作家でごはん!鍛練場
飼い猫ちゃりりん

恋文

 小百合へ。

 あの冬の夜、僕は君の温もりに包まれて眠っていた。夢の中で君は、悲しみさえ愛しいと言った。
 君と別れて早十年。僕は三十を過ぎ、タマも老年に差し掛かる。タマは相変わらず散歩が好きだ。でも今朝から雪が降り続き、僕のそばで丸まっている。
 僕はコーヒーを飲みながら、窓から雪を眺めている。
 僕の夢は君とフランスを旅すること。覚えているかい。トゥーレーヌの谷間に咲く花々を。あの悲しくも美しい日々を。

 だめだ。十年経っても恋文が書けない。文学を彷徨ってもだめだった。文学なんて役に立たない。でも手放すわけにはいかない。それは君の忘れ形見だから。

 僕は名著を読み漁る学生だった。小説にかぶれ、文学は人を幸せにすると信じていた。
 サークル仲間に加奈子という美人がいた。ある日、僕は彼女を食事に誘ってみた。
「その日は用事があって」
 サークル仲間の男子との夕食だった。
「そうなんだ。残念だなあ」
 そう言って笑うしかなかった。情熱なんてない。彼女がヒロインにちょうどいいと思っただけだ。
 
 大学では介護施設などで実習ができた。三年の春、難病患者の療養所での実習計画が持ち上がった。でも加奈子の彼氏は乗り気ではなかった。
「別に難病患者じゃなくてもいいだろ」
「でも、いい経験になると思うわ」
 加奈子がそう言うと彼は黙った。

 僕の立ち位置は便利屋だった。大学に計画書を提出し、療養所と日程の調整をした。
 当日は大学前から電車を乗り継ぎ、寂れた無人駅で降りた。渓谷に沿う県道の端を歩いた。淡い曇り空の下、桜の散る渓谷は儚げな景色だった。
 車はほとんど通らない。途中にある店も看板が錆びつき、営業している様子はない。
 やがて建物が見えてきた。四階建ての病棟が、人里離れた山間に建っていた。

 正面玄関から入ると、微かに消毒液の匂いがした。事務室に案内され、そこで説明を受けてから実習に入った。
 職員と一緒に重篤患者のフロアを歩いていると、キャスターのついた担架が通り過ぎた。白布で覆われた「小さなもの」が載っていたが、何であるかは察しがついた。仲間は顔を見合わせ、加奈子は「気の毒ね」と言った。

 仲間たちは満開の桜の下で、患者の車椅子を押した。僕が押したのは、君の車椅子だった。付き添いの職員から、君は目が見えないが、中庭の散策を好むと聞いていた。
 僕は君の髪についた花びらを取り、君の手にそっと握らせた。
「してほしいことは何でも言ってね」
 君は何も言わない。僕が聴覚の問題を疑っていると、付き添いの職員が耳元でささやいた。
「ちょっといいですか」
 職員は僕を少し離れた場所へ誘った。
「声帯には異常がありません。ただ病気が徐々に進行していて、筋肉が少しずつ動かなくなっています」
「治るんですか」
「今の医学では治療法がありません」
 花びらを握る君の手が震えていた。

 実習を終えると、玄関で挨拶をして帰途についた。来た道を歩いていると、加奈子の彼氏が隠れ家のような小料理屋を見つけた。
「反省会でもするか?」
 みんな賛成した。でも僕は酒を呑む気にはなれなかった。携帯が鳴り、出ると先ほどの職員だった。
「あなたに車椅子を押してもらった患者が、お礼を言いたいと言っているのですが」
「お礼なんていいですよ」
「彼女がどうしてもと」
「わかりました。まだ近くにいますので、すぐに行きます」
 急用を理由に飲み会を断り、引き返すことにした。施設へ向かう途中で気づいた。お礼を言う? 声を出せないのに。

 職員に案内されて三階の個室に入ると、キーボードを腿に載せた君が、ベッドの背にもたれていた。
 丸椅子に腰掛け、「お礼なんていいのに」と言うと、君は目を閉じたままキーを叩いた。
「冷たい花びらに触れたとき、白い桜が見えました。感謝しています」
 液晶画面は本棚の上にあった。
「彼女は本を読めるのですか?」
「お母さんが読んでいたのですが、去年亡くなられました。読んであげたいのですが、私たち職員には時間がなくて」
 ずらりと並ぶ単行本の中に、バルザックやスタンダールの小説があった。
 君の年齢を聞いて驚いた。僕は四歳年上の君を、十代半ばの少女だと思っていたんだ。
「僕が読みましょうか」
 君は素早くキーを叩いた。
「ありがとうございます」

 僕は週末になると施設を訪ね、君の横で小説を読んだ。最初は奉仕のつもりだった。やがて大学をさぼってまで行くようになった。
 僕が朗読していると、君は震え、涙をこぼした。まるで小説の世界にいるかのように。
 君のそばにいると、現実が小説のように感じられ、僕は居場所を見つけたような気がした。

 本棚の隅に一冊のノートがあった。
『今日も娘に小説を読んであげた。喜ぶ娘を見ていると、やはり産んで良かったと思う』
 僕は無断で読んだことを君に謝った。
「いいんです。それより母の言葉を聞かせてください」
 読んでいる途中で君はキーを叩いた。
「私は現実を知らないほうが幸せなんです。だから母は小説を読んでくれたのです。ただ」
「ただ?」
「現実を知りたいと思うときがあります。たとえ不幸になっても」
 あえて次のページを読まなかった。
『どうしても産みたかった。こんな私でも、命を宿すことができたのだから。でも私が死んだら、あの子はひとりぼっちになってしまう』

 君とよく中庭を散策した。車椅子を押していると、君は手のひらを前に向けた。それは止まれの合図。でも何が起こるわけでもない。
 馬鹿げた空想だろうか。君は風を浴びながら、何かに耳を傾けていた。木には木の言葉がある。僕には君が木と会話しているように見えた。

 急に雷の音がして、雨が降り始めたこともあった。慌てて病棟に戻ろうとすると、君が止まれの合図を出した。
「早く戻らないと、ずぶ濡れになる」
 ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君は止まれの姿勢を崩さない。
 君が顔を上げると、雨がぽたぽたと額を打ち、閉ざされた瞳から涙がこぼれた。
 僕は職員に叱られた。個室に戻ると、寝巻きを着せられた君がいた。液晶には、こんな言葉が。
「ごめんなさい。雨に打たれてみたかったのです」

 秋になると、僕たちは紅葉を迎えた中庭を散策した。青空が広がり、風が木の葉を散らしていた。
 石畳の上で車椅子を押していると、君が手のひらを前に向けた。風の音しか聞こえない。しばらくすると、かさ、かさと、足音が近づいてきた。
「誰かいるの?」
 子猫が木陰から顔を出した。ゆっくりと近づいてきて、君の前で鳴き始めた。君の唇が震えていた。まるで思いを伝えるかのように。
 子猫が君の膝に登って丸くなると、僕はまた車椅子を押した。
 君は子猫をなでながら散策を楽しみ、病棟の入り口に着くと、子猫は膝から降りて走り去った。
 個室に戻ると僕は言った。
「人懐っこい子猫だね」
「お母さんが、いないからです」
「なぜわかるの」
「触れていると、わかるのです」

 僕らは子猫をタマと名付け、穏やかな日々を共にした。でも、いったん小説の世界に入れば、『谷間の百合』や『赤と黒』の主人公たちのそばで、十九世紀のフランスを満喫した。
 フェリックスとモルソフ伯爵夫人の後を歩き、トゥーレーヌの谷間で花を摘んだ。
 バルザックに飽きれば、ジュリアン・ソレルと馬車に乗り込み、貴族の集いに紛れ込んだ。
 豪華絢爛たる舞踏会。僕が君の腰に手を添えると、君は僕の肩に手を置き、ダンスを踊った。君は美しかった。あのマチルドでさえ色褪せるほどに。

 ただ、長編である『赤と黒』を一日で読み終えることはできない。
 面会時間は午後六時まで。続きはまた明日と言うと、君は懸命に僕の腕を探した。
「でも、もう時間が」
 腕をつかむ手が震えていた。
「なら特別に許可をもらってくる」
 でも面会時間の延長は厳禁だ。
 僕は非常階段の扉を解錠し、受付に行って来訪者名簿に退出時間を書くと、裏に回って非常階段を上った。
 僕が戻ると、君は素早くキーを叩いた。
「もうすぐ夕食が運ばれます。食器を運ぶ音がしたら隠れてください」
 迷いはなかった。ベッドの下に隠れて夕食時をやり過ごす。やがて職員が食器の回収に来た。
「何かあったらボタンで呼んでください」
 明かりが消えて部屋が静かになると、僕はベッドの下から這い出て、君の枕元の明かりをつけた。
「続きを読むよ」
 君が頷くと、僕は『赤と黒』の後半を読んだ。
 雪が降っていたが、室内は暖かく、窓ガラスが曇っていた。読み終えた時には帰りの電車はもうなかった。
「ごめんなさい」と液晶に。
「気にしないで。駅で野宿するから」
「この寒さで野宿なんて無理です。ボタンを押さなければ誰も来ません。私の横で寝てください」
「それはできない。床で寝るよ」
「私の毛布を使ってください」
 君の温もりに包まれ、しばらく横になっていると、旅行の続きが始まった。
 朝の五時。まだ星が輝いていて部屋は薄暗い。君はぐっすりと眠っていた。頬にそっと触れた。ほんのりと温かい。
「いつか旅行に行こう」
 君の口元が微かに動いた。

