作家でごはん!鍛練場
飼い猫ちゃりりん

けものみち

 北側の改札を出て、高い塀に沿って少し歩けば巨大な建物が突然視界に入る。
 その日、その建物の背後に広がる空は、青というより群青に見えた。明美はいつものように裏門から敷地に入り、面会者用の入口に向かった。
 季節は秋。しかし、彼女がその建物に入ると秋は忽然と消えた。部外者の侵入を許さない構造が季節さえ拒んでいるように彼女には思えた。
 彼女は、慣れてしまった手続きを受付で済ませると、エレベーターで十階に上がり、指定された面会室に入った。しばらくすると、慎吾が三人の拘置所の職員に連れられて入ってきた。透明なアクリル板には、声を通すための小さな穴が複数空いていて、兄の息吹がわずかに感じられた。

 明美は慎吾に言った。
「お兄ちゃん。母さんが死んだの。前から癌だったの。でも母さんは、お兄ちゃんに言わないでって。帰ってきたときに言えばいいって」
「俺に心配をかけたくなかったんだな」
「母さん、最期までお兄ちゃんのこと心配していたのよ」
「そうか」
「お兄ちゃん。お願い。死なないで」
しかし、兄は沈黙した。
「お願いだから、弁護団の人達の言うことを聞いて」
「明美」
「なあに?」
「旦那さんとは上手くいってるのか?」
「うん。彼は優しくて良い人。あたしにはもったいないくらい」
「みんな元気なんだな?」
「うん。この前の休日、家族で紅葉を観に行ったのよ」
「そうか。そういえば今は秋だったな。
 明美、憶えているか? 昔、保育園の遠足で、大きな森林公園へ行ったことがあったよな。二人でどんぐりを拾い集めていると、茂みの奥から猫の鳴き声が聞こえたんだ。小枝の間から覗き込むと、座布団ほどの隙間がぽっかりと空いていて、母猫と二匹の子猫が日向ぼっこをしていた。子猫達は母猫のお腹に顔を埋めて眠っていた。俺はその光景を、最近よく思い出すんだ」
「ねえ、お兄ちゃん。みんな、お兄ちゃんに会いたいって言っているのよ。だから帰ってきて。弁護団の人達の言うとおりにすれば、いつかきっと帰ってこれるんだから」
「明美。少年だったら何をしても許されるわけじゃない。俺が殺めた人達には何の落度もない。俺は死ぬべき人間なんだよ。それに、俺は死にたいんだ」
「いやだ! 馬鹿なことはやめて!」
「もう弁護はさせない。俺は死刑を要求する」
「お兄ちゃん。怒らないでね。あたし、あの人に直接会ってきたの」
 妹は一枚の手紙を兄に見せた。
『お久しぶりです。明美さんは良い妹さんですね。彼女を悲しませないで下さい。生きて下さい。
 あなたの言葉を今も憶えています。おかげで試練を乗り越えることができたのです。今度はあなたの番です。これが最後の手紙ではないと信じています。』
 兄は妹に言った。
「あの人に伝えてくれ。ありがとうって、俺が言っていたと」

 その面会から遡ること十四年。
 慎吾は、少年院で知り合った拓也というチンピラと一緒に、駐車場の片隅で煙草を吹かしながら店内の様子をうかがっていた。
 拓也という青年は、最低のチンピラということ以外には語るべきものが何も無いような人間だった。
 母親は、生まれたばかりの彼を抱きながら安酒場で飲んだくれ、「お酒と交換してよ」と言って客に絡んだり、彼をスポーツバックに入れて路上に放置したまま酔いつぶれたりした。
 彼は、一瞬たりとも愛されることなく育ったためか、極端に気が短くて、怒ると何をするかわからないような性格をしていた。

