作家でごはん!鍛練場
あんどこいぢ

ガーリー大陸ラヴクラスト

 まえがき
 まず第一に心配なのは、〝無理して若振った文書になってしまっているのではないか?〟といった点です。これでも私なりに〝なろう系〟などを読み込み、ウェブ上の小説投稿サイトで少しでも読んでもらえるようにと考え打った文書なのですが……。そのため苦手な長文タイトルにも初挑戦してみました(1)。
 そして第二に心配なのは、レーティングに関する諸点です。確かにこの文書、R‐15、R‐18的部分があるかもしれませんが、私としては、私自身の趣味は抑制し、なんとか〝レーティングなし〟のレベルに留めたつもりなのですが、どうでしょう?
 さらに第三に心配なのは、投稿ジャンルに関する諸点です。たとえばこの文書には〝VRMMO〟という言葉がでてきているのですが、左記の言葉が入ると強制的に、「異世界転移/転生」のほうに移動させられてしまうといったようなことが以前にはあったような気がするのですが……。また、私としてはこの文書、「ローファンタジー」のつもりで打っていたのですが、現在『小説家になろう』様では「夏のホラー2024」が開催中で、その祭りの今年のテーマが「うわさ」ということですので、そちらのほうにも対応できているのではないか? などと甘いことを考えてしまっています。どうでしょうか? やはり無理でしょうか?
 それでは皆様、どうかこの娘〝プラチナスライムさん〟をよろしくお願いします。


