作家でごはん!鍛練場
ここが俺のチラシの裏

【散文詩】祝詞

私はあなたを祝福したい。
今日という日を良い日であるように祈るあなたを。
ただ、何かを壊したいと思うあなたを。
意味もなく虐げられたあなたを。
望んでいないのに他人を傷つけるあなたを。
明日を憂い、辛い日々を送るあなたを。
罪に対して罰があるべきだと信じるあなたを。
救うべきものを見失ったあなたを。
闇の中でもがき、苦しんでいるあなたを。

私は祈ろう。
あなたに幸せな明日があるように。
心が壊れてしまわないことを。
やがて、あなたが後悔しそうになったときに開き直れる強さを持てるように。
今幸せじゃなくとも仕方がないと。

私は私たちで行動したい。
ほんの少し、他人にやさしくすること。
誰が何を言っても動じないこと。受け止めること。
余裕がないなら仕方がないし、私もできない事がある。
急いでいる朝、自転車のチェーンが外れてしまった人を無視したことがある。
バッグにはツールが入っていて、自分も自転車を止めて手伝うことができた。
しかし、私は「急いでいるから。通学路だし、だれか助けるだろう。助けているところを見られるのは恥ずかしい」と理由をつけて自分を守った。ドライに生きるなら守るべきではなかった。
取捨選択をするのであれば、ドライであったほうがよかった。
「彼と私は関係ないし、私に時間的余裕はない。故に助ける義理も道理もない」といえばよかったんだ。
だから、私は人が困っていたら助けましょうとは言わない。
もし、果てしなく暇であれば、人助けを毛スジほどでいいから考えよう。というんだ。
多分、他人を助けてリターンが来る確率はかなり低い。外国じゃどうだか知らないが、日本でやると大体「すみません、ごめんなさい」と言われて「あれ?ありがとうじゃないのか?」とモヤっとするだけだ。
私も「そこはありがとうでしょ」とか言えるほどの器量も度胸も無いので、「いえいえ」というだけだが、まぁどちらかというと「どういたしまして」と言わせてほしい。
話はそれるが、私の叔父は毎回「ありがとな」と言ってくれる。

話を戻そう。
私は君たちに楽に生きろとは言わない。
誰かを助けろとは言わない。
人を傷つけるななんて言えるはずがない。
私は聖人じゃないし、聖人が古今東西存在しないと信じている。
だから、せめて楽に生きてほしいと願う。
誰かを助けるだけの余裕を持ってほしいと願う。
誰かに傷つけられてほしくないと思う。
だから、手が余っているときだけ、誰かのために使おうと考えてほしい。

【散文詩】祝詞

執筆の狙い

作者 ここが俺のチラシの裏
111.239.165.119

5月の病に侵された人たちへ。
あるいは5月を感じない人たちへ。
もしくは5月を感じる人たちへ。

ちょっと心が軽くなる、祝詞。

コメント

偏差値45
219.182.80.182

>5月の病
五月病のことでしょうか。

>ちょっと心が軽くなる、祝詞。
だと、いいですね。

さて、感想です。
一言で言えば、宗教臭いですね。
どこかの宗教のテキストでこんな内容を読んで気がします。

>私は君たちに楽に生きろとは言わない。
>誰かを助けろとは言わない。
>人を傷つけるななんて言えるはずがない。

>だから、せめて楽に生きてほしいと願う。
>誰かを助けるだけの余裕を持ってほしいと願う。
>誰かに傷つけられてほしくないと思う。

ここは対になっているんですね。
なんとなく矛盾しているような気がします。
「〇〇してください」命令。
「〇〇お願いします」希望。
マックに行って、「ハンバーガーを一つください」
と言ってもいいし、「ハンバーガーを一つお願いします」と言ってもいい。
単純に言い方が違うだけのような気がしますね。

個人的には、『化物語』 忍野メメの台詞が好きですね。

「人は一人で勝手に助かるだけ、
だから、僕は力を貸すことは出来るけど
助けることは出来ない。」

これをキリスト教に置き換えると、
「神は自らを助くる者を助く」ということかな。

さらに仏教では「自灯明(法灯明)」

結局、私がここでどんなコメントをしても、
ここが俺のチラシの裏さんが上達するわけではない。
自分自身が努力しないと意味がない。そんな感じかな。

ここが俺のチラシの裏
111.239.164.15

偏差値45様
コメントありがとうございます。
拝読しました。

>一言で言えば、宗教臭いですね。

宗教・・・ 言いえて妙ですね。
祝詞というと、私は神道を思い浮かべます。ホヤーラゲッタナンモノヨサなんやかんや
そんな、おじいちゃんの話ぐらい聞き取りづらい文句を神主が唱える。
そういうものを思い浮かべました。

>個人的には、『化物語』 忍野メメの台詞が好きですね。

>「人は一人で勝手に助かるだけ、
>だから、僕は力を貸すことは出来るけど
>助けることは出来ない。」

>これをキリスト教に置き換えると、
>「神は自らを助くる者を助く」ということかな。

なるほど、そんなことがあるんですね。
まったく知りませんでした。興味深いですね


>結局、私がここでどんなコメントをしても、
>ここが俺のチラシの裏さんが上達するわけではない。
>自分自身が努力しないと意味がない。そんな感じかな。

精進します。

あずま
49.104.10.10

拝読しました!
散文詩をよく知らないのですが、5月を感じない私の心には響きませんでした。
けれども、心が21gくらい軽くなった気がします。

困ってる人を通り過ぎちゃうとか、ありがとうじゃなくてごめんを言っちゃうとか、分かるーって思いました。
ただ共感して終わりなように感じました。
もっと、バシッと来る名言が欲しかったです。

こらからも執筆がんばってください!

ここが俺のチラシの裏
111.239.164.15

あずま様
コメントありがとうございます。
拝読しました。

>けれども、心が21gくらい軽くなった気がします。
魂抜けちゃってる!
甦れ甦れ・・・

>もっと、バシッと来る名言が欲しかったです。
>こらからも執筆がんばってください!
がんばります!

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