作家でごはん!鍛練場
エア

僕がどんどん増えていく(序盤)

 もし、自分が普通の人間ではないと知ったら、どう思う?
 突然、こんな事を訊かれても質問の意味が分からないかもしれない。僕もそんな質問をされたら同じ反応をするだろう。
 具体的には、ファンタジーや異能バトルの世界にしか存在しない特殊能力を持っている。人間離れした身体能力がある。致命傷の怪我を負ってもすぐに回復・再生する。人知を超えた知能を持っているなど、人類の脅威となる可能性を持つ存在だった事を仮定している。
 この質問を訊いて、羨ましさを抱いた人はいるかもしれないが、そんな事が実際に起きたらマスコミから不必要に注目を集めたり人体実験にされたりして世間から迫害されるのがオチだ。
 そうなったら、真っ当な人生は二度と歩めない。
 僕は一般家庭に生まれ育ち、大学まで進学して就職、普通の人は聞いた事もないだろうが、業界内ではそこそこ知名度のある一般企業に勤めてきた。
 きっと、その後も平凡な生活を送り続け、結婚して子供を作って孫が出来て、小さないざこざは起きつつも特に大きな事件や災難に巻き込まれる事は無く、静かに生涯を終えるものだと思っていた。
 あの事件で、一度命を落とすまでは……。

語り部 小柳和仁

 気が付くと、そこは海だった。
 これが正確には海岸にいたとか船の上にいるという意味ならまだ分かるが、僕の場合、意識を取り戻したのは海の中だった。
 海で溺れて意識を失った話はあるけど、海で意識を取り戻した話なんて、まず無いだろう。
 でも、僕が目を開けた瞬間、薄暗い海の中を目の前で小さな魚の群れが泳ぎ、海の底には海藻が揺らいでいるのが見えた。
 スキューバダイビングや海水浴をしに来た覚えはないのに、どうして僕はこんな場所にいるのだろうか。
 そんな事を考えていると、急に息が苦しくなり吐き出した息が大きな泡となって吐き出され、海水が肺の中に雪崩れ込んでいく。
 このままだとマズイ。
 我を忘れて、僕は海面までもがきながら進み、どうにか顔を出すと、大きく息を吸い込んだ。
 大きく息を吸って酸素を取り込んだ事で、ようやく生き返った気がした。
 何回か荒い呼吸をした後、辺りを見渡したが外は陽が沈みかけていた。
 このままだとヤバイと思った僕は、必死にバタバタと身体を動かしながら叫んだ。
「おーい! 誰か、助けてくれー!」
 船が気付いてこちらにやって来ないか、せめて流木が流れて来てくれたらと願ったが、そんな都合の良い展開は起きなかった。
 そんな時、一瞬だが暗い景色が眩しく光った。それは秒間隔で何度も繰り返す。
 何が起きたんだ。辺りを見渡すと、向こうに街が見えた。街の近くには灯台があった。さっきの光はあの灯台からか。あちらに向かえば、陸地に辿り着ける。そう思った僕は暗闇の中を懸命に泳いだ。

 思っていたより距離があったので、泳いでいる途中で力尽きそうになったが、それでも必死で泳いでようやく海岸に辿り着いた。既に外は真っ暗になっていた。
 浅瀬に入ると、僕は息も絶え絶えになりその場にうつ伏せになって倒れ、しばらくそこで休んでいた。
 フルマラソンを走り終えた気分である。いや、ずぶ濡れで全身を動かした分、こちらの方がハードかもしれない。
 しかし、ここはどこなんだ? 場所を知る必要がある。まずは道に出て近くに人がいないか、看板が無いかを探そう。
 でも、その前に少し休まないと。そう思いながら僕が砂浜に寝そべって一休みしようとした、その時だった。再び目の前が眩しい光に包まれた。顔を上げると、その眩しい光が目に入り僕は両手で視界を遮った。
「大丈夫ですか? 返事は聞こえますか?」
 相手は僕に話しかけた。
 こんな時に話しかけて来るのは一体誰なんだと思い、僕は腕を少しだけ下ろして相手の顔を見た。
 見えたのは夜間パトロール中のお巡りさんだった。お巡りさんは懐中電灯を持って、心配そうに僕を見つめている。
「あっ、大丈夫です……」
 僕の返事にお巡りさんは目を丸くしながら言った。
「そうですか。こんな夜遅くに素っ裸で海岸に倒れていたので、心配しましたよ」
「えっ?」
 警察官からの質問に僕の目は点になった。まさかと思いつつも身体を起こして首から下を見た。
 陸地へ上がる事に精一杯で衣服の事など全く考えていなかった。
「いや……これは別にそういう性癖があるという訳ではなくて……」
 一気に込み上げる羞恥心のあまり、僕は必死で弁明したが、お巡りさんは苦笑しながら声を掛けた。
「まあ、君には何か事情がある様だから、ちょっと署で話をしてもらおうか」

