作家でごはん!鍛練場
かろ

二人の娘の成長を

 私と一緒に廊下に出た娘が明るい声で
「お父さん、じゃあまたね」
 と、居間の夫に手を振った。その左手の、娘の細い指に目がいく。吸う空気は玄関までの数歩で私の鼻を冷たくさせた。
「こんなもの、持って帰ってどうするのよ?」
 私は少し強がりながらそう言って、靴のつま先を床に叩く娘に緑色のセーターを渡した。
娘は少し黙り、そして思いついたように
「あ、そうだ。ちょっと着てみようかな」
 と言ってコートを脱ぎ、緑色のセーターに頭を通した。「どう?」と気取ってポーズをとる娘の、はにかんだ目は夫にそっくりだった。ジーンズの丸みのあるお尻まで覆った大きめのセーターは夫が着ていたものだった。冷たい風が玄関のドアを開ける娘の黒髪をあおり、飛ばされた雪が室内に入り込む。娘はうたいながら外へ出た。ドアが閉まる。
 私は居間に戻り、掃き出し窓から見える、雪の積もった庭と葉のない木を眺めた。娘が歩いていく。

 娘がまだ幼かったころ、あれは小学校に上がる直前の五歳のときだった。夕食後、私は果樹園を営むお隣さんからいただいたリンゴを切り、居間のテーブルに置いた。娘は小さな手でしっかりとリンゴを持ち、リスが木の実を食べるように端を何度か小さくかじり、それから大きくかじった。「そういうことをしないの」という私の毎度にわたる注意はすでに効果を失っていて、娘は二切れ目のリンゴに手をのばし、また同じように食べた。
娘は食べ終わったリンゴのお皿を両手で持ち、台所へ運んでいった。ひと息つこうとポットのお湯を急須に注いでいると、娘が急にドタドタと走りながら戻ってきて、丸い目を大きく見開きながら大声で言った。
「種がしゃべった」
 娘の話によると、台所のシンクにお皿を置いたら、三角コーナーに捨ててあるリンゴの赤い皮に混じった黒い種が「お願い、わたしを植えて」と言ったらしい。本気で言う娘を私はかわゆく思い、一人ほほ笑んだ。だが、夫は
「なんだって」
と、一大事とばかりに立ち上がり、娘は「早く早く」と言って慌てだし、二人は台所へ向かっていった。なにも急ぐ必要はないのではと思いながら私は、ゆっくりとお茶を飲んだ。台所の床が立てる落ち着きのない重いきしみと軽いきしみ、そこにシンクのステンレスの音が加わり、今度は廊下で、まるで布をかぶせた大太鼓と小太鼓のリズムある音が鳴り、勢いよく閉まる玄関のドアで夫と娘のオーケストラは締めくくられた。そして、掃き出し窓から庭に漏れたわずかな灯りの中に二人の姿が現れた。しゃがみ込んだ娘は夫の着ていた緑色のセーターにすっぽりと覆われて、夫はランニングシャツ姿だった。娘はぶかぶかのセーターの袖で懸命に土を掘っていた。長さの余った袖は土の上をふらふらとなでた。夫も土堀りを手伝い、露出した肩と腕を見ているとこっちまで寒く感じた。そして娘の後ろには小さなシャベルが出番なく土に刺さっていた。娘は掘った土を割の合わない小さな白い容器に入れた。よく見るとそれは私の使っているお気に入りのマグカップだった。戻ってきた二人はひと仕事終えた様子で土がどうだとか、お水がどうだとか言いながら手を洗い、夫はりんごの歌をうたい出した。娘もでたらめに合わせた。私はそんな歌を一度も聞いたことがなかった。めちゃくちゃな歌だった。
 結局、私も外に出るはめになった。シャベルで土を掘りちゃんとした鉢に入れ、マグカップから移し替え、庭のウッドデッキに置いた。そしてマグカップを三度洗い、緑色のセーターの土を払い、洗濯について考えた。
 次の日から娘は毎朝コップに水をくみ、庭のウッドデッキに置かれた鉢にかけた。そのうち鉢には、夫がどこからか持ってきたプラスチックに、娘のぐにゃぐにゃの字で書かれた『りんごちゃん』のプレートが挿さった。

 庭から娘の大きな声が聞こえたのは、りんごちゃんの芽が出た五月の暖かい朝だった。その芽は私の想像とは違い、土にまぎれた緑色の小さな粒だった。娘はぶつかるように夫の脚にしがみついては離れ、りんごちゃんの芽を観察し、またしがみついた。夫はりんごの歌をうたい、娘は「そこちがうよ」と歌詞を指摘した。でたらめに作った夫のりんごの歌を娘は完璧にうたい上げた。二番までうたった。
その夜夫はケーキを買って来た。りんごちゃんの誕生日だと言い、娘は、庭にあるウッドデッキに置かれたりんごちゃんの横に、三角に切ったクリームたっぷりのケーキを直に置き指をなめ、「おめでとう」と手を叩いた。
二日連続で朝の庭に娘の大きな声が響いた。ウッドデッキにはクリームの跡だけが残り、ほとんどまるまるケーキは無くなっていて、「きっとりんごちゃんが一口でぺろっと食べちゃったんだ」と娘は騒いだ。野良猫の鳴き声が聞こえた。
 ある日、学校から帰ってきた娘はランドセルから国語の教科書をとり出し、ウッドデッキに座ってりんごちゃんに読み聞かせをし出した。お姉さんになったつもりなのか、大きな声でたどたどしく読んだ後、「分かる?」とりんごちゃんに声をかけた。いつのころか、教科書は絵本に変わり、そして漫画本へ移行した。かわいらしいお姫様、魔法使いのおばあさん、悪者のオオカミなど、なりきっては声を変え、ついには読みもせず一人で笑っている始末だった。それでもなんだか私にはりんごちゃんがうれしそうに見えた。本を読む娘の横でりんごちゃんは順調に葉を生やし伸びていった。
 
