作家でごはん!鍛練場
エア

マンスリーセレブ(序盤)

「アンタの面倒を見るのは、もうたくさん! 今すぐこの家から出て行って!」
 今日、両親からの勘当と共に、花村亘宏は自宅を追い出された。原因は、当事者も分かっていた。分かっていたけど、現実から目を背け続けたばかりに、この様な結果となってしまったのだ。
 自業自得と言えばそれまでだが、それを差し引いても、花村亘宏の人生は、あまりにも恵まれなさ過ぎていた。
 元々家が貧乏で、一戸建てに住む事が出来ず、公営住宅で両親と三人暮らしだった。家の食事は、いつもごはんとみそ汁、おかずは目玉焼きや納豆が多く、たまに出来合いの惣菜が出る程度だった。母親は料理が得意ではなかったからだ。
 おまけに、頭も悪くて運動も全くダメで、学期末にもらう通知表はいつも1の数字が並び、たまに2の数字が出る程度で、教師からの評判は最悪だったし、両親にも怒られていた。
 外見も身長168cm、体重100kgのデブで、帽子が入りきらない程の大きな顔に、手入れされていない伸び放題の眉毛、一重瞼の細い目、ペシャンコに潰れた団子鼻、脂ぎった肌、たらこの様に腫れた唇、いわゆる不細工な容姿だった。家庭、成績、容姿全てにおいて恵まれなかった事から、男子生徒に虐められ、女子からも陰口を叩かれる等して嫌われ、恋人はおろか友人すら作れなかった。
 もちろん、このままではいけないと思い、欠点を克服する努力はした。だが、いざ自宅で自主勉強しても、教科書の文章が複雑な専門用語が並んだ難解な文章の様に思えてきて、なかなか頭に入らずに開始から五分も持たずに投げ出してしまい、基礎体力を付けようと早朝にジョギングをしても、体力が続かず、疲れ切って途中で止めてしまった。じゃあ、室内で身体を動かそうと思ったけど、いつの間にか身体を動かすことを忘れてしまい、いつの間にか止めてしまった。何日続いたかは覚えていないが、それ程長くは続かなかったのは間違いない。
 その事を教師に相談しても、「根性が無いからだ」「そんなんだから、虐めに遭うんだ」と冷たく突き放された。この時、教師に対して激しい憎悪と不信感を抱いた。
この事が決定打となり、学校に行く事が嫌になり、中学時代から不登校になったが、それでも親からは高校には行った方が良いと言われ、どうにか進学した。しかし、進学したまでは良いが、高校は名前さえかければ合格出来ると言われる程の底辺であり、そこに通う生徒もそれ相応の連中だった。その結果、学校に通う事が苦痛になり、退学し、以後は自宅に引きこもりだった。家には、パソコンを買うだけのお金が無いので、代わりにスマートフォンでネットサーフィンをする日々を送っていた。閲覧するサイトは、主にアニメやゲームなどに出てくる二次元の美少女キャラクターのエロ画像で、巨乳の美少女がおっぱいを晒している画像を見つけたら、すぐさまファイルに保存していった。そして、夜には布団の中で、それを見ながら、オナニーをしていた。それが亘宏にとって唯一の癒しだった。
 両親は、当初、息子の生活に何も言わなかったが、遂に溜まっていたストレスが爆発したのか、25歳になったある日、突然母親に怒鳴られ、ボサボサ頭に灰色のパジャマを着た状態であるにも関わらず、父親の手で強引に自宅を追い出されてしまった。
 きっと、十年以上も、自宅に引きこもるニートを養い続けることに嫌気が差したからだろう。
 いつかはそんな日が来るかもしれないと思いつつ、それでも現実から目を背けていたけど、いざ訪れてしまったら、もはやどうしようもない。せめて、なけなしの小銭とスマートフォンだけでも、持たせてほしかったのだが、勘当された以上、そんな事を聞き入れてくれる訳がなかった。