 お巡りさんから夜中に不審者扱いされてしまった僕は、コートを着せられた後パトカーに乗せられて警察署に連れて行かれてしまった。
 外で全裸の男がこんなところにいたら、そう思われるのも無理は無いが、不審者と間違われるのは非常に不本意である。好きでこんな所にいた訳では無い。
 変な誤解をされて、公然わいせつ罪で逮捕されなければ良いのだが……。
 乗車中、お巡りさんが警察署に連絡をしているのを見て、何だか不安になって来たが、運転中のパトカーから飛び降りて逃げる勇気は無かった。
 子供の頃はパトカーに乗ってみたいと憧れたが、こんな形で実現してしまうと素直に喜べない。こんな事が家族に知られたらと思うと、気が重い。どうにか適当に答えて、この場から逃れよう。

 警察署に着くと、別のお巡りさんがやって来て取調室まで案内された。
 早速、お巡りさんは僕に質問した。
「あなたの名前は?」
「小柳和仁(おやなぎ かずひと)です」
「年齢は?」
「三十三歳です」
「職業は?」
「会社員です」
「今の住所は?」
「東京都八王子市です」
「勤務先は?」
「戸田商社です」
 職業や住所、年齢など個人情報を根ほり葉ほり聴かれた。
「ところで、君はどうして夜に海で倒れていたのかね?」
 お巡りさんは僕が先程海で倒れていた理由について尋ねてきた。
「えっと……気付いた時には海にいたので、辺りを見渡していたら街が見えたので、砂浜まで泳いできました」
 僕の答えに、お巡りさんは軽く驚いたが、すぐに次の質問を出した。。
「じゃあ、どうしてあなたは海にいたのですか?」
 その問いが出た途端、僕は返答に窮したが黙秘する訳にもいかないので、ぎこちないながらも言葉を絞り出した。
「……すみません。実は僕もどうして自分が海にいたのか分からないのです」
 僕の口から出た答えに、お巡りさんは意外そうな顔をした。
「えっ、分からない? それはどういう事なのですか?」
 お巡りさんに訊かれて僕は理由を説明した。
「はい。確か会社から帰る途中で、突然何者かに襲われたところまでは覚えているのですけど、それ以降の記憶はぷっつりと途切れているんです。それで、気付いた時には海にいました」
 僕の説明にお巡りさんの目と口が少し丸く開くと、すぐ難しい顔で少し考え込んだ。
「どうしましたか?」
 僕がお巡りさんに尋ねると、お巡りさんは僕に告げた。
「小柳さん。悪いですけど、ちょっと相談室まで来てもらえませんか?」
 お巡りさんからの誘いに、僕は尋ねた。
「どういう事なんですか?」
「あなたを見つけたら、すぐさま重要参考人として必ず連れて来て欲しいという命令が出ているのです。理由は、分かりませんが」
 この時、お巡りさんの言葉に疑問を抱いた。
 こちらも理由が分からないとは、どういう事なんだ。何故、その時に深く突っ込もうとしなかったのかと思った。
 それを察したのか、お巡りさんは続けて言った。
「恐らくですけど、署はあなたが事件の重要な鍵を握っていると考えているのだと思います。ただ、被疑者とみなされている訳ではない様です。せめて、話だけでも聞いたらどうですか? あなたが自分の記憶を思い出す手掛かりになるかもしれませんし」
 僕が事件の重要な鍵を握っているだと? どうして、僕の様な平凡な人間がそんな重要参考人に指名されたのだろうか。
 まさか僕が真っ裸で海にいた理由も、その事件に関係しているからだろうか。
 だが、失われた記憶を思い出す手掛かりがそこにあるならと思い、僕は「分かりました」と答えた。

