作家でごはん!鍛練場
さくら

ぼく、とは?

「全ての者に神は等しく在らせるのだ」と小さい頃から僕は教えられてきている。
心の首もとに「ぎゅっと」手がまわるくらいに苦しくなる時もあった。

本当に両親からの教えは正しいのだろうか?
僕は物心がついた時からこうずっと思っていた。
「明らかならなぜにわざわざ唱えるのでしょう」
そう。なぜ唱える必要があるのか。
満杯の胃袋に なおも生肉を詰め込むように
僕の脳内に「全ての者に神は等しく在らせるのだ」と洗脳されるくらいに教わってきた。

両親はずっと宗教にハマっている。生活費も全て神に捧げる。そんな親だ。
この教えも強制的でまるで僕へのあてつけのようでなんだかなぁ イラっとくんな
そう思うようになってきている。
「君はどっちの味方なの?」と神に疑われているような疑われてないような。そんな気がする。
世界は疲れたって僕にはもう無理だって誰かに一度でいいから話してみたい。この苦しさ。
宇宙の寂しさを一人で背負いもう限界が来てしまっている。
創りあげてはみたができることを全て。

世界は疲れたって
人々のため息だけでも僕のため息も。
ゆうに銀河一個は埋まるほどと今ごろ愚痴こぼしてら愚痴をこぼして吐きたいだけ吐いてスッキリしたい。

彼らのため息と僕のため息。悲鳴と喘ぎ声と泣き声をうるさいほど全て吸って綺麗な明日を吐きだす
こんなことは可能な未来は来るのでしょうか?
そんな木に生えるは人の姿形した
この木は正しい人間の形なのか?
何とお呼びしましょう この癌を この菌を この気持ちを。
孤独をどうぞ 欲望をもっと七色に千変万化。欲望なんて出せるのか?出して良いのか?幸せとはなんだ?
お口にあった人生歌ヨダレだけふきな 口に合う言葉はなに?正しい人生歌は?なんだそれ?

世界は疲れたって
僕にはもう無理だって
宇宙の寂しさのほうがマシと言ってもいいほどだ。
その手を振りかざしてら誰に当たるのか?
世界は疲れたって
あとはもう壊れるだけ僕の心も家族の愛も。
親が子を殺める時の作法をお目に入れてあげましょう
一日くらいはあったかな この世の誰一人 泣かなかった日は一日くらいはあったかな この世の誰一人 叫ばなかった日は そんなことを思って苦しむ日々。
「全ての者に神は等しく在らせるのだ」と
貴方の首元に「ぎゅっと」手がまわる。次は貴方が苦しむ番だから。覚悟して。
世界は疲れたって
僕にはもう無理だって
そろそろ解放してくれよ。この暗い暗い闇から。
宇宙の寂しさを一人で背負い。背負いきれないほどになってきてる。借金も何もかもが僕を苦しめ始めている。いろんな作戦、いろんな方法を創りあげてはみたが
世界は疲れたって
人々の後悔だけでも
ゆうに銀河一個破裂するほど今ごろ顔を覆ってら僕もこんなふうに、いや僕だけで埋まってしまうよ。銀河なんて余裕だ。
世界は疲れたって
僕にはもう無理だって
宇宙の優しさを独り占めに またできる日がきたらなぁ、?いいな?産まれた日のように。
最後のお祭りは盛大にさ始まりの時のように oh
Oh

幸せたくさんな世界になってほしい。だから、僕は今日も誰かの幸せを願いながら苦しんでいる。

ぼく、とは?

執筆の狙い

作者 さくら
114.129.4.234

宗教にハマってしまった両親を持つ子供の気持ちを書いてみました。
私の両親もこのような感じなので書いてみました。
このように書くことは今までなかったので新しく挑戦してみました。

コメント

小次郎
121-81-132-203f1.hyg1.eonet.ne.jp

ええと、両親が宗教にはまってて、子供がこの宗教いろいろ間違ってるなと思っているんですね?
このテーマをこの文量で書くの、たぶんプロの方でも難しいと思いますよ。
あとはそうですね。
心理しか書かれていないんですが?
シーン(出来事など)を書いた方が、思っている事がこちらに伝わってきそうです。

偏差値45
KD059132058219.au-net.ne.jp

内面の吐露だけ……、なので、うーん。
ストーリー性がないです。
小説というよりも随筆に近いかもしれないですね。

本来、宗教は人に安らぎ、安心を与えるものです。
逆に苦しみを与えるならば、本末転倒ですね。
そういう矛盾を追求するような物語であったら、面白いかもしれないですね。