 娘の身長を追い越したりんごちゃんは夫と娘の手で庭に植え替えられた。冬が来て庭が雪に覆われても、二人は外に出て、雪囲いされたりんごちゃんに声をかけた。そのうち雪が覆う庭に一本の細い道ができた。いくら雪が積もろうが二人の足跡は道を無くさなかった。

 夫が娘にプレゼントを買ってきた。べつに誕生日でも、テストで百点をとったわけでもなかった。そのプレゼントは小さな白いお花のヘアピンだった。娘は前髪を横に流し、ヘアピンを付け、鏡の前で何度も角度を変えては眺め、そしてりんごの歌をうたいながら庭に走っていった。私は、アクセサリーにうとい夫にどこでどう探してきたのか聞いたけれども、ぶつぶつつぶやくだけでまるで意味がわからなかった。ただ、理由は簡単だった。娘が小学四年生の、りんごちゃんがひとつの白いお花を咲かせた日だった。

 娘が高校受験の勉強をし始めた秋にりんごちゃんは五つの実をつけた。大げさだけれども収穫は三人で行った。私と夫が一個ずつ、残り三個を娘がもいだ。その実はお隣さんのリンゴよりも小柄で控えめで、りんごちゃんらしいなと思った。私は二個皮をむいた。三人でテーブルを囲み、庭から不安そうにこちらを見つめるりんごちゃんに向かって「いただきます」と言って食べた。私にはとても酸っぱくて渋くて固かったけれど、夫と娘はおいしいと言って、後日にとっておこうと三人で決めた約束はすぐにやぶられた。残り三個のリンゴの皮を私はむくことになった。そして娘はあいかわらず癖が抜けずにリスのようにリンゴの端を小さくかじった。夕日の下でりんごちゃんが照れているように見えた。

娘が高校に入ると、だんだんと三人でりんごちゃんと接する時間は減っていった。夫はしっかりとりんごちゃんの世話をしたし、私もその頃は一緒に草を抜き、枝を切り、休憩時には夫と私二人分のお茶とお菓子をウッドデッキに置いた。私にとっては意外と楽しい日課だった。娘には娘の立場があり、友達もいるし、部活もあるし、もしかしたら彼氏だっているのかもしれない、それは夫も分かっていたと思う。あの年のあの日、夫と二人でウッドデッキに座ってお菓子を食べ、お茶を飲み眺めたりんごちゃんはとてもきれいだった。青空の下に映えた、横に伸びるしなやかな長い腕、なめらかな腰のくびれ、瑞々しい葉、そして全身に飾ったたくさんの数えきれないほどの白いお花。きれいだった。本当にきれいだった。
私が花摘みを始めようとウッドデッキから立ち上がると、夫は言った。
「あいつもいつかはりんごちゃんのようになるんだよなあ」
そう言った。私は座りなおし、二人でまたりんごちゃんを眺めた。あの年のあの日のりんごちゃんの姿は今でも鮮明に憶えている。

雪が降りしきる庭を娘は歩いている。体を左右にリズミカルに揺らしながら歩いている。あのめちゃくちゃなりんごの歌をうたっているのだろう。おしとやかなりんごちゃんに対し、あいかわらずの娘に私は笑った。
娘は葉のない雪の積もったりんごちゃんの前で立ち止まり両手を広げ、ゆらゆらとさせ、腰をくねらせた。娘が着ている緑色のセーターにたくさんの白い雪が降り付いていく。その姿はあの年、夫と二人で眺めたりんごちゃんのようだった。娘にりんごの花が咲いている。りんごちゃんが大人の女性になったように、娘もまた大人の女性に成長した。りんごちゃんはあの年たくさんの実をつけた。
娘はりんごちゃんに手を振って車に乗り込んだ。そしてエンジン音が遠ざかり、消える。
「今度はあの子の番ですね」
静かな居間で私はタンスの上にある鐘を鳴らした。きっと遠くはないその日を期待してりんごの歌をうたう。夫の歌声は聞こえない。
「いつかその日が来たら」
そして心の中で写真の中の夫に語りかけた。       
一緒にうたってお祝いしましょうね。 

二人の娘の成長を

執筆の狙い

作者 かろ
210.139.191.207

駄目でした。よろしくお願いします。

コメント

三月は深き紅の淵を
219.100.84.36

ごめん、
冒頭っから「何言ってるのかが理解不能」だった。

序盤、娘が、何を・どうしてるのか、ここだけでは分からない。
一応最後まで見て、戻ると、「ああ…」と理解は可能なんだけども、
とにかく、分かり難い・書きようが曖昧で、不親切。

こんな意味不明なことで・思わせぶりに行数使いまくるなら、
【完全時系列】で、するするするーーっと書いてくれた方が、読者は読みやすい。



リンゴ、リンゴ・・とカナ表記で始まっといて、「りんごちゃん」命名から、りんご、りんご・・とかな表記に変わる。
「かな表記で統一」すべきだと思ったし、
その「りんごちゃん」って命名が、「意味はない。無駄に文字数稼ぎでしかない」んで、要らない。

連呼するんであれば「もっとちゃんとした命名」をすべきで、“より適切な名前”がいくらもあるから〜。

そもそも、【娘に名前つけるべき】でしょう???



