作家でごはん!鍛練場
もやし

『ありがとう』 

「ってことで今送りましたけど……その写真の人。見覚えあります? 」
俺は、ベットの上にいたまま、上司に、電話をし、こう聞いた。
『ん? 誰これ君の息子? 』

こんな日の朝は、何故か、いつも以上に身が凍りそうになる。
それだけ寒い。
まだ、夜露が少し残っていたこともあるだろうが、非常に寒い。
そのため、俺は、かどっこに行き、そこで毛布にくるまっている。

「違いますよ」

と俺は、顔に少しだけ笑顔を浮かべながらも、返事をした。

「朝起きたら、外にこの子が座ってたんです」

つい、四分ほど前。

俺は、重く目にのしかかってくるまぶたを無理やり開け、いつもの日課通り、カーテンを開ける。
外は、人の姿が一切なく、ただ、雪が積もっていただけだった。
何処の家を見回しても、電気はついていなかった。
現在の時刻、五時。
勿論、どこも起きていない。
そう思っていさせてくれたのも、ほんの一瞬だった。
ちょうど一分後、外から、『タッタッタ』というまるで幼稚園児の足音のような音が響き渡った。

「ん? なに」

俺は、二度寝の準備に取り掛かっていて、ほんの確認程度で外を見たのだった。
ただし、外を見ても、さっきと全く風景は変わっていなかった。
ただ一つ変わった点といえば、俺の家まで、足跡が続いていた。
だが、勿論家に鍵をかけているため、入っては来れなかった。

「誰……どこ……何? 」

その途端、俺の耳には、まるで捨てられた子犬のように弱った声が入ってきた。
と、外をよく見ると、俺の家の表札のところに、髪の毛らしきものが見えた。

「……何だ」

そう言うと、俺は、棚にある、スマートフォンを取り、このナニかを写真におさめた。

とそんなかんじだ。

「なんか心当たりあります? 」

『いや……見たことはない』

と、上司は、何か、疑問を持たせるような意見を返した。

『見たことはない』ことはない。
つまり、上司は、このナニカを見たことがないだけで、何か知っている。
俺の脳は、そんな思考回路でいっぱいだった。

「見たことはない……とは? 」

俺は、思わず上司にこんな、無礼な質問をしてしまった。
この上司は、上司以上に上司。
つまり、大先輩なのだ。
なのに、こんな煽るような言い方……
なんてことは一切思わず、上司に問い続ける。

「知っていることを話して! 」

「どこで、このナニカのことを?」

「誰なんですか? 」

この質問の連打に、上司も懲りてしまったのか、回答をようやく初めた。

『このナニカは……私の友達のいとこの息子のおばあさんの家の孫の友達のいとこの子だ』

次は、俺が頭を抱えてしまった。
このナニカは一体誰なのか。
そのことで。

「あったことは? 」

その後、俺は何もなかったかのように質問をする。

『ある。実際にある……だが』

「だが? 」

『この子は、一ヶ月前に行方不明になっている』

「……え?」

『ありがとう』 

執筆の狙い

作者 もやし
pkhk009-222.kcn.ne.jp

この小説には続編があります。二週間後……
この小説へのアドバイス等があるなら、もう構わず、どんどん言ってください!
自称メンタル強いんで!
続編も頑張っていきたいです。今後ともよろしくおねがいします。

コメント

ポテおのサブ
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もやし―結構いいんじゃないん?けどこの俺って名前ってある?

ポテおくん!
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なんか書いてる意味分からんかったら
別に返信しやんくてもいいで

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