作家でごはん!鍛練場
夜の雨

泥 男

 泥の中は気持ちいい。
 ひんやりとしていてぬるぬるで、カラダが泥のなかに溶けていくような気がする。
 ぼくはそこから泥パックした顔を出して辺りを観察する。きょろきょろと周囲を見るわけだ。そうそう有明海の干潟にいるムツゴロウのように。

 大阪は泥の中に沈んだ。
「まいど、おおきに、もうかってまっか?」
「あきまへん」
 以前はそんな言葉が飛び交っていた浪速の町も、いまは泥の川の上を泥男や泥女が木の板にカラダを乗せて、すいすいとビルとビルの間を進んでいく。
 ちょくちょく泥の中からぼくのように顔を出している連中がいるので「やぁ――!」とコミュニケーションをとる。
「きょうはええ日和でんな」
「ほんまやな、せやけど午後から雨やというてるで」
「そうでっか、それじゃはやいとこ仕事をすましてしまわんと」
 とかいいながら木の板でいく。

 いつからだろうか、大阪が泥の中に沈み出しだのは……。
 町が大きくなって名無しの人物がうろちょろしだして、それがどんどん増えて近所のおっちゃんおばちゃん連中がよそよそしくなって、大阪らしさがなくなってから、泥の中に沈みだした。
 名無しの連中は泥の中が住み心地いいのか、泥パックをしてぼくのようにたまに泥の中から顔を出している。
 ただ、名無しの連中が一般人と違う点は、自己中を電波で飛ばすところだ。
「アホ」「シネ」とかを垂れ流す。
 電波はビルの壁に当たるとそのままへばりついたりすることがある。
 やがて「アホ」や「シネ」はビルの側壁で壁について論争する。
 行き着くところは「人間の壁」である。
 だが、「アホ」や「シネ」は石川 達三を知らないからやがて沈黙する。
 何日かすると「静かだな……」どちらかが独り言をくちる。
「まだ、生きていたのか?」
「ああ、なんとかな……」
「お前はアホだったな?」
「いや、お前がアホだろう」
「いや、おれはたしかシネだったはずだが……」
「すると、おれがアホだったのか?」
 ふたたび「アホ」と「シネ」がののしりあう。
 そのうちに雨や風の都合で、いつまでもビルの側壁にしがみついていることができなくなる。
 するとその下を木の板できょろきょろしながら進んでいる、この間の名無しが通りがかったりする。
「アホ」がまず最初に頭に落下する。
 その次に「シネ」が続く。
 ぶっちゃけた話、順番はどちらでもよい。
 名無しは自分が言った
「アホ」と「シネ」の直撃を受けて泥の川に落ちる。
 しばらくして名無しは泥の川から這い上がり、木の板に乗り、独り言をぶつぶついいながら親のすねをかじりにいくのだが、言葉を発するたびに口からは大量の泥が吐き出される。
 名無しは他人から声をかけられるのはいやだから、いつもヘッドホーンで、スマホのラジオを聴いている。
 「泥予報の時間」
 と、さわやかな女性の声が聴こえてくる。
「今日は午後から雨風が強まり、大量の「アホ」と「シネ」が落下してくる模様です。一般の通行人が直撃を受けると被害にあい、名無しに変身するので気をつけてください。明日になれば、変身した名無しが愚痴るたびに泥が吐き出されるので、泥の層は三センチ厚くなる模様です」

 ときどき東京の連中が遊覧飛行にやってくるようになった。
 上空から泥の中の大阪を見ながら、うらやましそうにため息をついている声が聞こえそうだ。
 何しろ東京は砂に埋まってしまったから。
 むかし東京砂漠という歌があったが、東京は、いまではほんとうの砂漠になった。
 先日その遊覧飛行でやってきた砂女が、私も泥の大阪に住みたいですといって、ぼくの隣に住み着いた。
 そして砂になってしまった腕を青く晴れた空に伸ばしながら気持ちいいですね、これって、と叫ぶ。
「ええやろ、泥の中から青空を見上げるのは。これも名無しが世の中を壊してくれたおかげだよ」
 ぼくはせわしかった昔の大阪を思い出して、なにやら愉快になる。
 のんびりした大阪もよい。
 こうやってぼんやりしていると、生きがいなんて、何にもないように思うかも知れないけど、それがよい。
「そやそや、それがええねん」
 いつの間にか、東京の砂女が、大阪弁をしゃべり始めた。
「あれっ、うちの腕、泥になってるわ」
 砂女だった泥の女の呟きが聞こえた。
 ぼくは自分の腕を青空に伸ばしてみた。かんかん照りの太陽に泥の腕がみしみしと乾き始める音が聞こえる。
 そういえばこれから夏がやってくる。
 この泥の大阪が干上がってしまうとどうなるのだろう?
 腕はぼろぼろになり、カラダ自体がからからに乾燥して土に還るのではないだろうか?
 そう思うと自分自身が本当の名無しになりこの世から消えるような気がした。