 大晦日は大雪で、中庭は雪に埋もれていた。
「雪が積もってますね。見えなくてもわかります。中庭に出していただけますか。雪に包まれてみたいのです」
「そんなことをしたら風邪を引く」
「構いません」
 僕は声を荒らげた。
「だめだってば。凍えて死んでしまう」

 年が明けても君の元へ通った。仲間は講義をさぼる僕を不審に思っていた。
 一月半ばの休日。ラディゲの『肉体の悪魔』を朗読した。
 舞台は第一次世界大戦中のフランス。十五歳の少年と、出征した夫を待つマルトの恋物語。
 不倫は罪か。マルトの死は因果応報か。いや、君に聞きたかったのは、そんなことじゃない。
 マルトは不幸なのか。
 その答えを聞いていたら、次に読む小説は違っていたはずだ。
 君が小説に没入していると、手元で携帯が鳴った。加奈子からだった。
「なぜ講義に出ないの。みんな心配しているのよ」
「大丈夫だよ。心配しないで」
 適当に誤魔化して電話を切ると、君は素早くキーを叩いた。
「誰ですか?」
「大学の友達」
「女の人?」
「うん。それがどうかしたの」
「いえ、別に」

 二月の休日。僕は『カストロの尼僧』を読んだ。スタンダールが古文書を調査して書いた短編だ。
 小百合。覚えているよね。あの悲劇を。貴族の娘エレーナとジュリオ・ブランチフォルテの恋物語を。
 二人の仲を許さない母ヴィットリアは、娘を修道院に幽閉し、ジュリオからの恋文を冷たく捏造する。ついには彼の訃報までも。
 エレーナは十年以上もジュリオを待ち続けた。彼が生きていると知ったときには、すでに若い司教に身を任せていた。彼女は再会を望まず、短剣で自分の胸を貫いた。
「やはり恋は盲目なんだ」
「いいえ。恋人は真実を見ている」
「真実を見てるのに、なぜ不幸になるの」
 キーを叩く音が静かに響いた。
「恋は悲しくて愛しい真実だから」

 卒業が近づくにつれ忙しくなり、君に会うことが難しくなった。君の横で卒論を書こうとさえ考えた。
 なんとか書き終えて提出すると、その足で君に会いに行き、告白をした。
「好きな人がいるんだ」
「私にもいる」と液晶に。
 僕は動揺した。
「この施設の人?」
「いいえ」
 思わず声が大きくなる。
「なら誰なの」
「あなたなのよ。わからないの」
 僕は慌てた。文豪の言葉を借りるなんて馬鹿げた真似はできない。そんなものは君に通用しない。自分の言葉で語らねばならない。でも僕はそれを持ち合わせていない。
「愛してくれる?」と文字が浮かんだ。僕は咄嗟に君の手を握りしめた。僕の手の中で君の手が震えた。唇を押しつけると、閉ざされた瞳から涙がこぼれた。

 卒業式が終わると、その足で君の元へ急いだ。ずっとそばにいると早く伝えたかった。
 施設の玄関を通り抜け、早足で廊下を歩いていると、一台の担架が外に運び出されていた。
 階段を駆け上がり、息を切らして君の部屋に飛び込んだ。誰もいなかった。ベッドが乱れ、床にキーボードが落ちていた。拾い上げてキーに触れると、液晶に言葉が浮かんだ。
「指が動かなくなってきました。文字を打つことも辛いです。あなたと旅行したかった。車椅子で。フランスへ」
 叫び声が聞こえた。それは自分の声だった。
 病棟を出て中庭を歩いていると、タマが木陰から見ていた。
「おいで」
 石畳に膝をつくと、タマは身をすり寄せて何度も鳴いた。
「タマ。僕と暮らそう」

 あれから十年。今日は朝から雪が降り続き、外は一面の銀世界。タマはずっと僕の横で丸まっている。
 小百合。タマと一緒に帰りを待っているよ。僕の夢は、君の膝にタマを乗せて、フランスの名所を訪ねること。
 覚えているかい。トゥーレーヌの谷間に咲く花々を。あの華やかな舞踏会を。僕は忘れない。悲しくも美しい日々を。

 だめだ。やはり恋文は難しい。
「タマ。ちょっと公園に行ってくる」
 着替えてドアを開けると、タマが隙間から出て僕を見つめた。
「一緒に行くの?」
 タマは小さく鳴いた。
 公園は雪に埋もれていた。ベンチに積もった雪を落とし、タマを懐に抱いてフードを被る。肩に雪が積もり、寒さが身に染みる。
 小百合。教えて。マルトは不幸なの。

恋文

執筆の狙い

作者 飼い猫ちゃりりん
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サナトリウム文学って、感動ポルノなんですか? 
この作品の舞台はサナトリウムじゃないけど。約5000字の作品です。よろしくお願いします。

コメント

夜の雨
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飼い猫ちゃりりんさん「恋文」読みました。

さまざまなフランスの「恋愛」文学を障害者の介護施設にいる女性こと「小百合」に読み聞かせることで、主人公の大学生も恋愛をした気持ちになり、小百合にのめり込んでいく純愛物語でした。

御作の場合は、約5000文字で19枚という短編のなかで恋愛物語を語るにおいて、有名な文学作品を朗読してヒロインである小百合や主人公の『僕』が二人の精神的な愛情物語へとのめり込むお話にしています。

なので、話としては筋が通ていますが、物語が一方通行になっているので、読み終えると、何やら物足りないような気持になりますね。

御作の中で語られるフランスの恋愛文学作品も長編ばかりのなか、基本的なストーリーを語っているだけなので、もう一つ、御作を読んでいても、頭のなかには入ってきません。

まあ、内容は「まとめ」た、という感じですが。


お疲れさまでした。

飼い猫ちゃりりん
118-106-68-241.area1a.commufa.jp

夜の雨様。お読みいただき嬉しく思います。

>なので、話としては筋が通ていますが、物語が一方通行になっているので、読み終えると、何やら物足りないような気持になりますね。

ちょっと特殊な一人称が失敗しているのかな?
今回は主人公が君(小百合)に一方的な語る恋文を、読者が横からのぞいている形なので、読者としては臨場感がわきにくいのかも。
普通の一人称は主人公が誰か(特定の者じゃない)に語るから、読者は自分に向かって語られているような錯覚を楽しめる。でもこの作品は主人公が小百合に向かって語っていることが明確だから、読者は入り込めない。

>御作の中で語られるフランスの恋愛文学作品も長編ばかりのなか、基本的なストーリーを語っているだけなので、もう一つ、御作を読んでいても、頭のなかには入ってきません。

読者がそれらの四作品を読んだことがあるか、ないかに関係なく、楽しめるように書いたつもりですが。
あまりストーリーを詳しく落とし込むと、そこで本筋が断絶してしまうから難しいなあ。

しいな ここみ
KD124209089235.au-net.ne.jp

拝読しました。

『あらすじ』という印象が拭えません。感動ポルノは嫌いですが、あらすじに感動するのはそもそも不可能ですよね。

>君は子猫をなでながら散策を楽しみ、病棟の入り口に着くと、子猫は膝から降りて走り去った

↑ここなんて特に『急ぎすぎ』と思いました。

君は子猫をなでながら散策を楽しんだ。(ここで景色の挿入)→(病棟の入り口に着く)→建物の中へ入ることは拒むように、子猫は膝から飛び降りる。何度か『こっちにおいでよ』というように僕と小百合を振り向いたが、僕らがバイバイと揃って笑顔で手を振ると、仕方なさそうに走り去った。

このぐらいはお肉をつけないと、語り手の日記とすらいえない、ただのあらすじです。

>個室に戻ると僕は言った。
「人懐っこい子猫だね」
「お母さんが、いないからです」
「なぜわかるの」
「触れていると、わかるのです」

↑彼女は声が出せないはずなのにどうやって会話しているの? 液晶画面が本棚の上にあるぐらいだから外へは持ち出せないだろうのに。

あらすじはいいから本編を書いてよと思いました。

飼い猫ちゃりりん
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しいな様。お読みいただき嬉しく思います。

>『あらすじ』という印象が拭えません。感動ポルノは嫌いですが、あらすじに感動するのはそもそも不可能ですよね。

>このぐらいはお肉をつけないと、語り手の日記とすらいえない、ただのあらすじです。

描写不足ですか。飼い猫には急ぎすぎるという悪い癖がある。本筋のみにとらわれ、寄り道を軽視しすぎる。

>個室に戻ると僕は言った。
「人懐っこい子猫だね」
「お母さんが、いないからです」
「なぜわかるの」
「触れていると、わかるのです」
>↑彼女は声が出せないはずなのにどうやって会話しているの? 液晶画面が本棚の上にあるぐらいだから外へは持ち出せないだろうのに。

え、どゆこと? 個室に戻ってからの会話ですが。で、液晶は個室にありますが?

しいな ここみ
KD106146057137.au-net.ne.jp

>個室に戻ってからの会話ですが。で、液晶は個室にありますが?

