作家でごはん!鍛練場
あふ

きみのこと

夕暮れの海浜公園。上空を数十羽の鳥が群をなして旋回している。
塩屋智美は、特徴的な鳴き声に引き寄せられるように視線をやって、ハトかも知れないと漫然と思う。野鳥に詳しいわけでもなく夕陽にぼんやりと浮かぶ影に確信はない。
それでも、ふわりとした白いイメージがそれに重なる。
「ハトかな…」
「ムクドリ」
独りごちるように呟くと、助手席を倒して目を閉じていた福添祐司が眠そうに答えた。
「ムクドリ?」
「黄色っぽい足とくちばし、短い尾。全長25cm位、飛ぶ時に腰の白が目立つんだ。ハトじゃないよね」
「そうなんだ……」
智美は、ハンドルに身を預けてフロントガラス越しの鳥達を見つめる。
「群れて飛ぶ姿は、智美さんの好きなパチンコの魚群に似てるよね」
身体を起こした福添も同じようにして夕陽の中の影を見詰めている。
「一言、余計」
智美は言って福添に視線を変えた。
半年前に途中入社した営業会社の同僚。営業のクセに無口なタイプの福添に、始めこそ距離を置いていたが、今では仕事の合間の殆どを福添と過ごしている。
「福ッチて、いつ仕事してるの?」
「お説教?」
「違うよ。こんだけ仕事サボってんのに数字、大丈夫かな?って思って」
「なんとかなるんじゃない? 今は、智美さんといる方が幸せだもん」
平然と答える福添。智美は小さく頷いてから不思議な感覚に想いを馳せる。
福添とは時間的な共有もだが、望まれれば抱擁もキスも拒んだりしない関係だ。
ただ、一線を越えるのには躊躇いを感じる。
理由をあげればきりがないが、一番には自分自身の過去かも知れないとも思う。
完璧だと信じていたパートナーからの裏切りを自分自身が消化しきれていないのかも知れないとも思う。
裏切りを知ったときの内臓の奥にある見えない襞から滲み出した強烈な痛みが、いまだに身体のどこかに張り付いているような感覚を覚える時もある。
「逢えてない時はさ……本当はさ、他の奴と会ってるの知ってて、それでもどうにも出来ない自分が、捻れて捩れて潰れそうなんだよ」
「そんなの当たり前じゃん。福ッチは、奥さんいるじゃん」
「だよね…」
「それに、私は独身なんだから誰にも束縛されることは、ないの」
「だよね。俺に何か言う資格はないよね…」
自分の想いを必死に伝えようとする福添の側にいるのは心地良い。受け取り過ぎてしまう気持ちも上手く溶かしてどこかに流してしまうことも出来る。そのくらいの大人には成れていると思う。
でもそれは、自分自身が数年前から想いを寄せる相手に対する保険のような存在なのかも知れないとも思う。
それでも、そんな自分の気持ち全てを理解した上で、それでも愛を告白し続けている福添に申し訳なく思うこともある。
ただ、自分自身を包み込んでしまっている薄い真綿のような膜が、福添のように素直な気持ちを伝えることを強烈に拒んでいる。
「私は、今のまんまが良いし。自分のテンポが崩れるのは堪えられないよ。楽しいくらいがちょうど良いでしょ?」
「うん、ちょうど良いかは別にして、そう思うようにしてるよ」
言いながら、福添は暗闇になりそうな空を見詰めている。鳥の群れは闇に呑み込まれて殆ど見えなくなっていて、特徴的な鳴き声だけが薄黒い空に響いている。
「私の何が好きなの?」
