作家でごはん!鍛練場

『峠攻めの夜に』

上松煌著

 仕事が忙しくてしばらくここに来なかったら、書きたい病の発作が起きちったw
ある、ライダーさんのお話。
揺れほどけ、うねり悶え、乱れ流動し、寄せ狂い、泡立ち煮沸するようなものが書きたい。

 おれ自身はもう、初期の作品を越えられない気がしてるのに、言葉が呼ぶのね。
「俺はここにいる」って。

 自分は生まれてこのかた、いつも祖父母や両親・猫や友達に囲まれいて、今も嫁や親友や愛猫など、大切なものの只中にいる。
1人って何?
1人ぼっちってどうなるの?
生まれるのも1人。
…のも1人。
こわい。

メットを外すと、ゼリー状の夜気が湿った空気抵抗をみせていた。
カーブ直前で騎座をリアにシフトする。
十分な減速と倒し込み。
外ブレしようとする慣性を、ななめにインに引き込む。

 キ・キチリリリリリ……

 龍めいた長い火花が、ステップのエッジを削る音につれて、とび跳ね転げる。
スロットルを開け、立ち上がろうとする奔馬をさらに手の内に収めると、すぐにカーブの終焉がやってくる。
いい。
今夜は風がいい。




 ウォンオオ~~~…。

 追い上げる音がした。
覆面か?
おれはノーヘルだから、取り締まりの対象だ。
本能的にスロットルを開ける。
マシンが瞬間的に頭を振り上げて狂奔する。
こいつにたてがみがあったら、それは激しくおれの顔を舐めただろう。

 チラッとふりむくと2コーナー後ろを猛然と迫るライトが見えた。
光量を抑えているらしく暗い。
対向車に配慮しているのだろうか?
ってか、こんな時間に、そうそう対向なんているか??

 トンネルが迫っていた。
突入。
爆音が壁面で倍加する。
来た。
化け物みたいに速い。
八交機にこんなポリいたか?
おれの背中にライトをぴたりとつける。
「止まりなさい」
の、警告はない。
たぶん、トンネルを抜けたところで捕捉するつもりだ。

 当然、こっちは出口をシミュレートする。
ここは確か、出てすぐに右カーブになる。
それからはS字の連続だ。
おれの大好きな、下りヘアピンだって待っている。
このままコイツを背後に置いて先を越させなければ、十分ぶっちぎれる。
ココはもらったワ。

 ヴォッ。
ケツ振って牽制しているにもかかわらず、ソイツが強引に横並びする。
ウソ?
まるでサトリのように心を読まれた。
横目で確認。
黒バイクに黒づくめ。
ゾワッと冷気が走り、無意識にスロットルがもどる。
瞬間、ソイツが前に出た。




 くっそぉっ。

バイクごと叩きつけてやる。
テールを追尾する。
ん?
違和感。
ケツのナンバーが読み取れない。
折ってあるわけでもないのに、数字が意識に触れない不思議。
????
視線を上げて、そいつの背中を注視した。
黒マシンにピタリと張り付く黒いライダースーツ。
スワロー・ハンなのかメットが見えない。
すげえ騎伏だ。

 引きこまれるようにフルスロットル。
抜き去って前に出るのだ。
だが、まるで見えない壁そのままだ。
抜けそうで抜けない。
上手い。
コイツは上手い。

 驚愕と悔しさと尊敬が綯い交ぜになって、かえってアタマが冷める。
トンネルの淀んだ夜気に、湿った風が忍び寄る。
外が近い。

 抜けた。
右カーブの正面に、奥多摩湖が鉛色に広がる。
クン、ククン。
クン。
ギヤは落とさず、瞬間的で的確な複数のブレーキング。
それでもフロントが沈み、尻を跳ね上げる。
ニーグリップで抑え込み、リアに荷重したとたん、棹立ちになった前部が何かを越えた。
ガードレール。
おれのマシンは優秀な障害馬のように、華麗に湖面を目指していた。




 ワァァァァァアアン。
着水の瞬間、周り中から歓喜の声がわきあがる。
同時に、多くの人々のどよめきのような重低音がとどろき、しばらくして収まった。
おれは愛馬に跨ったまま、冷たくて濃厚な密度の中にいた。

 黒ライダーが振り向いていた。
瞬間、音のない稲妻のような閃光が、おれに何かを見せつけた。
黒騎士?
西洋の伝説のように、ソイツは革スーツの小脇にメットごと自分の首を抱えていた。
次いで、リアの後ろに据えられて冷笑する同じ首。
驚愕で一瞬、息が詰まった。
ケタケタと嗤う顔が踊るように渦巻いた。
めまいが幻影を見せたのだろう。

