作家でごはん!鍛練場
北野一徳

百日紅の季節が過ぎた頃には

 コートには早く、セーターだけでは心許ない、そんな季節に思い出す。中野区の彼女のワンルームに転がり込んで二ヶ月近く生活を共にしていたことを。私が離婚する直前直後にまたがっていた。

 おおよそ十七年の間、結婚生活を送っていた。紙切れ一枚で結婚し、色の違う紙切れ一枚で離婚した。紙切れの重さは一グラムにも満たないかもしれない。提出した時には心情的にもっと重かったと言いたい訳ではない。むしろ役所担当者の軽快で事務的な対処に関心したくらいだった。それはそうだ。いちいち離婚届を持参する者の気持ちに寄り添い、引き止めたり、背中を押したりしていたら、離婚届を持った者が役所の周りを囲み整列を促す係員は、ここが最後尾ですと書かれた看板を持つ羽目になるだろう。
 離婚した理由を端的に述べよう。17年の締めくくりだ。「性格の不一致」これしかない。もし仮に性格が一致していたらDNA鑑定上も同一の人物とみなされるだろう。おかしな言葉だ。一致するわけないのだ。例え個人一人でも朝令暮改で言うことがコロコロ変わるのに。政治家や企業の経営者が遣う「記憶にございません」と同じ、だだの決まり文句だ。
 今となってはなんとなく結婚し、なんとなく離婚した気がする。元妻は大いに意見があるとは思うが、私にとっては至極真っ当、木枯らし一号に吹かれるいちょう並木が銀杏を落とすように、離婚するべくして離婚したと思っている。今の一人暮らしがフィットしている。自分勝手と言われたら返す言葉はないが、人間一人生きていく中でたくさんの責任やら義務がある。そのうちの一つが完遂出来なかったといって、誰が誰を責めることことが出来るだろうか。パーフェクトヒューマン。そんな聖人君主に出会ったこともなければ、噂話も聞いたことがない。

 彼女と知り合ったのは出会い系サイトだった。私よりは四つ年下のフリーター。肩書きを気にすることはない。私は離婚と同時期に永く勤めていた会社を辞めていた。肩書きは無職。サイト上ではフリーランスのモノ書きと名乗っていた。長期間付き合う女性を求めていた訳ではない。幾許かの熱情を発散さえ出来たらそれで良かった。
 無職の一人暮らしになってから五ヶ月が過ぎた頃、ただヤりたくなった。後腐れのない関係が良かった。メールの遣り取りから、そう時間は掛からず彼女と出会うことになった。待ち合わせ場所に現れた彼女は金髪で、四つ年下には見えなかった。同じくらいか年上に見えた。もちろん外国人ではない。純正の日本人だ。
 私は退職金やら積立していた年金、失業手当でなんとか生活している状況だったが、少なくはない金を一括で受け取ったものだから気が大きくなっていた。彼女以外にも両手では足りない数の女性と会ったが、食事代、その先もあれば両方を私が負担していた。食事もチェーン店の様な所では色気もないので、ワインの美味しい店、主にイタリアンを中心に選んでいた。残額がどんどん減っていってた。ギリギリのところで出会ったのが彼女だった。
 デパートの前で待ち合わせし、金髪であったこと、顔が好みとは程遠いこと、ヤりたいと思えなかった。でも、食事くらいはという思いで、挨拶を適当に交わし居酒屋へ向かった。イタリアンに行く気にはなれなかった。後で聞いた話だが、彼女も私が好みではなく、当然ヤりたいとは思わず二時間で解散するつもりだったそうだ。
 彼女は下戸に近く、私は大いに飲んだ。話が盛り上がった。フリーランスの仕事の内容を彼女から当然のように質問を受けたが、適当というには程遠いリアルな物言いで語った。二時間近くを居酒屋で過ごし、彼女はテーブルに身を乗り出し、私の耳元でホテルに行く?と囁いた。私はもちろんと返した。
 ホテルに入るなり、こういう時って髪の毛洗うのかなって尋ねられたので、どっちでも良いんじゃないと返した。お風呂から出てきた彼女の髪の毛は濡れ、顔はすっぴんだった。すっぴんの方が色気があるなと思った。酒の力もあったのかもしれない。入れ替わりで私もシャワーを浴びた。髪の毛は洗わなかった。お風呂から出て、キスを交わした。その後、侃侃諤諤あり彼女はイった。挿入には至ったものの中折れした。私は酒のせいにしたが、実際はそうではない。会社を辞めたのは鬱を発症したからだった。その前後から私は性欲がなくなっていた。出会い系サイトに登録したのはスキンシップがしたかったからだった。他の女性とも関係を持ったが、全て中折れした。出来ることなら射精はしたい。それが相手への儀礼と感じていたので、毎度申し訳ない気持ちになった。
 一週間経ってもう一度彼女へ連絡した。確か会う約束は次の日になったはずだ。また、同じような、いやランクを落とした居酒屋に入ったのだが、彼女はもう少しランクの高い洋風のお店に入りたかったそうだ。それを後日聞いた私は、その時言ってくれれば良いのにと言った。いや、あなたがどんどん歩いて行って、店を決めたものだからと言われた。この日は、事前にお金がないことを彼女に打ち明けていた。シェアハウスに同居する仲間にお金を持ち逃げされたのだと嘘を吐いていた。私はシェアハウスになど住んでいない。十年以上付き合っていた愛人の家に転がりこんでいたのだ。

