作家でごはん!鍛練場
久方ゆずる

勇者アキンの旅立ち(仮題)

―― 宿屋 キムドの部屋 ――

 小ぎれいに整えられた田舎の宿の一人部屋は、快適とまでいかない。だけど、大きい窓から入り込んでくるカーテンにさえぎられた日光が、ワタシの頬にかかって、少し気分が良い。
 先程から、祭りのラッパや太鼓の音が、部屋の中まで聞こえていて、ワタシの気持ちも高ぶってくるのである。

 流行り病のタテガミに冒されてから、遠くのこの村で療養をしている。タテガミは、はじめ熱が出て、次第に咳も出てくる。
 ベッドの横の小さい三本脚の丸椅子に座っていると、ドアーを遠慮がちにノックする音がした。

「キムドさん、いらっしゃる?」
「はい」

 ワタシは、手に持っていた文庫本を膝の上に置きながら返事をした。一番好きな詩人の一番好きな詩集。このつらい旅の友にと選んだこの詩集が、どれだけワタシを慰めてくれたか。
 皮の赤い表紙に描かれた一輪のコスモスに目を落としていると、ノックの主が、

「失礼します」

という言葉とともに、ゆっくりとワタシの部屋のドアーを開けた。

「まあ、お元気になられたようで良かったですわ!」
「ひとまず、落ち着きました」

 入ってきたのは、年の頃は、十六歳くらいというところか、世話になっている薬屋の主人の一人娘さんだ。何歳かは知らない。

 看板娘らしく、はつらつとした中に、物静かな落ち着きをたたえた瞳をした、金色の髪の美少女だ。

 しかし、実は、ワタシは男性族ながら、女性族が苦手で、彼女の熱烈なアタックにいささか閉口している。

「本当に、今日は熱いでわね。じゃなかった、暑いでわね。せっかくの、真っ赤なドレスが台無しですわ。キムド様、どう思われます? アタシの本日の装い!」
「えと」

「そう言えば、キムド様は何の守護星であられます? アタシは火星なのですけれど!」
「水星ですけれど」

 彼女の話は行ったり来たり、いきなり、台所の間取りの話になったかと思えば、次は、ペットの餌の銘柄の話になっていたりする。
 ワタシは詩集にはさんだ押し花のしおりに目を落とした。

「そう言えば、キムド様、明日は勇者の日ですわ。村中大騒ぎなのは、有名プロデューサーさんと女優さんの間のお子さんの旅立ちの日ですの。名前は、なんていったかしら……」


―― アキンの家 アキンの部屋 ――

 旅立ちの朝。私の防具は、紫色のアンダースーツに、茶色の皮の鎧。肩当てと胸当て、腰に巻いた切れ目の入った膝丈スカート。
 右手に持つのは木の剣、左手に持つのは銀の盾。頭と首、腰の銀の飾り、そして、盾にも、誕生石の紫色の石が。

「アキン、朝よ。起きたの? もう、朝食が出来ているわよ!」
「はーい! お母さん」

 今日で、私は十四歳だ。勇者の日に生まれて、十四回目の誕生日。ついに、旅立つ時が来た。

 装備を身にまとい、自分の部屋のドアーを出た。出る前にもう一度、自分のベッドを見つめた。

 今度、このベッドに帰ってくるのは、いつになるだろう。

 キッチンに行くと、お母さんが生野菜サラダのボールをテーブルの私の席に置いてくれたところだった。
 私は装備の木の剣と銀の盾を隣の席に置きかけて、あっと、息をのんだ。この椅子は、今はお嫁に行って家にいないお姉ちゃんの席だ。

 あのお姉ちゃんは水神様の生まれ変わりらしくて、怒るとすごく怖い。というか、いつでも怖いけど……。

『何か言った?』
『いえ、別に』

 テレパシーで心の中に語りかけられる水神様、じゃなかった、お姉ちゃんの声に、心の中で反論する。

『アンタ、今日、出発なのよね。頑張って!』
『ありがとうございます……』

「アキン、あなたは太陽の守護星に守られてるのですからね。気を付けて行ってきなさい」
「はい! お母さん!」

『あたしは月だな。だから、冷静で美しいのよ。アンタも、この旅で未来の旦那を見つけてきなさいね!』

『はーい、わかりました。変わらず、自信家だなー』


―― 宿屋 キムドの部屋 ――

(続く)

勇者アキンの旅立ち(仮題)

