作家でごはん!鍛練場
夜の雨と「Bing」(Ai)

「Bing」(Ai)が私の小説の続編を書いた。その出来とは。

この「ネズミ花火」は私が創作した小説なのですが、主人公の阿久太郎が大人になって猫男と出会う小説書いてくれませんか。 ← これを「Bing」(Ai)に依頼しました。
後半の続編が「Bing」(Ai)が書いた小説です。


  ネズミ花火   夜の雨


 澄み切った空気が水のように夕暮れの公園に満ちていた。
 阿久太郎は母にお使いを頼まれて、商店街の魚屋でさんまを買っての帰り道にぶらぶらと小石を蹴りながら公園を横切っていた。すると拍子木が打ち鳴らされる音が聞こえた。
 見ると、街灯の下に紙芝居を積んだ自転車が停めてあり、灰色の服を着た猫男が近所の子猫たちを集めて、紙芝居をやるところだった。
 阿久太郎が興味ありげにそばを通ると「坊ちゃん、坊ちゃん」と猫男が鼻をひくつかせながら呼び止めた。
 阿久太郎は幼稚園ではおっさんと呼ばれていたので、猫男から坊ちゃんと呼ばれても自分のことだと気が付かなかったが、手招きされたので何だろうかと近づくと、紙芝居を見ていかないかと誘われた。阿久太郎はこけしのように広く飛び出たおでこにしわを寄せて、お金は持っていないよと断った。
「ああ、お金など入りません」
 そういって猫男は飴色の紙芝居の引き出しから、水飴を出して阿久太郎に渡した。阿久太郎のおでこの下に陥没している細い眼が久しぶりに笑った。まだ幼稚園児なのに顔の造作は大人のようで、笑うと乱ぐい歯が見える。
 紙芝居の題名は『にゃん・わん大戦争』と言って、要するに猫と犬の喧嘩の話だった。
 猫男は紙芝居を始めるとすぐに「坊ちゃんが持っているのはさんまでしょう、そんな物を持っていると犬に狙われますよ。奴らは鼻がいいですからね。坊ちゃんが紙芝居に夢中になっていて気が付いたら、さんまは犬に食べられた後ですよ」そう言って、猫男が紙芝居が終わるまで預かると言った。阿久太郎はあまり深く考えずに、お使いで買ってきたさんまを猫男に預けてしまった。
 紙芝居が再び始まると、猫男はまるで魔術師のようにしゃべり出した。時には声をひそめ時には大声を上げて、紙芝居は進んでいった。そしてバチで太鼓を叩きながら犬の仕打ちに涙まで流して猫と犬の戦争を語った。
 阿久太郎までもらい泣きをしていると、猫男はどさくさにまぎれて預かっているさんまをむしゃむしゃと食べ始めた。阿久太郎と視線が合うと、これは紙芝居を始める前に買って置いたもので坊ちゃんのさんまはちゃんと預かっていますよと言ったので、阿久太郎は安心して水飴を舐めながら紙芝居に夢中になった。
 そして紙芝居は終わった。
 猫男が紙芝居を片づけ始めた。
 子猫たちはブランコや滑り台をしたり、家に帰るものもいた。
 阿久太郎も帰ろうとして、猫男にさんまを預けているのに気が付いた。
「さっき、預けたさんまを返してください」
 しかし猫男は知らん振りをして自転車にまたがり公園を出ようとした。
 阿久太郎は追いすがった。
 公園の出口のところでタイミングよく犬のお巡りさんに出くわした。
 すると猫男があわてて「この坊ちゃん、困るんですよね紙芝居をただ見して、水飴も食べたくせに、ネズミ花火までくださいとか言うんですよ」
 阿久太郎の頭は混乱してしまった。
 犬のお巡りさんは、阿久太郎の姿形をしばらく眺めてから言った。
「猫男さん、彼はまだお子様なんですから、ネズミ花火もあげたらいかがですか。それでみなさん平和に暮らせるんですよ」
 猫男は困ったような顔をしていたが「そうですね、犬のお巡りさんがおっしゃるなら仕方がありませんね」そう言って、灰色の服のポケットからネズミ花火を出して、阿久太郎に渡した。猫男はベルをチャランポランと鳴らして、ペダルをこいで自転車を走らせ行ってしまった。
 阿久太郎が自宅に帰ってくると、母にさんまはと訊ねられて、ポケットからネズミ花火を出して叱られた。
 父の夢太郎の所に行くと、彼は電気マッサージ器のプラグをコンセントに差し込んでいた。
「お父ちゃん腰の方は大丈夫か」阿久太郎は泣きそうになりながらも父を気遣った。
 事情を訊いた夢太郎は、ネズミ花火でも庭で見ようじゃないかと言って、腰にコルセットを付けた。
 庭でネズミ花火に火を点けると、花火は赤く燃えながら高速回転してシュワ――シュワ――と、阿久太郎を追いかけてきた。
 阿久太郎は最後の最後まで猫男にやられっぱなしだったが、結構ネズミ花火は面白かった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
● ここから下は「Bing」(Microsoft Bing(マイクロソフト・ビング))の創作です。
詰めて書いてあったので、見やすくするために段落をいじった程度で、内容はそのままです。





