初心者から始めたバドミントン
「かっこいいやってみたい」そう思った小学五年生の春。
私はバドミントンに興味を持った。
私がバドミントンに興味を持った理由は、小学五年生の時に放送されていたアニメを見て「バドミントン」という競技を知りアニメ内でやっていた試合や基礎の練習を見て「楽しそう!もっと知りたい!」という気持ちになった。
小学校ではクラブ活動があり、6年生からはバドミントンクラブに所属しバドミントンの楽しさを知り中学校に入学するタイミングでバドミントン部に所属した。
最初は「先輩」という存在がとても怖く、ルールや技術を聞くことができなかった。
だが、先輩が声をかけてくれて優しく教えてくれたおかげで分かるようになった。
そこからだんだんとルールや技名・技のやり方などが分かるようになってきて部活に行くのがとっても楽しくなっていった。
「アニメで興味を持っただけでこんなに楽しむことができるんだ」と少し驚いた。
だが、本格的に始めたらやはり嫌いになりそうな時もあった。
週3〜4回の練習の中でコートワーク・フットワーク・基礎打ちが主な練習メニューで始めた頃は体力がなく「もう嫌だ、やりたくない」そんな気持ちになっていた。
でもそんな気持ちになっていた時に「一緒に頑張ろう!一緒にやろう!」と声をかけてくれた部活の仲間がいたから諦めずにこのメニューに取り組むことができた。
この苦しさはまるでシャトルランを1000回走らされるぐらいの苦しさだった。
そして,バドミントン部に入部してから6ヶ月が経ち始めての大会に出場した。
この大会の試合はシングルスではなくダブルスだった。
ダブルスで試合を本格的にやるのは初めてで、ペアの子とあまり息を合わせることができずに試合中にぶつかってしまうことがあった。
同じタイミングで同じシャトルを打とうとしてぶつかることがあった。
試合が進むのはとても早かった。相手が連続で何度も点を奪っていった。
結果は負けてしまった。負けた時の責任感はとても大きかった。
「自分があの時来たシャトルを打つことができていたら、あそこで技を決めることができていたら。」後悔もした。
改めて点数を見て「自分のミスのせいなんだ」「声かけできてなかった」反省すればするほど悔しさと悲しさが同時に襲ってきて涙が出てきた。
試合が終わり、待機していたところに戻り昼食をとった。
だが,お母さんがせっかく作ってくれたお弁当なのに味がしなかった。
その後顧問の先生が「できなくて悔しい気持ちはわかるけどいつまでも悔しいままではなくてこの反省を次どんな風に活かせるかが大事になってくる」と言ってくれた。
その言葉を聞いて私は「今日の悔しさを忘れずに次の大会では自分の力を発揮できるように頑張ろう。次に繋げよう。」そう思って大会後の部活動からできることを今まで以上に本気で取り組むようになった。
次に控えている大会に向けて今日も練習をしている。
執筆の狙い
小説というよりも随筆ですね。
これは私の実話です。
よければ一度でいいので読んで行っていただきたいです