 家を失い、路頭に迷ってしまった事から、どうにか仕事を探そうとコンビニに入って求人誌を手に取り自分が出来そうな仕事を探した。しかし、学歴はおろか、何の資格も特技も無い人間が就けるバイトはそうそう無く、すぐさま求人誌を投げ捨てた。だが、後になってよく考えてみれば、履歴書の購入や無人で証明写真を撮ってもらう為の金も無かったので、仮に良い仕事が見つかったところで本末転倒だった。
 スマートフォンも両親から奪われているので、ネットで何か方法を探す事も、SNSで助けを求める事も出来なくなり、もう駄目だと思いつつ、かといって行く当ても無く、彷徨いながら歩き続けていると、いつの間にか陽が西に沈み始め、空も橙色に染まっていた。そろそろお腹が空いてきた。だが、肝心の金が無いので、どうすれば良いのか分からなかった。そんな時、駅の入口で、若い男性が食べかけのハンバーガーをゴミ箱に捨てた。きっと味が悪かったのかもしれない。でも、ゴミ箱に入った、しかも男がかじったハンバーガーを食べるのは抵抗があった。どうせなら、可愛い女の子が食べたものなら良かったのにと思ったが、空腹には勝てず、亘宏はゴミ箱の口に手を深く突っ込んだ。がさごそと音を立てながら、中を漁って取り出すと、さっきのハンバーガーの包み紙だった。では、肝心のハンバーガーはどこにあるのかと、こっそりと覗き込むと、先程のハンバーガーは、パンと具が無残にもバラバラになっていた。
結局、食料は見つからず、駅の入口に地べたで座り込み、途方に暮れていると、
「君、大丈夫?」
 上から声がしたので、顔を上げると、そこにいたのは、黒いビジネススーツを着た女性だった。年齢は、恐らく20代半ばで、自分と同世代。ファッションには詳しくないが、海外の高級ブランドのものと思われる立派なスーツを身にまとい、金のラインが入ったワインレッドのスカーフが印象的だ。長い黒髪も艶があって綺麗に整えられており、モデルか女優の様に綺麗な顔立ちである。きっと、学生時代はスクールカーストの頂点に君臨し、充実した学校生活を送っていたに違いない。
 彼女は、心配そうに自分の顔を見つめている。亘宏は藁にも縋る思いで、美女に助けを求めた。
「す、すみません……お、お腹がすす空いて、ししし死にそうなんです……」
 人と話す事には全く慣れていなかったので、なかなかスムーズに言葉が出て来なかった。生命の危機であるにも関わらず、自分の口から発せられた言葉が自分に手を差し伸べようとしている美女に伝わっているのか内心不安で仕方なかった。
「もしかして、お腹が空いているの?」
 言葉が通じた! 亘宏は目で必死に訴えながら、何度も首を縦に動かした。
 すると、美女は近くのコンビニに入って行き、数分後、レジ袋を提げて自動ドアから出て来た。
「はい、どうぞ」
 美女はレジ袋を渡した。中を見ると、そこには幕の内弁当とペットボトルのお茶があった。もちろん、割り箸とお手拭き付きである。幕の内弁当は、ごま塩が振りかけられた日の丸ごはんに、唐揚げとエビフライ、卵焼き、サラダなど豊富な品数だった。おにぎりやサンドイッチでも十分ありがたいのだが、贅沢にも弁当をくれるとは思わなかった。家にいた時も、こんなにおかずが出た事は無かったのに。亘宏は、お手拭きで手を拭いた後、割り箸を割ると、途中でお茶を飲みながら物凄い勢いで弁当を食べた。
「美味しい?」
「美味しいです!」
 美女からの問いに亘宏は、食べ物を頬張りながら答えた。
「あ、ありがとうございます……」
 弁当を食べ終えた後、亘宏は美女に、お礼を言った。
「どういたしまして。ところで、君、もしかしてホームレス?」
 突然、質問されて、亘宏は口を詰まらせてしまった。痛い所を突かれた気分である。しかし、彼女ならきっと今の自分を助けてくれるかもしれないと思い、
「そうなんです……僕、今日親から家を追い出されて、今完全にホームレスなんです!」
 やっと、思いを伝えることが出来た。それを聞いて、美女は憐れみの表情を見せながらも真剣に頷き、亘宏にある提案をしてきた。
