作家でごはん!鍛練場
天霧朱雀

マカロニはその辛味を知らない。

topic:ニュース
見出し:「猟奇的犯行、遺体はいまだ見つからず」

 I県H市の住宅街のアパート一室で、当時交際相手である男性をナイフで刺し殺害した容疑として、殺人罪および死体遺棄に問われた同県同市の会社員、松原未希被告(35)は×日、H地裁で開かれた裁判員裁判初公判で「殺意はなかった」と起訴内容を一部否認した。
 弁護側は「別れ話による口論。痴情の縺れにより、冷静な判断ができなくなっていた」とした上で、心神耗弱の状態にあったと主張し刑の減軽を求めた。
 殺害した被害者の死体はいまだ見つかっておらず、松原未希被告は「元彼はマカロニよりも好きだった」と供述している。

朝陽日報新聞(一部抜粋)
担当記者:五十嵐 史靖


 朝、寝ぼけて冷凍庫をあける。冷え冷えの肉を見て、間違えたと気づく。起床してすぐの頭をふって、冷蔵庫をあけなおす。マカロニサラダがよく冷えている。朝食にしようと、取り出した。

 今日は全国的な大雨で、私も職場へ行くために紺色の傘を広げていったものだ。ビニール傘ならその透明感で世界が見渡せたものの、傘立てには一本だけ。それを持っていくしかないように。あいにく刺さっていたのは、別れた恋人が置いて行った重たい色をした傘だけだったのだ。
 徒歩で通える通勤距離だから、晴れてさえいれば自転車で通うのに。雨が降っているからカタツムリみたいな速度でとろとろ歩く。私の速度は何よりも遅い。雨粒は容赦なく傘を叩くのだ。
「いっそ空気にでもなれたら素敵なのにね、なんて」
 たわいもないセリフを唇に乗せる。携帯電話で写真付きでポエミーな憂鬱でも書き込んでやりたいところだけど、前に携帯電を水没させた経験から、水分へ敵対心しかないのである。生活防水に叩きつける雨水がどれだけ耐えられるなんて、わざわざ私が実験しなくてもいいものの。だからといってメーカーに問い合わせるのも馬鹿げた話。何台もの自動車が水しぶきをあげて通りすぎていくのを、通勤ラッシュと名付けて見送った。
 最近買った香水の香りを巻き散らかして出社。オフィスレディなんて流行らない、地元の信用金庫の従業員。甘い香水よりもお金のにおいが染みついて取れない職業。自分のお金になるわけでもないのにね。大枚を数える日々。
 清楚系と聞けば耳障りがいい、簡単な化粧しかしていない、クセで触った口元からシェルピンクの口紅が人差し指へ僅かにつく。女色のそれがとっても好きになれなかった。--そもそも私は人間に向いていないのだろう。給湯室でぼんやりと思う。会社に着いて、制服に着替えて、お茶くみをする。ヤカンで沸かしたお湯がふつふつと怒るのを見て、私は沸騰することなどないのだと冷めていた。女子トイレでどんくさい私の悪口が響く。彼女らに対して、なんの怒りも沸いてこない。すでに期待なんてしていない。慎ましく心は死んでいた。争うことをやめた本能は生き物たらしめるアレやソレを考えるのを放棄してしまったのだ。
 考えることをやめた私は葦にもなれやしない。これが何らかの使命を与えられた人生だというのならば、きっと「平凡」というカテゴリーづけられるものだと思う。だからといって向上心を持っているわけでもなく、出世に燃えるタイプでもない。意識高い系を見ているとただひたすらに吐き気が沸いてくる、むかし、大学生だったころの私はまだ空気を読むことが下手くそだったため、ボケたことを言ってしまった。元気に張り切っている自称アイティ系の同級生へ「社長になったら税金対策でパナマ貯金箱するのかな?」なんて。彼の親が県議会議員だったなんて、知ってはいたけど、それは変化球もいいところで皮肉だった。パパは税金からお給料をもらっているなんて、わざわざ言うまでもなく公民の授業で習うこと。幸いにも地頭が足りていない彼は適当に受け答えしたようだった。いまの環境でこれをやると、女子トイレの馬鹿どもならまだしも、お上の男性陣には嫌な顔をされる。そういう自分に対してのアンテナが鋭いところはとっても尊敬できるけれど、奴らは気持ち悪いほど自意識が過剰だった。
 溜息をひとつ。
 目線の少し上を見上げると、小さな窓が見える。雨粒が窓へ張り付き、したたり、流れる。この窓から逃げ出そうにも、学生の時よりも体重を増やした私には無理そうだ。
「あれ? いいにおい。香水ですか?」
 不意に後ろから。年の近い営業主任に声をかけられた。気にもされていないだろうと思ったのに、細かいところによく気づく。そういうところが、業績に結びついているのだろうか。社内規定では黒髪というお堅いルール。それなのに栗色の短い髪の毛は地毛らしい、持ち前の愛嬌でカバーする。ずる賢いのではなく、そういう生き延び方をしたタイプとすぐわかる。主任の名前は旧姓が谷地というらしい。
