作家でごはん!鍛練場
根釜カツ江

犯罪科学捜査File No3.『原稿に埋もれたDNA』

 立花香里奈のマンションに1人の来客があった。
 森井由美。
 香里奈の同人誌仲間である。
「いらっしゃい。ここ、座って」
 香里奈に勧められて、由美はソファに腰掛けた。
 香里奈は二人分のコーヒーを淹れ、カップをテーブルの上に置くと、由美を向かい合うようにソファに座った。
 香里奈と由美は小学校からの同級生だった。二人とも漫画という共通の趣味から、親友になった。中学では同人誌サークルを作り、コミケで自分たちで製作した冊子を販売した。
 今、二人は大学を卒業し、ともに28歳となった。
 香里奈は肌が浅黒く、スポーツが好きな活発な女性だった。現在は出版社に勤めている。
 由美は図書館で司書のアルバイトをしている。
 収入でいえば、香里奈の方が倍ほど稼いでいるし、正社員ということで安定もしている。その点で、由美はいくらかコンプレクスを感じていた。
「頼まれたやつなんだけど」
 そう言いながら、由美はバッグから原稿用紙を取り出した。
「ありがとうー、由美。助かるー」
 申し訳なさそうに、眉をハの字にして香里奈は恭しく原稿の束を受け取る。
「最近、忙しくってさー。自分で書いてる暇ないのよー。これでコミケまで間に合うよ。本当にありがとう。……あ、そうそう、これ、謝礼の一万円」
 香里奈は財布から取り出した一万円札を由美に渡す。
 由美はそれを受け取りながら、
「本当にいいの? そんなにもらって」
「当然じゃない。苦労かけたんだから」
「でも、そんな作品で一万円の売り上げになるとは思えないし、損するんじゃない?」
「いいのよ。心配しないで、私、稼いでるから」
「そう……だよね」
 由美の表情に微かな曇りがよぎった。
「あ……、ところで、由美の方はどう? 司書のバイト」
「正直、自分が求めていた仕事じゃないかなって最近思ってる」
「どうして?」
「何か、結構人と関わることが多くて……変な利用者もいるし……この間も、声を出しながら本を読んでるお年寄りがいて、注意したら、いきなり痰を吐いて私の服を汚したの」
「何、それ、ひっどい。信じられない」
「信じられないよ、本当に……私、泣いちゃって……」
「そりゃ、泣くよ。普通」
「それが一番ひどいケースだったんだけど、そこまではいかないまでも、やっぱり図々しい人とか変な人とかが毎日一定の割合でいるから、本当に疲れちゃって」
「やめちゃいな……といいたいところだけど、そう簡単にいかないよねえ」
「香里奈みたいに、人間関係が上手くできたら、他に選択肢も増えてくるんだろうけど」
「由美は繊細だから、小さいこと考え過ぎちゃうところがあるんじゃないかな。私みたいに、何も考えない方が、案外人間関係がスムーズに行く場合もあると思うよ」
「そうかもね……」
 一時間ほど会話をして、由美は帰宅した。
 その後で、香里奈は由美から受け取った原稿にさっそく目を通してみた。
 タイトルを読む。
「歪曲戦隊イビツマン……か。ヒーローものかな?」
 彼女は小馬鹿にしたような苦笑を浮かべた。
 しかし、読み出すと、冒頭から彼女の目に真剣さが宿った。
 原稿を読み進めて行くほどに、その真剣さは何か情念めいたものに変わっていく。
「何これ……コミケなんてレベルじゃないよ……あの子、いつの間にこんなに上手くなったの?」
 最後まで読み終えて、彼女はしばし茫然としていた。
 彼女はスマホを手に取り、ラインでメッセージを送る。
「これ、本当に私がもらっていいの?」
 数分後、返事が来る。
「もちろんだよ。それは、香里奈の作品」
 由美からの返事だった。
 それを読んで、香里奈は安堵した。
 香里奈はその原稿の文字をパソコンに打ち込み直し、保存し、それから印刷した。
 プリンタから出て来る文字がびっしりの紙を見ながら、彼女は呟いた。
「これは、私のもの。私の作品」
 彼女は勝ち誇っていた。

