作家でごはん!鍛練場
きさと

救いにあふれて

 薬物を乱用したことはありますか? 私はありません。以下に置いたのはそんな私の作り話なんですか?

 
 村川大夢の血をなめると幸せになれるという噂があった。おまじないではない。彼の血液に多幸感をもたらす物質が含まれていることが明らかになったのである。現に彼はテレビに出演した際、スタジオが眩しいかのごとく目を細め、口はにんまりと笑い、両手をしきりに揺らしては前後左右に行ったり来たりし落ち着きがなかった。短髪が脂にまみれ寝癖のような形で固まっており、黒縁眼鏡と痩せこけた頬が特徴的であった。服は大きなヨットの絵の入ったトレーナーだった。
 しかし進んで彼の血をなめにいくツワモノはいなかった。それは人の血をなめるのが嫌だからというだけではなかったように思われる。いや彼はある意味人ですらなかった印象も受ける。彼は25歳で、職業は夢を届ける仕事で、東京都墨田区亀沢2丁目7−2に居住している、と後に紹介する雑誌には記載がある。
 彼の異常性が明らかとなったのは、全日本テレビ系列の番組『まるだし! あなたのからだ』(木曜 20:00〜21:00)でのことであった。別に出演者が全裸になる番組ではない。希望する一般人や芸能人が自身の身体に関わるあらゆる検査を無料で受け、その結果を全国に放送するという新しいタイプの番組であった。医療費は全額テレビ局の負担となるため豊かでない人々にとっては好都合であった。多少の批判は無論あれど、放送は二ヶ月続いていた。好きな芸能人の体の情報を知れる場合もあるため視聴率はすこぶる悪くはなかった。
 村川大夢の場合、出演は完全に彼の意志ではなく、姉の意地悪であった。村川は身長・体重・視力・聴力などの一般的な健康診断で調べられるような項目から、知能検査やCT検査・MRI検査、尿や血液の精密な生化学検査まで様々な内容の検査を行った。付き添った姉のTwitterでの証言によると、その間村川は案外じっとしていたという。検査の結果、村川は以下に並べるものを含め計28個の問題を抱えていることが判明した:
・右目の視野が左に20度傾いている
・右耳の聴力がほとんどない
・虫歯
・脊柱側弯症
・胃もたれ
・慢性的な腰痛
・勃起不全
・外反母趾
・尿および血液中から、麻酔薬の一種であり麻薬にも指定されているケタミンが少量検出される
 番組では、検査後に本人が知られたくない事実が発覚した場合は、適宜その部分を除外し放送することが確約されていたが、村川はアホなため、自身の体の不具合も含めた全ての情報をお茶の間に流して欲しいと懇願した。本人の明らかな承諾の上とはいえ、個人が不当な差別や偏見を被る可能性のある要配慮個人情報の公開は避けるべきだとされている。番組関係者数人は、これで批判が殺到したら番組終わりだ、俺のディレクター人生も終わりだ、と頭を抱えたというが、視聴率を重視するとあるプロデューサーは、なんなら俺と、俺の家族の健康情報も一緒に流すぞ、と放送を激推ししたのだそうだ。
 番組の放送後、村川が法的にどのような扱いを受けたのかは定かではないが、姉のTwitterでの証言によると、村川は麻薬としてケタミンを使用したことは決してなく、またケタミンを用いた何かしらの医療行為が施された経験もないといい、むしろ「弟は生まれた頃からあんな感じだった」という主旨の主張が一貫していた。以下は、姉のTwitterやYouTubeでの証言を総合させたものである:

 “弟が生まれたとき、私はまだ3歳だったので、これは両親に教えられたことなのですが、弟は不気味に泣かない赤ん坊で、肺機能に問題があるのではないか、と助産師に心配されたそうです。またその時期の弟は、夜中に家族4人で部屋で寝ているとき、何度も両親の目を覚まさせたそうです……笑い声で。ひどいときには体をひくひくさせながらベビーベッドでのたうち回って、両親は病院に連れて行こうか迷いましたが、突然笑い声がやんだかと思えば、弟はいたって普通の赤ん坊のようにすやすや寝息を立てていました。
 弟が15歳のときです。ある親族が亡くなって、家族でお葬式に参列したとき、弟は一人でずっとニヤニヤ笑って、葬儀場で楽しそうに跳ねたりしていました。私が「不謹慎だからやめなさい、無理してでも泣きなさい」と咎めると、弟は自分の口角を指で下げようとしたり、太ももをつねって無理矢理痛がろうとしていました。そのあと、お坊さんが叩く木魚の音に合わせて、上半身をメトロノームのように揺らしていたのを覚えています。”