「彼氏と別れたから、」
 嘘はつかなかった。嘘をつけるだけの小手先の器用さは持っていなかった。一方、栗色の髪の毛を揺らす彼の場合は口から出まかせ、事実を少々。営業さんのそういう会話が好きにはなれず、女のソレよりタチが悪い。
「そうなんですか? キミは可愛いからすぐ新しい出会いがみつかりますよ」
 だって。私のネームプレートへ視線を下げたことを知っている。影の薄い私の名前なんて忘れてしまうものだろう。別に気にしていないけれど、そういう風なそぶりを見ると、提出書類へ印鑑だけの付き合いだと、なおさら感じるものだった。
「見つかるでしょうか、」
「見つかりますよ」
 へらりと笑うその笑みがわざとらしい。
「なら、元彼のにおいなんてなおさらご法度でしょうね」
「自分は初恋で初婚なのでアドバイスとかできないですけど、応援はしてますよ」
 皮肉だろうか、嫌みだろうか。それとも天然なのだろうか。いろいろ考えてみるけれど、いろいろ考えるだけ無駄だと悟る。この男が言う応援とはいったいなんなのか、左手の薬指が嫌みに思えて仕方がない。溜息ひとつ、つくつもりもなかったのに、今日が雨だから、低気圧だから、湿度が部屋を重たくさせているから。ぽつりと、吐いてしまった。
 お茶出し、覚えたカップを間違えずに並べる。お茶出しに文句いったところで、社会の風向きが変わるのは地方だとだいたい三年くらい遅れているものだ。バイトのように給料に見合うだけとは言えず、派遣のように妥協するわけにもいかず。宙ぶらりんな私たち、準お局予備軍はお局様のご機嫌を損ねないようにへりくだるのだ。
 逆説的にそれで生きていけるのならばたやすいもの。私のようにどけだけ悪口を叩かれていようが、総務課の経理担当している三井姉様のゴマをすっとけば間違いない。まぁ、お姉様といっても、定年退職秒読みのお局ですけど。
 そんなことを思っていたせいか、コピー取りをしていた時に総務課とは他部署のはずなのに三井さんに話しかけられてしまった。
「ちょっと、最近。あなた横田さんたちのグループに嫌われているそうじゃない」
 婦人モノのしわがれた声。二日会わないだけで三井さんの声は日に日に老ける。なんて頭の片隅で考えながら、横田さんこと横田芽衣子は女子トイレを我が物顔で、居座っている彼女たちのリーダーだった。いじめっ子代表取締役社長、と勝手に名付ける以上のことはしていない。業務に関係ない以上どうでもよかった。
「そのうち飽きてだれか別の人ターゲットにすると思うので大丈夫ですよ」
 と、我ながら大人の対応。三井さんは私のお尻をパスッと叩いた。同性じゃなければセクハラ案件。奥歯をちょっと噛みしめる。
「敵が多いうちが花さ」
 それが花であるのなら、私は花であることを望まないけど。
「頑張ります」
 なんてどう頑張るかの指針もわからない、あいまいな返しで乗り切った。午後も降り続ける雨の音がザーザーと。眠たい気持ちがものすごくて、瞼が鉛のように重いのだ。
 今日の夕飯はマカロニグラタンにしよう。そう心にきめて、退勤する五時半を待っていた。剥がれたネイルのピンクもまた好きになれずにポリポリと暇さえあれば削りとっていた。
 雨は止まない、帰宅の途中でスーパーによる。足りない食材はホワイトソースにするための小麦粉と牛乳。代替品がないのだからしょうがない。肉なら腐るほどあるのにと脳裏によぎる、手に取る食材に悩んでた。
 帰宅するころにはすっかり真っ暗。アパートの部屋に「ただいま」という習慣はない。ドサッと音を立ててテーブルにビニール袋を置く。薄暗い部屋だ、雨天ならなおさら。月明りもない。
 鶏肉のかわりを冷凍庫から取り出す。肉の塊をよく確認すると、冷凍焼けがはじまっていた。こんな少量づつ消費していったら六十二キロの肉なんて一向に片付かない。わかってはいたけど、まだ成人男性としては細身なほうだろう。元彼がやせ型でよかったと思った。
「今度は焼肉にでもしなきゃいけないかな」
 ひとり暮らしは寂しいし、ペットでも飼おうかな。幸いにもボーナスで少し浮いてる貯金もある。この間、深夜の教育テレビでみたシマザメなんてどうだろう。水槽なんかも用意して、きちんとしたアクアリウムを作ればずっと眺めているのも楽しいかもしれない。それにサメは肉食動物だし。私と同じものを食べてくれるかもしれない。
 大好きなマカロニとあわせて食べる、ちょっと塩辛い肉は今日も元彼の味がした。