 お巡りさんに案内されて連れて来られたのは、相談室だった。
 中に入ると、応接室の様な広々とした空間があった。照明も明るくソファもある。さっきの取調室で感じた無機質さは無かった。
 お巡りさん曰く、「被疑者と同じ部屋で取り調べを受けると、犯人扱いされた気分になるという苦情あるので、被害者が安心して聴衆出来る様にしている」との事だ。
 ドラマの中では、被害者も取調室で事情聴衆を受けている場面があったが、こちらもそれなりに工夫をしているのだなと感心した。
 お巡りさんは「しばらくしたら刑事が入って来られますので、しばらくお待ちください」と告げると、部屋を去った。
 待つ事数分。相談室のドアが開いた。
 入って来たのは肩より長めの黒髪に黒のパンツスタイルのスーツとパンプスを履いた女性だった。
 年齢は恐らく二十代後半で弟と同年代。顔は凛とした雰囲気で端正な容貌ではあるが、いかにも気が強そうな印象があった。
 女子からは「かっこいい」と人気を集めそうだが、自分を含めた男性社員には敬遠・畏怖されそうな気がする。
「あなたが小柳和仁さんだな」
 女性は初対面かつ年上の僕に対して男勝りな口調で話し掛けてきたが、不思議と憎たらしい印象はなかった。
「はい、そうです」
 緊張した面持ちで僕は答えた。
「私は警視庁南坂警察・刑事部捜査第一課警部・佐渡真理(さわたり まり)だ。よろしく」
 佐渡さんは自己紹介と共に、僕に警察手帳を見せた。
「こちらこそ。よろしくお願いします」
 僕もとりあえず挨拶をした。
「ところで、僕が事件の重要参考人になっていますが、どうして僕が選ばれたのですか?」
 すると、佐渡さんは答えた。
「実は昨晩起きたバラバラ殺人事件の件について、私が君を重要参考人にしたからだ」
「えぇっ?!」
 女刑事から明かされた発言に僕は驚愕した。そんな事件現場に居合わせた記憶は僕には全く無いのだが……。
 どうにか記憶を思い出してみる。
 確か、僕が会社から帰る途中に突然何者かに襲われて意識を失ったところまでしか覚えていない。まさか、あの時か。
 あの後、荷物を奪われ服を剥ぎ取られ、海に放り込まれたと思っていたけど、違うのか。そもそも殺人事件に関わった覚えは一切無いのだが。
「あ、あの……申し訳ございませんが、そのバラバラ殺人事件と僕に一体何の関係があるのでしょうか?」
「その点について、君に見せたいものがあるからだ。実際に見た方が君もこの先話す内容を信じてもらいやすいからな」
 と、佐渡さんが扉に向かって「出て来い」と話し掛けると。扉が開いた。相手はワイシャツと青のズボンを着た男性だった。
 容姿は仕事疲れした冴えない顔で体格も中肉中背、一際人目を惹きつける美貌はなく、だからと言って周囲から阿鼻叫喚を浴びせられて生理的嫌悪感を持たれる程に不潔で醜い風貌でもなかった。
 だが、それでも僕にはこの男に驚愕せざるを得ない理由があった。
 何と、容姿が僕と瓜二つだったからである。彼の顔を見た時は、目の前に姿見が現れたと一瞬見誤った位である。
「あ、あなたは……?」
 僕は思わず、指を差しながら男性に名前を尋ねると、彼は落ち着いた表情で答えた。
「小柳和仁です」
 しかも、同姓同名と来た。
 名前と顔、どちらか一方だけが一致していれば、まだ受け入れられたが、ここまで来ると、もはや違和感しかない。
「そういうあなたは誰なんですか?」
 男性が僕に質問してきた。
「小柳和仁です。あなたと同姓同名です」
「やっぱり、そうですか……」
 向こうは、それ程大きなリアクションは無かった。それに「やっぱり」と漏らした辺り、こちらは僕がここに来る事をあらかじめ予測していた様だ。
「あの……佐渡さん、この人は見た目も名前も全く同じですけど、彼は一体何者なのですか?」
 すると、佐渡さんは躊躇する事無く答えた。
「彼は君の分身だ」
「分身?」
 あっけらかんと出された回答に、僕は思わず聞き返したが、佐渡さんは続けて答えた。
「正確には、増殖したとか再生したと言えば良いかな?」
 それを聴いて、僕は佐渡さんに尋ねた。
「それって、どういう意味なんですか? 増殖とか再生って。それに、さっき僕の分身とも言っていましたよね。僕と彼がどういう関係なのか教えてくださいよ」
 混乱しながら質問する僕に対し、佐渡さんはもう一人の僕が警察署に来た経緯を説明した。
「今朝、住民から通報があってな。草むらで人体の断片が発見されたんだ。調べたところ、大腿部の一部である事が分かった」
「大腿部……太ももですか」
「そうだ。最初は、DNA鑑定をして被害者を特定する予定だったのだが、その時に奇妙な事が起きたんだ」
「奇妙な事?」
「その大腿部が再生したんだ」
「再生?!」
 佐渡さんの口から出た言葉に、僕は耳を疑った。
「そうだ。細胞が増えて肉の厚みが増していったと言った方が良いかな? その肉片が目の前でどんどん再生していって、身体が出来上がっていった」
「身体が……出来上がっていった?」
「まぁ、こうして実物を見ない限り、こんな話を信じろと言われても無理な話だからな。それが一定の大きさまで成長すると、胸板が出来たり手足が生えて来たりして、顔も出来上がっていった」
「顔まで?!」
 顔が出来上がるとは、どういう事なのかが非常に気になった。目や口が出来たのか。
「あまりの不気味さに失神して倒れた者もいたが、私が試しに『お前の名前は、何だ?』と尋ねたら、君と同じ名前を名乗ったんだ」
「僕の名前を……ですか?」
「そうだ。最初は、私も人の身体が急速に再生していく様子にとても驚いたが、彼が再生を終えた後にすぐさま事情聴取を行った。その時、彼が『僕以外にも同じ人間がいるかもしれないからマスコミには一切知らせず、見つけたらすぐさま警察署まで連れて来る様、全国の警察官に伝えてほしい』と頼んできたんだ」
 なるほど、そんな背景があったのか。正しい判断だな。こんな奇怪な現象が起きた事が世間に知られたら、僕自身も無事では済まないだろう。そうなると、彼には感謝しないとな。
 それにしても、外見が非常によく出来ているな。本当に、僕と同じ人間なのか。
「あの、彼は僕の分身だと言っていましたよね。そうであれば、その証拠に鎖骨のホクロを見せてもらえませんか?」
「ホクロ?」
 佐渡さんが首を傾げた。
「はい。僕には鎖骨に大きなホクロがあるのですよ」
 証拠を見せる為に、僕はコートのジッパーを少し下ろして鎖骨のホクロを見せた。黒のマジックで点を打った様な大きなホクロである。
「彼が本当に僕の分身なら、彼にも同じホクロが付いているはずです」
 僕が話すと、佐渡さんは
「それなら確か彼にもあったな。お前も見せると良い」
 佐渡さんに言われて、もう一人の僕もワイシャツの一番上のボタンを一つ外して、鎖骨を見せた。そこには、やはりマジックで点を打った様な大きなホクロがあった。位置も全く同じである。
 ここまで一致しているとなると、偶然にしても恐ろしい。