執筆の狙い

作者 久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

設定等を考えて書き出したのですが、どうも、停滞気味です。
改善案等ありましたら、教えて頂けると……嬉しく存じます!
よろしくお願い致しますm(_ _)m

コメント

夜の雨
ai202031.d.west.v6connect.net

「勇者アキンの旅立ち(仮題)」読みました。

>設定等を考えて書き出したのですが、どうも、停滞気味です。<

ということは、まだ「アイデア」の段階(アイデア部分が書けていないという事)なので、御作の基本部分からいかに面白く話を広げるのか、という事になると思います。
また「停滞気味です」ということは、作者さんとしては全容が見えていないという事ですかね。

全容が見えていないということは、ラストまでの流れのようなものは、考えてはいない、ということですか。

まず「題材(テーマ)」は考えたほうがよいですね。漠然としたものでよいので。
テーマが浮かぶと、それからイメージを広げて、作品の全体像みたいなものを創ります。
この時に作品の長さはだいたい決めておいたほうがよいですね。
SS(ショートショート)や掌編と短編では作り方が違うし、短編でも20枚あたりから100枚程度まであるし、それ以上の中編となってくると、かなりのエピソードが仕込めるし、長編300枚以上とかになると、書き方にもよりますが、世界が広がります。

手っ取り早いのが、御作と系統が似ているプロの小説を読むことです。もちろん作者の久方ゆずるさんが、面白いと思う作品に値するという事です。
そこから構成(起承転結)とかテーマのあらわし方とか、キャラクターの描き方とかを勉強させてもらう。
複数の作品を読んで、イメージを膨らましておいて自分の作品世界を構築する。もちろん、小説以外に映画やテレビドラマなどでもよい。
まあ、小説の方が同じ文章で書き進めるので、やりやすいと思います。
そうすると、ある程度は読める作品になるのでは。

ここでそれまでに読んだプロの面白いと思った作品と自分がこれから書こうと思っている作品との根本的に違うところは、アイデアの部分と自分の持っている世界の広げ方だと思います。

アイデアの部分と自分の持っている世界の広げ方 ← ここに自分の個性を持たす。

現状の御作だと導入部の頭の部分なので「設定等を考えて書き出したのですが、どうも、停滞気味です。」と書かれましても、上のような根本部分の話しかできません。
「アイデア」部分が出てきますと、こうすれば、そのアイデアが広がるとか書けますが。公募とかに応募とか、お考えなら、アイデア部分を出せないという事にもなりますから。

ふつうは、公募とかに出したあとの作品を鍛練場に出して、どこが問題なのだろうか、という事になると思いますが。
それなら、みなさん、いろいろとご意見を言ってくれるのではありませんかね。

それでは頑張ってください。


お疲れさまでした。

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

夜の雨様

早速のご意見をありがとうございます。

大変、勉強になります。

実を言うと、いつも、書きながら展開を考える方なので、こういう講義を読ませて頂くと、大変参考になります。

アイデアは一応あります。
実は、勇者のアキンは女の子っぽいですが、性別がまだ無くて、旅の途中で好きな人物が現れると、その人物と反対の性別に生まれ変わる。
という事です。

それが、執筆していると上手くいかなくて、悩んだのが最大の問題点でした。

この後、アキンと、キムドと薬屋の娘さんが出会います。さらに、最初のダンジョンで謎の生命体にも出会い、四人パーティーで話が進む予定でした。

途中で出会う、アキンの運命のお相手が男性か女性か……そこも問題でした。
書き出すと、キャラクターが全然違う動きをしたりして、予定通りにいかないのが悩みの種です。

参考にした作品は、
『月の子』『11人いる!』
などのSF漫画でした。ストーリーRPGゲームもです。
小説は、すぐに思い付かないのですが、調べてみたいと思います。
『ロードス島戦記』が面白そうだと思っています。一応、初代OVAは観た事があるのですが、小説はほぼ未読です。
格好良い世界観なら、『十二国記』も。どちらも、程遠いですが……。

キャラクターの魅力、個性も難しくて、誰を主要メンバーにするか、不明な事だらけです。

『執筆の狙い』にもっと詳しく書けばよかったですね。頭がこんがらがっていて、よく分からなくなっていたのですが、ご意見を頂けて、随分と整理がつきました。

ラスボスも考えなきゃですね……え?