マカロニはその辛味を知らない。

執筆の狙い

作者 天霧朱雀
49.98.140.133

大衆文学によせた純文学のつもりです。話のテンポが気になります。運び方、下手くそですか? 流行りは捨てました。よろしくお願いいたします。
※カクヨムに同じものありますが、同一作者です。

コメント

夜の雨
118.18.72.209

読みました。

>大衆文学によせた純文学のつもりです。<

純文学だと思います。大衆文学(エンタメ)だとは思いません。
導入部はエンタメのような入り方ですけれど、新聞記事を過ぎると純文学の香りが漂い始めます。
主人公の内面が書かれているし、その内面を補足する言葉が彼女の心から湧いてきていました。
主人公は35歳で信用金庫に勤めていて、平凡を過ぎて、ぼんやりとした人生を送っています。
それらが文章のそこかしこに描かれています。

>徒歩で通える通勤距離だから、晴れてさえいれば自転車で通うのに。雨が降っているからカタツムリみたいな速度でとろとろ歩く。私の速度は何よりも遅い。雨粒は容赦なく傘を叩くのだ。
「いっそ空気にでもなれたら素敵なのにね、なんて」<

こういった何気ない言葉からも彼女の「ぼんやりとした人生」が垣間見えます。
「徒歩」「カタツムリみたいな速度でとろとろ歩く。」「私の速度は何よりも遅い。」 ←このあたりの文章からも主人公がてきぱきと行動するタイプでないことがわかる。
「いっそ空気にでもなれたら素敵なのにね、なんて」 ←自分の存在をなくすということですからね。
こういった彼女だから、彼ができたときは「静かに燃えた」のでしょうね。ところが、何かのきっかけで彼に裏切られた、その反動が冷蔵庫の肉であり、それを食する主人公ということになります。

信用金庫に勤めている主人公ですが、35歳でいじめの対象になっているとか。
御作を読むと、主人公は抑圧されているのが伝わってきます。
しかし作者さんがうまいのはそういった「抑圧」がストレートに表に出るような書き方をしていない。主人公の「とろさ」を描くことにより「それに甘んじる」主人公を描くことで「殺人」そしてその向こうの「猟奇的犯行」を匂わせています。
ただ、普通の人物なら、そういったストレスは買い物とか独りカラオケとか旅行等で、発散すると思いますが、御作の主人公は外向けの行動はしないタイプです。
たぶん内々にしまい込むタイプだと思います。
その主人公に彼がいたのですが、導入部であるように、彼は主人公に殺されました。
彼は冷凍庫に眠っています。
ちまちまと、彼女が食するという感じです。
抑圧されたストレスを発散している、ということだと思います。