 愛人とは職場が同じだった。飲み会の後に二次会のカラオケに寄り、大いに歌った後、帰宅の途につこうとしていると、やはりホテルに行こうと誘われた。付き合いが始まって一年が経った頃、彼女を妊娠させたことがある。堕胎した。彼女は脳の下垂体に腫瘍があり、排卵がされていないと言っていたので避妊を全くしていなかった。彼女は当然のように結婚を求めた。私も出来ることならそうしたいという気持ちと、今の家族を出来ることなら壊したくないという叶いもしない相反する望みを持っていた。堕胎の日、私は立ち会うこともせず、費用も負担しなかった。三十代前半の私には愛人を囲うお金も堕胎に付き添うメンタルも持ち合わせていなかった。何を優先したのか、自分を、自分の立場を現状を優先したのだ。彼女はほとんど何も言うことなかった。本当は我慢の防波堤は決壊していたはずだが、耐えた。
 私たちは別れはしなかった。一般的ではないのであろうと言っても、愛人関係の何が普通で、何が異常なのかはデータがないので分からない。変わったのは避妊するようになったことと、それまでの彼女は実家住まいだったが、そのままでは私と頻繁には会えないので一人暮らしをすることになったことだ。
 妻へいつのタイミングだったか思い出せないが愛人の存在に気付かれた。仕事を言い訳にして、家にはほとんど帰らなかったのだから当然だ。携帯電話のメールやら履歴を見られた。妻は発狂し彼女へ電話した。お前殺すぞとか、私が死んだらお前のせいだからなとか、そんなことを言っていたように思う。彼女は一言も発さず、妻の怒号に耐え忍んだ。
 それから、何度も離婚をして欲しいと彼女からは申し出があったが、いつものらりくらりかわしてきた。堕胎の前からデート費用も生活費も全て彼女が負担していた。年に二回ある賞与の一部を渡していたが、彼女の求める額を渡したことは記憶の限りでは十年の内で一度しかない。何度も詰られたが出せないのだからどうしようもなかった。私には多額の借金があった。三百万程度あったと思う。何に使ったのか。ほとんどが付き合いの酒代であり、深夜のタクシー代だった。利子も絶え絶え払っていた時分に限界を迎え、弁護士に相談し任意整理と言って、これから先の利子支払いを免除して貰い、元本のみ支払うことになった。それでも毎月七万円程度が必要だった。自己破産も考えたが妻に説明するのは避けたかったから、なんとか捻出して支払いを続けた。永く働いた会社を鬱を発症して休職することになった。一年半の間彼女と会うことはなかった。一年は鬱の症状が激しくて電話もメールも一度もしなかった。休んでいる時間を私は家事と小説を書くことに充てていた。小説を書けるようになったのは一年を経過しようとしている頃だった。向かいの家の百日紅が薄紅の花弁を咲かせていたのをよく覚えている。
 処女作を書き始めた頃、書き出し部分を彼女にメールした後に電話を掛けた。彼女は電話に驚いていた。私が掛けてくると思っていなかったそうだ。自分にも鬱発症の原因があると思っていたからと言っていた。そんなことないよ。と私は言ったが、実際、借金と愛人に挟まれ、人生が詰んでいたのだから原因の一つであったのは間違いない。しかし、彼女のせいかと言うと、それは違う。自分が望んでそっちに向かっていたのだから。
