作家でごはん!鍛練場
えんがわ

〇   闇の路

 何も見えない。幾ら目を凝らしても何も見えない。足元の砂利道のような感触だけがある。しばらく道を逸れて歩くと感じる雑草のような、もしかしたら花のような触覚が、ただ心を落ち着かせてくれる。中腰になって、手を伸ばし、それを指先で摘み、自分のものにする。手に触れる感覚は、花のそれではなく、どこにでもある雑草そのものだ。特に名前のない、よく校庭の端っこだったり、通学路の隅っこにあるような、そんな植物だ。だが、それでも、ここにあることが有難い。
 匂いを嗅いでみる。青臭い。空腹感は全くなかったが、それでも久し振りのそれを味わいたいと思う。もしかしたら、この世界の節理が、プログラミングがエラーを起こして、僕を弾き飛ばしてくれるかもしれないとも思う。
 だが、その草はありえないほどに呆気なく、僕の口に含まれた。強烈な緑の、ゴーヤの何百倍もする苦みと、何よりも、それに混じる茶の、土の味が、身体に拒否反応を起こす。
 数秒も経たないうちに、僕はそれを吐き出した。だが、緑の味は鮮烈に舌の中で暴れ続け、砂のごりごりとした痛覚は歯の間にも挟まり、口中を乱す。
 やはり、道からは逸れてはいけないのだ。道の感触に沿って歩を進める。ナイキの靴、エア・ジョーダンではない。ナイキのマークが付いていた、それと安さだけの理由で選ばれた、僕の靴はまた足元の砂利道を進む。

 ああ、僕は何で生きているんだろう? 何のために歩いているんだろう?

 そう思うこともあった。だけど、そういう下らない精神論は、何の光もない闇の路を歩き続けるという苦痛に比べ、随分と薄っぺらいもので、特に考える必要すらもない。

 4割り引きの、2500円で買った、ナイキのシューズは、かたんと靴の先っぽがパックマンみたいにパクパクと笑うようになった。
 初めは僕も一緒になって笑ったが、しばらくして、靴がぶっ壊れる、履き潰す先にあった、分解するようになってから、もう。悔しくて泣いた。嫌と言うほど泣いた。また靴下だけで歩いて、痛くて泣いた。僕の一人旅の相棒、靴君が死んだことに少し泣いた。3日ほど泣いた。

 靴無しの徒歩は痛さの連続だった。ちょっとした石ころが非常に痛い。全てを無くしていたと思ったのに、無くなったらこんなにも大切なものだったなんて。そうナイキ君のことを思う。もしかしたら自分の命もそういうものなのかもしれない。

 歩いて歩いて歩いて。

 靴下すらも破れて、裸足になって、だけど、歩くたびに出来る豆や痛みは、僕の足の皮を随分と厚いものにし、痛みも生きている実感と思えば、大したこともないと錯覚させる。

 僕は歩いている。

 ゴールなんて無い。だけど、僕はこの旅が途中で終わった時に、頼みたいことが一つだけあるんだ。どうか次に歩く人には……


〇   光の路

 淡い青い光が、黒い道にぽつぽつとある。光が照らし出すは一つのライン。
 僕はただその青い光に沿って、歩き続ける。光は輝いていて、だけどその輝きは瞬間に消えてしまいそうで、僕の胸はちりちりとする。ただ前へ進むのは、この先の光の方が少しだけ強く見えるから、少しずつ強くなっているように見えるから。それはただ真っ暗なところに取り残されるのが怖いだけなのかもしれない。
 だけど、この砂利。なだらかな上り坂。靴裏いっぱいに広がっていく痛み。徐々に重力に屈するように痛み出すふくらはぎ。
 寒風の中、背をじわりとさせ、シャツに染み、空気にふれて冷え、身体を震わせる汗。それに反して身体の底で熱く血のように沸騰していく熱。

 辛い、苦しい、の先に、喜びがあり、その先に、もっと大きな痛みがあり、だけどその先にまた。感覚と思考がスパイラルのように輪転し、徐々にそれぞれが強くなっていく。
 その感覚を、暗闇から逃げているという表現にしたくない。タイムを争っているわけではない。競い合う相手もいない。それでもこの歩み自体に何か、何か、僕を動かすものが。

 強くなっていく光に温度を感じ始めたのは何時からだろう。最初は暖かく、優しく、勇気づけるように、しかし徐々に熱く、激しく、まるで僕を攻め立てるように。鼓舞していく。
 足裏の痛みは足首全体にまで広がり、猫背はきしむように鳴き、喉元はからからだ。かろうじて出ていた唾を、口中で遊びながら舌先に染みさせていたが。それすらも絶えて、随分と経った。
 光はどんどんと熱く、輝き、ガラスのように透明に、だけどサファイアのように強くなっていく。

 やがて、やがて、光の道の終わりが見えた頃、その正体もまた見えてきた。肉体。死体。人の形をした、もう人ではない、肉体の残骸を糧にして、光は燃え、輝いていた。明るいわけではない。ただ暗闇を頼りなく照らすように。

 徐々に光に侵食されきれていない死体を見かけるようになった。その顔の名残には、様々な表情が浮かんでいる。悔しくて溜まらない表情。まるで何か救世主を見たかのような安らぎの表情。どこかに帰ろうとする赤子の表情。だけど、一番多かったのがそのどれでもない、一日を終えて台所でビールとハンバーグをつついているような、そんな表情。それらを見るたびに、僕を焦がすちりちりとした熱は、少しずつ色を帯びるように強く、強く高鳴る。