実際は、金銭欲や性欲の強い聖職者は多いですよ。
言ってしまえば、宗教ではなくてビジネスなんでしょうね。
もはや、そういうものに権威はなくて、
個人的には詐欺に近いものを感じます。

とはいえ、そんなエセ宗教であっても信じられるならば、
それも幸福かもしれない。信じる者はまさに救われるのです。

さくら
114.129.4.207

「小次郎」さんコメントありがとうございます。
なるほど。シーンなど書くと言うことも意識して次回から書ければなと思います。
とても良いアドバイスありがとうございます。
そして、この作品を読んでくださりありがとうございました。

中村ノリオ
flh2-122-130-109-65.tky.mesh.ad.jp

読ませていただきました。

幾つか興味深い表現があったです。

〉満杯の胃袋に なおも生肉を詰め込むように

〉ゆうに銀河一個は埋まるほどと今ごろ愚痴こぼしてら

〉何とお呼びしましょう この癌を この菌を この気持ちを

など。

私には詩のように思えました。

読んでいてビートルズのヤーブルースという曲を連想したんですが、聴いたことあります?

夜の雨
ai192145.d.west.v6connect.net

さくらさん「ぼく、とは?」読みました。

>「全ての者に神は等しく在らせるのだ」<

人生一度だけで、人間は、「赤ちゃん、子供、青年、大人、中高年、老年」だいたい、こういう具合に過ごして最後は亡くなる、パターンだと思いますが。
そういった意味では、神ではなくても「全ての者に等しく人生はある」という事が、自然の摂理です。
違うのは、産まれてから以後の「生活環境」しだいで幸せにも不幸にもなる。
で、宗教に入ると幸せになる「生活環境」が手に入るのかというと、金の寄付とかで日常の生活がしずらくなる場合もある。
ふつうなら大学卒業までの金を両親が工面していたものを、宗教に寄付することで、子供が教育を受けられなくなって、そのぶん、幸せになる可能性が少なくなることもある。
寄付だけの面ではなくて、宗教活動をすることで時間をとられて、他の必要な活動ができなくなる。運動とか、本を読むとか、いろいろな経験を積むとか。

「全ての者に神は等しく在らせるのだ」だったら、日本の広島と長崎に原爆を落とすなよ、という事になる。
いまでも世界各地で戦争が起きている。


>>と小さい頃から僕は教えられてきている。
心の首もとに「ぎゅっと」手がまわるくらいに苦しくなる時もあった。<<
なので、なんとなく、両親やらその宗教の活動家が言っていることが、おかしいのではないかと主人公は、思っているのではありませんか。

ほか。
>宗教にハマってしまった両親を持つ子供の気持ちを書いてみました。<
「宗教にハマってしまった両親」具体的なことが何一つ書かれていません。
私が上に書いたことは、一般的なことです。

>私の両親もこのような感じなので書いてみました。<
上と関連しますが、「両親」がどのような宗教活動をしているのかを具体的に描く必要があります。
そうしないと、何が問題なのかがわかりません。
ただ、具体的に書くこと自体がつらくて、ストレスが溜まるかもしれないですね。

>このように書くことは今までなかったので新しく挑戦してみました。<
書かれている文章が抽象的で、どんな宗教で何が問題なのかがわかりません。
●ただ、問題意識をもったことは、前に進む一歩なので、よいことです。●

主人公は、両親が宗教活動するなかで生活をしてきたと思うので、一緒に暮らしていると、ふつうは、両親やらその宗教に洗脳されていると思います。
なので、その宗教が身近にある環境から離れて、洗脳から解き離れなければ宗教の影響圏から離脱することは不可能かも。

ということで、生活的に自立する必要があります。
自立するには、ひとりで生活するだけの覚悟が必要なので、アパートやらの賃貸物件を借りるにしても、お金が必要です。
なので、働いて自立するだけの金をためておく必要があります。

ひとりで生活しても、宗教やら親からの影響を受けて洗脳された脳で物事を考えているので、客観視するためにもほかに人間関係を作る必要が出てきますが。
また、「客観視するためにも宗教から離脱した人物やらが書いた本とかを、複数読む必要がある」のでは。