 二人が狙っていたコンビニは、片田舎で競争相手がないからか中々繁盛していた。彼らは、汚辱と憎しみにまみれた過去を振り返りながら、客が去るのを待っていたのだ。
 拓也は慎吾に言った。
「あの変態は俺の穴に指を入れてモノを大きくしてやがったんだ。ダチが言うにゃ検査はインチキで、そりゃ奴の趣味だってんだ」
慎吾はげらげらと笑った。
「良いじゃねえか。けつの穴くらい貸してやれよ。減るもんじゃなし」
「馬鹿野郎! いつか、あいつぶっ殺してやる」
「けど俺の継父よりマシだぜ。奴はいつも朝から飲んだくれていた。お袋に夜の仕事をさせてその金で遊んでいたんだ。奴は俺にパチンコ屋で玉拾いまでさせた。玉が集まらないと俺の胸ぐらを掴んで、『クズ野郎が!』と怒鳴った。
 パチンコに負けると腹いせに俺を殴ったが、勝てば御機嫌で妹に好きな物を買い与えた。奴は妹には優しかったし、お袋に暴力を振るうこともなかった。体に傷がつくと小遣いが減るからな。まあ、俺は妹とお袋が無事ならそれで良かったんだ。
 ある日、俺が学校から戻ると妹が泣いていた。服が破れて床に血が点々と落ちていた。誰にやられたと聞いても泣きじゃくって言葉が出ない。散々問いただして誰にやられたかを言わせた。奴が強姦したんだ。妹はまだ中一だぜ。
 奴を殺して俺の一生も無茶苦茶だが微塵も後悔していない。できればもう一度ぶっ殺したいところだ。おい、客がいなくなったぜ。そろそろやるか」
 二人は煙草を投げ捨てると目出し帽を被った。
 彼らは愚かな所業に身を染めた。拓也がナイフで店員を脅し、慎吾がレジの金を奪ったのだ。慎吾が、「逃げるぞ!」と叫ぶと、拓也は、「サツを呼んだら殺すぞ!」と青年を脅した。二人がアクセルをふかすと、「パシャ!」っと何かがバイクの横で弾けた。カラーボールは命中こそしなかったが、拓也のスニーカーを蛍光塗料で汚した。彼はバイクから降りるとリュックからバールを出した。慎吾は、「ほっとけ!」と叫んだが拓也は完全に切れていた。
「いくらしたと思う? エアジョーダンだぞ! あの野郎……頭砕いて脳味噌を踏み潰してやる」
 警察は間一髪のところで二人を捕り逃がし、緊急非常配備を敷いた。

 その日の晩、酪農家の食卓はいつものように賑やかだった。
 不慮の事故で両親を亡くしたなっちゃんは、牧場を営む親戚の世話になっていた。牧場は、亡くなった母の姉とその夫、それと祖父母の四人で営まれていた。
 なっちゃんは箸を置くと祖父に言った。
「何でもやります! 他人と思って下さい」
祖父は笑みをこぼした。
「よし! 朝五時から牛舎で働け!」
すると四十路近い娘が怒った。
「なっちゃんはまだ小学生よ。意地悪ね!」
その嫁を婿がなだめた。
「お父さんは冗談を言ったんだよ」
子宝に恵まれない夫婦には、なっちゃんが我が子のように思えたのだ。
 そのとき、ニュースが近所のコンビニで発生した事件を伝え、テレビを観ていた祖母が箸を止めた。
「あれ、あんたがお酒を買う店よ。こんな田舎なのに物騒だねぇ」
 ニュースは若い店員の死を伝え、防犯カメラが捉えた二人の映像を流した。と、そのとき、牛舎から牛達の鳴き声が響き、婿は嫁に、「見てくるから食べていてよ」と言って座卓を離れた。
 娘は、また父に文句を言った。
「お父さん。子供に朝の作業ができるわけないでしょ」
「わかってるよ。しつこい奴だな」
年老いた母が、「あんたに似たのさ」と皮肉を言うと、また牛達の鳴き声が響いてきた。
「何かしら? 見てくるわ」
「叔母さん。あたしも手伝います」
「なっちゃんは良いの。御飯を食べていてね」と言い残し、彼女も座卓を離れた。
 祖父は味噌汁を飲み干すと、なっちゃんに聞いた。
「酪農が好きか?」
「はい! 動物が好きなんです!」
「メリーか?」
「メリーも他の牛達も大好きです!」
メリーとは雌の子牛のことで、母牛はメリーを出産すると死んでしまった。なっちゃんはメリーを可愛がり、メリーもなっちゃんになついていた。
「酪農はきついから、まだ無理だな」
「どんな試練も乗り越えてみせます!」
しっかりした子供だなと老夫婦は思った。
 そのとき扉のきしむ音が響いた。祖父が、「お疲れ様。牛舎で何があったんだ?」と聞いても、扉の向こうから返事は無かった。
「おい何をしてるんだ? 入って来いよ」
やはり返事は無い。扉の向こうは暗く、明るい部屋からは何も見えなかったが、なっちゃんは何かが蠢いているように感じた。畜生どもが、なっちゃんに手を振りながら笑っていたのだ。それは悪意に満ちた微笑みだった。
 すると不気味な囁きが聞こえた。
「お嬢ちゃん……もうすぐ試練が始まるよ……」
祖父が、「誰なんだ!」と怒鳴ると、木材がきしむ鈍い音とともに扉が全開し、畜生どもが姿を見せた。
「なんの用だ!」と祖父が怒鳴ると、拓也は、「飯食わせろよ。ビールあるか?」と言った。
「娘と婿に何をした?」
「さあな」
 拓也は座卓の上の料理を家畜の如く貪り、慎吾は手持ちの錠剤を肴にビールを飲みながらテレビを観ていた。その錠剤は抗精神薬の一種で、後に市販が禁じられたものだった。
 しばらくするとニュースが、警察が犯人を特定したと伝えた。二人の容疑者は少年であるため氏名は公表できないとし、社会部の記者とやらがコメントを述べた。
「少年の人権は十分尊重されなければなりません。しかし、少年だから何をしても許されて良いわけではない、との声も多いのです」
全くもって正論である。しかし、その正論も、存在を否定されるようにして育った二人には虚しく響く。