これまで何度も繰り返している質問。智美に取って質問自体に意味はない。
ただ、確かめる度に自分が失い掛けているものを足掻くように差し出す福添を見ていると智美は何か少しだけ安心する。
その感覚は、少しずつ積み重なって漠然とした薄闇の世界を緩和させてもいる。
保険としての存在が何かしらの存在価値を見出だそうとしてるのをぎこちない違和感として感じているのも否定出来ない。
それでも、一番に大切なものに福添がなることはない。
一番必要なものは自分を欲している相手の気持ちではなく、自分が欲する自分自身の気持ちだ。
「強くて大胆に見えて、本当は繊細で脆いところとか…そばにいると落ち着くし。後は、素直にと言うか、自分のままでいられるところとか…」
「女の子みたいだよね」
言って腕時計に目をやる智美。一年で一番昼間の短い季節。空が、紅色からモノクロに変わっていても帰社しなければならない時間には少しだけ間がある。
「もう少し、ここにいる?」
福添が訊ねた声と重なるようにスマホが短く振動する。瞬間的に昼間に送っていたLINEの返信に違いないと智美は思う。
「もう、帰ろっ」
言いながら開いたLINEの発信者を見て確信する。今夜は逢えるに違いないと確信する。
直ぐに画面を開いて内容を確かめる。
そして、自分が欲している答えと違う返信に落胆する。
「気が付かないフリを続ければ苦しくて堪らないよ?」
「なんのこと?」
「別に……」
口ごもる福添が言いたいことはわかっている。それでも素直に自分の気持ちに従って動いたとして。もしも、彼がそれに答えてくれたとしても決して自分のものにはならない。
自分は福添のように、寄り添う為に毎日のように傷付いて、毎日のようにそれを乗り越えて、更に相手に譲り続けることはできないと思う。
もう、二度と傷付いたりしたくない。
「ムクドリが群れて飛ぶのはさ。それぞれが自分自身を守るためなんだってさ」
「自分を守る?」
「そう、魚の群と同じように大きな敵に襲われた時に誰かが犠牲になって沢山の仲間を結果的に救うの」
「それってもしかしたら襲われるのが自分かも知れないってことでしょ?」
「そうだけど、一匹で飛んでいるより安全だよ」
「そうだけど……なんだか切ないね」
「でもさ、俺は思うんだよね。きっとムクドリ達は一番守りたいヤツを囲むように群れて飛んでるんだろうな…ってさ」
「そうかな?」
「間違いないよ。そして智美さんの周りにも沢山いるよ?」
「何が?」
「沢山のムクドリ?って言うか、俺達?」
言って前屈みの姿勢から身体を起こす福添は暫く考えてから絞り出すように続ける。
「だから、少しずつでも踏み込んで行きなよ。駄目でも沢山のムクドリが飛んでるよ。智美さんが傷付かないように寄り添って皆飛んでるよ。だから、大丈夫…」
言いながら車を降りようとする福添の手を取る。何か言葉で伝えなければと思うが、智美は喉を駆け上がる言葉を見付けきらない。
「大丈夫だよ」
智美の手を放す福添。
内臓の奥にある淡い痛みが疼くように滲みていく。失うことへの恐れと、自分自身が必要としているものへの執着心のバランスが崩れていく。
ムクドリの鳴き声が消えていることに気付く。
室内灯が淡く照らし出す福添の手が闇に消える。
車のドアが閉まる音が響いて、室内灯が薄く消えていく。
智美はLINEの画面を見詰める。



