作家でごはん!鍛練場

『喜怒哀楽』

偏差値45著

熱しやすく冷めやすい。それが私の性格なのだが……。
小説を書くことは趣味のようなもの。面白さはあるのだが、その反面、怖さもある。
一番大切なことはバカに徹しきれることだ。それが作家魂というものではないだろうか。
なぜなら、それは公衆の面前でパンツを脱ぐ行為に似ている。
もちろん、私はそのようなことは一度もしたことがない。と思う。たぶん、ない。ないといいなぁ。もう記憶が曖昧だぁ! Kさんのような情熱が欲しいところです。アーメン。
なんでも良いので忌憚のない感想をお願いします。

 ビアネーゼ鎌倉601号。
 三年前に中古物件で買ったマンション。
 私の名は桜井かな子。旦那と二人で住んでいる。子供はいない。

 旦那は自動車工場で働いている平凡な男。
 カレンダー通りに働いてくれる。無口で余計なことは言わない。
 特に「子供」「デブ」という言葉は禁句になっている。

 その理由は言わなくても分かる筈。

 朝食にトースト(マーガリン)、牛乳、野菜サラダ、ウィンナー、スクランブルエッグを用意して二人で食べた。
 旦那は朝食後、新聞を読むことが習慣になっている。
 私はその間にコーヒーを淹れる。ブラックだ。
 私はココア派なのでクッキーは必需品。

 7時15分の定時になり、旦那は決まって会社の制服を着用してから
「行って来ます」の挨拶をして出かける。
 私は一人になる。掃除、洗濯、買い物を午前中に終わらせる。
 旦那が帰宅するのは夜の7時以降なので自由な時間が多い。
 『亭主元気で留守がいい』とはよく言ったものね。
 私は神様に感謝します。
 こんな日常が永遠に続きますように……。

 ランチは近くのグルメランド鎌倉店をよく利用する。
 時々、中学時代の友達(サッちゃん)と一緒にランチを楽しみます。
 私たちの青春は終わらない。

 ランチ648円。日替わり定食。
 ライス、味噌汁、白身魚のフライ、から揚げ、シーザーサラダ。
 タルタルソースが美味しいのよ、これが……。

「サッちゃんはうらやましいなぁ。やせていて」
 幼稚園時代からの幼馴染。
「やせてないよ~。最近、お腹(なか)まわりのお肉が気になるのよ。フィットネスクラブへ行こうかしら」
「私の人生において細かった時代はないの。遺伝なの。だからフィットネスクラブも通っても意味がないかも」
「でも不思議ね。かなちゃんのご両親って普通だもの」
「ほら、幼稚園の時からよ。物心ついた時からだもん。もう半分、あきらめの境地だわ。でもこんな私でも愛してるくれる旦那がいたのだから神様っているのね。きっと」
「男の人って案外、ぽっちゃり体形を好きな人が多いって雑誌に書いてあったよ。だから大丈夫じゃないの? 健康上でも問題ないんでしょう?」
「そう。けど血圧が高めだって健康診断で言われた」
「大丈夫、大丈夫、お菓子とか控えれば問題ないよ」
「そうね。そうかもしれない」
 私はサッちゃんと話をしている時が一番好き。
 このグルメランドで2時間満喫する時があります。
 もちろん、混雑していなければという条件が必要なんだけれども。
 私たちは頃合いをみてグルメランドを後にして帰宅した。

 家に帰って一番にやることはインターネット。
 いい時代になったわ。すごく便利。
 だって外に出かける必要もないし、商品が届いた時のワクワク感がたまらない。
 最近ではスーパーでの買い物もインターネットを通して出来る。
 そうね。ヒッキーが増える理由も分かるかも。

 ふと時計を見ると午後4時。
 ここで軽いダイエットの為の運動。
 腹筋、腕立て、スクワット。簡単なものね。努力は欠かせない。
 やらないよりはいいでしょう。微かな遺伝子への抵抗と称しているわ。