 光の道の果て。
 ようやく着いた。ああ、着いてしまった。
 先には暗闇が広がっていた。

 そこには老人というには若く、中年というには皴の深い男が、一人、眠るように横になっていた。
 僕に気づくと、彼はなんとか身体を傾けるように、両手をついて、顔を上げ、僕を見た。
 そして何かを言った。
 枯れ切った声、息では、何の音にもならない。それが僕には聞こえた気がした。
 僕もまた何かを返事し。それもまた音にはならなかったが。それからまた歩み始める。光の無い真っ暗な道を。
 背後でぼうっという音がした。彼の死にたての身体は、熱く、熱く、青い光を発した。少しずつ彼の身体全体に燃え広がっていく。笑ったのかな。泣いたのかな。僕は歩き続けていく。やがて終わりが来るまで、真っ暗闇を。


〇   水色バス停

 真っ暗な中に、そこだけ水色で、淡く光っている場所がある。近づいてみるとランプの下の「蓮田」と書かれたバス停に、先客が一人。茶色いコートに茶色い帽子。靴は僕と同じく泥まみれ。身体もきっと埃まみれだろう男がいた。
「ああ……」
 久しぶりの、本当に久しぶりの人の姿に感嘆が湧いてしまった。相手は、各段、特別に動じることもなく、当然のように帽子を掲げて。
「どうも……」
 そこで僕も少しローテンションになり
「どうも……今日は、少し冷たいですね……」
「雨が降るかも知れませんね」

 そこで、やり取りは終わってしまった。聞きたいことがある。山ほどある。僕はこの土地に来て以来、雨は愚か太陽すらも、見ていない。風すらも感じない。
 そんなことを聞きたいのだが、どうしても最初の一言が出てこない。聞いてしまうと悲しいだけかもしれない。彼が何も言えないのは、それを知っているからなのかもしれない。確かに僕はローテンションだ。
 僕はどかっと黒い地面に座り、リュックから水筒を取り出す。麦茶を、それも温かい麦茶を、少しずつちびちびやり出す。
 淡く照らされたバスの時刻表を確認するのだが、そいつはとても大雑把だった。3月25日、次いで4月20日。8月23日。9月26日。と、日にちが書かれているだけなのだ。
 僕は少し苛立ちを感じながら、先客に聞く。
「ずいぶん曖昧な発車予定時刻ですね。非常にあやふやで、気が遠くなりそうな」
 先客は笑う。
「坊や……今日のディナーはビーフシチュー風ポークカレーよ、なんてね。ここでは何もかもあやふやですよ。わたしもあなたも。次いでですが、今日は11月14日。次のバスが来るのは、29日。かなぁ。しかも行き先はあなたの今まで通り過ぎて行った場所です」

 僕のいらいらはピークになり。
「ありがとうございます。それでは失礼します。この先に急がないと行けないので」
 ところが、なんと、先客は意外なポーズを声に秘め。
「良いのですか……あなたがここにやって来る前、無くした宝物や、大切な人とか、いらっしゃらないんですか」

 僕はそんな言葉を受け流す。
「これから先のほうに、僕が会いたい人もいるし、その人とならきっと、もっと、面白い宝物が作れそうなんでね。お心遣いは嬉しいのですが」
 ちっとも嬉しそうもなく返事をする。

 先客は笑った。けたけたと笑った。不気味でもなく不快でもなく、不思議な調子で。
「羨ましいですなぁ。じゃ、早く、その人の所に行っておあげなさい」

 相手は無理だとわかっていて、そんな言葉をよこすのだ。そのシニカルさに、僕はちょっと楽しくなる。
「いや、そいつが本当に気まぐれなやつでね。もう僕のことを待ってないと思うんです。半野良の猫みたいにどっかに行っちゃったのかな? って」

 先客はゆっくりと。
「それでも会いたい……と」
 僕はニコっとして。
「はい。必ず」

「それではサヨナラですな」
「ええ……」

 僕は軽く会釈をし、水色のバス停から闇の路へと歩き出す。


〇 光のふらり

 暗闇の中に青い炎がぼうっと光っている。
 それがところどころに燃え、一本の細い糸のようになり、自分を歩かせる。小さな狭い道。どうしてこんな道を選んだのか、分からない。疲れてしまって倒れそうになる。くじけるのは嫌だ。たとえこの先に何もない、これは僕の予感だが、この先に何の祝福が無くても、歩き続けたい。

「そんな、しょげた面すんなよ」
「これが僕の地顔なんです。それにこんな灯かりのないところで、僕の顔なんて見れるわけないじゃないですか」

 相変わらずミッチーはしょーもない話の振り方をしてくる。ミッチー、本名はとうに忘れた。何時の間にか彼は傍らにいて、しょーもないことを口にする。
 政治、経済、戦争、いつか食べたいごはんの話。ひつまぶしとかソーキ蕎麦とか。どれもこの道を歩くのに必要ないくだらない話だ。でも、そのしょうもなさが、歩くたびに自分の笑う膝の痛みを和らげてくれる最高のスパイスだ。何時からミッチーと一緒にいたのだろう。気付けば隣にいて、色んな話を振って来る。

「巨人は上原だよねー。雑草魂」
「もう聞き飽きました。上原なんてショッパイっすよ。ゴジラ松井みたいに、メジャーに行かなくちゃ。歌う国ニューヨークみたいに。上原も年だから、どこにも行けず、日本のショボい土地で消えますよ」

「いや、上原はやってくれるよ。日本シリーズ、ノーヒットノーランとか」

 もう何度、同じ言葉を口にしたのか。上原の巨人デビューが何やら、サワムラショーが何やら。上原ドーピング疑惑。宇宙人説。メカマシーン。馬鹿みたいに話題がメチャクチャになっていく。

