作家でごはん!鍛練場
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Johnny b Goodeはもう聴こえない

   プロローグ

 手術室に入ってから七時間が過ぎていた。
一週間前に妻に同道して来院した時の、主治医の説明では、手術時間は長くても四時間と聞いていた。簡単な手術だとは言わなかったが、ごく一般的なものだと後藤医師は言った。
 昨日の午後一時に入院手続きをとった。私は朝早くに出社し、特急の案件を片付け、その他、諸々を部下に指示し、昼過ぎに帰宅し妻の和美に付き添った。
病院へ提出する書類はその前夜に二人で書いた。
家族の同意書とか誓約書、手術その他医療処置に対する病院側の免責事項、入院中のこと細かなルールに対する患者側の同意を求めるものなど、細々とした項目を羅列した何枚かのA4ペーパーに署名捺印が必要だった。
「忙しい時なのに、ごめん」
 和美は書類をクリアファイルにまとめながら、すまなそうに言った。
「いい。おまえ後藤さんとは――」私は主治医の名前を出し言葉を重ねた。
「彼とは高校の同級生なんだろ。どうにか変更できなかったのか」
「お願いしたんだけど、早い方がいいと言われて。手術日は毎週一回で、四か月先まで予約が詰まっているし。それでも後藤君、ある程度の融通は利かしてくれたんだよ」和美は言った。
 一週間前の説明では、手術の日には、どなたか家族の方が来院して、少なくとも手術が終了するまでは待機して欲しいと、看護師から言われた。
 そのとき和美は、瑠香に来てもらおうかと、私に言った。一週間後なんだから、いま連絡を入れれば、彼女もなんとか都合つけてくれるのじゃないだろうかと、付け加えた。
 娘の瑠香は結婚して東京で暮らしている。子供はいなかった。結婚前から勤めていたアパレル関連の会社でクリエイト部門の長をしていた。
「瑠香もこの時期、忙しいのじゃないか。最近、メールの返事もなかなか来ないじゃないか」
「そうだね。じゃ、あなたにお願いするしか」
「俺は一日半休めばすむが、瑠香に頼むとなると、三日かそこらは休んで貰わなきゃならない。いつもこの時期は新作の準備で、てんてこまいなんだろ」
「でも、あなただって忙しいんでしょ」
「まあ、なんとかするさ」
 和美は瑠香に入院することを電話で伝え、手術は四時間ほどだし、入院期間も手術日を含めても四日間なので、心配しなくていいからと付け加えた。

 それにしても遅すぎる。手術中に何か不測の事態でも発生したのではないのか。面談の時、後藤医師は、ごくごく一般的な手術なので心配はありませんと言ったが、百パーセント安全だとは言わなかったし、昨日病院へ提出した書類の中にも、手術にかかわる事項に関して、患者あるいはその家族に対し免責を求める書類が数枚含まれていた。
 私は腕時計に目を落とし、おもむろに立ち上がる。
 病室はナースステーションに一番近いところにあり、術後、一日をここで過ごし、翌日には四人部屋に移動する手筈になっていた。
 引き戸を開け廊下に出た途端、頭の中に何個ものクエッションマークが浮き上がった。灯りがすべて消えていて、常夜灯のみが、半透明の樹脂でコーティングしたように、うすぼんやりと、くすんだオレンジ色であたりを照らしていた。私はおぼつかない明かりの中で再度、腕時計をみる。まだ消灯には数時間あるはずだ。
ナースステーションに眼をやる。ここも灯りがおちている。いったい何が起こっているのか。
「すみません、誰かいませんか」カウンターに近づき、中の様子を伺いながら言葉を発する。しかし、人の気配は微塵も感じられない。看護師詰め所だろ? 深夜でも数人が詰めているはずだろう。何なんだ、この状況は? 
「誰かいないのか!」私は大声を張り上げ中を覗ったが、しかしそこには薄闇と静寂しかなかった。
 どうすればいいのか? 何か次の手を考えなければ、そう思うものの、頭がこの事態に全く追いつかない。しかし、ここにいても仕方がないのでは? 次の一手は浮かばないものの、この場を立ち去り、何らかの方法で早く事態を把握しなければと行動に移しかけた。その時、詰め所の中から呟くような女の声がきこえた。私は目を瞠る。薄闇から滲み出るように看護師の姿が浮かび上がる。女はもう一度呟いた。「ここは病院です。静かにしてください」
抑揚のない、いっぽん調子の乾ききった声で、私を咎める意思があるのか、ないのか、感情の欠片すら見いだせない音声だったのだが、私としてはこの状況を全く把握できないのだから、なさけないことに当然弱い立場で、このナースにはかなり腹を立てていたのだが、彼女の不気味さも手伝って、私は卑屈な言葉を発した「すみません」。
「今の状況を説明してもらえませんか。停電ですか?」おどおどした声で尋ねる。
「停電? いったい何のことです。古来より闇は恐怖を喚起するといいますが、同時に全てを覆いつくし見えなくもします」看護師の、朽ちいく枯葉のような赤茶けた血の気のない唇が嗤っている。
「妻が手術中なんです。停電でも大丈夫ですよね」
看護師との、百年間、毎日、十時間ずつ話していても、おそらくかみ合わないだろう会話に苛立ちながら私は言った。
「和美さんのオペは予定どおり四時間で完了しています」看護師は抑揚のない声で言った。
「じゃあ、三時間も過ぎているのになぜ病室にかえってこない! 麻酔だってもう覚めているはずじゃないか!」
「和美さんと後藤ドクターはオペ室でお楽しみ中です」
「お楽しみ? な、なんなんだそれは!」私はカウンター越しに得体のしれない看護師に掴みかかろうとするが、彼女は薄い嗤いを口元に見せながら、音もなく瞬時に後方に移動する。
「手術室は四階です」看護師は嗤いながら言う。眼の焦点があっていない。
「もういい!」言い残し、エレベーターに向かって走り出す。
「ここは病院です。廊下を走らないでください」看護師の声を背中できく。

