作家でごはん!鍛練場
てっぱんてっぱ

孝行者

「あんた!仕事はちゃんと行ってるの?!女の子のくせしてズボラ何だから、、、」

何回目だろうか、いつも同じような話ばかり。
実家を出て早数年。帰省しない私が選んだ親孝行は毎朝出勤する道中に電話すること、と言っても5分10分程度だ。最初は父が死んで寂しがっているであろう母に、少しでも一緒にいてあげたいと思い始めたことだ。しかしこの頃は毎日同じ話ばかり、私ももう相槌しかしない。

「うん、うん、大丈夫。またね、お母さん。」

同じ会話、同じ相槌、もう何年も続けてる。親との他の会話はもう無いのではないかと思っていた時、転機が訪れた。
リストラだ。経営不振になったため、自主退職という名のリストラをされた。
ここまで実家に帰ることなく誠心誠意務めてきたのに、、、
呆然と明日の事を考える片隅で、ふと実家のことを思い出した。
帰ってみるか、時間ならたんまりとあるんだ。
飛行機と電車を乗り継いで下町の喧騒に埋もれた小さなアパートへやってきた。

ほんとは、小さな漁村に住んでいた。親戚も何人かいたが父が亡くなり過疎化していく村に母ひとり置いておくわけには行かなかった。しかし、新しい土地で勤める私には母と暮らす余裕など無かったため、結局こんな誰も知らない下町にひとりで置いてきてしまった。

久しぶりにチャイムを押す懐かしい鈴の音が鳴り響いたが、人が出てくる様子はない。今は8時過ぎ。いつも電話をかける時間なので家にいると思ったがあてがはずれたか?ひとまずいつも通り電話してみる。
すると目の前にあるドアの向こうからコールが聞こえた
プルルルル、、、ガチャッ
「あんた!仕事はちゃんと行ってるの?!女の子のくせにズボラなんだから、、、」
いつも通り電話に出た、呼び鈴がきこえなかったのか?
「うん、うん、大丈夫だよ。それでね、お母さん今ドアの前にいるんだけど、、、」
「じゃあね!!」
ブツッ
切られた。

孝行者

執筆の狙い

作者 てっぱんてっぱ

私の母がいつも親孝行でおばあちゃんに電話してるのを見て思いつきました。

コメント

偏差値45

うーん、ちょっと伝えたいことが見えないかな。

>「じゃあね!!」
ブツッ
切られた。

どういう意味なのだろうか?

>リストラ
>孝行者

リストラは不幸なことだけれども、
その後、親と同居することで親孝行が出来てハッピーになったという筋なのかも?
ただ、そこまで明確ではないので、うーん、という感じですね。

\(^o^)/

 オチが意味不明です。

 主人公がいつものように電話を掛けようとしたら玄関ドアの向こうで着信音が鳴り、母親がいつもの口調で話し始める。
 もう一度呼び鈴を押すと携帯を片手に母がドアを開けるが、我が子を見て「どちら様?」
「お母さん、私よ」
「はぁ?……」
 そして電話の向こうの我が子に
「今、私を『お母さん』って呼ぶ女の子が訪ねてきたんだけど……。振り込め詐欺?!」
 主人公を睨みつけて「さっさとお帰り!」
 と言うオチならちょっと面白いかもと思いました。

あのにます

お母さんせっかちですね。
親孝行だと思ってやっていた電話がお母さんからしてみれば迷惑だったんでしょうか。

逆パターンは現実で結構あると思います。
お母さんが上京した子供が心配で電話して、子供にそっけなく切られる。

電話より、盆休みくらい帰省してあげたほうがこのお母さんにはよかったのかもしれないですね。

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