称の作品を書かれる際にはご活用くださいませ。

これで、別人であるという証明にはならないでしょうか?

fj168.net112140023.thn.ne.jp

>青木さんの作風と私の作風が同じようだとおっしゃいましたね?

作風が同じようだ? そんなこと言ってないよ。どこに書いてある?
こうやって、勝手な勘違いをするところなんかも彼そのものなんだがな 笑

>個人的な恨みなら青木さんの作品欄でお願いします。

彼の作品欄では、もう書ききったよ。

>と、台詞の前に”○○は言った”と書くようにしています。

これねぇ、あまり拘らない方が良いよ。このへんは、臨機応変に前でも後ろでも使い分けなきゃね。あと「言った」と「言う」。これもね。

しかし、私への反応が相変わらず早いねえ。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

匿名希望さん。

>台詞が長い場合に誰が喋っているか読者は迷うと思います。
ですので私は、これから喋る人物にカメラを向けてから台詞を書くようにしています。
※3人以上の会話の場合必須
三人称の作品を書かれる際にはご活用くださいませ。

はいはい、三人称小説は先日投稿しましたよ。是非とも先生の感想を聞きたいものですね。

あとね言わせてもらえば、彼が言った、彼女が言った、誰が言ったと、書かなくても読み手に伝わるのが理想なんだよ。

佐藤コウキ
softbank060100119043.bbtec.net

拝読しました。

興味を引く内容でしたが、未完成ではなんとも評価がしがたいです。
完成した折には、読破して感想を入れたいと思います。

文章は厚みがあって経験の長さを感じさせます。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

佐藤コウキ様

お読みいただきありがとうございます。
また、文章をお褒めいただき嬉しく思います。

投稿した作品の面白さより、小説を書く上での技術や方法などを感想欄で伝えるのが、ここ作家でごはん!の本来の姿ではないかと私は考えています。次回の作品に生かせる指摘やアドバイスも必要ではないかと私は考えています。

〇作家でごはん!運営セントラル
『作家でごはん!』は、小説家・作家志望者のためのコミュニティとして、1998年に開始しました。小説に関する情報交換や創作の悩みの相談など、必要なコーナーを選んで参加することが出来ます。

小説家・作家志望者の皆さんは、「作家でごはん!」を達成すべく、様々な情報を参考にして、謙虚に大胆に鍛練を重ねましょう。
読書家、編集者、プロ作家の皆さんは、未来の大作家を育てるため、どうぞご意見下さい。

ありがとうございました。

追伸
佐藤様も文章を読んで情景が想像できるタイプの人かなと感じました。

パイングミ
flh2-221-171-44-160.tky.mesh.ad.jp

先日は感想ありがとうございました。御作ですが確かな文章力だったので安心して読めました。また、生きているの人の精神をエネルギーを感じ取って似顔絵を描くという設定も面白いですね。ただ、色々と細かい部分が気になりました。

■冒頭について
他の方も仰られていますが、私も宅配員の件は丸ごと不要かと思います。後の展開に繋がらないこともそうですが、あまり意味のない描写だからです。要はよくあるマンションのエントランスであり、(多くの読者がイメージできるものを)わざわざ書く必要があるのかなと。これがマンションで事件が起きる話や、『メゾン・ド・〇〇』みたいにマンションの住人同士の群像劇ならまだ分かりますが、御作はそうではありません。冒頭は作品の顔であり、多くの作家が書き出しには創意工夫をします。描写のための描写ではなく、「このことを伝えたい」という明確な意思を持って書く必要があるかなとは思いました。

■>一見するとマンションの住人と勘違いしそう~しかし、マンション玄関前にあるタクシーから降りた彼を見た近隣住人ならば、彼がマンションに住んでいるとは思わないだろう。ただし、頻繁に彼を見かける事があれば違う噂が立つかもしれないが。

ここがよく分かりませんでした。新築マンションなら住民全員の顔なんて覚えているわけはないですし、住民だってタクシーを使う可能性もありますし。その後の違う噂もどういう意味なのか不明でした(寺の息子であるのもこの時点では分かりませんし)。

■竜二について

「兄はバカですから」と言っていきなり噴き出したり、自分の言葉で奈津美を泣かせておいてフォローの言葉を考えていなかったり、自分の記憶で補完されている似顔絵を描いたり。この仕事を生業にしている人間がやるにしては、全体的にプロ感がない印象を受けました。

尚、他の方の感想で「安祐美と兄は顔なじみだった」とありますが、この設定は前半で出しておくべきだと思います(ボリュームは少しでも良いので)。そうでないと竜二がただの無神経で危ない人間に見えてしまうので。この箇所はあくまで一例ですが、全体的に作者の頭にある設定が、上手く配置されていない印象を受けました。読み手を意識して全体を俯瞰するとより良くなるかと思います。