もう一度、最後に、大変勉強になりました。ありがとうございました。

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

念のために、四人パーティーの職業を記しておきます。

アキン……剣士。後に、モンスター使いの能力も身につけます。
謎の生命体……白魔導士と召喚士。
キムド……吟遊詩人。後に、魔法剣士の能力も。
薬屋の娘さん……黒魔導士。アイテム係。

夜の雨
ai201100.d.west.v6connect.net

返信ありがとうございます。

アイデアは一応あります。
実は、勇者のアキンは女の子っぽいですが、性別がまだ無くて、旅の途中で好きな人物が現れると、その人物と反対の性別に生まれ変わる。
という事です。

キャラ設定ですが。
芸能人のなかでも中性的な人物がいますので、そういった人物を観察して膨らますとよいのでは。
御作はゲーム的なアニメ調の小説なので人物はキャラクターをデフォルメして描けばよいと思います。
あと文学作品の登場人物の考え方を取り入れるとか。まあ好みのアイドルの個性(表現力)を加えるとか。
芸能人のなかでも中性的な人物 ← こちらは現実に存在しているのでリアルティーを出せる。どこが違っていて中性的な魅力があるのか。
アイドル ← こちらは現実に存在しているのでリアルティーを出せる。どういった表現力があるのか。
文学作品の登場人物の考え方 ← 古今東西文学作品には魅力的な人物は大量にいます。明るいのやら暗いのやら。主役以外にも魅力的な人物はいます。
上のように考えると、キャラクターは魅力がある個性的な登場人物の設定が可能なのでは。
作品がシリアス系の場合は、人物を抑えて深みがあるように描いていけば。
コメデイタッチの場合は、立ち振る舞いを大げさに描けばよいのかも。
どちらも、場合によりますが。
物語の設定自体もシリアス系とコメデイ系とは細部の創りが違います。


>この後、アキンと、キムドと薬屋の娘さんが出会います。さらに、最初のダンジョンで謎の生命体にも出会い、四人パーティーで話が進む予定でした。<
このあたりのキャラクター設定も上と同じ手法でできると思います。

>途中で出会う、アキンの運命のお相手が男性か女性か……そこも問題でした。
書き出すと、キャラクターが全然違う動きをしたりして、予定通りにいかないのが悩みの種です。<
「運命のお相手が男性か女性か」これは途中まで、両方に振っておけばよい。相手の男と女両方ともに魅力的に描く。ただ、正反対の個性の持ち主にする。たとえばS(サド)とM(マゾ)とか。
主人公のアキンは二人に振り回されながら、自分という存在の本質に気づいて行き、成長する。

>キャラクターの魅力、個性も難しくて、誰を主要メンバーにするか、不明な事だらけです。<
やはりアキンが変わった個性の持ち主でよいのでは。

>ラスボスも考えなきゃですね……え?<
ラスボスは主人公が出てくるのが一番面白いのですが。
要するに自分との闘い。
主人公が成長すればするほど相手も成長してくる。
ただ主人公とラスボスが違うところは、主人公がパートナーに選んだ相手と違う方をパートナーに選んでいた。これが勝ち負けにどういった結果を及ぼすのか。

>念のために、四人パーティーの職業を記しておきます。

>アキン……剣士。後に、モンスター使いの能力も身につけます。
>謎の生命体……白魔導士と召喚士。
>キムド……吟遊詩人。後に、魔法剣士の能力も。
>薬屋の娘さん……黒魔導士。アイテム係。

これを見る限り一般的なゲームとかファンタジーの物語になりそうですね。
すでに販売されているゲームとかファンタジーの物語のようなので、面白みというか斬新さがない。
作者さんしか描けない世界観を創りあげて練りこむことが重要だと思います。


お疲れさまでした。

偏差値45
KD111239160138.au-net.ne.jp

>設定等を考えて書き出したのですが、どうも、停滞気味です。
>改善案等ありましたら、教えて頂けると……嬉しく存じます!

>実を言うと、いつも、書きながら展開を考える方なので

単純にプロットを書く、ということでしょうか。
一度、設計図を作ってしまえば、後は書く行為だけなのですが、
そうなると、停滞するこもない(はず)

とはいえ、最近ではショートショートしか書いていない僕としては
説得力が足りないですね。
いかんせん、大変な労力と時間を必要としますからね。
簡単に始めてはアカンことなのです。

で、現状の感想ですが、あまり良くない仕上がり。
個人的には「やり直し」をおすすめしますね。
とはいえ、大概のごはん小説は「やり直し」レベルなので是非もありません。

詳細には言えませんが、簡単に言えば、「最初が面白い」と思えてこそ意味がある、
と考えます。後々では挽回できない、ということです。それゆえ大事なことなのです。

で、気になる点としては、ダブルで一人称を使用しているので、
途中で混乱してしまうのではないか。そんな懸念がありますね。

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

夜の雨様
偏差値45様

再訪、ご意見をありがとうございます!
お二人一緒にお返事させて頂くことをお許しくださいm(_ _)m

頭がちょっぴり混乱してきてしまいました……。

まとめさせて頂くと、
偏差値45様は基本的にボツ。
夜の雨様はキャラクターのリアリティーと魅力の強化、アキンの相手の凝り方を頑張る。
という事でよろしいでしょうか……?

