作家でごはん!鍛練場
大丘 忍

宝くじ

 不気味な足音が近づいてくる。
 内村真弓はマンションの入り口で振り返ってみた。十メートルほど後ろで、酔っているのだろうか、体を揺らせながら男が街灯の明るみに姿を浮き上がらせた。
 築後三十年は経過している古い五階建てのマンションの階段を駈け上がるように足を急がせる。足音が追いかけてきた。
 このマンションの住人だったのかとすこし緊張が緩んだ。この夜更けに目覚めているのはこの二つの足音だけのように、乾いた音が響きわたった。
 三階の踊り場でバッグの中をせわしく手が探る。慌てれば慌てるほど鍵は見つからない。足音は消えていた。やっと鍵を探し当て、中に入り、後ろ手に閉めたドアが途中で引っかかった。
 ドアの間に挟まれている足を見てぎょっとして見上げる。ドアが引き開けられ、男の半身が入り口を塞いだ。
「ちょっとおじゃましますで」
 男は酒臭い息を真弓に吹きかけた。
「出て行って!」
 真弓は男を押しだそうとしたが、それより早く男の体はドアの内側に滑り込みドアの閉まる音が外界を遮断した。
 真弓は後退しながら壁のスイッチを押した。痩せた中年の男であった。頬がひきつり、それがにやりと笑った顔であることに気がついて、真弓の背筋に戦慄が走り抜けた。男の目は獲物を狙う動物のように真弓の様子を窺っていた。
「出て行って! 人を呼びますよ」
「あいにくお隣さんは留守や。声を出したかて誰にも聞こえへんでえ」
 じりじり後退し、壁に追いつめられた。
「なにするのよ」
 真弓が突き出した手が払われ、男の手が頬で鳴った。
 男は真弓のスカーフをとり真弓の口に詰め込んだ。
「これで声は出されへんやろ。痛い目が嫌なら大人しくすることやな」
 男は真弓を床に押し倒した。恐怖で見開かれた真弓の目をみて男がせせら笑った。
「心配せんかて、殺さへんで。ちょっとええ気分にしてやるだけや」
 真弓がいやいやをしながら手足をばたつかせた。
 男の目が光り、手が頬に飛んだ。
「言うことをきかんかったら殺すでえ」 
真弓は観念した。こんな男に犯されるのは癪だがそれも仕方がない。これからのことを思うと、こんなことは何でもないことだ。殺すなら殺すがいい。その方がすっきりする。

 最初は僅かの金だった。付き合っていた男にせがまれてサラ金で四十万円借りたのが地獄への通行切符であった。それまでの貯金はすでに底をついていた。男に頼まれるとそれを断わることは出来なかった。サラ金に手を出すことがどんなことかの恐さもあまり意識にはなかった。ただ男に捨てられたくないという気持ちが真弓の理性を狂わせた。
サラ金に返済するために次のサラ金に手を出す。お決まりの転落を辿るのにそれほど時間はかからなかった。これ以上、真弓からは金が出ないと知るや男は去っていった。
 会社の昼休み、顔に険のある男が真弓を訪ねてきた。真弓はその男、サラ金の店長を会社の屋上に案内した。
「待ってくれ言うていつまで待たすんや。うちは慈善事業と違うんやで」
「十日間、いや一週間だけ待って下さい。必ずお返しします」
「ほんまに一週間やな。もし払えんかったらどないしてくれるんや」
「必ずお払いします」
「百万円やで」
 真弓はうなずいた。しかし金策の当てはない。借りられるサラ金はあちこちで借り尽くしている。
 店長は真弓の体を嘗め回すように見ながら言った。
「そんな無理せんかて、もっと楽に稼げる方法があるやろ。その顔と体や。何ぼでも稼げるで」
「とにかく払いますから」
「払えんかったら体で払うて貰うで」
 若い女が手軽に稼げる方法。それは風俗産業に身を投ずることであるとは真弓にも想像がついていた。

