作家でごはん!鍛練場
柴犬

体育祭の開催

1謎の手紙

私は南高一年生の神木律。彼は幼なじみの頭脳明晰な坂本桐人。私たちは科学部に入部届を出す。私が科学部に入部届を出した理由はただ幼なじみの桐人が入った、というだけ。私たちは理科室の扉をたたいた。しかし理科室で待っていたのは部長の野田達矢と野田卓也の二人だけだった。二人は何と一卵性双生児の双子である。とても似ている。見分け方は兄の達矢には、目の下にほくろがあるが、弟の卓也はない。私は、
「わー似てるー。 一年二組の神木律です。よろしくお願いします!」
と言った。桐人は
「一年の坂本桐人。よろしくお願いします。」
とだけ言った。野田兄弟は同時に顔を見合わせ、同時に
「何組だよ」
と桐人に言った。桐人は、
「同じく二組です」兄弟は、
部員が増えてよかった、 と嬉しそうだった。そうだ、ギリギリ四人なので廃部にはならない。しかし、去年は歯抜けだったのか。と、達也が
「俺たちは、七月に全国少年科学コンクール」
卓也が「略して科学コン」
と息を合わせて言ったので私たちは笑ってしまう。達也が
「がある」
と言って説明し始めた。
「さっき言ったように科学コンがある。それは、一校ずつ課題を決め、区大会、市大会、県、ここは茨城だから、関東大会、そして県大会が行われる。」
そこで卓也に変わる。
「そして県大会は 今年、茨城少年科学センターで行う。俺たちはステージで発表をし、審査員が審査をし、得点で金賞、銀賞を決める。」
達也に変わる。
「今言いたいのは今年何をやるか、だ」
「候補は(模擬火山の噴火)なんだがほかにやりたいことはあるか」
と卓也が言う。私たちは
「模擬火山の噴火は面白そうだと思います。」
と言って、決まった。
「じゃ、解散」
と達也が言って、私たちは顔を見合わせた。そして理科室を出た。私たち南高は五月に体育祭がある。今は四月。きつい練習が始まったばかりだ。みんな体育祭ムードだが、生徒会室では会長、副会長、書記が頭を悩ませていたのを理科室からの帰りに盗み聞きしてしまった。
というのも、理科室の隣に生徒会室があるのだ。その内容は
「会長!生徒会ポストにこのような手紙が入っていました。」
と書記の倉科陽太が焦って報告をしている。会長は読み始めた。
「五月二十七日の体育祭で毒を振り回す。」
と書かれていたようで、会長は怒っていた。
「毒だと」
このままでは理科室に残っている野田兄弟が疑われるに決まっている。私たちは生徒会室に飛び込んだ。会長の牧野 航平は
「何だ」
と聞いた。だが、私たちは何も言えずに立っていた。と、牧野が
「あ、君はあの頭脳明晰な坂本か?」
と桐人を指差して言った。
「そうです」
「おい坂本、この手紙を知っているか?」
といきなり聞いた。知らない、と言ったがこれを解決してくれと頼まれてしまったのだ。

2 キリリツ探偵
何で俺なんだよー、と桐人がぼやく。私は
「生徒会長知っているの?」
中学が同じだったらしい。桐人とは小学生の時までマンションが隣の部屋だったが、中学の時に私が引っ越して別れたのだ。そして高校の時私が戻って来て再開したから、中学の事は何も知らない。ぼやいていた桐人も謎解きモードに入っていた。
「盗まれた毒は何だろう」
「毒があるとしたら理科室しか無い」
などぶつぶつつぶやいていた。私は理科室に行き、野田兄弟に聞いた。
「部長、理科室に毒はありますか?」
単刀直入に聞いた。達也は
「リシン、硫酸ぐらいかな。」
「リシンってなんですか」
「リシンはトウゴマに含まれてる、タンパク質系の毒。古代の人々はその油を体に塗っていたらしい。硫酸は脱水作用の実験で使用する。 だが急にどうしたんだ。」
「あ、あの生徒会ポストに体育祭で毒を振り回す、 という脅迫の手紙が届いたんです。達也は、
「それは本当か?体育祭は中止になるかもしれん」
私は
「それを桐人と食い止めたいんです。助けてください。」
「分かった、俺は硫酸だと思う。二年で脱水作用の実験があるから盗むのは容易にできる」