かつ、既存の作品に依存しないオリジナリティーを追求する。

つまり! キャラクターの大改革とイベントの発生順序を再構築す必要がある。もしくは、全没。

うーん……。アキンの相手が正反対の二人いて、その事で、複数エンドになるというのも良いですね。
ラスボスが、違う運命を選んだ自分自身というのも、大変興味深く拝読しました。

今回の作が、完全没になるか、一部残して復活するか、今はまだ決まっておりませんが。
次回以降のアイディアの大きなヒントを頂きました!
自分自身と戦うという設定は、RPGゲームのFFシリーズにも時々出てきますね。そういう事もヒントにしつつ、かつ、オリジナリティーのある話を考えられればな……と思いました。

なんだか、大風呂敷ばかり広げてしまった気持ちが致しますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

うーん……。難しいです。ハイ・ファンタジー。
ではでは。

青井水脈
om126253217187.31.openmobile.ne.jp

久方さま、読ませていただきました。これ以上混乱させてしまっても悪いですが、コメント書かせていただきます。
今作について簡潔に言うと「タイトルそのまま。旅に出てこれからどうなるのか?」です。コメント欄を一旦忘れて、最初に読んだ印象で。


>実は、勇者のアキンは女の子っぽいですが、性別がまだ無くて、旅の途中で好きな人物が現れると、その人物と反対の性別に生まれ変わる。 という事です。

ダンジョン、パーティーのメンバーの職業、武器や防具……。確かに、既にあるゲーム(ドラクエをイメージしました)やラノベと世界設定が似通うでしょうが、上記の設定はオリジナリティがあると思いました。


書く前にプロット、ザックリでも導入からラストまでの流れや、細部など決めないで書き出すそうですが。個人的にはむしろ、キャラが勝手に動くという現象←?(プロのマンガ家さんも、たまに言われますよね)自体、羨ましいくらいですよ(笑)
どうせだったら、作者としてその動きに付き合ってみるのもありでは?

久方ゆずる(ちょっと愚痴っております)
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

青井水脈様

ご意見ありがとうございます。
そうですか……本当に迷ってしまいます……。

普段、書き始めて『了』まで行ける場合はい良いのですが、今作のように途中で筆が止まって、にっちもさっちも行かない時もあります。

そういう時、このサイトで改善案を募るのです。でも、よく考えたら、作者である私自身が「つまらないな」と感じた訳で、もうその時点で没なのかもしれません……ね。

と言うか、当たり前か……今さら気付いてスミマセン💦

人物設定を考えるのは楽しいのです。が、世界観の方の政治的とか経済的とかの理詰めって呼ぶのでしょうか……詳しい部分を考えたりするのが苦手で……。
異世界を描くハイ・ファンタジーでは、特に、その能力が必要とされるのでしょうし、難しいと思う点です。

その世界の六法全書をぶっ建てるぐらいの気合いでいかないといけないのでしょうね……クラクラしますが、興味深くもあります(笑)
それぐらい自分自身が関心を持てる世界の箱を産み出せればなーと考えてます。遠い世界かなー(苦笑)

まずは、現実世界を舞台としたロー・ファンタジーから手を着けるのも……しつこいですが、そんな風に感じました。

ありがとうございます!

余談?ですが。
ファンタジー物の選考って、原石を見出だすのか、老獪さを見るのか、どちらなのでしょうか……。
私としては原石感を見て欲しいのですが(私は若々しくもないですが……苦笑)、出来上がった頭の良さみたい特質を見はるのかな、なんて……。
そういう点も、賞や選者様によって違うのでしょうね?
精鋭スタッフはデビュー後にいくらでもつけられるけれど、センスは? 頭の良さも要るんだろうなー💦
恐るべし。ライトノベル!! です、はい……。

