作家でごはん!鍛練場
森嶋

ロシアンルーレット

 と、テーブルの上にある拳銃に目が留まった。あれはガスガンでもモデルガンでもなく俺がとあるルートから手に入れた本物の拳銃だ。どこから仕入れたかは内緒じゃん。
 そこで俺は前からやってみたいと思ってたある遊びを思いついちゃった。
 んでテーブルの上から拳銃を手にとるとシリンダーを開けて、銃弾を五個とりだして床に落とした。床にぶつかった五個の銃弾は甲高い音をたてて四方に転がっていった。
 これでこの六連式の拳銃には一発しか弾丸がはいってない事になる。
 シリンダーを指ではじいてくるくると軽快に回して、回転が止まるまで待つ。回転を止めた拳銃を自分のこめかみに突きつけると、引きがねに指をそえた。
 俺は思いきって引き金を引くと、銃身からまぬけな音がして弾丸は発射されなかった。
 ここまでは余裕でこの遊びを楽しんでいたけど、次はどういう感情を抱いちゃうんだろう。って胸にこみ上げてくるのは喜びの感情だ。
 俺は銃弾の位置をたしかめるように拳銃をもち上げたり振ったりする。
 んでまたこめかみに銃口を突きつけて、白目をむきながら引きがねを引いた。カチリという何かがかみ合うような音がしてやっぱり銃弾は発射されなかった。
 絶妙なバランスの上で自分の命をもてあそんでる俺は、目を回すとぐるぐると回転する景色を見た。
 んで今度はさすがに俺ちゃん四分の一で死ぬっていう確率に恐怖心にも似たスリルを感じちまう。
 引きがねにそえた指はかすかに振動してるから、俺の脳からでた恐怖という信号が手につたわってるんだと理解する。  
 数秒が経過したころで俺は意をけっして発砲した。やはり、というか案の定というか、弾丸は発射されなかった。さすがに俺ちゃんもこれ以上この遊びをすすめると、戻れないところに行っちゃう。止めようかと思うけどまだまだ俺は自分の命であそびてぇんだ。
 だから次は三分の一で死ぬという遊びをしようと思う。
 引きがねにそえた指はさっきよりもつよく震えてる。俺ちゃん何度も何度もこの戯れをやめようかと考えるけど、ここで引き返したら男じゃねぇ。だから俺はふるえる銃口をこめかみに突きつけた。んでゆっくりと恐る恐る引きがねに力を込めようとする。が俺の意にはんして指からは力がぬけていく。
 俺は自分の心をふるい立たせて、ようやく引きがねを引いた。するとカチリという音がして弾丸は発射されなかった。俺は自分の強運に悪魔に感謝さえする。悪魔に魂を売るのもわるくねぇなって思っちゃう。
 神はクソだからこれから先どんなに素晴らしい人生が用意されてたって神になんか感謝しねぇ。神は死ねクソ野郎このゴミクズが、って心のなかで悪態をつく。
 まぁとにかくそんな思考を置きざりにして、余りにも刺激的な遊びを再開しようぜクソ神。
 次は二分の一、二分の一だからさすがの俺ちゃんもスリルよりも恐怖心が勝って拳銃をもつ手が激しくふるえる。危うく拳銃を落としそうになる。すんでのところで拳銃をにぎる手に力をこめて、銃の落下をふせぐ。
 おお、悪魔よ、俺をすくいたまえ、って神に嫌気がさしてる俺は悪魔に祈っちゃう。悪魔はどんな姿をしてるんだろうか、髪と瞳と肌の色は? 人間にカラスのような翼が生えた存在なんだろうか、それとも昆虫みてぇな身体をしてるんだろうか。思いはせるけど俺はこの目で悪魔を見たことないら一向に答えなんて出ねぇ。
 とりあえず俺が何かに祈るの初めての経験じゃねぇ、昔は神に祈ってたこともある。けど神はクソみてぇな人生をプレゼントしやがったから、今では神にたいする怨念が胸のうちがわで育ってる。
 いかんいかん、脱線しちゃった。俺は最高に刺激的でスリルのある遊びをふたたび始めなくちゃいけねぇ。
 自分のこめかみに銃口をつきつけ、引きがねを引かなきゃならねぇんだけど、指に力がはいらねぇし、額には大きな粒となった汗を大量にかきまくってる。汗が鼻の頭をつたい唇をとおり過ぎ、床に落下する。波みてぇに小さなしぶきを上げたかと思うと汗はそのまま床に付着した。
 んで結局、俺は引きがねにそえた指から離した。
 葛藤が数十秒、いや数分つづく。だから俺ちゃんこの遊びに恐怖心をいだいてるんだって確信した。俺ともあろうものがたかが二分の一で死ぬという確率に恐れちゃってるんだ。
 んで勇気をだして引きがねを引いた、引いちゃったんだ。数秒の沈黙が流れる。意識がどっかに行ってた俺はようやく自分が生きてるんだと悟り、安堵しちゃう。
 このゲームは俺の勝ちだ、クソ神、どうだ参ったかって心のなかでつぶやく。すると目の前に神が降臨した幻覚が見えた。神は俺に厳しい口調で言う。
「こんなふざけた遊びをして何が楽しいんだ? 自分の命をもてあそんじゃいかんぞ」
 って幻聴も聞こえてくる始末だ。
「バカが、命で遊ぶから楽しいんだ。他人の命じゃなくて自分の命であそんでるんだから、誰にも文句は言わせねぇ」
 って幻覚にむかって答えちゃう俺は頭がおかしいのかもしれねぇ。まぁとりあえず俺ちゃんの勝利はゆるがないんだ。
 んでもって拳銃を神にむけると俺は発砲した。
 破裂音がして弾丸が発射され、銃弾は神をつうかして壁にめりこんだ。けど架空の弾丸が神に当たった。神は胸から血しぶきを上げ床をころげまわった。
 手足をめちゃくちゃに振り、痛みにもがいてるその様子は滑稽でウイスキーがぐいぐい進む。
「痛い痛い痛い、助けて助けて助けて」
 俺はここで床に転がった銃弾をひろい上げてシリンダーに五発、装填した。
 んで神の身体をふみつけて拳銃を発砲しまくった。一発、二発、三発、四発、五発の弾丸が神の身体をつらぬき俺はあまりの気持ちよさに白目をむきながら涎たらしちゃう。
 これって最高の刺激じゃね、って思えるほど俺は神の命をもてあそんじゃった。
 これで今日は気持ちよく眠れそうな予感がする。俺はベッドの中に入りお眠ちゃんモードだ。
 んで目をつぶる。
 先ほど神が滑稽に転げまわってる映像を思い浮かべながらわずか数秒で眠りについた。