 拓也は慎吾に聞いた。
「死刑かな?」
「だろうな」
「でも未成年だぜ」
「三人じゃ無理だろ。それにどうせ同じことさ。大人になったらまともになるわけじゃないんだから」
 と、そのとき、パトカーのサイレンが遠くから響いてきた。すると祖父が彼らに罵声を浴びせ始めたのだ。
「人殺しめ! 少年だから許されると思うなよ!」
慎吾は老人に言った。
「許してもらおうなんて思ってないよ」
「クズどもめ! お前らは畜生以下だ!」
すると慎吾はなっちゃんに聞いた。
「君はメリーの運命を聞いているかい?」
「運命?」
「なんだ、聞いていないのか。そうか。おい拓也、納屋に斧があっただろ。持ってきてくれよ」
「何するんだ?」
 慎吾は、「メリーの運命」を実演し、なっちゃんの顔に散った血を濡れタオルで丁寧に拭ってから言った。
「君の試練が始まった。乗り越えるには憎しみを捨てるしかない。お兄さんにはできなかった。君はできる?」
「うん」
彼は、なっちゃんを胸に抱きしめて言った。
「そうか。良かった……」

 その惨劇から十五年後の秋。
 その日は朝から穏やかな曇り空が広がった。その淡い日差しは、虚弱体質である子供の遠足には最適だった。
 奈津子は夫を送り出した後も、娘の遠足の準備に忙しかった。
「お母さん、お菓子は?」
「もうリュックに入れたわよ」
「ジュースは?」
「ジュースはだめ。おー茶」
 次の瞬間、奈津子は娘の水筒を手から落とした。朝のニュースが、当時十八歳だった二人の死刑囚の最期を伝えたのだ。
 奈津子が震えながら涙をこぼすと、娘は、「どうしたの?」と心配そうに見上げた。
「なんでもないの」
「なんで泣いてるの?」
「あなたが大好きだから」
「大好きだと泣くの?」
「うん……」
 窓から差し込む秋の日差しの中で、母は娘を抱きしめて嗚咽を漏らした。

 兄が処刑された日から一週間ほど経った日の午後、明美は一通の書留を受け取った。それは刑を執行した拘置所からのものであった。封を開けてみると、兄の言葉が綴られた三枚の便箋が入っていた。