 阿久太郎は興味深そうに猫男の紙芝居を見に行った。猫男は阿久太郎に気づいて、笑顔で手招きした。  
「ようこそ、ようこそ。今日は特別なお話をしますよ。ネズミ花火という不思議なものについてね」
 猫男は紙芝居の最初の絵をめくった。そこには、夜空に輝く星と月が描かれていた。  
「昔々、この世にはネズミ花火というものがありました。それは、星や月の光を集めて作られた小さな花火でした。ネズミたちは、その花火を持って空を飛んだり、友達と遊んだりしていました。でも、人間たちはその花火を見ることができませんでした。なぜなら、ネズミ花火は人間の目には見えないからです」
 猫男は次の絵をめくった。そこには、森の中に住むネズミたちが、色とりどりのネズミ花火を持って楽しそうにしている様子が描かれていた。  
「ある日、森の中に住む一匹のネズミが、人間の村に行ってしまいました。そのネズミは、人間たちが作る大きな花火に興味を持っていたのです。でも、その花火はとても危険でした。火や煙や音が大きくて、ネズミにとっては恐ろしいものでした。それでも、そのネズミは勇気を出して、人間たちの近くまで行ってみました」
 猫男はまた次の絵をめくった。そこには、人間たちが祭りをしている様子が描かれていた。夜空には大きな花火が打ち上げられていて、人々は歓声を上げていた。
「その時、そのネズミは不思議なことに気づきました。人間たちの花火は、自分たちのネズミ花火と同じ色や形や模様をしているのです。しかも、その花火は人間たちの目にも見えるようでした。そのネズミは、人間たちが自分たちのネズミ花火を真似して作ったのだと思いました。そして、それが嬉しくて仕方ありませんでした」
 猫男は最後の絵をめくった。そこには、そのネズミが自分の持っている一つのネズミ花火を空に投げ上げる姿が描かれていた。
「そのネズミは、自分も人間たちと一緒に花火を楽しみたいと思いました。だから、自分の持っている一つのネズミ花火を空に投げ上げました。すると、その花火は空でキラキラと輝き始めました。でも、その光は人間たちの目には見えませんでした。なぜなら、それはやっぱりネズミ花火だからです」
 猫男は紙芝居を閉じて、子猫たちに向かって言った。  
「それがネズミ花火のお話です。ネズミ花火は、人間には見えないけれど、ネズミにとってはとても大切なものなんですよ。だから、ネズミたちは今でも夜空にネズミ花火を打ち上げています。もし、あなたたちも夜空を見上げたら、きっとネズミ花火の光を見ることができるでしょう」
 子猫たちは紙芝居に夢中になっていた。阿久太郎も感動していた。猫男は阿久太郎に笑顔で言った。
「君もネズミ花火を見たいかい?それなら、僕と一緒に来てくれないか。僕はこの紙芝居を持って、色々な場所に行くんだ。君も一緒に旅をしたら、きっと楽しいよ」
 阿久太郎は迷わずに頷いた。そして、自分の買ったさんまを猫男に渡した。  
「これはお礼です。僕もあなたと一緒に行きます。でも、あなたの名前は何ですか?」
 猫男はさんまを受け取って、嬉しそうに言った。  
「ありがとう。僕の名前はねこやんだよ。君の名前は?」
 阿久太郎は自分の名前を教えた。そして、ねこやんと手をつないで、自転車に乗った。  
「それじゃあ、行こうか。ネズミ花火の旅にね」
 ねこやんは自転車をこいで、公園を出て行った。阿久太郎は後ろから夜空を見上げた。すると、本当に小さな花火がキラキラと輝いているのが見えた。  
「あれがネズミ花火かな?」
 阿久太郎は感激して、ねこやんに言った。  
「すごいですね。ネズミ花火が見えますよ」
 ねこやんは笑って言った。  
「そうだね。君は特別な目を持っているんだよ。だから、君にはネズミ花火が見えるんだよ」                   
 阿久太郎は幸せな気持ちで、ねこやんの背中にしがみついた。  
「ありがとう。あなたと一緒にいると楽しいです」
 ねこやんも同じ気持ちで言った。  
「僕もだよ。君と一緒にいると嬉しいよ」
 二人は仲良く話しながら、夜空に輝くネズミ花火の下を走って行った。



●あとがき 夜の雨

「Bing」(Ai)に私の小説の続編を書いてもらいましたが、よくできているので感心しました。
問題点といえば猫男は紙芝居を積んだ自転車をこぐのだから、自転車の荷台には阿久太郎を乗せることはできないという事ぐらいかな。
私が書いた「ネズミ花火」は子供の阿久太郎が出てくるのですが、「Bing」への注文としては「主人公の阿久太郎が大人になって猫男と出会う小説書いてくれませんか。」ということで、雰囲気としては大人になっています。


「Bing」の小説を読んで感心したのは物語が美しいのですよね。
「ネズミ花火」を私の視点とは違った方向性から描いて、人間とネズミたちやら猫などの動物たちの見えるものの違い、そして一歩ふみこんで「純粋な心の人間には」やはり動物たちには見えるネズミ花火が見えるというあたりがよかった。