 ……ピンポーン……
 ドアのチャイムが鳴り響いた。

 あっ! 頼んでいたインターネットショッピングの商品だわ。きっと。

 私はドアの覗き穴から外を眺めた。
 チィッ、新聞屋だわ。がっかりね。確か料金は……3456円。

「今、開けまーす。ちょっと待ってて下さーい」
「はい。かしこまいりまいしたぁ」

 私は財布から1枚、2枚、3枚と千円札を数え、それに五百円玉を足した。
 そして玄関のドアを開ける。

「こんにちは。初めまして。こちらの地区の担当になりました鈴木大介です。ご挨拶を兼ねてお伺(うかが)いさせていただきました。よろしくお願いします」
 私はその瞬間、鳥肌が立った。なぜなら、既知の人であったから。
 鈴木大介と言えば、中学校三年間、一緒だったクラスメイト。
 よくブス、デブ、ブタと罵倒された。本当にムカつく奴だった。
 でも、なんで……。こんな場所にいるの?
「はあ、こちらこそ」 
 私は状況を理解できないまま、そう応えた。
 鈴木大介は丁寧に名刺を出した。私はそれを受け取り、名前をにらんだ。
 やはり、間違いない。
 だが、この男の顔を直視できない。なんでだろう? 怖い。
「新聞のお代なのですが、3456円になります」
 私は黙って用意したお金を手渡した。
「44円のお返しですね。こちらは配布物の小冊子と料理の本です。のちほど御覧になって下さいませ」
「はい」
 私は小さな声で応えた。
「ありがとう御座いました。それでは失礼します」
 私はドアを閉めて深呼吸をした。

 考えられることは一つであった。鈴木大介が新聞販売店で鎌倉地区の集金担当になったのだ。今、私の年齢は40才、中学を卒業した頃は15才。約25年も経つのか。時間の流れは恐ろしいわ。
 それにしても、どうして鈴木大介は私に気がつかなかったのだろう?
 私は直ぐに気がついたのに……。
 忘れている?
 いずれにしても不愉快だわ。あのゲスヤロウ、死ねばいいのに……。
 私は神様に祈る。鈴木大介がこの世から消滅しますようにと。
 とはいえ、祈ってところで、簡単に人間は死なないことは知っている。
 そこまで私はバカじゃない。

 それから一か月後。 
 鈴木大介は集金でやってきた。
 それを私はドアの覗き穴で確認をする。私は居留守を使った。
 彼は帰るしかなかった。
 そんなことを四、五回繰り返した。いないフリ。
 いい気味よ。私をバカにした報いを受けるべきなのよ。
 私は新聞の代金を支払っていない。ココにいないのだからしょうがない。払えないのだ。

 ところが、鈴木大介はあきらめなかった。夜の7時以降に来た。
 チャイムの音が鳴った。旦那が玄関に出て料金を支払った。
 なんとなく悔しかった。でも仕方ない。代金を支払うのは常識だから。

 それから3か月間程、私は鈴木大介を無視をしつづけた。居留守を使った。
 彼は夜の7時以降しか来なくなった。学習したのだ。
 なんだかムカついた。
 私はどうにかして意地悪がしたかった。復讐がしたかった。

 とある朝、朝食後、旦那に相談した。
「あのね。新聞なんだけど関東経済新聞に変えて欲しい」
「いやだよ。ほら毎朝新聞って読み慣れているから、それに面白いコラムもあるんだよ。読みやすいし分かりやすい。もしかしたら関東経済新聞のセールスから洗剤やお米の景品なんて貰ったのかい?」
「そんなことないけど……。ちょっと株式投資を考えてるのよ」(嘘)
「初耳だね」
「ほら、株を持っているとレストランの優待券とかオマケでもらえるのよ」
「でもさ。一般の新聞でも株式市況は売買価格は記載されているよね? トレーダー? って言うのかな。そんなことを考えているわけじゃないよね?」
「うん、ただ優待券が欲しいかなぁって……」
「株なんて素人がやるもんじゃないと思う。まして関東経済新聞なんて会社の重役が読むようなものだよ。賛成しかねるよ。それにインターネットでも株の価格は分かるわけだし、あえて新聞を変更する必要はないと思うよ」
「うん、わかった」
「ちなみにどんな株を買いたいの?」
「グルメランドと新鮮寿司」
「いくらするの?」
「まだ調べていないの」
「買うのはいいけど。ちゃんと相談してね」
「わかった」
 なんで私が株を買う必要があるのだろうか? と本気で思った。