      了

泥 男

執筆の狙い

作者 夜の雨
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 何か世の中に面白いことがあるだろうか。
 そんなものはない。
 あれば小説など書かないで面白いことをしている。
 どんな小説を書いたんだと悪魔に尋ねると彼は言った。
「小さな国を壊す小説さ」
「それでどうなったんだ、結末は?」
「みんな団結しちゃってさ、うまくいかないんだよ。仕方がないから誰かに憑りついてやろうかと思っていたところに、お前が話しかけてきたわけだ」
 港町の薄暗いバーで私は小指ほどの人魚が入っている緑色のカクテルを飲み干した。
 がりっという、歯ごたえがあり、口の中に深い人生の味がした。
 バーを出ると幾重ものの霧の層が流れていて、やがて私も霧になりどこかに消えていくのだろうと思った。

面白いことはありませんか。

コメント

夜の雨
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上松煌さんの「理屈っぽい夢を見た(星空文庫)」を読みました。

普段使わない言葉がやたらと出てくるので理解するのに一苦労です。
もう少し平坦な文章で書く方がよいのかなとも思いますが、それでは作者さんの個性がないような気もします。
結局のところ誰のために書いているのか、と言ったところですかね。
内容ですが、主人公の見た夢に五頭龍がいて、その世界が深く淀んでいるのは龍が自己崩壊しているから。すなわち神である龍の心が淀んでいるわけで、彼は人身御供である長者の子供を幾人も喰っていた。
見かねて弁財天が降臨すると五頭龍が恋をした。
弁財天の前に悪行がことごとくさらけ出されていく。
人界に落ちた五頭龍が弁財天と結ばれるのは、人間として生き、物語を紡ぎ出し書き留める必要があった。
それは卑しい心を洗うことを意味する。
善倫の命を得るということ。
その五頭龍が人間になっているのが主人公であり、同一のように描かれていました。
神話と人間界の個人を結合させたような話になっている。
主人公は「江ノ電」の「極楽寺」駅舎の近くで400坪の山林傾斜に住居があるらしいのですが、ここに温泉を引いていて、夢の中では五頭龍の話の舞台にもなっているところが面白いですね。


五頭龍は罪を背負って改心するために人間になり書き物を残し始めましたが、主人公である人間も罪を犯すと、御作は深くなるのではないかと思います。

五頭龍 ←子供を幾人も喰っていたので、罪がある。改心するために人間になる。

主人公である人間 ←五頭龍が人間になっているので、「この人間には罪がない」ところに面白味がない。「人間になっても罪を重ねる」ところにドラマがあるのではないのかと思います。
そこから解放されるドラマをエピソードで書くことに意味があるのではないのか。
主人公と五頭龍が重なるところに人生を感じさせてほしい。

こんなところですかね。

shion
KD027083171050.ppp-bb.dion.ne.jp

なかなか不思議な話だなと思いました。もう少し物語があって登場人物がいてという話を読んでみたいかなとも思いました。

加茂ミイル
i58-89-137-224.s42.a014.ap.plala.or.jp

>面白いことはありませんか。

最近のPCゲームめっちゃ面白いと思います。
高性能のGPU搭載して最高画質で遊んだら、世界が変わりました。
現実が退屈でも、ゲームやっている間は退屈じゃなくなりました。
ゲーム遊ぶために生きる価値があるって思うようになりました。
最初は、ゲームのことバカにしてましたけど。
自分が子供の頃遊んでたゲームともはや次元が違うんですね。
何か、世の中マジでここまで進歩したのかーって感慨にふけりながら没入感半端ないです。