四階の廊下も照明は消えていて、四つある手術室の一つに、赤地に白文字で手術中と書かれたランプが白々しく点灯していた。
私は躊躇わずドアの前に立つ。音もなく自動ドアが左右に開いた。
部屋に入り、まず目に飛び込んだのは、無影灯の真昼間のような照度だった。ずっと薄暗がりの中にいた私は、あかりに眼を慣らすのに数秒を要した。
無影灯の真下に手術台があり、男と女が重なっていた。男は腕時計以外、女はちいさなカードに名前、年齢、性別、血液型などが書かれた患者用リストバンド以外は何も身に着けていなかった。
組し抱かれているのが和美で、そのうえで後藤医師の黒い尻が激しく上下運動を繰り返していた。
「やめろ!」この異常な状況を把握できない私は、そう叫んで手術台に駆け寄った。
「やめろ、やめてくれ! 和美は私の妻なんだぞ! 私は妻を愛している」
 私の絶叫がやっと耳に入ったのか、後藤医師が密着を解こうとした。
「やめないでお願い、このまま続けて。あたしもあなたを愛している」和美が喘ぎながら言った。
 後藤医師が繋がったまま首だけを廻し私をみた。
 後藤医師ではなかった! その顔は【私】だった!
 しばらく黙って私を凝視していた【私】は、ややあって私に向かって静かな声で言った。
「愛してるならなぜ殺した。妻だけでなく娘までも」
「娘? 殺した? いったい何のことだ。瑠香なら東京にいる。幸せな結婚をして、仕事では重要なポジションに就き、忙しく働いている」私は【私】に向かって大声を出す。
「それは君の、いや私の、未来に対する願望に過ぎない。そしてもう未来などないのだ」


▽  ▽  ▽  ▽
 集中(i c u)治療室は張り詰めた空気が支配していた。ベッドには重症患者がチューブやコードで繋がれ横たわり、それぞれの生命維持装置が電子音を発し、モニターは点滅を繰り返している。
 一人の患者の胸元にドクターが聴診器をあて、ナースはモニター画面を見つめている。
「先生、バイタルサイン戻りました」画面を注視している看護師が言った。
「よし、なんとか持ち直したな。ただ、意識レベルがこのままでは予断は許されない。JCS値がかなり大きい。じゅうぶん気をつけてくれ」
医師は一息つき、今後の処置を看護師に指示する。
「先生、この患者さん、人殺しなんでしょ」医師の指示をメモりながら看護師がぽつりと言う。
「この患者が女だろうが男だろうがホモだろうがレズだろうが年寄だろうが子供だろうが、われわれ医療者としては、それがどんな人間であろうとも、いま目の前にある助けることができる命を全力で救うだけだ」医師が厳かに言う。
「なんだかドラマみたいな台詞、ちっとも感情こもってないし。格好だけ、ドクター✕の米倉涼子かよ、それともコードブルーのやまピーかよ」と、言った看護師の言葉は小さな声だったので医師の耳には届かなかった。
▽  ▽  ▽  ▽


 私の肩を誰かが揺すった。私は目を開け相手を見る。焦点が合うまで時間がかかった。和美が心配そうな顔で私を見つめていた。
「あなた、すごくうなされていた。大丈夫?」
 寝汗をかいている。喉が渇いている。首が痛い。
 私はベッドから上半身だけ起こし、左手で首筋を四回揉み、両掌を組んで頭の上にもっていき、大きく伸びをする。頭は徐々に、さまよっていた世界から現実に還ってくる。
「いま何時だ?」自分でも寝ぼけ声だとわかる。
「朝の九時四十分。昨夜は遅かったのね。あたし悪いけど先にやすませてもらいました」
「寝たのは三時前だったかな。それより、俺うなされていたって?」
「うん、何言ってるのかはわからなかったけど、すごくでっかい声で何回も怒鳴っていた」和美は心配そうに私をみる。彼女はちょっと待ってねと、言い残し部屋を出て、ペットボトルのミネラルウォーターを持って戻ってきた。
 私はありがとうと言って一気に飲む。ぼやけた頭と動きが減退した身体が少しだけ回復する。
「夢をみていた。荒唐無稽なんだけど、すごくリアルな夢だった」私は言った。
「どんな?」
「うーん、全て覚えているわけじゃない、記憶、切れ切れなんだけど。病院で君が手術中なんだ。でも何時間たっても病室にかえってこないんだよ。執刀医は後藤」
「後藤先生? あなたの高校の同級生の」
「そう。俺が三年前に入院した時の主治医の後藤。何故か夢の中の設定では後藤は君の同級生だった」
「まあ、夢ですからね。でも、あなたが手術した時は大変だった。手術時間、三時間も長引いたし。あたし病室で待っていて心配で心配でいてもたってもいられなくて、何回も看護師さんに『まだ終わらないんですか』っ て訊いたりしたんだけど、『大丈夫ですよ』『終わるまで病室でお待ちください』としか言わないんだもの」
「俺の夢もそんな感じだった。あまりに遅いのでナースステーションに訊きに行った。まだ、そんな時間じゃないのに、廊下も詰め所も何故か灯りが消えていてね。大声で看護師を呼んだんだが、なかなか出てこないんだよ。しばらくして、なんだかうす気味の悪いナースが出てきて、手術はとっくに終わっていますって言うんだよ」
「夢だからね。それで」和美が笑いながら言う。
「後藤先生と手術室でお楽しみ中ですって」
「なんなのそれ。お楽しみ中って、まさか」和美の顔は瞬時に剣難な表情に変わり、私を睨む。
「ごめん、夢。夢の話だから」私はどぎまぎして、これから先のストリーを話すべきか躊躇する。いくら夢だといっても、セクシャルな話なのだ。私が押し黙ったのをみて、彼女は言葉を繋いだ。「ごめんなさい。夢なんだよね」和美は表情をリセットする。
私は安心しつつも、頭の中で、それなりにマイルドな言葉を探す。今思っても、あの夢はすごく鮮烈だったのだ。
「どういっていいのか。俺が手術室に入ると和美と後藤が、あの、なんというか」言い淀む。言葉がつまる。次の言葉が出てこない。
「まさか二人で将棋を指していたなんていわないでよ」
「いや、夢の中で。実はあのう………」
「将棋じゃなくチェス、じゃあないよね。あたしと後藤先生がセックスしていた」
「そうなんだが‥‥‥‥いや違う。実は君の相手は俺だったんだよ」
「どういうこと」和美が首を傾げる。
「後藤が振り向いた。それは俺だった。夢の中では俺が二人いて、上手く言い表せないのだが、振り向いた後藤と思っていたのが俺で、その俺を、つまり和美と交わっている俺を傍から見ているのも俺自身で」上手く表現できない。まあ、夢の話なのだが。
「わかったわ。あなたが同時に同じ場所に二人いた、そういう事ね。それで、その時の意識はどちら側のあなただったの?」和美の表情が妙に引き締まる。私は暫し考える。
「うーん、どちらだったんだろう。両方かもしれない」
「多分それが正解だわ。どちらのあなたもあなた自身なの。自分では気付かないかもしれないけど人間って多面性を持っている。私だっておんなじ。それで目が覚めた?」
「いや、続きがある。その後藤だと思っていた俺が言うんだ。俺が和美と瑠香を殺した。愛しているならなぜ殺したと糾された」
「夢だとしてもかなり物騒ね。本当なんだけど」
「………うん?」
「なんでもない。続けて」
「夢の設定では、俺たちや後藤は現在のままの年齢なんだが、瑠香だけは成人していて、東京のアパレル関係で働いていた。夢の中では、瑠香は幼い頃からのあこがれの職に就いていた。………そういえば瑠香はもう出たのか? 確か今日はデザイン画の表彰式なんだろ」私は不穏な夢の話はこれでおしまいとばかり、話題を転換した。
和美の表情が急変した。そこには大きな驚きと、私に対する憐れみと、半分ほどは私に対する、残りの全ては和美自身が請け負う、いいしれぬ悲しみが存在することが彼女の表情から見てとれた。
「あなた! いつまで夢の世界をさ迷っているの。あなたの所為で瑠香は亡くなったのよ。いまさら何を」和美の瞳から悲しみが溢れ出た。「忘れていたのに思い出させないで」嗚咽が涙に続く。彼女は涙声で言葉を繋ぐ。「あなたはいつもそうなんだよ。いつも自分本位で、あたしや瑠香のことなど全く念頭にない、これっぽっちも。過去も現在もそして未来でも」
 和美の表情や態度から、私に対する非難そして侮蔑、憐れみ、彼女自身の深い悲しみなどは感じとれるものの、私には彼女の発する言葉の意味が全く理解できなかった。
「瑠香が亡くなっただと! 和美なにを馬鹿なことを言っているんだ? 昨日だって元気に高校へ………ん?」私は和美の顔を覗き込む。
首を垂れていた和美が顔をあげる。一瞬前まで泣いていたはずなのに、彼女の眼には涙の跡すら微塵もみえなかった。それどころか私に挑むような不気味な嗤いがそこにあった。
そして私を挑発するように言う。「あなたは今ここには居ないの。あなたは違う場所に居る。生きているにしても死んでいるにしても」
私は彼女の豹変ぶりに、気持ちも頭もついていかず、ただただ言葉がなかった。
「生きているってどういう事だろう? 死んでいるってどういう事なんだろう? 夢をよく考えてみて、思い出すはず」無言の私に向かい、彼女は、昨日初めて舞台に立った若い俳優みたいな棒読みの台詞を吐いた。
そして私は、夢の中で後藤が、いや自分自身が言った最後の台詞を思い出す。
『もう未来などない。Johnny b Goodeはもう聴こえない』