 翌月25日、午前中。
 ピンポーンというチャイムの音でドアの覗き穴を眺めた。
 そこには円形の帽子を被った女性が佇んでいた。
「どちら様でしょう?」
インターフォン越しに問い掛ける。
「毎朝新聞の集金でお伺いしました。成瀬と申します」
「少々、お待ちを」
 おや、鈴木大介ではない。担当者が代わったのだろうか。
 私は財布から五千札を引っ張り出すと、ドアを開けた。
「桜井正一さんのお宅ですよね?」
「はい、そうです」
「3456円になります」
 私はさっと五千円札を渡す。そして1544円のツリを受け取る。
「ところで、以前、集金担当だった鈴木大介さんはどうなさったのですか?」
「えっと、言い難いことなのですが、一週間前に配達中に交通事故でお亡くなりました」
「本当に?」
「はい、会社では評判の良い方だったので非常に残念です」
「お悔やみ申し上げます」
 私はそんな言葉が自然に出て来た。それは本心ではない。条件反射的なもの。実のところ、私は突然の訃報で頭の中を整理できなかったのだ。
 そして私は小冊子と料理の本を受け取り、集金人に去ってもらった。
 ざまーみろ、心底そう思った。
 やっぱり神様はいるわ。それとも私には何か不思議な力があるのかも、と本気で思った。
 いやいや、それはただの偶然よ。偶然。それにしても……。

 私はサっちゃんとこのネタで盛り上がりたかった。
 幸福を分かち合いたかったのだ。
 グルメランドでお食事の約束を取りつけた。

 白地に赤い文字でGの大きな看板が回転していた。
「ねえ、聞いて聞いて」
 料理のオーダーを終えた私は興奮気味にサッちゃんに声をかけた。
「なにか、いいことでもあったの?」
 彼女はいつものやさしい笑みを浮かばせる。

「鈴木大介、死んだわ」

「え? いつ?」
「一週間前に」
「おかしいわね」
「うん?」

「昨日、見かけたわよ」

 サッちゃんはきょとんとした顔をしている。
 サッちゃんは冗談を言っても嘘を言う人ではない。それは私が一番知ってる。
「幽霊じゃない?」
「まさか、昼間にオバケになんて出ないよ」
「どこで?」
「ここで」
「グルメランドで?」
「そう」
 そんな会話を聞いていたのだろう。

 私たちの前に突然、鈴木大介本人現れた。

 中学時代の顔とあまり変化はなかった。スーツを着て立派な紳士であった。
 ネームプレートには鈴木大介という名前がしっかり刻まれている。
「かなちゃんだよね? お久しぶり」
 私は動揺を隠せなかった。
「生きていたの?」
「御覧の通りです」
「どこかで野垂れ死んでいたと思っていたわ」
「相変わらず、酷いな。ワタクシだって生きる権利はあるんですよ」
 鈴木大介はそう言って苦笑した。
「ないわー。とっとと死ねばいいのに……」
「まあまあ、ちょっと待っててね」
 鈴木大介はそう言い残し厨房へと姿を消した。
「どういうこと?」
 私はサッちゃんの顔を覗き込む。
「グルメランドの重役さんなのよ」
 グルメランドは全国400店舗以上ある一部上場企業。
「まさか」
「元々は町の洋食屋さんだったのよ。この二十五年間に大成長したのよ。知らなかったの? 彼は社長の息子。専務さんだわ。同級生の中では一番の大出世ね。ところで、彼が死んだというデタラメな話を誰から聞いたの?」
「いや、その、あの、たぶん、私の勘違いね」
 それから鈴木大介は颯爽とオーダーした料理を私たちのテーブルに運んだ。
 そればかりではなくフルーツパフェも『食べて』と言わんばかりに置いた。
 私は途惑った。混乱した。
 私の怒りのベクトルはどちらに進んだら良いの? 
 私の邪心は私に尋ねてくる。
 しかし、私には分からない。
 思わず、口から言葉が出た。

「ありがとう」

 あああああああああああああああああああああ!
 なんたる屈辱だ。悔しい。悲しい。
 どうして私がこんな腐れ外道に感謝の言葉を口にしないといけないの?
 私の旦那が自動車工場の志がない工員なのに。だのに。なんたる不平等。格差。
 おお! 神様、私はどうすれば良いのでしょうか?
 迷える子羊に道をお示しください、アーメン。