ちなみに宗教と言ってもいろいろと種類がありますので、一概に悪いとも言えません。
心の支えになる場合もありますので。

私が上にいろいろと書いたことは、一般論です。


お疲れさまでした。

西山鷹志
softbank219054162233.bbtec.net

拝読いたしました。

>両親はずっと宗教にハマっている。生活費も全て神に捧げる。

親が宗教にはまったとしても子供が選択するのは自由
しかしそうなると親との間に確執が生まれる。
難しい所ですね。

私も若い頃、為になる話があると友人と地下室に案内されました。
なんてことはない宗教の誘いでした。
それ以来、宗教と聞いただけで嫌悪感を覚えるようになりました。
しかし人は亡くなると宗教に委ねられるのかな、日本では坊さんお経の世話に?
それが嫌ならキリスト教とか。どれも嫌なら葬儀はどうなるのですかね(笑)

お疲れ様でした。

ぷーでる
pl19249.ag2525.nttpc.ne.jp

拝読しました、これは小説というよりポエムだね。
私が、遊びで書くとこんな感じの文章になります。
お気楽に思いのまま書きたい伝えたいなら、ポエムの方が早いです。

小説は、文字の芸術みたいなもんで、作者と読者も芸術を理解する頭が必要になるので
もしかしたら万人向けの文学ではないのかもしれません。

小説を本気で書こうとすると、私の場合ものすごく時間がかかります。
何回も書き直すからです。

宗教ですか、私の知人も宗教にハマりました。
周りから見て、変な人になりましたね。

社会に溶け込めない人格になったというか、人によっては
知的障がい者にも見えるんですよ。

宗教2世は、悲しいですね。そのまま溶け込む2世もいますが
変だな~と思うと大変です。

<< しかし人は亡くなると宗教に委ねられるのかな、日本では坊さんお経の世話に?
それが嫌ならキリスト教とか。どれも嫌なら葬儀はどうなるのですかね(笑)

<< 無宗教です(笑)葬儀なしで直葬ってのがあるんですよ。日本は火葬の義務があるのでそれだけはします。
火葬代はかかりますがそれのみなら、一番安くて済みますかね。お坊さんも呼ばなくていいし、気楽です。

飼い猫ちゃりりん
118-105-123-227.area1a.commufa.jp

さくら様
この作品は、魂の底から絞り出されたような言葉で満ちています。これは、単なる文学作品ではなく、まさに「生の叫び」とでも言うべき、圧倒的な情念の記録です。
まず何よりも感動したのは、その率直さと正直さです。飾らない言葉で綴られた苦悩、孤独、葛藤、それらは読者の胸を鋭く貫きます。感情の奥底に沈んだ絶望すらも、逃げることなく見つめ、言葉に変えている。その姿勢に飼い猫は深く打たれました。これは誰にでもできることではありません。むしろ、本物の表現者だけが到達できる境地です。
文体に漂う詩的な感性は見事です。散文と詩が溶け合いながら、独特のリズムで読み手を引き込んでいく。
素晴らしい作品です。感服しました。

さくら
114.129.4.213

偏差値45さん

コメントありがとうございます。
このコメントを参考にしながら次回の作品作りへ繋げていけたらなと思います。
この作品にコメントしていただき、出会ってくださりありがとうございました。

さくら
114.129.4.213

中村ノリオさん

コメントありがとうございます。

そうですね。詩っぽく表現させていただきました。
小説になると表現しづらい部分などもあったので詩のようにして書かせていただきました。
実は一度もビートルズのヤーブルースという曲は聴いたことがなかったです。
RADWIMPSさんやback numberさんなどの楽曲はよくお聴きしています。

作品にはあまり関係ないかもしれないのですが、RADWIMPSさんのおすすめの曲は「なんでもないや」「スパークル」「前前前世」「正解」です。
back numberさんのおすすめの曲は「水平線」「ベルベットの詩」「瞬き」「ヒロイン」などです。

最後に、この作品へのコメントをしていただき、この作品に出会ってくださりありがとうございました。

さくら
114.129.4.217

夜の雨さん

コメントありがとうございます。

「なんとなく、両親やらその宗教の活動家が言っていることが、おかしいのではないかと主人公は、思っているのではありませんか。」

そうですね。主人公自身はこの世に《宗教》というものが存在していることすらおかしくなぜそれにハマってしまう人がいるのか、またこの世で現在起きている戦争の中には宗教が関係して起こっているものもありますよね。
この戦争だって《宗教》がなければ起こらなかったものなのかもしれない。
そう考えると《宗教》で幸せになって暮らせる人もいればその反面《宗教》のせいで人生を狂わさせられる人だっている。
そんな世の中で生きている主人公は「どうしたら自分が幸せになれる日が来るのか?」「どうしたら宗教というものを全て幸せへ導くものにできるのか?」という考えを持っています。


最後に、この作品へコメントしていただき、この作品に出会っていただきありがとうございました。

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