あ。ほんとだ(>_<)

飼い猫ちゃりりん
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改めて読むと、『肉体の悪魔』のストーリーを省略しすぎ。有名な小説だから、みんなストーリーくらい知っているかなぁと考えたのがまずかった。

アン・カルネ
KD059132066083.au-net.ne.jp

ナタリー・ド・マネヴィル伯爵夫人の痛烈なリアリズムがラストにくるところが『谷間の百合』を名作足らしめていると思います。

翻って、まず、この作品は読者に対して不誠実な気がしました。
そもそもなぜ大学の説明がないのでしょう。
学部も専攻も不明のまま、実習が成立する。しかも学生が一人で調整できる。また実習後の個人的関与が無制限に許されている。それが成立する世界観というのは読者に対して不誠実、「いや、どうせ知らないからどう書いても信じるよね」という作者の態度ということではないでしょうか。
面会時間は厳守されず、学生が個人的に特定の患者と親密になることは厳禁なはずなのに、それもスルー、職員の目を盗んで宿泊する行為は、不法侵入に近いはずですし、発見されれば大学側も責任を問われ、実習提携自体が破棄される可能性があるのに、そこを全く問題視されない世界が構築されています。
この施設にはセキュリティと倫理が存在しないかのようにすら思えてきます。
極めつけは主人公と脆弱な患者との関係が無批判に美化されていることでしょうか。
作者は筆をおいてから、この描き方は「搾取的ではないか」「患者の主体性が十分に描かれているか」という視点でのチェックをしたのでしょうか。そこは非常に気になりました。
介護・医療施設の運営と、大学の実習倫理をきちんと踏まえての創作とは思えないのですが、どうでしょう。
そもそもこの「大学の実習」は、主人公と小百合を出会わせるための装置で、大学という制度や、実習という行為の実態をほとんど反映していません。介護なのか医療なのかわかりませんが、そういう大学を舞台にする以上、最低限の制度的リアリティは求められるのではないでしょうか。

また、感動ポルノと言われるゆえんはおそらくこのあたりかと思われます。
それは患者の脆弱性と、学生の立場の非対称性が無自覚に扱われている点ではないでしょうか。
小百合は、目が見えない、進行性の疾患で筋肉が動かなくなっている、発声も困難。母親を亡くしていて、施設に長期入所している。実に脆弱な立場の存在です。
そこに大学生の主人公が「朗読ボランティア」という形で入り込み、徐々に恋愛関係に発展させる構造自体が、この令和の今を思うと、すでに倫理的に危ういのではないでしょうか。一見、「運命的な出会い」「悲しくも美しい関係」のように設定しているようですが、「立場の非対称性を利用した関係」にも見えてしまいます。
これらはもう「ロマンチックだから」では通用しないレベルの人物設定の雑さではないでしょうか。
ということをどうしても考えさせられてしまう作品でした。

飼い猫ちゃりりん
118-105-125-77.area1a.commufa.jp

アン・カルネ様。お読みいただき嬉しく思います。コメントをいただくのは、確か「夢の傷あと」以来かと。
アン様のような真面目な読み専からコメントをいただけるとは光栄の限りであります。
ご推察のとおり、飼い猫には介護医療現場での実務経験がありません。ですが取材をしてないわけではありません。ネットの取材はもちろんのこと、実際に介護現場で働いていた人(自称ですが)のアドバイスを受けています。
いずれにせよ、お怒りの原因は、弱い命をヒロインにしているのに、適当に取材してる。つまり「読者を舐めとんのか!」ということでしょう。
でも舐めてはいませんし、猫の舐めは愛情表現です。

ということで、皆さまの教祖チャッピー様にリアリティーを検証してもらいました。
(続く)

飼い猫ちゃりりん
118-105-125-77.area1a.commufa.jp

項目

評価

小百合の進行性難病

◎

徐々に筋肉が動かなくなる

◎

発声できなくなる経過

◎

視覚障害+意思伝達装置

○

キーボードでの意思伝達

○

大学の福祉系実習

◎

学生が車椅子を押す

◎

実習先で患者と知り合う

◎

実習後に再訪する

○

職員を介して小百合と交流する

◎

小説を朗読する

◎

患者と学生が親密になる

○

小百合が文学を好む

◎

母親の残した蔵書

◎

母親のノート

○

中庭を車椅子で散策する

◎

雨に打たれる場面

○

中庭に野良猫がいる

◎

猫が患者に懐く

◎

小百合が猫の母なしを「触れて」察する

○

施設内で恋愛感情が芽生える

◎

大学を休むほど通う

○

加奈子から心配の電話が来る

◎

面会時間を過ぎても朗読したい

◎

主人公が規則を破ろうとする

◎

非常階段から無断で再侵入する

△

ベッドの下に隠れて夕食をやり過ごす

×

学生が夜間、患者の個室に泊まる

×

「駅で野宿する」という主人公の判断

○

小百合が主人公を泊めようとする

○

雪の日に中庭へ出たいという願望

○

小百合の病状が卒業時期にさらに進行

◎

指が動かなくなり文字入力が困難になる

◎

卒業式の日に担架で搬送される

◎

担架の人物を明示しない

◎

主人公が小百合の行方を知らない

○

タマを主人公が引き取る

◎

十年後もタマと暮らしている

◎

十年後も小百合を待っている

△

フランス旅行を夢見続ける

◎

『谷間の百合』『赤と黒』を読む

◎

『肉体の悪魔』を読む

◎

『カストロの尼僧』を読む

◎

小説の内容を二人の恋に重ねる

◎

最後にマルトの幸福を問い直す

◎

飼い猫ちゃりりん
118-105-125-77.area1a.commufa.jp

全体評価

◎:24項目前後
○:11項目前後
△:3項目前後
×:2項目

つまり、作品全体のリアリティーはかなり高いです。

特に問題なのは、

非常階段から無断侵入
↓
ベッドの下に隠れる
↓
夜間に個室で一緒に寝る

という一連の部分だけ。

ここだけ現実の医療・療養施設として見ると、かなり無理があります。

逆に言えば、ここを修正すれば、他の部分はほぼ触らなくてもいいと思います。

そして「十年後も待っている」の△は、現実的な行動としては△ですが、作品の文学的構造としてはむしろ◎です。

飼い猫ちゃりりん
118-105-125-77.area1a.commufa.jp

つまり、一番やばいのは、アン様ご指摘のとおり、不法侵入と無断宿泊です。だから、ここをもっと丁寧に描くことが必要。
今思いついたのは上空からの侵入です。金持ちの友達に頼んでヘリをチャーターします。そして屋上の換気口が開いた瞬間にダイブ!
換気口は一階まで貫通している。主人公の体にはロープが! 見事ミッションは成功! 無理がありますか?

エレファントゴリラ
sp1-73-139-242.smd01.spmode.ne.jp

拝読させていただきました~!

作中に登場する小説は、『赤と黒』ぐらいしか知らなかったので、小説の内容と結び付けて云々感想を言うのはできません。なので、率直に。

ストーリーの流れは、よくある話だと思います。病院でのボーイ・ミーツ・ガール(二十代はボーイでもガールでもない? それは言わないで)と、死による別れ。偶然出会った動物という要素も、ありがちなものです。
文學を愛する、というところも、あるあるって感じ。まさに、若い恋愛と、悲しい別れの物語という感じですね。
読みやすい文章で、特に難しい言葉遣いでもなかったので、比較的すらすらと読めました。
いくつか、この表現はこういうこと? どういうこと? 解釈あってる? って部分はありましたが、私がバカすぎて理解できてないだけの可能性が非常に高いです。

全然率直じゃないですね。特別面白かった! 感動した! という感じではないですが、減点するところも別にないなーって感じです!

最後に好きなシーンを。

>小百合。教えて。マルトは不幸なの。

😭😭😭 ここだけ、口調がどこか幼いというか、あどけないというか……胸が切なくなっちゃうねえ!!

アン・カルネ
KD182249045037.au-net.ne.jp

そうですね。あと学部と専攻も教えてください。
主人公と小百合が「立場の非対称性を利用した関係」に見えるということについて作者が気にならないのであれば、それでよろしいかと思います。そういう倫理観のもとに作成された作品であるとこちらは理解するまでです。
それを踏まえた上で、「ヘリをチャーターして屋上から侵入」この作品によくお似合いだと思います。とてもいいアイディアではないでしょうか。面白そうですね。

飼い猫ちゃりりん
14-133-214-6.area1a.commufa.jp

アン・カルネ様
ヘリコプターは冗談です。ふざけてごめんなさい。

>あと学部と専攻も教えてください。

そういうことをいちいち説明しないのが小説と思いますが。わからなければネットで調べて下さい。いくらでも出てきます。

問題はこちら。

>主人公と小百合が「立場の非対称性を利用した関係」に見えるということについて作者が気にならないのであれば、それでよろしいかと思います。そういう倫理観のもとに作成された作品であるとこちらは理解するまでです。

作者の倫理観なんてどうでもいいのでは? 問題は作品です。
例えば『赤と黒』
ジュリアン・ソレル。彼は材木屋の息子。マチルド・ド・ラ・モールは大貴族の娘。
アン様は倫理的で公平公正な小説が好きですか? 飼い猫は嫌いです。不自然でキモいから。

飼い猫ちゃりりん
14-133-214-6.area1a.commufa.jp

エレファントゴリラ様。お読みいただき嬉しく思います。

>作中に登場する小説は、『赤と黒』ぐらいしか知らなかったので、小説の内容と結び付けて云々感想を言うのはできません。

各小説を読んでいなくても楽しめる作品にしようと思ったのですが。
『肉体の悪魔』は省略し過ぎてしまった。

(修正)

年が明けても小百合の元へ通った。仲間は講義をさぼる僕を不審に思っていた。
 一月半ばの休日。ラディゲの『肉体の悪魔』を朗読した。
 舞台は第一次世界大戦中のフランス。十五歳の少年と、出征した夫を待つマルトの恋物語。
 マルトは少年の子を身籠る。大戦が終わり、戦地から戻った夫が、病床のマルトの手を握るとき、すでにお産は終わっていた。彼女は熱にうなされ、意識が遠のく中、少年の名をささやき、息を引き取った。残された子供は、何も知らぬ夫の腕の中に残された。

 不倫は罪か。マルトの死は因果応報か。いや、小百合に聞きたかったのは、そんなことじゃない。
 マルトは不幸なのか。
 その答えを聞いていたら、次に読む小説は違っていたはずだ。

