作家でごはん!鍛練場
ドリーム

初恋の人

 私は若い男性社員数人に問うたことがある。
 「君たちは結婚するとしたらどんな相手を選ぶ」
 「それは勿論、美人がいいんじゃないですか」
 「確かに美人も良いけどそれだけでは駄目だ。やっぱり優しくないと」
 「俺は容姿端麗それに尽きますよ」
 「僕は美人じゃなくても、しとやかであればいい」
 色んな答えが返って来た。当然と言えば当然の答えであろう。それを思い出していた。
それなら自分はどんな相手を好きになり恋をしたか、そして最終的にどんな相手と結婚したか。世の中そうそう理想通りの相手と結婚できたるかは難しい、多少の妥協がないと……
当時を思うとあの初恋の人は理想の女性だったのか。いま思うと定かではない。恋は盲目とも言う。恋に夢中になり彼女は世界一女いい女と思い込んでいたかも知れない。しかしそれでも初恋は生まれて初めて好きになる人であり、二度と経験できない恋という財産かも知れない。

あれから四十年の月日が流れただろうか。今でも皆の笑え声が聞こえてくるようだ。
在校生が唄う仰げば遠とし、の歌声に見送られて高校を卒業した。父の仕事の関係で私は高校卒業と同時に故郷を離れ東京に行くことに。私には恋人がいた。しかし卒業と同時に別れの時でもある。それから間もなくのこと初恋の人、花岡留美の笑顔を心に刻みながら、生まれ育った故郷に別れを告げなければならなかった。 
 留美と別れる時は本当に本当に辛かった。そんな苦い青春の一ページが蘇る。
 私はいつになく会社のデスクに向かって、そんな事を思い浮かべていた。
 ぼつぼつ定年も視野に入れながら、将来の事について考えるようになり子供達も独立した今、定年後は沖縄か故郷に住みたいと第二の人生を考え始めていた。
 そんな時、中学時代の級友から同窓会の招待状届いた。仕事に追われて五年ごとに開かれていた同窓会は全て欠席していたが、今回はなんとしても出席したい気持ちが強く出席に○を付けて返信した。

 いま思えば故郷のことなんか考える余裕はなかった。故郷を離れて二年、私が二十才の時に父は病で倒れあっさりとこの世を去った。残されたのは三才年下の妹と母のみ。東京の大学に通っていたが、父が亡くなり自分が家族を支えなければならない。
 大黒柱を失った我が家、母には大学を辞めて働くと言ったのだが、母は折角入った大学を中途退学したら、お父さんが悲しむからと大学だけは卒業しなさいと、母が勤めに出た。そんな母の気持ちを受け止め、学校に通いながら私と妹もアルバイトをして、なんとか無事に大学は卒業することが出来た。
 時は経済成長期で条件の良い会社に入ることも出来て、妹も無事に大学を卒業した頃、
私は職場結婚したが父の死を除けば、まるでベルトコンベアーに乗った人生のようだった。
就職、結婚、昇進、子供が生まれ気がついたら母は他界、妹も結婚して子供がいる。
 母が他界したほかは特に悪い事もなく、大した刺激もなく平凡な人生が過ぎて行った。妻も優しく子供達も、これといった問題もなく育ってくれた。そして定年が近づいた頃には部長までになったが、それ以上の出世は遠く、それどころか最近は第一線からも外れ、名前だけの役職で会社に居る。