「おっ! 炎じゃん。やっぱりしけった燃え方してんなー」

 何百個目の炎だろう。そう思うと力が抜けて、砂利道にペタリと体育座りのようになり、次いで大の字になってしまった。空には星も月もない。太陽などない。真っ暗な道だ。炎は熱くもなく冷たくもなく、ただ青白く光り続ける。身体中が痛い。足のかかとには分かりやすい靴ずれの傷が残り、リュックを背負った僕の背中はきしむように痛んで、膝やふくらはぎはただガクガクだ。

 ミッチーは何も言わない。

「何か言ってくださいよ。逆に無言が怖いっす」
「何も言わない方が良い時くらい、俺にもわかるよ」
 と言いながらミッチーはやけに陽気になって
「まっ、キャンプファイアーじゃないけど、炎の周りで一きゅうけいでもしようや」

   *

「この山~を越えて行こう~よ」

 自分たちの目に広がるのは、真っ暗な中、徐々に高く点灯している炎。
 上へと昇る炎の場所が、この先に高い山脈があるのを教えてくれている。

「口笛吹きつーつ」

 ミッチーはそんな絶望の中、笑いながら歌う。それから妙にかすれたテキトーなメロディの口笛をする。そして、2度、3度も同じ歌の冒頭を繰り返す。自分も何だかハイになって歌ってしまった。

「この山を超えていこーよ―」

 するとミッチーが返事をするように、

「口笛吹きつーつ」

 それから下手な口笛を吹く。

 山の頂上の炎は、とりたてて明るくもなく、自分たちを照らしていた。

 だけど、頂上から振り返ってみると、今まで通り過ぎて行った炎は遠景になるに連れて弱い。そしてこれから下山して進もうとしている、緩やかに降りて来る炎たちは一層強く、青く燃えていることだった。

「遠いなぁ、ゴールは」
「いや、良い景色じゃないですか。僕たちはきっとより強い光のところへ。正しいところに来ているんですよ」
「へ~」
 ミッチーは何か考え事をしながら応える。
「いいこと言うようになったじゃん」

   *

 道は草道になっていた。少し心は軽くなった。だけど身体はギシギシだった。やがて炎の中に、人が見えてきた。青白い炎とは。人そのものが燃えたものだった。人の身体が燃えている。
 死体のように微動だにしない人々の身体、顔、炎をまとって。
 ある人は悔しくてたまらない顔、ある人は清々しく、何故か安心しているものも、マイホームに帰って、お風呂を浴びた後、ビールを飲みきったような。

 口数の少なくなったミッチーは言う。
「俺さ、ここらでそろそろ限界みたいだわ。そろそろ、じゃあな、だな」

 でもその「そろそろ」よりも、炎が尽きる方が早かった。自分たちを照らしてくれた光は、これから先にない。がらんどうの闇だけが待っていた。

「なんだよ。天国や楽園があると思わせといて、詐欺だぞ、こいつは」
 ミッチーと炎もない道を行く。

 ミッチーは俯きながら話しかける。
「なぁ。あんた」
「んっ? なんです」
「あんたの名前なんて言うの?」

 そこではじめて名前を告げた。

「そっか、難しそうな名前だわな」

 それから一呼吸して

「俺の名前、田中卓也っていうんだけどな、ま、いっか。ミッチーでな、なぁ」

 伸びをするときの独特の溜め息が聞こえた。

「オレ、猫飼いたかったんよ」
「話が急に飛びますね」
「猫と一緒にこたつに入って、紅白歌合戦とか見るの憧れるんよ」
「僕だったら絶対に笑ってはいけない24時なんか見ちゃいますね」
「なんだい、なんだい、それじゃお前呼んだら、チャンネル権争いやないかい」
「ははは、天ぷらそばでも食べましょうか」

「猫はいいなぁ、チャンネルウォーズしなくて」
「はは、おっさん二人に、猫一匹、へんてこな年末ですね」
「ああ、楽園ってどこにあるんやろ。今すぐそっちに帰りたいわ。だけどな、あんた、俺のこと覚えてくれるか」
「ははは」
「覚えてくれる?」
「はい。誰よりも」

「そんなら安心して旅立てるわ。あんたは楽園に行くんやで、俺みたいになるなよ」

 そうして立ち止まって、しゃがみこんだと思うと、ぼうっと光が映った。
 ミッチーは青白い炎になっていた。
 うつむき加減の顔の表情こそ見れなかったが、覗き込むことは無かった。きっとミッチーらしい顔だろうから。

 僕はついさっきまで闇だった光の道を振り返る。
 僕も歩くだけ歩いて最後は光になるのだろうか。だけど、真っ暗な道に、その先に、楽園があるのなら、この暗闇も怖くない。後に続く誰かの為ではない。僕自身とミッチーと名も知らない子猫の為に、僕はただ僕の歩幅で歩き続ける。

「この山を越えて行こうよー。口笛吹きつつ」

 不細工な口笛を。吹きつつ。

〇   バースデー

 優しい色がする。オレンジとイエローの間のような。緩やかに点滅しながら僕の影を暖かく照らす。僕も柔らかい匂いに浸りながら、一つ、心配事をする。

「あの子にも見せたかったな」

 その吐く息すらも、どこか青白く空間を彷徨って、消えていく。
 そしてその世界には一つだけ扉がある。
 ただ一つだけ。時計の針もなく、いや必要すらしない暖かな空間。まるで昔、母に抱かれて、いや胎児の頃から。
 扉は青空になったり血の赤になったり。少し怖い。だけど、進まなきゃ。僕が世界に出ることで喜んでくれる人が一人だけでもいるのなら、僕は。