「だったら、私の家で暮らさない?」
「えっ?」
 まさかのお誘いである。それにしたって、家に暮らすというのは、突然である。
「だって、このままだと、あなた寝る場所も無いんでしょ? だったら、ちょうど良いじゃない。今から電話をするから、許可が下りれば、あなたも住めるわ」
 普通の人だったら、美味しすぎて逆に怖いのだが、野宿する度胸も無い亘宏は、
「分かりました。お願いします!」
 と、亘宏は美女の前に深く頭を下げた。
「分かったわ。じゃあ、今から電話するから待ってて」
 そう言うと、美女は少し離れたところへ歩き、スマートフォンで電話を掛けた。きっと、自分を家に入れたいと家族に求めているのだろう。
「許可が下りたわ。あなたも家に住んで良いって」
 それを聞いて、亘宏から笑みが零れた。これで、野宿をする心配は無くなった。
「今から私の車に乗せてあげるから着いて来て」
 そう言って、美女は駐車場まで歩き、白い車に乗った。見たところ、高級感のある外車である。どんな車なのかと、ロゴマークを見たら、あの世界的に有名な自動車メーカー・ベンツだった。これを見た瞬間、亘宏はゴクリと唾を飲んだ。ベンツの車を間近で見るのは生まれて初めてである。若くして、こんな高級外車を運転しているなんて、きっと彼女はお金持ちの家に生まれた人に違いないと思った。そして、運転席にはパッと見、二十代後半の男性が座っている。品のある顔立ちで、いかにも美青年という言葉が似合う雰囲気である。きっと、彼女の兄なのだろう。さすがに、彼氏ではないと願いたいのだが。
「失礼します」
 亘宏は恐る恐る車の後部座席に座った。インテリアは黒を基調としており、高級感があるが開放的である。更に、カーナビも付いており、最先端の技術を駆使している模様だ。ベンツの中って、こんな風になっていたのかと感動のあまり身震いした。
 そして、美女も後部座席に乗ると、
「高橋、彼も家まで送ってあげて」
「かしこまりました、お嬢様」
 その会話に、亘宏は耳を疑った。思わず「兄妹じゃなかったの?」と聞こうとしたが、質問を入れる間も無く、今まで梨華の兄だと思い込んでいた運転手の男性は、エンジンを掛けると、そのまま駐車場を出て、街の中を飛ばして行ったのであった。
 車に乗って十数分後、車内には沈黙が流れた。決して気まずい空気という訳ではないのだが、何だかとてつもない緊張感がある。まさか、今日会ったばかりの美女に夕食をおごってもらうばかりか、家に住もうとお誘いを受けたのだから。運転手の男性も、先程の会話の後、一切話しかけて来ず、運転に集中している。
「す、すみません……食べ物をくれるばかりか、わざわざ家にまで住まわせてくれるなんて……」
「そんなにかしこまらなくたって良いわよ。困っている人を見かけると放っておけない性質だから」
「そんな、まだ名前も聞いていないのに」
「あっ、そう言えばそうだったわね。私の名前は、里山梨華。あなたの名前は?」
「は、花村亘宏です……」
「亘宏君ね、覚えておくわ」
「あ、あの……さ、里山さん」
「梨華で良いわよ」
「り、梨華さん、ありがとうございます……」
 まさか、出会ったばかりの美女に救われて、亘宏はお礼を言った。
 今まで、三次元の女は二次元と違って全員クソだと思っていたが、世の中にはこんなに優しい女性がいるとは思わなかった。きっと彼女は地上に舞い降りた女神ではないかと思った。もし、学生時代に彼女の様な人がいたら、きっと当時よりもずっと華やかなものになったに違いない。
 亘宏は、梨華ともっと話をしたいと思った。どんな仕事をしているのか、彼氏はいるのか、結婚しているのか、家はどんな感じなのか、趣味は何か、好きなものは何か。色々な事が聴きたかったが、母親以外の女性とロクに会話した事が無い童貞には、何からどう話せば良いのか全く分からず、結局それ以降は一切会話する事が出来なかった。