 黒い背中がエンジンを吹かした。
誘っている。
わざとフロントアップさせて、おれに見せつけている。
心底、笑えた。
ヤツはクラッチでウィリーしている。
素人め。
前輪上げの醍醐味は、体重移動とスロットル操作なのさ。

 おれもフロントを跳ね上げる。
たわむれる2匹のチョウのように、おれたちは湖底を走り抜ける。
ひらめく影、突き刺さるアジサシ(鳥)、直進する光に似たモノ。
時をつめ、推進力を研ぎ澄まし、露出した慣性に拍車をぶち当てる。
逡巡を切り裂き、怠惰を削り、生々しい今をこの手に握るのだ。

 指は冷え、膝は震え、体重移動のたびに腰は軋む。
その昔、湖底に沈んだ町の名残をかすめて、おれたちは凶器のように存在を主張する。
水にぬれて、なお燃え上がる黄燐に似た宝珠(命)。
それを追い求める2匹のグリュンゲル(水龍)。
おれたちは自ら、自分をそれに例えるのだ。



 「し…き」
「しゅ…ん…しゅんき、駿輝」
由美香の声が聞こえた。
スロットルがゆるむ。
遊びの名残を惜しむガキんちょのように、ためらいながら我に返る。
そうだ、こんなところでいつまでも走り回ってはいられない。
久しぶりに時の存在を忘れてた。
帰ろう。
おれには戻るべき場所がある。
指を上げて、ライダー流の別れのあいさつを交わすのだ。

(さびしい)
えっ?
横っ面を張り倒された気がした。
おれを貫いたその思念は、それほど鮮やかに切なかった。

 そういうことだ。
認知を拒絶しても事実は変えようがないのだ。

 理由は…。
理由はもう、イヤというほどわかっている。
おれが今、手を伸ばしても誰がそれを見るだろう?
しゃべりかけても誰が言葉を返すだろう?
念は残り彷徨っても、宇久の孤独があるだけだ。
うかつにも、自らそれに身をゆだねたのだ。

 生まれるのも1人。
いまももう、1人ぽっちだ。

 いや、それでもおれは帰る。
その現実を目の当たりにするために。
そして再び、さびしいここに戻るために。

 竜宮に帰る浦島のように、おれはこの場に固着するしかないのだ。

 黒ライダーの姿はもう、なかった。
ヤツは魂を導くためだけに存在するモノなのだ。
おれはメットをかぶるように、自分の首を肩に乗っけた。
このままダムの放水口を通って湖底を抜ける。
川を下れば、アパートのある街だ。
いつものように由美香が帰りを待っている。

 おれは今夜のことなんかすっかり忘れ、さりげなく言うのだ。
「ただいま」
と。
彼女は微笑むだろう。

 たぶん…。

峠攻めの夜に ©上松煌

執筆の狙い

 仕事が忙しくてしばらくここに来なかったら、書きたい病の発作が起きちったw
ある、ライダーさんのお話。
揺れほどけ、うねり悶え、乱れ流動し、寄せ狂い、泡立ち煮沸するようなものが書きたい。

 おれ自身はもう、初期の作品を越えられない気がしてるのに、言葉が呼ぶのね。
「俺はここにいる」って。

 自分は生まれてこのかた、いつも祖父母や両親・猫や友達に囲まれいて、今も嫁や親友や愛猫など、大切なものの只中にいる。
1人って何?
1人ぼっちってどうなるの?
生まれるのも1人。
…のも1人。
こわい。

上松煌

114.162.64.110

感想と意見

夜の雨

『峠攻めの夜に』一読しました。


半ばまではかなりわかりやすく書かれていました。
後半で、相手のバイクがポリスではなくて「黒バイクに黒づくめ」。
「おれのマシンは優秀な障害馬のように、華麗に湖面を目指していた。」ということで、
相手に勝とうとして、マシンを操ったところが湖面に着水。
そのあと、「おれは愛馬に跨ったまま、冷たくて濃厚な密度の中にいた。」ということで、水中を走るという展開になっていると思う。

>黒ライダーが振り向いていた。
瞬間、音のない稲妻のような閃光が、おれに何かを見せつけた。<

これって、相手も水中に入ったということになるね。

>>その昔、湖底に沈んだ町の名残をかすめて、おれたちは凶器のように存在を主張する。
水にぬれて、なお燃え上がる黄燐に似た宝珠(命)。
それを追い求める2匹のグリュンゲル(水龍)。
おれたちは自ら、自分をそれに例えるのだ。<<

主人公は妄想を見ているのか、それとも現世の者ではないのか、やがて、

>>そうだ、こんなところでいつまでも走り回ってはいられない。
久しぶりに時の存在を忘れてた。
帰ろう。
おれには戻るべき場所がある。
指を上げて、ライダー流の別れのあいさつを交わすのだ。<<

