作家でごはん!鍛練場
ラピス

海の向こうで戦争が。(15枚程)

 一発の閃光弾が、夜に隠されたすべてを暴きだす。物陰に潜んでいたきみは、素早く辺りを窺った。
 支柱の折れたテントには穴が開き、足下には無数の薬莢が転がっている。硝煙の臭う赤土には血痕が散っていた。
 汚れた軽トラックが地平線へと遠ざかる。荷台の、機関銃を抱えた連中も、きみと同じ褐色の肌をしていた。
 きみの背後で、崩れた壁の下敷きになった野良犬が哀れげに鼻をならす。
(罠かもしれない。犬に爆弾が仕掛けられているかも知れない)と猜疑心から、きみは犬を助けなかった。
 どくどくと脈打つきみの心臓や、背中を伝う汗の一滴まで、ぼくには感じられるようだ。

――二○○四年。

     *

「シクスティン(十六)歳のシクスティンだ」
 ハイスクールの新学期だった。隣の席になったシクスティンは、自己紹介して笑っている。白人と中米人の混血で、伸びやかな身体と、白い歯並びが印象的だった。
 シクスティンは、日本の女の子を恋人にした経験がある。
 ぼくは東洋文化に疎い日系人だった。両親から生まれも育ちもカリフォルニアだし、日本人とも交流がない。戦争前に渡米してきた祖父が、故郷の日本を嫌っていた。
 シクスティンにでたらめな情報を聞かされていたために、ぼくの日本のイメージは珍妙になった。
 例えば、日本人街をぶらつき「罪人」と書いてあるシャツを買ったとする。
 シクスティンに意味を尋ねた。
「日本の伝統的な文様だ」とシクスティンは答える。ご丁寧に様式美の違いまで解説して。
 本気にしたぼくは、罪人シャツを着て日本人留学生に合掌した。当然、失笑されている。
(カリヤ)
 笑いながらシクスティンは、ぼくの名を呼んだ。独特のイントネーションを思い返す。
 ぼくは波打ち際で時を忘れ、いなくなったシクスティンの瞳と似た、暗い色の海を眺めた。
 アリューシャン列島から吹きよせる風に煽られて、波のうねりは昼間より大きかった。飛沫をあげて波が打ち寄せ、ぼくの腿を嬲っては引き上げる。波は崩れ、大気と混じり合い白濁した。
 ぐっしょり濡れたジーンズの股の間から、水滴がぽたぽたと滴り落ちる。身動きもせず海水を被ったおかげで、両脚の感覚は麻痺した。
「カリヤ!」
 歩道でパーム・ツリーに凭れていたマリイが叫ぶ。痺れを切らして早足で砂浜をやってくる。
 日没前の西海岸には数人のサーファーがいるだけで、景色は寒々しかった。
 クリスマスだから通りのレストランは閉まっている。砂浜に張り出したテラスのテーブル・セットも片隅に積んであった。
「泳ぐつもり?」
 ぼくの傍まで来たマリイが顔を顰める。
「それとも、死ぬつもりなの?」
「まさか。死ぬ気はないよ」
「なら、いいけど」
 柔らかそうな赤毛をフードで覆い、マリイは「雨が降りそう」と呟いた。
「ぼくにつきあわなくたっていい。早くしないとパーティに遅れるよ」
「あなたもね」
「出席しないと話したはずだ」
 マリイが眉を寄せて、形のいい唇を歪ませる。
「あなただけが悩んでいると思わないで」
「きみもシクスティンが心配かい」
「当然よ。だから反戦運動にも参加してるでしょう」
 両腕を腰に当てて、マリィが胸を張った。
 ぼくは、少しむっとする。
「きみは――」と反論しかけた。
 ぼくの言葉を、マリイが遮る。
「もうじき行ってしまうアンリの送別会でもあるのよ」
 堪え切れずに、ぼくは疑惑を吐き出した。
「きみは反戦を唱えながら、同窓生で集まって出兵を祝うのか」
「祝ってなんかない。仲間うちで楽しい時間を過ごしたいだけよ。――つらいときに思い出せるように。それとも、あなたのように海水に浸かって、苦い思いを共有すべきかしら?」
「悪いけど騒ぐ気になれないんだ。ぼくに構わずに行ってくれ」
 マリイは無言で身を翻す。
 ぼくは言い過ぎたと思った。けれど、偽らざる本音だから仕方がない。ぬくぬくした室内で、星の煌めくツリーを見ながら皆がクリスマスに浮かれる間にも、シクスティンは戦場で震えている。
 アンリの送別会にしたって、喜んで戦場へ送り出すみたいで嫌だった。
 パーティを断った先月、アンリは語った。
「シクスティンは弱い男じゃない。アキレス腱を切っても平然としてたやつだぞ。いつだったか肉屋で働いててさ、スライサーで骨まで切れた指をぶらぶらさせて笑ってたな」
「怖い男だ」と漏らして、アンリはいかつい顔をいっそう険しくした。
「カリヤを片眼にしたのも、やつだ」
「あれは銃が暴発したんだ。シクスティンも怪我をしてる」
 ぼくが事故を強調しても、アンリは聞き入れない。
「マリィの一件で、故意にやったのさ。やつはカリヤを意識してた。ゲイなんだよ」
「噂で決めつけるな。マリイは卒業してから同志になった、三人とも友人だよ」
 きっぱり告げる。
 アンリは気まずそうに口を噤んだ。マリイに端をなした暴発事件は、同窓生の間じゃ周知の事実だ。だけど、話題に上らない。