「着いたわよ」
 車で一時間後、梨華は家の駐車場に車を停めた。ようやく家に辿り着いた様だ。窓から家を覗くと、そこには豪邸が立っていた。まるで、ヴィクトリア朝を彷彿とさせる、おごそかで立派な屋敷である。ワインレッドを基調とした屋根とアイボリーの壁が見事にマッチしており、歴史の史料集に出て来たり、世界文化遺産に指定されたりしてもおかしくないかもしれない。
「あ、あの……梨華さん、この屋敷って……」
 亘宏は指差しながら尋ねると、梨華はあっさりと答えた。
「ここは私の家よ」
 それを聞いて亘宏は「えぇっ?!」と、腰を抜かした。まさか、こんなに立派な豪邸に住んでいるなんて! 中が一体どうなっているのか、どんな暮らしをしているのか非常に気になった。
「さぁ、着いて来て」
 梨華はそう言ってスタスタと歩いて行ったので、亘宏もその後に着いてきた。
「ただいま」
 梨華がドアを開けると、そこには使用人が左右両脇にズラッと並んでいた。
「お帰りなさいませ、お嬢様」
 使用人達は、一斉にかしこまりながら頭を下げた。全員かなり訓練されている様だ。更に、そこへ白髪に片眼鏡を掛けた黒いスーツの老人の男性がやって来た。彼がこの使用人をとりまとめるトップの執事である様だ。
「彼が、お嬢様がおっしゃっていた花村亘宏様ですね」
「そうよ。彼、路頭に迷っていたから、しばらくの間、この家に住まわせてくれる?」
 そう言うと、執事は「かしこまりました」と礼をした。礼をする姿勢が様になっていた。
「紹介するわ。彼は私の執事の木水よ」
 執事は、漫画やアニメの存在で既に知っていたが、実際にこの場で本物の執事を見るのは初めてだ。イメージ通り、いかにも紳士的な立ち振る舞いである。
「は、初めまして! 花村亘宏です!」
 亘宏は執事を前に深く頭を下げた。
「初めまして、私は梨華様に仕える執事・木水と申します。亘宏様、路頭に迷う生活を送られて、さぞお辛かったことでしょう。では、こちらの部屋にご案内します」
 木水は、そう言って亘宏を案内した。
 廊下にはワインレッドの絨毯が敷かれ、壁と床はアイボリーの大理石で出来ており、いかにも洗練された高級感を漂わせていた。更に、壁には絵画が掛けられており、本物のお金持ちなのだと思った。今まで見たことが無い光景に、亘宏は案内されている間も辺りをキョロキョロとしていた。
「こちらが亘宏様のお部屋でございます」
 執事がドアを開けると、そこには、一流ホテルのスイートルームを彷彿とさせる部屋があった。部屋には、外国から輸入したと思われる家具が置かれてあり、白に統一されたおしゃれな家具で金色の細工が印象的だった。きっと、凄腕の家具職人が作ったものなのだろう。天井には、シャンデリアが吊り下がっており、毎晩、天井のシャンデリアを眺めながら、目を閉じたら、きっと素敵な夢を見られる気がした。更に、ソファやテレビ、パソコンも置いてあり、こんな部屋を自分が使って良いのだろうかと思った。
「今日はさぞかしお疲れになった事でしょう。屋敷にはお風呂がありますので、身体を洗ってください」
 そう言われて、亘宏は執事に案内され、風呂に向かった。服を脱いで扉を開けると、公営温泉並みの広さの風呂があった。しかも、風呂桶には大理石が使われており、壁には芸術的な彫刻が彫られている。
 身体を洗った後、亘宏は湯船に浸かった。温泉ではないので、身体的効能は特にないが、お湯はとても温かく心が和らいだ。これだけ広い温泉に一人でいると、何だか少し寂しい気もするが、今の亘宏にはその様な感情は無かった。
「亘宏様、お風呂の湯加減はいかがですか?」
 扉の向こうから、使用人らしき人物の声がした。若い女の声である。
「あぁ、凄く良いよ」
「よろしければ、お背中を流しましょうか?」
「あぁ、どうぞ」
 亘宏が声を掛けると、「では、失礼します」の声と共にドアが開き、メイドが一人、入って来た。年齢は20歳前後。黒いボブヘアーにぱっちりとした瞳、透き通る程の白い肌で、アンティーク人形の様に可愛らしい女性である。
「初めまして、亘宏様。私、梨華様に仕える侍女・鳴海加奈と申します」
 加奈はきちんとお辞儀をすると、袖をまくって、タオルで亘宏の背中を丁寧に洗った。子供の頃に母親から身体を洗われた時を除いて、女性から身体を洗ってもらうなんて生まれて初めての経験だ。しかも、こんなに可愛らしい女性に洗ってもらえるというギャルゲーにしかないシチュエーションを実際に経験出来るのは、とても幸せだ。
「お背中も流しましょうか?」
「はい」
 それを聞いて、加奈は亘宏の広い背中をシャワーで洗い流した。
「綺麗になりましたよ」
 後ろから聞こえる可愛らしい声が、高揚感を増した。
 風呂から上がり、寝間着に着替えると、亘宏はベッドに寝転んだ。マットは、ふかふかとしていてとても柔らかく、布団とシーツの手触りも非常に滑らかで、このまま眠りに就いてしまいそうなくらいに、心地良かった。
 その時、扉の向こうからノック音が鳴った。
「入っても良いかしら?」
 梨華の声だ。亘宏が「どうぞ」と声を掛けると、梨華が入って来た。
「どうだった? この屋敷は」
「うん、とても良かった。使用人の人達も皆優しいし、こんなに良い所だとは思わなかったよ」
 亘宏は笑顔で答えた。
「良かったー! 合わなかったらどうしようかと思っていたけど、気に入ってもらえて凄く嬉しいわ!」
 亘宏の言葉に梨華の顔からは満面の笑みが零れた。
「じゃあ、今日は色々とあって疲れたでしょうし、早く寝ましょう」
「分かった。それじゃあ、お休み」
 梨華がドアを閉めた後、亘宏は電気を消して、そのままベッドで目を閉じた。しかし、突然訪れた幸運に、未だ興奮が収まらず、なかなか眠れなかった。
 これからどうやってこの様な生活が待っているのだろう? そんな思いを馳せながら、亘宏は眠りに就いた。

