作家でごはん!鍛練場
ラピス

密室

 きもい、きもい、きもい。吐き気がする。声が嗄れるほど叫びたい。お前なんかと関わりたくない。
「私、向坂君が好きです」
 廃棄物が積み重なる倉庫の裏で、萌は僕に告げた。
「突然、ごめんなさい。けど、どうしても伝えたかったの」
 一重瞼の萌の目がますます細くなり、薄い唇の端が上がっている。恥じらい、微笑む萌は醜かった。
 派遣先の工場で出会い、半年経つ。僕は、アルバイトで入って来た萌に仕事のやり方を説明しただけだ。萌を、どこにでもいる没個性な女だと思っていた。唐突に、醜く僕に迫るから驚いた。
 僕をろくに知りもしない癖に、萌は僕が「寡黙」だの「優しい」だのと気持ち悪い言葉を並べたてた。
「僕に好きって伝えて、どうしたいんだ? 僕と寝たいのか?」
 真っ赤になって萌は首を振る。
「一緒に食事したり、映画を観たり、LINEのやりとりしたり、電話したりして、互いの気持ちを深めたいって――」
「結局、寝るんだろう? 君とか? 気持ち悪いよ」
 僕は萌の本気に対して、本気で返した。
 萌は口をぽかんと開けた後、顔面蒼白になり、涙を流した。泣いた顔が無様だ。
 余計に苛つく。僕を好きな女は皆、醜かった。媚びてくる、どの女にも、ぞっとする。僕は顔を顰めて「鬱陶しい」と吐き捨て、その場を離れた。
 帰りに、萌と仲が良いらしい痩せた眼鏡の女社員から責められた。
「ちょっと酷いんじゃない。断るにしても、言い方ってものがあるでしょう」
「陰で泣きついて、第三者に告げ口してる行為が、また気持ち悪いですね」
 そう返したら、翌日から周囲が冷たくなった。もっとも、無関心な零度からマイナス三度に下がったくらいだが。
 まあ、いい。職場を工場に選んだ理由は、あまり喋らなくていいからだ。派遣だから指示以外は、ひたすら無言で作業に集中すればいい。仕事は金と時間潰しの為にある。和気藹々とか家庭的な社風とか、身の毛もよだつ。
 僕は今日も一人暮らしのアパートに帰り、水槽で泳ぐグッピー達を数えた。また一匹、減ったと確認する。数日前から原因を考えていた。
 ヤフーの知恵袋に興味本位でした質問に、回答がついている。
(A・共喰いじゃないですか)
 ずぼらして、ずっと餌を与えていない。共喰いだと信じた。水槽に見入る。
 この小さな魚のどこに、仲間を食らう凶暴さがあるんだろう。人間も同じだ。澄ました顔で常識を唱えながら、腹が減れば弱い奴を食らう。弱肉強食――。もとより、利害関係で成り立っているから仕方ないか。親愛なんて絵空事だ。
 グッピーがグッピーを食う場面が観たくて、いっとき水槽を眺めた。でも、いくら待っても期待した寸劇は上演されなかった。
 血で血を洗うホラー映画が観たい。
 僕は財布を掴んで街へ出た。
 偶然にも、TSUTAYAで萌に会った。萌を意識してなかったから、近くに住んでいる現実に今まで気づかなかった。
 僕とすれ違いざまに萌は、汚物を目にした感じで顔を歪めた。その表情は、僕に告白してきた時とは――まるで別人だった。
 一重瞼は情熱を秘め、瞳は炎を宿す。眦はきつく、切れ長に吊り上がっている。