「外見だけが一致しているだけでは、まだ受け入れられないか?」
 僕の内面を察した佐渡さんがニヒルな笑みで尋ねてきた。
「それじゃあ、次は互いに質問をしよう。まずは、自分のプロフィールについて尋ね、もう一人がそれに答える。次に答えた側が質問する形にしよう。まずは、お前からだ」
 佐渡さんがもう一人の僕の肩に手を置いた。
「あなたの誕生日は?」
「九月十三日です。血液型は?」
「A型です。あなたの出身地は?」
「神奈川県横浜市です。最終学歴は?」
「横浜国立大学経済学部卒業です。身長は?」
「173cmです。体重は?」
「62kgです。何人家族ですか?」
「五人家族です。家族構成は?」
「祖父と両親、あと弟が一人います。勤務先は?」
「戸田商社です。部署は?」
「営業部です。部長の名前は?」
「佐々木部長です」
 プロフィールも、全て同じだった。しかも、部長の名前まで当てるとは。ここまで来ると、彼は本当に僕の分身だと受け入れるしかなかった。
「それにしても、同じ人間が二人もいるのは、区別に混乱があるな。何か分かるものがあれば良いのだが」
 佐渡さんは、腕組みをしながら僕達を見て考え込んだ。しかし、すぐさまポンと掌を叩いた。何か閃いた様だ。
「ならば、こうしよう。最初に見つかったお前が小柳1、次に来たお前が小柳2だ。呼び名は1番、2番で良いな」
 佐渡さんは、僕と彼を指差しながら命じた。本人は名案と言わんばかりに満足気である。
 先程の彼が1番、僕が2番か。
 それを聴いて、1番が恐る恐る手を上げた。
「あ、あの……非常に申し訳ないのですが、さすがに、番号で呼ばれるのはちょっと……」
「僕もそう思います。せめて、アルファベットはどうですか?」
 僕も小柳1と共に異議を申し立てた。
「ダメだ」
「「えぇっ?! どうしてですか?」」
 佐渡さんからの拒否に僕と彼の反応がシンクロした。
「仕方ないだろ。アルファベットだと、二十六人までしか数えられないからな。その点、番号なら幾らでも数えられるだろ」
 ダメ元で抗議したが、敢え無く却下された。理由は分からなくも無いが、囚人みたいな呼び方で素直に受け入れる事は出来なかった。
「では、今度は私からの質問に答えてくれ」
「し、質問?」
 突然のフリに僕と1番は戸惑った。
「別に、深いところは訊かないさ。例えば、どこで意識を取り戻したかとか、どうやって警察まで来たかを説明してもらうんだ。互いの情報交換は必要だからな。じゃあ、今度は2番から話してもらおうか」
 佐渡さんの独断な進行で、僕達は質問に答える事になった。
「2番はどこで意識を取り戻しました?」
「僕が意識を取り戻した時は、海にいました」
「それは、船に乗っていたという意味なのか? それとも海岸にいたとか?」
「文字通り、海の中です。あの時は、溺れていましたから」
「陸までは、どうやって辿り着いた?」
「向こうに陸地が見えたので、自力で泳いできました」
 それを聞いて、佐渡さんと1番はやや驚いた様子だった。
 僕自身、学生時代はともかく今の運動神経は抜群とは言えないけど、あの時は生命の危機にあった事もあり、ただ必死だった。
「警察署までは、どうやって連れて来られた?」
 それを訊かれて、僕は回答を躊躇った。
 海を泳ぎ切って砂浜で丸腰の状態で倒れていたところをパトロールしていたお巡りさんから変質者扱いされて、突然ここまで連れて来られたと答えるのは、たとえ自分の分身と刑事さんが相手であっても抵抗があった。
 そこへ、1番が追い打ちを掛けて来た。
「……何か、答えられない様な事でも、やらかしたのですか?」
 鋭いところを突くな。さすがは、僕の分身。きっと、佐渡さんも僕が警察に連れて来られた経緯を知った上での質問に違いない。
 とはいえ、やっぱり本当の事を話すのは抵抗があるので、1番に「どうしても気になるのでしたら、後でお巡りさんに詳細を聴いてください」と煙に撒いた。
「よし、それじゃあ、次は1番が答える番だ」
「お前はどこで意識を取り戻したんだ?」
「僕は、手術台の上でした」
「そうだったな。では、手術台の上で意識を取り戻す前の記憶はあるか?」
「途中で何者かに襲われて、意識を失ったところで終わっています。事件に遭遇した時の記憶はあまりありません」
 やっぱり、彼も同じか。とはいえ、あの時はまだ増殖していなかったのだから当然か。
「自分の身体が、みるみると再生されていく感覚はどうだった?」
「正直、ゾッとしました。再生が終わった後も、あれは夢だったのではないかと思っています」
 確かに、そう思うだろう。怪我で出来た傷が日数を掛けてゆっくりと治癒されていくならまだしも、身体がみるみると急速に再生されていく様子を間近で見たら、多分僕でも恐ろしいと思う。
 僕は1番に質問した。
「その後、何か人体実験や解剖を受けましたか?」
「今のところは何も」
 それを聴いて安心した。まだ、再生を終えてから時間が経っていないからだろうけど、現時点では無事の様だ。
「それで、今後の生活はどうするのですか? 同じ人間が何人もいる事が世間に知られたら大きな騒ぎになるのではないでしょうか?」
 僕の質問に、佐渡さんが答えた。
「それもそうだな。じゃあ、1番は私と一緒に捜査に協力してくれないか」
「えっ、僕がですか?」
「そうだ。元はお前が自分達の分身を回収する様に求めてきたのだからな。それに捜査をしていくうちに、お前の分身が他に見つかるかもしれないだろ」
「そ、そうですよね……。でも、住まいはどうするのですか? まさか、拘置所に入れるとか……」
 小柳1は、不安を感じつつ佐渡さんに質問した。
「心配するな。容疑者ならともかく、それ以外の人間を牢屋に入れる程、私も非情ではない。警察署に道場がある。あそこを使うと良い。ただ、他の警官はお前の体質を知っているからな。お前が容疑者でないと頭では分かっていても、怪しまれたり好奇の目で見られたりする事は避けられない。その辺は覚悟しろ」
 佐渡さんから釘を刺されたが、小柳1は「分かりました」と返事した。
「それで、僕はどうすれば良いのですか?」
 僕は佐渡さんに尋ねた。
「2番は自宅に帰ると良い」
「えっ?」
 まさかの帰宅命令である。
「帰宅って……本当に自宅に帰って良いのですか?」
「当然だ。それに突然、人が失踪したら自分の家族や会社に迷惑が掛かるし変に怪しまれるのも嫌だろ。それとも、今の生活に何か不満でもあるのか?」
「いえ、全くありません!」
 いくら事件に巻き込まれた事で特異体質を知ったとはいえ、今までの平穏な日常生活を捨てる訳にはいかなかった。
「じゃあ、僕は警察に住み込みで捜査に協力する。2番は自宅に戻って普通の生活を送るという事になるのですか?」
「そうだ。まぁ、新たな情報が手に入ったらお前にも連絡する。時々、お前も来ると良い」
「分かりました」
 僕は小柳1に「頑張ってください」と声援を送って別れを告げた後、警察署を後にした。