△  △  △  △
「チーフ、ちょっとこれ見ていただけませんか」緊迫した声で女性オペレーターが言う。「時空に歪みが生じているようなんですが」
「歪み? 大型画面に出してくれ」主任が言う。
女性がキーをたたき、壁面の大型スクリーンに映し出された画面をチーフは黙視する。数秒後に彼は唸るように言う。
「確かにこれはおかしいな。何時からだ」
「三分前から」
「なんでもなければよいのだが。初めてのケースだ。私は長官を呼んでくる。君はこのまま待機」
はい! という切迫した返事が室内に響く。
△  △  △  △


「それにしても御同輩、瑠香姫さまのお戯れも程々に致して欲しいものでございまするが、如何、思し召しでござる」
「誠に某も、ちと往生してござる。御側人としての後藤殿の御苦労、お察し申す」
「このご時世に、男勝りのお鷹狩りとはいやはや」
「源平の世や信長公の御時世ならいざ知らず、おなごの文武両道など笑止」
「誠に。殿も先の参勤交代のお国入りの際、某お言葉を賜ったのだが、後藤大治郎、姫が苦労を掛ける、瑠香はおのこに生まれた方が良かったのではないかなと仰せじゃった」
「しかり。だが後藤殿、姫様も十七歳じゃに、縁談は引く手あまたとか漏れたまわっておりまするが」
「正に。あの器量よしゆえ、お輿入れの話は後を絶たん。ましてや、秋月藩十万石のお国元側室の姫様ではござるが、御母堂和美の御方様は末とはいえ公方様の流れをくむ。ただ、姫のあの男勝りと勝気な御気性が何ともはや」
「それだけではなかろうとの噂もちらほら」
「いかにも。宇津木殿の耳にも届いておるのか」
「仔細は存ぜぬ。人により話が違う。どれが誠なのか判断がつきかねるわ。側用人の後藤殿なら真実を御存じではないのか」
「御同輩ここだけの話としていただきたい。とある理由にて、全ての御縁談を断っているそうだ」
「噂の一つには、某が大きな原因となっているというものもござった。その理由など某自身さっぱりわからぬが、お主、詳細を存じておるのか」
「そこまで耳に入っているのか。いやいや、しかし、ゆるされよ御同輩これ以上は某の口からは」
「なんと! 御存じなのか後藤殿。詳細はわからぬが、まさに某に関わる話ということではないか。なにとぞ、お願い申す如何」
「いやいや言えぬ、こればかりは。許されよ、この通り」
「何としても言えぬというか。武士は食わねど高楊枝とは申すが、だが拙者は何としても訊きとうござる」
「いや、言わぬが花、聞かぬが花という言葉もござろうが。言わぬはお主のためじゃ」
「何故。某、御主のように御方様、姫の御側に仕える役に非ず。こんたびは、お鷹狩りゆえのお役目。しかし、お側用人の後藤殿の言葉まことに気にかかる」
「許せ。何としてもこれ以上は言えぬのじゃ」
「なんと。しからば剣で決着をつけもうそうぞ」
「なんと短気な。御同輩のお気持ちもわからぬでもないが暫し待たれい、はやまるでない。これには深いわけがある」
「わけとは、如何様な」
「それも言えぬ。お主のためじゃ。我が心中お察し下さらぬか」
「某とて武士の矜持は持ち合わせておる。吐いた言葉はもはや呑み込めぬ。どうしても言えぬとあらば、後藤殿、抜かれよ!」
「ほとほとお主の癇癪は幼いころからの付き合いにてよく存知ておるが。よいか宇津木殿、お役目がら知りえた秘密を漏らすは、守秘義務違反。昨今はこんぷらいあんすなどと厳しゅうござるのじゃ。宇津木殿もそれぐらいは了見しておろう。判ってくれぬか某の立場も」
「いやいや、如何! 後藤殿言えぬとあらば、いざ!」
「待たれよ、待たれよ。お主を思えばこそ言いたくないのだ。察してくれ御同輩」
「姫の御縁談の妨げの原因が某などと、誠に奇っ怪千万。何故そのような影話が」
「判った判った。お主には適わぬ。そこまで貴殿が言うのなら拙者も武士、それ以上にお主とは幼い時から一緒に剣と学問に研鑽した竹輪の友。腹をくくって申し上げよう。ただし御同輩、これはお主にとって致命傷となることは必定。いや、致命傷どころかお主、既に亡くなっておるやもしれぬが」
「何を面妖なことをくどくどと」
「ええい、ままよ。わかり申した。では心して聞きかれよ」
「お願いいたす」
「宇津木殿」
 後藤大治郎は私を睨み沈痛な面持ちで言った。
「おまえは、もう死んでいる!」
そして続けて呪文のような言葉を唱えた。
「じゃにびばぐはもうきこえない」


