作家でごはん!鍛練場
石門紀元(いしかどのりもと)

不平等転生 ~兄妹は転生して早速ピンチかもしれないんです~

あらすじ
俺の名前は久保田勝(くぼたしょう)18歳だ。........まあその.....ニートです。で、16歳の妹、恵(めぐみ)と最悪な事にバッタリ会ってしまい一緒に帰っている途中交通事故ではねられて、兄妹共死んでしまったのだが、精霊王(ウンディーネ)とかいう奴に魔王の復活を阻止してほしいと妹が頼まれ、俺もおまけで転生することになった。猫の獣人?に。

「不平等だろうがああああ!!!」ヨーロッパの方で見かけるレンガ造りの家や長屋の前で俺は思いっきり叫んだ。
「なんで俺だけこんな体なんだよ!」体は白と茶色の毛で覆われていてなんか暑いし、しっぽが勝手に動いてなんか気持ち悪いし、俺全裸だし、妹に肉球めっちゃ触られるし、
「あのくそ精霊王め! 何なんだこの体!」と俺が一人で言っていると、俺の視界の左側に[ヘルプ(使用する時はこの文字をタッチしてね)]と表示された。そういえばゲームのような世界になっているとか何とかって言ってたな。VRのRPGみたいな感じか?
まぁ試しに押してみるか。俺は怒りと期待の複雑な感情で文字をタッチした。
すると俺の目の前に

   ヘルプ
このキャラクターは[コブン]といって冒険者のサポートをします。レベルが上がるごとに様々なスキルを習得させることができます。お買い求めの際はお近くのギルドまでお越しください。(販売を終了しました。)

と表示された。この体商品扱いなんだけど! 大丈夫かな!? ていうか販売終了したの!?
「お兄ちゃん次どうすればいいの?」人が不安になっている時に、こいつは.......
「知らん! 別にお前を案内したって人間に戻れる訳じゃないし。」
「も~そうやってすねて~」
「すねてねえよ!」
「も~仕方ないな~お兄ちゃんは~。確かウンディーネちゃんが、復活を阻止してくれたら、願いを叶えてくれるって。」
「それ多分お前だけ」
「いや、だからその時に私がウンディーネちゃんに[お兄ちゃんを人間に戻して人生やり直させて]ってお願いするよって言ってんの!」
「......それだと願い事二つじゃない?」
「......あ、そっか。」 もしかしてこいつバカだったりする? 念のためテストしよう。
「おい恵。 123+231 イコール?」 さすがに高校生には簡単すぎるか。
「何?急に。ていうかイコールって何?」 この娘、もうだめだ!
「嘘だろお前!? 高校生だろ!? イコールがわからないのはヤバすぎだろ!?」
「さっきから何言ってるの?」
「お前が何言ってんの!?」
「何? 何なの? イコールって。あ、もしかしてお酒とかに入ってるやつ?」
「それ多分アルコール!」 こいつ本当に俺の妹?
「..........ハア~」俺は深い溜め息をついて、
「もういい、お前が俺を[人間に戻して]と願う事とさっきの願いが叶うこと前提でお前をサポートするとしよう。」
「お願いね。お兄ちゃん。で、次はどうすればいいの? ていうかここどこ?」
「知らん。」俺が即答すると数秒の沈黙がはしる。
「..........」
すると、突然俺と恵の視界の左側にまた[ヘルプ(使用する時はこの文字をタッチしてね)]と出てきた。どうやら、このヘルプというのは疑問に思った時に発動し、その疑問に答えてくれるようだ。だが、さっきの恵の「どうすればいいの?」などの疑問には発動しないようだ。
「何これ!? 何これ!?」と初めて見るヘルプに戸惑う恵を無視して俺はヘルプを押した。

    ヘルプ
ここは冒険者の集まる街[ドリーブ] 魔王を倒す際、英雄バルトの本拠地となった場所。モンスターの侵入を防ぐために400mの壁に囲まれている。 が、最近壁の老朽化が進み、もしまた大型モンスターの襲撃があれば侵入を防ぐ事ができない。

......ヘルプ使うと毎回不安させられるんだけど。......やめよっかなヘルプ使うの。う~ん.....まぁいいとしよう......。
「おい恵」
「なななな、何お兄ちゃん。」
「お前まだ戸惑ってたのかよ。( )に書いてある通り、ヘルプの文字を押せば良いんだ」
「ここ?」
「ああそこ。でももうわかったから押さなくていい、どうやらこの街はドリーブって所らしい。あの大きな壁はモンスターの侵入を防ぐためのものだとよ。」
「へえ~」と恵は頷く。頷いている時に恵のヘルプが消えた。疑問が無くなったらヘルプは自動的に消えるようだ。すごいもんだな。
「さて、そんじゃギルドに入るとするか。こういうのは大体ギルドに行けばなんとかなる。」
「へーよく知ってるね。お兄ちゃん。流石だよ。」
「棒読みで言うな!」