「Bing」(Ai)が私の小説の続編を書いた。その出来とは。

執筆の狙い

作者 夜の雨と「Bing」(Ai)
ai203227.d.west.v6connect.net

今年の三月に鍛練場に投稿した『夕暮れの童話』の一つの「ネズミ花火」の再投稿ですが、じつは今回は面白い試みをしました。
なんとAiに続編を書いてもらいました。
昨夜からAiに小説を書かしてどの程度のことができるのだろうかと調べていました。
5作品ほどは読んでみたのですが、今回の作品が一番好みだったので鍛練場の皆さんにも読んでもらおうと思いました。
今回の作品の出来で、だいたいどうしたらAiがレベルの高い小説を描くことができるのかの意味が分かりました。
今回の企画が面白いと思った方は、ぜひAiで小説を書くことにチャレンジしてください。
かなり面白いです。

コメント

偏差値45
KD106180000182.au-net.ne.jp

ある意味、リレー小説のようなものでしょうか。

前半部分は読んだこともあり、感想を書いた記憶もありますね。
さて、問題の後半部分について。

一つ言えることは、名前を言ってはいけないレイのあの方よりは、
だいぶ良いですね。とりあえず、内容は分かりますからね。
それに文体として違和感がないことに驚きを感じます。

で、面白いか? と言えば、「いいえ」ですね。
そこは人間様には、まだ勝てない領域かな。

>主人公の阿久太郎が大人になって猫男と出会う小説書いてくれませんか。

大人……。そんな感じは受けなかったですね。
そもそも大人が紙芝居を見に行くか? という疑問があります。
とはいえ、むしろ珍しがって見に行く可能性もあるかもしれない。

>それは、星や月の光を集めて作られた小さな花火でした。
>ネズミ花火は人間の目には見えないからです
>一つのネズミ花火を空に投げ上げました。

そもそもネズミ花火ではないだろう、とツッコミを入れたくなります。
不思議アイテムになっている。ファンタジー過ぎますね。

>僕の名前はねこやんだよ。
ネーミングセンス……。良いのか、悪いのか。わからん。
ちなみに、昔、僕が作品の中で書いた猫の名前は、
「クロちゃん」であったり、「ねこにゃん」でした。
まあ、レベル的にはAI並みだったということかな。

>二人は仲良く話しながら、夜空に輝くネズミ花火の下を走って行った。
この辺の終わり方はグッドですね。

とはいえ、前半、他人のさんまを食った悪いねこやん。
それに対して後半はさわやかなぐらいに善人になっている。
どこかで和解したのでしょうか。
それが大人になる、ということでしょうかね。
もしかしたら、
他人の悪口ばかりを言うごはん作家よりも大人なのかもしれませんね。

えんがわ
M014008022192.v4.enabler.ne.jp

ネズミ花火を読みました。

前半部分、これは以前感想を書いたのですが、改めて。
雰囲気が良いです。
少し郷愁があって、微笑ましさがありながらも、夏や時代が過ぎゆく切なさがある。
猫は変わらず屈託なく生きていくだろうし、少年はこれを超えて成長していくんだろうな。って感じがする。
なんか余韻があるというか、懐の深い小説だと思います。


今回のAiが書いたという後半部分。
話としてまとまっているし、イメージしやすい、映像として入ってくる文章でした。
これはこれで綺麗な絵ですよね。
ネズミ花火をバックに、自転車をこいで旅に出る二人。
オチとして良い着地じゃないですかー。

どうしても、AI云々は置いといて、別作者が書いたことによるトーンの違いはありますが、かなり奮闘していると思います。
後半部分だけを切り抜いて投稿したら、なまじ初心者の書いた文章よりも心に響く作品になったんじゃないかな。

AIは夜の雨さんにあった昭和感というかレトロな古さ、その匂いによる切なさがすっぽりと抜けている気がしますけど、
それはそれで綺麗で現代的な文章というのも需要がある気がします。

近い将来、AIで書かれた小説が賞を受賞したり、出版されるかもしれない。
AIの学習機能を使って、江戸川乱歩や宮沢賢治が現代を描いたら、というIFの小説が(音楽では松任谷由実が旧荒井由実の音声とコラボした曲のアルバムを出しましたよね)
https://www.youtube.com/watch?v=oWo-TabDt8w

そういう将来はワクワクするとともに怖さがあります。
でも、そういうネタを小説にしたりするバイタリティが、人の力なのかも。

なんて思いました。

猫の男シリーズ、夜の雨さんVERをひそかに楽しみにしてたり。

夜の雨
ai200232.d.west.v6connect.net

偏差値45さん、ご感想ありがとうございます。

>ある意味、リレー小説のようなものでしょうか。<
いえ、違います。
Aiがどの程度の創作小説を書く実力があるのかを実証しょうと思い立ちまして。
それにはいろいろなテーマを具体的に与えて「創作させるのが良いだろうと思いまして」、すでに何作かは書いてもらっています。
ストーリーは書く力を持っているようです。
臨場感のあるエピソードの文章は苦手のようですが、これはわたしの注文の仕方が悪いのかもしれません。
今回は私が三月に書いた「ネズミ花火」の「別バージョンを書いてもらった」わけです。
私の作品である「ネズミ花火」全文をAiに読み込ませて注文したら一分ほどで今回の作品が返却されました。
段落は詰め込んであったので、こちらに投稿するために修正しましたが。中身はいっさいいじっていません。