   *

 僕の周りには何人もナースさんがいてお医者さんがいる。
 ほんとうに嬉しそうな母がいる。
 普段、その人と一緒に笑ったり、苦しんだり。いろいろと分け合って僕の始まりからいる人が待合室で祈っている。

 二人が守ってくれるなら、その周りの人が迷ってくれるなら。

 「この世界に行こう!」

 そう決めた。だけど、外は痛みばかりで、冷たいばかりで、張り裂けそうな空気を吸って、精いっぱい泣き叫んでしまった。

 悲鳴のような、声になってしまった。
 涙が止まらない。
 いつか終わりのくる、小さな旅への出発だと知った。

 そして、その旅の中では泣いてばかりいる自分がいることも知った。

 それでも父と母は本当にうれしそうに笑ってくれて。

 僕の最初のバースデープレゼントをくれたんだ。
 僕のご先祖様が守ってくれた平凡だけど、好きなネーミング。 
 僕のために二人で一生懸命、考えてくれた特別なネーミング。

 はじめまして。お久しぶりの人もいるのかな。

 僕の名前は……


〇   春陽

 菜の花畑に、モンシロチョウ。土臭い匂い。そこで君は、お気に入りのパン屋で買ったベリーデニッシュと一緒に待っている。大粒のブルーベリーに、スライスされたストロベリー。白いテーブルの上に、半紙の上に置かれてる。柔らかな呼び声。僕も弾む声を返す。
 少し強めの太陽は、穏やかな雲に隠れてくれた。冬の間に白くなった君の顔を控えめに照らしている。少しずつ、少しずつ、太陽は君の顔も僕の顔もまた、こんがりと焦がしていくだろう。
 君はパステルブルーのワンピース。ふわりと覗く腕のカーブにどきりとする。手首には革紐の時計がゆるりと。君に初めて会った秋に僕が贈ったもの。僕の腕には君が去年の冬にプレゼントしてくれた時計。マニキュアはさしていない整えられた指先が掴むのは、ベリーデニッシュ。口に運ぶとサクッと音がこちらにも響く。僕もそれを口に含む。サクサクサクと口の中で遊ぶパイ生地、ちょっとだけ酸っぱい甘い果実。

「そうだ、ユーちゃん、これ、合うかなって」

 僕は少し咳をして半腰になって、テーブルの上のリュックをがさごそして、ステンレスの水筒を見つけて。マグカップそれぞれにハーブティを注ぐ。反対側の海辺に住む友人から頂いたスペシャルブレンドだ。

「ミッチーから」

 君は楽しそうな目で、うんうんとうなづく。話は自然とあの日の昔話になったりする。それからふらりと入った軽食屋や、街路樹の葉や、思い出したあの時言えなかったことや、ちょっとだけ見えてきた明日のこと。そんなことを、ゆるゆる話して、ふわふわ話して、君も僕も笑う。

執筆の狙い

作者 えんがわ
KD106154153077.au-net.ne.jp

明けましておめでとうございます。
今年、一番ノリかな……

既出のものもありますけど、読んでくださったら足跡を残して頂けると嬉しいです。

えへへ……

コメント

上松煌
111.85.0.110.ap.yournet.ne.jp

えんがわさん、こんにちは
 
 拝見しました。
ちょっとお聞きしたいのだけれど、この作品は全編で1作品?
それとも1章で1作品の、独立したもの?
感覚的にわからなかったので、おれは全編で1作品として鑑賞しました。

 全体として難解で「????」ばかりでした。 
ただ、>闇の路< で人生行路を感じたので、それに沿って読み進め、時折現れる道しるべのようなあかりは時の流れ、闇は「人生1寸先は闇」の象徴であろうと考えました。
他の章で描かれる人や出来事は、人生の中での出会いや事件を顕すものだろうとも思いました。

 また、猫さまの話がチラッと出てきたので、猫さま大好き人間のおれは「ああ、主人公はしあわせになるな」と当たりをつけて安心ました。
だって、こういう話って、主人公が不幸というか混沌のなかに消えていく話が多いんだもん。
 
 最後は思ったとおり、カノといっしょに、>光のふらり< で出てきた、>ミッチー< のハーブティを飲んでめでたし、めでたしなんだけれども、これってなによ????

 ミッチーは彼岸にいるんだけれど、主人公だけのうのうと此岸にいるって安易じゃね????


 おれ、思うんだけど、g

えんがわ
KD106154143182.au-net.ne.jp

>上松さん

>全体として難解で「????」ばかりでした。

感想返しに、(恐らく無理して)こういう「アレ」な文章を読んでいただいてありがとうございます。

責めて「????」の一つくらい減らして「???」まで持っていけるように、なりたいです。
うん、これが今年の目標かな。

うん、猫は可愛いですよね。猫さまには逆らえません。

ありがとうございました。 

上松煌
111.85.0.110.ap.yournet.ne.jp

 ごめ、送っちまった。
続きね。

 おれ、思うんだけど、ごはんはみんなが感想をくれるから、その感想欲しさに「雰囲気だけ感じてください」とか「さらっと読んでください」とか、果ては「ボクちゃん、小学6年生でちゅ(ウソ)」などと安易なものが多い。

 力不足で書ききれなかった結論を読者にあづけたり、難解な内容をわかりやすく噛み砕いて読者に理解してもらおうともしないエセ哲学、「だから何なのよ?」といいたくなる書き捨て文、雰囲気だけの薄っぺらい自己満足だけのお話。