夜の雨
ai213193.d.west.v6connect.net

shionさん、ご感想ありがとうございます。

>なかなか不思議な話だなと思いました。もう少し物語があって登場人物がいてという話を読んでみたいかなとも思いました。<

「泥 男」という作品はショートという形で創ったものですから、人間関係の物語は省きました。
ある程度人間関係がある社会派的なパニックものの作品は書いたことがあるのですが、今回の作品でやるとまた、スケールが大きくなりそうです。

ありがとうございました。

夜の雨
ai213193.d.west.v6connect.net

加茂ミイルさん、ご訪問ありがとうございます。

――――――――――――――――――――――――
>面白いことはありませんか。

最近のPCゲームめっちゃ面白いと思います。
高性能のGPU搭載して最高画質で遊んだら、世界が変わりました。
現実が退屈でも、ゲームやっている間は退屈じゃなくなりました。
ゲーム遊ぶために生きる価値があるって思うようになりました。
最初は、ゲームのことバカにしてましたけど。
自分が子供の頃遊んでたゲームともはや次元が違うんですね。
何か、世の中マジでここまで進歩したのかーって感慨にふけりながら没入感半端ないです。
―――――――――――――――――――――――――
PCゲームなどは作りこんであると、やり始めると時間を忘れて没頭しそうですね。
昔やったことがありますが、夢中になりました。
現在なら画質のレベルが高いし、中身もしっかりしているのなら、楽しめそうです。
悪魔に魅入られないように、気をつけなければならないですが。
人生の時間を乗っ取られそうです(笑)。

ありがとうございました。

偏差値45
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東京は砂に埋もれて、大阪が泥に埋もれる。
その違いは何だろうか?
よく分からない。
東京も大阪も大都会であるし、同じ日本人。大きな違いがあるとは思えない。
ど田舎に住んでいる私にとっては、どちらも住み心地の良い場所ではないですからね。
とはいえ、一度も住んだことはないので、実際は分からない。

「アホ」「シネ」、それと名無し。
ネットの世界と匿名性みたいものかな。
そういうものを暗示している?
責任がなければ、罪や罰がなければ、何を言ってもいい世界。
近年では個人情報を重視する傾向にある。
人間は「楽」を求めるから。その方が住み心地は良いのかもしれないですね。
その結果、個性を失い。自分を失う。そういうことかな。

小説を書くことは自己表現の一つ。その意味では個性の塊みたいなもの。
問題があるとすれば、作った小説が面白いか否かだけかな。

夜の雨
ai196206.d.west.v6connect.net

偏差値45さん、ご感想ありがとうございます。


東京は砂に埋もれて、大阪が泥に埋もれる。
その違いは何だろうか?
よく分からない。
東京も大阪も大都会であるし、同じ日本人。大きな違いがあるとは思えない。

東京は人間関係がさらりとしている感じ。
大阪はねちっこい感じですかね。現在の大阪は東京のようにさらりとしてきていると思いますが。
これは東京も大阪も商業都市の上に、情報などがネットやテレビ電波を通じて似てきているからだと思います。
私は大阪の人間で、むかし東京に行ったことがあるのですが、話すと表面上のあたりはよいのです。
しかし相手の懐に踏み込もうとすると、防波堤を張っている、という感じです。
大阪の人間は最初は防波堤を張っている人間もいるが、踏み込むと話しやすい。
上にも書きましたが現在の大阪は東京に似てきている、それだけ都会ずれしてきたのだと思います。
「東京砂漠」内山田洋とクール・ファイブの歌ですが、この歌謡曲がヒットした当時は、かなり東京のイメージをつかんでいると思いました。
東京は砂に埋もれて、大阪が泥に埋もれる。 ← 私的にはどんぴしゃのイメージです。

>ど田舎に住んでいる私にとっては、どちらも住み心地の良い場所ではないですからね。
とはいえ、一度も住んだことはないので、実際は分からない。<

便利はよいが、住み心地はよいとはいいがたい。

>「アホ」「シネ」、それと名無し。
ネットの世界と匿名性みたいものかな。
そういうものを暗示している?
責任がなければ、罪や罰がなければ、何を言ってもいい世界。<