全体に無駄説明ってか余計ごとばっかし! で・・
種を植えてる場面とか、何やってんだか、状況がさっぱり分からない(伝わらない)し、
「そんなん2行でさくっと済むだろう?」って思ったし、


実生にしても、花がつくまで、そんなんかかる??(作中、何年かかったんだろう?)
りんごって、バラ科植物じゃなかった?? バラ科はなー、かなーり木が小さくても、わんさと花をつける・・感じじゃないですか??
(近所にりんごの木と采振木がありまくって、毎年それで花見してるから・・そう思う)
作者、「りんごの木とりんごの花を見た事がない」で書いてるのだろうなー、って。


それは置いとくとしても・・(見た事もないで書いてること、ワタシ自身も多々ありますから…)


・毎回「食べ物」で無駄に行数使ってるのは、「悪癖」だと思う。

・そんで、「幻想」はどこにあったのだろう??

・ストーリーが・・現状だと「ない」。。



あと、タイトルは、完全に悪い。(訳が分からない)

三月は深き紅の淵を
219.100.84.36

「余計な描写ばっか」だと思うんですよね。。

たとえば、ここ↓とか・・



   (原文ママ)

>娘がまだ幼かったころ、あれは小学校に上がる直前の五歳のときだった。夕食後、私は果樹園を営むお隣さんからいただいたリンゴを切り、居間のテーブルに置いた。娘は小さな手でしっかりとリンゴを持ち、リスが木の実を食べるように端を何度か小さくかじり、それから大きくかじった。「そういうことをしないの」という私の毎度にわたる注意はすでに効果を失っていて、娘は二切れ目のリンゴに手をのばし、また同じように食べた。
娘は食べ終わったリンゴのお皿を両手で持ち、台所へ運んでいった。ひと息つこうとポットのお湯を急須に注いでいると、娘が急にドタドタと走りながら戻ってきて、丸い目を大きく見開きながら大声で言った。
「種がしゃべった」



   (テキトーに無駄排除)

五歳になった凛子(仮名)が、台所から血相を変えて走って来て、目をまるくして言った。
「お母さん、種がしゃべった!」


↑ うーん、、、5分の1ぐらいの文字数〜??

っつーことはつまり、この原稿、
ワタシが普通に書くと、単純計算で【正味 原稿用紙2枚相当】ってことに・・

悠希あかね
125.52.26.121

拝読させていただきました。ご自身で駄目だとおっしゃいますが、私は個人的にストーリーは穏やかでいいなと思います。
文末が「~だった。」など被る表現が多く、全体的に「た」で終わっているので若干の読みにくさを感じます。

ひとつひとつの動作や風景が丁寧に描かれており、表現も豊かですが、全体を細部まで丁寧に説明しすぎると「だらだらしている」と感じる方もいらっしゃるのかもしれません。読者が想像する隙をつくるのもいいかもしれません。
でも私はこのくらいの短さであれば特に気になりませんでした。(なんか偉そうにすみません。)

最後にですが、ご自身でご自身の投稿作品を下げすぎなくていいと思います。いいところ、たくさんありますよ。
次回作が納得のいくものに少しでも近づきますように。

ラピス
49.106.217.184

今回は残念でしたね。私も応募したので、近いうちに作品を上げます。よろしくです。
冒頭は状況がわかりにくく、二度読み直して納得しました。りんごの木をもう一人の娘に喩えてのタイトルなんですが、少し強引に感じました。
雪が最初と最後に申し訳程度に描かれてあり、応募の為に無理したような気がします。
とはいえ、ラストはホロリとしました。

かろさんの作品で一番印象に残ってるのは海が出てきた話で、繊細な描写にやられました。ああいう作品をまた書いて欲しいです。

カルネ
133.232.243.157

二人の娘って一人は林檎の木ですか?

お父様はいつの間にか亡くなっていたようですね。
なんだか生保のCMのようで、ちょっと笑ってしまいました。

申し訳ないのですが、私も基本、三月さんのご意見に賛成です。

出だしではあたかも父親が生きているかのように書かれているけれど、実は父は既に亡くなっていた、というストーリー展開をする以前に、きちんと家族の物語を時系列で書き上げるという練習をするべきかと思われます。

主人公はだれで、葛藤は何で、語られる物語を通して主人公は何を失い、何を得るのか。最初と最後でどう成長したのか。
物語の王道を一度、ちゃんと書いてみるべきだと思います。

三月は深き紅の淵を
219.100.84.36

本人レス入る前に、ヨコから&追記して悪いんだけれども・・


このタイトルは、おそらく〜、

“私たち夫婦二人の 娘である”ってのと、
“りんごちゃんと 娘で あたかも二人の娘”ってのを
もやっとかけてて、

「ダブルミーニングでつけました♪ ってー、作者会心のタイトル付け」
だったんじゃないか?? って思うよ。。


その「作為」が 余計かつ完全裏目で、だだ滑ってるし、
好きじゃないんで、、、

タイトルだけでも、もっとシンプルに、
どストレートにつければいいのになぁー。
(なんでか、ここのサイトの人ら【必ずひねる】癖がついてるんですよねー)



ワタシとか、表題にセンスはないんで、潔く割り切って、
ほぼ「二文字題」〜「三文字題」勝負。


作品集の「目次」に並んだ時に、
“どシンプルに短いのと、洒落た感じのスタイリッシュタイトルとが混在してると、バランスがいい”でしょう??

かろ
210.139.191.207

投稿したら一字下がってなかったり、少しずれたりしていますが、修正せずそのまま貼り付けています。

三月は深き紅の淵を様
 今回もだめでした。タイトルについては、りんごちゃんと娘の意味のみでした。僕自身も文の具体的でない題名ちょっとなあと思っています。書いている途中で、二人の成長だったのでこうなりました。りんごの花、林檎の花ってのもあったのですが。
そして、娘やりんごの種への名前を付けていたら、また題名にもなんかあったかなと思います。凛子は僕も考えましたがやめました。
 おっしゃるとおり、最初と最後、とくに出だし不安ありました。一人称で私で、性別も年齢も分からないところへ、娘、夫と三つも載せて。夫ってのもわかりづらいし、娘の年齢も…
 りんごの実生についてはネットで調べて書きました。しかもうまくくみ取れてなかったです。リンゴ園だしたのもそのようなことから出し、ここは書きたくなかったです。
 りんごとリンゴは区別したかったのがありました。
・食べ物で毎回無駄な数行、幻想、ストーリーについて、おっしゃるとおりです。
・書き方についても僕自身、出だしと最後で挟む癖があって、他考えてみます。

 あいかわらず欠点やミスだらけでした。10枚、原稿用紙スタイルに書いていきました。一文字がとてもでかくて重要で、うまくいかないとすぐ次の行いってしまうし、句点使えていないところもあります。勉強なりました。
 熱は出せたかなと思っています。少し自信あったのでへこみましたが、次がんばっています。
 ありがとうございます!