ロシアンルーレット

執筆の狙い

作者 森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

楽しんで書きました。まだまだ未熟な文章ですが読んでいただきたいです。神にたいする恨みも書きました。

コメント

飼い猫ちゃりりん
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森島様
 今までの作品から格段に良くなっていると思います。
 まずロシアンルーレットというアイデアが良い。
 最後に神を蜂の巣にするのも大変良いアイデア。
 何よりも作者の喜びが伝わる文章も良い。本当に楽しんで書いたのだろうと猫は思いました。
 確か、ギロチンに掛けられたい、血が噴き出る音を聞きたいって射精していた異常者がいたな。幸せなやっちゃなー。笑

 ただ要望と言うか……
① ロシアンルーレットを楽しむに至った経緯を描く。
 物語としては、異常→異常はつまらない。普通→異常が刺激的で良い。
② この内容ならもっとシリアスな口調か、もっと狂気じみた口調が良いかな。
③最後の神の正体を描く。ここが一番の難所。ここをクリアすればこの作品は格段に良くなる。

 とにかく楽しい作品で良いんじゃないですか。

飼い猫ちゃりりん
sp1-75-238-47.msb.spmode.ne.jp

追伸
 ああ架空の神にしちゃもったいない。例えば、撃って撃って撃ちまくって、興奮してスペル魔ぶちまけて、ウイスキーを浴びるほど飲んでぶっ倒れて、起きたらゴキブリが枕元にいたとか。
 ゴキブリを神と間違えて撃ちまくるのもアホらしくて楽しそう。

葛ゐ
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主観よそおってるけど、かなり客観寄りの語りだから違和感がある。言い換えると、現在進行形やりたいんだろうけど、だいぶ回想寄りになっちゃってるって言ったら伝わりますかね?