 机の引き出しから、また同窓会の招待状を取り出し少年の頃を思い出していた。
 もしかしたら花岡留美に会えるかも知れない。しかしもうそれは四十年も昔のこと。
 生きて行くのに精一杯で、留美を思い出す事さえ忘れていたのだ。今更それがどうしたと
いう訳じゃないが、あの頃の淡い恋が新鮮に浮かび上がった。
 今では会社の方も、若い社員の指導役に回り少し寂しい思いもあるが、これも時代の流れか、老兵は消え去るのみかも知れない。長期休暇届もすんなり認められ嬉しくもあり、必要とされない寂しさが入り混じった。そして妻に同窓会に行くことを告げた。
 「母さん、悪いが久し振りに田舎に行ってくるよ。やっと同窓会に行く時間が取れたよ。確か君は娘の所に行くと行っていたよね」
 「ええ同窓会を楽しんで来てください。私は智子がどうしても来て欲しいと言うものだから、結婚してもまだ甘えるんだから困った子だわ」
 そう言いながらも嬉しそうだ。そんな笑顔を私に向けくれたらと僻みたくもなる。
 結婚して三十年以上ともなれば、よほどの事でもない限り妻は同行する事もなくなった。それが気にならない自分も妻をどうこう言える立場じゃないが。良く言われる言葉に、夫婦は空気のようなものと言うが、そうかも知れない。あって当たり前で気にしないが、空気が無くては生きて行けない不可欠なものだと。

 翌日、私は新幹線の車中にいた。昔は夜行列車に揺られて十時間以上もかかったものが、今では三時間弱で故郷へ着いてしまう。駅弁だって窓を開けて駅弁を売りにくる情緒もなく、あっと言う間に故郷の駅に到着した。そこからローカル電車で三十分、私は四十年ぶりにいま故郷の駅に一人で降り立った。
 目の前に海が広がり、かもめが飛び回っている。小さな駅はまるで小屋のようだ。
それでも当時は駅員も居て、売店もあったが今は無人駅となり、ひっそりとしていた。
 駅前もすっかり変わって、昔の面影がまるでない。そんな故郷の景色を眺めていると、同窓会発起人である村上正春がクラクションを鳴らした。やがて車から降りて手を振っている。私も軽く手をあげた。
 「真人か? 久しぶだなぁ正春だよ。分かるか」
 四十年ぶりに見る村上正春は、頭が薄くなり残りの髪の毛も半分が白髪になっており、名前を言われないと分からないくらい変わっていた。自分だって似たようなものだ。白髪が増えて額の皺が年輪を表していた。
 「え! 正春なのか? 久し振りなんてもんじゃない四十年ぶりか」
 正春とは家も近く幼馴染だった。子供の頃は良く遊んだし喧嘩もした。でも翌日はまた
同じように遊んだ仲だ。でも今では年賀を交換する程度だが。
 正春に東京を出る前に頼んでおいた事がある。私が生まれ育った場所まで車で連れて行って貰うことだった。駅から車で十五分程度だが昔はバスが駅まで出ていたが廃止されたそうだ。 その生まれ育った場所に着いた。そこは空き地になっており草が生えていた。
 面影も何も残っていない。私は黙ってそこに十五分ほど佇んでいた。
父と母と妹。そこで暮らしていたのに無性に虚しさを覚える。
せめて昔の家でも残って居れば、あの頃の事を思い出せたものを。その近所を歩く人達も見覚えがない人ばかり、もう私はここでは浦島太郎でしかないのだろうか。虚しさに思わず苦笑いをして、正春の車に乗り込んだ。
 「せっかく故郷に帰って来たのに、実家がないものは寂しいものだな」
 「ああ、親父の都合で俺の人生も随分と変わったな。まあこれも人生さ」