 由美は仕事帰り、気分転換に書店に寄った。
 文芸誌のコーナーを歩いていると、ふと、目に止まった雑誌があった。
 その表紙には、「歪曲戦隊イビツマン」と書かれてある。
 覚えのあるタイトル。そうだ、私が書いた小説のタイトルだ。
 彼女は驚いてしまい、その雑誌を乱暴に手に取ってしまった。
 ページをめくる。
 さらなる衝撃が彼女を襲った。
『新人賞受賞作品 歪曲戦隊イビツマン 作者 立花香里奈』
「嘘……嘘でしょ……? 香里奈……コミケに出品するんじゃなかったの? どうして、新人賞なんかとってるの?」
 由美は雑誌を買い、すぐそばにある公園のベンチで読みふけった。
「間違いない。私の作品だ。一字一句、私のオリジナルだ」
 由美の表情は青ざめ、ひきつっていた。
 彼女はベンチから立ち上がり、ふらふらとよろめくように、歩き出した。
 気持ちを落ち着けるために、コーヒーショップでコーヒーを一杯飲んでいたが、突然悔しさがこみ上げて来て、髪をかきむしった。
 そこを出ると、今度は当てもなく街を歩き回った。
 夜になっていた。
 彼女は歩道橋の上に立ち、手すりに両腕を置いてもたれかかり、眼下を通過して行く車を眺めていた。
「私……騙されたんだ……」
 それから、強い意思をその目に宿して、歩き出した。
 気が付くと、彼女は香里奈の部屋の前に立っていた。
 インターホンを押す。
「はい」
「私、由美」
「どうしたの? こんな遅くに」
「ちょっと、話があって」
「待っててね」
 十数秒後、ドアが開いた。
「何か用事?」
「今、時間ある?」
「いいけど」
 香里奈と由美はリビングに入った。
 以前と同じように、二人向かい合って座る。
 由美はカバンから文芸誌を取り出し、それを香里奈に突き出す。
「これ、私の作品じゃない?」
 と由美。
「ああ、それ。うん。そうだよ。あなたから買った作品」
「買った?」
「そうよ、一万円で」
「でも、あなたはコミケに出すって」
「内容を読んで、気が変わったの。とてもよく書けてたからね。試しに新人賞に送ってみたのよ。そしたら、たまたまね」
「たまたま? たまたま新人賞受賞? 私が書いた作品が認められたのよ。私が、書いた作品……」
「あなたはその作品の権利を私に売り渡したのよ。ちゃんと一万円、あなたが要求した通りに払ったじゃない。だから、あの作品は、私のものなの」
「ちょっと待って。ちょっと……」
 由美は呼吸を整えようとする。
「何か、飲む?」
「いらない。それどころじゃない」
「落ち着きなさいよ」
「こんな、落ち着いていられるかよ!」
「とにかくあれは私のものよ。今更、返せなんて言われても、そんなの筋が通らないわよ。あなたも社会人なら分かるでしょ? あなたは一万円という金額を提示して、あの作品を所有する権利を私に売り渡したの。そこで、あなたとあの作品には何の関係もなくなったのよ。それくらい、分からない年齢でもないでしょ、子供じゃないんだから」
「新人賞を獲れるって分かってたら、売らなかったわよ!」
「だから今更遅いって言ってるでしょ! あれは私のもの!」
 二人は睨み合った。
 しばらく膠着状態が続いたが、由美が突然ニヤリと薄気味悪い笑いを浮かべたことで、それは破られた。
「いいわ。世間にそれを判断してもらうわ」
 と由美。
「ちょっと、それ、どういうこと?」
「あの作品の本当の作者が私だってこと、出版社に伝えるわ」
「ちょっと、何馬鹿なこと言ってんのよ。そんなことしたら世間が混乱するでしょう?」
「真実を知るだけのことよ。混乱とは違う」
「あなた、いい加減にしなさいよ? そんな、自分の都合のいいように事が運ぶと思ってるの?」
「だから、世間に判断してもらうって言ってるでしょ。私、本気よ」
 そう言い捨てて、由美は雑誌をカバンにしまい、立ち上がり、リビングを後にしようとした。
 由美の背中を見て、香里奈は慄然とした。この女は本気だ、と確信した。
 香里奈は咄嗟に駆け出し、棚の上に飾っていた花瓶を持ち上げ、渾身の力を込めて振り下ろした。
 ゴン、という音が響いて、由美が床に倒れた。花瓶の底の固い部分が当たったため、花瓶は割れなかった。
「痛い……」
 由美は蠢きながら頭を手で押さえる。
 香里奈はもう一度花瓶を激しい勢いで振り下ろす。
 今度はガシャンという音がして花瓶が割れ、破片が飛び散った。
 由美の動きが止まり、ほとんど眠っているように見える。
 香里奈は今度は冷蔵庫からワインの瓶を取り出し、それで由美の頭を殴った。何度も殴打して、3回目で粉々に割れた。
 それでもまだ安心できない香里奈は、今度は台所から包丁を取り出し、それを由美の首に深く食い込ませ、抜いた。
 頸動脈が切れて、心臓の鼓動に合わせて鮮血が勢いよく噴き出す。
 次第にその勢いが弱まり、由美の体とその周囲が真っ赤な血だまりになると、そこでようやく香里奈は安心して、ソファに腰掛けた。香里奈の体も由美の血でべっとりと染まっていた。
「あなたがいけないのよ……だって、話が違うじゃない……あの小説は私があなたから正式に買い取ったものなのに……」
 それから、30分ほど、ぼうっとしていたが、はっと気が付いて、服を脱ぎ、シャワーを浴び、服を着替えた。
 それから外に出て、車を運転して最寄りのホームセンターでのこぎりとポリ袋と大きめのタオル10枚とシャベルを購入した。
 部屋に戻り、そののこぎりを用いて、由美の体を関節ごとに切断していった。その作業は夜明けまでかかったが、由美の体は20ほどの部位に細かく分解された。
 それらを4個ずつ、5枚のポリ袋に分けて詰め込んだ。駐車場と部屋を何度か往復しながら、ポリ袋の全てを車のトランクに放り込んだ。
 彼女は、リビングの床の血を入念にタオルでふき取り、そのタオルもまたポリ袋に入れた。割れた花瓶やワインの瓶も、かけらを集めて水洗いをし、燃やせないゴミの袋に入れた。
 既に午後だったが、今朝から何も食べていないことに気付き、コンビニで幕の内弁当とペットボトルの茶を買って、食事を済ませた。
 深夜までテレビを観ながら過ごして、午前2時になると、彼女は駐車場に行き、車を出した。
 一時間ほど運転したところにある雑木林のそばに車を止め、トランクからシャベルを取り出し、穴を掘った。
 そこに5つのポリ袋を順序に放り投げ、その上に土をかぶせた。
 何かが埋まっているようには見えないくらい平らに均すと、彼女は満足して、車に戻り、車を発車させた。
 マンションの部屋に戻り、リビングに入った瞬間、全てがいつも通りであることにホッと胸を撫でおろし、ソファに倒れ込んだ。
 そして、快い眠りに落ちた。