 本文
 狭い印象の部屋だったが、実は八畳あるのだという。木造平屋の屋敷の奥の、離れにも似た空気感の部屋だ。
 積みあがったブルーレイ、DVD、CDのケース群……。令和のこの時代に紙の雑誌まで相当数見受けられる。そうしたモノたちのジャングルの向こう側は、どうやら遮光カーテンのようで、LEDは点いてはいたが、昼なお暗い、といった印象だった。
 その部屋の中央にドーンッと横たわった〝ロク〟──。Tシャツの腹が妙に目立っている。天井を向いた顔のうえにヌーッと屹立しているVRゴーグルよりも……。
 鑑識課員・美里修二の耳に、廊下にでた刑事たちの聞こえよがしといっていい雑談が流れてくる。
『典型的なオタク部屋だよな。オマケにもう五十の子供部屋オヂサンだってよッ』
『両親同居なのに死後三日は経ってるって話だ……』
『ゲームマニアですかね? ゴーグル着けっ放しでポテトチップス食い続け……。〝死にゲロ〟まで吐いてやがるッ』
 しかし、美里の背後にピッタリ張りついたベテラン刑事の〝浦さん〟は、こんな〝ロク〟を前にしてもデカの心を失っていないようすだ。
「美里さん、やっぱこれも、れいのゲームかね? 妙なウワサも広まっているようだが……」
 その声に視線をあげる美里──。ヌーッと屹立するVRゴーグル──。背景を形成する腹の脂肪の水平線──。そしてさらに先に、14インチのモニターと並んでツインタワーシェイプと呼ばれるゲーム専用PC=X98000のビルディング状ボディが暗がりに沈んでいる。
 美里は〝浦さん〟に、
「さぁ……。円盤抜いてみないと分からないっすねぇ……」
 と応じる。以上の会話からも明らかなように、実は美里も、ヲタクといっていい存在だった。体形もこの〝ロク〟に似ていなくもないので、自分ならTシャツなど絶対着ないのにな、……などとも思う。先ほどの刑事たちの聞えよがしの雑談も、美里への揶揄が含まれていただろうか?
 ゴーグルを外すと、〝ロクは〟は瞳を剥いている。苦悶の表情だ。白眼の充血の状態なども写真に収め、胡坐が崩れた感じの下半身なども一通り調べ、いよいよツインタワーの右の〝棟〟の下ほうの、光学ドライブの開閉ボタンに指を伸ばす。いや実際にはその手前に、口飲みのコーヒー牛乳の紙パックなどが置かれていたりしたのでそれらのサンプルを採ったりなどなど、ヲタク部屋の捜査は、ハッキリいって面倒クサい。ヲタクのヲタク嫌いが生じてしまう所以である。
 光学ドライブの開閉ボタンを押すと、ウィイイイ~ンッと見覚えのあるピンク基調のラベルがでてくる。CD‐ROMだ。背後で〝浦さん〟が身を乗りだす気配がした。
「浦さんの読み通り、『ガーリー大陸ラヴクラスト』ですね」
「オイ、このロクで八人目だぞ?」
「ええ、でも……。疾っくの疾うに販売禁止になったソフトですし……。それでも一応、注意喚起なんかはしているんでしょう?」
「ああ……。まぁな……」
「今回はまだ良かったほうですよ。これでプリンタブルディスクの白ラベルになんかでてこられたんじゃ、署に帰って、実際にプレイしてみなきゃ分からないって話になるでしょう? 取り敢えずこれ、メーカー純正品のようですよ」
〝浦さん〟も溜め息混じりに「そうだな……」と呟く。そして背後に声を張りあげる。
「やはりれいのゲームだッ。れいのッ」
『ガーリー大陸ラヴクラスト』……。
 制作会社の規模からいえば同人ソフトといっていいコンピュータRPGなのだが……。しかしその一人称視点の画面は大手のソフトのレベル超えだった。さらに音楽、効果音、ステータス表示の抜群のフィット感などなど、没入感が半端でなかった。それは、
『まだ観ぬVRMMOここにあり!』
 と、謳われたほどだ。
 とはいえそこには同人ソフトレベル特有の危うい面もあり……。
 同ソフトのシナリオ面でのウリは、〝NPC全員女子!〟というものだった(2)。さらに〝雑魚モンスターまで含め、本当に全員!〟と続く。
 事実、レベルアップのため現われるゴブリンやコボルト、スケルトン(3)やオーガーまで、全員可憐な美女たちなのだった。
 これは一体どういうことだろうか? 要するに、ファンタジーRPGの名を借りたリョナRPGといったところだ。それを抜群の没入感の一人称視点で愉しむ……。炎上必至なゲームだった。そして現在販売、転売ともに禁止で、規制以前からのユーザーたちにも最寄りの警察署への提出の義務が課せられている。
 ところでプレイ中、PC本体にCD‐ROMなどという古クサいメディアの挿入が必須な点からいっても、このソフト自体はもう、なん世代も前のソフトだった。にも拘らず未だに多くのユーザーたちを抱え、ウェブ上の仮想世界=ラヴクラスト大陸には常にプレイヤーキャラクターたちが犇めき合っている。X98000自体なん世代も前のハードなのだが、現在同機のユーザーたちは、同ゲーム世界に〝没入〟するため、それを所有し続けているといった面さえあった。
 さらに美里自身、実はそんなユーザーたちの一人なのだった。
 ゆえに彼は、心中密かに思うのだった。
(このロクが、クリフさんだなんてこたァねえんだろうなぁ……)
 昨夜も彼はラヴクラスト大陸の南東部に〝没入〟していた。ステージとしてはまだまだ初級、ユーザーたちのあいだで〝サイヘン&ラムドス編〟と呼ばれるシナリオ群の主な舞台、〝呪われた島サイヘン〟の東端に……。
〝始まりの町ポロン〟の居酒屋<ゴアゴア亭>で、すぐにその日のメンツが揃った。