 そして同窓会が翌日、寂れた駅の前にある同級生が経営する民宿で開かれた。男性は十七~八人、女性は十人足らずか。まだ十年ほど前は四十人程度集まったそうだ。みんな爺さんと婆さんだ。ほとんどが孫も居るだろうか。しかし此処にみんな集まれば、青春が蘇りあの頃に帰った気分になれる。半分以上は同じ高校に通った同級生だ。女性は特におめかししたのか、高い着物や洋服に包まれている。見るからに誰も裕福そうに見えるが、それも精一杯の見栄だろうか。  
 出来るものなら見栄は着るものだけで、飾らずに当時の中学生になりきり話したいものだ。
 私がその大広間に入って行くと、皆がジロジロと見ている。誰も気づいていないのか?
 自分でも彼等の顔を見たが、まったく誰が誰だか面影がない。しかも肝心の初恋の人、留美は来ているのだろうか。ザっと見ただけでは分からない。 
 特に私は故郷に四十年も帰っていないからジロジロ見るだけで、私と気づく者が居ないようだ。テーブルに並べられた料理は豪華だ。海辺の町だから魚は新鮮なものばかりだ。
 四十年ぶりに、その料理を味わえる。それもひとつの楽しみだ。ここでも私は竜宮上から帰って来た浦島太郎のような気分だ。その辺は発起人の村上正春は心得ていて早速、自己紹介を始めた。

 手元には中学時代の名簿が渡され、現住所と電話番号と旧姓が書かれてある。
 しかし中には亡くなった者も居て、享年何才と書かれてある。年月の長さを感じた。
 暫く名簿に目を通していたがザっと見ただけで自分の自己紹介の番が廻って来た。
 「みんな! 本当に久し振り。森田真人元気に帰って参りましたぁ。覚えているかい。
四十年ぶりですが、よろしく!」
 お~~と一斉に歓声があがった。どうやら名前だけは覚えていてくれたらしい。
 「よ~真人! お前か誰か分かんなかったよ。元気そうじゃないか」 
 そんな声が数人からあがった。この年になって、お前と呼ばれるのは何年ぶりだろう。
それも不思議と嬉しいものだ。ここには上下社会は存在しない。みんな同じ立場で遠慮
なく話せるし敬語も要らない。

 私は嬉しかった。実家は無くなっても同級生達には忘れられていなかったようだ。
それから、それぞれ気の合った者同士が輪になり、酒を注ぎ昔話に花を咲かせた。
名簿と名前を見合わせて少しずつ昔の記憶と、顔の面影が噛み合って行く。
(ああ同窓会っていいものだなぁ)少年時代に戻った気分だ。
 そんな中でやはり留美の事が気になった。花岡留美はこの会場に居るのだろうか。結婚して確か女の子が二人居ると聞いたことがある。それを察したかのように誰かが言った。
 「真人と留美は仲が良かったな。俺たちはみんな、お前達は将来結婚すると思っていたんだ。お前が東京に行ってから留美の奴、可哀想なくらい落ち込んでいたんだぜ」
 「えっ、本当かよ。彼女とは駅で別れてから四十年間、音信不通なんだが」
 「真人、お前も冷たい奴だなぁ。控えめな留美の心が分からなかったのか。彼女は、お前が東京に出てから、時々駅のホームを眺めていたんだ。どれだけお前に心を寄せていたのか、健気な留美はお前の住所も分からなくなり手紙も書けず、お前からの連絡を待っていたんだぞ」

 私はまさかと思った。確かに初恋の人だった。でも可愛い留美と離れては他の男どもは、ほって置く訳がないと思い勝手に諦めていた。それに父が亡くなり故郷を偲ぶ余裕もなかった。いま留美の本当の心を聞いて新鮮なショックを受けた。
 「せめて昔の恋人として、留美の為に線香でもあげてやれよ」
 なんとその言葉が胸にグサッと刺さった。
 「え! どう云うことだ!! まさか留美が死んだと言うのか?」
 「ああ、知らなかったのか? 半年前にな。旦那も三年前に亡くなり今は娘が二人、雑貨屋の後を継いでいるよ。これがまた留美にそっくりの美人姉妹でなぁ」
 「……そうか……そうだったのか」
 私は二重のショックだった。初恋が実るのは難しいと云うけれど、せめて生きていて欲しかった。もちろん今更どうこう言える立場じゃないが、青春の日々を語り合いたかった。それだけで十分満足出来たものを、それが初恋の人はもうこの世にはいない。急に目頭が熱くなった。せっかくの同窓会を懐かしむよりも留美のことで頭がいっぱいになり、つい酔いつぶれてそのまま、この民宿に泊まった。
 私は翌日、同級生から聞いて留美の住んでいた雑貨屋を訪ねることにした。彼女の嫁ぎ先は駅から歩いて十五分程度の海添えにあった。