 僕に嫌悪感を示した瞬間から、萌は燦然と輝きだした。

 僕は寝ても覚めても萌を想った。僕を否定する眼をした萌を思い出して、自慰をした。工場のラインの外で待ち伏せして執拗に電話番号の交換を求めたり、工場で作業中にボディ・タッチしたりした。
 気味悪がられる程に萌に傾倒した。
 総務課の事務員の机に萌の履歴書を見つけ、スマホのカメラで撮った。
「何をしている」
 隠し撮りを発見した総務課の課長が怒鳴る。工場長に相談され、派遣元に知られ、仕事の契約を切られた。
 萌との縁が切れても諦め切れなくて、帰宅中の萌を追いかけ、警察沙汰にもなった。萌の通う大学の門前まで行った日もある。萌の家だけには寄りつかなかった。家まで侵食すると、ストーカーだと訴えられて、接近禁止令が出る。
 僕は事を起こす決意をした。
 三か月、萌の前から消えて僕の行為を風化させた。夏に気の緩んだ萌を車に拉致した。ガムテープで萌の口を塞ぎ、ブルーシートで身体を包む。ナイロン縄で手足を縛り、蓑虫になった萌を、担ぐ。貯金を叩いて借りた、防音設備のあるマンションに運んだ。
「家に帰して。だいたい、私が好きなら、どうして最初に受け入れなかったの?」
 萌の口からガムテープを剥ぐと、萌は気丈に僕を睨みつけた。
「その時は嫌いだった。好きでもない君から好かれて、引いた。けど、今は好きでたまらないんだ」
「なぜ、好きじゃない私を好きになったわけ?」
「君が僕を嫌ったからだ。ゴキブリを見る目で僕を見たからだ」
 騒ぐ萌を縛ったまま、裸にしようとした。もがく萌から服を脱がせる。手間どって、ブラウスの釦が弾け飛んだ。ふわふわしたスカートのジッパーが壊れた。
「やめて、やめて。この変態男」
 愛撫もそこそこに萌の最奥へと急いだ。そこは意外にも濡れている。違和感を覚えたが、犯したい気持ちが上回った。
「痛い、痛いわ」
 濡れているわりに、萌は喘ぎ、涙をこぼす。しだいに静かになり、僕にされるがままになった。
 僕は、萌の顔を両手で挟んで口づけをする。乳房に手をやり、揉んだ。乳首を甘噛みして、舐める。
「あっ」
 萌は甘い吐息を漏らした。なのに、快感に負けまいと僕を睨む。
 セックスは闘いだ。どちらが勝つかの。
 僕は何度も萌を犯した。僕を嫌悪する眼に射られながら。心が震えた。
「水を……ちょうだい」
 息も絶え絶えに頼む萌に、ペットボトルの水を与える。萌をベッドに座らせ、萌の口から流し込んだ。
 咳き込む萌の唇から水が溢れる。顎に沿って、喉を伝う。
「僕から逃げるな」
 繰り返して、萌の水を、僕は欲した。濡れた萌の喉元を舐り、吸う。
「逃げないから、縄を解いて」
 かすれ声で訴える萌の腕を自由にする。
 萌は僕からペットボトルを奪い、水を飲み干した。空になった容器を放り投げ、僕の頬を打つ。萌は怒りに燃える瞳をしていた。
「もっと打っていい」
 期待をこめて僕は、縛られていた萌の足も解放した。
「変態、馬鹿、変態、馬鹿」
 萌は期待を裏切らず、叫びながら僕の腹を蹴る。ベッドに座ったまま、両足で、何度も何度も――。
 僕は俯いて呻き、萌の攻撃に耐えた。
 そのうちに萌の身体を支えていた両腕が、シーツを滑った。萌は仰向けに倒れて、ベッドの縁で頭を打つ。
「大丈夫か」
 僕は萌の腕をつかみ、抱き寄せて頭をさすった。
「……あれは、何?」
 大人しくなった萌は、窓際の水槽を指差した。
「最強のグッピーだよ。ただ一匹、生き残ったんだ」
「違う。水槽の底で、きらきら光ってる石よ。……宝石みたい」
「海岸で拾った酒瓶の欠片だ。波に磨かれて丸くなったやつ。たくさん、集めたんだ」
「綺麗……」
 呟いた萌は僕の胸に頭を寄せて、水槽を見つめた。
 瓶の欠片と銀色のグッピーは、窓の向こうの街灯りに照らされている。僕にはグロテスクな光景が、萌には幻想的に映ったらしい。
「私、おかしい。まともな人じゃないのに。まだ未練があったのかな。自分で自分が分からない」
 大きく息を吐いて、萌は僕にしがみつく。愛おしむように僕の胸に頬をすりつけた。
「何をするんだ。やめろ」
 怖気が背筋を這い上る。僕は萌の身体を引き離した。
「気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い」
 トイレに駆け込み、便器に吐いた。部屋に戻り、戸惑いを見せる萌に喚く。
「出ていけ。今すぐ出ていけ」
「どうしたの。私が好きなんじゃないの?」
「やめろ、おそましい。早く出ていけ」
 僕は部屋のドアを開けて、萌を促した。
「あなたって……最低ね」
 しばらく黙って何事か考えた様子の萌は、立ち上がった。乱暴に部屋のドアを閉めている。かと思うと僕に体当たりした。よろけて床に膝をついた僕を見下ろす。
「あなたなんか嫌い。ゴキブリにも等しい。害虫よ。死ね」
 軽蔑の眼差しだった。
「そうか」
 僕は安堵して、嫌悪に歪む萌の顔に見惚れる。膝立ちして、萌の両足を思いっきり抱きしめた。
「もっと罵ってくれ。もっと」
「この、ど変態」
 連呼する萌の声が心地よい。
 宵闇が刻一刻と濃くなる。閉じた空間で、僕と萌は二人きり、息づいていた。