「キャッシー、そこワンフレーズ休んでから、入ってくれないか」と、僕は言った。
「でもジェームス、今ので譜面のマンマなんだけど」と、キャッシーがベースを止めて言った。
 僕たちのバンドは、一か月後に迫っったホームカミングの、アメフト大会が終わった後で行われる、ダンスパーティーのバックバンドに指名されていて、今、練習に余念がない。
「ねえ、ダニエルどう思う」と、キャッシーは、ドラマーを振り返って言った。
「俺はどっちでもいいぜ」と、ダニエルが言った。
「好きにしたらいいんじゃね。ジェームスの作品だし。ワンフレーズだけリズム系抜くのも面白いかもよ」と、ダニエルが続けて言った。
「あたしもいいと思う」と、シンセサイザーの鍵盤に両手を置いたまま、ルーシュが言った。
 僕たちのバンドは、もともとは僕とダニエル、そして去年、親の都合でロスに引っ越していったゴディのスリーピースバンドだった。ベースが抜けたので当分は休止を余儀なくされていたのだけれど、ダニエルがキャシーを連れてきた。
「昔ウッドベースやっていたの。エレキベースは始めて五か月になる。チョッパーとかはまだ下手だけど、フィンガーなら大丈夫よ」と、その時キャッシーは僕に言った。
 そうしてベイシストが交代した僕たちのバンドの練習は始まった。
「ピアノの上手い女の子がいる。シンセサイザーも得意らしい。鍵盤楽器を入れたら音に幅が出るんじゃないのかな。ジェームス、ダニエル、二人で会ってみてよ。その娘ルーシュっていうの。演奏きいてみて駄目だったら断ってもいいから」と、数か月間、三人で練習をし、息も合ってきた頃にキャッシーは僕たちに言った。
「その娘、可愛いのか」と、ダニエルがキャシーに尋ねた。
「小柄だけど可愛い。ダニエル好みかもね」と、キャッシーは言った。
「よし! 決まり。テレンス・フイッチャー先生に直々御指導いただいた俺様が見極めてやる。いいだろ、ジェームス」と、ダニエルが言った。
「ねえホントなの? テレンス・フイッチャーって、あのフイッチャー教授? 鬼教官の」と、キャッシーが言った。
(これはダニエルのいつもの冗談なのだが)、しかし本当に鬼教官に直接指導を受けたのじゃないかと思えるほど、彼のドラミングは卓越していた。
 それから僕たちはルーシュに会った。キャッシーがいったように、小柄で可愛い娘だった。(これは後で判ったことだが彼女は少しだけ気が強かった)
 僕たちは何曲かセッションをした。ルーシュのシンセサイザーの音・リズムは本物だった。僕が用意した四曲の譜面全てを演奏し終えた時点で「合格!」と、ダニエルが言った。僕とキャッシーは頷いた。
「サンキュー! みんな」と、ルーシュは言った。
「エレクトーン一台でも幅のある演奏はできるけど、あたし昔からバンドやってみたかったんだ。仲間になれてよかった」と、ルーシュは言った。
「楽しくやろうぜ」と、ダニエルが言った。
「やっぱりシンセ入ると音に幅が出るね」と、キャッシーが言った。
「よろしく」と、僕は言った。
「あたし、ギターも独学で習っているんだ。パパが昔使っていたhamerがあって。ねえジェームス暇なときに教えてよ」と、ルーシュは言った。
「俺が教えてやる!」と、ダニエルが言った。
「あんた、ギター駄目じゃん」と、笑いながらキャッシーが言った。
「ジェームス、なんか高そうなギターだね」と、僕のギターを見てルーシュは言った。
「これは叔父の形見なんだPrs。年代物だけどかなり高いものだと思う」と、僕は言った。
「綺麗だし」と、キャッシーが言った。
「fenderのstratcasterも持っているけど、最近はもっぱらこいつを弾いているのさ」と、僕は言った。
 ルーシュが加入してから数か月後に、四人のハーモニーは大きく育った。鍵盤が加入したことで曲想にも音にも幅が出た。それから半年後、その年度卒業の上級生のプロムで四人はダンス曲を十数曲演奏した。

 今回のホームカミングで僕たちのバンドは二十曲を用意していた。前回のプロムと違う点は、その中に僕が作詞作曲したオリジナルが四曲。キャッシーが二曲、ルーシュが一曲、ダニエルが一曲(この四曲はインスツルメントなのだが)が、エントリーされているということだった。
そして、もう一つ主催者からリクエストされたことがあった。《ジョニー・ビイ・グッド》を最初と最後に演奏してくれと。
僕達もロックンロールのスタンダードとして、一応レパートリーには入れていたのだが、何しろ古い曲なので普段は演奏しなかった。
だから僕らはこの曲もかなり時間をかけて練習した。(なんせオープニングとエンディングに演奏しなければいけないのだから)
古い曲だけど、ノリのいい曲だ。数々のアーティストがカバーするはずだと、僕は思った。