 人間の戦士クリフ──。同じく人間の魔法使いハイメル──。リザードマンの神官バルカス──。そして美里はエルフの精霊使いサンドラインだった。
 リョナゲーであり、なおかつヤリゲーでもある『ガーリー大陸ラヴクラスト』でエルフ女性をプレイする美里は、没入感最高のゲーム世界を愉しもうとする〝禁欲派〟で、その彼からすれば昨夜のメンツは、少々不安なメンツだといえたかもしれない。もっとも彼の〝禁欲派〟も今回は、といったところで、前回第5ステージまでいった際には現在プレイ中のエルフ美女たちを散々苛めたものだ。
<ゴアゴア亭の>の奥のテーブルで自己紹介の会話を楽しみながら、〝クリフさん〟が訊いてきた。
『サンドちゃんはひょっとして、禁欲派ですか?』
『ええまあ……。でもそういったシーンからは眼を逸らしてますから、皆さんはどうぞ、御勝手に……』
 魔法使いハイメルもエルフのアバターに興味津々だ。
『いやいやサンドちゃん、なかのひとはM女で、実は凌辱希望? なんてことは?』
『ウ~ン? それはちょっと、ないんじゃないかな~?』
 だが手塩にかけ生成したアバターを敢えて第三ステージのラスボス、ミノタリア(4)に負けさせレズらせるユーザーだっているのだ。
 リザードマンのバルサスは当初、〝禁欲派〟の仲間のように思えた。
『なかのひとを探るような話は、一応マナー違反ですぞっ』
 しかし町の外の荒野にでて、最初にリョナシーンを演じてみせたのは彼なのだった。ゴブリンの美女の頭を喰い千切り、何かのアニメで同種のキャラがいっていた台詞を、絶叫したのだ。確かオリジナルのほうはチーズを食べた際そんな台詞をいっていたようだが……。
 ラヴクラスト時間で一刻ほど──。リアルワールドでは午前三時といったところか?
 皆少々焦れた感じだった。
 リザードマンの神官が探知の魔法をかけつつ叫んだ。
『右後ほうッ、モンスター感知ッ』
 だが戦士と魔法使いがハーモニーで応じたのは──。
『『なんだいまた、プラチナスライムが現われた、かよ~~ッ』』
『また、……ですと? さっきのは普通のスライムでゴザるよ。今度はいきなり、シルバーを飛び越えプラチナスライムでゴザるぞッ』
 それでも戦士クリフは一応前にでた。
 プラチナスライムは一体どこがプラチナなのだろうか? 髪がプラチナブロンドなのだ。そして装備はいわゆるビキニアーマー、ラウンドシールド、加えて得物はシミターだった。
 剣を合わせ苦戦しながらも、戦士クリフは、どこか投げ遣りだった。
『手間取るな~ッ、意外とっ──』
 取り敢えず、第3ステージに多くでてくるモンスターだった。第1ステージの彼らのレベルではない。
 とはいえボスキャラというわけではないので……。
 ハイメルの攻撃魔法、バルカスの回復魔法、さらにサンドライン、……つまり美里の精霊魔法の決めワザ=〝北風のロンド〟まで総動員し、どうにかこうにか決着をつけた。
 クリフがその場にガクッと膝を突いた。剣を杖に上体を支え、駆け寄った仲間たちを、なんとか観あげている。
『思っていたより、殺られっちまったようだ……。悪ィ……。あとはお前たちだけで、愉しんでくれや……』
 そして彼の姿がスーッと霞み始め、やがて粉雪の輝きを数秒間残し、最後は完全に消えてなくなってしまった。
 一歩さがってい見ていた美里の前で、人間の魔法使いとリザードマンの神官とが顔を見合わせる。
『彼ちゃんと、還れましたかね……』
『れいのウワサの話ですな? ラヴクラストであまりアコギなマネをすると、ログアウトできなくなってしまう……。それではこのスライム娘、情けをかけて逃がしてやりますか?』
『御冗談を──。彼の分まで倍返しですよ……』
 二人は大の字になって倒れているプラチナスライムの足もとに立った。股間を観あげるロケーションだ。
 そのときスライムは人間の女騎士のような台詞を吐いた。
『クッ、殺せッ──』
 彼女の言葉に残酷に応じたのは、当初〝禁欲派〟の仲間のように思えた、リザードマンの神官ほうだ。
『ええ、ええ、殺して差しあげますとも──。ですが、その前に──。フンッ!』
 美女の形をしたプラチナブロンドのスライムが、絹を裂くような悲鳴をあげた。
『キャアアアアアアァッ……』
 リザードマンが再たび、『フンッ!』──。
『キャアアアアアアァッ……』
 プラス二回──。それは合計四回続いた。
 リザードマンがその錫杖の石突きで、プラチナスライムの四つの先端、──手の先、足の先を潰したのだ。
 振り返った彼がいった。
『エルフ殿、そのお腰のレイピアで、ビキニアーマーのパンツの細いとこ、斬っていただけますかな?』
『構わねっけど、そのコ、凌辱すんの? 珍宝、溶かされちまわねっかなぁ……』
 ついつい美里の地がでた科白になった。
 今度は魔法使いのほうが応えた。
『ヘッヘッヘ……。突っ込むのはこの杖の先っぽですよ。そうして火球のスペルを唱え、あとは、どうなるか? フフフフフッ……。ハハハハハッ……』
『あんたたちいつも、そんなゲスなことやってんですかッ?』
 とはいえ美里にもスライムを丸裸にした経験ならあった。彼女たちの着衣は主の身体から離れると、まさにスライムとなって溶け、土に染み込んでいってしまうのだった。
{なんかミミック(5)みたいな感じだったなぁ……。実際スライム類ってなぁ、合成に失敗した魔法生物の残り滓だって設定もあったしなぁ……}
 彼が風前の灯のスライム美女の前に立つと、潰された手の先や足の先が、記憶のなかと同よう、グジュグジュ溶けているのが見えた──。