あんどこいぢ
59-171-36-222.rev.home.ne.jp

どうも済みません。
遅刻気味のコメントになってしまっていますし、もう作者の久方ゆずる様は疲れてしまっているようなのですが……。

私はこの作品、ちゃんとしっかり楽しめました。
まずお話が「宿屋 キムドの部屋」から始まっているということで、きっと宿屋の一階は食堂兼酒場か何かになっていて、そこで旅の仲間を見つけたりするのかな? などと想像し、ワクワクして来ますし、もう少し TRPG 系ファンタジーに寄せて考えれば(要するに私は、第一印象ではコンピュータ RPG 寄りに場面を想像していたということなのですが……。非常に古い作品ですが、『ダンジョン・エクスプローラー』冒頭の酒場とか、思い出していました)、最初の登場人物が療養中の身ということで、このひとはソーサラーか何かなのかな? などと予想しました(『ドラゴンランス』のレイストリンや『ルナル・サーガ』のソーサラーに関する設定などから)。コメント欄での紹介によるとキムドは吟遊詩人ということで、その辺りの軽く予想を裏切られた感も楽しかったですし、それでものちに「魔法剣士」にもなるんだな? などと、まだまだキムド=ソーサラー予想に拘ったりもしています。

「『ロードス島戦記』が面白そうだと思っています」ということで、私もあれは、いいなと思っています。
実はそれでコメントしたくなってしまったのですが、本当にあれは、英米の純正のハイ・ファンタジーより典型的且つ基本的な作品だと思っています。
(特に日本人には非常に解かりやすい世界設定、物語展開になっているような気がして……)

作者様がすでにちょっと引いてしまっている作品を書き続けるというのは辛いことですし、本当にプロを目指しているなら有害な場合もあるかと思いますが、なんとか最後まで書いてみるというのも、何かの鍛練にはなるかと思います。

取り敢えず私は、続きを楽しみにしています。
コメントは返さなくて大丈夫です。

失礼しました。

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

あんどこいぢ様

おはようございます。
返信は不要と書いてくださっていましたが、ちょこっと返信させてください。

私、基本的に、アホなんで。アホなキャラクター以外、感情移入しにくいんです。(急に告白し始めた……💦)
今回のタイプのヒエラルキー?の住人は、どうも、テリトリー外で。正直、何が面白いのか、自分でも迷走しておりました。

しかし、基本のしっかりしている、TRPGは好きです!
基本というか、魔法の成り立ちや、中世ヨーロッパ的な空気感とか、文献的な問題です。

そういう訳で、日本のTRPG小説よりも、ヨーロッパ発のジョブナイル作品を好むのです。が、日本発のロードス島戦記には興味があります。
近年の作品なら、スレイヤーズが好きですね。一見、軽そうな印象を受けるようなのですが、やっぱり、基礎がしっかりしているんだと思います。(生意気ですが……💦)

テレビゲームのRPG作品は、そういう作品が豊富なので、大体、何をプレイしても面白いです。そんなに数をプレイ出来ていませんが……💦

有意義なお話をさせて頂いて、感謝しております。
いつも、ありがとうございます! また、来てください💗

追記:
大塚英志『キャラクター小説の作り方』に、TRGPを起源とする、キャラクター小説の成り立ちが書かれていたと記憶しています。
(記憶違いなら、すみません……💦)
その本の中で、日本の小説として初の本格的RPG作品が『ロードス島戦記』と紹介されていて、興味を持ったのがきっかけです。

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

こんばんは

10代から20代に突入するころ、
敬愛していた少女漫画家の巨匠たちが
挙げていたので、チャレンジしましたが、
難解で挫折したアーシュラ・ル・グインの
小説を再びちゃんと読んでみたいと思わせられました。

男女の転換とか関係とか、面白そうな謎をはらんで
いますね。楽しみです。

冒頭がそっけなくて損してると思いました。

 小ぎれいに整えられた田舎の宿の一人部屋は、快適とまでいかない。
だけど、大きい窓から入り込んでくるカーテンにさえぎられた日光が、
ワタシの頬にかかって、少し気分が良い。

↑ 小ぎれいで、日当たりがいいなら、十分快適では、と心のなかで
つっこみを入れてしまいました。お許しを。
窓は大きくて、外はいいお天気なのに、年季のはいった
カーテンががっつりかかっていて、ホコリと長年の日光で
色あせて、しみもあって、とても触る気にはなれない。
窓を開けたら、そよ風でも破れるんじゃないかと思えるほど、
ぼろい雑巾のようだとか。備品の程度やメンテナンスで、
お宿のグレードや、経済的にどんな土地にいるのか、
ほのめかしてくといいかもしれないな、と。