 つくば研究学園都市の一角にある根釜カツ江行動科学研究所。
 助手の中本が、カツ江の研究室に入って来て、テレビをつけるように促した。
 カツ江がテレビをつけ、チャンネルを切り替えると、報道番組が放送されていた。
「わらび取りにこの山林を訪れた男性に発見された死体は死後6か月が経過していると見られます。女性の歯型とDNA鑑定で、この女性は東京都葛飾区に住む森井由美さんと判明しました」
 アナウンサーはそう解説した。
 それから、番組はこの森井由美という女性の背後の人間関係を紹介するコーナーへと移っていく。
「おとなしい子でしたね。漫画が好きだったみたいです」
 と高校時代の友人。
「真面目に働いていました。恨みを買うような人ではないと思いますね。仕事上の悩み? そういえば、館内で本を読んでいた老人から痰をかけられたって泣いていたことはありましたね」
 と図書館の司書仲間。
「詳しい事情が入り次第続報をお伝えしたいと思います」
 というアナウンサーの言葉で番組は芸能の話題に移った。
「面白そうな事件ね」
 とカツ江。
「中本君、ちょっとこの被害者について調べてみてくれる?」
「了解しました」
 中本は意気揚々と部屋を出て行った。
 しばらくして、中本が資料を持ってカツ江のもとに戻って来た。
 カツ江はそれに目を通す。
「この子は同人誌サークルに入っていて、それが心の拠り所だったのね。ペンネームは南風かほる。ネットでこの人が書いた作品が読めるのね」
 カツ江はインターネットのサイトで、由美が書いた作品を読んでみた。
「すごいわね。プロ並みだわ。中本君、読んだ?」
「ええ。ざっと。とても面白かったですよ。才能あると思います」
「あなたもそう思う? それから、この文体から察するに、この人は表向きの内気な性格とはうらはらに、その奥には激しい情熱を秘めているわ。そのギャップが今回の事件を導いてしまったんじゃないかしら」
「と言いますと?」
「二面性のある人間は、二つの世界を生きているに等しいわ。昼の生活が秩序だったものであればあるほど、その反動で、夜の生活は奔放なものになっていたり。この子がそういうパターンだとは思わないけれど、彼女の持つパーソナリティの二面性が人間関係において、何か複雑な事情を作り出していた可能性はあると思うの」
「なるほど。先生は、今回の犯人の特徴をどのように推理しますか?」
「陰と陽。光と影」
「それはどういうことでしょう?」
「影は光を憎み、嫉妬する」
「何だか意味深ですが、イマイチ分かりません」
「私も分からないわ。でも、この事件の犯人は女だと思う。しかも、被害者の非常に近くにいる女。中本君、彼女の周辺を洗ってみて」
「分かりました」