飼い猫ちゃりりん
14-133-214-6.area1a.commufa.jp

問題の病室に無断宿泊の部分も修正。

(修正文)
 ただ、長編である『赤と黒』を一日で読み終えることはできない。
 面会時間は午後六時まで。続きはまた明日と言うと、小百合は懸命に僕の腕を探した。
「でも、もう時間が」
 腕をつかむ手が震えていた。
「なら特別に許可をもらってくる」
 でも面会時間の延長は厳禁だ。
 僕は非常階段の扉を解錠し、受付に行って来訪者名簿に退出時間を書くと、裏に回って非常階段を上った。
 僕が戻ると、彼女は素早くキーを叩いた。
「もうすぐ夕食が運ばれます。食器を運ぶ音がしたら隠れてください」
 迷いはなかった。ベッドの下に隠れて夕食時をやり過ごす。やがて職員が食器の回収に来た。
「何かあったらボタンで呼んでください」
 明かりが消えて部屋が静かになると、僕はベッドの下から這い出て、枕元の明かりをつけた。
「続きを読むよ」
 彼女が頷くと、僕は『赤と黒』の後半を読んだ。
 雪が降っていたが、室内は暖かく、窓ガラスが曇っていた。読み終えた時には帰りの電車はもうなかった。
「ごめんなさい」と液晶に。
「気にしないで。駅で野宿するから」
「この寒さで野宿なんて無理です。私の横で寝てください」
「それはできない。床で寝るよ」
「私の毛布を使ってください」
 またベッドの下に潜って毛布にくるまった。彼女の温もりに包まれ、しばらく横になっていると、旅行の続きが始まった。
 午前二時。廊下に足音が響く。部屋のドアが開き、ダウンライトがついた。職員の見回りだ。僕は息を潜めてやり過ごした。
 朝の五時。まだ星が輝いていて部屋は薄暗い。彼女はぐっすりと眠っていた。頬にそっと触れた。ほんのりと温かい。
「いつか旅行に行こう」
 彼女の口元が微かに動いた。

アン・カルネ
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いえ。謝る必要はないですよ。褒め褒めクラブはお気に召さないということでしたから、令和の今、果たしてこの古臭い設定等、お涙頂戴感動ポルノ的作品がどう思われるか、という点で、忌憚のない意見を書いたまでですから。

大学学部等は自分で調べろということですが、「学生一人で調整できる実習を可能」としている大学は見つけられませんでした。それゆえ、お聞きました、と申し上げておきましょう。

ジュリアン・ソレルが主人公ですから。「恋文」の場合は主人公の方が優位ですから。スタンダールと同じではありませんし。同列視できる「恋文」の作者の不遜さには驚かされます。

また作品における倫理については漱石の「文芸の哲学的基礎」のような見方は必要ではないかと思っています。
ミラン・クンデラも「真に善なるものを知る者でなければ良い小説は書けない」とまで語っているくらいですから。
ただしノワール小説等を私は決して否定しません。
「黒い文学」を書かれた生田耕作先生を支持していますので。ただし、悪を描くことを良しとする生田耕作先生ご推奨の黒い文学系統も、やはり、倫理をどうでもいいとして扱ってはいないと思いますよ。十全に理解した上でなお、「今ある社会のタブーに異議申し立て」をしているのです。

そうですね。私は「キモイ」ので、どうしてもこの「恋文」は雰囲気的に、「どうよ、これ、可哀想でしょう? 同情できるでしょう? 感動的でしょう?」というスタンスで書かれたもののように思えて、鼻につきました。

以上です。

飼い猫ちゃりりん
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アン・カルネ様。おはようございます。

>褒め褒めクラブはお気に召さないということでしたから、令和の今、果たしてこの古臭い設定等、お涙頂戴感動ポルノ的作品がどう思われるか、という点で、忌憚のない意見を書いたまでですから。

この作品をホメホメという愚行の対象にされなかったことに感謝します。

>大学学部等は自分で調べろということですが、「学生一人で調整できる実習を可能」としている大学は見つけられませんでした。それゆえ、お聞きました、と申し上げておきましょう。

ちょっと次元が低い議論なので、ここでやめますね。以下が本題だし。

>ジュリアン・ソレルが主人公ですから。「恋文」の場合は主人公の方が優位ですから。スタンダールと同じではありませんし。同列視できる「恋文」の作者の不遜さには驚かされます。

主人公が低い立場なら問題なしと。まあ一つのパターンではありますが。ちょっと頭が固くないですか?(汗)
本作の主人公はこう言っています。

>僕は週末になると施設を訪ね、彼女の横で小説を読んだ。最初は奉仕のつもりだった。やがて大学をさぼってまで行くようになった。
 僕が朗読していると、彼女は震え、涙をこぼした。まるで小説の世界にいるかのように。
 彼女のそばにいると、現実が小説のように感じられ、僕は居場所を見つけたような気がした。

これが上から目線に見えるなら、仕方ないですが。

>また作品における倫理については漱石の「文芸の哲学的基礎」のような見方は必要ではないかと思っています。
ミラン・クンデラも「真に善なるものを知る者でなければ良い小説は書けない」とまで語っているくらいですから。

恐れ入りますが、アン様は彼らの見解を読み間違えているように思えます。
例えばマルキド・サドはどうですか?
彼は「真に善なるものを知る者」ですか?

>そうですね。私は「キモイ」ので、どうしてもこの「恋文」は雰囲気的に、「どうよ、これ、可哀想でしょう? 同情できるでしょう? 感動的でしょう?」というスタンスで書かれたもののように思えて、鼻につきました。

非常に参考になるご意見です。このような率直な言葉が一番いいのです。
作者によっては「読者が読めていない」と言い訳する人もいますが、読めない文章を書いた作者が悪いのです。

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文』①】

拝読しました。良かった点としては可読性。とはいえ例によって推敲作品なので無意識に差分だけ追うから読みやすいだけかもしれない。何となく文学的な雰囲気が漂ってはいるけど雰囲気だけ寄せ集めて中身スカスカな印象。

いつものことだけど、考えなしにこんな描写したら、っぽくない? みたいなノリで書いて、全体を見ないから整合性がとれてない。

頭から一つずつ見てきます。

> そう言って笑うしかなかった。情熱なんてない。彼女がヒロインにちょうどいいと思っただけだ。
🤔これが主人公の恋愛観。人を好きになるというのではなく、お飾りとして映えるかどうかというもの。それが、なぜ難病を抱えて全盲、身よりもいない小百合に熱を上げたかがすっぽり抜けてる。その上主人公は経済的に自立しているわけでもないから小百合の面倒を見ることもできない。
単に文学を通した親交だけでは埋められない溝がある。


> 淡い曇り空の下、桜の散る渓谷は儚げな景色だった。
🤔散る、儚げなとくれば散り際を連想させるが

> 仲間たちは満開の桜の下で、患者の車椅子を押した。
🤔その後で満開は引っかかる。もちろん日当たりにより差はあるのであり得なくはないが、そんな引っ掛かりを作らなくても最初のところを「舞い散る」とするだけで回避できる。


> 白布で覆われた「小さなもの」が載っていた【が、何であるかは察しがついた】。仲間は顔を見合わせ、加奈子は「気の毒ね」と言った。
🤔小さなものと婉曲的に言っておきながら【】の説明を付け加えるのは冗長の極み。


>「今の医学では治療法がありません」
 花びらを握る君の手が震えていた。
🤔小百合に聞こえないよう離れたところでの会話でありながら、なぜ小百合の震える手が視認できるのか。
前にも言ったであろう。文章を頭の中で映像化するのだ。パイセンはそれをやらないからいつも人物の位置関係がおかしくなるのだと。

つづく

飼い猫ちゃりりん
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要は感動ポルノって、自分勝手な善意。その本質は「俺っていい奴」、「あたしは良い人」って言いたいだけなんですね。
小説じゃないけど、その典型が『24時間テレビ』です。あれは自分をいい奴と思いたい人たちの祭りなんです。

飼い猫ちゃりりん
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なんだ。ホメホメクラブって、感動ポルノ同好会みたいなもんじゃん。
上から目線でホメて、「俺って良き理解者」ってドヤ顔していい気分。
相手はホメられている立場だから、頭を下げるしかない。今後ともよろしくお願いしま〜す。って。
しょーもない連中ですねえ。笑

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文』②】

> 僕は週末になると施設を訪ね、君の横で小説を読んだ。最初は奉仕のつもりだった。やがて大学をさぼってまで行くようになった。
🤔主人公は三年生で、春の終わりか夏くらいから大学をサボりだし、年が明けても続いているのに何事もなく進級とは随分緩いですね。


> 車椅子を押していると、君は手のひらを前に向けた。それは止まれの合図。

🤔と設定してからの

> 慌てて病棟に戻ろうとすると、【君が止まれの合図を出した】。
「早く戻らないと、ずぶ濡れになる」
 ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君は【止まれの姿勢を崩さない】。

🤔設定死んどる。

→ 慌てて病棟に戻ろうとすると、君は手のひらを前に向けた。
「早く戻らないと、ずぶ濡れになる」
 ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君の手のひらは前を向いたまま。
🤔その流れならこんな感じにするところであろう。


> ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君は止まれの姿勢を崩さない。
 君が顔を上げると、雨がぽたぽたと額を打ち、閉ざされた瞳から涙がこぼれた。
🤔激しい雨の中涙が流れてるのがわかるものかと。


> 「誰かいるの?」

🤔中庭を散歩してるところカサカサという足音。健常者の主人公のセリフとは思えないけど、これは小百合のセリフ? 中庭にキーボード持っててないよね。

つづく

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文』③】

> 面会時間は午後六時まで。続きはまた明日と言うと、君は懸命に僕の腕を探した。

🤔ここから主人公は非常口を解錠して受付行って退場時刻記入してから外へ。非常階段を三階まで登り、再び中へ。
ところで夕食は何時からですか? 施設にしては遅い感じしますね。職員さんとか警備員とかに見られることなく小百合の部屋に戻れるものですか。


> ベッドの下に隠れて夕食時をやり過ごす。やがて職員が食器の回収に来た。
「何かあったらボタンで呼んでください」
 明かりが消えて部屋が静かになると、僕はベッドの下から這い出て、君の枕元の明かりをつけた。

🤔このあと小百合は主人公に毛布を渡しますが食べ物については一食くらい抜いても平気よね。私だけ食べちゃお☆という感じで合ってますか?