 それからの数ヶ月間は、週末の度に彼女に電話を掛け、書き進んでいく小説の感想を貰った。原稿用紙三百五十枚分の物語が出来上がり新人賞に応募した。二次審査落ちだった。一次は通ったのだ。喜ばしいし、非常に悔しかった。彼女はいきなり賞を獲るより、力をつけていった方が良いと言った。二作目を書き終えて文学賞に出すと、今度は最終選考で落ちた。悔しかったのと同時に自信にも繋がった。やろうとしていることは間違っていないのだと。
 私は小説を書くことを通して自分を育て直している感覚がある。子供時分に十分な愛情を受けることが叶わなかった私には自己承認が足りていない。何をするにしても自信がないのだ。会社では同僚たちの中で圧倒的に弁が立ったし、同期の中では最速で課長に昇進した。それは、自分そのままでは勝負にならないので、仕事の出来るビジネスマンを演じていたからだ。誰でも大なり小なりという受け取り方もあるだろう。私のそれは徹底していたのだと、今だから分かる。三百六十五日二十四時間、演じ続けるのだ。自分の子供の前でも当然だ。ある日あることで私の演技力も限界を迎えた。もう嘘を吐き続けるのに疲れたのだ。もう正直に生きていきたい。やりたくないことはやりたくないのだ。人生の折り返し地点、四十歳の直前だった。
 それからは書きたいことを書きたいように書いていくことで自分へ貼った嘘吐きのレッテルを剥がしていくと決めた。私の小説を通して、どこかの誰かの明日への一歩、いや半歩にでも変化があるのならば、それ程喜ばしいことはない。そんな風に考えていたのも束の間、次男が私立の高校に入りたいと言い始めた。多額の費用が掛かる。復職をせざると得なくなった。また嘘吐きに戻るしかなくなった。無論、次男の責任ではない。私がその会社で築いたイメージを崩したくなかったからだ。
 上司はリハビリの意味を込め、精神的負担の少ない部署に配置してくれた。精神的負担というのは出世競争とか権力闘争とは無縁だということだ。有り難さも感じたし、傷付きもした。三ヶ月をその部署で過ごしたのだが、やはりどんな仕事でも手抜きを出来ない私は目立つ存在になった。人事異動が発令された。仕事量の多い大変な部署だ。産業医からは残業は禁止されていたので、慣らし運転状態だったが定時間でも精神はすり減っていった。休みの日に小説を書く体力は残されていなかった。たった三ヶ月でまた休み始めた。その頃には、診断名は双極性障害、いわゆる躁鬱病に変更されていたのだが、同一性が高いということで二度目の休職は認められなかった。躁の強いときに離婚を決めた。元妻へたくさんの罵声を浴びせたと思うが、多くは覚えていない。大嫌いなんだと言ったことだけは記憶に残っている。とは言えど次男に掛かる費用は用意する必要があった。退職金だけがあてだった。だから退職した。
 私は二度目に休み始めた折から愛人の家でヒモ生活を送り始めていた。彼女は働けとは言わなかった。しかし退職金の多くを求めた。それは当然のことだったが、同時に別の家を探せとも言った。彼女の父親が亡くなる前後に、私は彼女の財布からクレジットカードをせしめてキャッシングを繰り返しパチンコを打っていた。任意整理した元本すら払える環境になかったから、増やすつもりだったのだが、ギャンブルで儲けられる訳はなく、十万円以上を費やした。ようやく彼女は私に愛想を尽かした。