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

 今までの作品から格段に良くなっているとおっしゃって頂いてとても嬉しいです。
 ロシアンルーレットは小説や映画などで使い古されてないかな、と心配だったんですがアイデアがあ良いと言って下さって安心しました。

 神を蜂の巣にするのは僕の日ごろの神にたいする憎しみが爆発した感じです。
 これらの要素を入れて、本当に楽しんで書けました。とても楽しかったです。
 
 >確か、ギロチンに掛けられたい、血が噴き出る音を聞きたいって射精していた異常者がいたな。幸せなやっちゃなー。笑
 そんな異常者がいるんですね、恐ろしいです。

 ロシアンルーレットを楽しむに至った過程を書くのは僕のなかでは無いアイデアだったんで、提案してくださって助かります。
 なるほど普通→異常が刺激的で良いんですね。確かにそう言われてみると物語に緩急がついて良くなりそうです。
 もっとシリアスな口調か、もっと狂気じみた口調かは、僕の筆力不足でどっちつかずの文体になってしまったんだと思います。
 神の正体ですかぁ……難しいですけど頑張ってみます。僕とては数ある神のひとりを書いたつまりなのですが、その正体となるとネットや本などでもっと綿密に神について調べて書いたほうが良かったですね。
 
 ありがとうございました。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

追伸に返信です。

 飼い猫ちゃりりんさんが書いてくれたように、スペルマぶちまけたり、ゴキブリを神と間違えて撃ちまくるったりと。もっとめちゃくちゃにぶっ飛んだ内容で書くべきでした。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

葛ゐさん

自分としてはこの作品はかなり主観的に書いたつもりですが、違和感がありますか。
現在進行形やりたいですね。というかそれしか書けないつもりでした。

回想寄りになってましたか。違和感があるのは僕の筆力不足だと思われます。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

返信の内容が誤字だらけですいません(汗)

飼い猫ちゃりりん
dw49-106-186-89.m-zone.jp

森島様
 もーちょっと余計なお節介をお許しください。
 神についてネットや文献を当たることは当然良いことですが、一番調査しなければいけない場所は自分の心の中です。
 ある連続殺人鬼は、「俺の心の中に爆発する何かがある」と言っていました。
 神も悪魔も森島様の心の中にいるはずです。その正体を暴くのです。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

自分の心の中にある神や悪魔を調査するですか、深いですね。
次は内面にある神や悪魔の正体を暴いてから書こうと思います。

ありがとうございました。

ぷーでる
45.92.32.5

面白いね、楽しんで書いたのが伝わりました。
話は、ブラックなのにユーモアたっぷりに書けてしまう。
それが森嶋さんの才能なのかなと思いました。

誰かさんが言っていたけど、近くで視ると悲劇だけど、遠くで観たら喜劇だと。

もんじゃ
KD111239165162.au-net.ne.jp

森嶋さま

拙作にコメントを頂戴していたのに感想返しが遅れてしまいすみませんでした。

御作拝読しました。

>と、テーブルの上にある拳銃に目が留まった。

なんかいい出だしだなって感じました。
状況だの人物だの周りから入らないで、いきなり端的にテーブルの上の拳銃。印象的です。「と、」から入るので、それ以前の状況が香って、何があったか知りたくなる。導入部として読み手を掴むことにシンプルに成功しているんじゃないかとこの読み手には感じられました。

>あれはガスガンでもモデルガンでもなく俺がとあるルートから手に入れた本物の拳銃だ。

まだ二文目だし、リズムを優先するなら「俺が」をトルツメにしたほうが綺麗かな、とか。

>どこから仕入れたかは内緒じゃん。

いいですね。三文目の「じゃん」。どういう小説なのか匂ってきます。この読み手には好ましい匂いでありました。

>そこで俺は前からやってみたいと思ってたある遊びを思いついちゃった。

「ついちゃった」サイコー。
しかし、四文目だからそろそろ主体を明かしたいけど、しかしリズムを活かしたいならここも「俺は」をトルツメにしたいかも。
リズムの点だけじゃなくて、視点主は、かなりリアルタイムな視覚とリアルタイムなモノローグのただ中にいる、つまり過去を回想して今の俺が当時の俺を、あたかも彼のように「俺が」と語っているわけではなく、物語は今まさにそこで展開しているみたいにこの出だしだと読めるから、意識が自らをいちいち「俺が」「俺が」と確かめていないほうが自然な気も。見ている対象および語り口により、言われずとも比較的若い男性視点かなと想像できるので、四文目だけどまだ「俺」と名乗らせずともよいかもしれませんね、どうだろう?