> 「続きを読むよ」

🤔面会時間も終わり、食事も終わり静かな状況で廊下に漏れ聞こえないよう朗読できるものですか。


> 「私の毛布を使ってください」
🤔これは冒頭にもある小百合の温もりというものを表現するために必要だったのだろうけど、小百合は毛布なくて平気なんですか。
よく考えてください。季節は冬。主人公は施設に続く長い道のりでも寒さに耐えられるように暖かな上着を着てやってきてるわけです。その上

> 雪が降っていたが、【室内は暖かく】、窓ガラスが曇っていた。
🤔なら小百合の毛布使わなくても上着かけて寝ればよい。要は小百合の温もりという表現を入れることしか頭にないから単純な設定を見落としたということ。

つづく

飼い猫ちゃりりん
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しいな ここみ様のアドバイス。なかなかいいですね。

(修正)
 秋になると、僕たちは紅葉を迎えた中庭を散策した。青空が広がり、風が木の葉を散らしていた。
 石畳の上で車椅子を押していると、小百合が手のひらを前に向けた。風の音しか聞こえない。しばらくすると、かさ、かさと、足音が近づいてきた。子猫が木陰から顔を出した。ゆっくりと近づいてきて、彼女の前で鳴き始めた。彼女の唇が震えていた。まるで思いを伝えるかのように。
 子猫が彼女の膝に登って丸くなると、僕はまた車椅子を押した。
 彼女は子猫をなでながら散策を楽しむ。冷たい風が吹くと、彼女は子猫をそっと腕に抱いた。
 病棟の入り口に着くと、子猫は膝から降りて走り去り、建物に入ろうとすると、彼女は手のひらを前に向けた。
「なぜ止まるの?」
 ふと気づくと、扉のガラスに子猫が写っていた。振り返ると、子猫がすぐ近くから僕らを見ていた。
「だめだよ。中には入れない」
 僕が手を振ると子猫は走り去った。
 個室に戻ると僕は言った。
「人懐っこい子猫だね」
「お母さんが、いないからです」
「なぜわかるの」
「触れていると、わかるのです」

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文』④】

さて、作中に出てくる実在する小説についてだけど、私はどれ一つ読んだこともなく知らないとは一応言っておこう。

> 「誰ですか?」
「大学の友達」
「女の人?」
「うん。それがどうかしたの」
「いえ、別に」

🤔ここは前回から追加されている部分。
あの時僕がしたコメントは、
恋する盲目の女性、目が見えないなら思いを寄せる主人公の一挙手一投足を聞き漏らさまいと耳をそばだてる。加奈子や職員の女性と話していれば、嫉妬だったり心ざわつく感情があるはずで、それを描写すればキャラに深みが出ると。
そのアドバイスの結果がこの紙芝居を見ているかのようなセリフのやり取りだけとするならお粗末というほかないが、問題はそこではない。とりあえずそれについては後回しだ。



> 「やはり恋は盲目なんだ」
🤔まず、比喩表現とはいえ、全盲の女性に盲目はないだろう。うっかり口が滑ったなら取り繕うところだよ。あと、この「やはり」の意味がわからない。エレーナは母からの偽造工作でジュリオが死んだと吹き込まれている。そこでおそらくは優しく寄り添う若い司祭と結ばれた。それなら盲目的な恋ではないだろう。例えば、いつまで経っても帰ってこないジュリオに痺れを切らし、えーいもう間男しちゃお☆と若い司祭と結ばれたならわかるがそうではないだろう。


> 「いいえ。恋人は真実を見ている」
🤔ここもさらにわからん。そもそも恋人は誰を指している? ジュリオなら離れて暮らせば愛は終わるという真実を目の当たりにした。エレーナであるなら死んだと聞かされてたジュリオが生きていて結果的に自分は不貞していた真実を知る。いずれにせよ、恋は盲目なんだに対する反証になってない。


>「好きな人がいるんだ」
「私にもいる」と液晶に。

🤔後回しにしていた件である。不治の病、全盲、口が聞けない、身よりもいない。そんな小百合の立場からして、主人公から「好きな人がいるんだ」と聞かされたらどう思うかね。仲良くなったけどそれ以上の仲になる気はないと牽制をかけてきたと思ったりしない?
小百合が「私にもいる」と答えた時、主人公は一体誰だと動揺してるのに、なんで小百合は落ち着き払って答えてるのだね。普通なら「それってこの前電話で話していた人?」と探りを入れるところでしょ。原文だともうその相手は私でしょ? 知・っ・て・る❤️と確信してるみたいではないの。
これでは、先に書いた加奈子との電話のやり取りに心ざわつかせている意味がないであろう。そういうところだよパイセン。部分的にしか目を向けず全体を見ようとしない。

つづく

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文⑤』】

> 施設の玄関を通り抜け、早足で廊下を歩いていると、一台の担架が外に運び出されていた。
 階段を駆け上がり、息を切らして君の部屋に飛び込んだ。誰もいなかった。

🤔ストーリーから察するにこの担架は小百合が載せられていたもの。さて、主人公は二年近く小百合の元に通っている。職員の間では有名人だろう。ケータイの番号も知られている。


なぜ主人公のもとに施設から連絡がないのか。


電話がないのは良いとしよう。施設に来た主人公に職員が「実はお亡くなりになりました」と声をかけないのはなぜなのか。


>ベッドが乱れ、床にキーボードが落ちていた。拾い上げてキーに触れると、液晶に言葉が浮かんだ。
「指が動かなくなってきました。文字を打つことも辛いです。あなたと旅行したかった。車椅子で。フランスへ」

🤔状況から察して急死したということでしょ。指が動かなくなってきましたと書いて、キーボードガチャーンって随分急ですな。それとこの「車椅子で」っている? 小百合の立場からしていちいち【車椅子で】フランス行きたいナ☆なんて言うものかね。


>叫び声が聞こえた。それは自分の声だった。
🤔つまり、叫び声を上げてその声が自分の耳に入ったということですね。なんて言うんですか、



当たり前じゃないですか?



倒置して書くほどのことなんですかそれは。


>小百合。教えて。マルトは不幸なの。

🤔さて、なぜそれを小百合に聞くのだね。先天性か後天性かわからないが、長く病床にふせる二十代半ばの小百合。恋愛経験豊富とは思えないし、それこそ不倫する女性の心情など知るはずもないだろうに。

次回【総評】につづく

ぷりも
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【飼い猫パイセン『恋文』総評】

率直にいって、

海外文学いくつか用意してあらすじ書いて、あとは不治の病に全盲に口もきけないヒロインを用意して、あ! ついでに身よりもいない設定にしとこ☆ よし! これくらい不幸な設定にしておけば感動するはずにゃ!
あとは適当にくっつけるにゃ!

と、そんな軽いノリで書いたのだろうなという印象でした。なので、その素材を省いたら何も残らないような見た目だけ不条理文学、中身スカスカの羊頭狗肉的作品でした。

もう一度言っておこう。文章を映像化して考えたまへ。あと、人物の心情をトレースするのだ。そのキャラはその状況でそんなセリフを言うだろうかということを常々考えるのである。

あと書き忘れたのでついでに書いておこう。
加奈子と彼氏が完全に置物と化している。
はっきり言って、ただの実習生AとBだ。
加奈子に振られたという話も全くもって無駄。
どうせなら、過去に主人公が加奈子に振られたということを他の実習生のおしゃべりから小百合が知ってしまうとかなんらか意味を持たせれば良いのになと思った。

おしまい

飼い猫ちゃりりん
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ぷりも様
【飼い猫パイセン『恋文』①】

>>>
> そう言って笑うしかなかった。情熱なんてない。彼女がヒロインにちょうどいいと思っただけだ。
🤔これが主人公の恋愛観。人を好きになるというのではなく、お飾りとして映えるかどうかというもの。それが、なぜ難病を抱えて全盲、身よりもいない小百合に熱を上げたかがすっぽり抜けてる。その上主人公は経済的に自立しているわけでもないから小百合の面倒を見ることもできない。
単に文学を通した親交だけでは埋められない溝がある。
>>>

ここは主人公の性格が表現できてない可能性が大。
小説かぶれの青年。つまり実社会では役立たず。コミ小。気弱。だから、小百合のように自分を必要としてくれる女性はある意味理想的な女性。主人公は初めて居場所を得る。
趣味も一緒。自分より文学的に優れていることも魅力。

>>>
> 淡い曇り空の下、桜の散る渓谷は儚げな景色だった。
🤔散る、儚げなとくれば散り際を連想させるが
> 仲間たちは満開の桜の下で、患者の車椅子を押した。
🤔その後で満開は引っかかる。もちろん日当たりにより差はあるのであり得なくはないが、そんな引っ掛かりを作らなくても最初のところを「舞い散る」とするだけで回避できる。
>>>

うーん。なんとなく了解。

>>>
> 白布で覆われた「小さなもの」が載っていた【が、何であるかは察しがついた】。仲間は顔を見合わせ、加奈子は「気の毒ね」と言った。
🤔小さなものと婉曲的に言っておきながら【】の説明を付け加えるのは冗長の極み。
>>>

