作家でごはん!鍛練場
(仮)

『陰気』(『ドグラ・マグラ』雑感より)

『陰気』

“Negative”

いきなり、目の前に座っていた女性が私の前にしなだれかかってきた。
私と女性の左には黒い漆塗りの大きなテーブルがあり、その上には先程まで一緒に飲んでいた徳利と猪口がのっている。
私はテーブルから猪口を取り、口元に運んだ。
「ねえ、抱いてあげましょうか……?」
女性は酒に濡れた私の唇を見た。
「いえ、止めておきましょう……」
私は女性のはだけた着物の両の膝を見た。白っぽい紅潮した膝頭が目に染みる。
「なぜ?」
女性は元々開きがちだった着物の襟元をもっと広げて、上半身を私の胸元の近くに寄せた。
酒の甘い鼻につく薫り。
「私は陰気な男ですから」
「まあ!」
女性は憤然と、襟元と裾先を両の手で閉じた。立ち上り、襖を閉めて部屋を出て行ってしまった。

Suddenly, the wonan who was sitting in front of me closed weakly at me.
The left side of her and me is the black URUSI table, on that TOKKURIs and CHOKOs what she and I were drinking by together.
I took CHOKO from the table, and to my mouth.
‘Well, shall I hold you.. ?’
The woman said and looked at my lips are wet by SAKE.
‘No, I shall not.. ’
I looked her two knees done from KIMONO. My eyes were colored by those whitey red them.
‘Why?’
The woman opened ERIs of her KIMONO more, and closed her upper body by my chest.
SAKE's sweet spicy smell.
‘I am a negative man’
‘Why!’
She was angrily and closed her ERIs and SUSOs of KIMONO. She stood up and went out from HUSUMAs.

次に、誰かが襖を開けた。紅椿の咲いた朱塗り白いの襖。
入って来たのは、私よりも背の高い痩せた男性だ。
男性は紺絣を着て、黄色い帯を巻いている。
男性は私の右隣りに胡座をかいて座り、
「ご機嫌は如何ですか……?」
と長い煙草にマッチで火を点けた。
「ええ、まあまあです……」
私は男性の胸元。そして、胡座をかいている両脚を見た。細いが引き締まった片足首が見える。
「しませんか?」
「何を?」
男性は煙草を口から離して口の端を少し上げた。私はすっと左の手を男性の左膝に置いた。
そして、嗤う。
「私は至って陽気な男ですから」

Next, someone opened the HUSUMAs. The white ones with SHU blooming a red TSUBAKI.
Who came in is, a thin man who is taller than I.
The man is taking CON-GASURI, and be doing yellow OBI.
He sat in the right side of me with AGURA,
‘How are you.. ?’
he said so, and lighted on his long cigarette.
‘Yes, so so.. ’
I looked his chest. And, did his legs in AGURA. Looked a thin but firm ankle.
‘Do we do?’
I said.
‘What?’
He left his cigarette from and lifted his edge of mouth. I slid my left hand on his that knee.
And.. I laughed.
‘I am a positive man at all’



Fin.

『陰気』(『ドグラ・マグラ』雑感より)

執筆の狙い

作者 (仮)
121.134.31.150.dy.iij4u.or.jp

『ドグラ・マグラ』雑感より『陰気』です。
忌憚の無い御意見をお待ちしております!
英語版は同じ内容となっております(´-ω-)人

コメント

夜の雨
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(仮)さん、何が目的で投稿しているのですか?
一応、前作の『ドグラ・マグラ』雑感も読んでおりますが、作者さんの目的がわかりません。

前作の『ドグラ・マグラ』雑感は、「ドグラ・マグラ」の一部(導入部など)を書き、そこに外から第三者が会話文により、「ドグラ・マグラ」のテーマは何だろうか、と話し合っているわけです。
そしてその後に感想欄でまた、「ドグラ・マグラ」の一部(今回の『陰気』)が書かれているという構成になっています。


ところがですね。
青空文庫に「ドグラ・マグラ」がありますので、調べてみたら原稿用紙1200枚ほどあります。
かなりの長編です。

前作の『ドグラ・マグラ』雑感の内容は、上にも書きましたが、一部の内容しか書いていなくて、その内容とは関係のないやりとりを第三者の会話文で書いているので、鍛練場の読み手が御作を読んでも理解できません。

「ドグラ・マグラ」について語り合いたいのでしたら、青空文庫にある「夢野久作」の「ドグラ・マグラ」原稿用紙1200枚全文を読んだうえで、作者さんなりに「小説化」して、それを第三者が批評しているという手法をとると、鍛練場の読み手も御作を理解できると思います。

まあ、「ドグラ・マグラ」を読むまでもなく、作者さんが創作品を書いて、それを第三者が感想を述べている小説を書くという手法もあります。作中劇の小説です。

ちなみに「ドグラ・マグラ」は小説のほかに映画や漫画などになっていますので、基本的なストーリーなら小説を読まなくても映画とか漫画でわかります。
「ドグラ・マグラ」は文体が特殊なので、小説を読むことで、深くその世界に入ることはできますが。

前作と今回の御作では「ドグラ・マグラ」の一部しか書いていないので、それに対してテーマがどうとか、内容がどうとかを語るのはかなり無理があるのではないかと思います。

『陰気』(『ドグラ・マグラ』雑感より) ←ということらしいですが、青空文庫にある「夢野久作」の「ドグラ・マグラ」原稿用紙1200枚のどのあたりにある内容なのか、書いていると理解しやすいかもしれませんね。
それともあなたが今回書いた『陰気』の部分だけを読んで感想を書けばよいわけですか。そうだとするなら、「ドグラ・マグラ」全体は関係がないということになります。