そんなこんなで俺達はギルドを見つけた。
「ここがギルドか~」俺はゲームやアニメに出てきそうなギルドを三次元で見る事ができて、テンションが上がっていた。
「こんな感じのをギルドって言うんだ~」と恵がギルドをまじまじと見る。
「うわ! 何ここお酒臭! 吐きそう! ....うっぷ!」
「お前な......一応女なんだから、もっとこう、女としての自覚をもてよ。女のうっぷ! なんて聞きたくねえよ。ていうかお前大丈夫か? ここで待っててもいいぞ。」
「......大丈夫......う!.....大丈夫だから.....私を一人に......うおえ!」
「わかった!わかったから!俺のしっぽを掴みながら吐き気を催すな!」 かかるかもしれないだろ!
そんな吐き気女子、恵を連れて俺はギルドの中に入った。ギルドの中は広く、椅子や長テーブルが数十個並べてあった。その椅子に冒険者だろうか、一部鎧を着けた奴らが酒を飲んで騒いでいた。
「いらっしゃい! お食事なら空いている席にどうぞ。お仕事案内なら奥のカウンターへ。」とギルドの女のスタッフに言われた。 ちょっと可愛かった。
「おい、恵。奥のカウンターのほうに行くぞ。」「おっぷ」と言いながら恵は頷く。大丈夫か? こいつ? 奥に行くにつれて酒臭さが増して行くんだが....
俺達がカウンターの方に行くと何やらカウンターの方で揉めていた。
「おい! どういう事だよ! 報酬を渡せないって! 俺はちゃんとファイアウルフの群れを討伐したんだぞ!」
「ですから! 先程から言っている通り、討伐の際に使った樽爆弾が村全体を壊してしまい多額の修理費を請求されたので報酬を全て修理費にあてたと言っているじゃありませんか!!」
「ふざけんな! 俺はソードマスター[タミウル]だぞ! 俺は強いんだぞ! 」
何やってんだ? あの人たち? てかタミウルってwww う~ん。どうしような~あそこしかカウンターないみたいだしな~ あれ!? 恵がいない!? どこいった!?
「あの......うっぷ!.......トイレってどこですか......おっぷ!.....................」居たああ! あいつカウンターの前で何やってんの!
「なんだ? お前? 悪いな、今取り込み中なんだ。ガキは帰ってミルクでも飲んでな。シッ!シッ!」とタミウルに言われた。なんだこいつ? 腹立つな。
「ちょ......マジ.....そろそろ.....限か____うおおおおおおえええええ! う!....うおおおろろろろろ!」限界が来たようだ。恵は全てをぶちまいた。ソードマスタータミウルの靴に。
「うわ! お前マジふざけんな! うわ! 汚! お前これどうしてくれんだよ! これ10万したんだぞ!」
「ちょっと、大丈夫ですか? 」カウンターのお姉さんが心配する。
 「大丈夫じゃねえよ! 現在進行形で靴が汚れてるわ! 」
「あの~ウチの連れがすいません。入り口の前からもう催してたみたいで......靴大丈夫ですか? 」
「いやだから大丈夫じゃねえって言ってんだろうが! このクソ猫野郎!」
「なんだと、この野郎! 人が下手にでていれば調子乗りやがって! もっとかけろ! 恵!」
「うわ! バカお前やめろ! ていうかお前どんだけ吐くんだよ!」
「ハハ! ざまあみろ! 俺をバカにした罰だ!」
「.........てめえら.....いい加減にしやがれ! このソードマスター[タミウル]の靴にゲロを吐いた挙げ句、俺の事をバカにしやがって! ......もう許さねぇ! 決闘だ!」
「ハハ! 何だよ決闘って!? ギャハハハハハハハ!!! ...........。」
あれ? ちょっと待って。..........ソードマスターと決闘って.......勝てなくね? ........早速俺達ピンチじゃね?

                     続く

不平等転生 ~兄妹は転生して早速ピンチかもしれないんです~

執筆の狙い

作者 石門紀元(いしかどのりもと)
223.219.102.169

どうもです。修正版その1の続きを書きました。 色々修正点があると思います。星の数程......。 アドバイスお願いします。あらすじを書いてみたのですが、うまくいきませんでした。コツとかあったらご指導お願いします。あとネタがしょうもなくてすいません。 本当にごめんなさい。もっと勉強します。
あと、前回の題名についての意見をくださった方、ご協力ありがとうございました。最終的にサブタイトルを付けていくスタイルに決めました。ご協力、本当にありがとうございました!

コメント

久方ゆずる
150.31.128.101

商品!
販売終了!!
爆笑しちゃいました(笑)

石門紀元 (いしかどのりもと)
223.219.102.169

久方ゆずる様 ご感想ありがとうございます!

«販売終了!!爆笑しちゃいました(笑)
本当ですか!?ありがとうございます! 正直、ネタにも全然の全然の全然、自信がなくてとっても不安だったんです! 爆笑していただき、ありがとうございます!

hir
58.138.153.14

 ケンカっ早くて職場に馴染めず、ニートしているのかな。 
 どういう理由で販売終了になったのかわかりませんが、場合によってはプレミアムが付いているかもしれません。
 精霊王に頼まれるくらいですから、空も飛べるはず。パン屋のおかみさんに気に入られて、配達を手伝いながら居候するのはどうでしょう。

石門紀元 (いしかどのりもと)
223.219.102.169

hir様 ありがとうございます。パン屋のおかみさんですか、ぜひぜひ! 参考にさせていただきます!

石門紀元 (いしかどのりもと)
223.219.102.169

ほんと……つまんなくてすいません。
4月23日から、27日まで諸事情により、返信することができません。御了承ください。あと、本当につまんなくてすいません。

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