かろ
210.139.191.207

悠希あかね様
 今回、賞の結果が駄目だったというか、終わってみれば内容もですが。いいところたくさんあると言っていただいてうれしいです。
「た」で終わるについては、もっと読書で勉強しなければと。まだどうすればいいかわからなくて。時制というか、とくに回想。
 読者が想像する隙をつくる、とても参考になります。そして今回僕自身でも説明や細かいところ書きすぎだなあと。あと全体的になめらかさがなかったかなと。いっぱい押し込み過ぎたかなとも。
 登場人物僕自身好きで、僕がうまく書けなくて申し訳なく。悔やまれます。
 がんばります!ありがとうございます。
 

かろ
210.139.191.207

ラピス様
 今回三作書き、二作ここへ投稿し、書きつつで頂いた感想を取り込む余裕がなく。雪を入れたアイデアが浮かびませんでした。テーマが『雪』とあって、今まで何万作のアイデアが賞に送られているんだなあと思うと、ますます浮かびませんでした。
 やはり冒頭がまずいと、まあ入りが悪いと出だしで疲れるというか、悔やまれます。タイトルですが、もっと娘とりんごちゃんが重なるというか、目に浮かぶ、姿が重なるみたいに書けたらなあと思いました。
 『死』を入れたくなかったし、『死』の必要性がないのですが、前向きな家族を書きたかったです。
 海の話ってどれだろう、筆のかなあ。初期に書いたものはまたなんか雰囲気が違って。読み返してみます。
 ありがとうございます。
 ラピスさんの作品、賞を獲るように願っています。僕もがんばるぞ!

かろ
210.139.191.207

カルネ様
CMのようとのことで、映像のようになっていただいたとしたらとてもうれしいです。容姿書いていませんが、どんな父と母で娘でりんごちゃんなんだろうなあって。
 僕、他のかたへの感想で、こんなお話がありましたなっちゃってると書いたりしていますが、僕自身がそうで。そこから先なのかなとも思ったりします。読んだあと何も残らずすぐ忘れてしまうお話か、イメージだけでも残っているお話か。印象に残ったと言っていただけるように頑張っていこうと思います。
 そうですよね、時系列、どう書けばいいのだろう、考えてみます。
ありがとうございます。 

おろしうどん
49.98.137.74

描写に関して言えば、想起される映像自体が弱いことは置いておいて、それらの接続が悪いので読んでいてぶつ切り感が否めないのです。ほぼ全ての文章がそうなっているので挙げていけばキリがないのですが、顕著なのは末尾にやたらと付け足すやり方で、しかも厄介なことにそれがどうもかろさんのお気に入りなようなことです。これは「〜た」で終わる文が多いとかリズムとか語順の問題ではなく、もっと根本的なところです。

 一瞬の間があったが、彼女は床に膝をついて、新聞の漫画ページの包みをほどきはじめた。それがニュー・オリンズの『タイムズ・ピカユーン』紙のものであることにヴィンセントは気づいた。「南部から見えたんですか?」と彼は訊いた。彼女は顔を上げなかったが、その肩がこわばるのが見てとれた。「いいえ」と彼女は言った。彼は微笑みを顔に浮かべ、一瞬考えたが、こんな見えすいた嘘をいちいちあげつらうのも不粋なものだろうと決めた。それとも彼女は何か聞きちがいをしたのだろうか? 一瞬彼は娘の頭に手を触れ、その少年のような髪を指で梳いてみたいという激しい衝動に駆られた。彼はポケットに両手をつっこみ、窓に目をやった。窓ガラスは二月の霜に眩く光り、通行人の誰かがそこに卑猥な言葉を書き残していた。

ある小説の抜粋ですが、「〜た」で続いても詰まるように感じないのは、読み手のなかで想起されるイメージの流れ––語り手の視線が安定しているといってもいいかもしれません––が良いからです。

お話に関しては、りんごちゃんと妻の共謀による夫殺害、そして「次はあの子の番ですね」と締めくくられるホラーとして感じられましたが、それはかろさんの本意ではないのでしょうし、私もそん

三月は深き紅の淵を
219.100.84.36

「時系列」についての話は、
前の“応募用に書いて没にした原稿”の感想欄で触れていたので、
当該部分、貼りますわ。



かろ
2019-02-08 18:42
223.132.253.113


 今回は狙いに書いた感じでやめて三つ目を出しました。で、読んだ作品が少ないながら僕なりに考えたり思ったのは
・三人称にする(でも出したのは一人称です)
・雪をピンポイントで使う(内容にもよりますが、表現が似たり寄ったりになってしまう為)
・おはなしおはなししすぎない(自信があればいいのですが、ファンタジー要素がうまくいかない場合あざとくなる)
・1・2・3~で進んでいくのではなく、1・1,3・1,8・2,4~と進める(エピソードで進める)
 のように書きました。読んだ作品少ないのですが、内容とかじゃなくパターンが似ている気がする、少ない気がする、がありました。そんな感じの三作目でした。内容はありきたりかもしれません。傾向をずれようと思いました。実際どうなのかわかりませんし、ミスったかもしれませんが、ちょっと自信あります。そう感じたことを書き出してみました。