 こういったものを出してくるのはやっぱり読者に失礼だと思う。
下手糞でも精一杯かいたものは、やっぱりわかるのね。

 おれはそういう小説を読みたいな。

えんがわ
KD106154143182.au-net.ne.jp

>上松煌さん

> 力不足で書ききれなかった結論を読者にあづけたり、難解な内容をわかりやすく噛み砕いて読者に理解してもらおうともしないエセ哲学、「だから何なのよ?」といいたくなる書き捨て文、雰囲気だけの薄っぺらい自己満足だけのお話。


うん、これは自分の創作姿勢が甘い、ということを言ってるんでしょうね。

でも、自分はこのペースで書いていて、書いていて自分が心地よければいいなと思ってやってます。
確かにストイックさは足りないかもしれないけど、書きたいものを書きたいなって。

そういうのは確かにサイトの風紀を汚すものかもしれないけど、それでも。
許してください。ほんと。辛すぎて半泣きですよ。
(でも、自分なりに一所懸命かいてんだよー)

青井水脈
om126254254198.33.openmobile.ne.jp

えんがわさん、明けましておめでとうございます。
読ませていただきました。私も上松さんと同じ疑問を持ちましたが、
○闇の路 ○光の路 ○水色バス停 
○光のふらり ○バースデー ○春陽
全部で6章。トータルして読むと、主人公の歩んだ旅路がわかるというか、ひと繋がりのお話という印象を持ちました。

○「闇の路」

>もしかしたら、この世界の節理が、プログラミングがエラーを起こして、僕を弾き飛ばしてくれるかもしれないとも思う。

最も印象的な箇所です。

○「光の路」
 
>光はどんどんと熱く、輝き、ガラスのように透明に、だけどサファイアのように強くなっていく。

闇から光へ。光の先には、また闇。

○「水色バス停」
以前に読んだことがありますが、バス停という場所柄、ここで一旦休憩ですね。独立したお話として読んだときと、また違った感じです。 

○「光のふらり」○「バースデー」
バス停から闇の路を歩きだして。ミッチーの名前がなんだか懐かしい。
それから「バースデー」確か、旧ハンドルネーム貔貅がくるさんだったか、生まれ直しの話とコメントに書いていたはず。
こうして旅を続けた先ーー。

○「春陽」
一番好きです。読み手としても、春の陽気に誘われるみたいな読後感で。風紀も何も、やっぱりえんがワールドの色があっての鍛練場。と私は思います。

上松煌
111.85.0.110.ap.yournet.ne.jp

えんがわさん、ごめんごめん。

 >力不足で書ききれなかった~<。
以下、および例に引いた作品はあなたではなく、ごはんによくある他作品のことです。

 おれは作品の構想が沸くと、「この作品を書かないと、書きたくて書きたくて気が狂うのか?」と自分に問うてから書くようにしています。
やっぱり、おれも上手くなりたいし、自他共に満足できるお話を目標としているから。


 あなたが一生懸命に書いて掲載した作品を、おれが読みきれなかった(理解できなかった)のはひとえにおれの力不足です。
あなたには多くの感想がつくのですから、おれとは正反対の感想を書いてくれる人もいるはずです。
がっかりしないでね。

   >>許してください。ほんと。辛すぎて半泣きですよ。(でも、自分なりに一所懸命かいてんだよー)
     ↓
 あなたを泣かせてしまって、心が痛んでいます。
おれはあなたが憎いわけでもなんでもなかったのに、新年早々、心無いことをしてしまったと思っています。

 お互いに文章を書くという喜びのためにつながった貴重な仲間ですので、これからも切磋琢磨して行きたいです。
おれのキツイ意見にも、あなたが慣れてくださったらなぁと願っています。
おれがごはんに来た4年前は、ごはんは紹介サイトで、「辛口感想」で有名でした。
それを見ておれは勇躍、ここに来たのですから。

えんがわ
KD106154152186.au-net.ne.jp

>青井水脈さん

ありがとうございます。

なんか闇の路っていうか、暗い道を歩いているってのは、自分でも鬱ムードになってしまって書いていた覚えがあります。ひりひりして、切羽詰まって書いたというか。

>○「春陽」
>一番好きです。読み手としても、春の陽気に誘われるみたいな読後感で。

なので、こう思ってくれて頂いて嬉しいです。
自分も緩やかに、のびのびとした気分で書いた文章の方が、なんか好きな感じがします。

そう言ってしまうと、また上松さんを失望させてしまうかもしれないですけど。
それが自分の身の丈に合う書き方のような気がします。

えんがわ
KD106154152186.au-net.ne.jp

>上松さん

ああ! ごめんなさい。早合点してしまいました。
半ば勘違いで、心の中で泣いてしまったよ。でも、やっぱり身に覚えがあるから、自分の書く文章に自信が無いから、そうなっちゃうんだろうなー。もっと強くなりたいです。


>おれは作品の構想が沸くと、「この作品を書かないと、書きたくて書きたくて気が狂うのか?」と自分に問うてから書くようにしています。
やっぱり、おれも上手くなりたいし、自他共に満足できるお話を目標としているから。

自分は、そこまで煮詰めれないなー。
確かに上松さんの作品、サーファーを題材にした作品は、構成も練られていて、誤字の一つもなく、世界観、哲学も持っているスゴイ作品だと思いました。その随分前の噂話の怪綺談とか流しそうめんの話とか、なんとなく読んだものも心の中に残っています。そういうの作るにはやはりそれだけの胆力が必要なんでしょうね。一つの壁を破るには。でも、自分には出来そうもないです。学生のお遊戯と言われても、これくらいが自分に丁度いい文章と人生の関わり方だと思うのです。だってどろどろで書こうとすると、精神病院、入院しちゃうんだもんw