 明美へ
 この手紙が届く頃には、兄ちゃんはもういません。明美、ごめんなさい。長い間苦労をかけました。
 教誨師は、償えば罪は消えると教えてくれました。でも、兄ちゃんはそうは思いません。
 刑務官は親切な人ばかりで、落ち着いて、ゆっくりと書けば良いと言ってくれました。兄ちゃんは、保育園の頃のことを書きたくなりました。あの頃はまだ、幸せだったと思うからです。
 明美。あのイブの日のことを憶えていますか。明美は、まだ本当にちいちゃかったから、憶えていないかもしれませんね。
 あの日、母さんは夜の仕事を切り上げて、保育園まで迎えに来てくれたのです。その日は凍えるほど寒く、粉雪が舞っていました。でも部屋の中は暖かく、窓ガラスが曇っていました。母さんはガラスの向こうから、明美と兄ちゃんを見ていたんです。
 母さんが部屋に入らなかったわけを知っています。兄ちゃんは友達から、『水商売ってなあに?』ってよく聞かれました。友達の親達は、母さんの仕事のことを噂していたのです。だから母さんは、明美と兄ちゃんが後ろ指を指されないように、部屋の中に入らなかったのです。
 園長先生が、「最後にみんなで歌いましょう」と言うと、明美は口を大きく開けて讃美歌を歌い、母さんは寒さに震えながら笑っていました。
 園長先生が、「みんなさん、さようなら」と言うと、明美と兄ちゃんは母さんの元へ駆けてゆき抱きついたんです。母さんは、ごめんね、ごめんねって言いながら泣いていました。
 あの頃の想い出は、まだ他にもあります。でも、そろそろ時間が来たようです。
 明美。さようなら。幸せになって下さい。

 終わり

 聖夜雪 玻璃窓の影身を隠し 母は幼き我を見守る
 せいやゆき はりまどのかげみをかくし はははおさなきわれをみまもる
 『慕尼黑歌集』より



 

けものみち

執筆の狙い

作者 飼い猫ちゃりりん
123-1-45-62.stb1.commufa.jp

約5000字です。
 刺激的な描写がありますので苦手な方は読まないで下さい。
 猫の登場はほんの少しだけ。サラッと読んで下さいませ。
 

コメント

5150
5.102.11.208

うーむ、今回はかなり辛口になってしまいます。ご了承を。

通常の猫スタイルの掌編のときと違って、尺の関係からなのか、作品の受ける印象がかなり違う感じがしますね。猫のテリトリー外に出てきたのかな。

言い方は悪いですが、小品のときはがっちりハンドル握って行きたい方向へ行っているのに、大きい車になったためクセに慣れずに、コントロールが定まらない感じがして、読んでいて身を委ねられなかったです。引っ張るのではなく、ストーリーに引っ張られながら、って感じがしました。

一番は、冒頭の会話からして作者の作為が先行しすぎていて、自然体な会話でないところから、まず入って行けなかったです。

刺激的な描写とありますが、え、どこという感じでした。というか、もっとあってもよかった、って感じです。もっとも5150はあんなもの書いたばかりなので、まだラリっているからだと思いますが。

辛辣な感想でごめんなさい。

124-18-36-149.dz.commufa.jp

 拝読しました。前回誤って投稿されたものですね。
最近飼い猫さんは色んな作風にチャレンジなさっているのか毎回作品に対する印象が違います。
誤って投稿された時より少し推敲なさった?(してなかったらごめんなさい)みたいで読みやすかったです。
人間味のある登場人物たちは飼い猫さんらしくて良いなあと思います。
過去に行って戻ってというのがとてもナチュラルに描けてていいんではないでしょうか。
 しかし主人公の人も幼い時に目の前で人殺されてよくまともに育ちましたね。
まあお兄さんに対する愛がそれほど深かったという事でしょうかね。
メリーさんの運命に関してはそういう解釈でいいんですか?メリーというと捨てても戻ってくる人形を思い出します。
 でも最後のシーンはそれとは打って変わって素敵なシーンでした。
どんなひどいことをする奴にも誰かを愛する心があるという事を認識させられた気がします。
猫さん、ほんとにちいちゃいストーリーも人間の人間臭さが現れていてすごいです。涙が出そうになりました。
(泣いてなんていないですよ!)ほんとに!
 ありがとうございました。

