作家でごはん!鍛練場

氷山

「それに!なんと!私はいまコンタクトをしていないのです!」
「えっ、じゃあ、今なんにも見えてないんじゃん」
真樹は超がつくど近眼だ。なるほど、それなら崖から落ちたりするのも無理ないか。
「いや、それが見えてるんだよ。はっきりと、全部」
「ええー、もうわけわかんないよ。いくらピンチでも眼が良くなったりはしないよ。というかそれなら崖から落ちないでしょ」
「でも、ほんとうに視力が戻ってるの…‥‥。弘美も、なにか思い当たることない?こう、変な力が湧いてきてるとか……」

そう言われて、私はさっきまでの自分を思い出した。真樹を心配するあまり、これまでに出したことのないスピードで走っている「気がしていた」自分を。
あれは、錯覚ではなかったのだろうか?
それに、あんな暗い森のなかを、ふつうは躓きもせずに走れるだろうか?それに空気の湿り気や、遠くで水がはねる音……。
感覚が、鋭くなっている?
なにより、真樹をワナビだと思った瞬間に取った、自分の無意識の行動。
神経が興奮している?
もしも、真樹が言っていることが本当だとすれば。

「つまり、ワナビだけじゃなくて、私たちの体にも、異変が起きているということ?」

「あら、良いところに気づいたわね」

背後から聞きなれた声が響いて、私はびくりと体を震わせた。

氷山

執筆の狙い

作者
49.98.152.210

ヘミングさんの氷山の理論ですね。いうはやさしい

コメント

大丘 忍
218.226.234.111

「ヘミングさんの氷山の理論」を読んだことがないので、書いてある内容が理解できませんでした。

49.98.152.210

読んでから書いてね

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