作家でごはん!鍛練場
shion

死んだ恋人との夜

 ざぁざぁと音がしていて、窓に水滴が流れていく。梅雨だけあってじっとりと雨は降っていた。今日は日曜日。僕は休日だったので、家にいたが、もう夜になろうとしていて、外は暗かった。部屋の中にはテレビとクローゼットと丸い机と小さなソファがある。二年前の梅雨は僕の座っているソファの隣に恋人がいた。二人でDVDを観ながら酒を飲んだものだ。今は彼女の面影もなく、一人で暮らすには少し広いなと思う。二年前に突然心臓の病気で亡くなった恋人の名前は京子と言った。背が高くて、顔が丸くて、目が大きかった。僕は彼女について思い出す時、沖縄の歌謡曲を思い出す。大学で出会った彼女と僕はよくデートでカラオケに行った。カラオケの終わりが近づくと彼女はよくその曲を歌っていた。
 僕は夕食を作ろうとソファを立って、キッチンへ行った。休日しか料理しないし、部屋はこまめに掃除しているので、ガスコンロも料理器具もすごく綺麗だ。僕が冷蔵庫の中を眺めているとピンポーンとインターホンが鳴った。
「どちら様でしょうか?」
「あの……」
 その声を聴いた時、僕は非現実へと連れていかれたような気がした。
 ドアを開けるとずぶぬれの彼女がワンピースを着て立っていた。ずいぶん濡れたらしくブラジャーが透けて見える。
「どうして、君がここに?」
「気が付いたら、マンションの前の道路にいたのよ。しばらく茫然としてたわ」
「君は死んだはずだけど」
「私もそう思う。とりあえずシャワー浴びる」
 彼女は部屋の中に入り、洗面台で服を脱いでいた。しばらくするとシャワーの音がした。僕はクローゼットの中に彼女が昔着ていたスウェットを見つけた。洗面台の前に彼女の服を置いた。
 シャワーから出てくると、彼女はぎこちなく笑っていた。
「私、生き返ったのかしら」
「生き返った、幽霊、パラレルワールドから来た」
「なんだか夢みたいね」
「本当に夢だよ」
「ねえ、お腹空いたわ。あとビールも飲みたい」
 僕は冷蔵庫から缶ビールを出して、彼女に渡した。彼女はソファに座り、缶ビールを飲んでいる。僕はずいぶん奇妙なことが起きたなと思った。相変わらず外はまだ雨が降り続いている。部屋の中に雨音が響いていた。
 彼女は缶ビールを飲み終えるとぐだっとソファに横になった。疲れているのだろうか。彼女を構成していた原子は灰になり煙になったはずだ。じゃあここにいる彼女は何から生じたのだろう。
 僕はパスタをゆでながら、この奇妙な現象について考えていた。パスタをゆで終わると、フライパンの中のトマトソースに絡めた。
「ごはんできたよ」
 二年前みたいに僕は言った。
「祐君が作ってくれたんだ。おいしそう」
 僕らはリビングのテーブルに向き合って食事をした。スーパーで買ってきた安い赤ワインも開けた。
 いったい今彼女は何を考えているのだろうか。ちょっとこの異常事態にしては気楽すぎるような気がする。これじゃあ、まるで二年前から生きているみたいだ。僕はこうして過ごしていて、あの彼女と過ごした日常が続いているような錯覚がしていた。
「ねえ、せっかくこうして現れたんだからあなたに話していないことを何か言いたいわね」
「そんな隠し事なんてあったの?」
「私ね、今まで生きてきたけど、ずいぶん人生が淡泊なものだったのよ」
「人生が淡泊?」
「そう。小さい頃から私って、他の人と違って、他の人が感じるようなことを感じてこなかった気がするわ」
 彼女はパスタをフォークで絡めとって口に運んだ。
「確かにそんな話は聞いたことがなかったな」
「まぁ今となってはどうでもいいことかもしれない。だけどね、死ぬ前にあなたと過ごした時間はそれなりに充実したものだったのよ」
「それはよかった」
 僕は赤ワインを飲んで少し酔ってしまったのか、彼女の話をなんとなく聴き、気が付いたらパスタを食べ終わっていた。
 僕らはソファに深く座り込んでニュースを見ていた。プロ野球の試合結果が画面に映っている。彼女は自然に僕の肩に寄り掛かった。彼女の体の感触。僕はなんだか懐かしい気持ちになった。一人が平気な僕でもやはり彼女を失った時はショックだった。誰もいない部屋の中で毎日生活するのは苦ではないが、どこか物寂しいものだ。僕は彼女が死んでから今に至るまで様々なことを考えたが、結局解決するのはこうして彼女が元に戻ってくる以外なかったのだった。
 時計の針が十二時を過ぎると、僕らは当たり前のようにベッドに横になった。彼女が隣にいるのはずいぶん久しぶりだ。僕は暖かい布団の中で背伸びをした。
「ねえ。なんだか変な気分よ。私は病室の中で意識を失って死んだのに」
「僕はいろいろ考えたけど、案外この世界は奇妙なんじゃないかな。きっと基準なんてないんだよ」
「でももしそうだとしてもよ。他にも死んだ人が過去によみがえったことになるわ」
「うーん」
 僕はベッドの中で考える。もしかしたら他の人もこういう経験をしたことがあるのか。そしてそれを言わないだけなのか。
「私、死んだらなくなっちゃうと思っていたのに」
「もしかしたらだけど、僕らはもうなくなっているんじゃないかな」
「どういう意味よ」
「そのままの意味だよ」
 僕は明日仕事だったので、目を閉じた。彼女も僕の隣で横になっている。僕は明日も当たり前のようにこうしているのだと思っていた。
 翌朝目覚めると、ベッドには僕しかいない。部屋の中を見渡してもやっぱりそうだった。カーテンを開けると雨が降り続いていた。僕はベランダに出てみた。雨粒が少しだけ体に当たる。
 雨は大地を濡らしていた。際限なく空から降ってくる。雲は空全体を覆いつくし、太陽がどこにあるのかもわからない。もしかしたらこのやまない雨が彼女を生じさせたのかもしれない。彼女は雨のように現れて消えていったのだから。