アリアドネの糸
dhcp.nipne.ro

正直に書くと、あらゆるものが演出がかり過ぎていて、この作品にあんまり美しさを感じなかったです。
悲劇的な状況も、感動の手紙も、作品監督の作為が透けて見え過ぎる。
だから芯を食わないし、どこか嘘っぽい、いや、かなり嘘っぽい。
文章が端正であればあるほど嘘っぽさが際立つ気すらする。

ちゃりりん様は小説が上手だ。だから、言葉の美しさの方に惑わされて、ほんとうを見誤ってしまうことがあるんのじゃないかって思う。のは、ただの妄想なのだけれども。なんて、アリアドネは思ったよ。

飼い猫ちゃりりん
123-1-39-198.stb1.commufa.jp

5150様
読んで頂き感謝しております。
最初の会話を自然なものとするには、殺人犯となっちゃんの「その後」をもっと描く必要があったのかなぁ。それと裁判の経緯とかも省略しているから、読者は「え?一体何があったの?」って感じで読み始めることになる。
御指摘の点よく考えてみます。ありがとうございました。

飼い猫ちゃりりん
123-1-39-198.stb1.commufa.jp

笛様(名前の漢字が出なくてすみません)
メリーの運命が上手く伝わらないのですね。貴重な御意見を頂き感謝しております。

飼い猫ちゃりりん
123-1-39-198.stb1.commufa.jp

アリアドネの糸様
「嘘っぽい」という問題について考察。
この短編、実は実際に起こった殺人事件(アメリカですが)を飼い猫風にアレンジしています。
 ある程度ドキュメント的な、つまり「事件を詳細に伝える新聞」を挿入すべきだったかもしれません。
 殺人事件は日々世界中で起こっている「現実」ですが、日本人にはまだまだ「非現実」なのかもしれません。それを現実っぽく描く、やはり事件自体の詳細やその裁判のシーンなどを描く必要があったのかなぁ。つまり「殺人事件」を軽ーく扱い過ぎている。だから嘘っぽいか、と反省する猫でした。
 小説における「リアリティ」とは何か?についてぶつかる猫。小説自体はもちろん「嘘」だけど、「嘘」の中における「リアリティ」が弱いのかなぁ。
いつも有難う御座います。
 

飼い猫ちゃりりん
KD106128061019.au-net.ne.jp

笛様(難しい漢字が出なくてすみません)
 仔牛の名前についてはに「メリークリスマス」からメリーをチョイスしています。
この短編においては「罪」が重要な位置を占めるからです。
 メリーは将来は人間に食べられる運命です。メリーにとって悲劇でも、人間には普通のことです。
 犯罪者は処罰される。これも人間の普通です。罪があるから罰がある?のでしょうか?もしかしたら、罰があるから罪がある?
あの
 「おお幸いなるか!罪よ!」という叫び。これは呪いか?祝福か?

 ちなみに飼い猫は肉を食べません。カリカリを食べるだけです。

124-18-36-149.dz.commufa.jp

再訪です。名前が読みにくくてごめんなさい。らい、籟と読みます。風がものにあたって出る音の事です。
メリーに関して理解することが出来ました。
罪に対するお話であるとのこと深くうなずけます。
互いの普通が行違うことにより罪に見えたりそうでなかったりするのかもしれませんね。
人間は物騒ですが猫さんはずっと平和そうで羨ましいです。
再訪、お邪魔しました。

飼い猫ちゃりりん
KD106128061019.au-net.ne.jp

北条かおる様
 こんな猫のコメントにまで親切に返答してくれたばかりに、あんなことになってしまいました。どうもすみません。
 北条様のコメント欄を汚したくないのでこちらで。

もんじゃ
KD106154133116.au-net.ne.jp

 某氏が某所で某氏について書かれていたテキストに何かを読んでしまいましたよ。

>論理に破綻が多すぎるから論破するのは簡単ですが、結局のところどんな賢い人でも動物は説得できません。論理というものが通用するのは知性と良識を併せ持った相手だけですから。