 部屋に侵入した男は、真弓の衣服をはぎ取り、体に手を這わせた。
「いい体してるやんか」
 手は胸から下腹へと下がっていく。
「おっと足を開いてんか」
 秘所を触られて思わず足を閉じる。男は強引にこれを広げた。
 男のなすが侭に任せながら、風俗に入れば毎日がこんな事をするのだろうかと思った。
 早く終わって、とそれだけを思いながらひたすらその屈辱に耐えた。
 男が離れて立ち上がった。真弓はのろのろと体を起こした。男の体液が股間から流れ落ちた。
「これ今日の駄賃や。そやからこれは合意の上ということやで」
 男は内ポケットから数枚の紙切れを取り出してその一枚を真弓の体の上に落とした。
「宝くじや。大事にせなあかんで。もし当たったら一等五千万やからな」
階段を下りて行く男の足音を聞きながら、引き裂かれた衣服を身につけた。殺されないでよっかったという安堵感が薄らいでいくにつれて怒りがこみ上げてくる。
 こんな紙切れが……、真弓は宝くじを手に取って破り捨てようとした。その手を止めたのは、当たりはしないだろうが、もし当たったらという願望があったからであろう。その宝くじを文庫本に挟んで書棚にしまった。
 三日後、真弓が外出しようとドアを押すと、ドアは抵抗なく開いた。目の前に先日の男が立っていた。閉めようとしたドアは男の足で止められ、男の体は中に滑り込んだ。手帳と新聞を手にして、男の目は異様に光っていた。
「宝くじはどこや?」
 男は素早く室内を見回し、真弓のバッグを奪い取った。バッグの中身を床にぶちまけて足でかき回した。
「どこに隠した?」
「そんなもん、破って捨ててしもうたわ」
「なんやと? 一等に当たってたんやで。五千万や」
 男は手帳の番号を見せて、野獣のような唸り声をあげた。
「ふん、あとの祭りや」
「捨てたのは嘘やろ。何処かに隠してるやろ」
 男は真弓の首に手をかけた。
「さあ、出せ。出さんとほんまに殺すでえ」
 男は首を締め付けた。真弓は男に唾を吐きかけた。
「このあま!」
 首を締める力が増していく。遠のく意識の中に、そこまでや、という声が聞こえた。首を締める手が外れた。いつの間にか二人の男が部屋に入っており、その一人が男の腕をねじ上げていた。二人の男達は警察手帳を見せた。
「芝田昭三。強姦罪で逮捕する」
「なんやと?」
 芝田が目を剥いた。
「三月十日、つまり四日前や。この部屋で内村さんを強姦したやろ」
 芝田は真弓を振り返り、
「おまえ、届けたんか」
 と怒鳴った。
「当り前や。こんなことされて黙っておれるかいな」
「このあほう!」
「あほうはおまえの方や」
 真弓が言い返した。
「とにかく……」一人の刑事が口を開いた。
「被害者から親告があったんでね。強姦罪は成立するんや」
 芝田の顔が赤くなった。
「そりゃあ違いますで、刑事さん。強姦と違いますんや。あれは合意の上ですねん」
「あほなこと言うたらあかん。被害者から強姦されたと届けられてるんやからな」
「合意の上の証拠に、この女に合意の証拠として宝くじをやってますねん」
「内村さん、本当に受け取ったのですか?」
 刑事が訊ねた。真弓がうなずいた。刑事は顔を見合わせた。
「宝くじを情交の謝礼として内村さんに譲渡したのは間違いないな」
「間違いおまへん。これで無罪放免や」
 芝田が勝ち誇ったように刑事の腕を振り払った。
 刑事がにやりと笑った。
「ところがそうはいきまへんのや」
「なんでや」
「芝田昭三。あなたを強盗殺人未遂の現行犯で逮捕する」
「なんやと」
 芝田が顔色を変えた。
「宝くじは譲渡した以上、内村さんの物や。それを奪うために首を締めて殺そうとした」
「あれは……、あれは一等の五千万の当りくじでっせ。昨日の抽選で当たったんや。あれはわしのもんや」
「譲渡したことを認めたやないか。もう遅いわ」
 刑事は芝田に手錠をかけた。
「まさか当たるとは思わんかったんや」

 数日後、内村真弓は新幹線のグリーン車に座っていた。五千万円の当りくじを換金し、サラ金の借金をすべて清算した。借金は約八百万円ほどであった。
 大阪から離れて、九州の誰も知らないところでひっそりと暮らすのも良いかも知れない。

                    了

宝くじ

執筆の狙い

作者 大丘 忍
220.219.181.62

短い掌編ですから簡単に読めます。

コメント

匿名
180.36.120.112

さくっと読めて、さくっと楽しめました。
大丘さんの文章は純文学的な技巧が少なくて自分的には読みやすいです。

この前上がっていた「雪の山小屋」と少し内容が似ていると思いました。

一つ難癖をつけるとしたら、この頭の悪そうな犯人が宝くじの番号をすべて覚えているとはとても思えませんでした。
女に宝くじの番号の書いてある紙を渡したのだから、男はどこかにメモしていない以上すべて番号を覚えていたことになります。
犯罪者には、とにかく行き当たりばったりな思考をする人が多いとされていますが、こういう強姦魔が宝くじ(ロトシックスあたりを勝手に想像)の番号をいちいち覚えてたりするのかなーと。

難癖ですので、参考程度にしてください
それ以外の所は気になることなく面白く読めました。

夜の雨
60.41.130.119

大丘さん、近頃は大衆路線ですね。
雑誌にある娯楽作品です。
今回の「宝くじ」もわかりやすい小説です。
まあ、娯楽作品はわかりやすくて、面白くなければ売れませんけれどね。
テンポもよいし、エピソードの仕込みや展開もよいと思いました。
官能描写も娯楽作品としては適切ではないかと思います。
「宝くじ」のネタの仕込み方もよいですね。
主人公の女性(真弓)はどこか崩れたところがあり、背徳感があります。
この背徳感に何とも言えない良さがあります。
また、男(芝田)の人生を捨てたような描き方もうまいです。
掌編でこういった人間の背景にあるモノを滲ませるのは、人生経験が豊富な作者だからできるのではないかと思います。
昭和の匂いが登場人物たちの生活部分からしてきそうです。
ここでいう「生活部分」とは、内村真弓が住んでいるマンションが「築後三十年は経過している古い五階建てのマンションの階段を駈け上がるように足を急がせる。」とか。
サラ金の借金の取り立て方とか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
上に書いた生活部分の日常をもっと書き込むのと、真弓自身や周囲のことを書きこんで人間を浮かび上がらせると、本格的な大衆文学作品になるのではないかと思います。

ほか、気が付いた点。

隣の住人が留守ということが芝田にはわからないと思うので、伏線がいる。
一階のエントランスにあるポストを内村真弓が開けていたのをついてきた芝田に見られたとか。
そのとき真弓が隣のポストに広告が詰め込んであるのを見ていたとか。(要するに入居していない)。真弓は角部屋で隣はいない。