ダンスパーティは午後七時からの予定だったので、僕たちは六時に練習室に集合した。
パーティ会場はハイスクールの敷地内だったけど、そこからはかなりの距離があるので、機材は車に載せて運んだ。
 ダニエルはパパが乗っている、フォードのピックアップトラックを借りてきた。僕は同じクラスのキムに頼んでダットサンのトラックを出して貰った。
「オッケー、ジェームス。お安い御用だぜ」と、キムは言った。
僕はなぜ彼の車がヒュンダイではなくニッサンなのかは知らなかったが、キムが日本のアニメのオタクあることは知っていたし、そういった関係で、(つまり彼の趣味、日本のアニメから学んだらしいのだが)彼がある程度、日本語を話せるのは知っていた。(朝鮮語と日本語はほとんど同じ言語だと、僕は思っていたのだけれど、キムに言わせると、どうもそうではないらしい)
「ジェームス、四番街に寿司屋ができた。食いに行こうぜ。オイラ日本語を試してみたいのさ」と、ある時キムは僕に言った。
「小遣いアポジから貰ったので奢るよ」と、キムは言った。
 でも、彼の日本語は通じなかった。彼が悪いわけじゃないし、彼の日本語がとんでもないものだったわけでもない(僕は日本語に関しては全く分からないのだが)
その寿司屋のオーナーはメキシカンで、店員も日本人はいなかった。僕はその時〈寿司〉を初めて食べたのだが、なんだか不味かった。日本という国が嫌いになりそうだった。ほんと、不味かったんだもの。
 キムは運転だけでなく、機材の積み降ろしも、積極的に手伝ってくれた。僕が思うに、多分キムはルーシュに気があるのではないかと思う。だって、練習場から会場ホールまでの運転中は助手席に座った(僕が彼女にそうするように勧めた)ルーシュにぎこちなく、でも彼なりに真剣に話しかけていた。彼は東洋人の奥ゆかしさとでもいうのか、僕にいわせれば、たぶん、ぼくたち欧米人より少なからずシャイなのかもしれない。僕はそんなキムを今更ながら好きになった。
「今夜の演奏、楽しみにしてるぜ」と、機材を運び終えキムは僕たちに笑顔で言った。
「サンキュー、キム。うちあげ来いよ」と、ダニエルが言った。
 僕とキャッシーとルーシュはありがとうといって、手を振った。

 アンプ、エフェクター、マイクロフォンなどの設定を終え、一回目の音合わせということで、《ジョニー・ビイ・グッド》の演奏が始まった。
僕がリードボーカル。キャッシーとダニエルがバックコーラス。
「いいんじゃね!」と、終わって、ダニエルが言った。
 ルーシュが笑顔で親指を立て、キャッシーが頷いた。
「音合わせを兼ねてもう一曲」と、僕は言った。
「じゃ、オリジナル」と、ルーシュが言った。
「では〈時のはざまへ〉」と、僕は曲名を言った。
 ワン、ツー。ダニエルがスティックを弾き、スリー、フォーでバスドラムが入り、スネアドラムの一発目。追いかけるキャシーのバス。その時だった。
「お前たち、何をしている!」大声に演奏は停止した。というか止めざるをえなかった。
 フロアの入り口に大きな男が立っていた。男はレイバンの黒縁眼鏡越しに、怒りに燃えた眼で僕たちを睨んだ。黒のパンツにデニム、ブルゾンといういでたちで僕たちに近寄った。大柄だが顔は幼い。
 僕は彼が何者であるかを知らなかったし、彼は何者でもないのかも知れないと思った。
「きみは何者?」と、僕は訊いた。
「ダンスパーティの執行委員長だ」と、彼は答えた。
「ところで、きみたちは」と、彼は眉をひそめて、僕たち一人一人に視線を移動した。
「何をやっているんだね」と、彼は続けた。
「俺たちは実行委員会から依頼を受けて、今晩、演奏するんだよ。きいていないのか?」と、ダニエルが言った。
「依頼? 誰から?」と、体格はでかいが幼い顔をした彼は言った。
「決まっているでしょ。委員長のイザベラと副のマッケンローよ」と、キャッシーが言った。
「イザベラ・ダンカンとジョセフ・マッケンローのことか。悪いがきみたち、彼女と彼は、ついさっき失脚した」と、男は言った。
「失脚? なんなの、それ」と、ルーシュが言った。
「きみたちのバンド名は?」と、男が言った。
「バッド・アローズ」と、僕は答えた。
「ふむ、光陰矢の如しか。奢れる平家は久しからず、ただ春の夜の夢の如し」と、男は言った。
「おまえ何言ってんだよ! ワケわかめ! 俺たちはジョンとイザベラから依頼を受けて、今ここにいるの。彼らに訊いてくれ!」と、ダニエルが叫んだ。
「だから彼らは失脚したのだ。レッドパージで」と、大柄だが幼い顔の男は言った。
「なんなのそれ?」と、キャサリンが言った。
「マジ何いってんのか分かんない」と、ルーシュが言った。
「ワケわかめ!」と、ダニエルが言った。
「言語道断横断歩道!」と、僕が言った。
 男は僕達四人を順繰りに見た。そしておもむろに言った。
「You can not sing(Johnny b Goode)anymoro」
男は嗤っていた。



第一部  過去

 あなたが逝ってから、もうすぐ二年ですね。
 桜の花が散ったあの日、あなたは私達の空間から消えてしまったのですね。
 今、窓から見る桜の花も、早春の柔らかい微風に揺られ、中空に舞っています。
 あなたは死の間際、この窓に目を向け「雪が降ってきたね。綺麗だ」と、私に呟きましたね。
 あなたには、散り往く花びらがきっと雪に見えたのですね。
 桜吹雪っていいますものね。私も今年から、舞う雪と思って花を見ることにしました。
 そういえば私達って、出会いからして雪に縁がありましたよね。
 初めて会ったのは、お互い大学二年の時。東京でもこんなに雪が降るのかと、南国生まれの私は突然の大雪に困惑し、教室の出口でどうしようかと思案している時でしたね。
「傘持ってないんだったら」そう言ってあなたは私に傘を差しだしましたよね。
「コンビのの傘なんで、返さなくてもいいから。アパートにまだ四本もある。駄目だよね、一本何千円もする高い傘なら大事に使うのかなー。エコじゃないね俺」そうつけ加えて。
「でも、あなたが――」
ためらいがちなわたしの言葉に、あなたは笑顔の前で掌をひらひらさせて、「俺、雪国育ちだから平気」と、言い残して雪の中へ駆け出しましたよね。
それからあなたに再会するのに、少しだけ時間がかかりました。

Johnny b Goodeはもう聴こえない

執筆の狙い

作者 u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

エンタメ長編のプロローグ
約束なので30枚のショートショートかこうと思ったんですが
長編になってしまいました
よろしく

コメント

偏差値45
KD106154139052.au-net.ne.jp

うーん、これは……、厳しいかな。
現代もの、時代もの、洋もの、そんなカテゴリーでしょうか。
個人的には一応は読んでみましたが、
頭に入らなかった、または、記憶に残らない、そんな感じですね。
簡単に言えば、脳への負担が大きいので、ストーリーに対応できていないわけです。
現代ものに関しては、そこそこ理解は出来ましたが、
夢の中の内容を会話することで、リピートしているので、うざく感じます。
次に時代ものですが、現代ものに関連していることは分かりますが、
独特の言い回しがあるので、読んでいて苦痛です。
最後に洋ものですが、文章はひどいものを感じました。
いくらなんでも「言った」が多過ぎです。
作家さん、手を抜き過ぎているのではないか? そんな気がしましたね。