 先程から、祭りのラッパや太鼓の音が、部屋の中まで聞こえていて、
ワタシの気持ちも高ぶってくるのである。

いいですね。旅先でイベントに偶然出会ったのでしょうか。
それとも療養生活のあいだに聞いて、指折り数えて待ってたのでしょうか。

 流行り病のタテガミに冒されてから、遠くのこの村で療養をしている。
タテガミは、はじめ熱が出て、次第に咳も出てくる。

「タテガミ」とは面白いネーミングですね。
でも、あとから出すほうがいいかなと。
受け入れ先が見つかるなら、手ごわい病気ではないのでしょうか。
それとも、かかった人、体質や条件で発動がかわる病なのかな。

竹宮恵子の「イズァローン伝説」、もし未読なら
おすすめいたします。長めで濃いお話です。

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

通りすがり様

こんばんは。
ありがとうございます。

アーシュラ・ル・グインってどなたかな……? と思い、Wikipediaを拝見したところ、ゲド戦記とかの作者さんだったのですね。
ゲド戦記も一巻目しか読めていないぐらいなのですが、面白そうな作品をたくさん残されているのですね。

宿の描写等ももっと凝ってもよかったですね……キムドのシーンは、自分でも手探りで書いてしまったので、最後まで書けたら、もっと推敲すべき部分でしょうか……💦

竹宮恵子作品は、『私を月まで連れてって』を全巻読んだ事があるぐらいです。ちょっと、照れる作品なのですが(苦笑)
他にも、『地球へ…』『風と木の詩』等、有名な作品が多い方ですね。
『イズァローン伝説』読んでみたいです!

久方ゆずる
5.14.31.150.dy.iij4u.or.jp

J・K・ローリング vs ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

モーリス・メーテルリンク vs ミヒャエル・エンデ

J・R・R・トールキン vs アーシュラ・K・ル=グウィン


萩尾望都 vs 竹宮惠子
美内すずえ vs 一条ゆかり

一人言!

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

こんばんは

自分の中では、山岸先生の「日出処の天子」が
何度目かのブームです。

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

通りすがり様

おはようございます。再訪ありがとうございます!

「日出処の天子」ですか~。有名な作品ですね。
実を言うと?、未読です。

BL好きの風下にも置けませんな! 気になる作品です。

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

年月と共に、共感できる場面、人物が変わるので
読むたびに新鮮ですね。名作は。

「ハイジ」は、年が近くなると、いや、
たぶん抜いちゃってる(笑)ロッテンマイヤーさんについて
考えちゃいますね。「ハイジ」「小公女」のお父さんは
インドで一発当てようと思った、山師では? とか(笑)
拍付けのために、落ちぶれ貴族、元・名家の女性を
お付きにしたのでは、とか。

橋本治の「窯変源氏物語」も、あらためて全巻そろえて
読み返したいと思っているのですが、源氏と藤壺の手引きを
する王命婦(おうのみょうぶ)は、名前に王がつくのは、
落ちぶれた王族で、嫉妬や悪意があるから、不倫を手助けしたという
鋭い考察がさらっと描かれていました。
深み、怖さでは、橋本源氏が自分の中では、ダントツの金字塔です。

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

通りすがり様

>年月と共に、共感できる場面、人物が変わるので
読むたびに新鮮ですね。名作は。<

ですね!

「小公女」は覚えているのですが、「ハイジ」も孤児でしたっけ? おじいさんに引き取られたということは、ご両親が亡くなったのでしたか……。

小さい頃に観ていた「ハイジ」は、「クララの馬鹿! 意気地無し!」とか、そういうことにばかり気をとられていて、ロッテンマイヤーさん、かわいくない、なりたくない女性像みたいに思っていたところがありました。
でも、後年、観直すと、なんか、可愛くない? 色々とあった人なのかなー? みたいに感想が変わりました……。年を越えたせいかな!?
しかし、「ロッテンマイヤー」というお名前、語呂が良くて好きです(失礼/苦笑)

橋本治の「窯変源氏物語」ですか。未読ですが、気になっている作品です。
古文の授業と『あさきゆめみし』全巻しか知らない私としては、興味津々です。
Amazonレビューを少しのぞいたのですが、光源氏視点に書きかえられているそうですね。
女性の紫式部の書かれた作品を男性の橋本治氏が主人公の男性視点で書き直された……いや、本当に読んでみたいです。
冊数が多いので、尻込みするところもありますが、いつか……。素敵な御紹介をありがとうございました!