 シクスティンには人を黙らせる気迫があったし、マリイには人望があった。
 男性では一回り小さいぼくなんて弟分みたいなものだから、アンリも口が緩くなったんだろう。
 シクスティンにマリイを意識させたのは、ぼくだ。「好きな女はいるか」とシクスティンに聞かれて、マリイの名を挙げたから。
「きみは?」と、ぼくが質問したとき、シクスティンは気乗りしない返事をした。
「おれには、いない」
 けれど、翌週にはマリイと付き合い始めた。呆気にとられたぼくに何の言い訳もしない。さらりと「マリィを落とすのは楽だった」と笑った。
 そりゃ日系のぼくに比べて背も高く、骨格もできあがってる。おまけに色気のあるシクスティンが微笑めば、女の子は拒否しないだろう。
 でも、マリイは生粋のアメリカ人にしては小柄で、話が合うから、ぼくは気に入っていたんだ。
 同じ学校だったから、たいてい二人はぼくの目につく場所にいた。
 校内でキスを交わすシーンを見たときなんか、眠れなかった。
 目を開けてキスしていたシクスティンは、ぼくと目が合うと驚くどころか冷笑し、マリイのヒップにさわった。
 軽く抵抗したものの、マリイはしなだれて甘い息を漏らす。
 よく知ってる二人に動物的な部分を見せつけられて、困惑した。
 二人のディープ・キスを目撃した後、家へ帰ってからも興奮は冷めなかった。
 ぼくはベッドに寝転がって、シクスティンの裸の胸や、彼に抱かれてもだえるマリイを想像した。
 シクスティンの長い指がマリイの胸を揉み、唇がなめらかな背中を這う。
 翌朝の目覚めときたら、最悪だった。
 二日もしないうちにシクスティンとは通りで出くわしている。何くわぬ顔で「元気か」と笑いかけられて、苛ついたぼくは本音をぶちまけた。
「きみは友情を裏切った」だなんて、我ながらくさい台詞を吐いた。
「決着をつけるか?」
 真摯な眼差しを向けたシクスティンはアパートへ戻り、拳銃を持ってきた。
「ロシアン・ルーレットで決める」
「ぼくは銃を扱えない」
「やるのは一人だ。三発撃っても生き延びたら、おれの勝ち」
 悪戯を仕掛けるときみたいにシクスティンがウインクした。
 ぼくは彼流のパフォーマンスだと甘く見て、話に乗った。どうせ「空砲さ」と笑って、おしまいだと思って。
 実際にシクスティンが弾を籠めたとき、心底驚いた。ぼくは命を賭けるほどマリイに本気じゃない。
「やめてくれ。わかった。もうわかったから。きみの気持ちは」
「わかるものか」
 シクスティンは、ぼくの面前で引き鉄に指をかけた。
「やめてくれ」
 シクスティンに体当たりしたぼくの瞼を実弾が掠める。焼けつく痛みで目の奥が疼いた。無事な左眼で飛び散る血が見える。
 意識が朦朧としたぼくの視界いっぱいに、色を失くしたシクスティンの顔があった。
「死なないでくれ」
 シクスティンは、ぼくが救急車で搬送されるまで、泣きながら繰り返した。
 ぼくは、死に怯えながら死に急ぐシクスティンの矛盾を知った。
 警察や家族に詰問されたとき、白々しくぼくは答えている。
「銃の撃ち方を教わりたかったんです」
 学校や警察には事故で通したけど、シクスティンはしばらく檻に入れられた。JROTCの奨学生でライフルの扱いを習っていたし、拳銃も所持して、責任がある。好んで軍に所属したんじゃないのに。
 CNNのニュース・キャスターのいう「愛国心から志願した兵」なんて嘘っぱちだ。貧乏学生を軍のリクルーターが勧誘している。
 市民権をやると説得されて、グリーン・カード欲しさに兵役に就くヒスパニック系の男も多い。
 アンリのように正義感で入隊するやつもいる。けど、シクスティンは大学で専門教育を受けたくて志願した。
「たまにでもいい、おれを思い出してくれ」
 旅立った夏の朝。シクスティンは、ほろ苦く笑った。
「長引けば来年、ぼくも来るはめになりそうだ」
「それはない。もし兵役が義務になっても、カリヤは検査で落ちるだろう」
「右が失明してるもんな」
 複雑な顔で頷いたシクスティンは、イラクの中でも危険な地区に配属された。
 十八歳から八年間、アメリカ人の男は徴兵登録しなけりゃいけないが、戦地に赴任したりしない。今のところは軍人だけだ。
 来年の初夏辺りには立法が改正されて、ベトナム戦争みたいに民間人も徴集されるかもしれない。
「誰かが戦う必要があるんなら、自分でもいいさ」
 半年前に呟いたシクスティンは、いまだに帰らない。
「他国の平和のために、捨て身で紛争を収めにいくんだ」と信じたアンリも、新年を待ってイラクへ派遣される。
(他国のために、か)
 アンリはおかしいと思わないのだろうか。途上国に武器を売ってるベスト5がアメリカであるわけや、ベトナム戦争時に青年だった大統領がちゃっかり兵役を逃れていた事実を。
 ともあれ、戦争に行けないぼくは無事を祈り、反戦運動に参加するしか道がない。