(了)

密室

執筆の狙い

作者 ラピス
mo148-68-21-6.air.mopera.net

11枚です。愛とは何か、なんて真面目に考えたら、こんな話になりました。ああ。
雑感から批評まで何でもOKです!
恥ずかしながら自作の説明をする場合も、あります。
よろしくお願いします。m(_ _)m

コメント

読み人
sp1-72-6-110.msc.spmode.ne.jp

なんとも想ってない人でも自分から離れてくとなぜか意識してしまうってのはあるけど、そういう心理を追求するような筆致でもないし、これは極端だね。「サイコパス」に収斂されてしまいそうだし、最後のほうはコメディにもなりかねない。

(仮)
240.133.31.150.dy.iij4u.or.jp

「いやー! 怖いー!」
……と言いたいところですが、なかなかに考えさせられる内容でした。

>愛とは何か

>(A・共喰いじゃないですか)
ここが一番気にかかりました。
真意は? 実話部分なら、私なりにこういう意味かな、という考えがあります。が、ラピス様が考えられたお答えなら、真意をお聞きしたところです。秘密でしょうか?

124-18-36-149.dz.commufa.jp

拝読しました。人間の単純でないところ人間の皮をはいだところにあるものを感じました。ここまではっきりしていたら逆に人間もっと幸福に生きていける気がしました。

TG
softbank126062161032.bbtec.net

艶の有るお話を面白く拝見しました。
とにかく手の届かないものを追いかけ続けたい。拒絶されればされるほど好きになる。
そういった気持ちの高揚は視覚さえもゆがませ、醜いものが突然輝き出す。
異常な空間の中で、向坂が萌を異常な愛の世界に導いていく。ノーマルだった萌もだんだん向坂をコントロールしていく。二人の愛の地場がN極とS極に極端に別れ強く惹かれ合う。
そんな異様な愛の空間が、小説だからこそ表現できていた、と思います。小説の醍醐味かな?

一点気になったのは、醜く見える萌の描写は詳細に描かれていたのですが、嫌悪感を示した萌が輝き出した瞬間の萌の描写がほとんどないところです。どんな風に向坂の視野に映ったのか前半のようにねちっこく描写してはどうでしょうか。もっと良くなると思います。

それでは。

偏差値45
softbank219182080182.bbtec.net

変態というよりは変人、否、病人とさえ思えてきますね。
どこかしら頭脳に障害が出ているのであろうなぁ、なんて思ったりしています。
相手が好意を持ったら、悪意に感じる。
相手が悪意を持ったら、好意に感じる。
だから相思相愛が成立しないというお話ですね。

よく分からないのはグッピーの意味ですね。
熱帯魚ということは知っていますが、共食いまで知りませんでしたね。
ここで登場させる必要があるのか。分からないですね。

茅場義彦
M106072175192.v4.enabler.ne.jp

面白い 普通に好きです いいね

叶こうえ
p1733132-ipoe.ipoe.ocn.ne.jp

ラピス様

御作拝読しました。

この主人公、変態というか、極端すぎる性的嗜好を持っているなあと思いました。
文章は読みやすくてすらすら読めたんですが、主人公の気持ちの変化がいきなりなので、ついていきずらく、悪い意味であっという間に終わった感じです。
萌も、無理やりやられたあと、コロっといきそうになって、「え?」ってなりました。
人の心は移ろいやすいですね。