ということになり、帰ろうとするが、それが簡単には帰れない。

なぜなのか、それはこの湖底が主人公の「精神のふるさと」だったからだ。

それでも、帰るところはある。

主人公は、「ダムの放水口を通って湖底を抜ける」。

川を下れば、アパートのある街だ。
いつものように由美香が帰りを待っている。

―――――――――――――――――――――――――――
「黒ライダーは魂を導くためだけに存在するモノなのだ」ということで、湖底に導くために導入部でヤツのバイクが迫ってきたということになります。

主人公のふるさとは、ダムが出来て湖底に沈んだアパートということになるのでしょうか。
何から何まで、わからないところがよいのかもしれない、作品でした。

――――――――――――――――――――――――
ところで、ラスト。

―――――――――――――――――――
おれは今夜のことなんかすっかり忘れ、さりげなく言うのだ。
「ただいま」
と。
彼女は微笑むだろう。

 たぶん…。
―――――――――――――――――――

彼女は、もう、主人公の帰りを待っていないのかもしれませんね。

――――――――――

私の書いた内容が、どこまで合っているのかわかりませんが、御作が楽しめたことだけは確かです。

2018-01-12 01:36

58.94.229.120

上松煌

夜の雨さま。

 いま少し前に帰りましたw
毎日寒いですね。
ご覧いただき感想の労、誠にありがとうございます。

 あなたの前作、ちゃんと拝見していますよ。
ただ、作品の感想が膨大な数のため重複が懸念され、また、虫けらを遊び殺すような内容があったため、屁たれのおれは感想を自粛しました。
コンテストを意識した力作でしたね。
夜の雨さんの作品は郷愁や郷土愛に裏打ちされた、作中作や幻想を織り込んだ独特のもので、本人らしい個性をもつ作風です。
そこ個色を失わないでいてほしいものです。
言霊はさきわわなくてはいけません。
それでこそ日本国の文学です。
他者と違った視点・切り口を常に追求して行ってください。



 さて、おれの作品ですが、あなたの感想で「う~~~ん、夜の雨さんらしい」と思ったのは、ここねww

 
   >>ということになり、帰ろうとするが、それが簡単には帰れない。
     なぜなのか、それはこの湖底が主人公の「精神のふるさと」だったからだ。

 これはまさにあなたの切り口で、それがさらに

   >>主人公のふるさとは、ダムが出来て湖底に沈んだアパートということになるのでしょうか。

 という感想につながっていく。
おれの今回の作品は主張も訴えも弱く、流動しせめぎ合い逆巻くような文体だけを目指した習作だったので、あなたの独自の発見・発展は面白いものでした。

 ああ、読者にはこのようにも見えるのか、とウロコが落ちる思いでした。
実に夜の雨さんらしいのねw
たぶん、
『竜宮に帰る浦島のように、おれはこの場に固着するしかないのだ』
の語句が誘導したのかも。

末尾の

   >>彼女は、もう、主人公の帰りを待っていないのかもしれませんね


も、ありえそうで、そっちのほうが面白いかもなどと考えました。
いやぁ、ご感想ありがとうございました。

2018-01-12 22:57

114.162.64.110

河屋春嶽

拝読しました。
スピーディーなレースシーンに合わせて改行を多く入れた文体で書かれていたので、読者の私も臨場感を味わうことができ、その高揚を引き連れたまま流れるように読むことができました。
主人公の思考も、特有のリズム感があって良かったです。
ただ、宝珠やらグリュンゲルやらについてですが、比喩表現自体は良いのですが、書き方があまり良くないと思いました。括弧で補足的に書くよりも、それを表現の中に組み込んだ方がすっきり纏まると思います。

2018-01-13 22:44

153.221.110.183

今晩屋

 お前さ、乗ったことあんの? コ~ナ~手前はフロントタイヤにグリップやらんと曲がらんやろう、だから前重心。
 慣性は外ブレじゃなくて、お前の重量諸共逆だから。
 龍めいた火花が綺麗だね。ゼリー状のお前のおつむが糞寒い夜気に抵抗してるのはわかる。

 上松。愛してるぜ。

2018-01-14 00:19

119.63.157.143

上松煌

 感想をいただいたまま、まだ、返信していない方がお二方おりまして、すみません。
お返事はもう少々お待ちください。

本日、夕方より飲み会に出かけたため、すっかりいい気持で、マトモなお返事が書けそうにありません。
頭を冷やしてから、後日、あらためてカキコ致します。
お待たせいたしますが、どうぞご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

2018-01-14 23:34

114.162.64.110

一陽来復

下手すぎ。下手を超えた突き抜けた下手っぷりですね。。


 >ウォンオオ~~~…。

↑ って何だよ?! と、笑かしてもらいました。(読んでない)


タイトルは・・
ここが『ごはん鍛錬場』なので、まあクソ激劣化版『頭文字D』的、トンチキ駄小説なのだろうなー と察しつきまくる状況なんだけど・・

もしも仮に、この駄タイトルで地方公募に送ってみたりなんかしたら、、、


下読みさんは、アレを彷彿して期待して、極限までのガッカリを味わったりなんかして???