>話のテンポが気になります。<

テンポはこれでよいと思います。


>運び方、下手くそですか? 流行りは捨てました。<

流行りは捨てました。 ←御作に、流行りはありませんね。オーソドックスです。内容は伝わるように描かれています。

運び方、下手くそですか? ←構成はうまいです。導入部で殺人事件の裁判の記事を書いておき、そのあとが、平凡を通り過ぎた女の生き方を描いているのですから。
一人称で書いているので、主人公の思いがよく伝わります。

導入部の記事からだと、普通は事件物で「殺人事件」にそった「血なまぐさい物語」になるところですが、そういった「人間臭さ」はなくて「どこにでもいそうな地味な女性の物語」が、書かれていました。


>よろしくお願いいたします。<

文章は「どんどん書いたらよい」と思います。
そうすると磨きがかかります。
流行りはいりませんが、内容を表す適格な文章が書けるようになると思います。


それでは、頑張ってください。

そうげん
121.83.151.235

作品、読みました。面白かったです。
ラストまで読んで、彼がどうなっていたのかがはっきりして、もう一度、冒頭に戻りました。
ことの顚末のはっきりしたあとで、再び本文を読んでみると、細かな言葉遣いに、事件の痕跡が付きまとっていて、これは二度楽しめる、再読して味のある作品だと感じました。

台詞の中にも、言外に言いたいことを残している――引き摺っているような、
「~~~~、」という、末尾の読点(、)の存在感がよかったです。
主人公の、ためらいを感じさせる余韻がありました。


>話のテンポが気になります。運び方、下手くそですか?
読みやすかったですし、読むごとに話も進んでいきましたので、テンポ、運び方に不満はありませんでした。
「肉なら腐るほどあるのに」の言葉からラストまでは、テンポも早まって、とんとんとんと、話が展開してゆきました。
へたくそだなと思ったところはとくにありませんでした。

>流行りは捨てました。
いまの流行りはなんなのかというと、わたしは明るくないのでわかりません。ただ、熱しやすく冷めやすい、流行りにつきものの、急速に言葉が古びてしまうと印象させるような言葉遣いにはなってませんでしたから、息の長い書き方になっているとは思いました。カニバリズムを持ってくるところは、ある意味では、すでに型として出来上っている物語の構造でもあるから、それを仕掛けとして用いられたところに、「大衆文学によせた」という、ねらいにある言葉の真意なのかなと思いました。

もっと長いものも読みたくなりました。
では失礼いたします。

九丸(ひさまる)
126.179.28.99

拝読しました。

面白かったです。
読点の打ち方のせいか、僕には個性的な文章運びだ感じました。でも、それが味になっていて、クセになるというか。
気になった点が。
冒頭の記事の見出しです。
『猟奇的犯行』と。疑問です。記事の内容だと彼女が食べてしまったことは明らかになってません。ただ、死体が見つからないだけです。それで猟奇的ってうつかなあと。
それにともない、なんで犯行がバレたんだろうと。死体が見つからないないって、逮捕するにあたり、警察がもっとも警戒する事案だと思うのです。検察に上げても公判維持が難しいので、よっぽどの確証がないと踏み切れないような。家宅捜査されて血痕が見つかるとかしないと。でも、家宅捜査のハードルが高い。勝手にいなくなったと言われればそれまでだし。任意の事情聴取であっさりと吐いてしまったのだろうか?
 とまあ、そんなことを想像するのも実は楽しかったです。本筋と絡めて彼女のメンタルを考察するというか。うーん。だから、余計なことは書かなくて正解なのでしょうね。
 とにかく、面白く読ませていただきました。
 拙い感想失礼しました。