余談ですが、第二部の息子派です。親友も格好良いし(笑)
『光源氏って馬鹿!?』だったっけ? 清水義範さんの短編も思い出しました(笑)

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

こんばんは

ハイジは両親が亡くなって、母の妹にあたる叔母
でしたかね、自分が都会に働きにでるので、と
アルムおんじに押し付ける感じでしたっけ、
で、しばらくして、都会のよいお家で、お嬢さんが
話し相手を探してるから、と。
クララの家の使用人たちとか、子供向けの本に出てくる
大人たち、生い立ち、その職についたわけ、とか
興味がわきますね。

「あさきゆめみし」は田辺聖子の源氏を下敷きにしてる
部分もありますね。与謝野晶子、瀬戸内寂聴、角田光代、
どれだけあるんだ(笑)
大塚ひかりさんのエッセイも面白いです。
ブス専という言葉があるけど、紫式部は、ブスの描写のほうが
気合がはいってるとか色々(笑)

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

通りすがり様

おはようございます。

ハイジの家庭の事情ってそうだったのですか……。
小説版でしょうか? 研究書とか?
姉がハイジ展に行くくらいファンだったので、家に本が何冊があって、読まさせてもらった記憶もあります。ただ、アニメ名作劇場の印象が強烈だったので……ペーターとお祖母さんとか、そちらばかり記憶に残っております……。
クララの屋敷の使用人方の事情とか興味深いですね。

『あさきゆめみし』って田辺聖子女史の源氏物語(光源氏?)も下敷きにしていたのですね! 初めて知りました。
桃尻訳って、この方じゃなかったですか? 調べても出てこない……気になっていたのですが……。
大塚ひかりという方も初めて知りました! 新潮社既刊本をチェックしたら面白そうなタイトルが(笑) お写真も美女!
紫式部はブス専だったのですか~。源氏物語の女性キャラクターでブスと言えば……六条……!? 好き嫌いはあっても、美人ばっかりだったような……性格が!?
『あさきゆめみし』の影響かな~。空蝉がお気に入りです。でも、やっぱり、紫の上かな~。

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

おはようございます
ハイジが叔母さんに連れられて、
クララの家に行ったとき、
ロッテンマイヤーさんが「ちゃんと洗礼は受けてるの」って
気にしてたんですよね。キリスト教圏の知識がないと
ピンときませんが、両親が早くに亡くなって、山育ちの子
というので、おそらく零落した名家の女性としては、
狼に育てられた子、くらいのショックだったろうなと
思います。
「聞いてたよりずっと幼い、すごいド田舎の子、と
いうより、山!」とかとか。
ヨハンナ・スピリの書いた、その後があるんですよね。
今になって読みたい。「赤毛のアン」のような
展開だけど、ペーターと結婚して、家庭を持つ、ような。
アルムおんじは、もともと都会の富裕層の青年だったのが、
何かあって、人間嫌いみたいになってあの山小屋暮らしに
なって。ハイジがいなくなってから、いっそう気難しく
なったのに、ハイジが戻ってきたら、日曜の教会に行って、
村人がパニック、みたいな(笑)
カルピス劇場は、ハイジ、フランダースの犬、三千里、
ラスカルくらいは、絵柄も好きでした。
原作選びのセンスも良かった。

桃尻語は、橋本治ですね。
「春って曙よ!」、バブルの時だったので、
出版社も宣伝広告費にお金がかけられたのもあって、
売れた本でしたね。
橋本治がすごいのは、その後、他の古典もどんどん
手がけているところ。歌舞伎や伝統芸能の知識、考察も
すごい。
「窯変源氏」を読むと、登場人物への見方が激変します。

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

おはようございます!

ハイジはそうだったのですね。ペーターと結婚しちゃうのですね。
白いパンと黒いパンが印象的でした!
私が名作劇場で好きだった作品は、フローネとポリアンナ、ピーターパンとあしながおじさんでした。
ヒロインものが好きだったみたいです(照)

桃尻語は、橋本治先生でしたか! 失礼致しましたm(_ _)m
大宣伝してましたね~。当時は分かりませんでしたが、懐かしいです。
枕草子の方か……。春は曙。ようよう……国語の授業で暗記したな……これまた、懐かしいです(^.^)♪

通りすがり
119-173-139-201.rev.home.ne.jp

こんにちは
Amazonプライムを見たら、フローネとかあがってますね。

ひとつ、記憶違いをしておりました、お詫びと訂正です。
「ハイジ」で検索したら、膨大な量の絵本、本が
出てきますね。
自分が、ヨハンナ・スピリが書いた続編と勘違いしていたのは、