泥が厚みを増やす理由がそこにありますね。
匿名なので何をしても自分には返ってこないと思っていると、まわりまわって返って来る世界です。
最初に登場した名無しは、自分の言葉の暴力にやられましたが。

>近年では個人情報を重視する傾向にある。
人間は「楽」を求めるから。その方が住み心地は良いのかもしれないですね。
その結果、個性を失い。自分を失う。そういうことかな。<

「住めば都というのが泥の世界でした」が、ラストまで読めばわかると思いますが、夏になると悲惨な状況が待っている、という終わり方です。

>小説を書くことは自己表現の一つ。その意味では個性の塊みたいなもの。
問題があるとすれば、作った小説が面白いか否かだけかな。<
これはその個人個人の問題ですかね。
趣味でやっている場合は自分さえ楽しめたらよいので、ある意味、中途半端な作品でもよい。
プロになる場合は売れなければ商売にならないので、他人が金を出しても読みたいと思わせなければならない。
「小説が面白いか否か」のもう一つ向こうにあるのが金儲けの世界ではないかと思います。

ありがとうございました。

茅場義彦
M106072175192.v4.enabler.ne.jp

なんかのメタファーなんですね。いいです

夜の雨
ai196057.d.west.v6connect.net

上松煌さん、伝言板よりのご感想ありがとうございます。

作品の感想部分を抜粋しました。

 小説なら、泥の中から始まらなくてはいけない。
その中からお話しがどう転がり、どう展開し、どのように発展するか、あるいは収束するか。
主人公はどう悩み、どう行動し、成長し退歩し、あるいは救済に走るのか?
名無しは国土世間にとってただのマイナスに過ぎない。
主人公は考えなしにそれに同調し、反省もなく染まっていく。


ということで、ご指摘は、純文学部分が必要ではないのか、ということだと思います。
しかし「泥男」という作品は「ショートストーリー」としてコメディーで世の中を風刺した作品です。
「オチ」もつけてありますし、これはこれでよいのではないかと思います。

たとえば星新一のショートショートには純文学の要素はないと思いますが。


個性がない。   ← 充分すぎるほど、個性はありますが。ネットから飛ばされた「言葉」の「アホ」や「シネ」がビルの側壁でののしり合ったり、雨風の都合で壁から落ちて人間にあたりその人間が泥を吐き、都会が泥に埋まるというような個性のある作品はないと思いますが。
作品に対する真摯さ、懸命さがない。 ←真摯に取り組んでいますが、大阪に対して東京のことも「東京砂漠」でイメージ出来るようにしています。あとは読み手のみなさんが膨らませると良いと思います。中途半端に書かないで、必要なことは書いているという意味です。

浅すぎるのです。 ←上にも書きましたが星新一のショートショートは浅いとか深いとかの問題ではないと思いますが。


 作品に対して誠実に真摯に真面目であって欲しい。
古参のあなたはそれが出来るのです。
精力的に作品を読んでいるあなたは、テクニックやアイデアを豊富に持ち得ているはずです。
あとは自分を叩き出すだけだ。
自分をいい意味でいじめ、苦しめ、絞り出し、これ以上は書けないという作品を提示して欲しい。
    ↑
純文学の要素を含んだ作品を書いたらどうか、というようなご指摘だと思います。
人間ドラマ中心の作品です。
そういった系統の作品ももちろん世の中には必要です。
しかし「泥男」という作品は純文学を目指した作品でないことは確かです。
コメディーと風刺系です。


ありがとうございました。

夜の雨
ai196057.d.west.v6connect.net

茅場義彦さん、ご感想ありがとうございます。

>なんかのメタファーなんですね。いいです<


自由という匿名によるネットの文章の垂れ流しは、国も個人も滅ぼすという作品です。
これを現実的なリアルティを込めて作品化すると重くなるので、コメディーでオチをつけました。

ありがとうございました。

u
opt-211-132-66-15.client.pikara.ne.jp

よみました。
こういったものも夜雨様かかれるわけなんですな。
あたしは、あなたの物語性の豊富な、あるいは、心理的・ファンタジー・ホラー?ミタイナ重厚な今迄の作が好きなわけで

これはこれで良いと思うのですが、なんでしょう? まあ、片手間で書いたというか? そんな感じもしなくない。薄い感じかな? それともここの掲示板とか感想欄に。あるいは言及されているけど事件あったSNS。
あたしもごはんでは下手くそ死ねなんて感想いただいて(いただいてなんてwwwwwwww)
落ち込んだのでむかしwwwwwwww.

