作家でごはん!鍛練場
メガテン好きの誰かさん

人を殺したことはあるかい?

ー「人を殺したことはあるかい?」
洒落た雰囲気のバーで、煙草を吸っている色気の漂う長い黒髪の女性は言った。
「何を言ってるんです」と自分は答えた。答えたというか、疑問だが。
黒髪の女性は、やれやれとしたように「じゃあ、いいや」と言われる。
「馬鹿馬鹿しいかもしれんが、人を殺すと、悪魔も増えるんだ。」
何言っているんだ、この女性は。さっきから言っている意味がわからない。
「悪魔なんて、いるわけないでしょう?」自分は、カクテルを一気に飲み干した。喉を潤すには丁度良い。「いや、実はいるんだ」と女性は、煙草の煙を吐く。
「今いる」と女性は呟く。
「は?何をいっt」
何者かに口を塞がれた。しかも手首を強引に掴まれている。身動きが上手く取れない。
女性は嘲笑う。自分のことを見て。
「可愛い純粋な子犬ちゃん、今、神様の命令を受けているだろ?」
反抗的な犬のように、威嚇する。
「ここにいる皆は、悪魔に身を捧げ、人殺しになった者ばかりだ」
今手首を掴んでいる人の顔を振り向いてみる。手首を掴んでいる男は弱々しそうな目をしている。だが、殺気は感じられる。
「ここは貴方達、天使がくる所じゃないよ。」
黒髪の美しい女性は、黒いマーメイドドレスをリボンをほどき、脱ごうとする。
すると女性は、山羊のような角が額から生え、八重歯になり、瞳の色は朱色になった。
体には、蛇が巻き付いている。
「覚えているかしら?貴方達が貶めた人間、リリスよ」
体がゾクッと痙攣する。電流のような痛みが身体中を走る。
「そこにいる男性達は、私の娘、リリムに精気を吸われて夢中になっている者よ」
「滑稽よね」と微笑むリリス。だが、その微笑みは不気味さを隠せなかった。
やっと口に当てられた手を離してくれると、
「宣戦布告だ」と言う。
「宣戦布告?」とリリスは首を傾げる。
「これから、天使と悪魔の最後の決戦をする。」自分は恐怖のオーラに潰されそうになれながら必死にもがく。リリスは大きな声で笑い、「いいわ、その話乗ったわ」と答える。
「時刻は4月4日の太陽が落ちる頃、場所は天界だ」
自分はニヤリと笑みを浮かべる。

人を殺したことはあるかい?

執筆の狙い

作者 メガテン好きの誰かさん
p2565130-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

えーと、どうも作者です。
「女神転生」シリーズが大好き(特に真・女神転生と真・女神転生2が大好きというか大ファン!)で、オカルトチックな物語を描こうとしました。
貴方は天使という設定(もっと詳しくすると、天使の中の階級の『パワー』あたり)で、悪魔であるリリス(元々は人間だった)の本拠地に入り、宣戦布告を伝えてくるというものです。
誤字、脱字があるかもしれませんが、その時はぜひコメントで教えてください!
またこの作品の感想などもコメントしてくださいね。
コンゴトモヨロシク…。

コメント

青井水脈
om126233180050.36.openmobile.ne.jp

読ませていただきましたが、「さすがにないですよ」とタイトルに呼応して(笑)
「女神転生」は名前を聞いたことがあるくらいですが、本作ではリリスの大胆不敵さが伝わりました。天使と悪魔の最終決戦がどのようなものか想像してみたり、続きを書かれたら面白くなるでしょうね。

>洒落た雰囲気のバーで、煙草を吸っている色気の漂う長い黒髪の女性は言った。

洒落たバーではなく、洒落た雰囲気のバー。ライトの色やレイアウト、どのようなカクテルが出てくるかなど、さりげなく情景描写を入れたらいいと思いました。

>自分は恐怖のオーラに潰されそうになれながら必死にもがく。

潰されそうになれながら→なりながら?

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