天霧朱雀
1.79.83.30

夜の雨様

>>純文学だと――

様々、汲み取って頂きありがとうございます。
感想・解釈頂ける事に安堵と喜びを感じます。
めったに踏み込んだ感想等を頂いたことがなかったので、新鮮な気持ちで読んでおりました。励みになります。

自身の根がストレートな純文学よりも、どんでん返し系のエンタメ要素を入れたくなる性分だと自覚しているので、キャラクターはギャップ(食い違い)になっていればと思っていた次第でありました。

>>テンポは――
安心しました。
構成に問題がないということは、文章そのものと、文章面での技術面を課題にするべきだと先が見えました。精進して参りたい所存であります。

>>それでは、頑張ってください。
ありがとうございます。頑張ります!

----------------

そうげん様

>>面白かったです。
ありがとうございます!!そう言っていただけるのであれば冥利に尽きる限りでございます。
スルメ(噛めば噛むほど味の出るの意味)作品を目指しているので、精進して参りたい所存でございます。

>>読みやすかった――
安心しました。
気になっていたところだったので、驕らず精進して参りたい所存であります。

>>――ねらいにある、――
様々、汲み取って頂きありがとうございます。
ギミック/仕掛けより、情緒を選択しました。おっしゃる通りでございます。
大衆文学的なエンタメ要素、「奇抜な」発想をひらめくことができればそれに越したことがないのでしょう、と、真新しい発想ひらめきたいものです。(遠い目をしながら)

前半の◆文体
につきましては留意し、大いに鑑みます。
貴重なお話、助かります。ありがとうございます。

----------------
九丸(ひさまる)様 

>>面白かったです。
ありがとうございます!そう言っていただけるのであれば冥利に尽きる限りでございます。精進して参りたい所存でございます。

>>読点の打ち方――
留意いたします。
なるだけ作文のセオリー通りに努めいるつもりではいたんですが、ここ三年ぐらいは開き直ってこの文体に着地してます。刺さる人には刺さるが、嫌厭する人は嫌厭する、節(茎にあるふくれた区切り)になってるの、普通の程度をはなはだしく超えることのないように、努力してまいりたいと思います。そう言っていただけて幸いです。ありがとうございます。

>>冒頭の記事の見出し――
ありがとうございます!ひとつ賢くなりました。刑事事件や裁判議事録とか興味はあって調べてはいたんですが、刑事事件案件はにわか知識であるがゆえに、いまいち説得力が欠ける形となってしまっておりました。突き詰めて書くと矛盾やボロが出るので、リアリティー至上主義を掲げている自分としては、極んだギリギリを攻めることやめ、保身的なアプローチをしてしまったので、余地・余韻に逃げるなどを。などを。(頭抱え)

あとから(仮に骨等の一部が見つかっていた場合からだと死体損壊罪では?)等々、思うところがあったので、
◆トピック記事のタイトル、要件等
と課題にしたいと思いました。鋭い校閲ありがとうございます。

-------

ここまで読んで頂きありがとうございます。
重ねてお礼申し上げます。

1/2
49.98.152.210

主人公は元から世間でいう「ずれた人」なのでしょうけど、彼を殺してから本格的に頭がおかしくなって善悪感情とかそういうものが麻痺しているように読めます。
御作で書かれている内容はほぼ主人公が務めている会社での出来事です。ただ、その内容があくまでも社会一般でいう「ずれた人」のことが書かれているだけであって、殺人のことがそこに少しでも影を落としているとか無意識に影響が及んでいるとかそういうものはありません。もちろん、殺人を犯しても普段の生活は何も変わらないんだ、というのが逆説的におもしろいというのもありますがそういうものは類型的に過ぎると思います。

天霧朱雀
126.0.99.168

1/2様

様々、汲み取って頂きありがとうございます。
コメントを頂ける事に喜びを感じます。
要するに展開がありがちでよくあるオチだという事ですね。
又、心のうち描写につきまして、ご指摘ありがとうございます。
留意し、改善努力をはかりたいと思います。
貴重なご意見、重ねてお礼申し上げます。

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