昼野陽平
softbank126066020184.bbtec.net

読ませていただきました。
変態を書こうとしたのかなと思いましたが、作者コメントに愛について考えたとあるので、恋愛の不可解な面について書かれたのかなと。イマイチ感覚的には響いて来なかった感じです。
弱肉強食の熱帯魚の世界と、この作品のストーリーとどう絡んでいるのかもよく分からなかったです。
あとラピスさんの作品全般に言えることですが、内容に対して文章が短すぎです。描写を増やすと良いと思います。
なんか批判ばかりになってしまいましたが、僕からは以上です。

ラピス
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読み人さま

はい、極端に書きました。ぬるま湯にならないように。ありがちになる常識の壁を打ち破りたかったのです。でも、まだまだ、ありふれてますやね。
あなたの仰る通り、筆に任せていたらコメディになるところでした。シリアスで纏めたかったので、力技でギリ避けたつもりです。
的確なコメント、ありがとうございました!

ラピス
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(仮)さま

考えさせられる内容との事、嬉しく思います。

>愛とは何か

>(A・共喰いじゃないですか)
ここが一番気にかかりました。
真意は? 実話部分なら、私なりにこういう意味かな、という考えがあります。が、ラピス様が考えられたお答えなら、真意をお聞きしたところです。

結局、皆、自分が一番可愛いのです。恋愛の愛は、お互いを喰らいつくすようなもの。美しいものではない。
という考えです。歪んでますかね。
(仮)さまの考えも、お聞かせ下さいませんか?

深い感想を、ありがとうございました!

(仮)
240.133.31.150.dy.iij4u.or.jp

ラピス様

御返事ありがとうございます。

私が感じたのは、彼女様と主人公様が似ていらっしゃるのではないか……? と回答主さんが考えられたのでは……? という事でした。
御不満に思われるかもしれませんね。困ったなぁ。
一つの私感としてお納めください。

>恋愛の愛は、お互いを喰らいつくすようなもの。美しいものではない。

深いですね……。感動しました。
教えてくださって、ありがとうございます!

失礼いたしました。

大丘 忍
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なるほど、こんな変則的な愛もあるんですね。

ラピス
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(仮)さま

〉私が感じたのは、彼女様と主人公様が似ていらっしゃるのではないか……? と回答主さんが考えられたのでは……? という事でした。

ごめんなさいね。意味がわかりませんでした。主人公と萌が似てるって事? 回答主さんて、誰ですか? 私?

ラピス
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TGさま

返信が遅くなり、すみません。
今回、わざと極端に描いたのです。フィクションの醍醐味だーと思って。
作者以上に拙作を理解して頂き、とても感謝しております。

ただ一つだけ、違う箇所があります。
萌は実際には醜いわけでもありません。普通の顔してます。好かれて拒絶反応を起こした主人公目線で、醜く映ったわけなんです。そこらへん、書き込み不足でしたね。

意識してない異性から好かれて、気持ち悪くなった体験をもとに発想しました。

美しく見える萌の描写が不足しているとのご指摘、確かにそうですね。私も、んーと悩んで、一行空けてみたのですが、それじゃダメですやね。

貴重なご意見、ありがとうございました!

(仮)
240.133.31.150.dy.iij4u.or.jp

再訪、失礼致します。

ヤフー知恵袋への質問が、具体的に何だったのか、私には分からないのですが、
>僕は今日も一人暮らしのアパートに帰り、水槽で泳ぐグッピー達を数えた。また一匹、減ったと確認する。数日前から原因を考えていた。
前文を読むとグッピーに関してでしょうか?
これを、主人公様と萌様の恋愛事情に絡められたのかなと勝手に読みました。
この部分がフィクションなのかノンフィクションなのか悩みました。
フィクションなラピス様が考えられたのでしょう……。ノンフィクションなら、回答者様がいらっしゃるはずで、その方のお考えを邪推致しました。
非常に書きにくいのですが、主人公様と萌様は恋愛に関して、何かしら共通点があると考えられたのかな……と。怒らないでください!