死んだ恋人との夜

執筆の狙い

作者 shion
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雨をテーマに純文学を書こうと思い執筆しました。

コメント

匿名希望★
19.15.31.150.dy.iij4u.or.jp

二度読みさせて頂きましたね。
幻想譚……。
やはり茹でるのはパスタって事で……御馳走様でした!

shion
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匿名希望★様

読んでいただきありがとうございます。幻想的な話にしてみました。

飼い猫ちゃりりん
123-1-3-141.stb1.commufa.jp

shion様
前より文章が良くなっていますね。
でも、もっと良くなると思います。
まず、題名です。
題名は小説の中でも最重要の部分の一つに入りますので、とことんこだわって下さい。
「死んだ恋人との夜」
「恋人との夜」
この違いを考えて下さい。

最初から違和感を覚えます。
「いて」と「いく」の関係です。
サッカーをしていて、ボールが転がっていく。
違和感がありませんか?
これは音読が不足しているからだと思います。指摘し過ぎても嫌になるのでやめますが、書く前に日常会話を意識して下さい。そして書いたらもう一度日常会話として音読してみる。
書く前に話す。
書いたら話す。
文章は基本的に日常会話の様に書けば良いのです。

色々言ってごめんなさい。
でも、やはり上達しているので問題はありません。shion様は書けば書くほど上達するタイプだと思います。だから、指摘されても悲観する必要はありません。

小説の文章は「説明」ではないことを意識して書けばもっと良くなると思います。

shion
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飼い猫ちゃりりん様

読んでいただきありがとうございます。確かに音読すると若干違和感を感じます。文章の論理性は大事ですよね。多分自分で読むには問題ないが、他人が読むと読みづらさを感じるのかもしれません。小説は説明ではないですよね。情緒的なものが必要かもしれません。

夜の雨
ai212042.d.west.v6connect.net

「死んだ恋人との夜」読みました。

>もしかしたらこのやまない雨が彼女を生じさせたのかもしれない。彼女は雨のように現れて消えていったのだから。<
               ↑
ラストをこのように、彼女が現れた原因に雨を持ってくるのであれば、「雨による、伏線が必要です」。
彼女が亡くなる以前に「雨による不思議な現象が起きている」という「伏線」です。
そういった伏線らしきものがあれば、あとは読み手が勝手にイマジネーションを膨らまして、物語を創ってくれます。

別にニュース沙汰になるような伏線は必要ではありません。
主人公だけに関係している伏線で充分です。

たとえば主人公が子供の頃に「犬を飼っていた」とする。
その犬が雨が降り続いていた日々の中で亡くなった。
翌年の梅雨空の下、主人公が小学校の帰りに亡くなった犬と似た犬を見た。
その犬も、主人公を覚えているかのように懐いでくる。
主人公が似た犬だなと思いよく見ると、犬の毛皮の縞模様まで同じだった。
主人公は喜んで犬を連れて帰ろうとしたが、目を離したすきに犬は雨の中に消えていた。
こういった伏線があると、亡くなった彼女が現れて、また、消えても不思議ではありません。