 上記のことと村川の体内から検出されたケタミンとの関連性は明らかでないが、ケタミンが村川の感覚や感情に何らかの影響を及ぼしていたことは推測できるだろう。先天的に体内でケタミンが産生される病であるという仮説も立てられたが、医学的にそのような例は見られず、ケタミンが検出された真の原因は不明である。
 番組の反響は少なからずあったようである。以下に引用するのは、「スーパー・トーキョー・ボーイズ」というメンズ雑誌に掲載された、村川の宮田伸彦記者によるインタビュー記事である。雑誌に掲載されていた取材時の村川の写真は、テレビ出演の際と大きくは変わらない姿を捉えていたが、服は青と水色のチェック柄であった。

宮田:本日はよろしくお願いします。
村川:よろしくお願いします。どぎゅーん!
宮田:この度はお忙しい中、当雑誌の取材に快く応じて頂きありがとうございます。
村川:いいえ。ここに来るのしんどかったんですよ。家から遠いんで。でも来てって言われたから行かなきゃなあと思って、朝ご飯食べるのも途中でやめて急いで来たんです。そしたらここの場所分かんなくなるし、途中でお腹痛くなるし、足も痛くなるしで大変で。で、やっと着いてもここの入り口どこか分かんないわ、階段きついわ、この部屋のドアは狭いわ、ソファは汚いわでたまったもんじゃありません。そのうえ二、三分待っててくださいとか言われて、でも二分待っても三分待っても誰も来なくて。で、待ちくたびれて帰ろうと思って立った途端にあなたが入って来て、お待たせしました、って。やめてくださいよそういうのうざったいなあ。
宮田:ずいぶん大変な思いをされたんですね。
村川:はい。大変でしたね。この辺一方通行多いじゃないですか。しかも車を駐める場所は見つからないし。一旦家に帰って、電車で来ましたよ。でも最近は良くない電車が多いですよね。女性専用車両しかない電車とか、増えて来てるじゃないですか。
宮田:そうですか。私は見たことがありませんが。
村川:目がおかしいんですね。
宮田:この度はあまりお気が進まないにも関わらず取材をお受け頂きまして、感謝の念に堪えません。もし取材後、何か雑誌に掲載するにあたって不都合な内容がございましたら、その点は柔軟に対応させて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
村川:そんなことより早くインタビュー始めてくださいよ。
宮田:それではお聞きします。この度、例のテレビ番組におきまして、ご自身の健康に関する情報を気兼ねなく世間にお流しになったということですが、それはどのようなご心境によるものなのでしょうか。
村川:お金儲けができるからです。ぼくのかわいい体の実情を知って心配してくれたたくさんの人たちが、ぼくの口座にお金を振り込んでくれるからです。口座番号は14000ー********(雑誌では全桁記載されていたがここでは念のため伏せる)なので、どしどし振り込んでください。
宮田:個人情報の掲載は憚られるべきだと思われるのですが、大丈夫ですか。
村川:こっちがいいんだからいいんじゃないですか? あと、ぼくが住んでるのは東京都墨田区亀沢2丁目7-2です。すみだ北斎美術館で寝泊まりしています。ちょっとした品や励ましのお手紙を送って来てください。
宮田:では次に、あなたの普段の生活についての質問なのですが、やはり日常的に幸せに感じることが多いものなのでしょうか。
村川:それではお聞きします。あなたにとって幸せとは何ですか? アダム・スミスは『道徳感情論』において、他人の幸せは自分にとっても幸せであり、他人の悲しみは自分にとっても悲しみである、というようなことを説きました。では、他人をみだりに傷つけて悦に入っている人が目の前にいたとして、それはその人にとって本当に幸せだといえると思いますか?
宮田:私が答えるのでしょうか。
村川:それではお聞きします。あなたが記者になったのはなぜですか? 波乱万丈な人生を歩んだ人たちの深い話を聞いて自分の教訓にするためですか? それとも他人のプライバシーの侵害や秘密の詮索が趣味だからですか?
宮田:そういうことをお答えする場ではないと思いますので。
村川:それではお聞きします。さっきの弁当の味はなんですか? タレが全然染みてないじゃないですか。あと、机に乗ってるコレはなんですか? ICレコーダーですか? 壊していいですか? それにあなたが手にしてる結婚指輪はなんですか? 仕事に関係なくないですか? 妻子持ちアピールもほどほどにしてください。
宮田:ありがとうございました。

