作家でごはん!鍛練場
大丘 忍

四之宮教授の約束

 益代が四宮欣造と知り合ったのは大学に入ってまもなくであった。だからこれは四十数年の昔になる。
 高校時代からテニス、バレーボール、水泳、陸上競技と万能スポーツ選手であった益代は、大学では卓球をやることにした。
 K大学の卓球練習場は、京都市の東山通りを隔てた西部構内の体育館を使用しないで、少し南に下ったところにある旧学生集会所の二回のフロアを使っている。ここには卓球台を六台は十分に置ける広さがあり、卓球部の練習以外には使われていない。
 女子部員は数名しかいないので、一つか二つの台を使うだけで済む。
 益代が女子の新入部員同志で球を打ち合っている時、長身でほっそりした男子学生が入ってきた。しばらく眺めていたが、益代の手を止めた。
「グリップが間違っている」
 学生は益代の手を掴み、ラケットを握り直させた。
「最初はしっくりせんけどな。正しいグリップでないと上達せんのやで」
 その学生が四宮欣造で、文学部の二年先輩であった。あまり練習には顔をださず、気まぐれに現れては益代など女子部員相手に二、三十分ほど打ち合っては姿を消していく。時折鋭い打球を見せることがあるが、大抵は打ちやすい球を返してくれた。欣造の華麗なフォームは並々ならぬ技術を思わせた。
 益代の相手をするようになって、欣造は練習場に姿を現すことが増えた。そして主に益代を相手にラリーを続ける。
 益代は欣造が練習に現れるのを心待ちするようになった。言葉を交わすこともなく、ただ球を打ち合うだけである。それでも欣造の優しそうな目を見ると心が躍るのを感じていた。
 秋の関西学連のリーグ戦を控えて、男子チームの正選手が二人故障した。一人は自転車で転倒して腕を骨折し、一人は練習中に足を捻挫している。どちらも試合までに回復する事は不可能であった。一人は補欠を当てるとしても、もう一人の選手が足りない。K大学は関西学連のリーグ戦で二部に留まるか、三部に転落するかの瀬戸際に立たされていたのだ。これまで先輩達が守り続けてきた二部をここで落とすわけにはいかない。
 主将は部員を集めて善後策を図った。いろいろの意見が出されるがなかなかまとまらない。選手の候補が次々と挙げられるが不思議と四宮欣造の名前がない。
「四宮さんに出て貰ったらどうですか?」
 益代がおそるおそる提案した。
「あいつが出てくれたら助かるんやけどな。言うても出てくれんやろ。臍まがりやからな」
「真面目に練習せん奴を試合に出すのは筋違いや」
 ほかの部員からも反対された。四宮欣造はたしかに変わり者という感じがするが悪い人のようには思えない。
「四宮さんはどうして真面目に練習しないんですか?」
「あいつ、前の主将と衝突したんや」