純文学にするのなら、深い人間関係が必要ですね。
彼女が死に至るまでに主人公が彼女に対して何をしたのかとか、それが、通常の男女の仲以上(相手のためなら自己犠牲をいとわない)で描く必要があると思います。
また、上の犬の例で例えると、彼女が消えないように主人公は努力をしたが、やはり目を離した隙にいなくなったとかです。
現状では、純文学ではなくてエンタメです。

それでは、頑張ってください。

五月公英
p2865231-ipad030106sasajima.aichi.ocn.ne.jp

>雨をテーマに純文学を書こうと思い執筆しました。

<純文学>ってなんですか?

shion
KD027083171050.ppp-bb.dion.ne.jp

夜の雨様

コメントありがとうございます。伏線ですか。ちょっと考えてみます。

五月公英様

コメントありがとうございます。村上春樹や大江健三郎のような小説かなと思ってます。

茅場義彦
M106072175192.v4.enabler.ne.jp

前よりいいですねm 短いからね ごはんらしいね

shion
KD027083171050.ppp-bb.dion.ne.jp

茅場義彦様

コメントありがとうございます。ワンシーンだけにしました。

R
sp1-79-89-10.msb.spmode.ne.jp

>僕は非現実へと連れていかれたような気がした。
この文は作品中で浮いてます。あざといですし、なくてもわかります。書くなら非現実なんて抽象的な言葉を使わずに書いてみてください。
>彼女を構成していた原子は灰になり煙になったはずだ。じゃあここにいる彼女は何から生じたのだろう。
これは良いと思います。まあつっこむなら灰になり煙になり原子になりって順番なのでしょうけど。じゃあ彼女は何から生じたか、原子の再集合なんてことはないのか、原子に個別性だってあるはずだから、そういう意味では完全な死なんてなくて彼女を含めた私たちはいつまでも生きていることになるかもしれませんね。

shion
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R様

コメントありがとうございます。非現実とは書かない方がよかったですかね。原子は肉体でも灰でも煙でも原子なので、もう少しうまい書き方があったかもしれません。

アリアドネの糸
dhcp.nipne.ro

まとまっていてよかったと思う反面物足りない感じがしました。現実感を奪い去るためにはもっと徹底して具体的なことを書く必要があるように思いました。パスタを茹でるという例のように。感傷的な話で終わらないようにする工夫が必要だと思いました。

ゆたか
p7106091-ipngn32501marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp

この小説は村上春樹の小説「ノルウェイの森」に似ていると思いました。

ノルウェイの森では、主人公のかつての親友の恋人と、その親友の死をきっかけとして、恋人になり過ごします。物語では全体的に月明かりの静けささえ姿を隠す雨の静寂のなかを歩みながら進んでいきます。

村上春樹の小説はわたしたちが日常生活でつい遭遇してしまうような非日常が口を開けており、いつのまにかわたしたちはその世界に引き込まれていきます。

この小説はそれに近いと思いました。大切な存在の喪失、行き場のない想い……。それを派手さのない文体で浮かび上がらせている。

ちいさなおとぎ話のような話ですが、とても価値のある物語だと感じられました。とくに静けさがまわりを支配する文体で、かつての恋人との非日常の再開を表現する。これには油断ならない物語性を感じました。

好きこそものの得意なれといいます。もうすこし、大きな物語を草稿から書き起こし、長編にしたてあげてみると実力が増すのではと思います。

足音さえ雨に紛れてしまう空間を飲み込むような懐の深い静けさから始まる描写が恋人との非日常で切ない物語と結びついていてバッチグーでした。

shion
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ゆたか様

褒めていただきうれしいです。ありがとうございます。もう少し長いものを実力をつけるために書いた方がいいかなと僕も思っていたので、やってみようと思います。

新人教育係
81.208.138.210.rev.vmobile.jp

 読みやすい文章ですね。読者の心を揺さぶるようなシーンがほしかったです。再会の嬉しさ、また消えてしまうのではないかという不安、消えてしまった淋しさ、そういった主人公の感情が伝わってきませんでした。なんだか淡々とし過ぎているような気がします。
 落語の人情噺のように、短くてもグッと胸に迫るような表現を意識してはどうでしょう。死んでしまった愛する人と再会できたのだから、おおいに盛り上げてください。そして儚く消えてしまうからこそ、悲しみも大きくなるのでは?

shion
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新人教育係様

コメントありがとうございます。情緒的にして盛り上げるというのはちょっと苦手にしているところです。どうしても淡々としてしまいます。情緒的な主人公というのもありですよね。

アフリカ
sp49-104-6-105.msf.spmode.ne.jp

感想返しにきました

純文学を意識してるのであれば、精密に丁寧に描写を重ねる練習も必要かも?です。

僕もよく言われるけど台詞に気持ちが入ってない気がします。改善方法はよく分かんないけどセリフは非常に難しいので好きな作家の幅をひろげて沢山読むべき?かもです。

量が少ないのでよくはわかんないけど、おおまかな流れはキライではないです。ただ、パラレルうんたらは綺麗な説明がないと読み手を混乱させたり陳腐に感じさせたりするから注意しないといけないのかも?