5150
5.102.11.208

拝読しました。

タイトルの「密室」っていう言葉がずっと頭にへばりついたままで、最後まで読み進んでいきました。これ以外のタイトルはないというくらい、5150の頭の中ではグルグルとうるさい蚊のようにつきまとっていました。男女の愛憎劇が狭い空間の中で繰り広げられます。愛について、と書かれていますが、作中の弱肉強食という言葉と相まって、密室で圧縮され、濃密な、二人しかいない空間で、愛情という形だけでなく、もっと違ったものに形を変えてゆくさまを見届けているようでした。

現実でもコロナでの自粛生活で、密室に閉じこもった男女の姿がニュースでも流れていましたね。

密室、うーむ、閉じ込められていると、本能が剥き出しになった形で、愛情とごった煮になって、よくわかんなくなっちゃうんでしょうかね、なんて。

筆運びは好きでした。

ラピス
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偏差値45さま

感想を何回も読み返しているせいで、返信をお待たせしてしまい、すみません。


〉変態というよりは変人、否、病人とさえ思えてきますね。

マア、そうですね。変人か病気だよなあ、と作者も思いつつ、「この変人、病気もち!」じゃ罵倒にならんので、「変態」としました。


〉相手が好意を持ったら、悪意に感じる。
相手が悪意を持ったら、好意に感じる。
だから相思相愛が成立しないというお話ですね。

悪意に感じるというより、嫌悪を感じる、が近いです。
自己評価が低くて異性に縁が薄い人だと、好意に慣れてなくて、あしらいも下手ですよね。
今作の主人公では、まともな相思相愛は成立しません。萌の機転で、かりそめの相思相愛となりましたが、いつまで続くやら。


〉よく分からないのはグッピーの意味ですね。
ここで登場させる必要があるのか。分からないですね。

これは、主人公の嗜好や思想を強調させる為に挿入しました。愛は惜しみなく奪う=共喰い、的な意味もあります。
昼野さまも指摘の、描写不足のせいで浮いてしまいました。

冷静な分析、ありがとうございました!

ラピス
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茅場義彦さま

お越し頂き、ありがとうございます。
面白いや好きだと書かれて、モチベが上がりました! 励みになります。

ラピス
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叶こうえさま

返信遅くて、すみません。

〉この主人公、変態というか、極端すぎる性的嗜好を持っているなあと思いました。

短い話なので、印象に残るように極端に描きました。


〉主人公の気持ちの変化がいきなりなので、ついていきずらく、悪い意味であっという間に終わった感じです。

心理描写が、だいぶ不足していたのですね。


〉萌も、無理やりやられたあと、コロっといきそうになって、「え?」ってなりました。

ここも、もっと、じっくり描くべきでした。恥ずかしながら説明しますと、
萌は元々、主人公を好きだったので、恋愛感情がぶり返した→揺れる心って、流れでした。その後、主人公を嫌いだと演技しています。

率直なご意見、ありがとうございます!
とても参考になりました。

ラピス
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昼野陽平さま

返信遅くて、すみません。

〉変態を書こうとしたのかなと思いましたが、作者コメントに愛について考えたとあるので、恋愛の不可解な面について書かれたのかなと。イマイチ感覚的には響いて来なかった感じです。

変態、と萌に叫ばせる時には、昼野作品が脳裏を過ぎりました。ゴキブリならぬ最後のグッピーを主人公に食べさせようかとか考えましたが、やめました。
執筆の狙いは、書く内容に困って、愛などと持ち出してしまった次第です。


〉弱肉強食の熱帯魚の世界と、この作品のストーリーとどう絡んでいるのかもよく分からなかったです。

上にも書きましたが、主人公の嗜好や思考を表現したかったのと、愛は闘い的な意味も含めました。描写不足のせいで、浮いてます。


〉ラピスさんの作品全般に言えることですが、内容に対して文章が短すぎです。描写を増やすと良いと思います。

おお、これまでの作品も読んで下さっていたのですね。感謝します。
皆さんの意見を総合すると、描写不足が浮き彫りになりましたね。私は主語が変わると改行しているので、余計に短く感じられると思います。

忌憚のないご意見、ありがとうございました! 助かります。

ラピス
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大丘忍さま

お越し頂き、ありがとうございます!
変則的な愛、ですか。哲学的ですね。

最近、セックスを描く作品が増えました。私も大丘さまのように、官能系を書いてみようかなあ、なんて。少しだけ思いました。
私が書くと、今作みたいに捻くれた内容になるでしょうね。

ラピス
sp49-104-10-101.msf.spmode.ne.jp

(仮)さま
再訪、ありがとうございます!