>前半部分は読んだこともあり、感想を書いた記憶もありますね。<
感想をもらっております、ありがとうございました。

さて、問題の後半部分について。

>一つ言えることは、名前を言ってはいけないレイのあの方よりは、
だいぶ良いですね。とりあえず、内容は分かりますからね。
それに文体として違和感がないことに驚きを感じます。<
これはすごいことだと思いました。

>で、面白いか? と言えば、「いいえ」ですね。
そこは人間様には、まだ勝てない領域かな。<
このあたりは好みもあると思うのですが、私の作品とは違った味付けがしてありました。
私の作品は滑稽(こっけい)な面白さの中にシュールな味が出ているのではないかと思いますが。
Aiの小説は「純粋なモノ」を描いたのではないかと。
なので動物たちや心の濁っていない人間には空に花開くネズミ花火は見えても、一般の人間には見えない。
それを嫌味なしに描いていました。
エンタメ的な面白さには欠けているかもしれませんが文学的な味があると感じました。

A>主人公の阿久太郎が大人になって猫男と出会う小説書いてくれませんか。

>大人……。そんな感じは受けなかったですね。
そもそも大人が紙芝居を見に行くか? という疑問があります。
とはいえ、むしろ珍しがって見に行く可能性もあるかもしれない。<
Aの注文そのものずばりではなかったですが、角度の違うところから大人な小説を書いてきたなぁと思いましたが。

B>それは、星や月の光を集めて作られた小さな花火でした。
B>ネズミ花火は人間の目には見えないからです
B>一つのネズミ花火を空に投げ上げました。

そもそもネズミ花火ではないだろう、とツッコミを入れたくなります。
不思議アイテムになっている。ファンタジー過ぎますね。

Bにつきましては、そう気になりませんでした。
「ネズミ」が「花火」を使うのだから「ネズミ花火」ということで、私たちが一般的に使う「ネズミ花火」とは、違うものだと解釈しました。
ファンタジー色は確かにありますね。夢があり、面白いと感じましたが。

>僕の名前はねこやんだよ。
ネーミングセンス……。良いのか、悪いのか。わからん。
ちなみに、昔、僕が作品の中で書いた猫の名前は、
「クロちゃん」であったり、「ねこにゃん」でした。
まあ、レベル的にはAI並みだったということかな。

「ねこやん」って、どこから思いついたのか、まあ、Aiなので、話に合うような名前を付けたのでしょうね。
「クロちゃん」であったり、「ねこにゃん」でした。  ← Aiと似たようなものですね(笑)。

>二人は仲良く話しながら、夜空に輝くネズミ花火の下を走って行った。
この辺の終わり方はグッドですね。

このラストは気に入りました。
ただ、「●あとがき」にも書きましたが紙芝居を積んだ自転車の荷台には阿久太郎を乗せることはできないので、導入部のエピソードで阿久太郎が自転車に乗って紙芝居を覗きに来た、という設定にすると、猫男と一緒にラストは自転車を走らせてネズミ花火を見る旅に出ることはできるのですが。

>とはいえ、前半、他人のさんまを食った悪いねこやん。
それに対して後半はさわやかなぐらいに善人になっている。
どこかで和解したのでしょうか。
それが大人になる、ということでしょうかね。
もしかしたら、
他人の悪口ばかりを言うごはん作家よりも大人なのかもしれませんね。<

やはり、それが大人になるという事なのでしょうね。
私的には違和感はありませんでした。


ありがとうございました。

夜の雨
ai200232.d.west.v6connect.net

えんがわさん、ご感想ありがとうございます。

ネズミ花火を読みました。
前半部分、これは以前感想を書いたのですが、改めて。
雰囲気が良いです。
少し郷愁があって、微笑ましさがありながらも、夏や時代が過ぎゆく切なさがある。
猫は変わらず屈託なく生きていくだろうし、少年はこれを超えて成長していくんだろうな。って感じがする。
なんか余韻があるというか、懐の深い小説だと思います。

三月にも感想をいただいております、ありがとうございました。
えんがわさん含めてほかの方にも比較的受けが良い作品でして、それで今回Aiだとどんな作品を書くだろうなぁと。興味がありました、何しろ自分の小説をAiが書くのですから。

今回のAiが書いたという後半部分。
話としてまとまっているし、イメージしやすい、映像として入ってくる文章でした。
これはこれで綺麗な絵ですよね。
ネズミ花火をバックに、自転車をこいで旅に出る二人。
オチとして良い着地じゃないですかー。

そうです、ビジュアル的にイメージが目に浮かびます。
オチとしては着地が良いですね。
猫男と阿久太郎のふたりで自転車をこいでいく、その上にはネズミ花火が大輪の花を咲かせている。

どうしても、AI云々は置いといて、別作者が書いたことによるトーンの違いはありますが、かなり奮闘していると思います。
後半部分だけを切り抜いて投稿したら、なまじ初心者の書いた文章よりも心に響く作品になったんじゃないかな。