 自宅に帰るついでに新しいスマートフォンを買おうとしたが、生憎殺された時に荷物ごと財布を奪われていたので、後日改めて行く事に決めて自宅に戻った。
 時間は夜十時を回っていた上に明日も仕事があるので、味噌汁とお茶漬けを食べて風呂に入ったら寝間着に着替えて、さっさと寝ようと思いながら台所に向かった。
 早速準備をしようと、冷蔵庫からちくわを取り出し、包丁で食べやすい大きさに切る。
「痛っ!」
 ちくわを切る最中に、痛みが走った。すぐさまちくわを抑えていた左手を見ると、指に切り傷が入っていた。誤って指を切ってしまった。
 そんな時、佐渡さんと小柳1の話を思い出した。
 まさか、こんなところからでも僕の分身が現れるとでも言うのか。
 自身の特性は、僕の分身である小柳1の存在や佐渡さんの発言からして本当だと思われるが、僕自身は小柳1とは違って実際に自分の身体が再生していくところは、まだ目の当たりにしていない。
 果たして、自分にもそんな特性が本当にあるのだろうか。
 そう思いながら僕はその傷をジッと見つめた。すると、驚くべき事が起きた。
 先程まであった指の傷が目の前でみるみると薄れていき、あっという間に治癒されていったのである。時間も十秒と掛からなかった。
 傷が入った指を手で触っても、痛みは全く感じなかった。まるで、さっきの怪我など最初から無かったかの様に。
 あれは単なる錯覚だったのか。
 恐怖に震えつつ、試しに包丁で自分の手を切る事にした。さすがに切断となると、僕の分身が新たに生まれる可能性があるので、傷を入れる程度に留めた。
 包丁の刃で左の掌に恐る恐る赤い線を引く。痛みは伴ったが、これくらいは大した事ではない。問題はそれ以降だ。
 傷を入れ終わった後、僕はその傷をジッと見つめた。
 すると、先程まで引かれていた傷が目の前でみるみると薄れていき、あっという間に修復されていったのである。時間も十秒と掛からなかった。
 手を閉じたり開いたりしても、全く痛みは感じなかった。
 今度は左腕に無数の傷を入れた。先程とは違い、乱暴に何本も深く傷を切り込む。
 もし、こんな光景を他の人に見られたら僕が狂ってしまったと思われるだろう。
 もう十分と言える程に傷だらけになって出血した左腕をしばらく見つめた。
 すると、それらも瞬く間に修復されて傷口が薄くなって、一分も経たないうちに腕の傷は治ってしまった。
 治癒されて元通りになった腕を手で触って確かめたが、こちらも傷の痛みは全く無かった。
 僕は、その様子に唖然とした。
 まさか、自分にこんな特性があったなんて……。
 三十三年間、今まで平穏に生きてきたと思っていたのに、何故自分はこんな異質な特性を持っていた事に気付かなかったのだろうか。
 僕はこの異常事態に、ただ茫然とするしかなかった。
 でも、こんな特異体質が周囲に知られたら、大変な騒ぎになるに違いない。何としてでも、この秘密は守り通さなければならない。
 一体、自分の身に何が起きたのか、どんな事件に巻き込まれたのか、僕を殺した犯人が誰なのかを知る必要がある。
 一刻も早く、この事件を解決しなくては。