 この場所は確か留美と何度も来た場所だ。あの大きな岩も変わっていない。海岸がよく見渡せる公園があった。そのベンチに座っていろんな事を語り合った。それが今,走馬灯のように蘇ってくる。留美が死んだ……当時木製だったベンチはプラスチック製に変わっているが、同じ場所にある。私はそこ座った。いつも留美は私の左側に座っていた。そして左を見る。いる筈もない留美に思わず語りかけた。留美……。
 留美の返事の変わり、小波だけがザァー聞こえてくるだけ。
 そこに暫く佇んでから気持ちの整理がついた処で、私は夕方に雑貨屋を訪ねると、留美の面影が残った娘が店先に出て来た。細身の体でスラリとした美形だ。当時の留美がそこにいるような感じだ。

 田舎の雑貨屋でこじんまりしているが、生活用品から食品まで揃っている。ちょっと
したスパーのようになっていた。
 「いらっしゃいませ!」
 「こんにちは、申し訳ないが客じゃないんだ。貴女はこちらの娘さん?」
 「ハイ? そうですが……」
 「私はね、貴女のお母さんと同級生だった森田真人と申します。昨日、同窓会がありまして、その時に留美さんが亡くなったと聞きまして、せめてお線香を上げさせて貰いたく尋ねて来ました」
 「え? もしかして真人おじさんですか母の初恋の人、あっ申し遅れました。私、長女の美鈴です」
 「えっ……まぁそんな時期もありました。……なんでそんな事まで知っているのですか」

 まさか娘に留美が私のことを伝えたのか。なんかバツの悪さを感じたが、招かれざる客どころか喜んで中に入れてくれた。客はそう来るわけでもなく美鈴は店を閉めて、母と父の仏壇の前に招き入れてくれた。
 「御両親が亡くなって寂しいでしょうね」
 「寂しくないと言えば嘘になりますが妹も居ますし、来年には二人とも結婚するんです。だから気にしないで下さい。妹も間もなく仕事から帰って来ますから」
 俺は仏壇に飾られた写真を見た。五十過ぎた時の写真だろうか、年のわりには若く昔の面影が残っていた。留美も今の私の姿を見たら百年の恋も、いっぺんに冷めるだろうなと思った。そして合わせる顔もないような自分を責めた。私は位牌と写真を暫く眺めてから線香をあげた。写真から読み取る表情は幸せを物語っていた。いい人生を送れた事に、私は他人ごとながらホッとした。
 そんな時、妹の美幸が帰って来た。確かに留美に似てこちらも美人だ。
 その美幸は軽く頭を下げて微笑んだが、意味が分からず姉の美鈴を振り返る。
 美鈴は妹に説明していた。私はなんか恥ずかしい気分がした。やはり美幸も聞かされていたのか、パッと表情が明るくなった。留美は私のことを子供達に、どんな風に伝えていたのだろうか。

 和室の箪笥から美鈴が、なにかを持って来た。
 「おじさん、これを見てください。母は父に内緒で私たち姉妹にそっと見せてくれたんですよ。大事な青春の宝だと言ってね」
 それは私と留美が二人並んで得意気にVサインをしている写真と、私が留美にプレゼントした。安物のブローチだった。
 それを大事に持っていてくれたのだ。なんと健気な女性だったのだろうか。
 「母は真人おじさんの事が忘れられなかったのよ。私達が中学の時に知らされて最初は父への裏切り行為と恨んだりもしたわ。でも母は父に一生懸命に尽くしてくれたわ。想い出だけならいいでしょうと笑った母が、今になって私達姉妹も母の女心が分かるような気がするのよ。真人おじさんが来てくれて、母はきっと喜んで居てくれると思います」
 「それは大変有り難いが、あなた達に悪いような申し訳ないよう気分ですよ」
 「いいえ、母は言っていました。夫は勿論大好きよ。でも青春の想い出は夫が作ってくれないもの。私があなた達に話したのは、そんな恋をして欲しいからよと」
 それに付け加えるように美幸が言った。
 「そうなんです。私も母を見習って良い想い出を抱いて結婚出来ます」
 「そうですか。ありがとう御座います。良いお母さんでしたね。私もあなた達のお母さんに、初恋の人と呼ばれた事を誇りに思っています」