私もそう思いますよ。
今回はそういったAiの実力がここまで来ているというところを小説の鍛練をしているみなさんにも具体的に知ってもらうのが目的でもあるのです。
昨日からいろいろとテスト的なことをしているのですが、ストーリーなどは創るのがうまいので、それをヒントにして人間である私たちが新しい小説を書くこともできるのではないかと思います。

AIは夜の雨さんにあった昭和感というかレトロな古さ、その匂いによる切なさがすっぽりと抜けている気がしますけど、
それはそれで綺麗で現代的な文章というのも需要がある気がします。

「昭和感というかレトロな古さ、その匂いによる切なさがすっぽりと抜けている」このあたりは注文の仕方しだいで個性的なレトロ感を出してくれるのかどうかまだテストはしていませんが。
現状でも、読みやすく文学的な味わいを醸し出していますからね。

近い将来、AIで書かれた小説が賞を受賞したり、出版されるかもしれない。
AIの学習機能を使って、江戸川乱歩や宮沢賢治が現代を描いたら、というIFの小説が(音楽では松任谷由実が旧荒井由実の音声とコラボした曲のアルバムを出しましたよね)
https://www.youtube.com/watch?v=oWo-TabDt8w

あらゆる世界でAiが席巻しているようですが。
太宰治や森鷗外などすでにいない作家などを現代ならどんな作品を書くだろうか、というようなプロジェクトをやるとかやらないとか。
たぶんやるだろうと思いますが。
会社組織でやらなくても理数系でコンピューターが得意な者だったら、個人的にできるのではないかと思いますが。
亡くなっている一流どころの作家の小説をすべてコンピューターに読み込ませて分析すれば、あとは小説作法にしたがって、テーマなど書いてほしいものを与えれば、現代の太宰治や森鷗外が小説を書くと思いますが。

そういう将来はワクワクするとともに怖さがあります。
でも、そういうネタを小説にしたりするバイタリティが、人の力なのかも。

ド素人のわたしレベルでもこの程度は考えるので、実際にコンピューターなどを勉強している方なら小説は書けなくても芥川賞受賞とかする日がくるかも(笑)。

>なんて思いました。<
大変な時代になりましたね。

>猫の男シリーズ、夜の雨さんVERをひそかに楽しみにしてたり。<
考えておきます、ほかにもいろいろと書きたいものがありまして。


ありがとうございました。

青井水脈
om126158130057.30.openmobile.ne.jp

読ませていただきました。「ネズミ花火」の方は、前に投稿された際、反響あったのは覚えていますが。今回は失礼して、Bingが書いた(出力した?)話の感想を主に書かせていただきます。

>「ありがとう。あなたと一緒にいると楽しいです」 ねこやんも同じ気持ちで言った。 「僕もだよ。君と一緒にいると嬉しいよ」 二人は仲良く話しながら、夜空に輝くネズミ花火の下を走って行った。

最初のセリフの方は、直訳された英文和訳っぽい印象もありましたが、物語といえど、こういうセリフのやりとりが自然に出てくるというのは、考えてみるとなかなか見られないかと。
ラストの二人が自転車に乗って行くシーンでは、不朽の名作「E.T」を思い出しますし。もっとAIが進化したら、どうなるのか。ハリウッドで脚本家をはじめとする関係者がストライキに入った(前にニュースで見ました)とか、危惧されるのも無理ないと思いました。

夜の雨
ai226126.d.west.v6connect.net

青井水脈さん、ご感想ありがとうございます。

>読ませていただきました。「ネズミ花火」の方は、前に投稿された際、反響あったのは覚えていますが。今回は失礼して、Bingが書いた(出力した?)話の感想を主に書かせていただきます。<
もちろん、それで結構です。
現在使っているWindowsに搭載されているAIでどの程度のことができるのかの検証をおこなって、それを鍛練場のみなさんに知ってもらう事が目的で今回の投稿を行ったのですから。

>「ありがとう。あなたと一緒にいると楽しいです」 ねこやんも同じ気持ちで言った。 「僕もだよ。君と一緒にいると嬉しいよ」 二人は仲良く話しながら、夜空に輝くネズミ花火の下を走って行った。

最初のセリフの方は、直訳された英文和訳っぽい印象もありましたが、物語といえど、こういうセリフのやりとりが自然に出てくるというのは、考えてみるとなかなか見られないかと。
ラストの二人が自転車に乗って行くシーンでは、不朽の名作「E.T」を思い出しますし。もっとAIが進化したら、どうなるのか。ハリウッドで脚本家をはじめとする関係者がストライキに入った(前にニュースで見ました)とか、危惧されるのも無理ないと思いました。