それからのハイジ 単行本 – 2003/7/1
シャルル・トリッテン (著), 各務 三郎 (翻訳)

ハイジのこどもたち 単行本 – 2003/7/25
シャルル・トリッテン (著), 各務 三郎 (翻訳)

この2冊でした。申し訳ございません。
新聞広告をリアルタイムで見て、読みたいなと思ってましたが、
復刊ドットコムから出てたんですね。
レビューをみたら、賛否両論、おおむね好評という感じです。

ほかには、
文化出版局から、「ハイジ 2 学んだことが、役に立つ日々」というのが
出ています。ヨハンナ・スピリなので、2分冊にしたのかなと。

鍛錬場の主旨からはずれまくって、ごめんなさい。
好きなものの感想とかは、これにて~。


勇者アキンの旅立ちと成長、楽しみにしています。
まずは、「こんにちは」と村娘ちゃんが、お見舞い&
仲良くして~で、部屋にはいってくるまでを、
第1回という感じでよろしいのでは、と思っています。

あんどこいぢ
59-171-36-222.rev.home.ne.jp

どうも済みません。
私も訂正です。

『ダンジョンエクスプローラー』。
『ダンジョン・エクスプローラー』と打ってしまいましたが、真ん中の「・」はいらないようです。

それと私、ロッテンマイヤーさん大好きです!
ハイジへの態度などでちょっとこれはな? と思えるような描写も多々あるのですが、ネズミを怖がるシーンだとか、定番ではありますがやっぱり可愛いですよね。あの手のキャラが弱さを見せるシーンって……。

『ファミリー劇場』では子供たちが長い休みに入るたびに『ハイジ』の一挙放送をやっていて、もうちょっと他の作品も観てみたいなと思うのですが、今回は偶然ロッテンマイヤーさんが雨具を着ているシーンが観れて、それはやっぱり、良かったです。
多分考証はしっかりやっていると思うのですが、あの頃の雨具とか水着とか、本当に格好悪くて、でもそれが、格好悪いところが格好いいというような感じもあって……。

取り敢えず西洋中世風異世界というような世界設定にするとその頃はガラスが貴重なはずで、大賢者クラスのモノクルならともかく、いかに一流の家に勤めているとはいえ、被用者の身分で眼鏡をかけているのはおかしい、などという話にもなりかねないのですが、とはいってもやはり、多少無理にタイムスリップさせてでも、ロッテンマイヤーさんみたいな眼鏡キャラ、登場させたいですよね。
『ロードス島』の場合確か『伝説』のほうで、女性神官戦士フラウスの初登場シーンかどこかで窓にガラスが嵌まっているんだな……と思わせるようなシーンがあって、ちょっと意外な感じがしたことを覚えています(現在私は色々な作品を再読しているところで、『ロードス島』も飛び飛びにですが押入れから引っ張り出して来ているのですが、『戦記』で発掘できた分を読み終えたところで止まってしまっていまして……)。
久方様のこの作品の場合近世の感じもしていますので、ロッテンマイヤーさん、出て来ても特、違和感はないと思います。
ということでちょっと、リクエストしてみたいような気分でもあります。

失礼しました。

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

通りすがり様

こんばんは。
ハイジ関係の訂正をありがとうございます。
色々な本が出ているのですね~。勉強になりました😊

本編についても言及をありがとうございます。
面白くできたらな~。と考えております。
応援をありがとうございます! またいつか!

久方ゆずる
92.164.31.150.dy.iij4u.or.jp

あんどこいぢ様

こんばんは。
ありがとうございます。

ロッテンマイヤーさん、あの時代のレトロな感じが良いですか~。
確かに、ハイジに対して、嫌みっぽかったり都会の独身女性って感じが出ていましたね。
近年では、実写しか知りませんが、『アイアンマン』の秘書さんとか。
昔なら、『スーパーマン』のヒロインとか……。どちらも原作漫画?は未読です。

ガラスって、昔は貴重品だったのですね。
原料かな? 製法が難しかったのかな?
そういう時代考察も面白いですね!

さて本作もそういう域まで突入できたらいいなと思いました。
ロッテンマイヤーさん的な女性キャラクター(男性キャラクターじゃダメですか……?)も登場させられたら良いな~と画策しちゃっております。

では、また😊

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

テクニカルサポート

3,000字以内