>んでテーブルの上から拳銃を手にとるとシリンダーを開けて、銃弾を五個とりだして床に落とした。

「んで」サイコー。

>俺は思いきって引き金を引くと、銃身からまぬけな音がして弾丸は発射されなかった。

ここも、個人的な趣味では「俺が」を読みたくないかも。
別件、「引くと」でよいのだろうか、「引くが」ではなくて?
死ぬつもりも生きるつもりもないからこそ逆接ではなく順接なのかな?

>んでまたこめかみに銃口を突きつけて、白目をむきながら引きがねを引いた。

ここで初めて、やや大きめのクエスチョンマークを浮かべました。
「白目をむきながら」?
いや、過去の俺を今の俺が思い出として彼事のように語っているならまあいくらかはありなのかもしれないけれど、ロシアンルーレットに今まさに興じているこの危ない俺くんってば、さなかの自分の、よりによって「目」を、どんな乖離でもって「白目をむきながら」とか客体視し得ているのだろうか?
たとえそこに鏡があろうとも、白目を向いてるその眼球を、自分の黒目はたぶん確認できないのではないかと思い、なんか視点についての仕掛けのある話なのかなと身構えました。

>絶妙なバランスの上で自分の命をもてあそんでる俺は、目を回すとぐるぐると回転する景色を見た。

ここですかね、このタイミングで「俺は」が明かされるとよい気がこの読み手の趣味からするとしました。
ですが、「目を回すとぐるぐると回転する景色を見た。」ってここを読むと、まあやっぱり今の俺さんが過去の俺くんを客体として語ってるんですね。出だしは緊迫感を醸すためにリアルタイムな書き方をしていただけで、俺くんは語ってるとこの俺さんじゃなくて、語られてるとこの俺くん、つまり彼という三人称視点に近い俺くんなんですね。
だからこそこのタイミングで「俺は」っていう客体的一人称が明示されるのがスマートに感じられます。
が、しかし、それにしてもなお、「目を回すとぐるぐると回転する景色を見た。」は客観的な表現に過ぎる。作者ならこのあたりを、「あたりの景色がぐるぐるしちゃった」とか、そんなふうに書けるはずだから。何か視点についての仕掛けのある話らしい、とこの時点で確信しました。

>んで今度はさすがに俺ちゃん四分の一で死ぬっていう確率に恐怖心にも似たスリルを感じちまう。

乖離してますね、明らかに。自分のやってることを彼がやってることのように離れたとこから見てる。

>引きがねにそえた指はかすかに振動してるから、俺の脳からでた恐怖という信号が手につたわってるんだと理解する。 

うん、乖離してる。自分の手の振動から、自分の恐怖を他人事のように読み取っている。

>思いはせるけど俺はこの目で悪魔を見たことないら一向に答えなんて出ねぇ。

ここは推敲しねえとな。

>額には大きな粒となった汗を大量にかきまくってる。

汗の粒の大きさやその数(量)を俺ちゃんは、どうして客体視できるのだろうか?
ロシアンルーレットという非日常的スリルのただ中における乖離ってだけじゃないんですね?
もしかして俺ってば悪魔さんですか、それとも神さま?

>んで結局、俺は引きがねにそえた指から離した。

ここも推敲しねえとな。

>俺ともあろうものがたかが二分の一で死ぬという確率に恐れちゃってるんだ。

ここも推敲してくれろ?

>意識がどっかに行ってた俺はようやく自分が生きてるんだと悟り、安堵しちゃう。

ん?
「どっかに行ってた」?
まさかそれだけ?

>破裂音がして弾丸が発射され、銃弾は神をつうかして壁にめりこんだ。けど架空の弾丸が神に当たった。神は胸から血しぶきを上げ床をころげまわった。

ふむむ。なんか展開が開けましたな。

>俺はあまりの気持ちよさに白目をむきながら涎たらしちゃう。

いやだから俺さまよ、あんた自分の白目は見れねえだろがよ?
乖離してなかったんなら、単なる視点の不備じゃないかと?