僕がどんどん増えていく(序盤)

執筆の狙い

作者 エア
202.127.89.172

メフィスト賞に応募予定の小説です。
海で意識を取り戻した小柳和仁。彼は何者かに襲われた後の記憶が無かった。警察署で待っていたのは女刑事・沢渡真理ともう一人の自分だった。どうやら、自分は遺体をバラバラにされたが、そこから再生と増殖をしたという。小柳は警察と自分の分身と共に、犯人を追う。

無限に増殖する体質を持つ主人公が自分の身体をバラバラにした犯人を捜すミステリーです。
見てもらいたいのは、
・物語や設定に矛盾点は無いか。
・ストーリー性はあるか。
・トリックに問題は無いか。
・主人公の一人称語りと三人称一元視点で分けているけど、大丈夫か。
です。
正直な意見を求めていますが、長所も一緒に書いて下さい。

完全版はコチラ。
https://slib.net/94849

コメント

上松 煌
114.164.171.54

エアさま、こんばんは
 拝見しました。
なろうやラノベのような異世界もの、あるいは人外ものでしょうか?
奇想天外な漫画やアニメの設定のようで、最初はそれに入りこむのに苦労しました。

 さらに異様だったのは20歳代の若い女刑事の横柄なしゃべり方。
とても一般市民に対する、警察官たる者の言葉づかいではありませんね。
おれだったら腹を立てて
「あんた、女のくせに、人様に対する言葉づかいも知らんのか。あ?ましておれは善良で有能な市民だ。おまえの上司を呼べ」
となるでしょう。

 おれは奇想天外な話でも、それを飽くまで現実路線の理詰めで読者を納得させたい。
それが小説の妙味だ、と考えるので、最初にぶっ飛んだ設定ありきのあなたのお話にはちょっとのめり込めませんでした。
ですから、
1)物語や設定に矛盾点は無いか=理解不能でした
2)ストーリー性はあるか=序章だけなのでこれからそれに至るのでは…
3)トリックに問題は無いか=どこがトリックだったのでしょう?
4)主人公の一人称語りと三人称一元視点で分けているけど、大丈夫か=おれはそういったことは全く気にしないので、違和感がなかったということは大丈夫なのでは?

 などと考えました。

エア
202.127.89.148

>上松煌さんへ
感想ありがとうございました。
趣味に合わなかった様で、申し訳ございませんでした(個人的に、自分の趣味に合わなかった作品はコメントを控えた方が良いです。趣味の合わない作品にコメントしたところで、的確な評価はもらえませんから)。

>なろうやラノベのような異世界もの、あるいは人外ものでしょうか?
>奇想天外な漫画やアニメの設定のようで、最初はそれに入りこむのに苦労しました。
当初はホラーミステリーで書いていましたが、『SPEC』の様なノリになってしまいました。

>さらに異様だったのは20歳代の若い女刑事の横柄なしゃべり方。
最近の警察ミステリーでは男勝りで癖のある女刑事がよく出て来ますけどね。
上述の『SPEC』・当麻紗綾の他、『ドS刑事』・黒井マヤ、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』・薬師寺涼子などがいます。
せめて小柳さんと話す時だけでも、ですます口調にした方が良いでしょうか。

字数の都合でこちらでは序盤しか書けませんでしたが、執筆の狙いのURLに完全版があるのでそちらを読んだ上で再度投稿してください。

エア
202.127.89.148

訂正
×個人的に、自分の趣味に合わなかった作品はコメントを控えた方が良いです。
〇個人的に、自分の趣味に合わなかった作品は感想を控えた方が良いです。

大丘 忍
125.3.255.1

まだ序の口でですが、言葉使いについて。
>治癒されてーー>治癒して

エア
202.127.89.2

>大丘忍さんへ
勝手に治ったという意味合いで、受動態にしました。

ちょびひげ
218.228.80.80

全部読みました。
読者はストーリーを読むのではなく、追うだけの印象。
いろいろ予想しながら読みたいのに、材料が少ない。
伏線やミスリードを誘う部分がない。
吉澤の入れ替わりは、増殖というトンデモ設定との乖離が大きすぎて違和感。
というより、この設定を日常に落とし込もうとしたのに無理があると思います。