ちなみに宝くじは、芝田が数枚持っていたということになっています。その中の一枚を真弓に渡しているので、続き番号のはずなので、当たりの宝くじが真弓に渡ったということは芝田にわかると思います。したがって、御作の描き方で問題ないと思います。

大丘 忍
220.219.181.62

匿名さま。
早速様んで頂き有り難うございます。宝くじが当たりかどうかは問題になるところですが、そのために芝田には手帳と新聞を持たせました。自分が買ったくじの番号を手帳に控えており、新聞の番号と照らし合わせて当たりを知ったという筋書きでした。実際には、番号を手帳に記録するような面倒なことはしないと思いますが。

大丘 忍
220.219.181.62

夜の雨 様

なるほど、隣人が留守であることをいかにして知ったかの情報はあったほうがいいですね。
溜まった新聞受けをみるとか、隣人が旅行をしている情報を何らかの方法で知ったか。
なんでもいいのですが、あったほうが良かったと思います。
読んで頂き感想をありがとうございます。

アフリカ
133.202.160.169

拝読しました

どうしても感じてしまうのが、なんとも切実な作為的露出と言うか……

僕は文章にあまり興味が向かないので流れに関して感じてしまったこと。ですが

女を犯した男が宝くじ?

物凄く違和感。

でも、良いんです。違和感あっても良いんです。

だけど、でも、警官まで?

伏線ってこんな意味じゃないですよね?
トリックってこんな意味じゃないですよね?

これって、ドラマがどこにあるのか……

大丘さんは、性に拘ることから少しだけ距離を置いたらまとまった感じで書けるような気がするんですよね……
なのにどうにかこうにかそれに寄せて行くからなんかこう……

宝くじ……

こんだけセコい奴なら裏書きに名前をきっちり書き込んでるに違いないし、やっぱり犯した女に宝くじ?で、当たった事を知った女が警官と?

ん…………

ありがとうございました

大丘 忍
220.219.181.62

創作とは、もともとこんなことは実際にはまずありえない想像に過ぎません。
男が宝くじを何枚か買った。宝くじなんてはずれて当たり前。しかし男は買った番号を何気なく手帳に控えておいた。当選番号が発表されて手帳を見たら当選番号がある。あわててくじを調べたら当選番号だけ抜けている。「女にやったくじだ」として取り返しに行く。と、こう書いてしまえば単なる説明ですね。だからくじをやったことで合意の上の和姦は成立するも、くじを取り返すため女の首を絞めたのは強盗殺人未遂という犯罪が成立するというオチでした。
オチは難しいですね。

水野
220.221.71.16

『宝くじ』読みました。

マンションの階段を駆けあがる自分の後ろから、男の足音が追いかけてきていることに気づいた真弓は、本文によれば「このマンションの住人だったのかとすこし緊張が緩んだ」という風に言われています。その前にはこの男について「酔っているのだろうか」と思案を巡らせている。そのような男が自分の後を追ってくる状況において、彼女は「すこし緊張が緩んだ」。
彼女がなぜ、男を同じマンションの住人だと考えたか。単にその男が自分と同じ方角を目指していたからにすぎません。そもそも彼女が本当に、この男を住人でないかそうでないかを判断できていれば、このようなことにはならなかったはず(確実には防げなかったとしても)。
そして、おそらくはマンションの住人でない男の方が「あいにくお隣さんは留守や」という風に、マンションのことを熟知しているらしい台詞を吐いている。初めから女を襲おうという決意がそうさせたのかはわかりませんが、この時の男の頭はすこぶる明晰だったようです。「体を揺らせながら」という最初の様子も、あるいは演技だったのかもしれません。

事件のあった日(三月十日の四日前)から三日後、男は真弓の部屋の前で警察に拘束されることになります。男と警察を鉢合わせさせることに成功した理由は、真弓がこの時にはすでに、自分のもらった宝くじが当選していたということを知っていたからに他なりません。「ふん、あとの祭りや」と、男に対して余裕の態度でいることがその証です。
朝起きて、すぐに彼女は何らかの方法で当選しているかどうかを調べた。男よりも先に宝くじが当選していたことを知った真弓は、あの男が必ずやここに戻ってくるに違いないということを予想する。そうして彼女は、警察をあらかじめ控えさせておいた。いつ来るかまではわからないが、ともあれ対策は早めにとっておこうと。
この日、彼女は「外出」の予定があったらしいですが、男が来ることは予想できていたに違いないので、コンビニか自販機にでも行くような些細な用事だったのでしょう。そのようにして全てのタイミングがちょうど重なることで、本文で描かれている通りの展開を辿ったわけです。

これほどうまく物事が運んだのも、襲われたその日以来、「もし当たったらという願望」の下、真弓が宝くじを大切に保管していたからです。一方でその日、中年の男をマンションの住人だと勘違いして「緊張が緩」まなければ、そもそもこのようなことにはならなかった。ついているのかいないのかわからない、奇妙な女の物語と私は読みました。

大丘 忍
220.219.181.62

水野様 読んで頂き感想をありがとうございます。このような短い作品では、できるだけ余分なことは書かないで読者の想像に任せることが必要であると私は考えております。
マンションの隣の「住人が留守」であることが大切でその理由にはあまり意味がありません。男の知人で、旅行中であっても良いし、何日か前から集金に寄っても何時も留守だったのでも構わないし、新聞受けに新聞がたまっていたからでかもいません。これらの理由はストーリー構成上不可欠なことではありませんので省略し、読者の想像に任せました。
私は、その他の場面でも、このような書き方をよくしております。ただ、度が過ぎるとわからなくなりますから限度は必要でしょうが。
まあ、小説の書き方は難しいですね。