 新入生の時、欣造と一緒に卓球部に入った部員のなかに、九州の県から国体に出場した選手がいた。骨折で欠場することになった脇村である。全国屈指の難関国立大学であるK大学では、国体選手が入学することは希有のことである。激しい受験勉強をしなければ入れないので、一流の運動選手ではまず入ることは難しい。脇村が高校二年で九州の県から国体に出たことを知って主将は驚喜した。欣造と試合をすれば欣造の方が強かったにもかかわらず、国体選手というブランドの魅力に抗し難く、当時の主将は欣造ではなく脇村を選手に抜てきした。脇村は高校二年の国体以後は受験勉強のために卓球をやめており、一浪して入学するまで丸二年以上も練習をしていない。高校三年の終わりまで練習を続け、現役で入った欣造の方が実力は上だったが、卓球では無名の進学校から入ってきた欣造より、主将は国体選手というブランドに魅力を感じたらしい。
「現時点では、僕の方が脇村君より実力は上だと思うんですがね」
 欣造が正選手から外されたとき主将に抗議したが、
「脇村は国体選手やからな」
「国体選手といっても、いまは脇村君と試合したらいつも僕が勝っていますが」
「これから練習すれば、脇村はもっと強くなるやろう。何しろ国体選手やからな」
 それ以来、欣造はまじめに練習しなくなったそうである。
 今の主将になって、欣造に選手に復帰するよう説得したが断わられたという。
「たしかにあいつは、今でも強いけど頑固者やからな。頼んでもあかんやろ」
「これで三部に転落やなあ」
 誰かがため息をついた。
「私が頼んでみます」
 益代は思わず言ってしまって後悔した。
 主将は益代の顔を見つめた。
「君は四宮と親しいんか?」
「いいえ」
 益代は顔が赤くなるのを感じた。親しいことはない。ときどき練習の相手をして貰っているだけだ。でも、何となく自分の頼みなら聞いて貰えそうな気がしていた。偏屈者と思われているが、根は優しい人だろうと感じていた。
「四宮の説得は頼むで。君だけが頼りや」
 主将は大仰に手を合わせて益代を拝む真似をした。
 次に欣造が練習に来たとき、益代が試合に出るように頼んだ。
「主将に頼まれたんか」
「いいえ、私が言い出したんです」
 欣造はいたずらっ子のような目で益代をのぞき込んだ。
「えらいおせっかい焼きなんやな」
 欣造の言葉で益代が笑った。
「君、笑い顔がとってもかわいいね」
「そんなことより、試合には出て貰えますか」
「わしは出ない」
「それでは私が困るんですけど」
「わしが出なければどうして君が困るんや」
 益代は唇を突き出した。
「私が頼んでみると言ってしまったんです」
「あほやな、君は。勝手にそんな安請合いして」
「私が言えば聞いて貰えるかと思って」
「何で君が頼めばわしが言うことを聞くと思うたんや」
「だって、四宮先輩は、本当は優しい人だと思ってたから」
「えらい買いかぶりやな。そこまで言われたらしかたない。出ることにするよ」
「ほんとうですか」
 益代の顔がほころんだ。
「わしが出なきゃあ君が困るんやろう」
 その通りだ。欣造が試合に出てくれれば益代の顔が立つということだ。
 益代は大きくうなずいた。
「その代わり、条件がある。君の言う事をおれが聞くんやから、お返しにおれの言うことを君は何でも聞くんやで」
「聞きます。だから出てください」
「はっきり言うとくけど、何でもやで」
「はい」
 欣造を試合に出したい一心で何も考えずに約束をしてしまった。