 金髪の彼女と二度目にあった時にはホテルへは行かなかった。少しばかり残念ではあっったが、また失敗を犯さなくて良いのだという安堵もあった。それからラインで何度かのやりとりをしてから、彼女の家に行くことになった。この時、住むつもりは毛頭なかった。ただ遊びに行っただけだった。離婚はまだ成立しておらず、退職金も振り込まれていなかったが、彼女の前ではバツイチのフリーランスを演じ続けた。元妻へは善意の団体に匿われていると言っていた。嘘吐きは何処まで行っても嘘吐きだ。その頃には全く小説を書いていなかった。彼女の金で毎日酒に溺れていた。
 彼女の家の近所にも百日紅はあった。花弁の半分は散り、季節は過ぎようとしていた。帰る帰ると言いながら、居続けたのはお金に限りがあったのはもちろんだが、それと同じくらい彼女に興味を持っていたからだ。彼女はスピリチュアルの世界に凝っていた。中央アジアの聖人の写真を飾り、週に一度は数名と集まり瞑想をしていた。そして一月には中央アジアに旅立つというのだ。
 彼女が通い詰めている埼玉の某都市にある魂のリーディングを行うというスピリチュアルなカフェに連れ立って行ったことがある。その頃の私たちの財布事情からすると決して安くはない金額であったので私は止めようと言った。しかし彼女は私の魂に溜まっている業というか、苦しみを解放したいというのだ。行ったら絶対に泣くよ。涙が止まらないよと言われた。近くに有名なラーメン店が有り、昼飯をそこでとることを条件に私は魂のリーディングを行なって貰った。二時間いや三時間程度だったろうか。妙齢のおばさんとの雑談からリーディングに移り、母のことや父のことを語られたが、何一つ当てはまらなかった。喉ばかりが乾き、コーヒーを何度もお代わりした。最終的には怒りが溜まっていると言われた。我慢の一つや二つ誰もがしていることで、怒りは大なり小なり溜め込んでいるはずだ。ただの一般論に過ぎないと思った。
 私は日銭を稼ぐために携帯電話番号ポータビリティを利用した。離婚直前とは言え、家族は家族だ。年末であったこともあり、還元額は大きかった。全員分他社へ乗り換えさせ、当日中に四、五万円の商品券を手にした。即時換金した。総額では二十万程度の還元で、残りは一ヶ月後に渡されることになった。その数日後に離婚届を役所に提出した。
 彼女との生活は毎日が刺激的だった。一日に二、三回はセックスしていた。そのうち私も時々射精出来るようになってきていた。初めて中で射精した時、繋がったまま彼女は涙を流し続けた。少なくとも十分はそれが続いたと思う。その日はスーパームーンで、私達の初めてと重なったものだからスピリチュアルな彼女は余計に泣いた。私はそれを否定も肯定もしない。スーパームーンの日に射精した。それは事実なのだから。
 彼女は一月末に旅立つ予定で、道中、帰国後の費用計算もしていたはずなのだが、想定外の私の登場により大幅に計算外れとなった。私は毎日酒を欲しがり、彼女はお金がないからと言う。半月後には携帯電話番号ポータビリティの費用還元がされる予定だから大丈だよと言っても彼女には何も響かなかった。湯水のように、酒を呑みお金を使う私のことを信用出来なくなっていたのだと思う。何度も喧嘩した。スピリチュアルな彼女は怒りの感情が出たんだと喜ぶ日もあった。確かに私はそれまでの人生の中で感情的になることがまずなかった。いつも冷静であることが自分を保つ唯一の方法であるとさえ思っていた節がある。怒りの感情を決壊させたのは、間違いなく彼女であり、カフェで言われたことは一般論であったとしても、私には当てはまっていたのかもしれない。
 何度か喧嘩をするうちに、酷い衝突があった。もう出て行ってと言われた。売り言葉に買い言葉で私は出て行くことになった。
 私は元愛人を頼った。快くとは言わずとも仕方なく数週間を過ごさせて貰うことになった。退職金が振り込まれる日を逆算して家を探し始めた。墨田区にある内見をした一軒目で決めた。四畳に満たない部屋だが、ほぼ新築であり風呂とトイレがセパレートなのが決め手だった。
 そうして一月末に引っ越しというか荷物はなかったので入居した。金髪の彼女が旅立つ日が程近かったことを覚えている。
 それから二、三ヶ月が経った後に彼女の帰国する日を迎えた。別れを告げたのに、気に掛かりメールを送った。数日待っても返信はなかった。
 もう一度メールをすると、気付かなかったと返信があった。その時の彼女は錦糸町で日雇いのアルバイトをしていたようで、同じ墨田区ということもあり、彼女を家に呼んだ。最初は嫌がられた。当然だ。別れているのだから。私の方に未練があったということだ。
 彼女は家に来るなり言った。狭い、一緒に暮らすつもりがないことがよく分かったと。
中野区に居候している頃、いつかは一緒に住める部屋を借りようと言っていたことを彼女は覚えていたのだ。私も忘れていた訳ではない。固定費を安く済ませたかっただけだ。そんな言い訳は彼女にはどうでも良かったようだ。
 それでも、その日やはり私たちはセックスした。彼女は溜まっていたし、私も溜まっていた。それだけのことだ。これから付き合いが続くと思っていた。数日か一、二週間経った頃、彼女の居た深夜に姉から訃報が届いた。闘病中の母が息を引き取ったと。覚悟はしていた。静かに受け止めた。もう暫くしたら危ない、一ヶ月持つか持たないかと言われた時の方が悲しくて一晩中泣き目を腫らした。速やかに葬儀社に連絡をして病院から遺体の引き取りをして貰えるように手配した。その間彼女は無言だった。大丈夫と言われたと思う。それが引き金になって大丈夫な訳ないだろうと怒りが爆発した。私達はもう一度別れた。それから暫くして彼女からお金の無心があった。今の家賃は継続して支払えそうにないから、引越しをする。いくらか都合つけて欲しいと。断ることなく言われた金額を振り込んだ。またセックスした。その繰り返しも長続きはせず、また何かのきっかけで私の怒りのスイッチが入った、瑣末な内容だったのだろう記憶にもない。
 それから連絡を取ることもなくなった。無論一度も会っていない。百日紅の季節が過ぎようとしている頃、彼女と短い期間付き合っていたことを思い出すのだ。怒りのスイッチを押されたことを。
                