アフリカ
49.106.188.5

何度もごめんない

(創作とは、もともとこんなことは実際にはまずありえない想像に過ぎません)

いや、あの……
そんな事を伝えたいんじゃなくて……

妄想、空想、デタラメ。
なんでも良いんだけど、そこにある物語が読み手にとって本当に感じられるのか?偽物にしか感じられないのか?
って事だと思うんです。

嘘でもめちゃくちゃでも良いんです

読み手が信じられれば。
読み手がその世界に没入できれば。

それが、僕には犯した女に宝くじを渡す行為で全てさめてしまったと言うか、むりやり女を犯すような男が、宝くじを差し出す?それってなんのため?

なんて伝えれば良いのでしょ……
男の存在自体があまりに陳腐でありえない気がした……

そんな感じでしょうか……

でも、まぁ、僕の感覚ですから
他の人は良いかも知れません


何度もしつこくてごめんなさい

大丘 忍
220.219.181.62

アフリカ様

男が宝くじを渡したのは、単なるオチですよ。

つまり、「合意の上」という既成事実を作るだけの事。宝くじが1等に当たることはそれこそ「宝くじに当たる」ほど稀なことですから、キャッシュよりは安上がりですね。

このような短いものではオチの切れ味が大切です。宝くじをやらなければ単なる強姦事件に過ぎません。宝くじによって強姦ではなく合意ということになり、当たったくじを取り返すことで強盗傷害罪になるという二段構えのオチを準備しております。

大丘 忍
220.219.181.62

弥々丸朗 様

残念ながら、言っていることがよくわかりません。

ルカ
106.171.75.146

 『宝くじ』、拝読しました。
 さらっと最後まで読めました。
 個人的な感覚かもしれませんがレイプされた女性が相手の男の投げ寄こした宝くじを文庫の本に挟んで取っておくという場面で「ありえない」と感じました。
 そんなものを取っておく心理がわからないんです。ぞっとします。女性に借金があったとしてもです。
 たとえば男が一万円札を投げ寄こしたとしてもそんなものは捨てませんか? 使うなんてありえないと思うんですけど。八百万円の借金があったのならばなおのこと一万や二万なんかではどうにもならない金額です。
 御作では現金でもなく宝くじですからレイプされた女性にしてみれば触るのもいやなくらいにぞっとして即捨てるとおもいます。男性にはわからない心理でしょうか。

大丘 忍
220.219.181.62

ルカ様

貰ったというより、投げ落とされた宝くじを破って捨てる気持ちは当然ですね。でも、それではオチにつながりません。
上手いオチは難しく、それだけオチには拘る必要があります。という訳で、この小説ではオチに拘りました。

偏差値45
219.182.80.182

>早く終わって、とそれだけを思いながらひたすらその屈辱に耐えた。
>男が離れて立ち上がった。真弓はのろのろと体を起こした。男の体液が股間から流れ落ちた。

この部分、時間経過の表現が含まれると良いと思いました。

全体としては、テンポの良い作品。
「なるほど」と言える内容ですね。オチが分かりやすい。
ストーリーを作るセンスは素晴らしいと感じました。
しかし、他の方の感想文にもあるように現実的にはあり得ない話ですよね。
その意味では減点かな。
もちろん、現実的である必要性はないけれど、現実的にあり得る話の方がポイントは高い
とは思いますね。

大丘 忍
220.219.181.62

偏差値45様

犯人が呉れた宝くじが現実に当たりくじであったとは、きわめてまれな想定ですが、物理的な可能性としてはあり得ます。だからオチとして使えます。これは、貰った石ころがダイヤに化けたというならおとぎ話で、現実にありえるオチとは言えません。

ルカ
106.171.80.79

 再訪失礼します。

>投げ落とされた宝くじを破って捨てる気持ちは当然ですね。でも、それではオチにつながりません。

 当然のことでそれではオチにつながらない――とご認識とのことでなんだか安心しました。
 気づいていたがあえてそのまま投稿したのか投稿する時点では気づいていなかったのかは不明ですが、どちらにしてもそういう時は、だから別の方向から考えようとなるのではないでしょうか。難しいことですし私も自分のことは棚にあげて書いてしまっていますが。

 女性が宝くじを捨てるのは当然だと大丘さまも考えているということなのでそこは大前提として。
 大丘さまが拘っておられるのは、保身のために捨てたはずの宝くじは当選くじだと気づいた犯人が、欲に駆られて取り戻しにいったら警察に見られて捕まった、という皮肉な結末ですよね? ということは強姦は必ずしも必要な要素ではない。代替可能なんですね?