東京砂漠――――なんか思い出した。バブルの頃だったか? 集合住宅大手デベがCMで使っていた記憶が?

御健筆を

 

夜の雨
ai215066.d.west.v6connect.net

uさん、ご感想ありがとうございます。


>よみました。
こういったものも夜雨様かかれるわけなんですな。
あたしは、あなたの物語性の豊富な、あるいは、心理的・ファンタジー・ホラー?ミタイナ重厚な今迄の作が好きなわけで<

以前こちらのサイトで三語即興文というのがありましたので、なんでも書くようになりました。
基本的にはご指摘にある心理的・ファンタジー・ホラーなどを今までには書いています。
夜店とか灯籠流しとかそういった日本的な情緒のある世界を舞台にした物語も書いていました。
最近はこちらのサイトの作品に感想ばかり書いていますけど。
感想を書くと勉強になります。
なにか新作を書きたいですね。
またuさんの作品読ませてください。

>これはこれで良いと思うのですが、なんでしょう? まあ、片手間で書いたというか? そんな感じもしなくない。薄い感じかな? それともここの掲示板とか感想欄に。あるいは言及されているけど事件あったSNS。
あたしもごはんでは下手くそ死ねなんて感想いただいて(いただいてなんてwwwwwwww)
落ち込んだのでむかしwwwwwwww.<

着想は三語即興文を書いていたので、特殊な世界を創るアイデアは比較的浮かぶのですが、そのアイデアから短編とか、ある程度の枚数にするのが結構大変ですね。


>東京砂漠――――なんか思い出した。バブルの頃だったか? 集合住宅大手デベがCMで使っていた記憶が?<

東京砂漠You Tubeで視聴してください、なかなかよい歌です。
昭和歌謡、いろいろとよいのがあります。

>御健筆を<
ありがとうございます(笑)。

匿名希望★
19.15.31.150.dy.iij4u.or.jp

今日は。
Wetな大阪とDryな東京?
東京の方がWetな大阪に染まるが早いか、大阪人がDryな東京に照らされてしまうのか……?
そんな読み方をしてしまいました。ありがとうございました。

で、石川 達三って誰ですか? ググれって言わないで(笑)

夜の雨
ai197250.d.west.v6connect.net

匿名希望★さん、ご感想ありがとうございます。

>Wetな大阪とDryな東京?
東京の方がWetな大阪に染まるが早いか、大阪人がDryな東京に照らされてしまうのか……?
そんな読み方をしてしまいました。ありがとうございました。<

小説の読み方は人それぞれです。
自己責任で、自由に読んでください。
まあ、読み方を誤ってもビルの側壁から「アホ」の言葉が落ちてくることはないと思います。ネットで書かれる場合はありますが。
東京がWetな大阪に染まるのが早いか、大阪がDryな東京に照らされるのが早いかって、なるほどと思いました。

●この泥の大阪が干上がってしまうとどうなるのだろう?
 腕はぼろぼろになり、カラダ自体がからからに乾燥して土に還るのではないだろうか?
 そう思うと自分自身が本当の名無しになりこの世から消えるような気がした。

ラストが「夏が来ると」なので、砂漠の連想が可能ですね。

まあ「東京砂漠」を「カラダ自体がからからに乾燥して土に還るのではないだろうか?」というような発想で書いてはいませんでしたが。

東京=砂漠、乾燥して「消滅」というように考えると、これはこれで怖いですね。

>で、石川 達三って誰ですか? ググれって言わないで(笑)<

「人間の壁」という小説を書いた人で、ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎)とは、関係がありません。

ありがとうございました。

もんじゃ
KD106154132204.au-net.ne.jp

 もうかりまっか~? へのリターンは、ぼちぼちでんな~、がお約束だったような。あきまへ~ん、もあるのかな。

 ともあれ、アホでもシネでもない名無しもいるのでは? 一般、と一括りにすること妥当ならざる名無しで、かつ泥とも砂とも無縁の、背中に翼の生えた名無しが。

 そうですよ、いろんな名無しがいますよ、世界はきっと“ぼく”が考えているより広いから。札幌だって福岡だって日本です。日本だって数ある国のうちの一つに過ぎません。

 ぼちぼちいきましょうかね、……ってな感じでどうでしょう?