 とある場所にあるステージ。会場は真っ暗で何も見えないが、スポットライトが当たると、ステージ上に紫色のラメが入ったスーツに顔には上半分に白い仮面を付けた人物が立っている姿が見えた。
「さあ、今月も遂に始まりました。今までどん底の人生を送っていた人に、極上の一ヶ月を過ごしてもらう夢と希望に溢れた企画『マンスリーセレブ』! 今月のターゲットは……?」
 仮面の司会者が巨大ビジョンに掌で差すと、そこには亘宏の顔と名前が大々的に表示された。
「花村亘宏! 花村亘宏様は、彼は家を追い出され、路頭に迷っていたところを『マンスリーセレブ』に拾われて屋敷に住まわれました。さあ、果たして彼には、どの様な運命が待ち構えているのでしょうか?!」

マンスリーセレブ(序盤)

執筆の狙い

作者 エア
202.127.89.121

家を追い出されたニートの主人公が、通りかかった美女に拾われて、セレブ生活を送るという物語ですが、そのセレブ生活には裏があって…という内容です。プロットも含めて忌憚のない感想・意見を募集していますが、良かった所、改善案、添削も一緒に書いてくれると嬉しいです。メフィスト賞に送る予定の小説です。

物語全体のプロットにつきましては、以下のURLを参照。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/61

コメント

九七式中戦車・改
119.104.100.220

マンスリーセレブ(序盤)拝読しました。参照先URLも確認し、あらすじも読みました。
その上での感想です。

主人公が中卒デブニートという事で、作劇上、相当難度の高い人物をもってきたなー、と感じました。
最近のラノベだとありがちな主人公ですが、大抵は「異世界転生/召喚」などを経て、何らかの特殊能力を授かっているパターンです。御作ではニートがニート(能力的に凡人以下)のままで読者を引っ張らなければなりません。
作者として、これは外せない拘りなんでしょうか? 主人公がニートでなければならないのか? という疑問を抱きます。

御作のストーリーの主軸はギャンブル企画団体の打倒とヒロインの問題解決ではないか、と思うのです(ニートのセレブ生活ではなく)。
となると、ニートでなくても「会社不祥事の濡れ衣を着せられ不当解雇された社員」とか「記憶喪失の北朝鮮工作員」とか「組長の女に手を出して追われているチンピラ」とか、いろいろと一癖もふた癖もある人物を主人公に据えられるはずです。

そうすると主人公の人物設定や行動面、心理描写にも深みが出てきて、読者の感情移入を誘いやすくなります。
主人公に物語の推進力が出てプロットを立てやすくなるでしょう。
訳ありで一般生活を送れない人物を主人公にすれば、セレブに囲われる設定を損ねる事はないですし、「ヒロイン支援とは別の、もう一つの目的」が発生するため、サブプロットを立てやすくなります。


作者さんがプロットに悩む、という事は、そもそも主人公設定に魅力が無いからではないでしょうか?

いや、花村亘宏はただのニートじゃないんだ、こんな事ができるんだ、という具体的設定があるならば、物語を通してそういう事をさせればよいのですから。
そんな事を感じました。ストーリー展開的には面白そうだと思います。ただ、ニートには荷が重い。それが感想ですね。

エア
202.127.89.187

>九七式中戦車・改

感想ありがとうございました。
『カイジ』の様に、窮地に陥ると才能を発揮するという設定にしようかと思ったのですけど、セレブ生活でその様な場面を入れた方が良いかもしれませんね。あと、梨華や使用人から教わった事が後で大いに活用させるとか。
ちなみに、亘宏は私の元Twitterのフォロワーの男がモデルです。あちらは中卒ではないですが、まさに亘宏と同じ感じです。

偏差値45
219.182.80.182

全体的にかたいですね。丁寧に書き過ぎ。より主人公の心理描写を取り込んだ方がいいかな。

エア
202.127.89.65

>偏差値45さんへ

感想ありがとうございます。もうちょっと砕けた文章が良いのでしょうか?

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