「お口に合えばよろしいのですが……。ごゆっくりお食事をお楽しみくださいませ」
 鈴木大介はさわなかな笑顔を作る。
「はい」私は力なく答えた。

「このフルーツパフェ、美味しい!」
 サッちゃんは無邪気に喜んでいる。はしゃいでいる。

 こんなもの……。美味しいわけないじゃん。

 私は無意識にフルーツパフェに手を動かす。
 そして口に運ぶ。

「うううう……、うまああああああああぃ!」

 気がつけば完食。そして感動。
 もう憎しみなんてどーでも良くね? なんて思う。
 ふふふっ私は簡単な女ね。たった五百円程度のデザートで買収されてしまったわ。
 洗剤? お米? それどころではない。
 情けない。私のプライドはどこへ?

 その後、新聞販売店の鈴木大介なる人物は単なる同姓同名だと言うことが判明した。
 紛らわしい。バカバカしい。アホか。死んで正解。
 
 とある日曜日。
 ビアネーゼ鎌倉601号。台所にて。
 旦那は新聞を読み、コーヒーを飲み終えた後で、
「グルメランド、1000株、買っておいたよ」とドヤ顔で私に告げた。
「どうして私に事前に相談してくれないのよ?」
 私は少々不満げな顔をした。
「かなちゃんを喜ばそうと思ったんだよ。サブライス」
 そこにはいつものやさしい旦那の顔があった。
 私は旦那の気持ちがすごく嬉しかった。けど素直に喜べないのはどうしてだろうか。

喜怒哀楽 ©偏差値45

執筆の狙い

熱しやすく冷めやすい。それが私の性格なのだが……。
小説を書くことは趣味のようなもの。面白さはあるのだが、その反面、怖さもある。
一番大切なことはバカに徹しきれることだ。それが作家魂というものではないだろうか。
なぜなら、それは公衆の面前でパンツを脱ぐ行為に似ている。
もちろん、私はそのようなことは一度もしたことがない。と思う。たぶん、ない。ないといいなぁ。もう記憶が曖昧だぁ! Kさんのような情熱が欲しいところです。アーメン。
なんでも良いので忌憚のない感想をお願いします。

偏差値45

219.182.80.182

感想と意見

さいだー・わいん

謹啓

 読みました。序盤がほんの少し苦痛に思われましたが、後半の勢いに押されておもしろく読了しました。

 情報のガチャガチャ感がいい刺激になっているのだと思います。
 一方で取捨選択の甘さもあるように思います。
 主人公の呪詛のターゲットになっている鈴木氏の情報は少ない。そのわりに朝食や家事の記述は細かい。主人公の性格を反映している朝食などにある程度は細かくするほうがいいとわかります。だとしても序盤で立て続けに書いては読者の読む気を削ぐと思います。
 鈴木氏の情報はすごく少ないですよね。読者はどうしても鈴木氏の情報をほしいと思いながら読みます。オチのための必要最小限を書いたのだと思います。でもオチがあるからこそ、思わせぶりにもっと書くべきでは?

>サブライス

 誤字? それとも旦那さんの言い間違いを表現した? 現状だと作者が言葉を知らないだけのように見えます。surpriseのことですよね。念のため。

 小さなことですが、女性言葉が過剰気味なのは気になりました。「だわ」「わよ」の類が鼻につき、作品を古く見せると思います。あってもいいと思うのですが、控えめのほうが効果的じゃないかなー。

敬白
 さいだー・わいん

2017-12-07 13:57

106.166.214.157

駄文撒き散らし男

序盤はちょっと説明的な描写が多くて読み進めるのがちょっと苦痛でしたが、それ以降、会話文が入ってからはぐいぐい読み進められました。
女言葉である地の文も突き詰めれば個性になりそうです。後半になるにつれ面白くなっていくので、序盤で読まなくなってしまう人がいそうなので、そこが残念でした。

2017-12-07 15:00

106.161.152.138

偏差値45

さいだー・わいん様 ご感想をありがとうございます。

>読みました。序盤がほんの少し苦痛に思われましたが、後半の勢いに押されておもしろく読了しました。
前半は、少々物足りないかな、とは思いましたが、文章が短いので、手抜きをしてしまいました。失礼しました。
このくらいなら大丈夫かな、という感じですね。