 Notes
(1)小説投稿サイトへの投稿の際には、『ザコまで含めてNPCみんな女子!』というタイトルで投稿しようかと考えています。
(2)請う! 熟女をフィーチャーした同種のソフト!
(3)スケルトンの女子というのはちょっと可愛くない感じですが、『ドラゴンクエスト(アニメ)』(1989)登場のモコモコがかぶっていたような頭蓋骨のヘルメットをかぶった女子を想像してみてください。やや斜(はす)にかぶっていたりとか……。
(4)このモンスターはやはりミノタウロスなわけですが、ウシの頭をした女子というのはちょっと可愛くないかもしれません。このモンスターの場合ウシの頭の毛皮をかぶった女子を想像して欲しいのですが、『ロバと王女』(1970)のカトリーヌ・ドヌーヴみたいな、などといったら……。どうしても熟女趣味がでてしまいますね。とはいえ、左記映画自体は未見なのです。〝おフランス〟は映画も思想も全部嫌いなのです。
(5)このゲームではミミックは、宝箱のなかに女子が入っていて、その女子がアイテムを抱いている、……といった感じでしょうか?

ガーリー大陸ラヴクラスト

執筆の狙い

作者 あんどこいぢ
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『執筆の狙い』は長くなってしまいましたので、本文冒頭のほうでよろしくお願いします。

コメント

神楽堂
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>あんどこいぢさん

読ませていただきました。

>苦手な長文タイトルにも初挑戦してみました

『ガーリー大陸ラヴクラスト』『ザコまで含めてNPCみんな女子!』がタイトルですよね?
言うほど長いタイトルでしょうか?

なろう系の長いタイトルというのは、単語ではなく、文章になっているものを指すと思います。
例えば、
『理想の恋人に仕立て上げようと調教に力を入れてみた結果、俺の方が彼女好みに調教されていました』
みたいなのを、長文タイトルというのでは?

レーティングに関しては、ここに上げられている部分に関しては、特に引っかかる表現はなかったように思います。

なろうサイトのジャンル分けについては、私は詳しくないので、なんとも言えないですが、
普通にファンタジーのジャンルになると思います。

また、「ホラー」「うわさ」に該当するのかについては、
冒頭に、このゲームをすると死んでしまうといったうわさが出てくるので、そこだけ見れば該当する気もしますが、
この後の本編次第のような気もします。
つまりは、ファンタジー展開が続くのであれば、ホラーとは言えないかなと。

上げられている部分の感想については以上になります。

あんどこいぢ
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神楽堂様

お読みいただき有難うございます。
〝なろう系〟を読み込んだなどと書いておきながら行空けもできていない文書で、本当に申しわけなかったです(私が打つ文書はなぜか行空けするとスカスカになってしまうので……。とはいえ、ウェブで行空けなしというのはマナー違反になるということは重々承知しているのですが……。現在、『ALPAPOLIS』様の表示が行空けなしでも割り合い見易いようですので、長く置いておくのはそちらのほうにしようかと考えています。ただ、『ALPAPOLIS』様、これまで投稿した文書のなかに不安要因があるようなのですが……)。