 加えて以下に引用するのは、上の記事が世に出た直後に出版された村川の自伝、『ぼくの見ている世界』(壮大社、184頁)の一部である。ただし村川本人が執筆したものか否かは怪しいところである。

 “そのときぼくが見たものは車だった。低重心でスタイリッシュなカローラではないし、乗り降りが楽なオデッセイでもない。走行性能の優れたパジェロではないし、プロパイロットを搭載したセレナでもない。ぼくの知らない車だ! そんな車があるはずがない。だから未知の世界からワープして来た車なんだろう。迫力に満ちた排気音を響かせてぼくの眼前を右から左へ走り抜けていった。前から見ると真っ赤で、後ろから見ると真っ青だった。でもここはぼくの部屋だ。
 今日はぼくの知らない世界へ旅立とうとしている。だからシンガポール行きの便はキャンセルした。今度ある親友の結婚式も、大物女優が主催するパーティーも、アメリカ大統領との食事会も、全部断った。そんなくだらないもんにうつつを抜かす余裕があるか! 今度自殺する予定の親友の葬式は、少し迷ったけど、オンラインで骨だけは拾ってあげることにした。よくぼくにちょっかいをかけてきたり、上靴にマヨネーズをかけてきたりする奴だったけど、何度も宿題を見せてあげた仲だった。そのたびにぼくは、ああ、ぼくは宿題を見せる側の人間なんだ! と嬉しくなった。そういう感情を抱かせてくれた恩があるんだ。
 ぼくは旅に出るとき決まって、金色のスーツケースを使うようにしている。空港の手荷物受取所のベルトコンベアで、他の乗客に見せびらかして自慢するためだ。ぼくの根っからの人間性から言って、ぼくはいつ旅に出ようと思い立つか分かんないじゃん? だから、スーツケースは常に、玄関の金の靴の隣に置いている。今日もそのスーツケースを一旦部屋の真ん中まで引きずって、開けて、旅に必要なものを詰め込もうと思った。さて、ここで問題です。旅に必要なものはなんでしょう? 正解は、タオル、ハンカチ、ティッシュ、着替え、シャンプー、胃腸薬、アイマスク、生理用品、ドライヤー、ドライバー、マジックハンド、アラビックヤマト、牛乳、メリケンサック、掃除機のノズル、誰かの髪の毛、そして絶対に旅をやり遂げてみせるぞという煮えたぎった熱い思い。それらを全部スーツケースに詰め込んで……いやいやいや! ぼくは超人だ! スーツケースだけで事が足りるんだ! だからぼくは、からっぽのスーツケースを開けっぱなしのまま引きずって、金の靴を履いて、金のドアを開けていざ旅立とうとした。ふと、やずやの香醋のことを思い出した。ぼくはスーツケースを玄関の隅におもいっきりぶん投げた。旅なんてくだらないことやってられっか! ぼくは玄関の天井から糸で吊るしておいたやずやの香醋を手に取った。”(4〜5頁)