「あと一本。四宮さん、頑張って」
 女子部員が声をあげて応援する。
 大阪のD大学との団体戦。チームで最後の試合である。これで勝った方が二部の残留が決まるのだ。欣造の相手はD大学の切り札、関西学連リーグのランキング選手だった。セットオールで、カウントは十五対十五。当時は二十一点先取のルールであったから接戦である。ランキングプレヤー相手に欣造の粘りは驚異的ともいえる。欣造の取り柄はドライブによる打ち合いでも、カットによる守備でもできるオールラウンドプレーヤーであることだ。この日は特別にカットが冴えていた。よく切れたカットを打ちあぐねてゆるい球が帰ってくるとバックハンドで反撃する。この日はこれがよく決まっている。まるで益代の執念が乗り移ったのではないかと感じたほどだった。じりじりと差を広げついに欣造のバックハンドの反撃が試合に終止符を打った。
 欣造が益代に微笑みかけたように思った。
 益代は走り寄って欣造に抱きついた。
「約束を忘れてないやろうな」
 益代の耳に欣造がそう呟いたように聞こえた。
 試合は終わった。K大学の二部残留が決まった。

 次の年になった。あの試合以来益代は欣造と親しくなって時々下宿を訪ねるようになっている。
 欣造は卒業を控えて卒論に忙殺されていた。夜食を作って欣造の下宿を訪れた益代に欣造が真面目な顔で言った。
「わしの嫁さんになってくれへんか」
 唐突な言葉だった。唖然として益代は欣造に視線を固定した。欣造の目が優しく光った。
「本気?」
「本気や。わしの言うことは何でも聞く約束やったやろ。わしがセックスを要求したらそれもして貰わなあかん」
「えっ、セックスを?」
「なんでもする約束やろ」
「でも、セックスなんて」
「君は何でも言うことを聞くと約束したはずや。嫁さんになればセックスするのは当たり前やろ」
「それ、プロポーズのつもり?」
「そうや。プロポーズや」
 欣造の顔に笑みが戻った。
「何だか騙されたみたい。考えさせて貰う、という返事では駄目かしら?」
「そら構わん。大事なことやからな。でもいやや言うたら君がわしを騙したことになるんやで」
「でもこんな私のどこが気に入ったの?」
 益代は自分が美人であるとは思っていない。
「君は良く笑うやろ。君の笑顔はとても可愛い」
「でも他にも笑う人は一杯いるでしょ」
「それに……」
 欣造は含み笑いをした。
「君のお尻が素晴らしい。きっと抱き心地がいいやろ」
「おしり?」
 益代は思わず腰に手をやった。中学の頃からヒップが大きくなったのを気にしていたのだ。自分ではウエストに比べるとヒップが大きすぎると思っていた。高校時代から多くのスポーツをやって、全体の皮下脂肪は絞られてきたが、ウエストが細くなっただけで、臀筋が発達してヒップの大きさが目立つようになっている。骨盤自体が大きいので仕方がないと諦めていた。大きい尻にコンプレックスを感じていたのに、それが好まれるなんて想像もしていなかった。
「もし、わしと結婚したら、お金とセックスでは絶対不自由させへんからな」
 欣造は大阪で手広く商売をしている資産家の長男である。家業は腹違いの弟に譲って、自分は気ままな学者稼業をするつもりで京都のK大学に来たという。
 資産家の息子だから金に不自由しないのは分かるが、セックスに不自由させないとはどんなことだろうか。セックスの経験のない益代にはよくわからなかった。
 欣造と一年付き合って、益代は欣造に好意を持っていた。だから欣造と結婚することは嫌ではないが、何分にも突然の事でどうして良いのかわからない。
 欣造に試合出場を頼みに行ったとき、出てくれれば何でも言うことを聞くとは約束したが、その何でもの中にまさかセックスまで含まれるとは思っても見なかった。
「イエスなら来てくれ。ノーならもう来んでええからな」
 帰るとき言った欣造の言葉が耳に焼き付いている。次ぎに来たときはセックスを要求されることは想像ができる。欣造の言うことは何でもすると約束したのだから今更あとに引くことはできない。
 益代は一週間迷った。この間にいろいろ考えて決心した。親に相談しても反対はしないだろう。資産家の息子だし、K大学卒業の秀才である。
 結婚するにしてもまだまだ先のことだと思っていたが、女も二十才ともなれば、結婚を意識した交際をしても不思議はない。セックスは初めての体験だが、いずれは誰かとセックスをすることになるのは間違いない。それが少し早くなるだけだと思った。
「イエスということやな」
 部屋に入るといきなり欣造が言った。
「長崎屋のカステラ買って来たんだけど」
 益代は欣造の顔から目を外らせてカステラの箱を置いた。欣造はその箱を脇へよけて、益代を抱きしめた。益代は息が詰まるかと思って身を固くした。欣造は大丈夫だよと言いながら益代の下着を剥していく。欣造は剥き出しになった益代の尻を満足そうに撫でた。欣造の暖かい手のひらから電波が発信されているように感じた。
「あんたはセックスが初めてやから、わしのするとおりにしとったらええんや」
 欣造の柔らかい手のひらが益代の乳房を揉み、内股の奥をゆっくりと這い回る。
「そんならいくで。体を楽にしてたらえんや」
 途轍もなく固いものが股間の肉を引き裂き、痛みに耐えながら、これで女になったんだなと思った。