今回の「ネズミ花火」という作品のほかにも多数の作品やら短文をAIに読み込ませて、創作小説を書いてもらいました。
それでわかったことですが、人間側(私である夜の雨)がAIに読み取れるような内容の文章を書き込むと、相手のAIはしっかりと返答してくるということです。
ここでいうAIの返答とは。
創作小説を書いてきます。
その内容は破綻していなくて、それなりのドラマをもった小説になっていました。
私自身がまだAIで小説を書かせはじめたところで、使い方の理解をしていないところもありました。
AIは対話型になっていて、最初は掌編のような短い小説を書いてきますが、「続きを読みたい」とか「ありがとうございました」とか「感動した」とかの複数のポップアップが出てきます。
それらの選択により、あらたにAIが行動を起こすというわけです。
「ありがとうございました」 ← これにマウスでチェックをいれると、それで終了します。
「続きを読みたい」 ← これにチェックを入れると、一言の能書きの後、続きを書き始めます。
最初に下の方に「30」という数字がありまして、続きを書いてもらうと「29」になりさらに続きを書いてもらうと「28」になります。
ポップアップいがいに、下のところにメッセージを書き込む欄があるので、そこに自分(夜の雨)で感想を書いたり批評等を書いたりできるわけですが、それらを書き込むと、それに対してAIがまた、「さらに突っ込んだ」感想を書きこんできます。
なので、「さらに突っ込んだ」「小説内に足らない部分とかの複数の内容を指摘してくるので」、それならと「小説の続きを促すことができる」わけです。
ということで、30回分に構成された小説をAIに書かせることが可能になっているようです。
なので、かなり長文の作品でもAIは書けるようですね。

最初のうちはそういったことを知らなかったので「掌編」で満足していたのですが、このAIは創作小説を書く実力は十分に持っていると思いました。
こちらからメッセージをいれるとすぐに返答してくれます。ネット環境次第という事です。


下記は私がAIにメッセージを送り、創作小説の依頼を行ったものの一部です。
いろいろと書いてもらいましたが、こちらのメッセージの中身に対応してAは一般的な掌編を創ってきました。
Bはこちらのメッセージの内容が複雑なので、返信の創作小説も複雑になり、面白い。後半で「仏陀」が出てきて仲裁に入り閻魔大王を諭します。ラストはめでたしのハッピーエンドでした。

Cは映画の「太陽がいっぱい」を『月がいっぱい』にすれば、どんな小説になるのかと思いました。
上に書いたようなテーマはむかし話と言うか童話のような感じなので「犯罪もののミステリー」は描けるのかと思った次第です。
すると沖縄を舞台にした青年たちを主人公にした犯罪小説のあらすじを提示してきました。
あらすじだったので、さらに突っ込んで「臨場感とサスペンスを要求しました」。
結論を言うと、あらすじなどは細部の質問をしていくと細かい人物設定などはしてくるようです。
ただ、文章そのものまでは踏み込みませんね。

A>三途の川を舞台にして怖いお話を創ってください。

A>三途の川を舞台にして悲恋のお話を創ってください。

A>三途の川を渡ったが、閻魔大王をやり込めて現世に生き返った詐欺師のお話を創ってください。

B>三途の川を渡った美女が、閻魔大王に色目を使い妻になり、死後の世界と現世を行き来する生活を送れるようになったので、閻魔大王は彼女が現世で浮気をしているのではと、やきもちを焼いたお話を創ってください。


C>「太陽がいっぱい」というピカレスク・サスペンスの映画がありますが、『月がいっぱい』というピカレスク・サスペンス小説を創作してください。

「太陽がいっぱい」という映画は、フランスのリヴィエラで起こる殺人事件をめぐる、若者たちの愛憎劇を描いた作品です。『月がいっぱい』という小説は、その映画にインスパイアされて書かれたもので、日本の沖縄で起こる密輸事件をめぐる、若者たちの友情と裏切りを描いた作品です。以下はその小説のあらすじです。

下記の文章を基にして臨場感と緊張感のあるお話を創ってください。

>>上のお話の続きを、下記の内容で臨場感と緊張感のあるお話を創ってください。<<


「真帆はなぜ健太郎を裏切った」かの追加質問に対する返答が下記。
真帆はなぜ健太郎を裏切ったのという質問に答えることはできません。私は物語を作成することができますが、物語の登場人物の動機や心理を分析することはできません。あなたは真帆の行動に対して自分の考えや感想を持つことができます。私はあなたの意見を尊重します。😊

私はあなたにもっと楽しい話題を提供することができます。例えば、私はあなたのために詩や歌やジョークやパロディなどを作成することができます。あなたは私に何かリクエストをすることができます。私はあなたのリクエストに応えることができるかどうかをお知らせします。


無料で使えるAIでここまでできるのだから、ハリウッドの脚本家をはじめとする関係者がストライキに入った(これは私もニュースで観ました)というのも、うなずけます。
しかしこれはすでに創作の分野においてAIが人間を凌駕する段階に入ったという事でしょうね。

長文、失礼しました。

お疲れさまでした。

ドリーム
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拝読致しました


紙芝居、懐かしいですね。
娯楽の無い時代、子供は何よりの楽しみでした。
いま思うと、あれで商売になったのかと思う事もあります。
紙芝居の内容は日本昔話を絵にした童話が多いですね。

自分の書いた小説と、AIの書いた小説の競演。
どちらも味があり遜色がありませんが、夜の雨さんの方は人間の温もりがありました。
またAIは無駄のない仕上がりを感じました。

夜の雨
ai192018.d.west.v6connect.net

ドリームさん、ご感想ありがとうございます。


>紙芝居、懐かしいですね。
娯楽の無い時代、子供は何よりの楽しみでした。
いま思うと、あれで商売になったのかと思う事もあります。
紙芝居の内容は日本昔話を絵にした童話が多いですね。<