     *

 すっかり陽も落ちた。途切れ途切れの細い雨が、灰青色した海に吸い込まれていく。
 死ぬ気のなかったぼくは湿ったスニーカーに足をつっこみ、海岸通りを歩いた。
 道を湿らせた程度で雨は止んだ。けど、通りには人気がない。
 クリスマスの電飾が点滅する家の中ではホーム・パーティが開かれて、皆、甘いエッグ・ノクを味わっているんだ。
 普段、街には色んな人種が犇めいていた。白、黒、赤、黄――肌の色も、髪も瞳も微妙に違う。
 アンリは母親がフランス人だったし、シクスティンの祖父はメキシコから渡ってきた。両親ともにヒスパニック系の友人もいる。
 ぼくの祖父もそうだけど、移民した者は新しい国に希望を抱いていた。
 家に戻ると、両親は近所の連中を呼んで騒いでいる。酔っ払いに絡まれぬよう、そそくさと部屋に入って愕然とした。
 子供たちがケーキのついた手で、コンピューターを弄ってる。インターネットの回線まで繋がっていた。
 ぼくに気づいた瞬間に、子供たちは喚声を上げて部屋から逃げる。
「しょうがないなあ」
 そのまま中身をチェックしたら、シクスティンからのメールが届いていた。
『メリー・クリスマス、カリヤ。楽しんでるかい?』
 基地では七面鳥が支給され、シクスティンも喜んで食べていた。ふるまわれた酒でほろ酔い気分だとも書いてある。
(こういうやつだった)
 緊張感が安堵で緩んだ。だけど読み進むにしたがって憂鬱になる。
『もうすぐ日本の兵隊が来る。日本兵が死んだら、最高で九十二万ドル遺族に支払われるらしい。羨ましい話じゃないか。おれたちの上限は、保険に入って二十五万ドルだ。それでもベトナム戦争よりはマシかもな』
 シクスティンの父親は顔にケロイドをこさえて、ベトナムから戻っている。
『帰還兵は歓迎されるどころか、麻薬中毒や飲んだくればかりだと軽蔑されている。軍用犬は細菌を持ち込むと捨てられた。ノイローゼになって社会復帰できなくなったやつもいる。枯れ葉剤を撒かせたやつは偉くなりやがったのに。アメリカに帰ったら、おれたちも人殺しと罵しられるかもしれない。こっちも民間人と兵士の区別がつかないんだ。仲間が犬の死骸を踏んじまって爆死したが、仕掛けたのは地元のやつらしい』
 この後、数行分の空白があった。
『おれたちは何のために戦っているんだろう。ずっと前に牧師が来て、イラク人を暴君から解放するためだといった。アメリカの利権のためだというやつもいる。おれは――』
 メールは不自然に切れていた。