まあ、どちらにしても長編の一部を投稿して、それについて意見を交わすということに意味があるのかないのか、御作の取り組みは難しいと思います。

以上です。

(仮)
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夜の雨様

ありがとうございます。

前作『ドグラ・マグラ』雑感は、「夢野久作」の『ドグラ・マグラ』に触発されて私が書いた内容となります。
今回の『陰気』は更に、本作から離れてオリジナルのものとなっております。
前作のコメント欄に投稿させて頂いたものなので今回注釈を入れましたが、独立した作として読んで頂ければ嬉しく思います。

夜の雨
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それでは感想です。

>>今回の『陰気』は更に、本作から離れてオリジナルのものとなっております。
前作のコメント欄に投稿させて頂いたものなので今回注釈を入れましたが、独立した作として読んで頂ければ嬉しく思います。<<

「私」(主人公の男)の元に最初は女性が関係を迫りましたが、「私は陰気な男ですから」と言って、断った。
次に私の元に男性が現れた。
>私は男性の胸元。そして、胡座をかいている両脚を見た。細いが引き締まった片足首が見える。<
ということなので、私はその男性を値踏みしたことになる。
「細いが引き締まった片足首」から想像して、その男性はそれなりの身体つきをしているのだろう。
そして私は男性とのやり取りに同意した。

>そして、嗤う。
>「私は至って陽気な男ですから」

女性のときは「陰気」を使い、好みの男性には「陽気」を使った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
話としては成立しています。
「陰気」と「陽気」を使った言葉遊びのように感じました。

A>「私は陰気な男ですから」  ←「私は陰気ですから」
B>「私は至って陽気な男ですから」  ←「私は至って陽気ですから」
A、Bの「男」を抜いて書くと、主人公の私を女性にも男性にも出来ますね。
読み手はたぶん、主人公を男として読むと思いますが、女とも、解釈できるので、言葉遊びとしては面白くなります。


「ドグラ・マグラ」について書いておきます。
この「ドグラ・マグラ」は「因縁」が題材になっていると思います。
大唐時代の中国大陸で、玄宗皇帝が楊貴妃を妃にしてから政治をせずに遊びほうけていたので、世は乱れました。
それを嘆いた天才画家の呉青秀(ごせいしゅう)が、自分の画力で国を救うべく、妻を殺して腐りゆく姿を絵巻物にして、玄宗皇帝に献上することに妻が同意する。
この世の栄華を誇るがごとき美女が腐り崩れていく儚さ、空しさ。
楊貴妃に心酔する皇帝に世の無常を訴え、改心させる仕事でした。
だが、絵が完成する前に妻の体が腐れ落ちてしまい描けなくなった。
そこで呉青秀は代わりのモデルを探して次々と殺人を犯した。
しかし玄宗皇帝と楊貴妃は家臣の謀反に遭い殺されてしまった。
それを亡き妻と双子の妹「芬(ふん)」から知らされた。
二人は追われ、憔悴した呉青秀は亡くなった。
芬は呉青秀の子供を身ごもっており、日本へ絵巻物と一緒に逃げのびた。

その後絵巻物を見る呉家の男性は、血を思い出させるのか女性を殺す因縁が展開する。

「ドグラ・マグラ」の話の根幹はこのようになっています。
「ドグラ・マグラ」全体では複雑な推理小説になっていて、話が人間の深い闇のようになっている。
ということなので、どうしても御作『陰気』を読むと、浅く思えてしまうのですよね。
呉青秀が玄宗皇帝に伝えようとした、「儚さ、空しさ。」このあたりを背景にして、作品を書かれてはいかがですか。
「ドグラ・マグラ」の話を知っていれば、御作、書き方が違ってくるのではないかと思いますが。

それでは、頑張ってください。

(仮)
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夜の雨様

わざわざ再訪ありがとうございます。
その上、丁寧な御感想をありがとうございます!

>A>「私は陰気な男ですから」  ←「私は陰気ですから」
>B>「私は至って陽気な男ですから」  ←「私は至って陽気ですから」
>A、Bの「男」を抜いて書くと、主人公の私を女性にも男性にも出来ますね。
>読み手はたぶん、主人公を男として読むと思いますが、女とも、解釈できるので、言葉遊びとしては面白くなります。

なるほど! 気が付きませんでした。
主人公の性別を確定しないというのは面白いですね。



>呉青秀が玄宗皇帝に伝えようとした、「儚さ、空しさ。」

こちらも……なるほど、でした。

>浅く思えてしまう

やはり、そこですね……。
課題です……。

素敵な御感想をありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します!

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他者がどうこう言おうと、かの「ドグラ・マグラ」に挑もうとするあなたは立派ですよ。
面白くないけど(笑)。かつて、映画でも漫画でも世に出ましたが、あれは<解釈の一つ>に
過ぎないのですから。
「キチガイ外道地獄祭文」、心ある、情念ある人間なら真似したくなります。

(仮)
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忍様

面白くないですか(苦笑)
温かいお言葉をありがとうございます!

(仮)
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一箇所、wonanとなっていました。間違い探し。
校閲機能便利。

(仮)
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fire様最高。
明日で二週間ですの~。

(仮)
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夜の雨様
ご紹介ありがとうございました♪
ぶっとんでいなくて
すみません( >Д<;)

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