作家でごはん!鍛練場
秋田寒男

ユミVS新興宗教~ユミとミサトの宗教論争~

 ある一人の女子高生は洗脳されていた。名前はユミという。ユミは、頭脳明晰、文武両道、才色兼備の女子高生でみんなの笑顔が好きな天真爛漫の子である。
 自己啓発セミナーに友人のミサトが参加していた。そのセミナーは新興宗教のセミナーであり、その組織の名は「宇宙組織ニャンニャン団体」である。
 その組織には教祖様がいた。悪魔的な天才的頭脳と弁舌さわやかな口ぶり、まさに教祖にふさわしい人物である。

 ミサトはユミに宇宙組織ニャンニャン団体のセミナーに誘ったのだが、ミサトは躊躇した。というのは、ユミのカリスマ性だ。ユミは、高校で委員長兼風紀委員をしていたのだが、その美貌とカリスマ性からかいくつものファンクラブを有していた。その一つが、秋田寒男率いる「ユミ影」であった。無論、NARUTOの火影からとったのは言うまでもない。そのユミ影の第一原則は、ユミを影から守る、という暗黙のルールであった。このルールを違反したものは抜け忍ならぬ、抜けユミと呼ばれてユミ影から追放されるのは常であった。
 ミサトが何を恐れいてたか、と言うとカリスマ性の衝突であった。そのカリスマ性が衝突して組織が空中分解することであった。無論、ユミには組織を潰した前例がないわけではなかった。

 宇宙組織ニャンニャンパワフル団体には、一人の天才的戦略家の男がいた。その男は、兵法書の孫子、マキャベリの君主論を崇拝し実践する男であった。名前は猫太郎という。ちなみに、猫が名前を持つ者はもう一人いた。教祖の、猫助である。この二人の名前が合わさり、組織名にニャンニャンという名前が付いた。これは、猫助が考えたのだが、猫の泣き声には悪魔から身を守るという猫世界界隈で有名な格言から取ったらしかった。本当かは、猫世界の住人のみぞ知るのであった。

 かくして役者は揃った。この世界のレベルアップのために現れたユミがこの世界を牽引していくために…。

 ユミとミサトが、なぜこの世界に宗教があるのか議論を戦わせていた。
「ユミ、あんたねぇ、宗教はくだらないおとぎ話でしょ?現代の科学では宗教なんて簡単に否定できるでしょうに!大体、イエスが湖上を歩いたってデ・ン・セ・ツでしょ?まぁでもポアンカレ予想を説いたグレゴリーペレリマンは子供の頃、それを証明するために苦心したらしいけどさー。で、ペレリマンは気付いちゃったワケさ!」
「ミサト、あなたねー、宗教語るならそれ相応の知識ぐらい持ってよ。あなたの言ってる事は、ただの現代人の傲慢よ。科学?アイザックニュートンだって物理学の研究はごく一部で他は聖書の研究、大半は神に祈っていたそうよ。私は、聖ペテロがアッピア街道でキリストを見たのを信じてるのよ。クオ・ヴァディス・ドミネ、っていう言葉をね」
「クオ・ヴァディス・ドミネ?なにそれ?」
「これは、ラテン語で『主よ、いずこへ行きたもうか』って意味よ。せめて宗教否定するならこのくらいのラテン語ぐらい必須科目だよ?バカのひとつ覚えで宗教を否定しても、お里が知れるよ?」
 ミサトは生粋のリアリストなので伝説やら迷信やらの寄せ集めに過ぎないと自分勝手に思っている宗教をぞんざいに扱っていた。
「うむむ」とミサトが唸る。
「まぁ、私は神様を信じろーなんて言わないけどさ、先人達は偉大な宗教心があったからこそ事を進められてきたワケだよ。理屈理屈じゃきっとこの世界はきっと息苦しいよ。科学者も詩人も文学者も哲学者も、うーん、あとは宗教家も神様の恵みでこの世界で戦えたってわたしは考えたいな。そう思うと、こんな汚らしい世界でも私もガンバロって思えるもん」
「ユミ、あんた、変にロマンチックね」
「変で悪かったわねー」

ユミVS新興宗教~ユミとミサトの宗教論争~

執筆の狙い

作者 秋田寒男
133-106-79-47.mvno.rakuten.jp

二ヶ月ぐらい温めていたネタを載せました。後半はパパっと書いてしまいましたが…
新興宗教の教祖様とバトルしながらも最後はエデンの園?に到達する人間像を描こうと思ってますが、、、

ペダンチックな会話かつ自然な女子の言葉づかいを意識した。

コメント

shion
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一応小説にはなっていると思います。宗教テーマにしたということですが、もう少し深掘りしてもいいかなとも思いました。

夜の雨
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「ユミVS新興宗教~ユミとミサトの宗教論争~」読みました。

なにやら、わかりにくいですね。
宗教はわかりやすく書くべきだと思いますが。
世の中の不条理をテコにして、世の中のことを知らない純粋な精神の持ち主である若人を入信させるのですから。


 ユミとミサトが、なぜこの世界に宗教があるのか議論を戦わせていた。  ← ので、あって、「新興宗教の教祖様とバトルしながらも」 ←していません。バトルしているのは「ユミとミサト」です。教祖様は「猫助」です。

次作に期待します。

秋田寒男
133-106-80-1.mvno.rakuten.jp

shionさま

感想ありがとうございます。
深堀りすると、私の知能じゃ多くは語れなくて、、、本棚にはブルトマンの本がありますが、まだ未読なのです。まだまだ知識を蓄積しないとダメですね。

秋田寒男
133-106-80-1.mvno.rakuten.jp

夜の雨さま

感想ありがとうございます。
宗教は分かりやすく、、、ですね。
でも、その中に深い哲学がありますよね。

分かりやすく書くのはやはり大事なんですよね。回りくどいっていうか、分かりにくくてすみません。

いつも感想ありがとうございますm(_ _)m

次回、頑張ります。

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