【 おわり 】

きみのこと

執筆の狙い

作者 あふ
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久しぶりでした

好きな奴にどっぷりぐったりまったりし過ぎて脳ミソ腐ってますます

コメント

夜の雨
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王島将春 さんへ。
こちらのサイトは布教活動をするところではありません。
小説を投稿するところであり、その感想や批評等をいただき、意見を交わすところです。
そういった意味では、サイトのガイドラインに違反します。
それに、あなたの「I P」と私の「I P」が、そっくりなのです。
そのI Pが似ているあなたがガイドラインの違反を行い、投稿禁止ということになれば、私も小説の投稿や感想等を書き込めなくなる恐れがあります。
あなたの「I P」と私の「I P」が似ているので、投稿禁止の網に引っかかる恐れがあるということです。

ということで、社会常識をもって、行動してください。

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あふ さん、「きみのこと」の感想です。

>好きな奴にどっぷりぐったりまったりし過ぎて脳ミソ腐ってますます<

ふ~ん……。
脳ミソ、正常に機能していると思いますが。
御作を読むと、脳ミソ正常すぎて、ぼんやり読んでいると、登場人物である塩屋智美と福添祐司の精神活動がわかりにくいですね。
わかりやすく書くと、御作での登場人物の心の動きがこまやかすぎて、手を抜いて読むと、解読が、作品の本質から遠ざかってしまうような気がしました。
本来ならエピソード込みで心の動きとかがわかるようにしたらよいと思います。
御作は一場面の中で、二人の心の動きをすべて書き込んでいます。
だから、説明調になったりしていますね。
説明調になっているので、考えながら読む必要が出てきます。

それにしても、掌編にしたら内容はしっかりとしていました。
塩屋智美は別に本命の男がいるのに、そちらとはうまくいっていなくって、福添祐司をサブとして付き合っている。福添には妻がいるので、智美とは不倫の関係ということになる。
智美は独身なので、自己都合からいうと何ら自分には問題はない、と思っている勝手な女です。つまり、智美自身は傷つかなくても、福添の妻は傷がつく。そういったところに思いがいっていない自己中女です。まあ、福添とは最後の一線は越えていないようで、だから、智美は安心しているのかもしれませんが。
しかし、不倫がどうたらというのは、肉体関係よりも精神的な関係ですからね。

で、御作は細かく読んでいると、かなり精密に中身が展開されていますので、矛盾はありません。
不倫が良いとか悪いとかという話では、矛盾はありますが。
御作の話の展開は矛盾がないということです、面白く出来上がっています。

どこが面白いのかというと、智美を中心にして周囲の男たちが「ムクドリ」の群れのごとく、彼女を守っているという話です。現状では、周囲の男といっても福添だけしか描かれていませんが。
御作がもっと長ければ、複数の男たちがムクドリのごとく、智美の周囲に展開していれば、作品としてはレベルアップになります。
ムクドリは一匹で飛んでいると天敵に襲われたとき、助からないので、群れで飛んでいる。
群れの場合は、その中の一匹である自分が襲われる可能性は少ない。
御作はそのムクドリの話を転化して、智美と周囲の男たちの話として、福添がしている。
智美と言えばその福添のムクドリの話は、上の空で、本命の彼からのLINEの画面に意識が向いている。

何やら、男と女の結構深いドラマが描かれているという感じです。
現在進行形のドラマですが、きりの良いところで締めていました。
ただ、上にも書きましたように一場面で詰め詰めの説明調みたいな話の創りなので、読むときは掌編なのに、結構疲れます。

お疲れさまでした。

偏差値45
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曖昧で「伝えたいこと」がよく分からない。

営業と言ってもいろいろな会社があるわけで、具体的に描かないと見えて来ない。
言わば、物語の世界観ですね。
登場人物の目的や課題・問題が分からない。
簡単に言えば、物語の方向性です。
>「間違いないよ。そして智美さんの周りにも沢山いるよ?」
そういう根拠やエピソードがないと、唐突過ぎる気がしますね。

もう少し起承転結を意識した方が良いと思いました。

(仮)
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素敵な作品でしたが、一読では事情が把握できませんでした。
いや、わからんでいいと思われそうですが、二読目でなんとかわかった部分もあります。
『保険』という単語が一番印象的でした……。
あ、漢字が結構難しくて苦戦しました。
ありがとうございました。