 それ以来益代は毎日のように欣造の部屋を訪れている。欣造の部屋の壁に貼ったカレンダーが貼ってあり、生理の期間は赤線を引き、次の生理の予定日との間に何日か黒線が引いてある。
「この黒線はなに?」
「荻野式で計算した危険日や。この期間はコンドームを使おう。コンドームを買ってきてんか」
「私が買うの?」
「そうや。薬局に売ってるからな。次の危険日までに買ってきてよ」
「コンドーム買うなんて恥ずかしいわ」 
「嫌なら買わんでもええ。そのかわり妊娠したら子供を生むんやで」
「いま妊娠したら困るわ」
「それやったら買うしかないやろ」
「あんた買ってきてよ」
「わしかて恥ずかしいわ」
 妊娠したら困るのは益代の方である。市電に乗って離れたところにある薬局に入った。店の中をきょろきょろしていると白衣を来た男が寄ってきた。
「何をお探しですか?」
「あの……」
 益代は顔を火照らせた。
「コンドームですか?」
 薬剤師は事務的に言った。若い女がもじもじするのはコンドームであることを知っているらしい。
「いろいろとありますが」
 陳列棚から箱をいくつか取り出してガラス台の上に並べた。
「サイズは? LとMがありますが、どちらにします?」
 コンドームにLやMのサイズがあることは知らなかったし、欣造がLなのかMなのかもわからない。初めてのとき、ずいぶん大きいものが入ってきたような気がしたが、それがLかMかはわからない。欣造は長身で手足が長い。手足の長い男はあそこも長いのではないか。
「L……」
 蚊の鳴くような声で言った。
「次にお求めの時は黙ってこのカードを見せて下さい」
 薬剤師は箱を手際よく包装し、一枚のカードを添えた。そのカードさえ見せれば、コンドームと言わなくても買えるという仕組みである。
「へー、LとMとサイズがあるんか」
 欣造はコンドームの包装を開けて珍しそうにゴムをつまんだ。
「大きさが合うかな」
 ズボンを抜いでコンドームを装着してみる。ぎんぎんに勃起しているので大きさはぴったりであった。
「良さそうやな。ちょっと試してみようか」
「えー、いまするの?」
「そうや」
「それやったらそのゴム外してよ。今日は危険日と違うでしょ」
「危険日やないからテストするんや。危険日に破れたらあかんやろ」
 ゴムの感触が感じられた。いつもの欣造のものとは微妙な違いがある。
「どうや。感じは」
 欣造はゆっくり腰を動かした。
「ちょっと感じが違う。いつものようにぴったりしてないわ」
「そうやなあ。もうひとつやなあ」
 終わって抜いたコンドームを見ると白い粘液がどっぷりと溜っていた。
「こんなに沢山でるの?」
 益代は精液を見るのは初めてであった。こんな物が大量に自分の体の中に注入されていたとは思ってもみなかった。
「どうや。コンドームの使用感は」
「あんまり良くないわ。なるべく使いたくない」
 入ってきても、欣造のものとは別のような気がして、噴出した精液が子宮頚を打つ感触もない。
「そうやな。わしもあんまりええとは思わんな」
 それからは射精の直前にコンドームをはめることにした。高まっていく途中で抜かれるのは興覚めであったが仕方がない。
 夏の終わり頃、山中越えをして琵琶湖に遊びに行った。琵琶湖で貸しヨットに乗るのである。欣造は友だちと何度もヨットに乗っており、ヨットの操縦はお手のものであった。
 ヨットはゆるやかな風を受けて湖面を滑り出した。湖面の光の中のあちこちに帆が白く浮かんでいる。ヨットの群れから離れて沖へ進んだ。風が凪いできた。
「あかんなあ、風が止まってしもうた」
「どうなるの? 帰れるの?」
「もう少ししたら風がでる筈や」
 益代は湖面を見渡した。大津のヨットハーバーははるか彼方に霞んでいるように見える。周りにも他のヨットはいない。
「ほんとに帰れるんかしら」
「当たり前やろ。わしを信じてたらええんや」
 その通りだと思った。飄々として頼りないように見える欣造が、いざという時には頼もしい男であることを知っている。欣造にまかしておけば安心だ。
「わしなあ。大学院を卒業したらヨーロッパへ留学しようと思うてるんや。その時は君も一緒に来るんやで。会社は弟に譲って、わしはフランス文学をやりたいんや」
 欣造の実家は大阪で会社経営をしている資産家である。その会社を長男である自分が継がずに弟に譲るという。益代には言うべき言葉はなかった。それは欣造が決めるべきことで、益代はただ欣造に従っていればいいのだ。大学に残って学者になったとしても経済的には困ることは無いだろう。何かあれば実家が助けてくれるはずだ。
 欣造は大学院に進んでいる。欣造は益代が来るたびに抱いている。益代は結婚を約束した男女が会えば抱き合うのは当然だと思っていた。
 益代が卒業するころ妊娠していることがわかった。何度かコンドームの装着が間に合わなくて中で射精したことがある。これでは妊娠するのは当然である。
「妊娠したんか。ええやんか」
 欣造はかえって喜んだ。妊娠をきっかけに婚姻届をだし、欣造は新しい家に移り住むことにした。
 欣造は大学院を卒業すると文学部の助手になり、フランスに三年、ロンドンに二年留学した。フランス各地の見聞記やロンドン便りが話題を呼び、エッセイストとしても知られるようになった。帰国後は講師となり、四十代の中ごろにはK大の文学部教授となった。
 その間に益代は次々と四人の子供を産み専業主婦となっている。そして四宮教授との優雅な性生活は年老いても続いているが、それはまた別の機会に語ることになろう。(筆者註:既に「四宮教授の優雅な性生活」として掲載済み)