二月の丘
2019-02-08 21:13
219.100.84.36


>1・2・3~で進んでいくのではなく、1・1,3・1,8・2,4~と進める(エピソードで進める)
 のように書きました。


ワタシは、小説は素人なので、
ほぼ「完全時系列」で書いているんです。

「回想シーン」挟む時もあるけど、そういうのは「中盤にまとめる」から、
冒頭から結末までは、ごく短時間のベクトル(?)におさまっている。

「今日この日、この時間、この場所で!」って、局所限定。

自分的には「それが一番シンプルで、簡単」だから??
まあ、個々人の作風と、好みの問題です。

おろしうどん
49.98.137.74

すみません途切れていました。

長いので短く纏めると、作中人物の動きがいろいろとおかしいので、そこを調整していくことから始めてみてはどうかというところです。

かろ
210.139.191.207

おろしうどん様
お出しくださった~た。ってたしかにスムーズに読めます。てか、違和感なかったです。そこにヒントあるのかなと。
末尾にやたらとつけたす、ですが、そうだなと。なんか僕自身、文章のパターンが少ないのかなって。少ないじゃなく、決まっちゃってるってかなあ。と。とても参考になります。
ホラー感は、僕も感じてました。最後は何度も書き換えたし、また、理由もあるのですが、そうならないでくれと願う応募でした。というのは、初めは妊娠している娘だったのですが、里帰り?だと外でないとか、車とか。旦那もあったのですが、夫と旦那でわけわからなくなるとか。もっと簡単に「孫が楽しみね」が良かったのですが。
 動きがおかしいは、読み直してみます。
 ありがとうございます。

オノマペト
103.75.118.12

最初の5行でもうシリメツじゃん。なんだコレ。こんなの賞レースに出したの?選考員になんか怨みあんの?吸う空気が鼻先を冷たく?はぁ?何が書いてあるのぉ?左手の指先に目がいく?右手にはなんで目がいかないの?左手の指先に目がいった理由はなんなの?あんたね頭ん中のクソみたいな妄想がそうだったから?たまたまあんたの妄想の中の妄想人物が何故か左手の指に目がいったから?なんだその無駄な文章。文字数限られてんのによくもまあ無駄な自称描写をつらつら並べたてたものだね。全部指摘してやったら一応答えるんだろうねー、書いてないけど。推し量れないけど、実はこうでーって妄想文を妄想でうわ塗るんだろうねー。
あとお前てにをはおかしいから普段からちゃんと意識した方がいいよ?そういう横着なのかキャラ付けなのか知らねーですけど作品に影響するんじゃおしまいおしまい。
そこにヒントあるのかなじゃないです。そこにヒントがあるのかなですー。接続詞に無頓着な奴が知的な目論見を織りなせるわけないじゃないですかー。それはただの世間知らずですって。

かろ
210.139.191.207

オノマペト様
左手の指については結婚指輪です。
妄想を妄想でうわ塗っていません。自分で分からないとか気づかなかったとこは正直に話すし、書いていた時の気持ちもそのまま書いています。
最初の5行、とありましたが、僕は最初の3行、そして普及して1枚駄目だと思っています。初めに関しては私いらないのかなとも思います。
教えていただいてありがたいです。が、てか、僕も色々勘繰って、わざと、あえてこういった書き方でコメントを書いているのかなとか。それはそれでいいと思うのですが、嫌な気持ちになりました。熱が違う形なっちゃってるんじゃないかなって。辛口とかの話じゃなく。僕は辛口というか、本音で言われた感想はありがたいです。僕は思いっきり感想書けないけど、思いはぶつけています。
てにをははわかりません。ただ、感想欄はしゃべり言葉で書いてます。それが作品に影響する、そうだなあって思いますが、書き分けられたらなって。
てか、めちゃくちゃ感想参考にしてますから。エピソード、時制、一人称。それが今作です。

かわむら信号機
125.173.161.82

(オチ)通っていたのはサンタ教習所でした←ママは分かっている
(オチ)大切に育てていた娘は人形でした←ジジババは知っている
(オチ)旦那は既に他界している←ママは知っている

こうも続くと無意識なんだろうな。無意識には逆らえないものだから。
とにかく全部が全部、主人公自身がハナから知っている「前提」とか「事情」を、
読者に対しては(なぜか)それを内緒にしながら話を進めて、最後につまびらかにするパターン。
「うわーそうゆうことだったのかー、やられたなるほどなー」的なしょもないサプライズ狙って挙句不発(俺も経験済み)。
そりゃそうだ。元々内緒にするほどのことでもない他愛ない事実でしかないんだから、わかったところで「あーそうですか」程度。


 事情や前提を内緒にしながら話を進めて最後のオチにしたいなら、「主人公もその事実を最後(途中)まで知らない」っていう王道に乗っかれば?
みにくいアヒルの子は自分が白鳥の子だと知らないし、注文の多い料理店に来た客は自分が食材だって知らない。
犯人や黒幕が親友だったなんて思いもしなかったし、ラスボスが父親だったり自分が幽霊だったりなんてまさか!