黒沢ひろひと
M014008035162.v4.enabler.ne.jp

コメント失礼します。

感想としては偏差値45さんがほぼ言いたいことを言ってくれています。
各パートがつながっているのかいないのか、よくわからない。それもあってすんなりと入ってこない。
「エンタメ長編のプロローグ」とのことですが、これがプロローグだとして、本編にワクワクしながら進めるかと言ったら、ちょっと厳しいです。
好みの問題になるかもしれませんが、現代ものの部分だけだったら続きが読みたいかも? です。

柔らかい月
n219100087087.nct9.ne.jp

画面あけて、スクロールした印象は

「余計ごと盛り盛りにして・なんとか紙幅水増ししてみた、中身はナッシング渡辺サラ」。



「舞い散る桜がまるで雪のよう」ってー 今更感満載すぎの手垢べたくた超絶陳腐エピあたりは、

とてもとても渡辺サラ。

5150
5.102.13.172

uさん

手術する、ってのは日常にあることですけど、もしかしたら精神がどこかにいっちゃっている瞬間なのかもしれないのかな、って思いましたね。

同級生の後藤が主治医。娘の瑠香が東京から駆けつける。

手術の遅さに苛立つ

灯りが消える→ ここが境目か?

「和美さんと後藤ドクターはオペ室でお楽しみ中です」→すごくよかったけど、灯りが消えてからここにくるまで、不安を煽るなり、もう少し読者に慣れさせてから、このセリフを聞いてラリってみたかったかな。やや唐突に感じられた。

後藤が同級生なのは、妻ではなく夫の方。三年前の時。
同じような光景が繰り返される。人物が入れ替わって。

ブラブラブラ……

「夢」と「深層心理」って、個人的にはすごく好きなんですよね。ただ思ったのは、これをやるのは小説だと難しい。むしろ、映像で観て、ゆらゆらするとハマるんですよね。

導入部は好きでした。あれ、この感じって、もんじゃ氏なんかスルスル入っていけそう。

次のパートはね、ちょっと拍子抜けでした。でも「アダチガハラ」を読んでたので、あれと同じ感じかなと、ちょっと読み流しました。ここは、ちょっと長すぎ。

「Johnny b Goodeはもう聴こえない」と「アダチガハラ」は同じ??

本編一部は、おいおい、いくらなんでも短すぎじゃん。

uさん、せっかくポイントつかれて、感度高まってきたのに、そこでいきなり、手止めるんだもん、いじわるだわ ──!

もうちょっと読ませてくれなきゃ、わかんな──い。

ってな感じ。実況中継でした。

ちなみに、ワケわかめ、なのは5150にとっては、必ずしもマイナスな要素というわけではなく、下記の映画なんか、その「ワケわかめ」ぶりがむしろ、面白いタイプでした。わかんないぶりが、病みつきになる、という。

・「オープン・ユア・アイズ」ペネロペ・クロス→スペインオリジナル版
「バニラスカイ」トム・クルーズ→リメイク版 同一ストーリー。

・ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「複製された男」

・ユアン・マクレガー, ナオミ・ワッツ,主演「ステイ」

みんな、ワケわかめです。夢といえば、黒澤明の「夢」も最高。

久しぶりに、uさんの作品読めてよかったです。感想がズレている感じがするので、そう思えたらスルーしてください。

5150
5.102.13.172

ちなみに、他者さまの感想を否定する目的は少しもないです。念のために。

u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

偏差値45さん
感想いただきありがとうございます

>頭に入らなかった、または、記憶に残らない、そんな感じですね。簡単に言えば、脳への負担が大きいので、ストーリーに対応できていないわけです
プロローグとは言え、ここまでイミフ並べたら、負担大きすぎて駄目ですかねー?
この何ら関係ない(時代も場所も)何個かの話が本編では収斂するようなそんな感じwww

>夢の中の内容を会話することで、リピートしているので、うざく感じます
徐々に内容を変化させていって・・・ミタイナのを狙ってwww

>次に時代ものですが、現代ものに関連していることは分かりますが独特の言い回しがあるので、読んでいて苦痛です
偏差値さんに苦痛を与えてしまいましたかスミマセン
この部分も全体的には必要なんです

>最後に洋ものですが、文章はひどいものを感じました。いくらなんでも「言った」が多過ぎです
このパートの文体は意識して(わざと)下手に感じさせて悪い いやいやあたしが下手なんだわwww

どうも詳細な感想いただきありがとうございます
感想はあたしの糧となるだろう

u
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黒沢ひろひと さん
感想入れていただきありがとうございます

>各パートがつながっているのかいないのか、よくわからない。それもあってすんなりと入ってこない。「エンタメ長編のプロローグ」とのことですが、これがプロローグだとして、本編にワクワクしながら進めるかと言ったら、ちょっと厳しいです
ちょっと厳しいですかね
イベント羅列しすぎかも、しかもマッタク繋がらないし
ここはなんか考えた方が良いかもしれないですね

本作もともと30枚位のエンタメ短編目指していて
アフリカンがタイトル(Johnny b Goode) あたしがテーマ(過去&未来)と、落ちは(夢落ち)これごはんのみんな嫌いだろうということでwwww

先週書き始めて、集中治療室のシーンまでかいて止めた 挫折
それならいっそ長編にと ただし未完www
アフリカンとの約束あったのであげたのよね

アフリカあなたもあげてねwww
どうでもいいけどwww

黒沢さんありがとうございました
あなたの感想はあたしと本作にとって糧となる気がします

u
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柔らかい月 さん
感想ありがとうございます

↑でもかいてるけど本作30枚のSSにするつもりだった アフリカさんとの約束でねwww
構成としては「人は死ぬ間際に自分の一生を走馬灯のように見る」このネタでいこうと思ったの
でもICUシーンかいた時点で、百田の短編思い出した おもんなかった

そんで星新一の「午後の恐竜」なのねwww
本作の落ちは「夢落ち」あたしがアフリカに提案したわけですが
星新一の作って昭和ですよ
「夢落ち」「死に落ち」の傑作じゃないかなーと思ってwww
月さん他にあるなら教えてね