飼い猫ちゃりりん
KD106128062177.au-net.ne.jp

もんじゃ様
 まず冷静になってください。
 法律的な用語を使うときは慎重になってください。権利と義務の関係については冷静になって考えて頂ければ、もんじゃ様ほどの知性の持ち主なら、誤りにすぐ気づくと思います。
 では目的外使用はここまでにします。返信は御遠慮させて頂きます。

もんじゃ
KD111239164180.au-net.ne.jp

 マッチポンプだな、いつも。自分から出向いて毒盛って、反応されたら構わないでください、ワンパターン。猫だからニャンパターンか。

アリアドネの糸
dhcp.nipne.ro

 再訪しました。

>この短編、実は実際に起こった殺人事件(アメリカですが)
>ある程度ドキュメント的な、つまり「事件を詳細に伝える新聞」を挿入すべき。
 いえ、そういうことを言っているつもりはなかったです。こういう悲劇だって現実にはあるでしょうし、それはわかるんです。なんだろう、実際に起こった悲劇を元にした再現映像があるとして、その背景に分かりやすく悲しい曲をあてがった場合、それはリアルを元にしたリアリティの演出なんだけど、嘘くさくないですか? 曲と事実とが心技一体マリアージュすればそれは立派な総合芸術になるとは思いますけれど。芸術である以上演出は必要です。でも、モーツアルトが好きすぎて、監督が映画の挿入曲をかならずモーツアルトにするのだとしたら、モーツアルトのための映画であって、映画のための挿入曲ではないでしょう、みたいな作為としてこの作品を扱うのは、ちょっと言い過ぎなんだけど、嘘くさいってのはつまりそういうことです。リアリティの演出が創出したリアリティを嘘にするんです。なんかトートロジーみたいですけれど。

5150
5.102.11.208

余計なお世話ですが……。

そういえば今思い出して、すぐにメモにできたのでそのまま送ります。今回だけでなく、猫さんの作品を読んでいて、以前にも何度か感じたことを。

会話文ですが、どうも実際の鉤括弧内の部分だけで、会話をさせすぎているように思えます。小説における会話文とは、間に挟んである地の文も含めて初めて、会話が成り立っていると、5150は考えます。猫さんのは、会話を、会話文だけでしようとして、説明調になる傾向があるのではないか、と思った次第です。

あくまで自然体で会話を進めていき、情報を詰め込みすぎかと思ったら、無理せずに素直に地の文に助けてもらって、補助してもらえば、もっとスムーズに行くような気がする。

会話だけに頼りすぎるから、括弧ばかりの続く、やや無駄に見える繰り返しが目につくのかも。地の文に適度に説明させて、会話を全体的に減らしつつも、一つひとつの会話にある言葉に詰め込んで深みを与えると、もっと引き締まった感じになるのではないかと思う。

飼い猫ちゃりりん
106171080045.wi-fi.kddi.com

アリアドネの糸様
5150様
 それぞれにはまた個別に返信をさせて頂きます。

 今思うに、最大の問題は、「事件が起きてなかった」ことかなと。「事件は現場で起きているんだ!」で、その現場が作者の脳内です。
 素材は実話でもフィクションでもなんでもいいが、作者はまず、物語をつくるのではなく、物語を生まなくてはならい。物語が生まれてないのに、物語を書き上げてしまえば、全て嘘臭くなり、「作り物感」が半端ないことになる。だから会話も手紙も嘘臭くなる。

飼い猫ちゃりりん
123-48-114-66.dz.commufa.jp

アリアドネの糸様
 ご指摘頂いた点を自分なりに反省し、おそらく問題点だろうと思うものがわかったような気がします。
 過剰な演出になる原因は、物語が自分の頭の中で具現化されていないからでしょう。読者に物語を体験してもらうには、まず作者が体験しなければならない。基本的なことがおろそかになっていたようです。