でなきゃ最初にカミングアウトしとけばいいじゃない。

なまじっか主人公が一部始終を知ってるばっかりに、ネタバレしないよう核心に触れない行動をしなきゃならなくなってる。
っていうか作者がそうさせている。
事情をほんのり匂わせてるつもりか知らんけど、それで伏線だと言い張るかも知らんけどね。
でもさ、核心に触れない行動って何だ? 誰に対してバレないように行動してんの?  読者か? 
だとしたらちょっとおかしくないか?
なんで主人公が読者の目を気にして行動慎んでんだよって。なんで本の中の人が本の外にいる読者の目を意識してるんだよって?
作者が主人公に「読者にオチがバレないようにできるだけはぐらかしながら行動してくださいね」なんて命令するもんだから
本線のはるかナナメ上にズレた尺稼ぎエピソードか、でなきゃ不自然な行動ばっかり。
その結果が、話のスジが分からないだの、とっちらかってるだの、意味不明だのって感想そればっか。
こんなの必然だろ。この構造を選んで主人公に核心避けて通らせた作者の責任。

作者ごときに行動を制限された主人公に同情するわ。
本心本音はもとより、最初から目の前にある事実すら言わずに我慢したのにこの有様。
「最後にネタバレしてドカーンと落として見せますから」なんてバカな作者の言葉を信じたばっかりに。可哀想に。
最初からカミングアウトして物語を始めればいいだけのことを、変に色気出してオチに回すもんだから大惨事。


ハナシは少し変わるけど。

どっきりや行動観察系の番組が相変わらず人気あるのは、視聴者が喜ぶ(視聴率が取れる)からだと思うけど、、
その内容は決して視聴者をどっきりさせてるワケではなくて、あくまでどっきり仕掛けられた人の行動を見て楽しむもの。
事情を知らないターゲット、つまり主人公の行動を見て楽しむもの。
もちろんターゲットはその時点で視聴者の存在なんか知らない(途中で気付いて乗っちゃう芸人も増えたけど)。
だからネタを知った上で見ている側が一番楽しいもんだと思うけどね。
仕掛けられたターゲットは仕掛け人や視聴者ほど楽しくないもんだよ。吊り橋揺らされて誰が楽しいかって話(高所恐怖症)。

何のことかさっぱり分からんよね。
さいなら。返しは要らんよ。

水野
220.221.19.170

拝読しました。

何でしょう、言葉にしづらいのですが独自の面白さがこの作品では目指されているように思えます。「ゆきのまち」の望んでいる面白さとは違うものかもしれませんが、こういった路線で短篇を仕上げるというのはちょっと珍しいことなのではないかと思います(言い方は悪いかもしれませんが)。

おそらくこの話は原稿用紙十枚ではとても収まり切らないものだと思います。語り手である「私」は「娘」に関する思い出を相当数持っています。母親ですから当たり前ですね。それを全部書くととても収まるはずがないので、巧妙に制限を加えるか、もしくはもう一つの方法、つまり全編をほとんど誰かとの会話文で繋げるかしなければならないことになります。
後者の場合話は簡単で、「私」と夫とで架空の会話をさせればいいわけです。娘がどういう人生を辿ってきたか、コーヒーを注ぎに席を立つなどして時々動作を挟みこみながら対話をさせる。で最後に、今までのは全部「私」の頭の中での出来事であったことをネタばらしする。そうすれば十枚に丁度良く収まりそうではあります。
前者の場合、いろいろやり方はあります。ですがやはり、語り手が語られる対象に関して語るべきものを多く持ちすぎていることが枷になってしまうことは間違いありません。よほど情報整理が上手ければこの長さでも可能かもしれませんが、娘のどの部分を語ってどこを削るかというのは依然として大きな問題になります。
解決方法としては語る対象(本作の場合は娘)とある程度距離の取れる人物を語り手に据えることです。奇を衒うわけではありませんがりんごの種視点で語るのがちょうどいいでしょう。この場合は娘の視点から母親のことを語るのと同じくらいやりやすくなるかもしれません(娘といえども母親の全てを知っているわけではありませんから、自然と語るべき情報量は制限され、ちょうどいい文量になります)。本作では語られる対象は娘と限定されていますから、娘の娘、つまりはりんごの種を一人称視点として選択することを余儀なくされるわけです。実際に本作では「りんごちゃん」と呼ぶことで擬人化の試みがなされていますから、この方策は案外悪くないのではないでしょうか。
そうでなければ登場人物は多くはありませんから、自然と選択肢は狭められます。その場にはいない父親を語り手に据えるというのは難題ですので、ここはやはり母親にやってもらうしかない。けれども娘のどの部分を語るかに困難を覚えるという、初めに突きつけられた問題に戻ってきてしまう。語り手を継母にするなどすれば、語り手とその対象との距離は保たれますが、その設定だと長編になってしまいます。現状の設定で押し通るには、やはりどこかで無理やりな力を加えなければならない。

結果として出来上がったのがこの作品である、という風に私は勝手に思っています。目を付けたいのはむしろここで、実は私は、この無理やり十枚に収めたかのような枠外の力量を積極的に評価したいと思っているのです。
作者であるかろさんが自分の作品に対してどのような評価を下しているのかはわかりませんが、少なくともこの書き方は、地方文学賞の書き方ではないと思います。これは逆説的に、中央の公募なんかで通用しうる技術なのではないでしょうか。そしてたぶん、作者であるかろさんは長篇が向いているのではないかと私は睨んでいます。
おそらく読者を感動させる系統の読み物に対してこんなことを言ったらぶち壊しになるかもしれませんが、私自身は面白く読めました。刺激的な作品だったと思います。失礼しました。

かろ
210.139.191.207

かわむら信号機様
お久しぶりです。かわむらさんはどうしていますか?たまにでも気にかけてくれてうれしいです。三作読んでくださってありがとうございます。

いただいた感想、とても考えさせられました。そういうことかと自分なりに考えました。まず、僕自身短編を誤解というか、変に解釈し、なにがなんでも驚かせるものみたいなのをどっかにこびりついているのかなと。あと、小説内の人物が隠しながら話を進めている違和感とか矛盾、分かりました。ぜんぜん気づいていませんでした。僕が縛っちゃってますね。だめな作為っていうとこだなあと。みなさんにいただいた感想でもたぶんかわむらさんが言ったことに関係しているんだなと。
これだと変だし駄目ですね、根本的に。動きが変ってこのことだったのかと。
王道についておっしゃっていますが、僕自身区別ついていなかったです。