夜の雨
ai195033.d.west.v6connect.net

もんじゃさん、ご感想ありがとうございます。

A>もうかりまっか~? へのリターンは、ぼちぼちでんな~、がお約束だったような。あきまへ~ん、もあるのかな。<

「もうかりまっか~?」に対して「ぼちぼちでんな~」というと、「そこそこ」「少しずつ」ということになります。
相手が税務署だったら「そこそこ」儲かっているんやったら、「税金も、そこそこもらいまひょか」と、なってしまいます(泣)。
で、「泥男」の世界はどう考えても、商売がうまくいっているような雰囲気がありません。
なので、相手が一般人でも「あきまへん」ということになります。
(そもそも、泥の世界でどうやって生きていくんや、ということになれば、小説自体が成立しませんが)(泥の世界と人間との共存から書く必要がある)。

B>ともあれ、アホでもシネでもない名無しもいるのでは? 一般、と一括りにすること妥当ならざる名無しで、かつ泥とも砂とも無縁の、背中に翼の生えた名無しが。
 そうですよ、いろんな名無しがいますよ、世界はきっと“ぼく”が考えているより広いから。<

もちろんいます。
わかりやすく一括りにしているだけです。

かつ泥とも砂とも無縁の、背中に翼の生えた名無しが。 ←そりゃあ、ブルジョアの名無しもいると思いますよ。裕福(金銭的、精神的)なので、他人を侮辱するような発言をする必要がない方とか。ブルジョアと言っても、それがまたいろいろな考えをもっている方がいるので、それも一括りにはできませんが。
ということで、貧乏人の名無しでも、世の中が平和になる発言をしている方も多いと思います。

C>札幌だって福岡だって日本です。日本だって数ある国のうちの一つに過ぎません。<

大阪以外を舞台にした場合、その地域のことをある程度調べる必要があるし、私のイメージとしては東京が砂で大阪は泥ということになりますね。
まあ、むかしから大阪は東京に対して対抗意識があるようなので。
近頃では、都構想なるものが出てきているし。


D>ぼちぼちいきましょうかね、……ってな感じでどうでしょう?<

ぼちぼちいけたら、みなさん、幸せなのですがね。
一般庶民は「あきまへん」が多いのではないかと思います。


まあ、あれですね。
原稿用紙100枚近く書くのなら、設定をかなり広げることもできるので「ぼちぼちいきまひょか」ということになると思います。


ありがとうございました。

飼い猫ちゃりりん
KD106128158135.au-net.ne.jp

夜の雨様
面白かったです。なぜ面白いのかわからない面白さが面白いと思いました。

夜の雨
ai196066.d.west.v6connect.net

飼い猫ちゃりりんさん、ご感想ありがとうございます。

>面白かったです。なぜ面白いのかわからない面白さが面白いと思いました。<

「常識に囚われていない設定」だからではないかと思います。

ラストは落ち着くところに落ち着きましたが。

ありがとうございました。

アフリカ
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見えないものが見えるのって楽しいのかな鬱陶しいのかな……
良く分かんないけど見えない方が上手く行くような気もする。
場所によって見えかたが違うのは面白いかも?
面白いこと探してる
僕も知りたい

ドリーム
27-136-239-65.rev.home.ne.jp

拝読させていただきました。

なんとも不思議な物語ですね。
泥の世界、ムツゴロウに言わせればなんと答えるでしょう。
「人間どもよ泥の世界は捨てたものじゃないぞ」
そう言っているのかも知れませんね。失礼しました。

夜の雨
ai192137.d.west.v6connect.net

アフリカさん、お久しぶりです。

>見えないものが見えるのって楽しいのかな鬱陶しいのかな……
良く分かんないけど見えない方が上手く行くような気もする。
場所によって見えかたが違うのは面白いかも?
面白いこと探してる
僕も知りたい<