                                      了

百日紅の季節が過ぎた頃には

執筆の狙い

作者 北野一徳
126.78.255.215

ほぼ事実と若干のフィクションを織り交ぜて書きました。
どんな印象を持たれたか感想を頂けると幸いです。

コメント

われに五月を
219.100.86.89

タイトルがまず、『百日紅の季節が過ぎた頃には』と、妙に説明くさく……
少々くどく、そして、据わりがあまりよろしくないような感じして……

そこへ持ってきて、書き出しが、

 >コートには早く、セーターだけでは心許ない、そんな季節に思い出す。

↑ ええと、そうなるってーともう、『百日紅の季節が過ぎた頃には』なイメージじゃなくて、『金木犀も終わり』『秋明菊も散り』、『菊花の頃には』的な季節感じゃあないでしょうか???


ただ単に書き出しなだけで、まんまタイトルを反映してはいないのだ・・て可能性も考えてみたんだけど、
結末を確認すると、

 >百日紅の季節が過ぎようとしている頃、彼女と短い期間付き合っていたことを思い出すのだ。

ってなってるから〜、

うん、やっぱ書き出しと結末の【季節描写に違和感ある】かな。



ここのサイト、以前にも、のっけっから「百日紅」出してきた年配の男作家がいたんですが、
その人も、「5月の飛騨高山で百日紅を開花させていた」んで、、、

中身までは読んでなくて、すいません。

北野一徳
126.78.255.215

われに五月を様
コメント、御指摘ありがとうございます。
タイトル説明くさいですね。確かに。
もっとシンプルにしたいと思います。

長袖一枚では心許無くにしておけば良かったです。実際にそういう季節でしたし。
自己研鑽に励みます。
ありがとうございます。

大丘 忍
221.242.58.46

百日紅がどんな花か興味はありませんでしたが、17年間一緒にすごした妻との離婚の話、その後にも付き合った女の話、仕事をやめてフリーターのような生活の話等々。私が全く知らない世界なので興味を持って拝読しました。読んだ感想としては、「へー、そんなものか」という程度で、当然のことですが実感はわかりませんでした。
で、タイトルとしての百日紅は何だったのかと言う疑問が残りましたが、私の読みかたが浅かったからでしょうか。
このような小説は、本腰を入れて書けば面白いものになるのではないかと感じました。