アリアドネの糸
fs.nipne.ro

再訪もこれで最後にします。

今作のようなリアルよりの題材よりもいかにも虚構っぽい題材の方が、飼い猫ちゃりりん様の絵画的描写と相性がいいかもしれないなと思いました。現実にありそうもないネタなら、演出がかっていることが逆に外連味に化ける気がするとか思いましたよ。お兄ちゃんが魚になった話とかはその好例のような。

飼い猫ちゃりりん
123-48-114-66.dz.commufa.jp

5150様
 会話で表現しすぎていると言われればそんな気がしないこともないです。
会話を減らして描写で表現した方が美しいとは思いますが、描写って結構大変なんですよね。それは絵を描くようなもんだから。少し安易な方に流れてしまったかもしれません。

5150
5.102.16.44

というか、単純に、会話は自然体で進めるべきで、それ以上詰め込めない内容だったら、素直に地の文に移行させて説明の補助をしてもらったら、ということです。

小説の会話って、演技だと、いい演技ってのは本当に自然体だし、悪いものは演技しているのが丸見え。

描写に関して、猫さんにとっては絵を描くようなものだと思うし、十八番であると思うんですけど、それは全部じゃなくて、ところどころでビシッと決める程度でいいような気がするんですよね。とくに長くなればなるほど。

今作は、人間にでもなったように頭だけ使って描いているという印象で、猫のような感性では描かれていないですね。いつものように絵としてビシッと捉えた描写もほとんどなかったし。あ、これで終わりにしますね。では。

飼い猫ちゃりりん
KD106128061155.au-net.ne.jp

アリアドネの糸様、5150様
(順位は時系列)
ご丁寧に再訪ありがとうございます。
御指摘の点を率直に反省し、今後の糧にしたいと思います。
ありがとうございました。(ぺこり)


(以下は蛇足です。上記お二人には全く関係ありません)
以下はあくまで例文です。
猫「読者はどんな感想を述べても良いと思います」(つまり自由)
k氏「同意です。それは読者の権利です」
m氏「ならその読者の権利に対し、作者は義務を果たすべきだ。あなたは私のコメントに向かい合っていない。あなたは私に債務がある」

???
 絶対的な自由に義務は対峙しないというのが法的な常識論。
 読者の絶対的自由に対し、作者に義務を課したら、作者は読者の奴隷になってしまう。あなたは金正恩ですか?って話です。
 読者の自由が制限された場合にだけ、作者に義務が生ずる。これ以上は説明不要ですよね。

もんじゃ
KD111239165056.au-net.ne.jp

 当たり前だけど、債権債務関係というのは比喩ですよ?

飼い猫ちゃりりん
123-1-114-243.stb1.commufa.jp

もんじゃ様
 それが当たり前なら大いに考え直す必要があると思うのです。その言葉を公然と突きつけられた相手の立場を考えるべきと思いますよ。
 あの会話は小説に対するコメント外のものですよね。(小説は自由だから、それに対する感想も自由です)
 あのコメントを見た第三者はどう思うと想像しますか?
 相手の方(k氏)の名誉を毀損する可能性のある発言は慎むべきと思います。もんじゃ様ほどの知性の持ち主なら、猫に言われなくてもわかるはずです。

もんじゃ
KD111239165177.au-net.ne.jp

 比喩、ってわかります? 変な人だなー。あ、猫でしたっけ?

飼い猫ちゃりりん
123-1-114-243.stb1.commufa.jp

もんじゃ様
ああ、まだわかっていないようですね。
比喩にも使い方や使うべき場面があるのです。まあ以後注意して頂ければ結構ですよ。ではよろしくお願いします。

もんじゃ
KD111239164076.au-net.ne.jp

>小説に対するコメント外のものですよ

 ブーメラン。

 視点について感想→スルー→確認→理論で書いてない→向き合うべき→難しい→比喩 の流れ。
 論破容易いけど、面倒なので……。

飼い猫ちゃりりん
123-1-114-243.stb1.commufa.jp

もんじゃ様
 一つ確認なんですが、もんじゃ様は小説の感想を理論で書いているのですか?作者は常に理論的な解説をするべきと考えているのですか?
 理論的に解説できる作品の何が面白いのか猫にはわかりません。まあ芸術論の展開はやめておきますが。

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