 そのオチにもっていけるバリエーションはたくさんある。
 つながらないと思えば別の要素を選べるんです。
 今回の不自然なストーリーではそのオチにつながらない、だがオチのためには仕方ないと無理やり使ってしまうと、当然ながらオチとしては死んでしまう。
 だからまずその時点でこの要素は捨て別の要素で筋を考える。

 くり返しになりますが、もっと自然なかたちでオチへとつながるストーリーがいくつもあるのだから、その中から選べばいいとおもいます。
 「それではオチにつながらない」との考えに至ったときには他の要素を選ぶ。次回からはぜひそうしてほしいです。私も自分の作品を書くときは心がけたいと思っています。お互いがんばりましょう。

ルカ
106.171.80.79

 再々訪失礼します。

 「それではオチにつながらない」との考えに至ったときには、
 他の要素を選ぶか、もう一つの解決策としてはオチを変えてしまう、というのもありました。どちらかですね。
 どうしてもその要素に拘りがあるのならば、それに合ったオチを考えた方がよいのでは?
 その要素よりもオチの方により拘りがあるということなら、別の要素に変えることでオチが生きるのだと思います。

偏差値45
219.182.80.182

再訪失礼します。

>きわめてまれな想定ですが、物理的な可能性としてはあり得ます。だからオチとして使えます。
オチとして使えるかどうか、は指摘していないのです。
「ありえるか」「ありえないか」ということですね。
具体的に指摘はしませんが、
他にも「ありえない」と思われる点がいくつか存在します。
複数の「ありえない」と思われる点が重なって、
読書に絶対にありえない印象を与えているのです。

いくら作り手が「可能性はあります」と主張したところで
なんの意味もないのです。

かけうどん
49.97.102.188

譲渡すれば合意になるんですか?

大丘 忍
220.219.181.62

ルカ様
このような掌編で、オチにつながらないと考えれば、書き方を最初から、つまりオチのいらない内容に書き換えなければなりません。

漫才でも落語でも、最後のオチの良し悪しで評価が決まってきます。それと同じように、小説でもこのような短い掌編であれば、オチの良し悪しで評価が決まると思いますが、実はいいオチを考えるのは非常に難しいことだと実感しております。
私がこのような類の掌編を書くときは上手いオチが見つかった時だけですね。オチの良し悪しで作品の面白さが決まってしまいますから。

この話の場合に、単に強姦しただけでは強姦の話で終わってしまいます。犯人が買った宝くじの一枚を女にやったことで、和姦にしたという新展開になります。ところが女にやった宝くじが1等に当たっていたという事からまた新展開に入ります。
更に男がその宝くじを取り返しに来たことで、また新たな展開が起こります。
このように、次々と新たな、読者には思いかけなかった展開が起きるというのがこのような小説の上手い書き方だとおもいます。
このような思惑で書きますが、その展開には多少無理なこともあるでしょう。そんな場合に、その無理に拘りすぎて作者の意図した面白さを感じ取れないとすれば作者か読者の失敗と言えるかもしれません。

> そのオチにもっていけるバリエーションはたくさんある。
> つながらないと思えば別の要素を選べるんです。
> 今回の不自然なストーリーではそのオチにつながらない、だがオチのためには仕方ないと> 無理やり使ってしまうと、当然ながらオチとしては死んでしまう。
> だからまずその時点でこの要素は捨て別の要素で筋を考える。

このご意見はその通りだとおもいますが、私は今回のストーリーはそれほど不自然とは思いませんでした。これまでいくつも「オチ」を含んだ掌編を書いておりますので、オチについてはかなり気を使っているつもりです。
切れ味の良い「オチのある掌編」、私は大好きです。ここに掲載されることを望みます。

大丘 忍
220.219.181.62

かけうどん様

男が行為の代償として出したのですから、受け取れば形式上は合意とみなされても仕方がないでしょう。

之までの議論を総括すると、オチと示した行為はあり得ないとする見解。あるいは、それではストーリーのごとき結果になりえないのでは。等々あると思いますが、これは実在の犯罪記録ではありませんから、あくまで小説として読んでくださいと言いたいですね。

偏差値45
219.182.80.182

>男が行為の代償として出したのですから、受け取れば形式上は合意とみなされても仕方がないでしょう。

女が追認していないので、これは合意とはみなされません。
脅迫や暴力によってなされた契約は無効です。
示談が成立すれば良いのですが、今回のケースは成立していないですよね。

大丘 忍
220.219.181.62

偏差値45さま

ではこの当たりくじ、女にはもらう権利はないわけですね。女は賞金を犯人に返す訳ですね。

ドリーマー
116.67.238.66

拝読しました。
ストーリーもオチも面白かったです。
残念なのは人物造形ですね。
大丘さんはストーリーに合わせて人物設定はしたものの、人物造形はしなかったんじゃないでしょうか。
すでに指摘があるように、自分を強姦した男がくれた宝くじなんて、普通なら捨ててしまいます。ではどういう状況なら捨てないのか、借金があるから、だけでは弱いです。貰った宝くじを捨てる気力もない、そういう心境の女性の造形が必要だと思います。

>若い女が手軽に稼げる方法。それは風俗産業に身を投ずることであるとは真弓にも想像がついていた。
>男のなすが侭に任せながら、風俗に入れば毎日がこんな事をするのだろうかと思った。

真弓は瀬戸際に立たされているという設定ですが、いっそのこと、すでに風俗に入っている設定にすれば無理がないんじゃないでしょうか。
風俗に染まった真弓なら、人生に夢も希望も失っているかもしれません。男がくれた宝くじを丸めて投げ捨てたものの、ゴミ箱の淵にあたって部屋の隅に落ちてしまった。けれど拾ってゴミ箱に入れる気力もなく、そのまま放っておいた、ということならあり得ますし、真弓のやるせない心情も表現できると思います。この場合、後日、真弓が宝くじのことを思い出す(テレビで宝くじのニュースを見るとか)シーン(伏線)が欲しいですが。
風俗嬢だから強姦されても平気、なんてことはありません。まして大金が絡んでいますから、この後の展開やオチを変えなくても話は成り立ちます。
個人的な好みとして、ラストで真弓に「人生、捨てたもんやないな」なんて呟かせたいですね。