というわけで、騙されちゃった。なんか視点についての形而上学的な話かと思って喜びながら身構えてたら、うーん、これは単に一人称視点のよろしからぬ誤用なのではありますまいか?

ともあれ、神さまに対してなんて罰当たりな! って思いましたが、もんじゃが敬愛しておりますところのカール・グスタフ・ユングも敬虔なるクリスチャンの家庭に生まれながら、いや生まれたからこそなのか、神さまが屋根の上にんこしてるイメージを想像しちゃったりしてたそうだから、神さまって方もまあ実に大変な立場におられるのでありますな、寛容でありますればこその神さまなのかもしれない。

文章のリズム、導入部のシンプルさ、神さまについての大胆な扱いにプラスを、視点の扱いにマイナスを、この読み手は感じました。

読ませてくださり、ありがとうございました。

浅野浩二
sp110-163-10-98.msb.spmode.ne.jp

森嶋さま
面白い。
ロシアン・ルーレット、で、拳銃を自分が手にする、という単純な設定だけで、ここまで、まとまった、スムーズに流れる、お話を作れるのかと、とても勉強になりました。
僕では、どうしても、他者との決闘、ということを考えてしまうでしょう。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

ぷーでるさん

面白いと言っていただいて感謝、感謝です。

ユーモアは意識してなかったです(汗)
多分、文体がふざけた文体だから結果的にユーモアにつながったんだと思います。

僕はもっとイカれた語り口で書ける才能が欲しいですよ。

>近くで視ると悲劇だけど、遠くで観たら喜劇だと。
 面白いセリフですね、シェークスピアか何かのセリフなんでしょうか。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

もんじゃさん

まずはこの作品を詳細に読んでくださってありがとうございます。


>導入部として読み手を掴むことにシンプルに成功しているんじゃないかとこの読み手には感じられました。

そうだと嬉しいんですが、試みというほど大層なものではないかもしれません。

>まだ二文目だし、リズムを優先するなら「俺が」をトルツメにしたほうが綺麗かな、とか。

そうですねもっと「俺」という言葉を使わないで書くべきでした。

>意識が自らをいちいち「俺が」「俺が」と確かめていないほうが自然な気も。見ている対象および語り口により、言われずとも比較的若い男性視点かなと想像できるので、四文目だけどまだ「俺」と名乗らせずともよいかもしれませんね、どうだろう?

「俺」、「俺」とちょっとしつこく書いてしまいましたね、反省です。

「白目をむきながら」は書かない方が良かったですね。でも他に表現が浮かばなかったので完全に僕の力不足です。

「目を回すとぐるぐると回転する景色を見た」は客観的な表現に過ぎますか、もんじゃさんのおっしゃるように「あたりの景色がぐるぐるしちゃった」と書けばよかったです。

すいません、視点についての仕掛けはないです。僕の書き方が変なだけですね(笑)

おっしゃるように乖離してますね。一人称で書くのは簡単なように思えて、むずかしいと痛感させられました。
ご指摘どおり完全なる視点の不備です。やっちまったって感じです。誤用です。



>文章のリズム、導入部のシンプルさ、神さまについての大胆な扱いにプラスを、視点の扱いにマイナスを、この読み手は感じました。

文章にリズム、神についての扱いについてプラスの評価を与えてくださってありがとうございます。

視点に関しては難し問題ですね。これから先もたぶん視点に関しては上手く書けないと思います。
もんじゃさんを見習いたいです。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

浅野浩二さん

面白い、と言っていただいで嬉しく思います。同時に安堵しました。
自分では楽しんで書けたので、読み手の方にも楽しんでいただきたかったので。

他者との決闘、という話の展開も面白そうですね。

飼い猫ちゃりりん
123-48-73-201.area1b.commufa.jp

森島様
 ベテランの方々のアドバイスは本当にありがたいものですが、自分の感覚も大切にした方がいい。
 主人公はどんな人物ですか?
 よーく考えてみて下さい。
 いちいち文法や視点を気にする律儀な狂人なのでしょうか?
 森島自身が主人公になり切ってみれば、自ずとこの物語に相応しい文体が見つかるでしょう。