と、一人シミュレートして笑ってしまっていたのは、
『頭文字D』とは全然別の、それはそれで一部に人気のある? 司馬遼太郎『峠』ワールド。(苦笑)


  「八十里 こし抜け武士の 越す峠」 ってやつです。

↑ これはこれで、『峠王 選手権』ってのが、地味に毎年開催されているので・・

2018-01-15 14:13

219.100.86.89

上松煌

河屋春嶽さま

 お返事が遅くなりました。
ご感想をくださり、感謝に堪えません。

 あなたの作品は先に読みまして、感想を付けておきました。
おれはごはんに来てから8か月くらいなのですが、内容が合わなかったこともあり、ごはん伝統の辛口に傾いてしまいました。
いい加減な感想は、
『巧言令色少なし仁』
だからです。
読んだつもりですが、もし、お腹立ちなら、おれの読みが足りなかったのでしょう。


さて、おれの習作ですが、


    >>スピーディーなレースシーンに合わせて改行を多く入れた文体で書かれていたので、読者の私も臨場感を味わうことができ、その高揚を引き連れたま      ま流れるように読むことができました。主人公の思考も、特有のリズム感があって良かったです


 ありがとうございます。


   >>宝珠やらグリュンゲルやらについてですが、比喩表現自体は良いのですが、書き方があまり良くないと思いました。括弧で補足的に書くよりも、それを     表現の中に組み込んだ方がすっきり纏まると思います


 はい、おっしゃるとおりですが、ここは苦しいところなのです。
主張や提言よりも流動するリズムと、スピーディーで沸き立つような語感を旨とした作品でしたので、おれのあなたへの感想でもおわかりのように、理屈っぽいおれはたぶんここでつまづいて作品を台無しにする気がするのです。
説明は一切省いて、『宝珠(命)』『グリュンゲル(水龍)』と生の形で叩きつけたほうが、前後の流れから読者の想像力と理解力を掻き立てるのではないかと思えました。

 自分としては成功しているのではないかと思いますが、ご指摘をいただくということはそうではなかった可能性があるということですね。
う~ん、悩ましいところです。
貴重なご意見をありがとうございました。

2018-01-15 22:43

114.162.64.110

上松煌さん

拝読いたしました。

読んでいて「頭文字D」的なのを書きたかったのか、はたまたオカルトっぽい話を書きたかったのか、死ぬ恐怖を書きたかったのか、ちょっと分かりませんでした。

「走りを主体にしたい」のであれば、もっと鍔迫り合いみたいな緊迫感が必要だと思うし、バイク事故で死んだ事に気がついてない主人公を書きたかったのであればよくある話型だから、もう少し設定や切り口を練った方が良いし、死ぬ恐怖を書きたかったのなら事故ったシーンからでいいのかなと思いました。

例えば……

⚫走りを中心にしたい場合

アクセルを開ける。
エンジンが唸り声をあげる。
さっきまで心地よかった風は鋭い刃に変わり、この身を削っていく。
自然、少しでも空気抵抗を減らそうと前傾姿勢になり、まるで自分自身がバイクそのものになったかのような錯覚に陥る。

こうなると、今まで自分に適う奴は居なかった。

ヘアピンカーブにギリギリ曲がりきれる速度で切り込むように突っ込んでいき、体を極限まで地面に近づける。

一瞬でも判断が遅れれば、地面に叩きつけられるか、ガードレールの向こう側へ放り出される。

このギリギリの感覚が堪らなく自分は好きだ。

※この場合はお話自体を再構成が必要です。

⚫オカルトっぽい話の場合

眼下にはぬらぬらとした水面と、その先に由美香の待つアパートもある街の灯が見える。

この峠を越えた先にはダム湖があって、かつてそのダムに沈んだ街の集落がその少し先の高台に移されていた。

今夜もバイクに乗って家路を急ぐ。

普段ならヘルメット着用が当たり前なのだが、街灯もまばらなこの当たりは星空が綺麗で、無骨なフルフェイスのヘルメットを被る気になれなかった。

風が気持ちいい。

……(略)……

黒い服と思ったそれは赤黒くなった血の色だった。

(--ヤバいッ!!)