3 桐人の謎解き
「そうなのか 理科の先生に聞いて残量を聞くしか無い」
聞いた結果未確認の減りが確認された。もう硫酸と断定していいな、と桐人は言った。
「あ、あと硫酸の実験をしたのは二年二組だけだと言ってたよ。」
「そうか、じゃしぼられてきた。可能性があるのは二年二組だけ」
私たちは聞き込みをした。桐人によると可能性があるのは何と二人だけだそうだ。
「一人目 寺田 大翔 写真部 副部長東高生徒会マーク五人に入っている
二人目 岡部 琴音 写真部 部長」
桐人が続ける。
「二人に共通する点は、写真部という事。部室は理科室の隣。毒を盗むのは簡単だ。」
私たちは聞き込みを開始した。写真部は大翔と琴音を合わせて4人。科学部と同じだ。あとの二人は一年二組影山尚之と、一年五組嶋田結衣。二人の一年生は二人とも陰気な性格。急に、何か桐人が気がついたようだ。写真部の部室へ向かって走りだした。私は桐人を追いかけた。
桐人は聞き込みをしている。桐人は
「体育祭の後はどんな写真を撮るのですか?」
琴音は
「私は青写真、大翔はパノラマ、結衣と尚之はまだカメラ慣れ中」
桐人はありがとう、と言い理科室へ戻った。
「あと一つのピースがない。犯人は琴音だ。決定的理由は琴音が最近青写真を撮っている、ということ。青写真を印刷するのには硫酸が必要なんだ。しかし硫酸は先生の許可が必要。だから琴音は理科室から盗んだ。」
私が口を挟む。
「それだけだったら毒を振り回すなんて事しないでしょ!」
桐人は
「そこなんだ。しかし琴音は、硫酸で人を火傷させることができることを知っていた。そして動機だが、琴音は一年生の時いじめにあっていたらしい。これは卓也先輩に聞いた。そしてそのいじめをしていた人が応援団長をするらしい。そこに硫酸をかけて復讐をする予定だ。あと琴音は青写真を撮る予定だよね。余った硫酸を使って印刷するはずだ。」
そして桐人は止めに行った。桐人が帰ってきた。桐人の推理は当たり、琴音は泣いて謝ったそう。そして航平はなんと生徒会室で寝ていた。これで安心して体育祭が行われる。

体育祭の開催

執筆の狙い

作者 柴犬
31.51.245.2

こんにちは
柴犬です
初投稿です!
よろしくお願いします。

コメント

大丘 忍
153.186.197.93

ミステリーとして書かれたと思います。ミステリー、つまり推理小説には書き方の基本的なスタイルがあります。もちろん、これから外れた書き方はいくらでもありますが、初心者はまずこの基本から外れないようにしたほうが書きやすいですね。ミステリーの書き方に関しては、そのハウツー書が出版されていますからその三、四冊ほど熟読してください。
文章は「説明より描写」と云われております。本作は冒頭から説明で始まり、その大部分は無駄な、つまり無くても良い説明でした。例えば、科学部の部長の双子の兄弟、これは双子であることが重大な意味を持っているなら必要ですが、そうでなければ全くの無駄です。
細かくあげればキリがありませんが、小説を初めて書いたのであれば、このような基本が分からなくて当然です。ただ、小説を書いてみようということは素敵なことですから、基本的なことから勉強して良い小説を書いて下さい。