ほんでしょうもないの書くの止めて 長編にしようとそのあとの文章です

ところで渡辺サラってなんなん?誰なん?
渡辺サラサラ知りまへんwwww

柔らかい月さんのコメントはあたしと本作にとって糧にはならないかもwww
昔はもっと有意義な感想書いていたような(たまに)wwww
ありがとうございました

柔らかい月
n219100087087.nct9.ne.jp

この文章で長編とか、無理かな。


冒頭の「時制をあらわす言葉」の入り乱れようからしても、
ここのサイト特有の「書き癖」のカタマリすぎる。

それは、ここで初めて見たアナタの作『盂蘭盆会』の時から終始一貫してるんで、
直んないかなー、って。



文章のねじくれ方もアレだけど、
それよりまず「スタイル/書式」が、壊れ切って、ぱっと見で「みっともない」のが、
マイナス要素でかい。


そういうのもあって、アナタの原稿は、「読めない」んですよね。


(短編を書式整えて投稿したばっかりだもんで、余計にそう)

柔らかい月
n219100087087.nct9.ne.jp

書式はなー・・


《投稿して、入賞している人は、必ずや書式が整っている》んです。

そういうもんなんです。

書き手の心映えは、そこに反映される。

u
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5150さん
感想よせていただいてありがとうございます

>「和美さんと後藤ドクターはオペ室でお楽しみ中です」→すごくよかったけど、灯りが消えてからここにくるまで、不安を煽るなり、もう少し読者に慣れさせてから、このセリフを聞いてラリってみたかったかな。やや唐突に感じられた
なるほどチョット早急過ぎましたかね?

>「夢」と「深層心理」って、個人的にはすごく好きなんですよね。ただ思ったのは、これをやるのは小説だと難しい。むしろ、映像で観て、ゆらゆらするとハマるんですよね
あたしもこういうの映像には適わないとは思いますが、でも文は文としての表現方法はあるわけでwww
まあ、あたしの腕がマダマダということかwww

>「Johnny b Goodeはもう聴こえない」と「アダチガハラ」は同じ??
ではないです
本作は↑で説明したようなアフリカンが絡んだ経緯でwww 最初ノオプランでかき始めたのよね てか挫折www
どうもあたしはノープランでかくのは向いていないwww 特にエンタメは
んで、今考えている構成としては伊坂幸太郎の(風が吹けば桶屋が儲かる」小説ですwww
伊坂それほど読んでるわけではない でもあたしは風桶小説と読んでいるのだwww

>もうちょっと読ませてくれなきゃ、わかんな──い
スイマセンwww
本編今書いてます
イントロで大風呂敷拡げたおかげで全て回収しようとすれば、少なくとも300~500ぐらいかな

連載ではあげないよwww 怖いwww

5150さんありがとう
あなたの感想はあたしと本作にとって糧となる

柔らかい月
n219100087087.nct9.ne.jp

文章もなー・・
書き出しから「難」で、


>手術室に入ってから七時間が過ぎていた。
一週間前に妻に同道して来院した時の、主治医の説明では、手術時間は長くても四時間と聞いていた。簡単な手術だとは言わなかったが、ごく一般的なものだと後藤医師は言った。
 昨日の午後一時に入院手続きをとった。私は朝早くに出社し、特急の案件を片付け、その他、諸々を部下に指示し、昼過ぎに帰宅し妻の和美に付き添った。
病院へ提出する書類はその前夜に二人で書いた。




七時間
一週間前
四時間
昨日午後一時
朝早く
昼過ぎ
前夜


時間情報が、ごちゃまんと執拗てんこ盛り& 相前後してうだうだしい。
迂遠。

『盂蘭盆会』ん時から、ず——っとそう。。
すんなり流れることがない。


推敲って、こういうとこ整えないで、どこ整えんだろう?? 状態。



「投稿しない」(したことない)みたいなんで、
「どうでもいい」んだとは思うんだけど。

夜の雨
ai213185.d.west.v6connect.net

「Johnny b Goodeはもう聴こえない」について。

「エンタメ長編のプロローグ」ということで読みましたが、ほとんど理解不能。

いくつかの設定が書かれていますが、これらが序盤を過ぎると関連してくるのでしょうね。
しかし、序盤のいくつかある設定が魅力的だとも思いませんが。
もう少しひとつひとつの設定を魅力のある物にしたらよいのでは。

どれも面白いと思うところまで設定が作りこまれているように思いません。

ちなみに「原稿用紙38枚」でした。

それでは、頑張ってください。

上松煌
p752103-ipngn13901marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

uさま、こんばんは


 拝見しました。
うん、確かに始まりの予感はする。
ごく普通の夫婦関係をにおわせるイントロから、一転して不気味な看護婦が登場し、手術室で執刀医との不貞行為を告げる、それがなんと夫である自分。
ここまではう~んと唸るくらい実に秀逸!

 ま、それがよくある「夢オチ」ということでちょっと失望するものの、妻のこのセリフ。
>>「夢をよく考えてみて、思い出すはず」<<
おお~と再び興味のヴォルテージが上がったところに、題名と同じこの言葉。
>>『もう未来などない。Johnny b Goodeはもう聴こえない』<<
ううむ、Johnny b Goodeなるモノがなにやらカギを握るらしい。

 ここでいきなり、>>「時空の歪みが」<<
はぁ~、漫画やアニメやドラマで聞き飽きたワ。
メビウスでもパラレルでもなんでも出てこい。

 そしてまたまた、いきなり江戸期。
グダグダ「言え」「言わぬ」が続く思わせぶり。
もうちょっと短くならないのかなぁ……と、小一時間。

 やっと次に進むのだが、今度は一転してアメリカ。
ま、バンドの話なので、多分、ここで題名のヒントが……?
と、思いきや、またまたフリが長い。
キムが朝鮮人と知られたくなくて、ダサいヒュンダイやめてニッサンに乗っているという鉄板も出てくるが、これが謎解きであるはずがない。
「ワケわかめ!」と、叫ぶダニエル同様、読者もワケわかめ。
じゃあ、コレか。
と、嗤う男の>>「You can not sing(Johnny b Goode)anymoro」<<に、しがみつく読者。

 そしてや~~~っと、第一部  過去。

 
 まぁ、>>エンタメ長編のプロローグ<<ということなのでこれでありなんでしょうが、最初の吸引力が激減してしまっていることは事実。
もったいない。
長編なので目標は公募なのでしょうが、おれ、過去のあなたの作品を読んでいて、あなたは長編には向かないと思う。
間延び、中弛みのクセがあります。
なぜかストーリーには関係ない、蘊蓄? 脇道? よそ見? するんだよね。
短編の公募もあるので、一大スペクタクルはお止めになったら??