そう思った次の瞬間に目の前にはガードレールがあり、鈍い衝撃の後、体は宙を舞った。

(……あ、死んだ)

そう思いながら崖下へ落ちて行く途中、例のバイクの奴と目が合った。

そいつの頭は首の上にはなく、ヘルメットを持つかのように小脇に抱えられていた。

ニヤリとそいつは嗤うと夜の闇に溶けていく。

そして、次の瞬間、奴の顔は目の前にあった。

--次はお前が鬼の番だ。

あの日以来、俺はこのトンネルで次の鬼になる奴を探してる。

※この場合はあらすじは生きるけど、オチの再構成は必要です。意外性が求められるかと。

⚫死ぬ恐怖を書きたい場合

事故った。

ガードレールは不自然にねじ切れ、クラッシュしたバイクが自分より先に崖下に落ちていく。この宙に放りだされた体も、やがて重力にひっぱられて落ちていくのだろう。

目の前に広がる湖面は得体の知れない黒い生き物のようにぬらぬらと揺れている。水底にはかつて暮らした故郷の街。あの湖面に叩き付けられた衝撃に、この身はきっと耐えられまい。

(もう、助かるまい。)

そう悟った瞬間、急に由美香の顔がよぎった。
このダム湖に沈んだ街で共に暮らし育った幼馴染。いつの間にかかけがえのない存在になっていた彼女。

その彼女の笑顔と共に今まで生きてきた幾年分、逆再生で思い出されていく。

黒い得体のない生き物は街を喰らい、心の中の故郷を喰らい、今は由美香との思い出を喰らっていく。

(嫌だ、まだ死にたくない)

そう思うのに湖面はもう目と鼻の先で、次の瞬間、激しい水音と共に全身に激痛が走る。

冷たい水に身を包まれ、黒い生き物に悲鳴ごと呑み込まれていく。


--沈む。


鼻に、口にその魔の手が忍び込み、もうペシャンコになった肺に入っていく。まるで羊水の中に逆戻りするかのように。

目は何も映せなくなり、音も掻き消えていく。

残るのは僅かな湖面の揺らぎだけ。

一人。

※この場合は由美香との思い出を中心に肉付けしたり、もっと死に対しての丁寧な描写が必要かと思われます。


といった感じでしょうか?

また、「峠攻め」をしてる割りにはトンネルの中から出口にかけてが舞台というのも頂けないなと思いました。

峠攻めはヘアピンの連続、かつ、崖下にいつ落ちるかっていうギリギリ感を表現した方がいいかと思います。

トンネルの閉塞感ばかりで、峠という言葉の持つ高低差や湖に落ちた時の落下感が感じられません。

2018-01-16 00:06

116.0.177.37

上松煌

今晩屋=禿迷絶望さま

 珍しい人からのレスに戸惑いました。
ご感想????をありがとうございます。
  

   >>コ~ナ~手前はフロントタイヤにグリップやらんと曲がらんやろう、だから前重心

 
 って、これ、なによ????
おめえ、バイクにすら乗ったことがないのか。
狂っとるワ。

まさか、コーナーはハンドリングで曲がるなんて、思っとらんよな。
ブレーキも前後にあるって知ってるよな。

曲がるためのテクはさ、
1)直線の終わり(カーブの始まり)で、重心は少し後ろに。そうすると腕がやんわり伸びて肩の力が抜ける。よく初心者でガッチガチにハンドルにしがみつく人がいるけど、それはコーナリング・ラインの乱れの元。前後ブレーキを平等に使って、安定したブレーキングね。フロントにグリップなんかくれたらつんのめるワ。前重心も直線時の延長ではないのでダメ。

2)曲がりの初期の段階でバンク角は最大にしておく。視線はゆったり遠目に見ると恐怖感が薄らいで曲線がみだれにくいよ。カーブ出口手前でスロットルを開け、自然な立ち直りで直線へ。だんだん上手くなったら、スロットルを開けても倒し込んだままにすると、ヒラリ、ヒラリとひらめく感じになってカッコイイよね。
だいたい、こんな感じでしょ。


    >> 慣性は外ブレじゃなくて、お前の重量諸共逆だから


 これって、何が言いたい????
コーナー突入初期の時点では直線の慣性が生きてて、それがカーブにそいつつ遠心力に代わり、進行方向ななめ外側の外ブレ(外に引っ張る力)になる。
そのままだとスッとびでちゃうから内側に倒れて(荷重して)均衡をとる。上手になったら重心と体は中央に置いて、マシンだけを倒し込む3角乗りに挑戦しましょう。
 おれは一時期、こんな感じで乗ってたけどね。
う~ん、身についちゃってる感覚は上手く文字にできんワ。


   >>上松。愛してるぜ


 あ?
おれはおめえなんか、でえっ嫌いだぜ! 
だから、おめえのケツめどは一生安泰ってこった。


 まぁ、とにかく変なレスをありがとうございました。

2018-01-16 00:06

114.162.64.110

上松煌

一陽来復さま

 あの~、これって感想でっちゃるら????
前の今晩屋=禿迷絶望同様、意味わからん。

 それに
   >>『頭文字D』
って、だれ????