男の造形について。
男は俗悪キャラですから、宝くじも自分で買ったのではなく、誰かが落としたものをネコババしたことにしてはどうでしょう。
上着のポケットに無造作に突っ込んだ宝くじが、真弓と揉み合った時にひらりと落ちた。まさか当たるとは思っていませんし、自分が買ったのでもありません。一枚くらいなら、駄賃代わりに女にやってもいい、と思っても不自然ではありません。
また宝くじは通常連番で売られていますから、抜け落ちた一枚(当たりくじ)がない、となれば、それがどこで失くしたものかすぐに気づくはずです。当選番号もこの男なら手帳にメモしたりせず、スマホでチェックして済ませそうです。

荒唐無稽な話でも、話の展開に相応しい人物造形がなされていれば(ストーリーに合わせて人物を設定するだけではなく)、リアリティのある話になりうるんじゃないかと思いました。

自分のことは棚に上げて勝手なことを書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。
失礼しました。

大丘 忍
220.219.181.62

ドリーマー 様

おっしゃる通り、女は借金のために風俗入っている女とした方が自然で書きやすかったようです。風俗の女であれば、貰った宝くじが当たるかもしれないと思って保存していたことが読者にも受け入れられますね。
この宝くじの扱いは、女が風俗にいたとすればもっと効果的に扱えてだろうとおもいます。有益なアドバイスでした。ありがとうございます。

夜の雨
60.41.130.119

「宝くじ」盛り上がっていますね。

下記のような設定にするとうまく治まると思います。
オチのインパクトは少なくなりますが。

男が内村真弓の身体に支払った代償の宝くじは、一等「5千万円」が当たったのではなくて「10万円」ほどの当選金にする。これで現実味が帯びてくる。

内村真弓が多額の金銭を貢いでいた男という設定は変える。

相手を医者(ほか、優遇されている立場の者)とかにして、真弓がもし彼と一緒になれたら幸せになれるのではないのかと、とりとめのない夢を見る。
その夢がもろくも崩れて、手切れ金に50万円ほどの金銭を渡される。
相手は医者か研修医とかで20代の世間知らずという設定。
真弓は看護師でもよいし、OLでも風俗に勤めていてもよい。
ちょっとしたきっかけで知り合いになり、肉体関係が続いていたという設定。
もしかしたら結婚出来るかもしれないと真弓は思っている。
ところが、二人の関係が男の親にわかり50万円の手切れ金で別れてください、と切り込まれる。
真弓も自分の立場を考えると後ろめたさがあるので、相手の親からこれで別れてくれと言われると断れない。

そんな状況で真弓もストレスが溜まっており、バーでアルコールを飲んで酔って帰ってきたところが、男に襲われるという設定になります。

襲った男は酔っていない。酔っていてもよい。
襲われた真弓が酔っているという状況。

真弓は「酔っているし投げやりになっている」ので、自宅マンションに帰って来ても油断している。
男に襲われる。

男が事を済ませると宝くじを真弓に投げるようにして「当たれば5千万円の宝くじだ、同意だからな」と、逃げるように帰っていく。

真弓は玄関を出て行く男を見て、宝くじを指でつまんで拾い上げると、じっと見て、当たるはずがないと思いながらも、もし、5千万当たれば、この底なしのような夢の無い生活から抜け出せるのではないだろうかと天を仰ぐが、天井には染みのついた化粧板が張られているだけであった。
そして文庫本のあいだに宝くじを挟む。

真弓が自宅を出るときに男が再度現れる。
おまえに渡した宝くじを返せ! と言ってくる。
「当たったんだよ」ということで、無理やり部屋の中に入ってくる。
宝くじはどうしたというので、捨てたというと、部屋の中を荒らし始める。宝くじを探しているのだ。
そこで真弓は部屋の片隅にあるゴミ箱を指さす。
ゴミ箱には破り捨てられた宝くじがあった。
男は破られた宝くじをつなぎながら、「これなら大丈夫だ、銀行にもっていけば10万円を換金してもらえる」と、うそぶく。
真弓は10万円の金に危険を冒して戻ってきた男をあわれに思ったが、5千万とかの大金やら医者との結婚やら、現実を考えずに夢を見ていた自分に気づく。
真弓は10万円の当選を新聞で知っていたが、この金額では夢は見られない、「ふざけんな」というプライドから宝くじを破って捨てている。

窓を開けて路上を見ると「10万円の金で危険を冒した」男が急ぎ足で帰っていくのが見えた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
これで終わってもよいし、真弓が警察に電話をかけてもよい。
すでに被害届は出していてもよい。
警察に電話をかけると、被害届が出されているので警察は男が銀行に敗れた宝くじの換金に行くことがわかっているので、手配して男は捕まる。


終わり。

こんなところでいかがですか。
―――――――――――――――――――――――――――――――
上の内容にプラスして真弓の日常を描写すれば、まとまるのではないかと思います。

ルカ
106.171.86.6

横レスすみません。
あまりにもびっくりしたので。


>風俗の女であれば、貰った宝くじが当たるかもしれないと思って保存していたことが読者にも受け入れられますね。

 いえいえいえいえ。
 ドリーマーさまはそのようなことは書いていないんです。
 風俗業に勤務する女性が宝くじを捨てたという設定で助言されています。


 大丘さまは、捨てるのだ、という前提を外さずに考えることはできないのですか?