あふ
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夜の雨さん

ありがとうございます

指摘通りに一場面で伝えきれる筈もない内容と言うか心情です。
ムクドリが僕自身の投影であるのだと思います。

不倫についてですが糞です。
だから僕も糞で出来た糞人間です。

それでも何か救いがないかと毎日足掻いていたりもしてます

刺激と言うか痛みは強烈に感じているつもりなので時間がある時すこしまとまった何かに吐き出してみたいとも思ってます。
いつもありがとうございます

あふ
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偏差値さん
ありがとうございます

伝えたいことが良くわからん!とのこと
そうかも知れないと思います

沢山の男達に囲まれる女の説明や、男達の説明。全然してないですね。全く指摘通りです。
自身の為に書いたのがありありとわかってしまいますね反省です。

時間を作って色々考えてみます

ありがとうございました

あふ
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(仮)さん
ありがとうございます

分かりにくいとのこと、確かに自分や自分の状況を把握している人に向けて書いたのが露呈してますよね。
読んでくださる皆に伝えることができるように次は頑張ってみます

漢字の件は本当にごめんなさい

ありがとうございました

上松 煌
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あふりかさん、こんにちは

 拝見しました。
今までの物より格段の進歩で、あなたがいつか言っていた「愛しい大切な人」の存在が、こんなにもあなたの心を深化させるのかと思いました。

 福添の切なく美しい想いが男の哀しい美学を彷彿として、おれは涙が出ました。
福添のような静謐で強靭な男が増えれば女性は幸せでしょうね。
よ~し、おれもがんばろうっと。

 

u
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良かったよ
マア今迄のチョット心配なだけどソコソコ上手いあなたの作品としては
でも、チョット返信読んだのですが>指摘通りに一場面で伝えきれる筈もない内容と言うか心情です。ムクドリが僕自身の投影であるのだと思います。てかちゃうのね?って作者様の心情あたしが勝手に否定してしまってもいけないのですがそういうキャラ作者なのかい?と思いつつもちゃうやろうなんて
本作甘さも出ていてよかったというか?
御健筆を

あふ
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上松さん
ありがとうございます

最近ダメなんですよね
なにやっても集中しない出来ない
意識があちらからあちらに偏ってしまってます

でも、本当にその現実を受け入れてそれでも尚且つ笑える精神力を身に付けたいのでした。

ありがとうございました

あふ
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uさん
ありがとうございます

最近、本当に糞から生まれた糞人間って感じです

そして更には活字読むのも億劫になるくらい人を好きになることの甘味に溺れています。つまりは堕落して、痛みや苦しみを倍増させてる。
多分、それは怖いからなんだろうけど。

早く手離せることができるようになりたいです

ありがとうございました

群青ニブンノイチ
KD106161230177.au-net.ne.jp

もう完全に書けなくなってしまったらしい様子なので、これは餞別です。

ここでのあなたのキャリアの後ろ半分ほどは、のろのろと思考や感性こそを鈍く狂わせる時間でしかなかったらしいことを何となく感じさせられていたので、言い方はおかしいかもしれないですが、納得の幕切れではあります。

真面目に書かれたものとはもちろん爪の先ほども思ってはいませんが、書く以上にはいい意味での最低限の見栄のようなものは働かせずにはいられないはずで、そういった意味だけにおいてもこの作品が取るに足りないものでしかあり得ないことは作者自身が端から自覚のあるところだとは思います。


地の文ではなく、所詮セリフにこそこの度の作者の作為なり欲求のようなものが露骨に傾いているらしく感じさせられることだけでも、この作品に対して好感を思いつかされない理由として余りあるもののような気がしています。
セリフに重きを置くな、と言っているつもりではなく、体裁の選択が間違っているとしか受け止めようがないから信用ならないのだ、ということを言っているので勘違いしたらダメです。

人称というものを単なる選択的な体裁と考えているなら、それは恐らく、間違いのような気が個人的にはしています。
そういった観点にゆだねるなら、わたしはこの作品を神視点だろうが単一視点であろうが、所詮三人称とは受け止めがたいような気がします。
それは、上で誰かが言っているよう説明的であるとか、そういった意味とは違うつもりなのでやはり勘違いしたらダメです。