まぁ、一陽来復=八月の鯨さんの、おれに対する嫌悪と憎しみだけはヒシヒシと感じましたwwww


 
 おれ、今夜はもう寝ますワ。
今晩屋=禿迷絶望への返信を書いていて、気力が萎えましたぜ。
明日、きちんとレスを返しますね。

 よろしくお願いいたします。

2018-01-16 00:33

114.162.64.110

上松煌

奏さま

 初めてお目にかかる方ですね。
未熟なおれのために感想のみならず、長い指南をくださり感謝に堪えません。

しかしながら夜も更け、今晩屋=禿迷絶望さんの感想??へのレスでちょっと気力が萎えました。
大変もうしわけないのですが、お返事は明日に致したく思います。

 お待たせいたしますが、よろしくお願いします。


★追伸

 また、
   >>『頭文字D』
とは、どなたでしょうか????
おれは全く存じ上げない人です。

2018-01-16 00:56

114.162.64.110

上松煌様

捕捉です。
「頭文字D(読み方:イニシャルD)」というのは、しげの秀一による漫画です。

車ではありますが、峠攻めをする走り屋さんのバイブルみたいな漫画ですよ。

[参考]
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/頭文字D

2018-01-16 06:11

116.0.177.37

上松煌

一陽来復=八月の鯨さま

 大変お待たせしました。
お会いするのは、おれの『其は青白き馬に』に感想をくださって以来ですね。
あん時も発狂したようなヒドイ感想でしたが、今度のもなによ、コレ????
司馬遼太郎まで出てきて、なんのまじない?



   >>下手すぎ。下手を超えた突き抜けた下手っぷりですね


これはありがたく受けました。
突き抜けた下手は並の下手ではできないからです。
あなたからの初めての賞賛と感じましたぜ、せんぱ~~い。

 しかしながら、あなたがた(今晩屋・一陽来福・奏)さまの心理は、下記のようなものと感じました。
「うぷぷ、上松が書きたい発作に負けて、ヌルイものを出してきたぜ。いい機会だ。みんなで寄ってたかっていじめて嬲り殺しちまおうぜ」
と。
臆病でヘタレのおれ様にそんなヒドイことをなさるなんで、先輩がたは鬼畜ですワん…。

 ま、冗談はともかくとして、あなたがおれを嫌い憎むのは、おれがズバ抜けて下手だからです。


   >>>ウォンオオ~~~…。↑ って何だよ?! と、笑かしてもらいました。(読んでない)


と、あなたは言いますが、この擬音のどこがいけないのか?
深夜のちょっとウエットな山気の中では、正しくこのように聞こえます。
ライダーならその場の匂いすら彷彿とするでしょう。
それをそのままわかりやすく表現する、どこが滑稽なのか????
では、
  にゃん・にゃにゃにゃにゃぉぉおおおおおお~
とでも表現すれば文学的なのか????
ま、かわいらしくておれは採用したいですが、読者は転げまわるでしょう。


   >>タイトルは・・ ここが『ごはん鍛錬場』なので、まあクソ激劣化版『頭文字D』的、トンチキ駄小説なのだろうなー と察しつきまくる状況なんだけ     ど・・


 バイク乗りを意識した、そのものズバリのタイトルもイケませんか????
ライダーならピンと来て「峠、グェヘヘヘ~」と前のめりになるでしょうし、戦国物の読者なら「峠は交通の要衝だからな。両軍の攻防戦か」と思うでしょう。
戦国物のかたはガッカリするかも知れませんが、それでも見てくれるかもしれない。
あえてわかりやすいタイトルで釣ってはいけませんか????


   >>もしも仮に、この駄タイトルで地方公募に送ってみたりなんかしたら、、、


 かりにも公募なんぞには送りません。
あなたは公募・コンテストが命でしょうが、現代の公募・コンテストのレベルの低さたるや……。
審査員たる既成作家たちは、わざと自分より程度の低いものを入賞させ、自分の劣化亜種を作ることに専念している。
なぜか????
自分の地位を守るためですよ。
まちがっても自分を越える作家を輩出してはいけない。
自分より人気の出そうな才能の芽はつんでしまうのです。
そうすれば自分はいつまでも安泰です。

 出版社・編集者は、自分たちの見る目に自信がない。
どれが売れるか分からないのに、損得づくのリスクは冒せない。
そうなると周りを見回して、既成色のあるもの、過去に受けたモノの二番煎じを選出する。
やっぱり、質はどんどん落ちます。

 だけれど、読者はそれじゃ納得できない。
金を出すからには満足したい。
だけど、どうも意にそぐわない。
だから、本を読まなくなったり、古典に固執したりしているのです。
古本業界はけっこうにぎわっているのに、出版会の凋落は止まらない。