もちろん日常にトンデモを持ち込む設定の小説はたくさんあります。
こたつの中に怪異が住み着いたり、タイムリープしたり。
そういったものに比べて増殖は余りにもパワーがありすぎる。
非日常であれば違和感は少なくなると思う。
戦争や滅亡寸前の世界とか。

長所というか、驚いたのは血液からも増殖した所。
健康診断の血液検査はどうしたのだろうとか、髪の毛はどうなんだろうと悩みましたが。
増殖設定は面白いなと思います。
異世界風の小説なら成り立つと思いますが、いくらなんでもメフィストはと思います。

_
126.3.18.175

支離滅裂すぎ。

>もし、自分が普通の人間ではないと知ったら、どう思う?
 突然、こんな事を訊かれても質問の意味が分からないかもしれない。僕もそんな質問をされたら同じ反応をするだろう。

「かもしれない」ってこた、分かる可能性もあるのでしょ。戸惑うんなら「分からない」で切る。それに、同じ反応って何?前例がないじゃない。で、戸惑っているのに:

>具体的には、ファンタジーや異能バトルの世界にしか存在しない特殊能力を持っている。人間離れした身体能力がある。致命傷の怪我を負ってもすぐに回復・再生する。人知を超えた知能を持っているなど、人類の脅威となる可能性を持つ存在だった事を仮定している。

十二分に判ってんじゃん。もう破綻している。

>この質問を訊いて、羨ましさを抱いた人はいるかもしれないが

いねーよ。「普通の人間じゃない」って言われて、ナンでESP系の人間だと判断するの?フツーしねーよ。

>普通の人は聞いた事もないだろうが、業界内ではそこそこ知名度のある一般企業

何の業界か分からねーのに、一般も特殊も、聞いたことも知っているもあるか。

>僕の場合、意識を取り戻したのは海の中だった

撃沈された水兵さんには珍しくもない。

>薄暗い海の中を目の前で小さな魚の群れが泳ぎ、海の底には海藻が揺らいでいるのが見えた

浅瀬なら分かるがね、フツー海の底までは見えねーだろうが。暗いのに。

>一瞬だが暗い景色が眩しく光った。それは秒間隔で何度も繰り返す

?一瞬?連続で繰り返す?はあ?

>既に外は真っ暗になっていた

あんた、元々外に放り出されていたんでしょうが。室内にいたんじゃないでしょ。

>看板が無いかを探そう

フツー、民家とかじゃね?

>「大丈夫ですか? 返事は聞こえますか?」

「返事」?よく考えてみな。

>「まあ、君には何か事情がある様だから、ちょっと署で話をしてもらおうか」

→「話を聞こうか」「話を聞かせてくれないかな」

>取調室まで案内された

・・・・・ポシャ。

>黙秘する訳にもいかないので

黙秘権はあるぜよ。

・・・所々、時制がめちゃくちゃ。何だよ相談室って。重要参考人をゲスト扱いなど、官憲はしねー。
身内のデカを「入って来られます」などと敬語は使わねー。それに「被害者が安心して聴衆出来る様にしている」のに、オメコ刑事の横柄さはねーだろ。容疑者でもねーのに偉そうに。ホンマ、訴えられたら戒告処分モノだぜ。帳場も立ってねーのに警部はこねー。捜査一課の課長たる管理職だぜ。

>「営業部です。部長の名前は?」
「佐々木部長です」

・・・上司を他人にそうは言わねー。社長でも会長でも呼び捨てだと思うが。

>生憎殺された時に

・・・・いつ殺されたんだよ。

ダメだと思う。

_
126.3.52.164

感じ悪い書き込みすまない。
長所は、オメコ刑事の横柄さ。実際にいねーけど、キャラが立っている。
ありきたりだけどさ、主人公と周囲の視点でオメコ刑事の異常・異能さを描いたらどう?
ヒラの巡査に:

「あの人は確かに有能です、キャリアですから。でもね、唯我独尊で傲慢のかたまりでしょう。訓告・戒告処分を勲章だと思っているからたまらんですよ。我々ヒラは処分を受けたらもう出世が、おっと、警部にはご内密に」

とか、ありきたりのセリフだけど吐かせるとか。頑張って。

エア
202.127.89.239

>ちょびひげさんへ
感想ありがとうございます。
合わなかった様で申し訳ございませんでした。
ただ、上述にも書いてありますが、個人的に長所や見込みが無いと思った作品は、思う所があってもコメントは出さない方が良いです。どうしても直してほしい所があるなら丁重にお願いするか言葉を濁した方が無難です。
でないと、たとえあなたの意見・評価が正しくても作者を傷付けるだけですからね。

>健康診断の血液検査はどうしたのだろうとか、髪の毛はどうなんだろうと悩みましたが。
増殖設定は面白いなと思います。
髪の毛については、初稿・井沢の事件で大森が説明しています。
血液検査については、現場で増殖しても公の場では伏せられているでしょうね。
ちなみに、この作品は漫画『富江』を参考にしています。

_さんへ
感想ありがとうございます。

>「普通の人間じゃない」って言われて、ナンでESP系の人間だと判断するの?フツーしねーよ。
人知を超えた知能を持っているなど、人類の脅威となる可能性を持つ存在だった事を仮定している。という文章が書いてあるので、そこから「もし、そんな異能を持っていたら?」という意味合いで書きました。
意味が分からなかった様で申し訳ございませんでした。