飼い猫ちゃりりん
123-48-73-201.area1b.commufa.jp

森島様自身が〜
「様」抜けごめんなさい。ペコリ

葛ゐ
sp49-97-110-19.msc.spmode.ne.jp

 たとえばモデルガンは子供のおもちゃ、ガスガンは学生のお遊び、要するに味気ない、誰も死なない、何も変わらん。やっぱ銃は本物じゃなきゃ意味がない。本物。どっから仕入れたかって? 知るかボケ。
 なんとなくやってみたかったあれ、やっちゃう。シリンダーから銃弾ひとつだけ残す。あとは床にばらばらばら、うるさいな、どこに転がろうが知ったこっちゃない。
 シリンダーはじいてくるくる回す、じきに止まる。銃口はもちろん俺ちゃんのこめかみに。んで引き金ひいちゃう。まぬけな音が響く。


勝手に改稿すみませんね。理屈で色々言うよりこうやったほうが持論展開できるよね多分。理論より実践。おせっかいだけど、自分と今やってることとリンクする部分あったんでどうしても書きたくなっちゃった。衝動。引き金ひいちゃう感じ。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

自分の感覚を大切にすると、文法や視点などは気にしないですね。
というか出来れば気にしないで書きたいです。

でもそうするともんじゃさんの指摘をないがしろにしてしまいます。
んーバランスが難しいですね。

主人公になり切ってみて今の文体ですので……。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

葛ゐさん

改稿ありがとうございます。格段に読みやすくなった感じです。
葛ゐさんがこの作品に感じた違和感は、やっぱり視点のブレですかね。

ゐ(元葛ゐ
sp49-98-154-84.msd.spmode.ne.jp

視点のブレっていうか、視点の位置だね。

原文は語り手が一歩引いた位置から見てる。読み手への説明に寄ってる。だから勢いとか臨場感にちょい欠ける。

だから、もっと俺ちゃんの眼になって語って欲しい、説明は不足してもいい、独り言になってもいい。

返信不要

飼い猫ちゃりりん
dw49-106-174-37.m-zone.jp

森島様
 このサイトの先生方の御意見を無視しろと言っているのではありません。文学に精通された方々のアドバイスは貴重です。
 ただ一番重大なことはなんでしょうか? 小説も音楽も絵画も、その本質は生命力だと猫は思います。
 どんな美人でも、死んでいたら魅力などありません。
 正しく書かれた文章でも、死んでいたら意味がないのです。
 このサイトに陳列されている多くの骨董品より、今回の森島様の作品の方が生命力に溢れていると感じます。もちろん倫理的な問題は別の話です。
 人間はAIじゃありません。怒り、憎み、悲しみ、喜び、歓喜するのです。
 瑣末に囚われて本質を見失わないで下さい。

 今回はこれで最後にします。では次作を楽しみにしています。
 

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

飼い猫ちゃりりんさん

情熱的で優しい言葉をかけてくださりありがとうございます。
飼い猫ちゃりりんさんに言われて、僕は自由に身勝手とすら言える姿勢で書いていきたいと悟りました。

作品に関する生命力、大事だと思います。

拙作を生命力に溢れているとおっしゃって頂いて本当に嬉しいです。
本質を見失わないよう努力します。というかもうやりたい放題書いてしまおうと思います。

重ね重ね貴重なご意見、と励まし、ありがとうございました。

u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

面白かった
落ち近くが作者さんの心情出ていておもろいかもwwwww

1週間ぶりにきてなんだか赤ペンとか2次創作とかトレンドwww

ほんで御作の2時創作なのか赤ペン先生なのか?
以下
「たとえばモデルガンは子供のおもちゃ、ガスガンは学生のお遊び、要するに味気ない、誰も死なない、何も変わらん。やっぱ銃は本物じゃなきゃ意味がない。本物。どっから仕入れたかって? 知るかボケ。
 なんとなくやってみたかったあれ、やっちゃう。シリンダーから銃弾ひとつだけ残す。あとは床にばらばらばら、うるさいな、どこに転がろうが知ったこっちゃない。
 シリンダーはじいてくるくる回す、じきに止まる。銃口はもちろん俺ちゃんのこめかみに。んで引き金ひいちゃう。破裂音!!
俺ちゃんのイシキたぶん0.2秒ぐらいはあったかもしれない でも俺ちゃん現世に みれ――――――」

ゐ(元葛ゐ様使わせてもらったよゴメンね

作者さん面白かった

アリアドネの糸
dhcp.nipne.ro

 ロシアンルーレットの緊張感と狂気をイカレトンチキな軽妙さで書くところの味わいを描きたかったのだろうか? ひとりでやるロシアンルーレットというアイデアは面白い。俺ちゃんは自分の命だけをもてあそび、神ちゃんは人に命を与えて制御しようとする。命はあくまで俺ちゃんものだかんなー、っていうメッセージをアンチテーゼとしてこめているのか何なのか?