北野一徳
126.78.255.215

大岡 忍様

感想ありがとうございますm(._.)m
ちょうどこの作品を下地にした掘り下げた中編小説を書き終えたところです。
読んで下さり重ね重ね御礼申し上げます。

偏差値45
219.182.80.182

>彼女
代名詞、恋人、二つの意味があるで、分かりづらくしているかな。
普通に名前を付けた方が親切のように思えるね。

>適当
複数の意味があり、これも問題がある。

私の頭の中にあるのは、「セックスとお金」の話だけなので、つまらないですね。
とはいえ、冒頭の出だしは心地良いものを感じました。
だからツカミは成功をしていると思います。
少々、主人公はイビツな性格のような気がしますね。
お金にも女にもだらしなく、どうしょうもない男。
それは別の意味では魅力的なのだけれども、文章が賢過ぎるんでしょうね。
そこがなんともチグハグな感じがします。

表現力はありますが、淡々と事実を語るだけではダメで、
もう少し主人公や登場する人物の感情が出て来ると、面白味が増えるのではないでしょうか。

それと本来ならば、もっと起伏のあるストーリーのはずなのです。
ところが、あまりにも淡々と語るものですから、平坦なストーリーになっているんですね。
そこが実にもったいないかな。

北野一徳
126.33.195.232

偏差値45様

感想、御指摘ありがとうございます。
確かに淡々としていますよね。
感情の表現は私の課題です。
改めて認識しました。

あでゅー
106.154.112.184

登場人物は、私、別れた奥さん、愛人、彼女。かな?
それぞれのやり取りを会話形式で書いていただいたら嬉しかったですね。

北野一徳
126.33.195.232

あでゅー様

読んで下さりありがとうございますm(._.)m

普段の小説は会話形式で書いているんですが、主人公の自分勝手さを表現する為に、敢えて独り語り形式にしたんですが。失敗だったようですね。

御指摘ありがとうございます❗️

卯月
183.176.74.78

北野一徳さま。読ませていただきました。というか本作UPされた時点で読んでました。
その時の感想としては、3人の女性(妻、元勤め先の愛人、出会い系の年下の女)と主人公。――が登場するのですが。
まず妻のこと。次に出会い系。次に愛人。・・・と語られているのだが、1回目読んだときは複雑というか(お書きになっている時系列も含め)、関係性が理解しにくかった。それと、主人公クソで、好きにはなれなかった。
その原因の一つに、なんでこの男17年連れ添い子供まで設けた元妻。10年付き合った愛人(妻と並行して)。はサラッとスルーして、ほとんど行きずり出会い系女を思い出してんだろう。しかもいつもダブっている。わたしはこんなにもモテたんだよって、言いたいだけチャアウンカイ? と思ったんです(笑

今回読み直しまして関係性は分かったものの、主人公に魅力がないのは変わらずというか、いっそ書くならもっと、どうしようもないクソにしていただいた方が逆の意味で良かったのではないかと思います。
主人公ダメなのですが、このままでは作者がそれを弁護しているかのような、要するに話としては中途半端なんです。
作者さんとしては主人公を俯瞰した位置で見つめなおした方がいいような気がいたしました。
この手の話って上手く書いたなら純文学にもなるし、エンタメにもなるテーマだとあたしは思います。では。

北野一徳
126.33.195.232

卯月さま

ご無沙汰しております。
毎々読んでくださってありがとうございます。
主人公クソでモテる自慢に見えますよね…
実際、クソなのでそれはそれで良いのですが、描き方に課題があるのは、自分でも分かっております。

純文学かどうかは受ける方次第ですが、そのつもりで描きなおし、今は推敲を重ねています。
導入部分はそのままで、あとはクソはクソとして際立つようにしました。

作家でごはんにアップするかどうか悩みどころです。40,000文字は超えてしまっているし、なにかの文学賞に出そうかとも検討しています。

御指摘の通り行きずり出会い系女を思い出しているのがメインになっていますが、変更を加えました。

もし、またアップしたら再度感想を頂けたら幸いです。
変わらず主人公はクソですけれども(^^)

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