>あなたを泣かせてしまって、心が痛んでいます。
おれはあなたが憎いわけでもなんでもなかったのに、新年早々、心無いことをしてしまったと思っています。

いえいえ、気にしないでください。自分は瞬間湯沸かし器のように、直ぐに心がカーッとなったり、鬱になるのですけど、冷めるのも早いです。ほんとはもっと反省しないといけないと思うほどに、心は平温へと下がりつつあります。

>おれのキツイ意見にも、あなたが慣れてくださったらなぁと願っています。

はい、精進します。
ただ慣れるのも違う気もします。やはり傷つきながら、心をぐらぐらにしながら、それを糧にして前に進まないといけない気もします。むやみやたらに心で泣くのは情けないですけど、不感症になるよりはマシだと思うのです。


ごめんなさい。上松さん。何か自分の駄文に物凄く怒ってて、「関わらない方が良いのかなこの人」っていうのが実は隠れた印象だったのですけど、こうして誠実に返答を頂くなんて、凄くびっくりし、同時に嬉しいです。

わざわざ感想返しに赴いてくれたんだもんね。その時点で上松さんは優しい人なんでしょう。
至らぬ文章ばかりですが、これからもよろしくお願いします。

そして自分の今回のはそれほど感想が集まらない気がします。
今までのは極端に短いから、感想ももらいやすかったのかなって気がしたりしたので。

でも、やっぱり感想は一つでも欲しいのが書き手としての本音です。

夜の雨
ai226037.d.west.v6connect.net

「路」読みました。

一日から何度かチャレンジしていたのですが、読みにくいというか、何が書いてあるのかがわからなくて、何度か挫折しています。
今回下記のプログラムを用意したところ、やっとラストまで読むことができました。
と言っても、流れがわかった程度です。

御作どういう作品かなと思いまして。
『亡くなっている方がまた、産まれてくる過程』を描いた作品なのですよね。
で、結論から言いますと、導入部のエピソードが御作の方向性に合っていません。
余計なことをだらだらと書きすぎて、本題になかなか入らない。
それで御作が何なのかが、ぜんぜんわからないままに読み進めることになります。
そうなると、読んでいて、しんどいです。
だから、導入部を過ぎたところあたりで、読むのが苦痛になり、中断するという展開になるわけです。

今回ラストまで読んでみると、題材(テーマ)は結構深いものになっています。
だけど、設定とか構成に問題がある。
導入部にしてもどういう状況なのかを読み手にわからせたうえで、話を展開させたほうが、プラスに働きます。
どうして、わかりにくい状況の入り方をするのだろうかと思いました。
はっきりと「黄泉の世界」ということを読み手にわからせたうえで、そこからどういう状況になり、主人公が産まれてくるのか、とわかるように書いたほうが良いですね。

自分が書いた小説が「下記に当てはまるのか」をチェックすれば、どこがよくて、どこに問題があるのかが、客観的にわかります。
すべてが当てはまるような作品は、プロといえどもむつかしいとは思う。
また、作品内容により、すべてが当てはまる必要もない。
作者である自分がどこを狙って書いているのかで、下記のチェック項目は役に立つと思います。

こちらの鍛練場では作品を投稿するにあたり、趣味で楽しくできればよいと考えている方も多くいます。
えんがわさんなどは、そういったタイプではないかと思いますが。
ただ、今回のえんがわさんの作品は読み進めることがしんどかった。
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● チェックポイント。

1  文章が読みやすい
シンプルで短い文章を書けばたいがいわかりやすくはなりますが、長い文章でもわかりやすく書くことはできます。
「それ」とか「あれ」とかが多くなると、読みにくくなる。
そのほか、読みやすいように工夫する。

2  興味を惹くプロットをテンポよく展開する。
読み手を飽きさせたりイライラさせずに、ある程度テンポよく進める。

3  シチュエーション(何が起こっているのか)をわかりやすく示す
内容が理解しやすいようにする。

4  魅力的なテーマを早い段階で示す
何を描こうとしているのか、今の時代に受けるのか、どの読者層を狙って書いているのか。

5  主人公および主要登場人物の魅力的なキャラクター
どこまで面白いキャラクターを書けているか。
蔭のあるキャラとか誠実なキャラとか。
悪役でもいろいろなキャラがある。

6  ストーリーの謎めいた展開とサスペンス
状況設定を物語が進行するにしたがって、読み手に見せていく。
対立を発生させて、緊張感を高めて話を進めると、「面白いじゃん」と、読み手はついてくる。

7  イメージ豊かな描写、人物の表情と風景
映像的にイメージで訴える。
主人公が見ている風景や背景を描写することにより、何が起こっているのかを暗示させることができる。

8  細部のリアルティーと臨場感
小説は夢や幻想を書いたりするので、それを本当らしく演出させる必要がある。
そのために細部を描いてリアルティーを出す。

9  ユーモア・ウィット・ギャグ
適度なユーモアがあると、作品の幅が広がる。

10 深さへの予感
深いものを伝えようとしている、予感があるのか。


『深くておいしい小説の書き方』より。
著者 三田誠広 
ちなみに三田さんには、以前メールで連絡を取り、アイデアなので、著作権違反にはならないと伺っています。
(多少は、私の意見も入れて書いています)。


お疲れさまでした。

えんがわ
KD106154152186.au-net.ne.jp

>夜の雨さん

>一日から何度かチャレンジしていたのですが、読みにくいというか、何が書いてあるのかがわからなくて、何度か挫折しています。

>で、結論から言いますと、導入部のエピソードが御作の方向性に合っていません。
>余計なことをだらだらと書きすぎて、本題になかなか入らない。
>それで御作が何なのかが、ぜんぜんわからないままに読み進めることになります。
>そうなると、読んでいて、しんどいです。
>だから、導入部を過ぎたところあたりで、読むのが苦痛になり、中断するという展開になるわけです。