 “ぼくが闇の密売組織シャガールに拉致監禁されたのは4日前のことだ。最初はぼくにシャガールのトップになってほしいという勧誘だと思った。でも白衣をまとったシャガールのメンバー5人がよってたかってぼくを羽交い締めにして、あまたの医療機器や医薬品が用意された白い部屋に引きずり込んで、清潔な手術台みたいなベッドに金具できつく固定したとき、ぼくはおそらく解剖されるのだろうという底知れぬ恐怖に囚われた。ぼくは、ああ、一度でいいからあの女の子の裸を見たかったなあ! と思って、あの世に行ったらまず、今すごくしたくてたまらないうんちを急いでしようと心に決めた。
 でもシャガールのメンバーは、ぼくの大事な腕をアルコールの染みた脱脂綿で消毒したあと、透明なホルダーに管で繋がった採血針を刺しただけだった。なかなか経験豊富と見えて、一瞬結構痛いだけだった。ぼくの血を闇の世界で取引するんだろうなと察した。少ししてぼくの深紅色の血が、ホルダーに接続された真空採血管にゆっくりと登っていくのを見た。大事な血を失ってしまうのは少し辛いけど、巨大な蚊に刺されたんだと思えばまあいいか……いやいやいや! ぼくは自慢の筋肉で金具を破壊しベッドから脱出した。するとシャガールのメンバー5人の体が急に泥みたいに溶けて、それが一箇所に集まってまた固まって、1人の男になった。シャガールの真のトップ、ボヘミアンことブロフガンだった。ボヘミアンことブロフガンは、種類の分からない服を着て、種類の分からない帽子をかぶって、種類の分からない眼鏡を掛けている。右手にはアルゼンチンの自動式拳銃、バジェステル=モリナを握っている。こいつは、普段はボヘミアンを名乗っているが、本名はブロフガンという。ただし飛行機を予約するときはボヘミアンの名を使うが、ホテルと映画の予約をするときはブロフガンの名を使う、と、この前一緒にスタバに行ったとき言っていた。ボヘミアンことブロフガンがぼくの額に銃口を押し付けて引き金を引いた。ところでぼくの姉は広子という。広子は淋しがり屋で、人懐っこくて、ぼくの言うことをなんでも聞く従順な犬だ。広子は大学時代、非常に嫌いな男子がいたらしい。その男子に大学の講義室でついブチギレてしまって、恥をかいたそうだ。その男子に家に来るように誘われたことがあって、一回ぐらいいいか、と行ったらしい。AVを見せられて大変だったと言っていた。そんな広子は今朝、食卓でサンドイッチを食べながら、申し訳ないぐらい野菜ジュース飲んで寝たらむくみとれたぁ、と、まだむくんだ顔で話していた。ぼくは撃たれた。
 普通に家に帰って、うんちをして、レバニラ炒め、クラムチャウダー、本マグロ寿司20貫を作って食べた。失われた血を補うための大事な食事だ。最後の方は流石に腹がはち切れそうになって苦しかったから、寿司は少し残して、翌朝食べようと思ってラップをかけた。食後にやずやの香醋を100粒飲んだ。”(96~97頁)

 その他、当著書には村川の超現実的な日常が綴られているように思われる。著書の結末は、「やずやの香醋のお風呂に入りたい」という一文で締められている。しかし言うまでもないことだが、やずやの香醋にケタミンが含まれているようなことは断じてなく、村川の著書から彼にも見えていない世界を見ることはできなかった。
 当著書に対するAmazonにおけるレビューの一部を以下に引用する。
好意的なレビュー:
「自分の知らないこんな世界が見えている人がいるんだって思いました!」
「よくわかんないけど、なんとなく面白かった」
「村川くんの血で、闇の世界の人たちが幸せになったらいいなと思います」
批判的なレビュー:
「やずやの香醋のステマ」
「幸せアピールもいい加減にしろ」
「意味が不明瞭な描写や小話がだらだらと続くだけで、著者の生涯が一向に見えてこない。自伝的要素が薄い。いわゆる自伝的小説に分類されるようにも思われるが、ならばあくまで自伝という名目で出版する意向に納得がいかない」
 