>主人公の呪詛のターゲットになっている鈴木氏の情報は少ない。
例えば、回想シーンなどを取り込んで具体的に示した方がよかったかもしれませんね。
個人的には鈴木氏はあまり重視していなかったのです。
勘違いや思い込みを主体的に考えていたものです。それは自分の表現力が拙い為なんでしょう。

結局、読者の欲しい情報と作り手が提供している情報が合致していないということなんでしょうね。

>サブライス
これは推敲ミスですね。失礼しました。

ご指摘、感謝します。

2017-12-08 16:26

219.182.80.182

偏差値45

駄文撒き散らし男様 ご感想をありがとうございます。

>序盤はちょっと説明的な描写が多くて読み進めるのがちょっと苦痛でしたが、それ以降、会話文が入ってからはぐいぐい読み進められました。
なるほど、苦痛ではいけませんね。反省します。
会話文の方が呑み込みやすいかもしれませんね。

>女言葉である地の文も突き詰めれば個性になりそうです。後半になるにつれ面白くなっていくので、序盤で読まなくなってしまう人がいそうなので、そこが残念でした。

実際、女言葉を意識しているわけでもないですが、注意したいと思います。
後半だけでも面白かっただけでも良かったです。次作にこの経験を活かしたいと思います。

ご指摘、感謝します。

2017-12-08 16:32

219.182.80.182

カジ・りん坊

 熱しやすく冷めやすい。それが私の性格なのだが……。と書いた人が自分を分析しているぐらいだからもう少し『喜怒哀楽』が書けているのかと思えば、なんとも平坦な『あああああああああああああああああああああ!なんたる屈辱だ。悔しい。悲しい』『うううう……、うまああああああああぃ』って、代わり映えしないね。
 喜怒哀楽って相対する感情の表現なんじゃないですか?どこに山があって谷があるのか?起伏が書かれていない。

 これで本当に面白いって言えるのかな?

 どこにオチがあるのか教えてもらっていいですか?

2017-12-08 20:09

112.137.227.226

偏差値45

カジ・りん坊様 ご感想をありがとうございます。

>代わり映えしないね。

ま、ベタでいいと思いますよ。
狂言のカタまでいくと少々違うかな、とは思いますけど。
とはいえ、いろいろな表現を勉強する必要があるかもしれませんね。

>喜怒哀楽って相対する感情の表現なんじゃないですか?どこに山があって谷があるのか?起伏が書かれていない。
喜怒哀楽とは感情だと思っているので、それが伝わっていないとしたら、表現力が足りてなかったのでしょうね。

>どこにオチがあるのか教えてもらっていいですか?
それは人は勘違いによって喜びもするし、真実を知って悔しく思うことです。
本当はどれも些細なことなんです。どーでもいいことなのですよ。

例えば、野球で巨人が勝とうが、阪神が勝とうが、どーでもいいこと。
でも、ファンにとっては大事なこと。そんな感じですね。

もっとも不味かったのは、主人公が女性であったことかな。
やはり作り手が男なので、その辺はアラが目立つと感情移入ができないかもしれません。
そこが失敗したところかな。前半も良くなかったですからね。

とはいえ、一度は女性を主人公にしたかった。作家としての鍛錬ですからね。

ご指摘、感謝します。

2017-12-08 22:30

219.182.80.182

カジ・りん坊

 何度もすいません。
『もっとも不味かったのは、主人公が女性であったことかな』だと思っておられるようですが、ぼくが思うに最も拙かったのは『人は勘違いによって喜びもするし、真実を知って悔しく思うことです。本当はどれも些細なことなんです。どーでもいいことなのですよ』をオチだと思っていることだと思いますよ。

 そんな普通の、当たり前のことをわざわざこれだけ文章を綴って『これが私の考えです』風に見せている所かな?と思います。

 本来ならもう一歩踏み込んで、なぜ人はそんな些細なことで激しく喜んだり、深く悲しんだり、火がついたように怒ったり、明るくなれるのだろうか?ぼくはこう思う!と真理に迫ることが『公衆の面前でパンツを脱ぐ行為に似ている』作家魂なんじゃないかな?ま、私はそのようなことは一度もしたことがないと御自分でわかっていらっしゃるので、忌憚のない感想としては、早めに気づいたほうがいいんじゃないかな一歩踏み込むべきだってことに。と思いました。