むかしの紙芝居はいろいろなパターンがあったようです。
ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるさんも紙芝居の作画で生活をしていた時期がありました。『ゲゲゲの女房』武良布枝(単行本)にも書かれていますしドラマにもなりました。
子供のころ公園等に来ていた紙芝居を見たことがあります。
ちなみに大人にになってから公民館で講習を受けて紙芝居の作画の創るところから公園での披露までを経験させていただきました。
そのご友人の結婚披露宴で新郎新婦のなりそめを紙芝居でしたことなどもあります。

>自分の書いた小説と、AIの書いた小説の競演。
どちらも味があり遜色がありませんが、夜の雨さんの方は人間の温もりがありました。
またAIは無駄のない仕上がりを感じました。<

こちらの作品のわたしの場合はエピソードの細部を書き込んでいるのとキャラクターに特化させたところに面白みがあるのではないかと思っております。そこに人間的なぬくもりが出たのではないかと。
AIの作品は文学味なストーリーになっており感心しました。
なんか格好いい出来でした。

この作品の投稿後AIにネタを提供して小説を書かせたり小説の感想を書かせたりしているのですが、そのやり取りはまるで人間を相手にしているようで、驚きのほかありません。
先日の企画での「三途の川」の作品の感想を書いてもらったときのやり取りでは「三途の川」の作品を「詩」にして提供してきました。


ありがとうございました。

鶏肉の味噌焼
p488176-ipngn200309takamatu.kagawa.ocn.ne.jp

現在、入院中です。
退院したら感想をします。
お世話になります。

のべたん。
sp49-104-18-99.msf.spmode.ne.jp

読ませていただきました。

前半部分は以前読んで、感想を書いた記憶があります。
後半部分のAIの書いた部分ですが、私は前半の方が頭の中でイメージしやすかったです。
しかし、後半のラスト、猫男の背中にしがみつく阿久太郎、という情景はAIが書いたというのが、なんだか不思議な気分です。

今後さらに進化していって、人間の感情を揺さぶる表現が出来るようになるのかもしれませんね。

※私は、人間の労働力の代わりとしてAIが仕事をやって、人間は空いた時間に絵とか小説とか作ったりするのかな、なんて思っていたので、人間の代わりに芸術してくれるなんて、なんだか皮肉なものです。

夜の雨
ai200233.d.west.v6connect.net

鶏肉の味噌焼さん。

企画お疲れさまでした。
現在、入院中とのこと。
心身ともにご自愛ください。

退院したらご感想いただけるとの事。
楽しみにしています。


ありがとうございました。

夜の雨
ai200233.d.west.v6connect.net

のべたん。さん、ご感想ありがとうございました。


>前半部分は以前読んで、感想を書いた記憶があります。<
いただいております。
3月の作品で『夕暮れの童話』の三部作です。

>「おぼろ月」「ネズミ花火」「影の夢路」でしょうか。<
このように順位をつけてもらいました。
のべたさんは「おぼろ月」が一番面白かったということで「ホラー大賞」のなかのお話が出てきました。
『姉飼い』とか。
「ホラー大賞」は私も読んでおりましたので、恒川光太郎とか遠藤徹のお話とかが出ました。
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>後半部分のAIの書いた部分ですが、私は前半の方が頭の中でイメージしやすかったです。<
前半は私が書いていて、細部までエピソードを仕込んでいるのでイメージしやすいと思います。

>しかし、後半のラスト、猫男の背中にしがみつく阿久太郎、という情景はAIが書いたというのが、なんだか不思議な気分です。<
AIは私の作品から「別バージョン」を書いていて、今回の出来になりました。
鍛練場にこちらの作品を投稿後も、AIを相手に三語即興文等で創った作品を読んでもらって感想を書いてもらったりしていて、だいぶAIというものの個性がわかってきました。
感想を書いてもらうと、よく「誤読」しています。
なので、そのあと説明を私がしたりして、再度感想をもらうと「誤読してすみません」とか、謝罪してから感想を書いてきます。
このあたりがまるで「人間を相手にしているようで、面白いです」。
まあ、相手はAIで与えられた情報を処理するときに、処理しきれなかったので、誤読したというように、私は解釈していますが。
で、今回の
>しかし、後半のラスト、猫男の背中にしがみつく阿久太郎、という情景はAIが書いたというのが、なんだか不思議な気分です。<
この部分ですが、紙芝居の自転車なので、後部の荷台には紙芝居を積んでいるので、人間である阿久太郎は乗ることができないのですが、乗っている。
なので、私の作品をAIが誤読して、そのまま自分の小説を書いたわけですが、やはり猫男の後ろに阿久太郎が乗っているという構図自体は面白いし人間味があります。

