作家でごはん!鍛練場
儂は空を飛ぶ

忙しい病

僕を除いてみんな病気だ。
世の大人たちもみんな薄々気づいているはずなのに、治す努力をしない。

「子供は暇で良いねぇ」

こんな皮肉を口にしているうちは、まず不治の病である事には変わりはない。
暇か忙しいかというのを大人の尺度で測るとするならば、子供の方が忙しいに決まっている。
だって大人はもう引かれたレールを走るだけなのだから。
子供はこれからレールと言うものを学び、新しく自分のレールを作るのだから。

「あぁ、忙しい」

世界は忙しいに満ちている。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、あぁ忙しい。
忙しいと思わなければ忙しくないのに。
そんなわけあるかって思ったそこのあなたは試すべきである。そしてその後こう思うだろう。

「暇だな」

暇は素晴らしい事である。新しいを見つけることが出来る。
新しいは素晴らしい事である。自分の可能性を広げることが出来る。

「暇ならこっち手伝ってくれ」

それがあなたにとっての良い出会いに繋がるのであれば手伝うべきである。
ただしそれは短期的にではなく長期的に限る。
短期的な良い出会いは短期的に終わる。
長期的な良い出会いは長期的に終わる。
嘘だ。そう思ったあなたは物事を短期的に見る癖がついている。
でも短期的でも長期的に繋がってるし。
それこそが間違えである。
繋がったのはその短期的動作ではなく、
遠い昔に行った長期的な動作である。
それでも分からないあなたは忙しい病の重傷者である。

「なに黄昏てんだよ、早く手伝え」

無視すべきである。黄昏るべきである。
それはあなたに対する嫉妬なのだから。
忙しい病を克服したあなたに対する嫉妬。

「こんなクソ忙しい時に」

末期である。このセリフを言うものの周りには良い出会いはないのであろう。
心に余裕のない人が夕日や雨上がりの草木を見たところで何も感じないだろう。
だが、暇な人が見れば綺麗だと感じ心になんらかの変化をもたらすのではないか。
心に余裕のある人のところには良い出会いがたくさん舞い込んでくる。
それは良い出会いにとってそこが一番居心地が良いのだから。

「暇だ」

それで良いのである。しかし、何もしないのはもったい無いので、何か行動を起こしてみよう。
そしてモノクロの世界に色がつく気分を味わうといい。

自殺の最多年齢層が40〜50代で最少年齢層が20歳以下だと言う事実を世間が知らないように「忙しい病」が病気を誘発させている事にまだ世間は気づいていなのでは無いだろうか。

では、私は忙しいのでこれにて失礼。


……あれ?

忙しい病

執筆の狙い

作者 儂は空を飛ぶ
114.18.181.2

ふと考えついてしまった。これは小説と言えるのであろうか。読み聞かせをする感覚で読んでみてほしいのである。

コメント

ぷーでる
157.65.82.154

色々な意味で面白かったです。
仕事に忙しい人、自由時間に忙しい方もいらっしゃるかと。(笑)

これでも、一応小説かな?と私は思いました。

ナナシ
124.144.112.119

黄昏るの意味が間違えていますが、それは良いとして。

大人は心に余裕を持つべきだ、と言いたいのか、暇であるべきと言いたいのか、色んなことが言いたいのはわかりますが何だかアフォリズム的で物語性がないと思います。

何か物語を加えてみる。過労死気味の会社員を説法する、など。

大丘 忍
220.219.181.62

一番忙しいのは大学受験を控えた高校生ですね。これは実感できます。

儂は空を飛ぶ
114.18.181.2

ぷーでる様:率直な感想ありがとうございます。嬉しいです。
ナナシ様:なるほど。的確な指摘ありがとうございます。確かに読み直すと、物語性がありません。次回の参考にさせていただきます。
大丘 忍様:あの時期は確かに忙しいって感じました。色々犠牲にしましたし……。懐かしいです。

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