うーん、大失敗。
まぁね、しんどいことをしんどく感じるように書いたんだから、読者もしんどくなるよなー。
ここをわかりやすく、軽く書いたら、たぶん、中途挫折者も減ると思うんだけど。
たぶん、それも違うんだろうなー。

きっと、もっと、読者への謎かけと言うかフックと言うか、異質な世界観を伝えれるだけの工夫が要るのかなと思いました。夜の雨さんのアドバイスとはちょっと外れてしまうかもしれませんけど。


>どうして、わかりにくい状況の入り方をするのだろうかと思いました。

ここは読者も、主人公のように暗中模索して読み進めて欲しかったからです。
でも、今思えば、そりゃ読みにくーってなって、読むの止めちゃうもんな。自分でもそうする。
ほんとダメだね。こういうのやるのは、ホントいかんな。



このチェックポイントで言えば。


6  ストーリーの謎めいた展開とサスペンス
状況設定を物語が進行するにしたがって、読み手に見せていく。
対立を発生させて、緊張感を高めて話を進めると、「面白いじゃん」と、読み手はついてくる。

7  イメージ豊かな描写、人物の表情と風景
映像的にイメージで訴える。
主人公が見ている風景や背景を描写することにより、何が起こっているのかを暗示させることができる。


で勝負したかったな。そこは力不足だったな。

『深くておいしい小説の書き方』と言う本、買ってみようかなって思いました。
うん、そのうち買おう! 買っちまおう!

飼い猫ちゃりりん
sp1-75-242-173.msb.spmode.ne.jp

えんがわ様
 感想返しです。
 なーんか、よくわかんない。
 飼い猫の読解力が不足しているのでしょうね。

 ちょっと脱線しますが、えんがわ様は絵画を観たりしますか?
 写実派と印象派っていうのがあって、まあ概ね漢字のとおりなんですけどね。
 その写実主義って、要は忠実に正確に書き写すんですよ。
 だったら写真で良いじゃん! とはならない。写実派の絵画は写真とは全く別物なんです。

 小説は「書く」ものじゃなくて、「描く」ものだと飼い猫は思います。
 つまり小説は絵画とも言える。
 写実的に描くなら、記録写真やレポートにならないよう注意する。
 印象派のように描くなら、現代アートとかいうゴミに堕ちないようにする。
 いずれにしても、その「描く」という意識が、この作品には不足しているかなぁと思ったりしました。

えんがわ
KD106154152186.au-net.ne.jp

>飼い猫ちゃりりんさん

>なーんか、よくわかんない。

それが全てだと思います。
自分の書く力が不足しているんでしょう。

絵は描いたことはありませんが、漫画みたいなものを書いてます。


>小説は「書く」ものじゃなくて、「描く」ものだと飼い猫は思います。
>いずれにしても、その「描く」という意識が、この作品には不足しているかなぁと思ったりしました。

はい。自分は描くことが出来ないので、文字を書いてます。
描くようになりたいのですが、そこまで達するには至らないので、やはり書いてます。
いつか駆けるように描いてみたいです。

飼い猫さんのご意見はストレートで、鋭さがあります。勉強になります。
ありがとでした。

u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

読みました
ワケワカメwww
1作目―ちょっとsfかなー?ミタイナww

全作通じて主人公の人生行路(心象風景)かなと思いつつ
なんだか
(黄泉への道行き)ミタイナ部分あるし
駄目だわwwwやっぱワケワカメwwww

あたしもそうなんですけど小説なんて好き勝手に描いてなんぼ!
でもある程度は読者を意識するほうがいい 日記とちゃう小説なのでwww

えんがわさんにお薦めするわwww
「氷」という小説
えんがわさん こういった傾向描くのなら参考になるかもね?

えんがわ
KD106155003188.au-net.ne.jp

>uさん

>ワケワカメwww

やっちゃいましたwwははwww

>あたしもそうなんですけど小説なんて好き勝手に描いてなんぼ!
>でもある程度は読者を意識するほうがいい 日記とちゃう小説なのでwww

その通りだと思います。うわー。恥ずかしい。黒歴史ばっか書いてる自分だけど、これは完全にイカンな。
日記なのか。日記でも、もうちょっと書けるだろうとか。
もー。
年初めに猛省して、もう、もっとわかりやすいの書いていきますね。はい。

夜の雨さんのおススメしてくれた『深くておいしい小説の書き方』はさっそく買って、読んでみたんですけど。
ほんと、参考になった。「罪と罰」をこう、読むのかとか。
この場を借りて、夜の雨さん、ありがとう!

そしてuさんのおススメする「氷」は読むと泥沼(それもやけに浅くて汚い)に溺れ死にそうなので、
死にたくなったら手に取ってふれることにします。

ありがとでしたー。

ほんとwwwwwwwwwwwwwwが似合う文章だったワン。

飼い猫ちゃりりん
sp49-98-12-4.msb.spmode.ne.jp

えんがわ様

ストレートですみません。
飼い猫は、オブラートに包むことが親切なのか、どうか分からないのです。

ただ、えんがわ様はチャレンジ精神をもって書いたのだと思います。
チャレンジをすれば大体失敗します。でもチャレンジしなければ成長もない。

えんがわ
KD106155002133.au-net.ne.jp

>飼い猫ちゃりりんさん

むしろストレートでありがたいんです。
自分もストレートにコメントを書く方なので。(でも、自分はこのサイトではかなり甘口かなとか思うのですけど)
それも含めて自分なりの歩幅で他の方の小説と向き合おうと思っています。