 翌日の朝、私はその無人駅に立っていた。同窓生達には気を使わないで仕事に行ってくれてと伝えてあった。別れるのも辛いからとも付け加えて。
 四十年ぶりの故郷を、私は本当に来て良かったと思っている。まだ私には故郷があり、友人が居ることを嬉しく思う。同窓会で撮った記念写真を胸ポケットから取り出して先日のことを思い浮かべ、皆と年をとったが心は青春の気分が味わえた。次も来よう、その時は退職して年金生活を送っているかも知れないが、妻も連れて私の故郷を自慢してあげたい。
 その時は感傷的になる事もないだろうから、また青春を楽しもう。そこに美鈴と美幸が見送りに来てくれた。

 その二人が、私に是非見て貰いたいものがあるそうだ。そして駅のホームにある柱を指差した。そこに一体なにがあるのだろうか。
 「言い忘れていました。真人おじさん、これを見て下さい」
 二人は私の手を引いて、その古い柱に刻まれた文字を見せた。
 マサト&ルミと、傘のマーク四十年前二人で書いた文字だった。しかし四十年の月日はわずかに分かる程度だったが東京に行く時に、確か二人で刻んだ文字が残っていた。俺は思わず、その文字に触れて不覚にも涙が毀れ落ち跪いてしまった。そんな無様な姿を、亡き留美の娘たちはどう思ったのだろう。一瞬恥ずかしさが頭をかすめたが、もう自分の感情が抑えきれずに、肩を震わせて泣き崩れてしまった。それを見た二人こう言ってくたれ。
 「ありがとう。真人おじさん……母の為に涙を流してくれて。きっと天国で母も号泣していると思います。二人は本物の恋だったのですね。感動しました」
「ありがとう、彼女は私の青春そのものでした。亡くなったのは本当に残念です」
 やがて二両編成の列車が入って来た。私は二人と握手を交わして、お母さんのように幸せな人生を送ってくださいと別れの言葉を告げた。列車が静かに動き出した。
 沢山の想い出の詰まった故郷とお別れだ。また東京に帰ればいつもと変わらない生活が待っている。初恋の想い出は私と、この娘達の心に閉まっておこう。
 青春の全てが詰まった故郷よ。さようなら。そして初恋の人よ。さようなら。
 少しずつ駅が、姉妹が遠ざかって行く。四十年前の青春の想いを残して。
 「さようなら故郷、そして留美、青春を、初恋をありがとう」

 了

初恋の人

執筆の狙い

作者 ドリーム
27-136-247-172.rev.home.ne.jp

初恋、誰もが経験すると思いますが、おそらく大半の人は結ばれる事なる終ると思われます。
勿論、その初恋を実らせた人もいるでしょう。
この物語は定年間近になり青春時代に経験した初恋の人を忍ぶ物語です。
皆さんの初恋の人を思い浮かべながら読んで頂ければ幸いです。

コメント

北に住む亀
flh3-133-202-83-160.tky.mesh.ad.jp

拝読しました。
良い読後感のある小説で良かったと思います。文章も地に足ついた感じで、とても好感が持てました。亡くなって良かったというのも不謹慎ですが、二人が再会してやけぼっくいに…みたいな展開にならなくて安心しました(笑)。以下、気になった点です。