 中本の捜査により、由美が生前、立花香里奈という人物とこまめに接触を取っていたことが分かった。
「同人誌仲間。そして、この香里奈という女性が、由美の殺害前に新人賞を獲得しているのね」
「直接犯罪に結びつくような動機にはなりませんが、怪しいものを感じますね。何かありそうです」
「ちょっと、この人から話を聞いてみましょう」

 カツ江は香里奈の部屋を訪れた。
「カツ江研究所のカツ江と申します。ちょっとお話を聞かせてもらいたいのですが」
 香里奈は訝しみながらも、二人をリビングに招き入れた。
「由美さんの殺人事件について、捜査しているんです」
 とカツ江。
 二人分のコーヒーをテーブルに置く香里奈。
「そうですか。私がお話出来ることと言えば、彼女と学生時代に一緒に同人誌を書いていたことくらいなのですが」
 と香里奈。
「ところで、あなたが書かれた受賞作品、読んでみたんです。とても素晴らしい内容でした。子供の頃に戻ったみたいに、わくわくした気分で最後まで読み進められました」
 とカツ江。
「ありがとうございます」
 とうわべの笑顔を浮かべる香里奈。
「それで、読んでいて気付いたことがあったんです」
「何でしょう」
「この文体、どこかで読んだことがあるような気がしまして……それで、ふと気づいたんです。森井由美さんが南風かほるというペンネームでネット上で公開していた『歪曲仮面』。タイトルも似ていますが、文体がそっくり」
「そうですか……もしかしたら、私たち、よくお互いの作品を読み合っていましたから、私、どこかで影響されたのかも」
「そういうレベルではありません」
「え?」
「香里奈さん、人間の細胞にはDNAという遺伝子情報があるのご存知?」
「ええ。一応」
「実は、私、一人一人の人間が話す言葉や文章にもそれと同じ、個人を識別する特徴があると今回発見しましたの」
「え? おっしゃっている意味がよく分かりませんが」
「もちろん、まだ科学的に認められた方法ではありません。でも、有用性には自信があるんです」
「それで、何がおっしゃりたいんでしょうか?」
「あなたの今回の新人賞受賞作品は、森井由美さんが書いたものですね?」
「何をおっしゃるかと思えば。いささか想像力が豊か過ぎませんでしょうか? そんな馬鹿馬鹿しいこと、小説家の私ですら……」
「いえ、これはただの想像とか空想ではないんです。物証があるんです」
「どこに?」
「これを見てください」
 カツ江は原稿用紙をカバンから取り出して見せた。
「これはネット上で公開されていた由美さんの『歪曲仮面』を原稿用紙に書き写したものです。原稿用紙は縦書きですが、それを、横に読んで行ってみてください」
 そのカツ江の指示通りに原稿を横に読んで行くと、香里奈は目を見開いた。
「そ、そんな……」
「お分かりでしょう。そこには由美さんの作家としてのメッセージが隠されていたのです。横に読んで行くと、『もりいゆみもりいゆみもりいゆみ』と、最後の行まで続きます。これは並大抵のことではありません。彼女の他の作品も同じです。彼女は自分の作品が森井由美のものであることを証明する暗号を潜ませていたのです。そして、これ」
 と言ってカツ江がカバンから取り出した原稿は、他でもない香里奈の受賞作品『歪曲戦隊 イビツマン』だった。
 カツ江はそれを香里奈に渡した。
 香里奈は青ざめた顔で、それを横に読んで行った。そして、呟いた。
「もりいゆみもりいゆみもりいゆみ……」
 そして、がっくりとうなだれた。
「あなたが受賞したその小説は、森井由美さんが書いたものです。そうでしょう?」
 カツ江にそう問い詰められ、香里奈は諦めたように力なく笑った。
「カツ江さん。私の負けです。全てをお話しします……」
 そして、香里奈は自分の犯行を自白したのであった。