 その気が無くて、これでいいんだと思っているならそれでもいいとは思いますが、魂は感じないかな?と思いました。

 以上です。

2017-12-08 23:10

112.137.227.226

偏差値45

カジ・りん坊様 再度のコメント、ありがとう御座います。


>本来ならもう一歩踏み込んで、なぜ人はそんな些細なことで激しく喜んだり、深く悲しんだり、火がついたように怒ったり、明るくなれるのだろうか?ぼくはこう思う!と真理に迫ること

そこまで考えていないですね。

>その気が無くて、これでいいんだと思っているならそれでもいいとは思いますが、魂は感じないかな?と思いました。

基本的にバカなので、よく分かりません。

まあ、コメディーなので、「笑えればいいかな」程度です。
ただ、「つまらなかった」ということだけはよく分かったので、それで満足かな。
しかし、作家としては罪悪だと思いますね。反省します。
次回、頑張ります。

ご指摘、感謝します。

2017-12-09 00:52

219.182.80.182

佐藤コウキ

拝読させていただきました。

コミカルに書かれていて、読みやすかったのですが、題名の「喜怒哀楽」という印象はありませんでした。
それよりも、かな子が他人の死を本気で願ったり、他人の死を本心から喜んだりすることに薄寒い恐怖を感じました。
女に本性というものは、そうなのかもしれませんね。

細かいことを言うと
>「そんなことないけど……。ちょっと株式投資を考えてるのよ」(嘘)
>あああああああああああああああああああああ!

などはラノベ風で薄い感じがしました。

小説を書くとは公衆の面前でパンツを脱ぐこと。確かにそうかもしれませんね。
私は、作家でごはんを食べることを目指しているが、自分が小説を書いていることを家族はもちろん、知り合いにも教えていません。
もし、知られてしまったら恥ずかしくて仕方がない。

2017-12-09 11:35

60.100.119.43

偏差値45

佐藤コウキ様 ご感想をありがとうございます。

>「喜怒哀楽」
もしかしたら、それは作り手と読み手のイメージの違いかもしれないですね。

>かな子が他人の死を本気で願ったり、他人の死を本心から喜んだりすることに薄寒い恐怖を感じました。
すべての人間が善人ではありません。25年前の悪口を覚えている人間もいるわけです。
だが、言った鈴木はなんとも思っていないのです。
いろいろな人間(キャラ)がいるから物語は楽しいのかな、と思ますね。

>などはラノベ風で薄い感じがしました。
おっしゃる通りです。ラノベ風にしています。それは故意にしています。
その点でトーンの違い、色合いの違いに違和感を覚えるのかもしれないのかな、と思いますね。
このような稚拙な文章では純文学は無理ですし、大衆文学も危ういものです。
ライトノベル的で充分かな、と思う次第です。

>公衆の面前でパンツを脱ぐこと。
これは恥ずかしさであり、自信の無さを表現しています。
つまり、作家とは酷評や罵倒を恐れないことであります。バカなのだから仕方ないと思えば、なんでもありません。
駄作だったら、次に良作を作れば良いのですからイージーに考えたいものです。それが作家魂です。

ご指摘、感謝します。

2017-12-09 16:12

219.182.80.182

ダミアンマシコセ

文章テンポ好きです。あと、おち。。ですね

まあ、よくあるのが、ほんとは好きで苛めてたとかだけど。

それをこえるアイデアとかあると、いですね

このサイトによくある読みにくい純文学崩れより遥かに

好感持てました

2017-12-10 05:53

27.120.134.1

黒井太三郎

読みました。
おもしろかったです。
文章はヘタウマですが話が面白かった。

でもこれで文学賞は無理だろうなあと思います。
ご飯レベルだし、ここ文学賞一次選考ぎりぎりレベルだと思いますね。
たぶん、文章で落とされますね。

写経という方法をお教えします。

好きな作家さんの文章をワープロで丸写しするんです。
それで自分の文章と比べてみると、なるほどと思うと思います。
多少今期はいりますが文章力アップのよくある秘訣です。