アイデアの練習なのか、文章の練習なのか、自分自身で決めて書くと良いかもです。

でわ!

新人教育係
32.209.49.163.rev.vmobile.jp

 この作品を通して何を伝えたいのかよくわかりませんでした。

>もしかしたらこのやまない雨が彼女を生じさせたのかもしれない。

 その理由が、

>彼女は雨のように現れて消えていったのだから。

 では辻褄が合わないと思います。
「彼女は雨の降る中現れて、雨の降る中消えていった。もしかしたらこのやまない雨が彼女を生じさせたのかもしれない。」
 これくらいの表現にしておけば、単なる思い付き・想像に過ぎないので読み手にあまり違和感を生じさせないと思います。

もんじゃ
KD106154133120.au-net.ne.jp

 拙作へのご感想をありがとうございました。だなんてお礼から始まるコメントに似合わない攻撃的なことを書いてしまいます。

>「ねえ、お腹空いたわ。あとビールも飲みたい」

 村上春樹としかいいようがない、と思いました、勿論よろしくない意味で。

 あと、缶ビールとパスタと安い赤ワインとプロ野球の試合結果と彼女の感触とベッドの中の伸びと降り続く雨と懐かしい感じとこの世界と、ねえ、と、かな、ですか、まだまだありますけど。

 初期の春樹をそのままそこまでコピー(というか単語と言い回しと空気感を無節操に拾ってるだけ)して何を表現したいのかと怒りさえ感じてしまいました。読ませていただいた三作ともなので。

「僕」があまりに多くてストーリーを追えないくらいです(春樹師匠の小説にも「僕は」という主語が多いけど、当然ではありますが使い方が稚拙じゃないから気にならないし、彼の自己確認センテンスには揺らぐ語り手の自我を繋ぎ止める意味があるので「僕は」が有効だったりするわけですけど、御作には「僕」を乱発する必然性が見当たりませんから有害でしかないと感じます)。死んだはずの彼女と出会う、だなんて手垢のついた話を春樹文体(の表層的な言い回し)もろで書き綴って何を鍛えたいのでしょうか?

 好きな作家の癖が知らないうちにうつっちゃって改めたいのだけどそれがかなわず四苦八苦しながら自分の文体を探す途上にいる、という在り方なら応援したいと思います、勿論。でも開き直ったかのように確信犯的に、春樹で悪いか、っていうような調子で春樹節をこれでもかこれでもかと繰り出す有り様には嫌悪感しか感じません、本物の村上春樹を大切に感じているので。

 うわべの模倣による練習に意味がないとは思いませんが、日本語として稚拙な表現(例えば、適切でない位置の読点や、適切でない単語の選択や、ざあざあ降ったりしとしと降ったりマルシー春樹でないがゆえにあまりにあまりな箇所など)をまずはなんとかしてから模倣しないと、春樹師匠にも春樹ファンにも失礼なんじゃないか、とか感じちゃいました、無論失礼なことをしちゃうこともまた作者さまの勝手ではありますが。

 だなんてすこぶる攻撃的なコメントだけど、他者さまの作品にコメントされている作者さまの調子が目につきまして(誰かに言葉だけ吹き込まれたのかしら? とか思っちゃうほどに、描写、とか、物語、の意味を取り違えているのでは、みたいに感じたりもするのです、例えばですが)、いろいろ無自覚なんじゃないかと思い、練習の場だから好きに練習されたらよろしいのだろうという大前提をうち壊してまで上記のように書いてしまう次第です、断崖に向かって行進してゆく姿を見ているみたいな気がして。余計なお世話だったらその旨ご返信ください。気分を害されるかもしれませんが、今回敢えて思ったままをコメントさせていただきました。

shion
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アフリカ様

コメントありがとうございます。会話は苦手にしているところなのでもう少し書いていこうと思います。

新人教育係様

コメントありがとうございます。確かに最後はもう少しわかりやすくしてもよかったかもしれません。

もんじゃ様

コメントありがとうございます。小説を書いていく上でどうしても好きな作家に影響を受けてしまうということはある気がします。

初音パンデ ミク
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「いま、会いにゆきます」みたいな、誰にでも好かれるタイプの作品。最後の二行がいいと思います。
書き続ければ必ず文章は上手になる人だと感じました。

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