無限。
ーあの小鳥のように自由に空を飛んでいきたい。
希望に満ちた声で語りかけてくる少女。
ーユイカならきっと,どこまでも飛んでいけそうだね。
そう言って眩しい笑顔を向けてくる。途端に心の底から湧き上がってきたのは何か暖かい感情。この気持ちはなんだろう。そう考えていると,君は言った。
ーごめんね。私……
その言葉を聴いた時,僕は叫んだ。
どこか遠いところへ行こうとする君を,ここに引き止めるように。
だけど,間に合わなかった。
無惨に儚く散っていく君を,逃げるように去っていく君を,僕はただただ見つめていた。
「ああ……。あああ……。僕は……!」
僕は呟く。自分の無力さに嘆きながら。
「また……なんにも,できなかったんだ」
そしてまたくりかえす。クリカエス。繰り返す。
永遠に続く,無限ループのように。僕は,ずっと繰り返していた。同じ,過ちというものを。
執筆の狙い
この文章から読み取れること,アドバイス,評価,講評をお願いしたくて書いてみました。こんなふうに書くと,第三者からはどんなふうに見えるのかなと参考にしたくて書いたものです。(これはもはや,小説じゃありませんね……💦スミマセン)