うん。了解です。

>>>
>「今の医学では治療法がありません」
 花びらを握る君の手が震えていた。
🤔小百合に聞こえないよう離れたところでの会話でありながら、なぜ小百合の震える手が視認できるのか。
前にも言ったであろう。文章を頭の中で映像化するのだ。パイセンはそれをやらないからいつも人物の位置関係がおかしくなるのだと。
>>>

視力1.5、距離五メートルでどうか。無理かなあ。
(修正)
手を固く握り締めた。

つづく

飼い猫ちゃりりん
118-105-99-65.area1a.commufa.jp

ぷりも様
【飼い猫パイセン『恋文』②】

>>>
> 僕は週末になると施設を訪ね、君の横で小説を読んだ。最初は奉仕のつもりだった。やがて大学をさぼってまで行くようになった。
🤔主人公は三年生で、春の終わりか夏くらいから大学をサボりだし、年が明けても続いているのに何事もなく進級とは随分緩いですね。
>>>

はい。ゆるいです。

>>>
> 車椅子を押していると、君は手のひらを前に向けた。それは止まれの合図。

🤔と設定してからの

> 慌てて病棟に戻ろうとすると、【君が止まれの合図を出した】。
「早く戻らないと、ずぶ濡れになる」
 ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君は【止まれの姿勢を崩さない】。

🤔設定死んどる。

→ 慌てて病棟に戻ろうとすると、君は手のひらを前に向けた。
「早く戻らないと、ずぶ濡れになる」
 ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君の手のひらは前を向いたまま。
🤔その流れならこんな感じにするところであろう。
>>>

いまいち納得できない。不採用。原文のままで良いと思う。

>>>
> ごろごろと雷鳴が響き、雨脚が強まっても君は止まれの姿勢を崩さない。
 君が顔を上げると、雨がぽたぽたと額を打ち、閉ざされた瞳から涙がこぼれた。
🤔激しい雨の中涙が流れてるのがわかるものかと。
>>>

うーん。微妙だけど、変更します。
(修正)
一筋の涙が流れた。

>>>
> 「誰かいるの?」

🤔中庭を散歩してるところカサカサという足音。健常者の主人公のセリフとは思えないけど、これは小百合のセリフ? 中庭にキーボード持っててないよね。
>>>

はい。その台詞は要らないですね。削除します。

つづく

飼い猫ちゃりりん
118-105-99-65.area1a.commufa.jp

ぷりも様
【飼い猫パイセン『恋文』③】

>>>
> 面会時間は午後六時まで。続きはまた明日と言うと、君は懸命に僕の腕を探した。

🤔ここから主人公は非常口を解錠して受付行って退場時刻記入してから外へ。非常階段を三階まで登り、再び中へ。
ところで夕食は何時からですか? 施設にしては遅い感じしますね。職員さんとか警備員とかに見られることなく小百合の部屋に戻れるものですか。
>>>

冬の午後6時は暗い。施設はかなり古い建物。そこら辺の描写不足。

>>>
> ベッドの下に隠れて夕食時をやり過ごす。やがて職員が食器の回収に来た。
「何かあったらボタンで呼んでください」
 明かりが消えて部屋が静かになると、僕はベッドの下から這い出て、君の枕元の明かりをつけた。
🤔このあと小百合は主人公に毛布を渡しますが食べ物については一食くらい抜いても平気よね。私だけ食べちゃお☆という感じで合ってますか?

食べ物を残すと、怪しまれるから。でも主人公のために残すのもあり。ちょっと考えます。

>>>
> 「続きを読むよ」

🤔面会時間も終わり、食事も終わり静かな状況で廊下に漏れ聞こえないよう朗読できるものですか。
>>>

枕元の明かりをつけているでしょ。つまり、顔が近くで朗読しているのです。CCOプリモ3の黄泉が甘い。

>>>
> 「私の毛布を使ってください」
🤔これは冒頭にもある小百合の温もりというものを表現するために必要だったのだろうけど、小百合は毛布なくて平気なんですか。
よく考えてください。季節は冬。主人公は施設に続く長い道のりでも寒さに耐えられるように暖かな上着を着てやってきてるわけです。その上

> 雪が降っていたが、【室内は暖かく】、窓ガラスが曇っていた。
🤔なら小百合の毛布使わなくても上着かけて寝ればよい。要は小百合の温もりという表現を入れることしか頭にないから単純な設定を見落としたということ。
>>>

了解です。

(修正)

 僕は非常階段の扉を解錠し、受付に行って来訪者名簿に退出時間を書く。外は既に薄暗い。ひっそりと裏に回って非常階段を上った。
 僕が戻ると、彼女は素早くキーを叩いた。
「もうすぐ夕食が運ばれます。食器を運ぶ音がしたら隠れてください」
 迷いはなかった。ベッドの下に隠れて夕食時をやり過ごす。やがて職員が食器の回収に来た。
「何かあったらボタンで呼んでください」
 明かりが消えて部屋が静かになると、僕はベッドの下から這い出て、枕元の明かりをつけた。
「続きを読むよ」
 僕は『赤と黒』を声を潜めて読んだ。
「聞こえる?」
 彼女は小さく頷いた。
 雪が降っていたが、室内は暖かく、窓ガラスが曇っていた。読み終えた時には帰りの電車はもうなかった。
「ごめんなさい」と液晶に。
「気にしないで。駅で野宿するから」
「この寒さで野宿なんて無理です。私の横で寝てください」
「それはできない。床で寝るよ」
「私の毛布を使ってください」
「コートを着れば大丈夫だから」
「お願いします。使ってください」

 ベッドの下に潜って毛布にくるまった。彼女の温もりに包まれ、しばらく横になっていると、旅行の続きが始まった。
 午前二時。廊下に足音が響く。部屋のドアが開き、ダウンライトがついた。職員の見回りだ。僕は息を潜めてやり過ごした。
 朝の五時。まだ星が輝いていて部屋は薄暗い。彼女はぐっすりと眠っていた。頬にそっと触れた。ほんのりと温かい。
「いつか旅行に行こう」
 彼女の口元が微かに動いた。

つづく

飼い猫ちゃりりん
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ぷりも様。
【飼い猫パイセン『恋文』④】

>>>
さて、作中に出てくる実在する小説についてだけど、私はどれ一つ読んだこともなく知らないとは一応言っておこう。

> 「誰ですか?」
「大学の友達」
「女の人?」
「うん。それがどうかしたの」
「いえ、別に」

🤔ここは前回から追加されている部分。
あの時僕がしたコメントは、
恋する盲目の女性、目が見えないなら思いを寄せる主人公の一挙手一投足を聞き漏らさまいと耳をそばだてる。加奈子や職員の女性と話していれば、嫉妬だったり心ざわつく感情があるはずで、それを描写すればキャラに深みが出ると。
そのアドバイスの結果がこの紙芝居を見ているかのようなセリフのやり取りだけとするならお粗末というほかないが、問題はそこではない。とりあえずそれについては後回しだ。
>>>

はい。後で。

>>>
> 「やはり恋は盲目なんだ」
🤔まず、比喩表現とはいえ、全盲の女性に盲目はないだろう。うっかり口が滑ったなら取り繕うところだよ。あと、この「やはり」の意味がわからない。エレーナは母からの偽造工作でジュリオが死んだと吹き込まれている。そこでおそらくは優しく寄り添う若い司祭と結ばれた。それなら盲目的な恋ではないだろう。例えば、いつまで経っても帰ってこないジュリオに痺れを切らし、えーいもう間男しちゃお☆と若い司祭と結ばれたならわかるがそうではないだろう。
>>>

やはり、は世間でよく言われるように、ということ。定番フレーズだからそう固く考えない。

>>>
> 「いいえ。恋人は真実を見ている」
🤔ここもさらにわからん。そもそも恋人は誰を指している? ジュリオなら離れて暮らせば愛は終わるという真実を目の当たりにした。エレーナであるなら死んだと聞かされてたジュリオが生きていて結果的に自分は不貞していた真実を知る。いずれにせよ、恋は盲目なんだに対する反証になってない。
>>>

幸せになるから、成功したから、真実なわけじゃない。破滅をもたらす真実もあるじゃん。小百合はさらにその上のことを言っている。わからないならそれまで。説明することじゃないし、たぶん説明じゃ伝わらない。わかる人にはわかる。それで終わり。

>>>
>「好きな人がいるんだ」
「私にもいる」と液晶に。

🤔後回しにしていた件である。不治の病、全盲、口が聞けない、身よりもいない。そんな小百合の立場からして、主人公から「好きな人がいるんだ」と聞かされたらどう思うかね。仲良くなったけどそれ以上の仲になる気はないと牽制をかけてきたと思ったりしない?
小百合が「私にもいる」と答えた時、主人公は一体誰だと動揺してるのに、なんで小百合は落ち着き払って答えてるのだね。普通なら「それってこの前電話で話していた人?」と探りを入れるところでしょ。原文だともうその相手は私でしょ? 知・っ・て・る❤️と確信してるみたいではないの。
これでは、先に書いた加奈子との電話のやり取りに心ざわつかせている意味がないであろう。そういうところだよパイセン。部分的にしか目を向けず全体を見ようとしない。
>>>

ぷりもさんは女性ですか? 女心ってそういうもんですか?
それと文字による会話だからね。そこを忘れてない?

