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気が向けば投稿するスレッド(復活)
2020/09/24 18:39
匿名希望★(後継)

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匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:40

気が向けば投稿するスレッド(復活)
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匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:40

気が向けば投稿するスレッド(復活)
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匿名希望★(後継)
 2020/09/24 19:07

気が向けば投稿するスレッド(復活)
目下、悩み中。
誰か投下してくださらないかなぁ?

ミイル様☆

加茂ミイル
 2020/07/15 22:25

気が向けば投稿するスレッド(復活)
依頼人は、さっそく用件に入った。
「実は、自宅の郵便受けにこんな手紙が」
と、一枚の手紙を御手洗に手渡した。
御手洗はそれを読んだ。
『今夜、あなたの大切なチェリーボーイを盗みにうかがいます。
                 かいじんいちめんそう』

「このチェリーボーイというのは? 宝石ですか?」
「いえ、私がかわいがっている12歳の少年です」
「あなたとどういう関係で?」
「それは、言えません」
 依頼人は気まずそうに視線を逸らした。
「困りましたね。そこのところがはっきりしないままこのご依頼を引き受けるわけにはいきませんのでねえ」
「ちょ、ちょっと、待ってください。引き受けてもらえないんですか?」
 依頼人は御手洗の袖にすがった。
「まあ、落ち着いてください」
 その時だった、窓ガラスが割れ、外から飛んできた一本の矢が壁に突き刺さった。
 石岡はその矢に結ばれている手紙をひもといて読んだ。
『邪魔するやつは、けちらす。私を甘く見るな。
             かいじんいちめんそう』
御手洗はそれを読んで、フッと笑った。

匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:57

気が向けば投稿するスレッド(復活)
続きが気になります♪

匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:42

気が向けば投稿するスレッド(復活)
訳あって、削除させていただきます。

匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:56

気が向けば投稿するスレッド(復活)
訳あって、削除させていただきます。

加茂ミイル
 2020/07/16 22:20

気が向けば投稿するスレッド(復活)
3人を乗せた車が、依頼人の家の前に停まった。
瀟洒な洋館風の邸宅だった。
「ご案内します」
と依頼人が先に歩いて、二人はその後をついて行った。
正面玄関に向かってまっすぐ石畳が続いていたが、依頼人は突然右方向に向きを変え、よく刈り込まれた芝生の上を通って、その先にあるプレハブに入って行った。
「ここが私の仕事場なんです」
と依頼人が披露したのは、等身大のフィギュアで、ざっと見渡しただけでも、30体は下らないだろう。
ほとんどが裸体の女性をモデルにしたものだったが、中でも目を引くのは、部屋中央に飾られている少年のフィギュアだった。男から見ても、うっとりせずにいられないほどの艶めいた美を全身に宿したそのフィギュアを見て、石岡ははっと気づいた。
「ひょっとして、これが、チェリーボーイですか?」
と依頼人に尋ねると、依頼人は意味ありげに笑って、その象に近づき、ハイタッチを求めるように開いている少年の指に自分の指を絡ませ、
「君を誰にも渡さないよ。君は僕だけのもの」
と甘ったるい目つきと口調で囁きかけるのだった。
石岡はその異様な光景を目にしてうろたえ、助けを求めるようなまなざしで御手洗を見た。
御手洗は全く動じることなく、冷静に依頼人を観察していた。

匿名希望★(後継)
 2020/09/24 18:42

気が向けば投稿するスレッド(復活)
訳あって、削除させていただきます。

加茂ミイル
 2020/07/16 18:20

気が向けば投稿するスレッド(復活)
「マモル、僕がそばにいるからね。何も恐れなくていいんだよ。ね、マモル。僕が君を守るから」
 そう言いながら石岡はフィギュアに熱い吐息を吐きかけ、2人が見ている前で少年の体を撫でさすり始めた。
「ちょっと、何してるんですか! ねえ、御手洗さん、止めた方が良くないですか?」
 石岡が依頼人の行為を制止しようと前に歩み出すと、御手洗に肩をつかまれた。
 石岡が御手洗を振り返ると、御手洗は首を横に振った。
「させておけと?」
 御手洗は首を縦に振った。
 依頼人がとうとう少年の股の間を咥え始めると、石岡はもう我慢の限界を超え、プレハブから外に出て行った。
 外で、石岡が吐瀉する声が聞こえた。
 一方、御手洗、この男は石のハートの持ち主なのだろうか?
 これほどまで常軌を逸した狂態を目の当たりにしながら、眉一つ動かさず、ただじっと、まるで化学の実験を観察するような表情で、依頼人の行動を最初から最後まで観察しているのであった。

 数日後。
 御手洗探偵事務所。
 ドアが威勢よく開き、石岡が事務室に入って来た。
「御手洗さん。うなぎ弁当買ってきましたよ。鹿児島産の高価なやつです。これで暑い夏を乗り切りましょう」
 と誘いをかけたにも関わらず、御手洗はじっと書類に目を通している。
 石岡はテーブルの上に買い物袋を置き、
「何見てるんですか?」
 と覗き込む。
「この辺で過去に失踪した未成年者のデータだよ。石岡君、実に興味深いデータを見つけたよ」
 と言って、御手洗は1枚のページを石岡に手渡した。
 石岡はそれを読んで思わずあっと叫んだ。
「この、二宮マモルっていう子。依頼人の仕事場にあったチェリーボーイに瓜二つじゃありませんか!」
「その通り。石岡君、これは何か匂うぞ!」

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