 数日後。
 報道番組で、香里奈の逮捕が速報で世間に伝えられた。
 中本が紅茶をカツ江の研究室に運ぶと、カツ江がパソコンの画面に向かって難しい顔をしている。
「どうしたんですか、カツ江さん」
「いい言葉が浮かんで来ないのよね」
「いい言葉? あれ、カツ江さん、小説書いてるんですか?」
 とディスプレイを覗いた中本がからかうような口調で言う。
「大人のロマンスをね、満たされない欲望を文章の形で表現したら、私のフラストレーションも解消されるかと思ったんだけど、これじゃかえってたまる一方だわ、やめたやめた。やっぱり私には犯罪捜査が一番の自己実現だわ」
「そうそう、それでこそカツ江さんですよ!」
 こうして、今日もカツ江研究所には笑いが絶えないのであった。

犯罪科学捜査File No3.『原稿に埋もれたDNA』

執筆の狙い

作者 根釜カツ江
60.34.120.58

今回もよろしくお願いします。

コメント

無題
49.98.157.168

つっこまれても反証しないけど、DNAで人の行動パターンを識別するのは強引。
広義では遺伝情報だけど、狭義だと情報の継承と発現をになう高分子生体物質で、核酸でしかすぎないから。ゲノムなら、でも危険。
最近では塩基配列、高校でも教えられてるじゃない。

根釜カツ江
60.34.120.58

厳密な意味でのDNAというわけではないのです。

DNAっぽい何か。

みたいな。

DNAもATCGって文字で表現されてるでしょ?

もりいゆみという文字がDNA的な意味を持って彼女に固有のコードを与えたって意味。

文学的じゃないかしら?

水道橋博士
126.224.160.78

それ言っちゃあ「科学研究所」ぢゃないよ
科学は普遍絶対追求でしょ

根釜カツ江
60.34.120.58

だから、カツ江が画期的な個人特定法を見つけ出したっていう話なんです。

有名な推理ドラマでも、一連の犯行に特徴的な一定の法則を探偵が見つけ出して、それを犯人につきつけたところで、犯人の自信が揺らいで、犯人自ら自白するってケースたくさんありますよ。

何も本当に科学的である必要はない。

科学的じゃないけれど、カツ江がカマをかけたら、犯人の心理を揺さぶって自白に持ち込んだっていう話なんですけど。

科学研究所の職員でも、人間的な感情に訴える駆け引きすることだってあってもいいでしょう。
むしろ、科学的手法だけに徹すると思われてる科学者が意外な局面でそういう人間的な感情を利用した行動に出るっていうのもかえて面白いんじゃないでしょうか?
小説の面白さってそういうところに本来あると思いますよ。
科学者だから科学的じゃないといけないとか、あんまり物事を型にはめて考えてばかりいたら、型にはまったような小説しか書けず、読者に驚きを与えることなど出来ないでしょう。
どうして、こういうエンタメの世界に普遍絶対追及とかそういう堅苦しい言葉持ち込むのか理解に苦しみます。

根釜カツ江
60.34.120.58

また私の悪い癖が出てしまいました。

感想人様の意見は絶対なのに、それに反論するなんて、おこがましいでした。

無題様、水道橋博士様のおっしゃる通りです。

犯罪科学捜査というタイトルなのだから、読者はその線で期待しているのも当然。

そのように銘打つからには、徹底的にその路線を貫くべきでした。

ご指摘どうもありがとうございます。

根釜カツ江
60.34.120.58

ただ、犯罪科学捜査とはタイトルをつけながらも、結構ギャグ要素満載のつもりなんですけど、
結構読者の意見がガチガチの真面目路線なんで、このシリーズ書いてから作者として困惑したりしています。