つづく

飼い猫ちゃりりん
sp1-75-153-106.msc.spmode.ne.jp

ぷりも様。
【飼い猫パイセン『恋文⑤』】

>>>
> 施設の玄関を通り抜け、早足で廊下を歩いていると、一台の担架が外に運び出されていた。
 階段を駆け上がり、息を切らして君の部屋に飛び込んだ。誰もいなかった。

🤔ストーリーから察するにこの担架は小百合が載せられていたもの。さて、主人公は二年近く小百合の元に通っている。職員の間では有名人だろう。ケータイの番号も知られている。


なぜ主人公のもとに施設から連絡がないのか。


電話がないのは良いとしよう。施設に来た主人公に職員が「実はお亡くなりになりました」と声をかけないのはなぜなのか。
>>>

そこは文脈から読めるでしょ。

>>>
>ベッドが乱れ、床にキーボードが落ちていた。拾い上げてキーに触れると、液晶に言葉が浮かんだ。
「指が動かなくなってきました。文字を打つことも辛いです。あなたと旅行したかった。車椅子で。フランスへ」

🤔状況から察して急死したということでしょ。指が動かなくなってきましたと書いて、キーボードガチャーンって随分急ですな。それとこの「車椅子で」っている? 小百合の立場からしていちいち【車椅子で】フランス行きたいナ☆なんて言うものかね。
>>>

ぷりもさん。小百合は最期の言葉を書いてんだよ。わからない?

>>>
>叫び声が聞こえた。それは自分の声だった。
🤔つまり、叫び声を上げてその声が自分の耳に入ったということですね。なんて言うんですか、
当たり前じゃないですか?
倒置して書くほどのことなんですかそれは。
>>>

一瞬の真っ白ね。

>>>
>小百合。教えて。マルトは不幸なの。

🤔さて、なぜそれを小百合に聞くのだね。先天性か後天性かわからないが、長く病床にふせる二十代半ばの小百合。恋愛経験豊富とは思えないし、それこそ不倫する女性の心情など知るはずもないだろうに。
>>>

伝わらないねえ。小説って全部説明するもんじゅないから。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりも様
【飼い猫パイセン『恋文』総評】

>>>
率直にいって、

海外文学いくつか用意してあらすじ書いて、あとは不治の病に全盲に口もきけないヒロインを用意して、あ! ついでに身よりもいない設定にしとこ☆ よし! これくらい不幸な設定にしておけば感動するはずにゃ!
あとは適当にくっつけるにゃ!

と、そんな軽いノリで書いたのだろうなという印象でした。なので、その素材を省いたら何も残らないような見た目だけ不条理文学、中身スカスカの羊頭狗肉的作品でした。

もう一度言っておこう。文章を映像化して考えたまへ。あと、人物の心情をトレースするのだ。そのキャラはその状況でそんなセリフを言うだろうかということを常々考えるのである。
>>>

はーい。

>>>
あと書き忘れたのでついでに書いておこう。
加奈子と彼氏が完全に置物と化している。
はっきり言って、ただの実習生AとBだ。
加奈子に振られたという話も全くもって無駄。
どうせなら、過去に主人公が加奈子に振られたということを他の実習生のおしゃべりから小百合が知ってしまうとかなんらか意味を持たせれば良いのになと思った。

おしまい
>>>

はい。加奈子と彼氏をもっと登場させないとね。ありがとうございました

ぷりも
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【re:飼い猫パイセン『恋文』①】
大前提だけど、僕は自分が思ったことを書いてるので、それを採用するかボツにするかはパイセンの自由である。
その上で、どうも伝わってないのか噛み合ってないところがあったり、よくわからないところがあったりなので返信しますよ。

😺ここは主人公の性格が表現できてない可能性が大。
小説かぶれの青年。つまり実社会では役立たず。コミ小。気弱。だから、小百合のように自分を必要としてくれる女性はある意味理想的な女性。主人公は初めて居場所を得る。
趣味も一緒。自分より文学的に優れていることも魅力。

🤔主人公の性格を表現できてないのはその通りなんだけど、自分を必要としてくれる趣味の合う女性ってだけで、小百合の全てを受け入れられるものか。小百合が主人公より文学的に優れているのは初耳ですね。
それならベタではあるけど、主人公を女性から見向きもされない醜男にして、だけど小百合は全盲だから外見ではなく内面に惹かれたとする方が説得力ある。それに

「現実を知りたいと思うときがあります。たとえ不幸になっても」というセリフにさらなる意味が加わるでしょ。
もし小百合に素顔を知られたら小百合は失望するだろうか、みたいな。人の価値は外見か内面かというのも文学的であろう。

😺視力1.5、距離五メートルでどうか。無理かなあ。
(修正)
手を固く握り締めた。

🤔五メートルって車一台ちょっとの距離よ。なので何度もいうけどパイセンはもうちょっと映像化して考えたまへ。職員が小百合に聞かれないように主人公と話すには近過ぎ。もっと離れるでしょ普通。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。醜男アイデアはなかなかいい。一層のこと変質者にしたらどう? でも犯罪者じゃない。川端康成の「みずうみ」の主人公銀平ですよ。綺麗な女を見ると付いて行ってしまう。尾行癖です。でもそれ以上何もしない。だからこの作品の主人公も小百合に付いて離れない。でも天国なんて信じない。生きながら一生小百合に付いていく。うん。これならスッキリするにゃ。

ぷりも
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【re:飼い猫パイセン】

> 醜男アイデアはなかなかいい
🤔ベタ案よ。似たような設定は使い古されてると思うけど。

> 一層のこと変質者にしたらどう?
🤔前も言ったけど、僕は原作をできるだけ変えないよう提案してる。変質者にしたら話が大きく変わってしまうであろう。それなら別の話で書けばいいんでないの。そうやってあちこちいじるからいつまで経っても整合性のない中途半端なところをウロウロしてる。
まぁパイセンがそれで良いならいいんでないの。
知らんけど。

ぷりも
180-198-195-96.area1b.commufa.jp

【re:飼い猫パイセン『恋文』②】

😺 いまいち納得できない。不採用。原文のままで良いと思う。

🤔パイセンがそう思うならそれでいいのだけど、それなら
> 慌てて病棟に戻ろうとすると、【君は手のひらを前に向けた。それは】止まれの合図。

これ【】なんのために入れてるの? どうせこの後出てこないなら

→君は止まれの合図をした

で済む話でないの。というか、【それは止まれの合図】のがいらないか。


😺 (修正)一筋の涙が流れた。
🤔全く伝わってないのだが。言い方を変えよう。天を仰ぎ雨が降り注ぐ小百合の顔。パイセンは涙と雨の区別がつくのですか。

ぷりも
KD106146083193.au-net.ne.jp

【re:飼い猫パイセン『恋文』③】

😺 冬の午後6時は暗い。施設はかなり古い建物。そこら辺の描写不足。
🤔描写不足はそうなんだけど、外は暗くても中明るいでしょ。これから食事なんだから廊下に食事乗っけた台車出したり、そうでなくとも警備員や職員の巡回があるわけで。



😺 枕元の明かりをつけているでしょ。つまり、顔が近くで朗読しているのです。CCOプリモ3の黄泉が甘い。
🤔かなり前屈みですね。読み聞かせる頃には腰がピキピキしそうですな。



😺(毛布の改稿案)
🤔改稿案までいちいち指摘してたらキリがないので、それはまた次回以降にしてほしいのだけど、そもそも普段毛布使って寝ている小百合からそれわやとってしまうことに主人公は抵抗ないものかと。そういえば主人公はトイレどうしてるんですかね。PM6:00過ぎからAM5:00まで。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。
😺(毛布の改稿案)
🤔改稿案までいちいち指摘してたらキリがないので、それはまた次回以降にしてほしいのだけど、そもそも普段毛布使って寝ている小百合からそれわやとってしまうことに主人公は抵抗ないものかと。そういえば主人公はトイレどうしてるんですかね。PM6:00過ぎからAM5:00まで。

トイレは個室にありけど、古い建物だからね。そこら辺の整合性はつける。

それと手のひらの説明はいらんね。プリモさんが正しい。

ぷりも
KD106146082176.au-net.ne.jp

【re:飼い猫パイセン『恋文』④】

😺 やはり、は世間でよく言われるように、ということ。定番フレーズだからそう固く考えない。
🤔言葉の意味を聞いてるのではないのだが。
元々主人公は「恋は盲目だ」という考えを持ってた。そして、朗読してそれが確信に変わったということで「やはり」なんでしょ。ならその小説のどの部分でそう思ったの? ということ。
母に恋人の死を知らされ他の男とくっついたヒロイン。
それは恋は盲目と文脈不適合ですよ。


😺 幸せになるから、成功したから、真実なわけじゃない。破滅をもたらす真実もあるじゃん。
🤔僕は別に真実はポジティブとは言ってないよ。

😺小百合はさらにその上のことを言っている。わからないならそれまで。説明することじゃないし、たぶん説明じゃ伝わらない。わかる人にはわかる。それで終わり。

🤔冗長に説明入れると思えば言語化できないと説明を放棄して、わかる人にはわかるってのは、どこぞの文学スノッブみたいな考え方ですな。そのニッチなところを読者層にしてるならいいんでないの。

😺 ぷりもさんは女性ですか? 女心ってそういうもんですか?
🤔男性の主人公でも動揺してるのに、全く動じていない小百合の非対称性だよ引っかかるのは。それなら、加奈子からの電話を気にする描写とチグハグではないの。

😺それと文字による会話だからね。そこを忘れてない?
🤔もちろん筆談であることはわかってるよ。むしろ忘れてるのは中庭でキーボードないのに「誰かいるの?」と小百合のセリフ入れてしまうパイセンの方でないの。筆談であろうと、思いを寄せる男性から好きな人がいると聞かされて「誰ですか? この前の電話の女性ですか?」くらい聞けるでしょ。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。一度「カストロの尼僧」を読んでください。恋のために、高貴な処女が破滅しているんですよ。それも相手は山賊ですよ。
現代人の常識で考えれば、母ビットリアが正しいでしょ。
そして主人公は現代人です。「やはり」は普通の感覚です。

飼い猫ちゃりりん
sp1-75-153-106.msc.spmode.ne.jp

ぷりもさん。

>🤔冗長に説明入れると思えば言語化できないと説明を放棄して、わかる人にはわかるってのは、どこぞの文学スノッブみたいな考え方ですな。そのニッチなところを読者層にしてるならいいんでないの。

あんま哲学を語りたくはないけど、真実ってなんですか?
世界のすべては真実かつ虚像です。そんなの常識じゃないですか。
それでも小百合は「恋人は真実を見ている」と言う。なぜ?
もうわかるでしょ?