以上、長々と失礼しました。より面白くなりそうなお話なので色々書きましたが、ご容赦いただければ幸いです。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

パイングミ様

お読みいただきありがとうございました。
手厳しいご指摘は大変参考になります。ありがとうございます。
冒頭のエントランスのシーンは他の方も不要であるとのご意見が多いようで。(;^ω^)

冒頭は、いつ、どこで、だれがを読者に知らせるシーンであると思い書きました。(5W1H)
(三人称)小説は各シーンの繋がりよって構成されていると考えています。どのシーンから小説を始めるかですが、これ以降が室内での話が続くので、部屋の外から始めました。本当は高層階からの風景を入れたかったのですが、共同廊下の描写をカットしして、室内のシーンに移行しています。
宅配配達人でなくても良かったかなと今は思っています。(冒頭は葬儀場から始めようかと考えています)
※風景描写から始まる小説は今は流行らないとのこと。
※YouTubeチャンネルわかつきひかるの小説道場でも主人公を早く出せと指導している。
【小説・ライトノベル】冒頭で書くべきキャラクター描写【新人賞・小説大賞】
https://youtu.be/OznFXYzJ3IY?si=LeOy3P33TcyAGE63
【必見】絶対に失敗しない小説の冒頭の書き方【奥義】
https://youtu.be/_A9E1PY2VgU?si=pVZySnU_8JUjNTMk

近隣の噂については、あまり都会ではない郊外、開発中の地区でバスの便もあまりよくない。平日に(イケメンの)若い男が頻繁に来るようなら、夫がいない間の浮気と近所の奥様方が噂する。という意味でした。書きようが悪かったか、不足でしたから上手く伝わらなかったと思います。

小説の主人公で完璧なキャラは少数だと思います、他人より優れた能力を持った主人公でも、何かが欠落しているように描かれることが多いと思います。(一人称ではなおさら)ということで、私の筆力の至らぬ点はご容赦ください。m(__)m

ご意見をいただき、ありがとうございました。

パイングミ
flh2-221-171-44-160.tky.mesh.ad.jp

匿名希望者さま

たびたび申し訳ございません。私の言葉足らずで上手く伝わってないみたいだったので、再訪しました。何度もコメントするのはあれなので、これで最後にします。

■冒頭について
「(5W1H)」でも「風景描写」でも構わないです。ただ、シーンを正確に描写するだけで終わっているため、読者を引き込む要素(表現)が弱い印象を受けました。有名どころで言えば、川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」とか、川上弘美の「ミドリ公園に行く途中の薮で、蛇を踏んでしまった」など、最初の数行だけで心を掴まされます。別に文学チックにしろと言っているわけではありません。エンタメ路線にせよ、作者様の筆力ならもっと工夫できるのではないでしょうか?

■小説の主人公で完璧なキャラは少数だと思います、
ここも「完璧なキャラを描け」と言っているわけではありません(そんな主人公はつまらないですしね)。必要な情報(設定)が適切に配置されていないため、キャラクターの言動に違和感を覚えるのです。例えば、不気味に笑ったり、兄をバカと言ったり、学生ラーメンを頼んだりしている箇所ですが…

安祐美「そういえば幸一くん、葬式の時に久しぶりに会ったけど、ずいぶん立派になったわね」
竜二「兄のこと、昔から知っているんですか?」
安祐美「彼が高校の時、毎日のようにお店に来てたのよ。一杯◎◎円の学生ラーメンでずいぶん粘ってたわ」
竜二「学生ラーメン懐かしいな…。僕も高校の時によく食べてました」
安祐美「あらほんと? 何年前のこと?」
竜二「4年前です」
安祐美「あー私はその時は大学行ってたから、お店の手伝いはしてなかったのよ。だから竜二くんとは初めましてなんだね」

みたいな会話が二人の出会いシーンであると、違和感が少ないと思います(取り急ぎ書いたので、細かい設定は違うかもしれません)。上記の会話は別に後半に隠しておくほどの内容でもありませんしね。また、竜二の仕事シーンの違和感も、「21歳の新米絵描きで経験が浅い」みたいな一文があれば印象はだいぶ違います。

上記の二点はともに、読み手がどう感じるかを俯瞰してみるともっと魅力的になるのでは、と言うことを伝えたかったのです。以上、長々と大変失礼しました。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