僕自身の書く話の重大な欠点だなと気づきました。本当わかってなかったです。教えていただきありがとうございます。登場人物にも謝らなければいけません。意識変わりました。わからないままずるずるいくところでした。わかりやすく教えていただいて感謝しています。

反省し、次に生かします。要所要所、ちゃんと言っていただいて。がんばります!!!助かりました。

かろ
210.139.191.207

水野様
僕自身、以前ここへ投稿した猫のお話があり、その形に似せて書きました。ブツブツ切ったエピソードでも時間経過とか成長とか想いを表せられたらなと。あの時は自然に書いていて、今回は、逆に二回目であるがゆえのいやらしさとか、登場人物ではなく僕が出しゃばっちゃっているなあと。
感想をいただいて、実際僕は誰を書こうとしていたのか、何を書こうとしていたんだろうと。書きながらずれていっちゃってます。この前に私が昔植えたりんごちゃんについてのお話を書いて。しっくりこなくて家族にし、エピソードでいこうと思い、こうなりました。

今回はエピソードもそうですが、表現も自分の持っているものを全部出そうと思って。
長編が向いているとのことですが、今中編に挑戦しています。まだ長めのお話をまとめきれないというか、短編もですが。自分なりに思うのは、僕、細かいというか余計なところ多いのかもですが、どうも場面の中の時間の流れが遅いのかなあと。書くのが遅いってのもあるのかもしれません。
あと、僕は会話文が下手なので、そこも鍛錬していきたいと思います。

水野さんのように、僕なりに挑戦していきたいと思います。ありがとうございます。がんばります!

九丸(ひさまる)
126.193.129.143

拝読しました。

柔らかく、穏やかな雰囲気が好きです。
でも、かろ様の苦労というか迷いも感じられるような。テーマに振り回されたような。
テーマをビシッと捉えないと難しいのでしょうね。
でも、映像としては浮かんできました。
それがスムーズに繋がればということなのでしょうが。
技術的なことは、僕は言えませんし、だいぶ指摘あるようですが、かろ様の色は出ていると思いました。

ペンニードル
36.11.225.125

二人の娘の成長を 読みました。
かわむらさんの感想とほぼ被るため割愛しつつ、”語り手自身が自覚していないから記せない。”を王道とするなら、”語り手自身が自覚したくないから記さない。”も王道の派生としてあると感じます。

私が前回ここにあげたプールのお話も、主人公が男の子だって事実を読者に対しては伏せて書きましたが、なんでそんなことしたかって言ったら、彼自身がそれを認めたくない、目をそらしたい、姿を見て、声を聞いて、思考を読まれて、そう思われたくない。って意識が働いていたからです。
最後はそれをズバリ指摘させる事で短編としてのオチとしましたが、それ以前に。
読者を驚かせる以前に、作中の彼自身の感情が強く拒否していました。

人が何かを伏せる時って、意識的にしろ無意識的にしろ、何か後ろめたい感情があるものです。その伏せた情報が無意識に近ければ近いほど、それを誰かや何かにあぶり出された時に、強い衝撃として訪れ、それは読者にも驚きとして伝わります。

小説としての驚きを追求して意図的に伏せる情報を決めるより、実際にかろさんがあぶり出されたら苦痛を感じる程、指摘されたら傷つくからひた隠しにしている何かを参考に、設定した人物になりきって探してみるといいかもしれません。

かろ
210.139.191.207

九丸様
色が出せてよかったです。
テーマって難しいですよね。なくて自由にと言われたら言われたでどうしようってなるし、あったらあったで変にこねくり回したりしちゃって。今回、おっしゃるとおり振り回されたし、そこは自分でしっかりとらえないといけないなあと。
書いたらたまたま雪がテーマだった、みたいなのがいいのかなあと思ったり、また、そこは最初からしっかり決めて書いていくとか、色々また考えさせられました。
今書いているのは、のびのび書いていこうと。がんばります。ありがとうございます!

かろ
210.139.191.207

ペンニードル様
そうですね、今回伏せた部分はお話上理由もないし、感情もないというか、あるのは書いた僕の自己満足で、作中の人物やお話が伏せざるをえない状態になっていませんでした。教えてもらってすごい気付きになりました。
あぶり出される、大事だなと。その辺も最近足りなかったし、なんか自分で、書き終えてからにじみ出るのではなく、先づけというか、こうじゃないなと。
今回、みなさまからのご感想で気づきたくさんありました。修正していこうと思います。ありがとうございます!

N
188.240.76.34

かろさん

拝読しました。

どうしても僕流の書き方になってしますのですが、そこにあるべき気配がちゃんと感じられる素敵な作品でした。

でだしの
>。冷たい風が玄関のドアを開ける娘の黒髪をあおり、飛ばされた雪が室内に入り込む。
>娘はうたいながら外へ出た。ドアが閉まる。
このシーンの描写にはじまり、、
冗長という批判もありますが、りんごを食べるシーンの細やかさ、それから父を追いかけて唄うシーンは僕はとてもよかったと思います。映像としてありありと浮かぶのと同時に、この作品が追うべき気配そのものをちゃんと感じることができますから。

 僕は、気配という言葉を、この手の作品においては好んで使います。
空気感をつくりだすものといってもいいし、雰囲気を持たせるものといってもいいし、けれども、それはただの演出方法ではなく、たぶん、かろさんがこの作品を通してつむぎ出したいコアそのものなんだと勝手に想像します。