ぷりも
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【re:飼い猫パイセン】

飼い猫パイセンの書き物理解するためにわざわざ興味ない本読もうと思わないの。というか、これはそれ読まないと理解できない話なの?
その割には内容薄っぺらいけど。

😺世界のすべては真実かつ虚像です。そんなの常識じゃないですか。
🤔曖昧過ぎてよくわからんし、カルトパイセンの常識は一般常識とかけ離れてるので一般論みたいに言わないでくれたまへ。

😺それでも小百合は「恋人は真実を見ている」と言う。なぜ?
もうわかるでしょ?
🤔なのでカルトパイセンの常識で言われてもわからないので、一般人に分かるように説明お願い。とはいえいつも通りお茶濁すんだろうけど。

ぷりも
180-198-195-96.area1b.commufa.jp

【re:飼い猫パイセン『恋文』⑤】

😺そこは文脈から読めるでしょ。
🤔文脈から読み取れるのは、主人公は小百合が亡くなったことを知らずに施設にきた。個室に向かう途中、職員の誰からも声をかけられなかったということ。
それがおかしくない? と言ってるんだけど。


😺ぷりもさん。小百合は最期の言葉を書いてんだよ。わからない?
🤔最後の言葉を書いてたのはわかるよ。で、途中に職員への筆談がないのでそれを書きおえてそれほど時間経たずに、急死してキーボードガッチャーン。


😺一瞬の真っ白ね。
🤔なるほど、無意識に主人公は叫び声を上げて、その叫びを終える前に我にかえったけどまだ頭ぼんやりしてて、今の声は? なんだ自分の声か☆ と自己完結したということですね。


😺伝わらないねえ。小説って全部説明するもんじゅないから。
🤔そうね、パイセンの場合、説明しなくていいところを説明して、説明しないといけないところで説明してない。逆にすれば解決するんでないかな。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりも様
【re:飼い猫パイセン『恋文』⑤】
>>
😺そこは文脈から読めるでしょ。
🤔文脈から読み取れるのは、主人公は小百合が亡くなったことを知らずに施設にきた。個室に向かう途中、職員の誰からも声をかけられなかったということ。
それがおかしくない? と言ってるんだけど。
>>

うん。そうか。やっぱぷりもさんが正しいですね。ペコリ

(修正文)

 卒業式が終わると、その足で小百合の元へ急いだ。ずっとそばにいると早く伝えたかった。
 施設に着くと、なぜか一階の受付に職員がいない。今までも極たまにそういうことがあった。人手が足りていないため、突発のときは受付の者も手伝うときがある。
 すぐに戻るだろうが待ち切れない。来訪者名簿に記名し、早足で廊下を歩いた。ふと何かが通り過ぎたような気がした。振り向くと一台の担架が外に運び出されていた。
 階段を駆け上がり、息を切らして彼女の部屋に飛び込んだ。誰もいなかった。ベッドが乱れ、床にキーボードが落ちていた。拾い上げてキーに触れると、液晶に言葉が浮かんだ。
「指が動かなくなってきました。文字を打つことも辛いです。あなたと旅行したかった。フランスを」
 叫び声が聞こえた。それは自分の声だった。
 病棟を出て中庭を歩いていると、タマが木陰から見ていた。
「おいで」
 石畳に膝をつくと、タマは身をすり寄せて何度も鳴いた。
「タマ。僕と暮らそう」

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。難しく考えすぎです。小百合に哲学的知識とかない。ただ小説を愛しているだけ。純粋な少女のままです。

>>
😺小百合はさらにその上のことを言っている。わからないならそれまで。説明することじゃないし、たぶん説明じゃ伝わらない。わかる人にはわかる。それで終わり。

🤔冗長に説明入れると思えば言語化できないと説明を放棄して、わかる人にはわかるってのは、どこぞの文学スノッブみたいな考え方ですな。そのニッチなところを読者層にしてるならいいんでないの。
>>

小百合はもう随分前から自分の死を覚悟している。そんな人間の気持ちを想像してみてください。
死ねば全てが失われる。愛も悲しみもすべてです。そういう人間にとっての真実は「正しいこと」じゃない。つまり理屈じゃない。そして本当の恋は「正しいこと」じゃない。
主人公は加奈子と正しく恋をしようとした。計算された恋です。でも小百合との恋は計算じゃない。社会的には損しか生まない恋です。
ただ上の理屈も所詮は理屈。作者は作品を産むだけです。

ぷりも
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【re:飼い猫パイセン】

😺小百合はさらにその上のことを言っている。わからないならそれまで。

🤔からの

😺ぷりもさん。難しく考えすぎです。小百合に哲学的知識とかない。ただ小説を愛しているだけ。純粋な少女のままです。

🤔ときて

😺そういう人間にとっての真実は「正しいこと」じゃない。つまり理屈じゃない。そして本当の恋は「正しいこと」じゃない。

🤔まとめると、小百合は哲学的な知識は持ち合わせていない小説を愛する女性だけど、「真理とは何か」という哲学的な問いを高次に捉えていて主人公より文学レベル上。

なかなか複雑なキャラ設定ですな。パイセンの頭の中には明確な小百合像があっても読者は白紙で、それを本文から汲み取るのはハードル高いのでは。

😺小百合はもう随分前から自分の死を覚悟している。そんな人間の気持ちを想像してみてください。

🤔からの

😺でも小百合との恋は計算じゃない。社会的には損しか生まない恋です。

🤔立場が小百合から主人公に変わっとるのだが。


😺ただ上の理屈も所詮は理屈。作者は作品を産むだけです。

🤔読者の感想も所詮一読者としての感想。僕が個人的に感じたことを書いてるだけだよ。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。
>>
🤔まとめると、小百合は哲学的な知識は持ち合わせていない小説を愛する女性だけど、「真理とは何か」という哲学的な問いを高次に捉えていて主人公より文学レベル上。
>>

😺真理なんて言ってないけど。だから哲学なんて屁理屈を小百合は知らないのです。哲学とは暇人のすること。小百合にそんな時間はありません。

>>
なかなか複雑なキャラ設定ですな。パイセンの頭の中には明確な小百合像があっても読者は白紙で、それを本文から汲み取るのはハードル高いのでは。
>>

😺ぷりもさんが複雑に考えているだけです。小百合は純粋なだけです。

ぷりも
KD106146061009.au-net.ne.jp

【re:飼い猫パイセン】

😺真理なんて言ってないけど。
🤔ごめんごめん予測変換ミス。

😺哲学とは暇人のすること。小百合にそんな時間はありません。
🤔あれ? 僕の認識が違うのかな。哲学と文学は結構重なると思うけど。『羅生門』の苦しい境遇だから追い剥ぎもやむなしなら、その追い剥ぎから追い剥ぎするのもよいのかという問題提起は哲学のそれでないの。


😺ぷりもさんが複雑に考えているだけです。小百合は純粋なだけです。
🤔本文の情報だけで、小百合は哲学に興味ないけど主人公より文学的に優れてるというのは読み取れないと思うけど、まぁ読者は十人十色だよ。こういう考えをする読者もいる程度に受け取ってくれたまへ。

飼い猫ちゃりりん
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ぷりもさん。哲学と文学を混同しちゃいけない。
「文」「学」だからいかんのよ。
哲学と音楽を混同する人はいないでしょ。「文楽」にすれば良かったのに、という飼い猫の愚痴でした。

>>
😺ぷりもさんが複雑に考えているだけです。小百合は純粋なだけです。
🤔本文の情報だけで、小百合は哲学に興味ないけど主人公より文学的に優れてるというのは読み取れないと思うけど、まぁ読者は十人十色だよ。こういう考えをする読者もいる程度に受け取ってくれたまへ。
>>

はい。いつもしっかり受け取っています。

ぷりも
KD106146063143.au-net.ne.jp

【re:飼い猫パイセン】
😺 ぷりもさん。哲学と文学を混同しちゃいけない。
🤔混同はしてないよ。”結構重なる”というだけ。
文学も哲学も一意の答えを問うものではなく、最適解があるのかもわからない問いを立てることだったりしないっけ?

飼い猫ちゃりりん
sp49-97-14-61.msc.spmode.ne.jp

ぷりも様

>>
【re:飼い猫パイセン】
😺 ぷりもさん。哲学と文学を混同しちゃいけない。
🤔混同はしてないよ。”結構重なる”というだけ。
文学も哲学も一意の答えを問うものではなく、最適解があるのかもわからない問いを立てることだったりしないっけ?
>>

哲学も小説のネタになるってだけでしょ。そもそも小説に最適解なんてないし、そんなものを求めていない。
もしかして、ぷりもさんも「哲学は学問の王者」って信じているタイプの人?

ぷりも
KD106133112241.au-net.ne.jp

【re:飼い猫パイセン】
まぁまぁ落ち着きたまへ。何度も言っておるだろう。僕は僕の思ったことを言ってるだけで、最適解があるとか、それを求めるべきだなどと言っとらん。
僕はソクラテスとかよく知らんし、哲学は学問の王者とも思っとらん。そもそも飼い猫パイセンが哲学を持ち出したから答えてるだけではないかね。
哲学の話したいなら伝言板でやりたまへ。

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