 彼の著書は8000部の売り上げを誇った。
 ちなみにその後村川は死んだ。詳細な状況は不明であるが、姉のTwitterやYouTubeでの報告によると、村川は夜中、自宅のベッドで突然大笑いを始め、しばらくバタバタもがいたあと、息を引き取ったそうである。察するに、彼は過剰な笑いによって喉頭が長時間痙攣したために呼吸が阻害され、窒息、あるいは不整脈が引き起こされたのではないだろうか。いわゆる笑い死にという一番羨ましい死に方である。姉によると、死の直前の村川は、
「シロクマ4頭やってくる。シロクマ4頭やってくる。ふははは」
 などの意味不明な言葉を発していたそうであるが、ろれつが回っておらずよく聞き取れなかったという。
 これは救いのない話である。唯一の救いは彼は死ぬ間際とんでもなく幸福だったということか。いや死ぬ前の救いが死んだ後の救いにもなるかは死んでみないと分からない。

救いにあふれて

執筆の狙い

作者 きさと
p97230-ipoefx.ipoe.ocn.ne.jp

人間の捏造を試みました。嘘八百をさも本当のことのように書くということです。

コメント

浮離
KD111239129014.au-net.ne.jp

そもそも村川の著書が出版されるなりの世間的需要が理解できない、とかそんな些細いい猪狩のようなことはまさにただの言いがかりにしかならないはずのどうでもいいことなのでまったく気にしないんですけど、読ませてもらった単純な印象としては要するに、“書きたいことないんだなつまり“なんて、個人的には案外共感のかけらもないようなことを思いつかされてしまったわけなんですけど悪気はないです。
読ませてもらった印象そのままのことをお伝えしているわけなんですけど。


村川の人を食ったような態度、それは例えばインタビューの場面とかはまさにそんな感じなんですけど、“キャラ“として救いがあったものかどうかは個人的にはほぼ興味がないですし作品タイトルについてもまるきり理解がない上で言ってしまうと、“村川“っていう支離滅裂を支離滅裂なものとして書くにしてもどうにもその言い草なり単純に思考的なものであったり、つまりはその表現のことごとくがものすごく振り幅が狭くて面白くないんですねたぶん。
突飛なのかキテレツなのかただ単純に腐っているだけなのかなんでもいいんですけど、所詮小物感が強くて滑ってばかりのような気がするんですね個人的には。

どうしてそういった印象になってしまうのか。

個人的に思わされるのは、ただの“言葉“でしかないからのような気がするんですね。
単純な言葉の羅列に終始してるだけ、と決めつけるわけではなくて、そういう印象を与えかねない思い付かせかねないやっぱり先に言った通りの振れ幅の小ささなりその言い草の裏に宿るべき根拠の薄さとか、そんな裏側の当たり前みたいな根拠にこそ貧困な事情によるもののような気がするんですね。


個人的には村川、横っ腹一回ツネったら泣き入るタイプでしかない気がするんですね。
あたしでも喧嘩して負ける気がしない見覚えのあるタイプっていうか、ハッタリにもならない人によく嗅ぎつける匂いがする気がするんです。
つまりなら、そういうキャラにさえ書き切れていないっていう物足りなさとかやっぱり、振り幅の小ささっていうことなんだと思うんです。

ぶっ殺したりちん子まん子でゲロがどうしたとか、そういうことばかりが過激でぶっ飛んでるような気がしている人もいるみたいなんですけど、そういうのよりは村川の方がまだ要素はある気はするんですけど、たぶん書き手が村川を生かすにはたぶんアイデアなり思い入れがずいぶん足りないらしいことは明らかなような気がするわけで、このお話にもっと背骨になるストーリーを与えろとかつまらないことをいうつもりは爪の先ほどもないんですけど、これならこれなりに強度を与える術を思いつきかねるらしい振り幅の小ささっていうのは単純に、この手の書き物には慣れていないだけという適性の弱さのような気がするということなんですね。

キテレツならキテレツなりの、人を食ったものなら食ったなりの根拠というのはほとんど愛の如くはっきりと居座ってどうにもならないものとして太っ腹にあるべきものと個人的には思うわけで、あたしのことがめっぽう嫌いな書き手としてはもちろんご存知のことと思うんですけど、キテレツをキテレツそのものとして書きたがることをただのマヌケと見下して憚らない一個人としては、この手の書き振りはただの手遊びなり言葉の繰り合わせの域を出ないものとして結構、ひよわな感じにどうしても見えてしまうんですね悪口でもなんでもなく。