 強姦された女性が強姦した男性の投げよこした紙切れをありがたく保管しているという設定を何が何でも崩したくはないとお考えですか?


 それを読者が受け入れるとお考えなのですね?

 

ドリーマー
116.67.238.66

再訪です。

>風俗の女であれば、貰った宝くじが当たるかもしれないと思って保存していたことが読者にも受け入れられますね。

うーん、その場合は、真弓の造形を大幅に変えないといけませんね。
私がイメージした真弓は、男に騙されて借金を抱え、挙句に風俗に身を落として、すっかりやさぐれてしまった女なので。彼女の中では宝くじは捨てたものになっています。ただ捨て損ねて部屋の隅にあっただけで、当たるかもしれないと思って保存していたわけではないんですね。だから彼女が宝くじのことを思い出すシーンが必要になるのです。

当たるかもしれないと思って取っておく女は、もっと強かだと思います。
風俗に身を落としたけれど、いつか必ず伸し上って、自分を騙した男を見返してやる、と思っているくらいの。あるいは「いままで散々男を乗せてきたんだ。一人くらい増えたってどうってことないね」と言えるくらいの。そういう女なら、宝くじを捨てずに取っておくかもしれません。

でもその場合、前半の強姦シーンを丸々書き換える必要があります。力では敵わず、男に従うしかないと気づいた時点で、行為が終わるまで冷静に男を観察するとか。そして帰ろうとした男に、自分から「ちょっと! ただ乗りする気かい!」と怒鳴りつけ、男は宝くじを投げ捨てて出て行く。真弓は宝くじを拾い上げ、「バカにしやがって」と舌打ちするも、当たるかもしれないと化粧台の引き出しにしまう(文庫本に挟むよりも、化粧台の方が風俗嬢っぽいです)。

一口にOLと言っても十人十色、風俗嬢と言っても十人十色です。ストーリーやオチは同じでも、主人公の性格や考えが違えば書き方も違ってきます。
そこが小説の面白いところであり、難しいところでもありますね。

では、再訪失礼しました。

偏差値45
219.182.80.182

>ではこの当たりくじ、女にはもらう権利はないわけですね。女は賞金を犯人に返す訳ですね。

法的には返す必要があるでしょう。
しかし、契約書があるわけではないので、宝くじの授受を証明できるものがありません。
「記憶にございません」「知らない」と言われたら、それまでです。
一方、強姦に関しては警察でレイプキットがあるので、証明できます。
この後は刑事裁判、民事裁判があるわけで、男にとってたった一度の過ちで
たいへん大きな損害になりますね。

大丘 忍
220.219.181.62

夜の雨様

なるほど。ストーリーの作り方が巧みですね。そのようにいろいろのストーリーを考えてどのように書くか。これが小説を書く楽しみです。だから、私はあまりストーリーがない小説は好みません。これからも、いろいろのストーリーを考えてみます。ありがとうございました。

大丘 忍
220.219.181.62

ルカ様。

宝くじが一等の五千万に当たっているとしても捨てるでしょうか。とすればちょっと現実味が薄いと思います。もし宝くじでなくて、一万円札を二枚くれたならその札を破りしてるでしょうか。
つまり、このような設定は作者はこう思うがあなたはどうでしょうかというようなもので一定の回答はないと私は考えております。したがって読者が思われることは間違っていると言っているのではありません。
私は初稿では宝くじを破って捨てることにしました。ところがこれでは二段構えのオチにならないことに気が付きました。
二段構えのオチとは、まず、強姦罪は宝くじを代償としてやっているので合意の上ということになる。第二は、和姦とすれば強姦罪はなりたたないが、首を絞めて宝くじを取り返そうとするのは強盗罪、或いは強盗殺人未遂罪になるという二段構えです。
このような短いものでは、オチの面白さが大切であるため、あえてこのようにしております。
この文章が公判記録書であれば、皆様から指摘されている問題点が発生するでしょうが、掌編小説のオチとして書いたものですから、皆様の反響には驚いております。

大丘 忍
220.219.181.62

ドリーマー 様
ここに出てくる真弓という女の実態は、私は全く知りません。モデルがある訳ではなく想像で作り上げた人物です。
したがって、多くの読者から見れば納得がいかないと思う方が居られるのは当然です。私はそのような方に反対しているのではなく、創作の上でなぜ自分はそのように書いたのかを釈明しているだけです。
之だけいろいろの感想を頂けば大いに参考になりますね。ありがとうございます。

頭パンクロッカー
49.98.143.22

弥々丸さん、誹謗中傷はいけませんね。
通報します。

かなぎ
42.124.214.56

拝読しました。
強姦周りのリアリティの話は望まれていないようなので割愛します。

警察が出たあたりから話の筋が見えなくなって困惑しましたが、作者様のコメントを読んで、そもそも小説と作者様の意図がズレていることが分かりました。

作者様の考える二段オチは残念ながら成立していません。

第一のオチについて。
「宝くじを対価としたことで合意になる」は、そもそもオチではありません。
これはむしろ、男が話の前半で示している「このお話における前提」です。(現実的かどうかは置いておいて)
宝くじと強姦の関係性でオチを作るなら「宝くじを譲っていないと主張したせいで強姦が成立する」あたりが正しいのでは。