                    了

四之宮教授の約束

執筆の狙い

作者 大丘 忍
p1793091-ipngn200202osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

お馴染みの四宮教授と、妻益代の馴初めです。

コメント

hir
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 学生なら一つの競技に打ち込みそうだけど、万能スポーツ選手は飽きっぽいのだろうか。
>京都市の東山通りを隔てた西部構内の体育館から少し南に下ったところにある旧学生集会所の二回のフロア
 練習場にはこだわる。
 卓球を始める理由は明かされていないので、ほかのスポーツ同様、大した興味はないのだろう。そんな相手に間違いを指摘するのは、嫌われそうだ。
 忖度ラリーで心躍せているのだから向上心がないことも裏付けられる。
 人並みに出来たら満足する。万能とはそういうものかもしれない。

大丘 忍
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hir様

読んでいただきありがとうございます。学生時代に運動競技をする人には二種類あると思います。一つのスポーツに打ち込んで、そのスポーツで名を挙げようとする人。多くの強豪校の有名なスポーツマンはこれですね。一方では、いろんなスポーツを楽しみでやる。これは難関国立大学などの、スポーツのレベルは低いけれどいろんなスポーツを楽しみたいという人です。

私は高校の頃、卓球で国体出場を目指して懸命に練習していましたが、あと一歩で国体出場を逃しました。大学では卓球部に入りましたが、アルバイトで十分な練習が出来ずに、医学部だけの大会、西日本医科体育大会の卓球の部で、個人戦ベスト8に三回残っただけで終わりました。

この小説で取り上げた、欣造や益代は卓球を楽しむ部類だと思ってください。

茅場義彦
p13011-ipngn4101funabasi.chiba.ocn.ne.jp

相変わらず読みやすく キャラにも好感もてました

ただ予定調和すぎるかなっと

大丘 忍
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読んで頂きありがとうございます。まあ、読みやすいのが唯一の取りえですね。

夜の雨
ai212099.d.west.v6connect.net

「四之宮教授の約束」読みました。

>お馴染みの四宮教授と、妻益代の馴初めです。<
ということですが、まさにその通りの作品でした。
まずいえることは、読みやすい、まさに大衆小説のエンタメの文体ではないかと。
話の展開の仕方も違和感がありませんでした。
起伏があるドラマではないので。