グッピーについて、
端折りましたが、主人公は「飼ってるグッピーの数が減っています。猫なども飼ってないのに。なぜでしょうか?」みたいな質問を知恵袋にした設定デス。

拙作はフィクションですよー。汗。

主人公と萌は、縁がある辺り、どこかしら似てるかも知れませんね。

ラピス
sp49-104-10-101.msf.spmode.ne.jp

5150さま
初めにタイトル「密室」とテーマを決めてから、プロットを頭の中で立てました。ですから、タイトルがハマったみたいで、大変嬉しいです。
文学調にしたかったのですが、危うくコメディになりかけ、書き直しながら筆を進めました。
どうも心理描写不足のようです。反省しております。

前作に引き続き、為になるご意見をありがとうございました!

いっちー
p3045142-ipngn200511osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

惜しみ無く愛は奪う。

ラピス
sp49-104-10-101.msf.spmode.ne.jp

いっちーさま
賑やかし、ありがとうございます!

アリアドネの糸
dhcp.nipne.ro

 思っていたよりハードな内容で面食らいました。
 一人称なので、どうしても「僕」の心理と同化したがるのが読み手ってものなのですけれど、「僕」の心理が極端に変化するためについていけないのは、むしろ逆にこれはこの作品の魅力だと思います。心理が同調しないということでもって、「僕」の異様さを演出しているわけだから、文章で示される異様さと、心理的に振り回されることで示される異様さが重なっていて、いいなと思いました。
 逆に、萌の心情の変化というか切り替えの早さは難しいなと思いました。酷いことされたのにやっぱり好き屈折した心情はありうるかなって思うけれど、本気で拒絶していたくだりの直後にすぐに受け入れてしまう光速展開は、すこし考える余地があるかもです。
 特によかったところは、二人が同じ水槽に違うものを観ているところです。「僕」は最強のグッピーを、萌えは瓶の水底できらめくのを見ている。この対照がとても映えていたし、また、萌が実はビンの欠片の方を観ていたという描写の裏切り方がよくって、無意識のところになんだか刺さるものがありました。あと、個人的な妄想ですが、萌もかなり異様な化け物を無意識下に飼ってそうって思いました。
 魂の部分を一番感じたのはファザコンの小説(タイトル忘れました、ごめん)だと思いましたが、一番表現に魂が入っていたは今作のように思いました。というのは余計なことかもですが……。

貔貅がくる
n219100087087.nct9.ne.jp

この話ねー、書き出しから中身から、徹頭徹尾「きらいなハナシ」だから、
コメント避けてたんだけど、

すんげぇセーブモードで、端的に2点指摘すると、


・書き出しは、
>「私、向坂君が好きです」
> 職場の倉庫裏に僕を呼び出し、萌はそう告げてきた。
とかの方が無難な気がしたのと、

・タイトルは『水槽』の方がいいんじゃないのか?? って思った。





ってな些末事より、そもそも
ラピスさん、本当にこんな……『見るからに「ごはん」ってサイトに塗れまくった 読み物』が書きたかったのかなー?? と。


上のmayさんが書いてるものと大差ないし、ハンドルなかったら区別つかないと思うし、
現状、「アフリカさんが書いた」ってされても、違和感ない。

それだけ『作家でごはん臭な 読み物』なんだよねー。



人は、どスランプになると『読み物』に堕してしまう。

『読み物』と『小説』は、近いようでいて、両者の間には深ーい溝/隔たりがある。

そんで、公募に出せるのはもちろん『小説』の方なんだ。

貔貅がくる
n219100087087.nct9.ne.jp

訂正: 極力セーブしたモードで ?? (ゲーム一切やらないもんだから……)