柴犬
31.51.245.2

読んでいただきありがとうございます。初めてミステリーを書きました。教えていただいた本で調べたいと思います。ご指摘ありがとうございます。これからも勉強しながら良い小説が書けるように頑張ります。

柴犬
31.51.245.2

大丘さんへの返信を間違えて書いてしまいました。ごめんなさい

夜の雨
60.41.130.119

内容は「推理物」ですけれど、読んでみると問題山積です。

流れと問題点。

主人公は「南高一年生の神木律」で、推理を行う人物が「幼なじみの坂本桐人」で「頭脳明晰」という設定になっています。

「坂本桐人」が「頭脳明晰」という設定ですが、「そう書いてあるだけ」なので「ここは、どうして頭脳明晰なのか(テレビのクイズ(推理)番組でチャンピオンになったとか)」
(ほか、頭脳明晰を証明するエピソード)を書く必要がある。
また、頭脳明晰のことが説明よりも、エピソードだと尚よい。

「神木律」が「科学部に入部した理由は、幼なじみの桐人が入ったから」。

坂本桐人が科学部に興味を示した理由が必要。ヒューマンな理由でもよいし、ばかげた理由でもよい。(IQの高い者は、とかくばかげた物に興味を示し、そこからとんでもない発想をしたりする)。
「神木律」は、そういった坂本桐人のキャラクターというか、人間性が大好き。

その科学部は「理科室を利用している」ようで「部長の野田達矢と野田卓也の二人。彼らは、一卵性双生児の双子である」。

野田達矢と野田卓也の二人が御作の内容だと、一卵性双生児の必要がない。
ちなみに、御作が連続作品で、のちに、一卵性双生児の野田達矢と野田卓也の二人がとんでもない事件(または、騒動)を起こすという設定なら問題はない。
今回は単発なので、双子の設定は必要ない。

入部の帰り、理科室の隣にある生徒会室を横切った時に、漏れてきた会話を聴いてしまった。
生徒会のポストに手紙が投函されており、「五月二十七日の体育祭で毒を振り回す」という内容。
この件を、書記の倉科陽太から報告を受け、会長の牧野 航平は怒っていた。

特に問題なし。

主人公の神木律と坂本桐人の二人は、科学部の「野田兄弟が疑われる」と、思い、生徒会室に飛び込んだ。
会長の牧野 航平は驚いたが「坂本桐人」を見て「君はあの頭脳明晰な坂本か」と「この毒をまくという手紙」の件を解決してほしいと、頼む。
「牧野 航平」と「坂本桐人」は、顔見知りだった。

「毒」の件で、科学部の「野田兄弟が疑われる」というのは、無理がある。野田兄弟が、怪しい様子であるという展開なら疑われるかもしれないが。
ここで御作が連続物の場合だと、のちに、野田兄弟が一卵性双生児を利用して、何か事件を起こすといいう展開なら、『「毒」の件で、科学部の「野田兄弟が疑われる」』という、今回の伏線が生きてくる。

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毒の人体への影響

問題の「毒」は「何?」で、をどうやって手に入れるのか。
主人公の「神木律」は、理科室に行き、野田兄弟に尋ねる「部長、理科室に毒はありますか?」と、
「リシン、硫酸ぐらいかな。」
>「リシンはトウゴマに含まれてる、タンパク質系の毒。古代の人々はその油を体に塗っていたらしい。硫酸は脱水作用の実験で使用する」
>「俺は硫酸だと思う。二年で脱水作用の実験があるから盗むのは容易にできる」<


「硫酸は脱水作用」を、起こすということらしが、もっと具体的に人間に及ぼす影響を書いたほうがよい。
ネットで調べるとわかる。

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桐人の謎解き

>>「そうなのか 理科の先生に聞いて残量を聞くしか無い」
聞いた結果未確認の減りが確認された。もう硫酸と断定していいな、と桐人は言った。
「あ、あと硫酸の実験をしたのは二年二組だけだと言ってたよ。」
「そうか、じゃしぼられてきた。可能性があるのは二年二組だけ」<<