前半がやや機械的というか、真人のこれまでの人生(設定)をとりあえず読者に説明しとけといった感を受けました。留美のことにしても、ベルトコンベア的な人生にしても、興味をもって読ませる仕掛け(そのことを示すエピソードを挟むなど)があってもいい気がしました。

また、前半に駅でのシーン(別れの場面とか仲良く登校してる場面とか)の描写があると、ラストがより鮮やかな印象になったかもしれません。

以上、色々書きましたが、味わい深い話で読めて良かったです。

みく
om126194113170.10.openmobile.ne.jp

読ませていただきました。私も読めて良かったです。
留美が亡くなってると聞いてドキッとしたり、ラストの境地に至るまでの気持ちの揺れなど、真人に合わせて様々な感情が思い起こされるようでした。
駅のシーンではタイムスリップでもしたような臨場感もあったり。昔の写真や手紙など整理している時の感覚にも似て。

ちなみにですが、亡くなった人をしのぶなら、確か偲ぶという字だったかな?

大丘 忍
p1793091-ipngn200202osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

初恋。いいですね。初恋を経験した人は幸せだろうと思います。そして初恋の人と結ばれた人はさらに幸せだったでしょう。
私はこのようなお話が大好きです。若い頃を思い出しながら読ませて頂きました。
私の初恋は大学に入ってからですが、彼女と結ばれ幸せな一生でした。

sp49-104-11-150.msf.spmode.ne.jp

感想返しに来ました。

初恋。
良いですね。
スタンダードな流れも好きでした。

気になったのは
色々な説明を台詞で行っているところでしょうか……

好みの問題でもあると思うのですが、心理でも情景でも、僕は描写で書かれているものがすきなので台詞で説明を行うとどうしてもマンガチックになってしまう気がしてもったいように思いました。

勝手な感想申し訳ありません

ありがとうございました

ドリーム
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北に住む亀さま

お読み頂きありがとうございます。

>留美のことにしても、ベルトコンベア的な人生にしても、興味をもって読ませる仕掛け(そのことを示すエピソードを挟むなど)があってもいい気がしました。

留美がどんな人生を送って来たか、もう少し描けば良かったですね。
やはり三人称で書けば良かったかもしれませんね。

>また、前半に駅でのシーン(別れの場面とか仲良く登校してる場面とか)の描写があると、ラストがより鮮やかな印象になったかもしれません。

そうですね、そう書けば情景が浮かんできますね。
その辺んがまだ勉強不足かも知れません。
有難うございました。

ドリーム
27-136-247-172.rev.home.ne.jp

みく様

お読み頂きありがとうございます。
またお褒め頂き嬉しく思います。

>ちなみにですが、亡くなった人をしのぶなら、確か偲ぶという字だったかな?

ですね(笑) 昔を忍ぶと故人を偲ぶ、意味が違って来ますね。

有難うございました。

ドリーム
27-136-247-172.rev.home.ne.jp

大丘さま

いつもお読み頂きありがとうございます。

>私の初恋は大学に入ってからですが、彼女と結ばれ幸せな一生でした。

それは凄い、羨ましいです。
嫌味を言うようですが、初恋の人と結ばれたあとの後、恋した事がありますか
人との言うのは欲と言うものがありまして、つまり浮気心はありませんでしたか。
あったとしても共に白髪になるまで一緒の人生は、何者に変えられない財産でしょう。

わたしの場合は中学生の時、ただ見ているだけでドキドキして
結局は声も掛けられず終わってしまいしまた。
恋と言うにはあまりにも空しいものでした(笑)