     *

 年明けに反戦集会があって、昔のデモのようすを記録したビデオを上映された。古ぼけた画面に、ホワイトハウスに集う群衆とニクソン大統領が交互に映し出されている。
「運動が盛りあがって手に負えなくなったから、ベトナム戦線から撤退が決められたのよ」
 反戦運動の力をマリイは信じてる。でも当時は兵を引き揚げるしかなかったはずだ。事実上の敗戦だったから。
 ビデオが済むと討論会になった。
「テロリスト」と発言した司会者に、出席していたアラブ系の三人が「レジスタンスだ」と食ってかかる。
 どちらにしても「兵舎が襲撃されて死傷者が出た」ことに変わりなかった。
 窓の外では、パーム・ツリーの並ぶ通りに観光客が屯していたし、子供たちが砂浜を走り回ってる。海の彼方で戦争が起きてるなんて、悪い夢だ。

     *

 シクスティン。きみが世界から消えた実感はない。ぼくには今も戦場を彷徨うきみの叫びが聞こえる。
「生きていたい」と――。
                             
(了)

海の向こうで戦争が。(15枚程)

執筆の狙い

作者 ラピス
mo146-160-42-234.air.mopera.net

私はエンタメ志向です。
今作、反戦を書きたいのか、一人の青年について書きたいのか、選べませんでした。
過去回想が入り混じった悪い見本です。
昔に書いたものなので、多少、事実と違っています。ご容赦を。

コメント

しまるこ
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プロの文章を読んでいるようでした。このサイトにもこんなに文章がうまい人がいるんですね。リアリティがあって、作品が生きているようでした。すべてが高水準だから他の作品も読んでみたいと思いました。
ぼくは命を賭けるほどマリィに本気じゃない。の辺りの人間ドラマはドキドキしました。

ラピス
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しまるこさん
ありがとうございます。明けましておめでとうございます。
お褒めの言葉を頂戴して、なんだか勘違いしそうですが、お世辞でも嬉しかったです。
今作は当時、二人称にかぶれて、冒頭や締めを書きました。恥ずかしい限りです。
改稿すれば中編になりそうな話です。
では、また。
しまるこさんの作品も拝読させて頂きます。よろしく。

\(^o^)/
114.255.149.210.rev.vmobile.jp

 自分が片思いしてる女の子を横取りされて、したくもない決闘を一方的に始められて、片目を奪われたのに、その友人をかばい、彼の戦死を悼んでいるわけですね。なぜ!?
 この二人にどんな友情があったんですか? ただのクラスメイトですよね? 何をされても許せる深い友情を感じさせるエピソードでもなければ、とても共感できません。

(罠かもしれない。犬に爆弾が仕掛けられているかも知れない)と【猜疑心】から、きみは犬を助けなかった。

 この場合、( )で括りません。『 』です。戦地で相手を疑うのは当然のことなので、猜疑心ではなく警戒心です。

>【どくどくと脈打つきみの心臓】や、背中を伝う汗の一滴まで、ぼくには感じられるようだ。

 どくどくとと鼓動する君の心臓では?

>「マリィの一件で、故意にやったのさ。やつはカリヤを意識してた。ゲイなんだよ」 

 これは「シクスティン(男)がマリイ(女)の一件でわざとカリヤ(男)を撃った。シクスティン(男)はカリヤ(男)を意識してた。なぜならシクスティン(男)はゲイだからである」
 という意味だと思うのですが、意味がわかりません。
 カリヤがマリイを好きだと知ったゲイのシクスティンは、自分が意識しているカリヤを撃った。という意味ですか? この場合、シクスティンが撃つべき相手はカリヤではなくマリイでは? 邪魔者なわけですから。
 ロシアンルーレットのシーンを読み返してみると、「(略)もうわかったから。きみの気持ちは」「わかるものか」とあったので、シクスティンは本当にゲイなのかもしれないと感じました。
 シクスティンはカリヤを好きなのにカリヤはマリイを好きだから、二人を付き合わせないようにするためにシクスティンは好きでもないマリイと付き合っていた、と解釈できます。だったら尚更、カリヤを撃つ理由がわかりません。