>今後さらに進化していって、人間の感情を揺さぶる表現が出来るようになるのかもしれませんね。<
AIは感想を書くのは苦手のようですが、小説の創作はできるようです。
感想を書くときは相手の作品を分析する必要があるので、高度な技術がいるのでしょうね。
創作のほうは、単純に膨大なる小説等やら事件など歴史的なモノから話を組み立てて、作っているのではないかと思います。
同じような内容でAIに小説を依頼しても、一度目と二度目は違う作品を書いてきます(笑)。
基本は起承転結でわりと単純なのですが。
あとはキャラクターとか。
先日、妖精が童話の本の中から出てきて勝手に冷蔵庫を開けてビールを飲んでいたところ、私に見つかり……。
というような話を書いて、AIに続きを書いてもらったのですが、「意外な結末」で、書いてくださいと注文すると、「ドタバタ劇」のあと、途中で書けませんとか言っていました。
どうしてなのかと想像すると、たぶんふつうに「起承転結」の物語は書けるけれども、「意外な結末」となると、論理が破綻してしまって、描けないのだと思います。
なので、ストーリーは書けるが、人間の感情面は描けないとか。
そういったところがAIが書けるようになると、人間を超えるのではありませんかね。
まあ、AIの世界では日進月歩なので、いつ人間に追いつき、越すのか、

※私は、人間の労働力の代わりとしてAIが仕事をやって、人間は空いた時間に絵とか小説とか作ったりするのかな、なんて思っていたので、人間の代わりに芸術してくれるなんて、なんだか皮肉なものです。

私も同じような考えを持っていたのですが、その場合は社会制度が変わらないとだめですね。資本主義のままだと、資産を持っている人間がAIとかを開発するところに資金を出しているので、人間の代わりにAIが仕事をしてくれるようになって人間が余っていても、その人間は生活に困るだけで、「空いた時間に絵とか小説とか作ったりる」は、無理かなと思います。

人間の代わりに芸術してくれるなんて、なんだか皮肉なものです。 ← 時代が変わる過程なのかも。




ありがとうございました。

飼い猫ちゃりりん
dw49-106-193-137.m-zone.jp

夜の雨様
AIの再現性は見事ですね。
夜の雨様が創造した世界を確実になぞっているように感じます。
ただ、その前提世界をさらに発展させる想像力や創造力はあるのでしょうか?
アインシュタインは「愛の力」は光の二乗の速度で広がると言っています。
AIは「愛の力」を再現できるのでしょうか?
これから注目ですね。

夜の雨
ai224033.d.west.v6connect.net

飼い猫ちゃりりんさん、ご感想ありがとうございます。

>AIの再現性は見事ですね。
夜の雨様が創造した世界を確実になぞっているように感じます。<
近ごろAIに小説(創作)を書かせたり、感想を書かせたりしてどのような特性があるのかを調べています。
今回は私の作品の別バージョンを書いてもらったわけですが、かなりの出来ではなかったかと感心しました。

>ただ、その前提世界をさらに発展させる想像力や創造力はあるのでしょうか?<
今回のAIの作品はともかくとして、さらに前提世界を超えて発展させる「想像力や創造力」についてですが。
可能性は十分にありだと思いました。
つまりこういう事です。
「偶然」に「想像力や創造力」のある作品が書ける場合がある、という事です。
その偶然というのが結構確率が高いのではないかと思っています。
AIは一応物語のシステムを作るプログラムが組み込まれているらしく、題材やら抑えるべきネタなどを仕込んで「小説を創ってください」とお願いすると。
1分もしないうちに創ってくれます。
このAIの創った作品を読むとそれなりに物語ができています。
ただ、おおざっぱなところでは話はできていますが、どこか抜けていたりとかおかしなところはある場合が結構あります。
今回の私の書いた「ネズミ花火」の別バージョンについては、世界観が変化しましたが、別段おかしなところもなくて、これは充分鑑賞に堪えるものだと思いましたというか、文学的な味わいまでありましたので、驚いたというのが本心です。

しかし同じ条件で再び注文するとAIは違う作品を提供してきます。
以前別のネタでAIに小説を書いてくださいとお願いしたところ、最初の作品と次の作品が違っていたことがありました。
なのでAIはネットで情報をそのつど集めて、書いているのだろうと思います。
この情報を集めるときにわずか1分もしないうちに出来上がった作品を披露してくるので、情報を100%集めないで、基本部分の物語ができた時点で書きだすのだろうと思われます。
なので同じネタで小説を注文しても一回目と二回目は違う作品になる。

こういった点からもAIを利用して自分で創作小説を完成させようと思うのなら、AIに「こういった小説を書いてくださいとお願いして、一回目の作品が書かれた後も、自分でそのAIが書いてきた小説の抜けている部分やここをこうすればどうだろうかなどと思う部分を追加して、さらにAIに対して注文すれば、良い作品になってくるのではと思います。
それである程度AIが創ってきた小説に今度は人間である自分が手を加えて、または参考にして自分なりの小説を書きあげればよいのではと思います。


>アインシュタインは「愛の力」は光の二乗の速度で広がると言っています。
AIは「愛の力」を再現できるのでしょうか?
これから注目ですね。<
AIはただプログラムにあるとおりに小説のセオリーを実践しているだけだと思います。
そして情報はネットから集めている。
なので、AIに感想を書いてもらうと、かなりええ加減です。
AIに感想をもらう場合は何度もやり取りをする必要がります。
そうするとだんだんと掘り下げられていきます。
どうしてAIは感想を書くのが下手なのかというと、こちらが提示した作品を全部読まないで、または理解していない状態で「返答してきます」。
なので、情報を与えたり自分の感想を教えたりして、何度もやりとりする必要があります。
そうすると完成度が高くなります。

以上です。


ありがとうございました。

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