あるいは、理屈的選択であってもいいのかもしれないと、思わないでもところもあるのかもしれません。
少なくとも、わたしならこのサイズの作品でこの内容ということなら、恐らく三人称は選択しません。
そもそも三人称などほとんど使ったこともないのですが、単に読者目線として、といった意味であっても効果的なものとはやはり受け止めないだろう、ということです。
さらに勘違いしてほしくないのは、これは一人称で書くべきのようなことを言いたいのではなく、一人称で書くべくして書く心象を的確に眺められなくして、このサイズで三人称など適切にコントロール出来るはずは、正確にその意図を使いこなせるはずはないだろう、ということを言っています。
わたしのことをよく知るあなたのことですから、わたしらしく言わせてもらうなら、これは三人称の笠を着たただの説明文でしかない、といった意味で言っています。
三人称という体にあって説明的である、という意味ではなく、安易に三人称を用いたがった結果として無自覚にさらけ出される誤用、という意味で言っているのですが、わかりますか。


一体誰が読みたいのか。
個人的にはいよいよそんなことばかりが気になってしまうのですが、そういった興味においてこの作品には恐らく、読書は存在していないような気がしています。
セリフにドラマを思いつきたがるならそれも結構なのですが、その肝心なドラマを植えてくれるはずの地の文にこそ、読者に奢られて然るべき楽しみやダイナミクスのようなものが、つまり作者によってもてなされるべきそういった意図の気配がまるきり感じさせられないということです。


いちいち指摘されるまでもないことは作者自身が一番わかっていることでしょうし、わたしもそれを理解しながらあえて言っているのですが、それがどういったつもりであるのかと言えばつまり、引導をわたす、といった意図に近いものがあることには違いないのだと思います。
いずれのキャラクターにも魅力を思いつけないことは、作品の意図によっては何も否定的なことばかりではないはずなのですが、やはり地の文ということなのでしょうか、三人称まがいの語りが語り手やキャラクターの意思を補強する、援護するような立場にあって、その上で読者にとって魅力的な存在として映り得ないとなればそれは最早作者の書き損じ以外の何ものでもない、少なくともそれは読者のために開かれたものでは決してあり得ないという、むしろ作者の欲求のためにのみ存在するばかりのただの自慰作文でしかあり得ないことの証左、あまりにひ弱な作為としての墜落という有り様としか受け止めようがないということです。

そんなことさえも織り込み済みで投稿されたらしいことすら個人的には疑っているわけで、つまりこの作者は自身が望む欲求にすら創作という集中を傾けられないほどにまで、その意欲や憧れこそを萎ませてしまったのだなあ、とつくづく感じさせられたということです。


この場所で、自分以外と小説の話をすることに意味はありません。
それをすることで、結局は自分と戦うことしか、戦わせることしかここには意味がありませんでした。
わかってくれない人がほとんどなのだけれど、たぶんあたしはそれをずっとやり続けてきたという自負も自覚もあります。
全く理解されなかったことを、誇りとすら思っています。

この三人称の何が許されて、何によって死ぬのか、そんなことを今更話さなければならないなら、とても残念なことです。

あふ
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ありがとうございます

僕が、ずっと貴女に憧れているのは、貴女の書き物に対する愛情ってことなのだと、そしてその愛情が僕には本当に薄いのだと、だからこそ貴女のその愛情、執着、痛みを伴う現実の現場に強烈に惹かれているからですと先ずは伝えないといけないのかもしれません。
そして今現在、貴女が指摘されたように全く書けなくなってしまいました。
それは、僕にあった書き物への想いが別な方向に向いているからで、今はその場所にどっぷりと堕ちて行きたいのかもしれません。
書きたい。書き倒したい。って、喘いでいた頃の想いが路地に落としてしまったソフトクリームがなすすべもなく溶けていくのと同じように手元から離れてしまいました。
とは言え、書くことを全て止めてしまうことも出来ない。ここだって暇があれば覗いてしまう。捨て去ることもできなくて情けない感覚もあります。 震える程、叫びだす程の書き物に最近は出会えていないこともあるのかもしれません。
それでもやっぱり一番は僕が糞人間であるからなんだけど今は抜け出せそうにもなく…

と言うか、人称や台詞の在り方。キチンと受け止めたつもりにはなってます。
勘違いしてる可能性もありますが。

貴女は書けているのでしょうか。また、貴女の書き物に触れてみたくて返信しているワガママでした。

ありがとうございます。
餞別、泣けるほどに感激でした。

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