 ごはんでも妙に一見マトモ風で、公募・コンテストに出せば喜ばれそうな毒にも薬にもならない作品が受けていますが、一億総白痴化政策に加担するものです。
おれは読者に寄り添いたい。
できれは社会に警告し、よりよい社会を目指したい。

 ただし、この一つ前の『悠実はこっちで、おれがあっちで』同様、これにはその意図はありません。
制作の目的に書いたように
 ★仕事が忙しくてしばらくここに来なかったら、書きたい病の発作が起きちったw
  揺れほどけ、うねり悶え、乱れ流動し、寄せ狂い、泡立ち煮沸するようなものが書きたい。
だけの作品です。
その意味では嬲り殺していただいてけっこうです。

 長々と書きましたが、ご感想????をありがとうございました。

2018-01-16 12:49

114.162.64.110

上松煌さん

>しかしながら、あなたがた(今晩屋・一陽来福・奏)さまの心理は、下記のようなものと感じました。
「うぷぷ、上松が書きたい発作に負けて、ヌルイものを出してきたぜ。いい機会だ。みんなで寄ってたかっていじめて嬲り殺しちまおうぜ」
と。

だと思っていらっしゃるのであれば、それはとても遺憾な事です。

書き手がいれば、読み手もいる。

読み手が書き手の事を汲もうとしてるのに、書き手が読み手を突き放すのであれば、それは「勝手に日記でも書いておいて、時折読み返して満足しておけ」という話になってしまいます。

気に入る人だけが読んでくれて、気に入る人だけに感想を言ってほしいというのであれば、それはこの「鍛錬場」に投稿する意味すらないでしょう。

どうぞ自費出版でもなんでもなさってください。

と、あなたはこういう無礼な事を仰ってるということに気づいていただければと思います。

それは作品どうこうの前にこの場に投稿する人としてのマナーの問題です。

2018-01-16 15:49

1.75.212.26

上松煌

奏さま

 仕事をまとめ、飛ぶように帰りました。
あなたへのお返事がまだだったからです。

 しかしながら、あなたの無礼きわまる上から目線のレス(2018-01-16 15:49)で、あなたへの感謝の念は吹っ飛びました。

あなたは、
「うぷぷ、上松が書きたい発作に負けて、ヌルイものを出してきたぜ。いい機会だ。みんなで寄ってたかっていじめて嬲り殺しちまおうぜ(おれがどのような印象を持とうとあなたには口をはさむ権利も余地もないのだ)」
どころか、
おれ作品を2018-01-16 00:06で、バラバラに引き裂いているからです。


   >>読んでいて「頭文字D」的なのを書きたかったのか、はたまたオカルトっぽい話を書きたかったのか、死ぬ恐怖を書きたかったのか、ちょっと分かりま     せんでした。


 題名からしてライダーの話です。
内容比率から言っても
      >>オカルトっぽい話を書きたかったのか、死ぬ恐怖を書きたかったのか
は、ないでしょう。まして、>>死ぬ恐怖って????

 まるっきり読めていない。
数か月前ののおれなら怒りました。

 それでもおれは「まあ、見識・見解の相違はあるものだ」と、あなたを理解し、おれのために長いアドバイスを書いてくださった労に報いようとしました。
あなたが例としてあげてくれた、⚫走りを中心にしたい場合 ですが、おれのものと比べてください。
あなたのカキコと同じことをおれが表現したものです。

★あなたのカキコ★
 アクセルを開ける。
エンジンが唸り声をあげる。
さっきまで心地よかった風は鋭い刃に変わり、この身を削っていく。
自然、少しでも空気抵抗を減らそうと前傾姿勢になり、まるで自分自身がバイクそのものになったかのような錯覚に陥る。

こうなると、今まで自分に適う奴は居なかった。
ヘアピンカーブにギリギリ曲がりきれる速度で切り込むように突っ込んでいき、体を極限まで地面に近づける。
一瞬でも判断が遅れれば、地面に叩きつけられるか、ガードレールの向こう側へ放り出される。
このギリギリの感覚が堪らなく自分は好きだ。


★おれのカキコ★
 スロットルを開く。
エンジンが鼓動を跳ね上げる。
心地よい風はもうなく、凶器のようにおれを切り刻むのだ。
空気抵抗に抗ってバイク上にひれ伏す。
まるでマシンそのものだ。

 おれを凌ぐ者はいない。
大胆にヘアピンに切り込む。
体側が軽く地面にふれ、焦げる革スーツの異臭がアスファルトと混じる。
判断の遅れは命取りだ。
地面は骨を砕き、ガードレールの向こうには闇が待つだろう。
ギリギリの生存感。
おれはそれに酔い痴れ高揚するのだ。


 どちらが文学かは言いません!
しかしながら、あなたの文では読者はついて来ないでしょう!!!!