それからやはり長文タイトルは、文章になっていないと駄目でしょうか? NPCという略語は略さず読むと一気に文字数を稼げる略語なのですが、略語である以上略した形で読むのが普通でしょうし……。
『ザコまで可愛い女子いっぱいの疑似VRMMO的リョナゲーなのだがその世界であまりにお下劣なことばかりやっていると、リアル世界に還れなくなってしまうことがあるらしい』、とか、どうでしょうか? 長文タイトル、私にはどうもハードル高過ぎなようです。

そして最後に自作の解釈を押しつけるような感じになってしまい恐縮なのですが、この文書、制作者としては完結しているつもりでいます。しかしそういう風には見えないんだな、ということになれば、それは当然、制作者側の反省材料です。
一応死体をだして注意を引き(attention)、とはいえこれはミステリーではなくちょっとホラーめかしたリョナゲーの話しなのでウリはむしろこういったことですよと読者を誘導していき(interest)、やられるのみんな女子だよ、ジャッロ的観点からしてボスキャラは勿論ザコまですべて捨てゴアシーンなしだよ(desire)、となって、ゴブリン女子の頭をリザードマンが喰い千切って(conviction)、それでは実際、観ていただきましょう(action)、というシーンの直前でレーティングなしを目指し余韻を残す、といった形のラスト、……といった組み立てだったのですが、どうやら滑ってしまっているようです。
また私自身が、AIDCAS(セールスのための文章制作方法なのですが、その草創期にはプラグマティズムなんかも関わっているようです)というった最近試みている文章制作方法を理解できていないんだな、といった点でも、反省しています。

失礼しました。

神楽堂
p3339011-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

>あんどこいぢさん

ご返信ありがとうございます。
横書きで行開けしないのもありだと思うので、私はマナー違反だとは思わない派です。

>苦手な長文タイトルにも初挑戦してみました

とのことですが、挑戦しなくてもいいのでは? と思ってしまいました^^;
長文タイトルが嫌いという層もいると思いますし、無理に流行りに合わせなくてもいいかなと私は思います。
ただ、長文タイトルは内容が分かりやすいので、読んでみようかな、という気にさせる効果はあるかも知れません。

>『ザコまで含めてNPCみんな女子!』

で、私はいいと思います。

AIDCASを小説に応用するという試みはおもしろいですね!
ただ、購買行動を促す書き方と、読み物として面白いと思ってもらえる書き方とは、やはり違う気がしますし、応用はなかなか難しそうです^^;

夜の雨
ai224216.d.west.v6connect.net

「ガーリー大陸ラヴクラスト」読みました。


まえがき
 まず第一に心配なのは、〝無理して若振った文書になってしまっているのではないか?〟といった点です。これでも私なりに〝なろう系〟などを読み込み、ウェブ上の小説投稿サイトで少しでも読んでもらえるようにと考え打った文書なのですが……。そのため苦手な長文タイトルにも初挑戦してみました(1)。

>(1)小説投稿サイトへの投稿の際には、『ザコまで含めてNPCみんな女子!』というタイトルで投稿しようかと考えています。<
という事ですが、作者さんは狙って書いているようなので、もちろんそれでよいのでは。
文体は、一般的なエンタメ風の小説寄りなのでは。

 そして第二に心配なのは、レーティングに関する諸点です。確かにこの文書、R‐15、R‐18的部分があるかもしれませんが、私としては、私自身の趣味は抑制し、なんとか〝レーティングなし〟のレベルに留めたつもりなのですが、どうでしょう?

今回投稿されている場面までなら問題はないと思いますが、『ザコまで含めてNPCみんな女子!』というタイトルにもあるように、それらを狙って書いているというか、読み手も興奮したいのでもちろん期待しています。
ところが、読み手の期待通りに御作の世界観を描くと「R‐15、R‐18的部分」に触れる可能性が大なのでは。
現状までの書き方なら大丈夫だと思いますが、このままおとなしい描き方で進めても『小説家になろう』の読者は喜ばないのではありませんかね。
わかりやすくいうと、御作のテーマで作品を描いた場合はどうしても過激な描写が必要になってくるのではという事です。そして過激な描写をすれば「「R‐15、R‐18」に触れるような作品になるのでは。