で、このコメントなのですが。
私の作品「泥男」への感想ですか?
ちょっと、内容が私の作品につながりませんが。
解説できるのなら、お願いします。

それでは、よろしく。

夜の雨
ai192137.d.west.v6connect.net

ドリームさん、ご感想ありがとうございます。

>なんとも不思議な物語ですね。<
不思議なことをイメージするのは楽しいので(笑)。

>泥の世界、ムツゴロウに言わせればなんと答えるでしょう。
「人間どもよ泥の世界は捨てたものじゃないぞ」
そう言っているのかも知れませんね。失礼しました。<

有明海の干潟の泥と「泥男」の世界の泥は質が違うのでムツゴロウだったら、窒息するかもしれませんが。
まあ、現実には人間がストレスで泥を吐き出すということはないし、泥の質がどうのということで、ウイルスがどうのとかは作品には書かれていないので、あまり気持ち悪くはないのかもしれませんが。
「人間どもよ泥の世界は捨てたものじゃないぞ」 ←ムツゴロウのいる有明海の干潟は住み心地がよいのでしょうね。動画を見ればムツゴロウがなわばりを主張して飛び跳ね、周囲にいるカニさんに迷惑をかけていますね。

ありがとうございました。

アフリカ
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言葉足らずでごめんなさい( ̄▽ ̄;)

噺の軸になってる言葉の具現化ですが見えていない言葉が様々な現象を引き起こす。それは面白いアイデアですが、見えていないものが見えていることが当たり前に展開されていく噺だから、もっと沢山色々なことが起こるからそれも描いたら良かったかな……

でも、突然見えるとか当たり前に見えるとかは面白さを削ってしまう気もしたので次第に明らかになっていく方が面白いかも?なんて感じたりしたのでした。

です

夜の雨
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アフリカさん、ご感想ありがとうございます。

>噺の軸になってる言葉の具現化ですが見えていない言葉が様々な現象を引き起こす。それは面白いアイデアですが、見えていないものが見えていることが当たり前に展開されていく噺だから、もっと沢山色々なことが起こるからそれも描いたら良かったかな……<

「言葉の具現化」されたものが、作品の面白さを引き出していると思うので、「もっと沢山色々なことが起こるからそれも描いたら良かったかな」は、言えるかもしれませんね。
ショートストーリーで書いているので、「言葉の具現化」については、簡単にしか書きませんでしたが、こういったアイデアから次の作品につながればと思います。

>でも、突然見えるとか当たり前に見えるとかは面白さを削ってしまう気もしたので次第に明らかになっていく方が面白いかも?なんて感じたりしたのでした。<

そういったやり方は可能なので、改稿するときは伏線を張りたいと思います。

ありがとうございました。

初音パンデ ミク
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以前、病院の作品を褒められた人間です。今回の名前は冗談です。
僕は、夜の雨さんの、あの犬の話みたいのを読みたい。
今回の作品、悪いとは思わないけど、正直、良くもなかった。
あと、ほんのちょっと説明を加えてもらえたら、ストレスなしで読めたと思います。

初音パンデ ミク
softbank126163117046.bbtec.net

僕が面白いと思うのは日本美術の鑑賞(主に画集での鑑賞)。これで人生を救われてます。

夜の雨
ai214215.d.west.v6connect.net

初音パンデ ミクさん、ご感想ありがとうございます。

>以前、病院の作品を褒められた人間です。今回の名前は冗談です。<
感想を大量に書いているので、思い出せません、すみません。
作品名か作者名がわかれば、思い出せますが。

>僕は、夜の雨さんの、あの犬の話みたいのを読みたい。<
「影は眠らない」ですね。原稿用紙51枚の作品ですので、結構書きごたえがあり、その分、内容も深くなります。

>今回の作品、悪いとは思わないけど、正直、良くもなかった。
あと、ほんのちょっと説明を加えてもらえたら、ストレスなしで読めたと思います。<
今回はアイデア勝負のような不思議系の「コメディ」が入った社会風刺の作品です。
人間ドラマがほとんどありません。
「影は眠らない」は人間ドラマと心理面がかなり入っていましたので、創りがだいぶ違いますね。
もっと、世界観が伝わるように書けばよかったのかもしれません。

>僕が面白いと思うのは日本美術の鑑賞(主に画集での鑑賞)。これで人生を救われてます。<
良い趣味をお持ちですね。
NHKの「日曜美術館」は録画しているのですが、録りためているだけです(笑)。


ありがとうございました。

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