 ただ、俺ちゃん語りの軽妙さのわりには、語る内容がストレートすぎるところが物足りないとは思った。遊びがない語りは予定調和になっちゃって、語りのもつ不定なところがでないから。。

 あ、「んで」はよかったです。

日なんとか
KD036013124092.ppp-bb.dion.ne.jp

拝読しました。
独特な語り口調による一人ロシアンルーレット、面白かったです。

何が彼に自決行動をさせるほど追い詰めたのか?クソみてぇな人生とは具体的になんなのか?これらは読者が勝手に想像して楽しめば良いことだと思いました。

私の勝手な想像ですが、
撃ち抜かれた神は、実は人間だったんじゃないかと思っています。
あと『ウイスキーがぐいぐい進む』とあるので、もしかしたら物語冒頭から泥酔状態だったんじゃないかとも思っています。
思いつきでロシアンルーレットを始めたり、『止めようかと思うけどまだまだ俺は自分の命であそびてぇんだ。』とか思考が定まらずにブラブラしている感じが、酒に酔ってるように思えた。
撃ち殺したのが実は人間だった説も、近くにいた『誰か』が幻覚で神様にみえていた、ということで一応筋は通る(?)。
最初からテーブルに銃があったことから、神様にみえたその『誰か』を撃ち殺すことは初めから決めていたんじゃないかな。でも主人公になんらかの良心の呵責があって、ふと自決との二択をロシアンルーレットに委ねてみた。
その『誰か』ですが、彼の親父だったのではないかと私は妄想しております。
>「こんなふざけた遊びをして何が楽しいんだ? 自分の命をもてあそんじゃいかんぞ」
この台詞口調が、なんとなく。
あと『クソみてぇな人生』=『自分を生んだこと』という解釈をしてみたり。
彼の言う『昔は神に祈ってたこともある。』って親父を尊敬していたこともあるってことかな……なんか妄想してたら悲しくなってきました。

>けど架空の弾丸が神に当たった。
架空の弾丸の意味だけちょっと分かりませんでした。実弾が発射されたのと同時に幻覚の弾丸も発射されたようにみえた、という理解で良いのでしょうか? うーん……。

私は想像と妄想が大好きな読者です。合っていなければスルーしていただいても気にしません。
楽しませていただきました。執筆お疲れ様でした。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

uさん

心情が出ていておもしろいかも、と言っていただいて嬉しく思います。?

>俺ちゃんのイシキたぶん0.2秒ぐらいはあったかもしれない でも俺ちゃん現世に みれ――――――

面白い文章ですね。

面白いと言っていただいて重ね重ね感謝です。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

心情が出ていておもしろいかも、と言っていただいて嬉しく思います。?→心情が出ていておもしろいかも、と言っていただいて嬉しく思います。

なぜかクエスチョンマークが入ってしまいました。失礼しました。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

アリアドネの糸さん

>ロシアンルーレットの緊張感と狂気をイカレトンチキな軽妙さで書くところの味わいを描きたかったのだろうか? 

その通りですが、たぶんその試みは失敗してると自分でも自覚してます。
ひとりでやるロシアンルーレットというアイデアは面白い、とおっしゃってくださって嬉しいです。

メッセージをアンチテーゼとしてこめているの、というのは無いですね。思いついたままに書いたので……。

>ただ、俺ちゃん語りの軽妙さのわりには、語る内容がストレートすぎるところが物足りないとは思った。遊びがない語りは予定調和になっちゃって、語りのもつ不定なところがでないから。。