主人公の名前が根釜カツ江っていう時点で、作品の世界観がギャグってことに気付いてもらえるかなって思ってたんですけど。
結構真剣な見方をされる方がいらっしゃるし。

「カツ江研究員のとんでも科学捜査」
みたいなタイトルにすれば、もう少し反応も違ったのかしら。

水道橋博士
126.224.151.134

・「マッド・サイエンティスト」カツ江に捜査する権限はなく、首を突っ込む「調査」。
・「DNA」が途中で「精神病理」に変わる=中本がツッコミを入れないと。
・カツ江の思い込み=公判あるいは起訴の証拠として採用されない→弁護士に入れ知恵されて
 「自白は強要されたもの」と覆す(順序はどっちでもいいけど)→不起訴あるいは無罪
・それでもカツ江は平然としている(裁判なんて知ったことぢゃないわ等)
・中本が悲鳴「今年になって三件目ですよ、ウチが訴えられたのは!このままじゃウチは閉鎖です!」
・カツ江はパラノイア「これで今年のイグ・ノーベル賞は私に決まりね」

など、ギャグなら。

根釜カツ江
60.34.120.58

>それでもカツ江は平然としている(裁判なんて知ったことぢゃないわ等)

この部分好きです。
でも、こういう感じの人、現実にいるから、事実は小説より奇なりですよね。

>イグ・ノーベル賞
そうそう、そんな感じ。

ARAKI
126.152.205.165

読ませて頂きました。
とても読みやすいですし、こういう小説が書きたいという作者の熱は感じます。
面白いうより、面白そうというのが正直な感想です。

殺人から死体を解体するシーンで、もっとバレそうになる緊張感を出したり、五感や感情、ミスする行動なんかを入れたりして書けばより引き込むことが出来るのではないでしょうか。

また、『もりいゆみ』が横書きで最後まで続いているのはギャグでしょうか?
違うのでしたら最初か、文末のどちらか一つくらいにした方がいいと思います。

ただ書きたいという気待ちは伝わるので、要所要所でしっかり書き込んだらとても読み応えのある作品になると思いました。

根釜カツ江
60.34.120.58

ARAKIさん感想ありがとうございます。

自分も最初は真面目路線を目指していたところもあるのですが、
ついついギャグに走ってしまうのは、
その方が楽だからなんだろうなと思います。

それと、あとちょっと、ボケを突っ込まれたい的な、ライトな笑いと読者との交流みたいなものを狙っていたかもしれません。

もうバレてるかもしれないのですが、「もりいゆみ」の文字が最後まで続くというのは、書いている途中で思いついたオチです。

行き当たりばったりで書く癖は今も治りません。

あんまり真面目に書いて上質なものが出来てしまうと、それはここには出さずに公募に出そうと思うし、
ここ向けに書く作品はちょっとおふざけが入っていた方がみんなでわいわい楽しめるのかなという気持ちもあるんだろうなと思います。

最近はそういうことをしても冷たい反応が多く、通用しなくなっているような気もします。

ぽっぽや
126.224.180.39

「神の目」視点ではなく「中本」視点で物語を進めた方がギャグは伝わりますよ。

(そんなアホな学説、聞いたことねえよ!)
(簡単にゲロすんじゃねえよ!俺がどれだけ走り回ったと思ってんだ!もっとハナシを盛り上げねえと読者に悪いだろ!)とか、中本の内心。

死体をバラバラにするような悪女が、素直に白状するとは思えないし。「べ、弁護士を読んでちょうだい!」

ですが、力作だと思いました。

根釜カツ江
60.34.120.58

ぽっぽやさん感想ありがとうございました。

>「中本」視点で物語を進めた方がギャグは伝わりますよ。

カツ江の行動にいろいろツッコミいれると面白そうですね。

>死体をバラバラにするような悪女が、素直に白状するとは思えないし。「べ、弁護士を読んでちょうだい!」

そうですよね。
キャラの設定をもう少ししっかり考えるべきでした。

>ですが、力作だと思いました。

えー、そんなことないですぅ~
カツ江、照れちゃう。

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