パイングミ様
再度のご来訪及びご指導、誠に恐悦至極でございます。
頂戴しjましたご意見は今後の執筆に活かしたいと思います。
ありがとうございました。

fj168.net112140023.thn.ne.jp

獏さんの感想欄に投稿したこの動画

「読者の立場に立つ力」
https://youtu.be/5Vh3y1uqve0?si=eurkkzsYIEAUPuQ6&t=407
わかつきひかるの小説道場

これはそのままあなたの小説「幻像」に当てはまりそうですね。

頑張って下さい。

一平
119-171-161-196.rev.home.ne.jp

「幻像」読ませていただきました。
 
本文とメモを読んで、まず感じたのは筆力の高さでしょうか。ですが大幅の圧縮が必要だと思いました。
これは自分にも当てはまるので声を高くして訴えたいのですが、すべての場面ですべてを同じボリュームで書いてしまっていることです。だからじれったいほど前へ進まない。
匿名希望者さんの筆力の高さゆえの悪癖といってもいいでしょう。
せっかく苦労して書いたものを消すというのはもったいないと思われるでしょうが、一度ぐらい、思いきって削除してみたらいかがでしょうか。冒頭の配達員の場面も、ひとつひとつの描写も見直してシンプルにさせたほうがいいような気がします。
全球フルスイングは必要ないし、出だしからラストまで熱唱する必要もないと思います。ストーリーをとめるだけです。静と動があってこその歌であり物語だと思うのです。
 
それとキャラについてですが。
安祐美はまともすぎてこれ以上のキャラ立ては難しい気がします。一方、竜二は工夫しだいで凄いキャラになるような気がしました。何といっても似顔絵書きというのが魅力的です。そのうえエネルギーを感知するセンサーの感度が人並み外れて高いんですから。その能力の一端をこの一稿で出せば、読み手は一気に喰いついたでしょうね。
そうすると、安祐美と竜二のどちらを主人公にしたらいいのかという嬉しい悩みが出てきます。でも安祐美のキャラをこれ以上引き出せないのなら、謎の多い竜二にするべきです。もちろんストーリーの方向性もあるでしょうが。
 
人の作品なのにあれこれ提起してすみません。ですが、あの嫌な笑い声だけ別にして竜二に特別な魅力を感じました。
またいつか、会えることを楽しみにしています。

匿名希望者
nat-ftth1.kkm.ne.jp

一平様
お読みいただきありがとうございます。
お褒めいただきましたことに感謝申し上げます。

冒頭について、改稿するのであれば感想をいただいた皆さんの意見を参考に、エントランスのシーンは葬儀前のシーンに変えようと考えております。

文体について、スマホ時代の読者は、より簡潔で分かりやすく読みやすい小説を求めていると思います。
ですが、ここは鍛錬道場なので、書ける力を鍛錬できることがここの本来の目的だと思います。
ストーリーの面白い作品が書ければ他に投稿するでしょう。面白いストール―の作り方はここでも教わることはできないと思います。

>>安祐美はまともすぎてこれ以上のキャラ立ては難しい気がします。一方、竜二は工夫しだいで凄いキャラになるような気がしました。

チート性のある強キャラクターを視点人物として書く難しさをひしひし感じています。一つは、常人の感覚感情でない点と、心や性格のどこかに弱点を作る必要性。もう一つは、チート力を使うと、水戸黄門の印籠のように話が終わってしまうところ。改稿するのなら、感情の浮き沈みをもっと書ける安祐美視点で書いてみようと今は考えています。ご提案のような竜二の神秘性を表現できるのではないかと思っています。

竜二の笑い声につきましては、ちょっとやり過ぎたと反省はしております。(;^ω^)

考えと対立するご意見であっても考え直す良い機会となり、更に良いアイデアが浮かぶ場合もあります。
※参考動画「やっちまったあ~!?」作品改悪ケーススタディ3選!
https://youtu.be/0ycGuUzh45s?si=EgFz4GuiyjdN4jcI
わかつきひかるの小説道場

ご丁寧なご感想をいただき誠にありがとうございました。

平山文人
zaq31fb1c44.rev.zaq.ne.jp

匿名希望者様、作品を拝読させていただきました。

感想返しが遅れてすみません、作品を投稿されているのに先ほど気が付きました。

他の方の指摘もありましたが、丁寧に描写する場面と、そうでない場面をもう一度検討されたほうが
いいのかもしれません。三島の「文章読本」によると、

「閭は小女を呼んで、汲み立ての水を鉢に入れてこいと命じた。水が来た。」これは森鴎外の「寒山拾得」の一節ですが、三島はこの「水が来た」という漢文的な短文を素晴らしいものだ、と激賞しています。生半可な作家ならこれをもっと修飾した長ったらしい文章にするだろう、しかしそれは不可である、と。私のような駆け出しの人間には正直全く三島の言っている事は訳分らないのですが、匿名希望者様レベルの文章を書ける人ならば、何か分かる事があるのではないか、と思い提示させてもらいました。文章表現をどうすべきか、どうあるべきかは思い悩むものがあります。

物語自体にホラー的な基調がある作品ですので、もう少しその類の誘導があっても良いのでは、と感じました。
一読した印象では「怖さ」「不思議さ」を余り感じない、通常の日常小説のように感じました。

是非作品を完成させて、私たちに読ませてくだされば、と思います。それでは失礼します。

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

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