物足りなかったですか、完全に僕の力不足ですね。

「んで」はよかったですか、前の作品で連発はしないように言われたので、ちょっと抑えめにしました。

森嶋
om126156151187.26.openmobile.ne.jp

日なんとかさん

>何が彼に自決行動をさせるほど追い詰めたのか?クソみてぇな人生とは具体的になんなのか?これらは読者が勝手に想像して楽しめば良いことだと思いました。

そうですね、読み手の方に想像していただけると助かります。

冒頭から泥酔状態というか、主人公じゃなくて僕がもうウイスキーを飲んで泥酔状態で書きましたよ(笑)

>最初からテーブルに銃があったことから、神様にみえたその『誰か』を撃ち殺すことは初めから決めていたんじゃないかな。でも主人公になんらかの良心の呵責があって、ふと自決との二択をロシアンルーレットに委ねてみた。
その『誰か』ですが、彼の親父だったのではないかと私は妄想しております。

いえ、そういう意図はなかったです(汗)神はただの幻覚として書きました。
深読みしていただいて申し訳ないです。


>けど架空の弾丸が神に当たった。
架空の弾丸の意味だけちょっと分かりませんでした。実弾が発射されたのと同時に幻覚の弾丸も発射されたようにみえた、という理解で良いのでしょうか? うーん……。

そうです、幻覚の神に対し、幻覚の弾丸で撃ちぬく、という設定でした。

読んでいただいて、ありがとうございました。

地蔵
KD111239155062.au-net.ne.jp

神に対する不満の表明というのは例えばドストエフスキーの『地下室の手記』『白痴』等に見られるテーマですが、拳銃自殺という共通のモチーフも見られ、もしかして愛読者なのかなと思ったりしました。個人的にはちょっと既視感がありました。
また掌編ということでしょうがないですが、一つのテーマのみで物足りないです。
文章に関しては特に気になるところはありませんでしたが、強いてアラを探すなら主人公の自己陶酔の感じがちょっと鼻につきました。彼をここまで狂わせてしまったものが何なのか、納得のいく背景が描かれているかどうかでこのあたりの印象は変わると思います。この場面だけだと大胆不敵な調子づいた者が、気の狂ったことを行っていて理解に苦しむって感想になりますね。

確率の計算が間違っているのが気になりました。

>んで今度はさすがに俺ちゃん四分の一で死ぬっていう確率に

残りの穴が四つで当たりが一つだから四分の一と書いたんでしょうけど、三回目の試行で当たりを引く確率は3/6、すなわち1/2ではないですかね?
試行が連続しているか、毎回弾丸の位置がシャッフルされ、それぞれが独立の試行になっているかで確率は変動するものと思われます。

森嶋
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地蔵さん

ドストエフスキーにはかなり影響を受けてますね。『白痴』はまだ読んだことはないんですが、『カラマーゾフの兄弟』は何回も読み返しいて、登場人物のひとりである無神論者のイワンの思想にはかなり影響を受けました。

一つのテーマのみで物足りないですか、次は複数のテーマを複雑に絡めたものも書いてみたいですね。

主人公の自己陶酔感は僕の文体のクセがそうさせているのかもしれません。

>彼をここまで狂わせてしまったものが何なのか、納得のいく背景が描かれているかどうかでこのあたりの印象は変わると思います。この場面だけだと大胆不敵な調子づいた者が、気の狂ったことを行っていて理解に苦しむって感想になりますね。

主人公を狂わせてしまった背景についても書くべきでした。勉強になります。

確率の計算が間違っているのは、単純に僕がアホだからですね。
もっとちゃんと計算してから書くべきでした。

のべたん。
203-135-245-217.ppp.bbiq.jp

読ませていただきました。

既にコメントで出ていますが、主人公が何故ロシアンルーレットをするのか、死んでもいい、ってくらいの理由が知りたかったです。

ラスト、神を撃ち殺すオチは、スッキリして良かったと思いました。

執筆お疲れ様でした。

森嶋
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のべたん。さん


>主人公が何故ロシアンルーレットをするのか、死んでもいい、ってくらいの理由が知りたかったです。

確かにそこを掘り下げで書くと作品の背景がふくらみそうです。

>ラスト、神を撃ち殺すオチは、スッキリして良かったと思いました。

良かったとおっしゃって頂いて嬉しく思います。。
僕は神にたいする恨みが強いので、ラストはあんな感じになりました。

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