この作品は、このまま続きを書いても「四宮夫婦」の物語として、読ませるものになるのではないかと思いますが。
●ただ、波乱万丈という展開は期待薄かなと。
御作の場合は、ふつうに幸せになるべく男女が交際して、幸せになるという書き方になっています。
要するに、この男女の生き方を邪魔する設定がありません。
「益代」は笑顔と肉体美の若き女性であり、K大生ということから頭もよいし、家庭もしっかりとしているに違いありません。
欣造は資産家の息子だし、親はうるさくないというか、子供には自由にさせている。
そこにきて、運動神経もよいし、頭もよい。
なんといっても、人柄がよいし、誠実である。
ほとんどパーフェクトの男女交際です。

なので、安心して読めるのですが、「設定が、この男女にとり、パーフェクトの安定ぶりなので、面白みがないといえば、それはいえる」。
物語は「対立するものがあり、展開して、葛藤があり、進んでいく、ところにハラハラドキドキの面白さがあるのでは」。

だけど、ほとんど、対立のない展開でも御作が読めてしまうのは、「物語に安定と、安心感があるからではないかと思う」。
これはこれで、良いと思います。
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ちなみにこの作品、面白くしようと思えば、いくらでも面白くなるのでは。
たとえば、御作の設定に「対立を持ち込む」。

「益代、欣造」この主役に対して、邪魔者を登場させる。
恋敵をだせば、それだけで、対立が発生して、物語に起伏ができます。
家庭環境を変えても、二人の運命は変わると思いますし。
心に闇の部分を描いても面白くなる。二人の愛で、その闇の部分を克服するドラマの展開になる。

まあ、やり方はいろいろとあると思いますが、現状の御作の世界でも、ありかなと思います。

以上です。

大丘 忍
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夜の雨様。
 読んで頂き、感想を有難うございます。仲の良い、ごく平凡な夫婦を描きましたが、もっとドラマを入れるとなれば、波乱を混ぜたら良いと思いますが、そうなるとかなりストーリーを考えなければなりません。特に男女間のセックスを中心とした波乱となれば、これは想像ででっちあげるしかないので、リアリティに自信が持てません。
 だから、波乱万丈の小説となれば、夫婦間の性愛を題材にしないで、別な小説ということになりますが、それは私があまり得意とすることではありません。
 私も高齢になり、女房と仲の良かったことを思い出しながら書くのを楽しんでおりますのでこんな小説になってしまいました。
 いわゆる美文ではなくて、平易で読みやすい文章を、というのが私が最も心掛けていることですから、そのように感じていただき良かったなあと思っております。これからも、平易な読みやすい文章を心掛けたいと思います。
 こんな小説を書くのは私の楽しみですから、今後もよろしくお願いいたします。

青井水脈
om126193191018.23.openmobile.ne.jp

欣造と益代のお話として読みつつ、大丘先生の奥さん、幸せだったんだろうな、とふと思ったのが正直な読後感です。

青井水脈
om126193191018.23.openmobile.ne.jp

続きです。勿論小説としては、波乱万丈の展開の方が楽しくなるでしょう。ですが、御作は行間から温度みたいなのがなんとなく伝わってくるので。

大丘 忍
ntoska314132.oska.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp

青井水脈様。

四宮欣造と益代の出会いの部分は創作ですが、夫婦生活は似たようなもので幸せでしたね。
卓球に関しては私は卓球部に居りましたので、関西学連の試合に出してもらい一勝を挙げて陥落を防いだのは事実です。
波乱万丈の小説は私の歳では書きにくいですね。これは若い人に任せて、私は平凡な幸せを描きたいと思っております。
読んで頂きありがとうございます。

茅場義彦
M106072175192.v4.enabler.ne.jp

美しさ思い出  先生の人生は素晴らしいですね

大丘 忍
p1793091-ipngn200202osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

茅場義彦様。
読んで頂き有難うございます。良い思い出はいつまでも残りますね。

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