アフリカ
sp49-104-51-135.msf.spmode.ne.jp

あはは

声出して叫んでしまった〰️

書くんだったら書くと言ってくれよ〰️

僕は全然やってなかった⤵️

まだ読んでないけど

ごめんなさい!
を先ずは伝えないとって思って!

ごめんなさい!

感想書き込んだら直ぐに書き出します!

申し訳なし!

u
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いやいやアフリカさん
>ごめんなさい!を先ずは伝えないとって思って!
とんでもないですwww

アフリカンの2週間縛りが解ける頃かなーと思ってあげたのよ
30枚完結じゃなかったけどwww
でもあたし最近書いてなかったのでキッカケを頂いたアフリカに感謝

ぼちぼち描いてくださいましwww

u
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夜の雨さん
感想ありがとうございます

>ほとんど理解不能
あはー! そうですよね

>序盤のいくつかある設定が魅力的だとも思いませんが もう少しひとつひとつの設定を魅力のある物にしたらよいのでは どれも面白いと思うところまで設定が作りこまれているように思いません
本作最初はノープランです ICUシーンまで
それ以降はプラン構築www
面白いと思うところまで作りこまれていないとのご感想、あたし考えなければいけないかも
ただ、このムチャぶりを本編でどこまで回収できるかwww
冒頭としては引っ張る力がなかったということでしょう
感想いただいたほとんどの意見 反省

>ちなみに「原稿用紙38枚」でした
ありがとうございます
大体30枚位かなーなんて思ってあげました

夜雨様の感想本作の糧となるでしょう
ありがとうございます 

u
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上松煌さん
感想ありがとうございます

>『もう未来などない。Johnny b Goodeはもう聴こえない』ううむ、Johnny b Goodeなるモノがなにやらカギを握るらしい
ここまでは上松さんを引っ張れたということなんかな

>ここでいきなり、>>「時空の歪みが」はぁ~、漫画やアニメやドラマで聞き飽きたワ
アハハすんませんwww
チョットここで嫌われたかなwww
実はもう一つエピつくろうと思ってたこの時点では
未来の宇宙旅行の話
本編では付け足すつもりですけど

>「言え」「言わぬ」が続く思わせぶり もうちょっと短くならないのかなぁ……
確かに今自分で読んでも長いwww
いえ言わぬの問答だけですものね 地の文ほとんどないし そりゃ長いわwww
読み直し2回して推敲してないスミマセン

>嗤う男の「You can not sing(Johnny b Goode)anymoro」に、しがみつく読者 そしてや~~~っと、第一部  過去
イライラさせたかもスンマセンwww

>最初の吸引力が激減してしまっていることは事実
本番は推敲してかなり書き直しが必要かもしれませんが、このプロローグ短くするか、モット詳細にするか考えてみます

あたし長編が好きなのだwww読むのも書くのも
上松さんの感想多分本作の糧になる
ありがとうございました

u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

柔らかい月さん
再び三度四たびありがとうございます

時間が前後左右するのは確かにあたしの書き癖です
初期の頃は時系列順にかいていたのですが

以前にもこの点で指摘いただいた覚えが
あたしの記憶では「盂蘭盆会」ではなく「ジャンピングフロッグ」イタチが出てくる話ではなかったかなーと
データ残さないので定かではないけれどwww

本編はできるだけそのように描いた行きたいと思います

ご感想本作の糧となる
ありがとうございます

アフリカ
sp49-106-220-26.msf.spmode.ne.jp

遅くなりましたが拝読しました。

ん〰️

高速道路、運転しながら街の風景を眺めてる感覚でしょうか……
良くも悪くも頭に入って来ないのでした。

さてさて これを眺めてると過去未来を行ったり来たりするのを書くのはとても難しそう( ̄▽ ̄;)

勢いで書くしかないんだろうけど
理屈を書かないと乗り込めないだろし
飛んだ場面からの展開が次の展開へと繋がりを持ってないと成立できない…( ̄▽ ̄;)

とりあえず

今から書いてみます

怖い( ̄▽ ̄;)……

ありがとうございます

もんじゃ
KD111239164214.au-net.ne.jp

uさま

拝読しました。

他の感想を一切読まないままに、感じたことを記させてください。

意識、みたいなのを扱っておられるのでしょうね、好きなタイプの話です。

長編の冒頭、とあるから、当然ながら、これだけでは今後の展開が予想できないけど、期待はできました、面白くなるんじゃないか、と感じました。

最初のエピソード、妻の手術のやつ、後藤が妻をくみしいていたけど、よく見たらそれは後藤じゃなくて俺だった、ってあそこ、とてもよいなと感じました、状況がイメージしやすかったし、ショッキングでもありました。そのあと、妻との対話により、その夢を説明しているような箇所、これは、せっかくの鮮烈なあのシーンを理屈っぽく後追いされてるみたいでよろしくなく感じました。

それ以降の、違う時代のパートやカタカナの踊るパートについては、続きを読み進めてからでないと言及できないように感じました。

読ませてくださり、ありがとうございました。

u
opt-220-208-25-236.client.pikara.ne.jp

アフリカさん
感想ありがとうございます

まあ ワケわかめでゴメンwww
本作 勢いでかくというより ある程度積み上げていかなければならないと思っています
上でもあげているけれど伊坂幸太郎風 バタフライエフェクト+アンナカヴァン氷みたいなのかけたらいいかなー希望ですwwww

感想本作の糧となる

u
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もんじゃさん
感想ありがとうございます

>最初のエピソードとてもよいなと感じました、状況がイメージしやすかったし、ショッキングでもありました
ありがとうございます
イメージしやすかったと評価いただきうれしいです

しかし>そのあと、その夢を説明しているような箇所、理屈っぽく後追いされてるみたいでよろしくなく感じました
これは他の方にも指摘されているわけで、再構築する可能性が出てきたんじゃないかと思います

江戸時代アメリカそれから途中で入るicu時空の歪みなどの小ネタは今のところイミフwww
期待にそえるかどうかわかりませんが頑張って書いてみる最低でも300枚

感想本作の糧になります
ありがとうございました
 

牡蠣とRの問題
217.66.81.116.megaegg.ne.jp

以前コメントをいただいたのでお返しを。

このダラダラした登場人物のやたら多い日記みたいなものを
人に見せようとする意味がわかりません。

ティーンであることを祈ります。
ご健筆を。

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