この大失敗が何時か実を結ぶ時、それは遥か遠くにある気がしますが、そんな時が来ると良いなと、励みになりました。

再訪、ありがとうございます。
動揺ばっかした後、心の負荷が少し、軽くなった気がします。自分の中では、飼い猫さんは癒し系です。
何時か良い絵を描けるようになりたいです。

ではではー。

青井水脈
om126254243066.33.openmobile.ne.jp

えんがわさん、再訪失礼します。

癒やされる、ほのぼのするという声が多く寄せられるえんがワールドですが、もちろんそればかりじゃなく。

今回の「春陽」が一番好きなのは本当です。でもそれは「闇の路」から何章ものお話を経て、ラストが「春陽」だったからです。冬を越えての春というのは、真っ暗な夜のあとの朝にも通じるのかな。

私も言葉は下手かもしれませんが、えんがわさんには闇を書ききってみてほしい、とも思います。闇に落ちた経験があるから、そのあとに見る光がいっそう眩しく感じられる、というのか。今回、一連の流れを読んで、そう思いました。

えんがわ
KD106155003058.au-net.ne.jp

>青井水脈さん

ありがとうございます。そうコメントしてくれた方が一人いただけで、自分は幸せですし、満足してしまいそうになります。

>冬を越えての春というのは、真っ暗な夜のあとの朝にも通じるのかな。

はい。そこは意図したのですけど、如何せん自分の死生観が十分に練られていないのもあって、ワケワカメになった気がします。

>えんがわさんには闇を書ききってみてほしい

うん、書いてみたいですし、それは文章を書き続ける中で避けて通れない所だと思います。
自分の腹はどす黒いです。

再訪、ありがとうございました。青井さんは人柄が優しい人ですね。いつもそう思うし、自分も少しでも近づきたいと思いながらも、けっきょくは我が道を行くって感じになっちゃうのですけど。はは。

えん
softbank126053095219.bbtec.net

初めまして。
読ませて頂きました。
感想も、初めてさせて頂きます。
(まだほかの方の小説をほとんど拝見できてないので。汗)

私はこの小説好きです!

「人間は生まれてきたとき、なんて試練の多い世界に来たんだろうと悲しくて泣くんだ」説というのを聞いたことがあります。
それでも、光のある方へ吸い寄せられるように歩いてしまうんですね。
「産道」が青い光の道というイメージも好きです。

なにか「覚悟」のようなものが感じられて、好きでした。


個人的には、冒頭の草の味は「しない」方が、「死」のイメージがあって良かったのでは、と思いました。
素人考えですが!汗
そこから、最後の「生」でベリーパイの味が美味しかったりする方が設定が生きてくるのかな、と。
あとは、最後にはネコチャン出して欲しかったです!!!

読ませて頂いてありがとうございました。

森嶋
om126179109020.19.openmobile.ne.jp

哲学的ですが、ちょっと難解で分かりにくかったです。
でも地の文に熱量があって読んでいて心地よかったです。繊細というか官能的ともいえる文体ですね。

前半は、会話文なしの文体だけで、これほど登場人物のキャラクター性を浮き彫りにできるのかと驚きました。

えんがわ
KD106154152185.au-net.ne.jp

>えんさん

初感想とのこと。光栄です。ありがとうございます。

>「人間は生まれてきたとき、なんて試練の多い世界に来たんだろうと悲しくて泣くんだ」説というのを聞いたことがあります。

うん、自分も似たような話を聞いたことがあります。そういうものなのかなって。

反対に、嬉しくて嬉しくて、感動のあまり泣き叫ぶというのも新鮮で良いんでしょうけど、やっぱり悲しいのが自分の価値観に合ってるんだろうな。

>個人的には、冒頭の草の味は「しない」方が、「死」のイメージがあって良かったのでは、と思いました。

そういうのもアリですね。痛覚を意識して書いてみたんですけど、そういうひと工夫があると、歩く痛みにも深みも出て来るのかなーというか。というかいきなり主人公に食わせるなよ草wwwっていうのが普通の人の感覚なのかなとかwwwヤギなのかよロバなのかよwww主人公はとかwwww

はーはー。ぜーぜー。


きっとあの主人公はネコちゃんを飼っているはず。直接登場できなかったけど。
でも、最後に間接的にちょっと混ぜれたかも。そういうの綺麗すぎるかもしれないけど、いいかも。


まー、馬鹿正直に言いますと、今までここまで酷評されたこの文章を、ここまで褒めていただくと、何が何やら、かにがかんたらとなってしまい、まー、でも、嬉しいなー。
えんさん、ありがとね。

えんがわ
KD106154152185.au-net.ne.jp

>森嶋さん

>哲学的ですが、ちょっと難解で分かりにくかったです。

やっぱりムズイカ―。哲学なんて、もう講義中、眠っちゃってましたよ。死の哲学なんて学んだのに、いねむりしてた。
こんな自分じゃあかんです。

>でも地の文に熱量があって読んでいて心地よかったです。繊細というか官能的ともいえる文体ですね。

ありゃ。ここで褒められるとは。官能的……そっ、そんな……(変な意味で驚いてます)……たっ食べられちゃうのわたし(40才のおっさんが言うセリフじゃないです)


と、なんか笑いにはぐらかすのを止めると、冒頭の部分はもう、読み手のことをシャットアウトして、ただひたすら自分の思ったことを、想ったままに書こうと、もう全力疾走キーボードでやったのです。

これが分かりにくい大きな要因なんでしょうが、一人でもその熱が伝わったのなら、生きてくれてありがとよん。わが文章。森嶋さん。ということでお開きにしましょう。


ありがとうございました。

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