「パーティ」は通常、「パーティー」と表記します。
「マリィ」、「マリイ」と表記の揺れがあります。統一しましょう。

ラピス
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\(^o^)/さん、ありがとうございます。
仰る通りですね。主人公側からすれば、そこまでシクスティンに肩入れする理由がない。エピソード不足でした。

ただ銃での一件は、撃ったとアンリが誤解しているだけなんです。シクスティンが自分自身を撃とうとしたのを、主人公が止めようとしての事故です。
書きようが悪かったようですね。反省します。

本当にゲイかも知れないと読まれたのは、作者にとっては成功でした。

表記揺れ等、細かく指摘して頂き感謝します。
m(_ _)m

ラピス
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日を置いて読み返すと、ストレスフルな時制ですね。
読もうとしてくれた人、すまんです。もっと時間かけて改稿すれば良かったのです。急ぐと、ろくな事ありませんね。
気が向いたら、文句つけて下さい。お待ちしてます。

群青ニブンノイチ
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こんばんは。
文句、来ませんね。
せっかくだから仕返しに来ました。


時制がわかりづらいとかそういうのはもうつまらないのでいちいち指摘するのはどこかの馬鹿に任せておきます。
わたしのことですからものすごく端的な言い方になってしまうのですが、こういう書き方というのは例えば、下にある中野さんみたいな書き方、つまりあの人がクセみたいに繰り返してしまうやり方ということなのですが、あんな感じとほとんど変わらない気がしてしまいます。
おかしなことを言っている感じだったらスルーしてもらって結構です。
個人的には書き手の興味や理解に傾きすぎたとても不親切な筋書き、という意味において、時制がどうのという以前の見通し方のような印象を受けました。



個人的に何より気になったのは、


>ぼくは、死に怯えながら死に急ぐシクスティンの矛盾を知った。


という一文でした。
理屈は抜きなので申し訳ないのですが、個人的にはこれからも小説のようなものを書きたがるつもりなら、こういう目線の文章はもう書くべきではない、と考えさせられます。
理由はわからないです。
ですが、読んだ瞬間にダメが来ました。
何を書きたくて書くべきではないのか、と考えがちなものとしてはハッキリと違和感があったということでしかありません。
小説ってなんだ? っていう意味で単純に反発を覚えます。
わかりづらくてすみません。

戦争のことはわかりませんから、社会的な目線をお持ちでいらっしゃるのはうらやましく思わされます。

ラピス
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群青ニブンノイチさん、ありがとうございます。
表層意識のみならず、深層意識まで探られてしまった気がします。
ゆめゆめ忘れぬよう、小説らしきものを書くときには、あなたの発言を思い浮かべますね。

よいお年を!

ラピス
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す、すいません。群青ニブンノイチさん。とんでもない間違いをしてました。

×よいお年を
○謹賀新年、かなあ。

日乃万里永
KD106160080156.ppp-bb.dion.ne.jp

拝読させていただきました。

もっと早く感想を書かせていただきたかったのですが、年明け早々ハムスターにうっかりネットのケーブルを齧らせてしまい、今までネットが使えない状態でした((+_+))

一読させていただいて心に残ったのは、Tシャツのエピソードと、主人公に対するシクスティーンの当てつけのような態度。その後のアクシデントです。
ダイジェストのような感じでしたので、その一つ一つのエピソードを事細かに知りたいなと思いました。

昨年は、拙作にご感想くださいまして、ありがとうございました。
とても嬉しかったです。

ラピス様のお名前は常々お見掛けしておりましたので、この度はラピス様の小説を読ませていただきまして、こういった小説を書かれるかたなのだと知りました。
もしかしたら、もっと以前にも読ませていただいていたでしょうか?
この度は、本当にありがとうございました。 

ラピス
sp49-104-10-173.msf.spmode.ne.jp

日乃万里永さん、感想ありがとうございます。
ダイジェスト版との事、わかります。
今作はかなり前に書いたもので、当時は過去回想入り混じり、プロットも立てずに書き急いでました。悪手です。
やはり、順を追って時系列に書いてあるのが基本的に読みやすいですやね。
いつか時間があるときに、長編に加筆修正してみたいです。

星空文庫で、あなたの作品を覗いてみました。タイトル絵が絵画的で素敵ですねー。

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