 さらに第三に心配なのは、投稿ジャンルに関する諸点です。たとえばこの文書には〝VRMMO〟という言葉がでてきているのですが、左記の言葉が入ると強制的に、「異世界転移/転生」のほうに移動させられてしまうといったようなことが以前にはあったような気がするのですが……。また、私としてはこの文書、「ローファンタジー」のつもりで打っていたのですが、現在『小説家になろう』様では「夏のホラー2024」が開催中で、その祭りの今年のテーマが「うわさ」ということですので、そちらのほうにも対応できているのではないか? などと甘いことを考えてしまっています。どうでしょうか? やはり無理でしょうか?

現状の御作は「まだ、冒頭です」始まったばかりです。
したがいまして、現状では、「夏のホラー2024」、テーマが「うわさ」にも進めますし、また、「ローファンタジー」にもなっていると思いますが。
何しろ現代の場面でゲーム中に死人が出たというエピソードで鑑識と刑事が現場を調べているという「エピソードから始まっている」ので。

 >さらに美里自身、実はそんなユーザーたちの一人なのだった。
 ゆえに彼は、心中密かに思うのだった。<

ところで、この場面は鑑識中に「美里」が妄想を始めたという事ですかね?
それと「美里」という名前なので「女性」かなと思っていたら、男性でしたか。
女性キャラで描いたほうが受けると思いますが。


あと、御作中のゲーム場面で登場人物が一気に出演していて、誰が誰なのか、わかりにくいです。
多数の人物がまとめて出て来ても違和感がないような描き方もできると思うので、工夫をしてみればいかがですか。

ゲーム場面は映画のアクション場面のようにもっとテンポよく描くとノリがよくなると思います。臨場感をタイアップさせながら描くとよい。

冒頭のゲームですが。
何やら古いという設定になっていますが、VRのゲームだとここ数年前ぐらいのモノではありませんかね。

それでは頑張ってください。


お疲れさまでした。

あんどこいぢ
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どうも済みません。

今朝からネットを切られていて、いまどうにかつながっているようですが、不安定です。

私は准禁治産者的立場で、さ○○○ら成年後見・あんしんセンターというところにいろいろお願いしているのですが、そこがいろいろな支払いを滞納(JCOMなんども強制退会、再入会永年拒否、いまはソフトバンク、クラウドワークスの仕事もパー)するのです。私の無駄遣いのせいだそうですが、会計報告なんかはありませんね。通帳なんかはずっと、奴らが持っています。
奴らは一切仕事しない。そのくせ私のこの立場はバカにしている。
それでピンはねだけしてる。貧困ビジネスじゃん。

ネット安定したらちゃんと返信します。

あんどこいぢ
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夜の雨様

どうも済みませんでした。

前のコメントの翌日には取り敢えずネットは回復し、そこで慌てて返信したつもりだったのですが、このスレが二面に落ちた頃でしょうか? そのコメントが消えてしまっていることに気づきました。そして気づいてはいたのですが、なぜ消えてしまったのかが不明ですので、ずっと様子を窺っていました。

そのコメントでは夜の雨様の「ところで、この場面は鑑識中に『美里』が妄想を始めたという事ですかね?」という疑問に応えるような形で(とはいえ、そのような形に実際なっていたかどうかは自信がないのですが……)、自分で考えそのうえ何度も自作を読み返している製作者当人と、読者との感覚の違いをもう少し意識しなければならないのかな? という、私なりの反省点などを書かせていただいたような記憶があります。
ですが、スクショなど取っているわけではありませんので……。

私の文章はのちに回収する描写のフックなどが弱く、どうも独りよがりの文章になってしまっているような気がしてなりません。
それでもここ『ごはん』様では一応ラストまで読んでいただけているようなのですが、『なろう』様(初出で略称というのもなんだか失礼な感じで、関係各位の皆様、本当に申し訳ございません)、『カクヨム』様などでは離脱されてしまっているユーザー様も多いのではないでしょうか……。

とにかくそんなこんなで、いろいろ悩みは尽きません。

失礼しました。

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