2017-12-10 16:22

121.109.111.65

偏差値45

ダミアンマシコセ様 ご感想をありがとうございます。

>それをこえるアイデアとかあると、いですね
アイデアは大切ですよね。

>好感持てました
文章は最後まで読ませて伝えることができると考えていますので、
「つまらない」とか「おもしろい」とかは二の次ですね。

しかしながら、なかなかイメージを伝えるのは難しいです。
簡単に伝えれば稚拙と言われ、凝った技法は難解になり、その辺のバランスにありますね。

ご指摘、感謝します。

2017-12-10 18:21

219.182.80.182

偏差値45

黒井太三郎様 感想をありがとうございます。

>読みました。
>おもしろかったです。
>文章はヘタウマですが話が面白かった。
そう言っていただけると助かります。

>でもこれで文学賞は無理だろうなあと思います。
そうかもしれないです。
ま、文学賞にもいろいろありますから。

>好きな作家さんの文章をワープロで丸写しするんです。
なるほど、自分の場合は、その小説を何度も読むということです。
あとは小説とアニメの比較ですね。この場面で小説はどのように伝えているのかな、
そんな感じで興味が湧きます。

ご指摘、感謝します。

2017-12-10 18:38

219.182.80.182

岡田寄良

拝読しました。
面白かったです。
最初は可愛らしい人妻だなと思っていたら、段々と本性がさらけ出されて、ラストへ着地。
人間というものが面白く描かれていて、ある意味小説の王道的な作品だなと思いました。
喜怒哀楽とのタイトルからこの作品の面白さは狙って書かれたものだと思いますが、結構傑作の部類に入るんじゃないかなと思います。

2017-12-10 22:05

106.130.0.198

偏差値45

岡田寄良様 感想をありがとうございます。

>拝読しました。
>面白かったです。

素直に嬉しく思います。

>ある意味小説の王道的な作品だなと思いました。
悪く言えば、ベタということなんでしょうが、よくある勘違い、思い込みを扱った物語です。
しかし、どんなジャンルでもある事柄なので応用として他の物語でも利用できます。
だから習作としては一度はやらねばないかな、と思いました。

>喜怒哀楽とのタイトル
実はあまり考えていなかったのです。
ただ漠然としたイメージ。タイトルはいつも最後に考えているので。

今回は女性の主人公、人違い、何処にでもいる普通の人という要素を故意に入れています。
そしてラノベ風。出来るだけかるくかるく。しかし、一部の読者には不評でしたが……。
その上で泣き笑いがあればいい、と考えました。

>結構傑作の部類
お褒めの言葉、感謝します。

2017-12-11 15:18

219.182.80.182

野良猫

拝読しました!

先日は感想ありがとうございました!
さて。

>私はココア派なのでクッキーは必需品。
 そして紅茶派はビスケット、だな?(トルコ葉のトレンドに火を点けながら)

>「男の人って案外、ぽっちゃり体形を好きな人が多いって雑誌に書いてあったよ。だから大丈夫じゃないの? 健康上でも問題ないんでしょう?」
 「ぽっちゃり」と「デブ」は別物だ。それに、痩せているから健康というわけでもないしな。(トルコ葉のトレンドをふかしながら)。

>家に帰って一番にやることはインターネット。いい時代になったわ。すごく便利。
 でもねえ、ウィンドウズ10の更新プログラムは気をつけたほうがいいですよ? 野良猫のパソコンは、いまものすごく調子悪いですから。更新プログラムのせいで。デリケートな精密機器ほど壊れやすいってやつです。

と、いうわけで、最後まで読んだのですが、まだオチまでいってない感じかな。と、思いました。
それでは、失礼します!

2017-12-12 21:08

153.223.188.194

拝読しました。

もともと性格悪い主人公の一人語りが好みで、この作品もやはり好みでした。
個人的にはもっと呪詛吐いてもらっても楽しめるんですけど、このくらいに抑えて要所要所で刺していくのもいいな、と感じました。どうでしょう、このやり方をこれから自家薬籠中のものにするというのは。

それから主人公の被害妄想なところと、毒振りまいときながら最後パフェの甘さにやられちゃうところ、前者は描写をもっと増やして、後者は対比を強調すれば、ふつうに公募で勝負できる長さの作品になるのでは、という感じです。
ま、その辺の細かい釣り合いが一番難しいんですけどね。

どんなものかと思って読みに来ましたが、お上手だし、この質でわりと頻繁に投稿されているみたいで驚きました。次見かけたらまた読みます。

それでやはり文学というゲームは苦手ですか。

2017-12-12 22:06

118.103.63.153

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