有難うございました。

ドリーム
27-136-247-172.rev.home.ne.jp

誰さま

お読み頂きありがとうございます。

>気になったのは
>色々な説明を台詞で行っているところでしょうか……

そうですね、たぶん一人称で書いているせいでしょうか。
これまで書いた小説は一人余は3割、三人称は7割くらいで書いてます。
三人称で描けば幅広く書けるのですが。


有難うございました。

大丘 忍
ntoska314132.oska.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp

ドリーム様

初めて大好きになった女と結婚しましたが、実のところは二人とも在学中に彼女のおなかに子供が宿ったので結婚届を出しただけということでした。そのため私は親から勘当されて大学卒業まで苦労しました。男が浮気をするのはセックスの不満があるからではないかと思いますがいかがなもんでしょう。私の場合は妻との間にはセックスの不満はなく、年老いても仲良くセックスを楽しんでいましたからほかの女を抱きたいとは思いませんでしたね。

ドリーム
27-136-247-172.rev.home.ne.jp

大丘さま

再びの訪問ありがとうございます

>初めて大好きになった女と結婚しましたが、実のところは二人とも在学中に彼女のおなかに子供が宿ったので結婚届を出しただけということでした。

手がはやい割には奥様一筋だったんですね。
頭が下がります。素晴らしい。

私の初恋は片思いで終わりましたが、本当に好きになった人とは駆け落ちまでしました。
しかし若かったんでしょうね。経済力もないのに結婚して生活出来るか考えもしませんでした。
結局のところ二人の仲は引き裂かれ、一年ほど仕事が手に付かずな何度転職したことか。
二人は好きどうしだったから失恋というのかな。失恋の辛さは地獄のようでした。
それから色んな人と付き合い、上手く行かないと思いきや、次の女性と渡り歩きました。
特にモテた訳じゃないですが、新宿の百貨店に勤めていたから周りは女だらけ。
まぁ給料は少なかったですが、楽しい職場でした。
でもねぇ私達二人の間に二人を支えてくれた年上の女がいまして、未だ年賀交換してます。
もう40年以上も前ですが、あの恋は心に刺のように突き刺さったままです(笑)
因みに結婚しても彼女の写真と手紙、隠して置いたら家内が始末したようで。
文句ありますか、もう苦笑いするしかありませんでした。

大丘 忍
p1793091-ipngn200202osakachuo.osaka.ocn.ne.jp

手が早いと言うか下半身が早いと言うか。若いときは活発で向こう見ずの傾向がありますからね。
ドリームさんも駆け落ち経験者ですか。私も彼女も在学中でしたから駆け落ちではありませんが、私は親から勘当され駆け落ち同然でした。でも若いということはいいですね。それを乗り越える情熱があったわけですから。という訳で、私には失恋の悲しみの経験はありませんが、無理やり引き裂かれたらどうだったのでしょう。まあ、私のことだから自殺などしないで次の女性を見つけていたでしょうね。いずれにしてもあの頃は若かったなあと当時を懐かしんでおります。亡くなった女房には内緒ですが、今から思えばもっと多くの女性を経験しておけばよかったなあと思います。せめて小説の上で色々浮気をしてみますか。

きさと
p97230-ipoefx.ipoe.ocn.ne.jp

私は恋愛には不慣れなので技術的なことしか申し上げられないのですが、大根役者による上手くない芝居のようなセリフが原因で、全体の実感を著しく損なっているのが最も残念でした。最低限紙と筆記具だけでなしえる物書きといえども、ある程度は生きた人間のリアルな発声を表現する力があった方が有利だと思います。演技力を鍛えろ、などと大層なことを要求するのはやり過ぎかもしれませんが、執筆していく上で、もし自分がその登場人物なら何を言うかを少しずつ考えていくのも楽しいと思います。

u
opt-183-176-87-74.client.pikara.ne.jp

拝読

久しぶりの同窓会
この設定はよく使われるので新鮮味はほとんどないかも

あたしは作者さんちょこっとしか触れたないけど、定年前の会社での主人公の立ち位置とか、夫婦間での雰囲気とか、良いんじゃないかと

同窓会って現実なんだけど、主人公にとってはやはり「異世界」かもね?
それに加え初恋の人が出る(死んでるんだけど)
そこら辺の対比をもっと濃くすれば、と思た
御健筆を

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