物語ではない、ただの背景としての根拠って思い描けますか、このお話の。
それが滲んでなんぼとか、案外その辺の図々しさについて所詮優しいだけの書き振りのような気がする個人的にはしてしまう、というお話でした。

気を悪くさせてしまったなら相変わらずすみません。

浮離
KD111239129014.au-net.ne.jp

>些細いい猪狩


○ 所詮言いがかり



すみません
いきなりわけわからない誤字っぷりでほんと申し訳ないです

以下何かとあろうですけどご容赦ください

京王J
p1165143-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

読みました。

村川は直接出てこないけど、周囲の人間たちの言葉から村川の人物を際立せる、という作品でしょうか。

上の方が、

>> “村川“っていう支離滅裂を支離滅裂なものとして書くにしてもどうにもその言い草なり単純に思考的なものであったり、つまりはその表現のことごとくがものすごく振り幅が狭くて面白くないんですねたぶん。

と、かなり回りくどく言ってますけど、要約すると、「読者は村川に興味を持っていない」と、いうことになると思います。
だから読者を作品の世界へ引っ張ることができません。

「そもそも村川の著書が出版されるなりの世間的需要が理解できない、とかそんな些細いい猪狩のようなこと」が、やはり重要でしょう。
(無益な深読みをするなら「些細いい猪狩」になります)

もし村川が誰もが知る有名人なら、みんな興味を持って読むことができます。
架空の人物でも、何か読者が興味を持てるようなフックが必要だと思います。

とはいえ、素晴らしい可能性のある作品です。

久方ゆずる💊
240.133.31.150.dy.iij4u.or.jp

お久し振りです。
一読での感想です。
村川さんって、お笑い芸人さんなのですか? 書いてたかな?
誰か、お姿と喋り方を思い出す方がいらっしゃるのですが……誰だろう?
完全捏造人物なのかな。どなたか、モデル様がいらっしゃるのかな。
ちょこっとだけ読み直したら、意外なルックスで……ショート茶髪の兄ちゃんのイメージでした……。
痩せてるビビ◯大木さんみたいな感じかなあ?
麻薬物質が、摂取もしていないのに、脳内にあって、ラリっていらっしゃる? そこを中心にお話が展開した様なのですが……最後まで、謎は謎のまま。お姉さんとご本人の文章、インタビューによって、村川さんのキャラクターが浮き彫りにされる……。ですかね?
最近、お笑い芸人さんの著書を何冊か拝読したので、何となく、ノリは理解出来る気持ちがするのですが、如何せん、村川さんの正体がよく分からない。履歴書的な意味でです。
そこをもう少し上手く書かれたら、もっと、村川さんに興味を持てるんじゃないでしょうか? 私は、変人好きなので、面白く読めちゃいましたが……。
出演者さんの暴走と、それに乗っかるディレクターさん?、のお話は興味深かったです。問題は、ご本人の被害と言うより、倫理的な問題でしょうか? 視聴者の意見とかも取り入れられたら面白かったかも? なんて、素人考えですが……。
では。

再読させて頂きました。
ディレクターさんでは無く、プロデューサーさんでした。
筋の通った話をしたいのに、全然出来ない。それが、村川氏の特徴であり、キャラクターの面白味として描かれていたのでしょうか?
再読させて頂くと、印象がガラッと変わるので不思議です。
スルメ的作品かもしれません。言葉遣いが悪くて済みません。
一読目は、視聴者はどう言ったのよ! とか、結局、ケタミンはどうだったのよ! とかを一生懸命気にしていたので、そこの所を楽しむ余裕が無かったのかもしれません。
ではでは。お邪魔致しました。

最後の一段落が、超興味深かったです!

久方ゆずる💊
240.133.31.150.dy.iij4u.or.jp

再訪です。
私の拝読は、先のお二方の感想によるものでした。
御作のつかみが少し弱かったという旨をお伝え致します。
本編の二段落目と一段落目を入れ替えるとかはどうでしょう……?

後、村川さんの茶髪じゃない疑惑は気のせいでした。髪色は記述されていませんね。

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

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