 力量の差です。

2018-01-16 18:05

114.162.64.110

上松煌さん

> それでもおれは「まあ、見識・見解の相違はあるものだ」と、あなたを理解し、おれのために長いアドバイスを書いてくださった労に報いようとしました。

私もまさにその気持ちだったのです。

見識・見解の相違は書き手と読み手は違いますから誰しもあります。

それを素直に感想として書き、どの部分にフォーカスしたかったのか分からなかった&書くとしたらこんな感じでまとめてみたらどうか?というのを最初の投稿は素直に記載したに過ぎません。

しかし、「冗談と」はいいながらも

>しかしながら、あなたがた(今晩屋・一陽来福・奏)さまの心理は、下記のようなものと感じました。
「うぷぷ、上松が書きたい発作に負けて、ヌルイものを出してきたぜ。いい機会だ。みんなで寄ってたかっていじめて嬲り殺しちまおうぜ」

と書かれていたら、あなたはどのように思いますか?
正直、私は不愉快極まりなかったです。

>あなたへの感謝の念は吹っ飛びました。

と書いていらっしゃいますが、先に喧嘩をふっかけてきたのはそちらです。

悪いですが、私は聖人君子ではありませんし、あからさまに喧嘩売られてニコニコしてられるような質ではありません。

しかし、「峠」と言ってるのにトンネル……云々のところなども含めて、最初の投稿で書いたのは喧嘩を吹っかけられる前の感想ですので、フラットに読んでいただきたく思います。

なお⚫~~の場合 等で、私の言葉でお話の一部をいくつか書いてみたのは、

>「走りを主体にしたい」のであれば、もっと鍔迫り合いみたいな緊迫感が必要だと思うし、バイク事故で死んだ事に気がついてない主人公を書きたかったのであればよくある話型だから、もう少し設定や切り口を練った方が良いし、死ぬ恐怖を書きたかったのなら事故ったシーンからでいいのかなと思いました。

と書いたものの、私自身が感じた事がうまく伝わらないかなと思ったからに過ぎません。

①気侭にバイクで疾走
②黒いバイクに乗るレーサーとの戦い
③勝負に破れて湖面に着水?(≒主人公、死んだのかな?)
と場面がわかれていることは伝わってきたので、どの場面に山場を持ってきたかったのかな?という疑問から書いたに過ぎません。

バイクで疾走することに対して重きを置くのであれば、最初の投稿で書きましたが、後半部分がもたついて見えるので、話の内容を再構成した方がすっきりするのではないでしょうか?

上松さんの当初考えていたイメージに合わせて、感想を役立てていただければと思っています。

追伸:文字だけでやり取りしているので多少の行き違いはあるかと思いますが、あなたが気分を害するようにこちらも気分を害したことだけはご理解ください。

2018-01-16 19:36

116.0.177.37

上松煌

 
 ったく、3歳児並みの作文しか書けねえガイジ女が、おれ様にカラミかぁ????
前頭葉欠損の身の程知らずはビョーキだな。

キチにかまえば日が暮れるって言葉は至言だぜwwww

2018-01-17 19:08

114.162.64.110

ご返信、痛み入ります。

> ったく、3歳児並みの作文しか書けねえガイジ女が、おれ様にカラミかぁ????
前頭葉欠損の身の程知らずはビョーキだな。

キチにかまえば日が暮れるって言葉は至言だぜwwww

との事ですので、以後は無視いただいて構いません。

2018-01-18 06:44

116.0.177.37

今晩屋

 やっぱり愛してるぜ。

 GPライダーがコーナー手前で体起こすのは風を感じたい訳じゃないぜ。
中メン小僧が糞狭い峠で車の能力出し切った気持ちなんだよな。後ろ重心でハングオンwww

 このドリフト野郎が! やっぱ愛してるぜ。

2018-01-18 18:46

119.63.157.143

上松煌

今晩屋=禿迷絶望さま


 つまり、おまえはバイクや車が好きってことね。
好きなら自分でも1作、書いてみればいい。


 さて、しゃぁねえなぁw
今夜、ケツにグリス塗って待っていてくれ。

2018-01-18 22:48

114.162.64.110

今晩屋

お前の淡麗な肛門なんぞ俺が犯してんだろが、まともに遊べや。

2018-01-18 23:04

49.104.22.124

上松煌

 うぷぷぷ、淡麗生かwwww
さて、遊びは終わりだ。


 なにか1作書け。
書けなければ来るな。

        以上
  

2018-01-19 00:02

114.162.64.110

今晩屋

 俺が書く書かないお前に意味ないだろう。

 書いて欲しいなら、頼め。鬱陶しいなら、消せ。それが力量だろ。


 

 

2018-01-21 00:41

119.63.157.143

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