 こういう作品においてはあらゆる作為が許されないし、許されたとしても自然に埋め込まれなければなりません。手の皮がはがれるぐらい手綱をぎゅっと握ったまま締めずにおく、そういう種類の脱力が必要なんだと思います。その意味で枚数という一つの制限がよくなかったのかなあと思います。例えばお母さんの気持ちについても、10枚では収まりきれないだけの、多角的な想いが、そこにはあるように感じられました。先に言った各シーンの細やかさがそれらを適切に表出させようとしていて、その気配を追いかけること、追いかけようとすること、そのことに殉じるために必要な取り組み方はなんなのか? を考える必要があるのかもしれません。

 作者様がこの作品に注ぐ視線とアプローチの仕方間違っていないと僕は確信します。素直な筆致、それから、何度も繰り返しますが追うべき気配をちゃんととらえていることは、この作品の魅力の源ですから。その海の冷たさを知っている、その海の荒れ狂う様を知っている、そして、その海を泳ぐための方法の一つを少なくとも感得している。けれども、その海の広大さを知らないし、実際に泳ぎ出してみると、息継ぎがままならず、スムースに腕がのびていかない、そんな印象だったりもします。たぶん、これは単純な技術の問題なのでそのうち解決するとは思いますが。
もっと、つまんない言い方をすると、繊細な部分は細やかに描かれることと構成の粗さとのミスマッチとか、そんなこと。引き出されるべき魅力に足して受け皿が揃っていないような印象もあったように思えます。

 繊細なところに魅力と問題があるため、言葉にするのが難しく、わかりにくい感想ですみませんが、そんな感じでした。

 ではでは。

四月は君の嘘
219.100.84.36

ヨコからで、&しつこくて悪いんだけれども・・


 >枚数という一つの制限がよくなかったのかなあと思います。
 >例えばお母さんの気持ちについても、10枚では収まりきれないだけの、多角的な想いが、そこにはあるように感じられました。

↑ 毎度毎度、そういう結論で、おさめられて終わってきたのが、『ゆきのまち』落選原稿の感想欄で〜。。


でもねー、
「じゃあ『ゆきのまち』に出してる他の800人〜1000人の応募原稿は、何もせんでもぴったり10枚の、描写スカスカ原稿なのか?」
って言ったら、「絶対そうじゃない」でしょう??

誰しも「10枚ではとても収まりきれないだけの、多角的な想い」を、10枚に凝縮して「見せている」。
そうでなかったら、入選には届かないから。


自分の経験上、「応募用に書いてみると、草稿段階では大概、17、8枚」なんです。
そこを毎回、10枚きっちりに刈りつめる。

そのワタシの狩りつめ方で、この原稿を刈り込むと、
前述してるように【行数は5分の1以下になりそう】なんですよ。


そんだけ。

かろ
210.139.191.207

N様
気配が感じられるとのこと、ありがとうございます。そして、映像が浮かぶについては、僕自身とても気にしている箇所なのでうれしいです。これらについてはもっとがんばっていこうと思っています。また、会話なども練習しようと思います。
作為についてはみなさんからのコメントで気づかされ、次に生かし、手綱については実際に感覚でつかんでみたいなと。
海の例えのコメントのとおりで、泳ぎ出してみると実際には上手くいかないことばっかりでした。コメントもイメージしやすかったです。
終わってみれば色々欠点やミスがありましたが、『気配』というところで書いていたのでとてもうれしいです。ストーリーや構成、ステップアップしていこうと思います。
自信と勇気をいただきました。ありがとうございます。次、がんばります!

プラトンメガトン
126.209.39.20

四月というバカヤロは無視してもいい、あなたの作品は立派。

四月は君の嘘
219.100.84.36

↑ そうやって、書き手甘やかす、
なんの根拠もない「テキトーな お追従」こそが、

書き手を最もスポイルしてるんやで〜?


『さばえ』も去年でファイナルだったってハナシだし、
【いつまでもあると思うな、地方公募】。



現状を踏まえて、「別の公募模索します」ってんだったら、
それはまた別のハナシになる。

四月は君の嘘
219.100.84.36

ここのサイトの悪いところは、

【これでなんで公募落ちたのかわかりません】

【私だったら、これを入選させてます】

【ここをこうしていたら、まちがいなく入選だったでしょう】

ってー、

根拠のカケラもない「テキトーなお追従」は 完全スルーで、

「むしろその方が推奨される」ってところー。



上の「一行悪態書き捨て」のような卑劣な馬鹿野郎が、

えらそうにのさばる。

四月は君の嘘
219.100.84.36

それも「いつもの風景」なので、

まあどうでもいい。



そうやって、

加茂ミイル式:
「本当にそう思ってんだかアヤシイ(本心からそうは思ってねぇんだろうなーって気配濃厚な)お追従まみれ〜」

に、長期間なったことが実際あって・・

「あの時期が最も白けた時期だった」ことは、記憶に新しい。


そこへ戻るのは、「無益」だと思う。


「鍛錬」とは、ぬるま湯で甘やかされることじゃなくて、「辛いもの」だからだ。

月亭方正
27.54.114.101

どこのコメント欄にも土足で踏み込み、粗相をしていく月さんですが、自身の作品のコメント欄では次のようにのたまっています。


・「感想はいらなーい!」
・「コメント貰っても読まないんで、、、返信もしない」


ここは鍛錬の場と人には言いながら、自分を甘やかすことを第一としているんです。そして月さんの作品はとても読めるものではありません。小説を侮辱するような代物です。私がこのサイトで読んできたものの中で一、二を争うひどさでした。そんな人のアドバイスを真に受ける必要があるでしょうか、いや、ありません。


月さんは他人のコメントを読む気がないのだから、こちらも読む必要は全くありません。そのほうが精神衛生上ずっといいですし、作品の質も少なくとも「スポイル」されることはありませんよ。

跳ね鳥
153.204.28.2

拝読しました。

以前いくつかのカロさんの作品を読ませていただいた者です。

文体が味わい深く、とても文章が美しいと感じました。以前の印象より、確かに成熟した上品さを感じます。

応援しております。

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