桐人によると可能性があるのは二人だけ。
一人目 寺田 大翔 写真部
二人目 岡部 琴音 写真部 部長

桐人が琴音に尋ねた「体育祭の後はどんな写真を撮るのですか?」
「私は青写真、大翔はパノラマ、結衣と尚之はまだカメラ慣れ中」と琴音。

「犯人は琴音だ。決定的理由は琴音が最近青写真を撮っている、ということ。青写真を印刷するのには硫酸が必要なんだ。しかし硫酸は先生の許可が必要。だから琴音は理科室から盗んだ。」
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「硫酸の実験をしたのは二年二組」だけと書きながら、結局は「琴音は理科室から盗んだ」ということになっているので、『硫酸の実験をしたのは二年二組』「この部分の設定は、必要ない」。

「青写真を印刷するのには硫酸が必要なんだ。しかし硫酸は先生の許可が必要」なら、「写真部」だし、「青写真」の現像に必要ということで、先生から許可をもらい、硫酸を分けてもらえばよい。

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いろいろと問題点はありますが、推理物という、外枠の雰囲気は、それなりにあります。

四月は君の嘘
219.100.84.36

青写真って、「ジアゾ」なんですよー。
小学校理科でやった「日光写真・感光写真」で・・
現在でも設計図面に、根強く使用されているアレ!


ワタシとか、古い人間だもんで・・「コピー」と言ったら、
PPC複写機かリソグラフかジアゾの3択で、
用紙サイズと基本料金と使用目的で使い分けられていた。


そんで、「青写真に硫酸は必要じゃない」。

&「体育祭で青写真撮る写真部」が、、、全然まったくイメージ湧かない、意味が分からない。理解できない。。

撮れます?? 体育祭で青写真??(青写真= 前述しているように「感光写真」なんで)


なおかつ、
【理科室に常備されてる毒物】と言ったら、
どこの学校にも必ずあって、量も多くて、超メジャーだもんで、「まっさきにあがって来る薬品」が、別にある。

実にありふれた品物で〜、「名称聞いただけでは毒物としてピンと来ない」、
罪作りな薬品。

四月は君の嘘
219.100.84.36

あと・・学校に備品として存在している「劇物」がある。

それも理科室にあるし、

「毒を振り回す」ってートンチキな犯罪予告には、それが一番効果的。

(間違いなく効果的。だって「劇物」だもん)

でも、

犯人側もただじゃ済まなそう。。(劇物は取り扱いが難しい)

むるてゅい
222.229.4.214

書き出しがいいですね。堂々と自己紹介をする主人公を書くというのは意外と勇気がいります。つぎ僕が小説を書くとき似たようなはじめかたしてみようかと候補のひとつに入りました。その後は理詰めに徹されていたようですね。もうすこし主人公や幼なじみや双子の人となりが知りたかったですね。

柴犬
31.51.245.2

夜の雨様
細かいご指摘ありがとうございます。言われてみると問題ばかりでした。たくさんの小説を読んで勉強に励みます

柴犬
31.51.245.2

四月は君の嘘様
コメントありがとうございます。あと学校にある劇物って何でしょうか。青写真を撮るのは体育祭の後 です。誤解を招いてしまってごめんなさい。たくさん本を読んでいきたいです。

柴犬
31.51.245.2

むるてゅい様
コメントありがとうございます。お褒めの言葉ありがとうございます。僕も最後が課題だと思います。これからも頑張ります。

四月は君の嘘
219.100.84.36

ミステリーで「毒」を出す際には、

その「毒」のセレクトと「使い方」が肝なので・・

その「肝心要なところ」を、

あっさり他人に聞いてはいけない。


(質問への回答をばっちり書いたところで、右から左へスルーされるのが丸わかりすぎて……

 あえて情報開示する気がまるでしない、ってのもあります……)

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