ラピス
sp49-104-10-101.msf.spmode.ne.jp

アリアドネの糸さま
何度も読み返しているうち、遅くなりました。すみません。

〉一人称なので、どうしても「僕」の心理と同化したがるのが読み手ってものなのですけれど、「僕」の心理が極端に変化するためについていけないのは、むしろ逆にこれは(略

同化させなきゃ、とは少しも考えてませんでした。汗。ついて来い、と思ってたかも。でも、極端が却って効果あったとは良かったです。


〉逆に、萌の心情の変化というか切り替えの早さは難しいなと思いました。酷いことされたのにやっぱり好き屈折した心情はありうるかなって思うけれど、本気で拒絶していたくだりの直後にすぐに受け入れてしまう光速展開は、すこし考える余地があるかもです。

上の方にも述べられましたが、やはり、萌の心情の切り替えの早さが、一番のネックのようですね。


〉特によかったところは、二人が同じ水槽に違うものを観ているところです。(略)描写の裏切り方がよくって、無意識のところになんだか刺さるものがありました。

その部分は、頭の中のプロットから外れて描き加えました。無意識に訴えるには、無意識に描かないといけないのかなあ、なんて。


〉個人的な妄想ですが、萌もかなり異様な化け物を無意識下に飼ってそうって思いました。

そうですね。普通の女なら、ただの被害者ですもん。


〉一番表現に魂が入っていたは今作のように思いました。

ストーカー的な愛については、以前から描きたかったのです。熱は入ってたと思います。ただし、書き急いだ上に掌編だった為に高速展開となり、読者を振り落としてしまいました。
機会があれば、じっくり書こうと思います。

書き手に寄り添った細やかなご意見、ありがとうございました!

ラピス
sp49-106-213-132.msf.spmode.ne.jp

貔貅がくるさま

嫌いなタイプの話なのに、読んで頂いたのですね。いつもありがとうございます!

タイトル「密室」は、心の内部を示しているのですが、力不足でした。「水槽」も、合うし良いですね。

ひょっとして、セックスに繋がる話は嫌いですか? アフリカさまやmayさまと共通項って、その辺りですので。
勘違いなら、すみません。

「小説」と「読み物」の違い。分かるような分からないような。私はエンタメ志向で読者主義なので、読み物として読めればいいかと軽く考えてました。もちろん、「これが描きたい」って意思は込めてましたけど。。。
これから先は何が小説か、何が読み物か、じっくり考えたいと思います。

貔貅がくる
n219100087087.nct9.ne.jp

セックスが出てくるのが嫌、というほど「単純」なことじゃないんで、
「そう取られる」のが、私個人への侮辱かなー。

「場に応じて、説得力と共感がある」場合は、一々そこ(セックス場面のあるなし)で単純に突っ込んでないでしょう??


お三人の共通点は、
【説明台詞、説明台詞】で構成されてて、
本文が全体にまずしく、
エンタメでもなく【ただの粗筋】に終始しちゃってるとこ。


どスランプになると、みんなそうなるんで・・

貔貅がくる
n219100087087.nct9.ne.jp

あと、ここのサイトの特徴として、
「どスランプになると、とかく稚拙セックスで行数稼ぐ方向に行く」んだけど、

短編公募で作品集貰って入賞作を読んでみると、
「セックスで行数埋めてる作品」って、皆無かなー。



数年前、1度、『さばえ近松』の大賞受賞作が、小池真理子調の短編にここの大丘センセー臭をまぶしたような作品だったけど、
ほんと「その1件だけ」で、
あとは入賞作で無駄エロを見たことはない。


書くんであれば、あるべくしてあるセックス、描かれるべきエロ。
そうじゃない/そこまでに至っていない、稚拙セックス描写・安直エロだったら、
はっきり「ない方がマシ」だと思っている。


そんだけ。

ラピス
sp49-106-213-132.msf.spmode.ne.jp

貔貅がくるさま

ご説明、ありがとうございます!
耳に痛い話でした。
よくよく考えて創作したいと思います。

ご利用のブラウザの言語モードを「日本語(ja, ja-JP)」に設定して頂くことで書き込みが可能です。

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