>・・・・いつ殺されたんだよ。
それは完全版で小柳2が警察から帰った翌朝の場面で書いていますので、そちらを参照してください。

>「かもしれない」ってこた、分かる可能性もあるのでしょ。戸惑うんなら「分からない」で切る。それに、同じ反応って何?前例がないじゃない。で、戸惑っているのに
そういう人がいるかもしれない

>一瞬だが暗い景色が眩しく光った。それは秒間隔で何度も繰り返す
?一瞬?連続で繰り返す?はあ?
その先の文章に書いてありますが、灯台の灯りが光っているという意味です。

>あんた、元々外に放り出されていたんでしょうが。室内にいたんじゃないでしょ。
空を見上げた時という意味です。「空は真っ暗だった」に修正した方が良いでしょうか?



>黙秘権はあるぜよ。
変に誤解をされるのが嫌だったので、黙っている訳にはいかなかったのです。「変に黙っていたら誤解されそうなので」と修正するのはダメでしょうか?

>「あの人は確かに有能です、キャリアですから…」
実際に現場に出るのはノンキャリアだけだそうです。
キャリア組はデスクワークが主な仕事です。完全版で修正したので、そちらを読んで下さい。

以下のリンクも参照。
警察官の仕事-キャリアガーデン
https://careergarden.jp/keisatsukan/career-noncareer/

あと、文章のミスは編集が指摘・修正してくれるので、余程意味が通じない文章でない限り、指摘しない方が良いです(誤字脱字や誤用を指摘してくれるのはありがたいですが)。
やるなら、そちらで修正・提案した方が良いです。

あと、批判するならせめて言葉遣いには気を付けた方が良いです。乱暴な口調での批判は(たとえ内容が正しくても)悪口と変わりませんから。

エア
202.127.89.239

訂正
>「かもしれない」ってこた、分かる可能性もあるのでしょ。戸惑うんなら「分からない」で切る。それに、同じ反応って何?前例がないじゃない。で、戸惑っているのに
戸惑う人の他に分かる人がいるかもしれませんが、戸惑う人の方が多いという意味合いで書きました。

_
126.3.52.164

公募作品に編集者は口出ししないよ(予選段階では)。アマに指摘なんざするはずないジャン。
下読みが「ダメ」と思ったらボツ。
悪口と感じても構わねーけど、そんなに貶されるのが嫌で褒められたいなら投稿しない方が
いいんじゃね?
「現場にキャリアは出ない」ってその通りだけど、署での聴取も現場の一環だぜ?オメコ刑事、
現場に出てんじゃん。ま、もう貶さないから名作を続けてよ。

エア
202.127.89.239

_さんへ
批評するならPREP法がありますので、そちらを参考にした方が良いです。

PREP法で書き上げる「説得力」重視のコピーライティング
https://newbusinessorder-zin.biz/copywritingkakikata/prep-copy/

四谷哲郎
1.75.212.214

私もアマチュアですが、あなたは甘い夢を見すぎている、と言いたくなりました。

読者がおかしいところを指摘したら「執筆のねらいに書いてある」と開き直る。それでは小説家ではないですよ。

「自分の趣味にあわなかったら」って、あなたは作品を売るつもりがあるんですか?あなたの作品に愛読者がつくとは思えませんが、未読者をシャットアウトしている。それではやはり、だれも書店であなたの本を手にとりませんよ。

「どうしても直して欲しいところがあったら丁重にお願いする」あなた、読者をなんだと思っているのですか。あなたに収入をもたらすのは彼らなのですよ。あなたのしもべではないのです。

とにかく、あなたは「野球選手になればイチローや大谷翔平にかならずなれる」と妄想するタイプですね。御健筆を。

エア
202.127.89.253

>四谷哲郎さんへ

>読者がおかしいところを指摘したら「執筆のねらいに書いてある」と開き直る。それでは小説家ではないですよ。
字数の関係で、全文を載せられなかっただけなので、その辺は察してください。

>「自分の趣味にあわなかったら」って、あなたは作品を売るつもりがあるんですか?
趣味に合わない人に作品を読ませても、ロクな批評・感想はもらえないと考えているからです。

>あなた、読者をなんだと思っているのですか。
どんなに酷い作品でも、作者のメンタルとモチベーションを下げない為の工夫はして欲しいと思っています。厳しいかもしれませんが、小説家に限らずクリエイターは自分も含めて全員、メンタルが弱い人、承認要求や顕示欲が強い人しかいないと思っています。

もし、四谷さんが「ここはそういう場所ではない」というのであれば、自分には合わなかったと思って、もうこのサイトには来ない事にします。

参照
不愉快な批判の9割は無視してOK-ライトノベル作法研究所
https://www.raitonoveru.jp/howto2/motibe/18.html

エア
202.127.89.253

追記
ここはそういう場所ではない→メンタルやモチベーションを下げない工夫はしない

ぽっち
126.3.7.175

あなたの傑作「マンスリー・セレブ」どうなったの?ダメだろうがね

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