第二のオチについて
これもほぼ成立していません。
罪状として強盗ではなく強盗殺人未遂を使っていますが、「宝くじの譲渡・強姦罪」と「殺人未遂」が対立しないからです。
宝くじが誰の物だろうが、強姦が成立しようがしまいが、殺人未遂は確定でしょう。
警察官は「ところがそうはいきまへんのや」と言っており、ここからが作者様の主張される二段目のオチ部分ですが、いったい何が「ところが」なのだという話です。現行犯ですから。
この形でオチを作るなら争点にできるのは「強盗」部分だけ。
であれば、警官と男のやりとりは
「強姦罪で逮捕する」→「無罪だ」→「いいや無罪ではない。強盗殺人未遂だ」
ではなく、
「強姦と殺人未遂で逮捕する」→「強姦は無罪だ」→「ならば強盗殺人未遂で逮捕する」
といった流れになるはずです。

(自分の物なら強盗が成立しないのか?という問題は残りますが、掌編ならスルーしてもいい範囲かなと思います)

114.169.250.253

感性・常識・法律その他諸々昭和で止まってるな、もう令和だってのに。時代設定を昭和として書いたとしても、言い訳にもならんが。昭和の頃ならそのまま書いてた事でも、今の時代軽々に扱ってはならない事なんて山ほどあるし。
後、抽選日までに宝くじが捨てられていないというのは流石に無い。捨てられたくないなら、もう少し屁理屈こねて構成しなきゃ。

結局、レイプの被害者を一人生み出しただけの作品。

西野 くず
106.181.169.216

読了致しました。

強姦された相手から
宝くじを渡され、取っておく。
それは流石に、
少し無理のある設定だった為、
主人公の女性に、
風俗嬢という役割を与えようという
お話だそうですが。

風俗嬢の方を、何だとお思いですか?

売春=無気力
というのが既におかしい。

体を売っていようが売っていまいが、
強姦男の持ち物なんぞ、
気持ち悪いし、
腹が立って
捨てずにはいられません。

そもそも、
男に振り回され
借金を重ねまくり、挙げ句取立て屋に強姦されている時点で、
疲れきっているのは目に見えています。
それに、
わざわざ文庫本に挟む方が、手間を感じますよ。

絶望していたとしても、
胸糞の悪さに
近くの窓から投げ捨てはする筈です。

オチがつかないと仰っていましたが、
想像力を働かせて、
他の展開等も考えてみてはいかがですか?

例えば、
捨てた宝くじが、翌日まだ外に残っていた。そこで考えた彼女は、
当たっていないのに、くじが当選したと
強姦男に嘘の電話をし、
ノコノコやってきた所を
刑事が取り押さえる。
よって、ヤミ金の取立ては帳消しになり、
彼女は一から人生をやり直す。

など。
男の目の前で宝くじを破り、
何か言い返させても、良いかもしれませんね。

宝くじに、こだわり過ぎている気もします。

物語の流れの現実性については、
それぞれの自由です。
小説が、必ずリアリティを含む
義務はありませんし。

しかし、人物の感情、人格に関する設定は、
きちんと整合するべきでしょう?
現実的な女性の姿を描くとしたら、
それ相応、
自然に女性としての感情を
くんだ方がよろしいと思います。

大丘 忍
220.219.181.62

かなぎ様

私が使ったオチを法律的に解説して頂き有り難うございます。私は法律には全く縁がなく、したがってはっきり言えばこのような場合の法律は知りませんでした。
ただ、小説のオチとして考え出しただけのことですから、純粋に法律的に間違いであることを指摘して頂き、なるほどと納得しました。以後は、こんな場合にもよく調べることが必要ですね。
ご指摘を感謝いたします。

大丘 忍
220.219.181.62

熊 様

私は昭和時代の人間ですから、背景などは昭和臭がするのはしかたありません。だから書いているもののほとんどは昭和時代です。

大丘 忍
220.219.181.62

西野 くず様

色々とご指摘ありがとうございます。このような場合の女性の心理は、やはり女性でなければ分からないでしょうね。
私は、最初は宝くじを破り捨てるように書いておりましたっが、あとでもしこれは一等に当たってたら面白いなと思い書きなおしました。
このような掌編ではオチの出来が大切なので結局、無理な発想だなと思いながらオチとして採用しました。
多くの方の感想を頂き、読者の心理としては破り捨てるのが当然だったなあと今では思っております。オチに拘りすぎましたね。

アフリカ
133.202.160.169

横からですが

観てる人の殆どか

湾曲した思い込みによる人格妄想で、どちらが無意味に喚いているのか確定してると思うんです

ナンシーに頼りきりになると
大変だと思うんです

大丘さんの感想欄の事を考えるなら
他の場所で燃えた方が矛盾しないかも?


大丘さん
何度もごめんなさい
もう再訪しませんです
ごめんなさい

アフリカ
110.163.10.117

ですので、弥々丸さんは静かにして下さい。返信不要。

126.224.190.247

犯しておいて「和姦じゃい」ってチンケなゼニを投げる。
「合意のもと」じゃないんでない?
事前に「これやるからヤラせろ」で相手が同意したらそうなるだろうけど

あなたの価値観では、とにかく女を強姦して、一万円でも放ったら「和姦」が成立するわけですね。
昔は言いましたよ。「レイプでも下にハンケチ一枚引けば合意となる」って。冗談で。

牛若まる子
122.103.149.3

みんなどうかしてんじゃないの?
女なんか具合いいだけの穴・男尊女卑・あなたの価値観とか、いったい何? 登場人物はそうであったとしても、なぜそれを作者の人格に被せるわけ?

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